JP2018195082A - 入力装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、前記付属品の取り付け位置に応じて、表示部の表示を制御する、請求項1に記載の入力装置である。
請求項3に記載の発明は、前記制御手段は、前記付属品が前記装置本体に取り付けられた場合、当該付属品の機能をソフトウェア的に実現する表示を前記表示部から消去する、請求項2に記載の入力装置である。
請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、前記付属品の取り付け位置に応じて、表示コンテンツに対する操作入力を受け付ける被操作子の表示上のレイアウトを変化させる、請求項2に記載の入力装置である。
請求項5に記載の発明は、前記付属品の取り付け後に前記被操作子が表示される領域は、当該付属品を取り付ける前の当該被操作子が表示されている領域よりも当該付属品の取り付け位置から遠ざかる方向に位置している領域を含む、請求項4に記載の入力装置である。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、前記付属品の取り付け位置に応じて、操作入力の検知動作を制御する、請求項1に記載の入力装置である。
請求項7に記載の発明は、前記制御手段は、前記付属品の近くに配置された第一の被操作子について設定される検知範囲の拡張量であって、当該第一の被操作子の目視上の配置位置から当該付属品から遠ざかる方向への当該拡張量を、当該第一の被操作子よりも当該付属品から遠い位置に配置された第二の被操作子についての当該拡張量よりも大きな値に設定する、請求項6に記載の入力装置である。
請求項8に記載の発明は、前記制御手段は、前記付属品が取り付けられている方向への連続的な操作入力が検知される場合、当該方向とは異なる方向への連続的な操作入力が検知される場合よりも、当該連続的な操作入力に対応する機能の有効化を早める、請求項6に記載の入力装置である。
請求項9に記載の発明は、前記装置本体に取り付けられた状態の前記付属品は、操作入力に使用される領域との間に一段高い段差を形成する、請求項1に記載の入力装置である。
請求項10に記載の発明は、前記付属品は、操作入力を光学的に検知する入力検知手段を収容する構造体である、請求項9に記載の入力装置である。
請求項11に記載の発明は、前記検知手段は、撮像手段で撮像された画像に基づいて、前記付属品の取り付け位置を検知する、請求項1に記載の入力装置である。
請求項12に記載の発明は、前記検知手段は、前記装置本体に対する前記付属品の着脱を検知するセンサである、請求項1に記載の入力装置である。
請求項13に記載の発明は、前記センサは、前記装置本体の複数の位置に設けられている、請求項12に記載の入力装置である。
請求項14に記載の発明は、コンピュータに、装置本体に対する付属品の取り付け位置を検知する処理と、検知された前記取り付け位置に応じて、操作入力に関連する制御を変化させる処理とを実行させるためのプログラムである。
請求項2記載の発明によれば、表示の変化を通じて操作入力を容易にできる。
請求項3記載の発明によれば、表示の変化を通じて操作入力を容易にできる。
請求項4記載の発明によれば、被操作子の表示上のレイアウトの変化を通じて操作入力を容易にできる。
請求項5記載の発明によれば、被操作子の表示上のレイアウトの変化を通じて操作入力を容易にできる。
請求項6記載の発明によれば、検知動作の変化を通じて操作入力を容易にできる。
請求項7記載の発明によれば、検知動作の変化を通じて操作入力を容易にできる。
請求項8記載の発明によれば、検知動作の変化を通じて操作入力を容易にできる。
請求項9記載の発明によれば、段差が形成される部分の操作入力を容易にできる。
請求項10記載の発明によれば、光学的な検知手段の後付けによって操作環境が変化する場合でも操作入力を容易にできる。
請求項11記載の発明によれば、付属品の取り付けによる操作環境の変化に応じて制御を変化させない場合に比して、操作入力を容易にできる。
請求項12記載の発明によれば、付属品の取り付けによる操作環境の変化に応じて制御を変化させない場合に比して、操作入力を容易にできる。
請求項13記載の発明によれば、付属品の取り付けによる操作環境の変化に応じて制御を変化させない場合に比して、操作入力を容易にできる。
請求項14記載の発明によれば、付属品の取り付けによる操作環境の変化に応じて制御を変化させない場合に比して、操作入力を容易にできる。
ここでは、画像形成装置を例に説明する。本実施の形態で説明する画像形成装置は、記録材(以下、代表して「用紙」と記す場合もある。)に画像を形成する装置であり、コピー機能、スキャナ機能、ファックス送受信機能、印刷機能を備えている。もっとも、画像形成装置は、これら全ての機能を搭載する必要はなく、いずれか1つの機能に特化した装置、例えば複写機、スキャナ、ファックス送受信機、プリンタ(3次元プリンタを含む。)でもよい。
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置1の外観図である。図2は、実施の形態1に係る画像形成装置1の内部構造を示す図である。
画像形成装置1は、原稿の画像を読み取る画像読取装置100と、記録材上に画像を記録する画像記録装置200と、を備えている。また、画像形成装置1は、ユーザからの操作入力の受付やユーザに対する各種情報の表示を行なうユーザインターフェース(UI)300を備えている。
さらに、画像形成装置1は、画像形成装置1の全体動作を制御する制御装置500を備える。ここでの制御装置500は、検知手段の一例であると共に制御手段の一例でもある。
画像読取装置100は、原稿の画像を読み取る画像読取部110と、この画像読取部110に原稿を搬送する原稿搬送部120と、を備えている。原稿搬送部120は、画像読取装置100の上部に配置され、画像読取部110は、画像読取装置100の下部に配置されている。
原稿搬送部120は、原稿を収容する原稿収容部121と、この原稿収容部121から搬送された原稿が排出される原稿排出部122とを有し、原稿収容部121から原稿排出部122へ原稿を搬送する。原稿搬送部120は、原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)とも呼ばれる。
画像記録装置200は、用紙Pに画像を形成する画像形成部20と、画像形成部20に対して用紙Pを供給する用紙供給部60と、画像形成部20にて画像が形成された用紙Pを排出する用紙排出部70と、画像形成部20にて一方の面に画像が形成された用紙Pの表裏を反転させ、画像形成部20に向けて再度搬送する反転搬送部80と、を備えている。
表示部には、各種の情報を提供する画面や個々の機能に対応付けられたキー(いわゆるソフトウェアキー)が表示される。本実施の形態の場合、表示部の表面側には、操作受付部が配置される。操作受付部には、指先の接近を静電容量の変化により検知する静電容量式のタッチセンサ、指先の接近を光学的に検知する光学センサ等を使用する。タッチセンサは接触型の座標入力装置であり、光学センサは非接触型の座標入力装置である。
操作受付部によって、ソフトウェアキーやハードウェアキーを用いた操作入力が検知される。「操作入力」とは、何らかの指示を与えることを目的とした操作のことを指し、例えばハードウェアキーの押下、画面のタップ操作、画面のスクロール操作、アイコンの選択操作などがある。
画像形成装置1は、以下のように動作する。
例えば、画像形成装置1は、画像形成装置1を使用して原稿をコピーすることができる。すなわち、画像形成装置1は、画像読取装置100によって読み取られた原稿の画像データを画像記録装置200に与え、原稿の画像を用紙Pに形成することができる。
また、画像形成装置1は、通信回線に接続された不図示のパーソナルコンピュータ(PC)等から印刷のジョブを受信し、受信した画像を用紙Pに形成することができる。すなわち、画像形成装置1は、通信回線を介して受信した印刷のジョブに含まれる画像データを画像記録装置200に与え、画像を用紙P上に形成することができる。
また、画像形成装置1は、ファクシミリの送受信を行なうことができる。すなわち、画像形成装置1は、画像読取装置100によって読み取られた原稿の画像データを、通信回線を介して送信することができる。
さらに、画像形成装置1は、原稿の画像データを保存することができる。すなわち、画像形成装置1は、装置の内部や通信回線を介して接続されたPCに原稿の画像データを保存することができる。
図3は、画像形成装置1を構成する制御装置500等の機能ブロック構成例を説明する図である。
制御装置500は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)501と、ROM(Read Only Memory)502と、RAM(Random Access Memory)503と、画像データ等の記憶に用いられる記憶装置504と、画像データが表す画像に色補正や階調補正などの画像処理を加える画像処理部505とを備える。
記憶装置504は、ハードディスク装置や半導体メモリなどで構成され、画像読取装置100で読み取った原稿の画像や通信装置400を通じて受信した画像に関するデータを記憶する。また、記憶装置504は、必要に応じてプログラムの記憶にも用いられる。
画像処理部505は、例えば専用のプロセッサや処理ボードとして構成され、色補正や階調補正などの画像処理を実行する。
表示部301は、例えば液晶ディスプレイパネルや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイパネルで構成される。
操作受付部302は、操作入力に使用される領域(以下「検知領域」といい、例えば表示部301の表面を含む。)上における入力物体の位置や移動を操作入力として検知する操作検知部として機能する。
入力物体とは、入力装置に対して何らかの指示を与える際に用いられる物体のことを指し、例としては指やペンなどが挙げられる。
接触型の座標入力デバイスは、表示部301の表面上に重ねて配置される。
センサ部には撮像カメラを用いる方式と受光素子を用いる方式がある。例えば撮像カメラを用いる場合、撮像カメラは検知面を構成する一辺の両端位置に配置される。PD(Photodiode)等の受光素子を用いる場合、受光素子をLED(Light Emitting Diode)等の発光素子と対向する位置に配置する方式や受光素子を発光素子と互い違いに一列に配置する方式等がある。
非接触型の座標入力デバイスにおける検知領域は、表示部301とは無関係である。従って、光学的に検知可能な範囲である限り、表示部301以外の空間領域も検知領域として使用することができる。例えば筐体表面に印刷された記号などに対する操作も、表示部301に表示されたソフトウェアキーと同等に検知される。
外部インターフェース(外部IF)450は、周辺機器との接続用に用意されたインターフェースであり、例えばUSB(Universal Serial Bus)、マイク入力、イヤホンジャック等がある。前述した通信装置400は、外部インターフェース450の一例である。
本実施の形態における外部インターフェース450は付属品の取り付けに使用される。また、通信装置400と外部インターフェース450は、画像記録装置200やユーザインターフェース300の一部に設けられていてもよい。
続いて、操作入力検知機能部について説明する。本実施の形態における操作入力検知機能部は、ユーザインターフェース300と制御装置500(CPU501)との協働によって実現される。
もっとも、操作入力検知機能部は、ユーザインターフェース300単独の機能として実現してもよいし、制御装置500単独の機能として実現してもよい。
検知範囲は検知領域の部分領域であり、データ処理のための仮想空間上に定義されている。
本実施の形態における被操作子は、入力装置に物理的に設けられたハードウェアキー(ボタンなど)でもよいいし、表示画面上に表示されるソフトウェアキー(記号、絵柄など)でもよい。
図4では、操作受付部302として接触型の座標入力デバイスを用いる場合を想定する。この場合、操作受付部302は、表示部301の表面側に配置されるので、表示部301の表示領域と操作受付部302による入力物体の検知領域とは互いに重複する。
ここでの取り付け検知部352は検知手段の一例である。また、レイアウト選択部353は、付属品の取り付け位置に応じて操作入力に関連する制御を変化させる制御手段の一例である。
前述したように、ユーザの利便性を向上させる目的で様々な種類の付属品が用意されている。付属品には、例えばテンキー、マイク、カメラ、USB、指紋認証ユニット等がある。
図5は、付属品の一例であるテンキーを、表示部301の右側に取り付ける例を説明する図である。(a)は付属品としてのテンキーを取り付ける前の状態を表す図であり、表示部301にはソフトウェアキーとしてのテンキーが表示されている。(b)は付属品としてのテンキー600の取り付け中の様子を表す図である。(c)は付属品としてのテンキー600を取り付けた後の状態を表す図である。
図5においては、表示部301の右隣にテンキー600が取り付けられているが、この位置は右利きのユーザを想定したもので、左利きのユーザを想定する場合には、テンキー600を表示部301の左隣に取り付けてもよい。
ところで、スクロールバーやインデックスバーといった帯状の操作領域は、一般に表示部301の外縁に沿って配置される。特に幅が狭い枠によって外周が囲まれた表示部301では、スクロールバーやインデックスバーとテンキー600によって形成される段差との距離が近くなる。このため、心理的な影響でユーザの操作位置がスクロールバー等の表示位置からズレ易く、スクロールバー等を正しく操作できない場合も生じる。
なお、複数個のセンサが画像形成装置1(図1参照)に組み込まれていてもよい。組み込み位置は既知であるので、付属品の取り付けを検知したセンサが特定されれば、付属品の取り付け位置も特定される。
(a)はユーザがカメラ700(例えばデジタルカメラ)を用いて表示部301とテンキー600を撮影する様子を示し、(b)はカメラ700で撮影された写真701を示す。ここでのカメラ700は、画像形成装置1(図1参照)に備え付けられていてもよいし、付属品として後付けされていてもよいし、画像形成装置1とは関係なくユーザが用意してもよい。
画像認識処理を用いる方法は、付属品の取り付け位置を予測できない場合(例えばクリップ型の部材を用いて取り付ける場合)に付属品の取り付け位置を検知するのに効果的である。
操作入力検知機能部351の動作は概略2段階で実行される。1段目の動作は、付属品の取り付けが検知されたタイミングや表示部301に表示される表示コンテンツの内容が切り替えられるタイミングに実行される。
ここで、表示コンテンツとは、表示部301に表示される内容全般を指し、文字や画像、リストやアイコンなど表示部301に表示されるものであれば何でもよい。例えば表示部301に複数の項目がリスト表示されていた場合、その1つ1つの項目も表示コンテンツの一例である。なお、複数の項目からなるリスト全体を表示コンテンツと呼ぶこともできる。
一方、取り付けられている付属品が存在する場合(肯定結果の場合)、取り付け検知部352は、付属品の取り付け位置を検知する(ステップ102)。取り付け位置は、付属品の取り付けを検知したセンサの位置や画像認識処理の結果を使用する。
本実施の形態では、説明を簡単にするために、取り付け位置の情報だけを使用する。
表示部301に表示される被操作子には、ソフトウェアキー、アイコン、操作バー、メニューバー等が含まれる。
レイアウト選択部353は、被操作子の表示位置と付属品の取り付け位置との距離が予め定められた基準距離未満の場合に肯定結果を得、基準距離以上の場合に否定結果を得る。判定用の基準距離はユーザが変更できるようにしてもよい。
なお、ステップ101で否定結果が得られていた場合、レイアウト選択部353は、ステップ104の判定でも否定結果を得る。
本実施の形態の場合、被操作子の配置に関するレイアウトの候補が1つ又は複数用意されており、レイアウト選択部353は、用意されている候補の一つを表示に使用する。変更前のレイアウトに比して操作入力が容易なレイアウトが選択される。被操作子の配置はユーザの好みによって選択できるようにしてもよい。レイアウトの候補の具体例については後述する。
なお、ステップ104で否定結果が得られた場合、レイアウトの変更は行われない。
入力座標がそもそも存在しない場合や検知されていた入力座標が消滅した場合、操作検知部354は、否定結果を得て実行中の検知処理を終了する。検知処理が終了すると、新たな検知処理が開始される。
入力座標から入力物体の存在が検知された場合(ステップ106で肯定結果が得られた場合)、操作検知部354は、入力物体の座標を取得する(ステップ107)。操作検知部354は、認識された入力物体毎にサンプリングされた複数の座標列(移動軌跡)を取得する。
操作検知部354は、入力座標がいずれかの検知範囲に含まれる場合であってクリック等の指示が検知されると、対応する被操作子に対する操作を有効とみなす。
以下、図8〜図10を用いて、レイアウト選択部353によるレイアウトの変化を説明する。以下では、被操作子がスクロールバーである場合について説明する。
図8は、表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー311が画面表示されている場合のレイアウトの変化例を説明する図である。
(a)は付属品としてのテンキー600が取り付けられる前のレイアウトを示し、(b)はテンキー600が取り付けられた後のレイアウトを示している。
図8の場合、スクロールバー311は表示部301の左辺側に沿って表示されている。この表示位置は、テンキー600が取り付けられる表示部301の右辺側とは反対である。このため、前述したステップ104(図7参照)の判定において否定結果が得られる。結果的に、表示上のレイアウトはテンキー600の取り付けの前後で変化しない。
図8の配置の場合、スクロールバー311が表示されている表示部301の左辺側では操作環境が変化しないため、表示幅が標準サイズであってもユーザは何の支障もなくスクロールバー311を操作することができる。
図9は、表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー311が画面表示されている場合のレイアウトの他の変化例を説明する図である。
(a)は付属品としてのテンキー600が取り付けられる前のレイアウトを示し、(b)はテンキー600が取り付けられた後のレイアウトを示している。
図9の場合、スクロールバー311は、表示部301の右辺側に沿って表示されている。この表示位置は、テンキー600が取り付けられる表示部301の右辺側と同じである。このため、前述したステップ104(図7参照)の判定において肯定結果が得られ、テンキー600の取り付けの前後でレイアウトが変化する。
幅W2は、ユーザがテンキー600の存在を意識せずにスクロールバー311を操作可能な値であればよい。具体的な値は、テンキー600の取り付けによって形成される段差の高さ等を考慮して経験的に定められる。
本レイアウト例の場合も、スクロールバー311の表示幅W1は標準サイズである。ただし、本レイアウト例の場合には、テンキー600の取り付け位置とスクロールバー311との間に隙間が設けられているので、スクロールバー311の表示幅W1が標準サイズであっても、ユーザはスクロールバー311を容易に操作することができる。
図10は、表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー311が画面表示されている場合のレイアウトの他の変化例を説明する図である。
(a)は付属品としてのテンキー600が取り付けられる前のレイアウトを示し、(b)はテンキー600が取り付けられた後のレイアウトを示している。
図10の場合も、テンキー600の取り付け位置は、スクロールバー311の表示側と同じである。従って、前述したステップ104(図7参照)の判定において肯定結果が得られ、テンキー600の取り付けの前後でレイアウトが変化する。
拡張幅W3は、テンキー600の取り付けによって形成された段差を避けようとする心理がユーザに作用する場合でもユーザの指先がスクロールバー311に触れる値に定められる。具体的な値は、テンキー600の取り付けによって形成される段差の高さ等を考慮して経験的に定められるが、例えば図9で示した標準サイズの表示幅W1と隙間の幅W2を足し合わせた値に設定される。
図8〜図10においては、被操作子が、表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー311の場合について説明したが、被操作子は他のソフトウェアキーでもよい。例えば表示領域を水平方向に移動させるスクロールバー、予め定めた機能が紐付けられている絵柄やアイコン等でもよい。
前述の実施の形態1においては、付属品の取り付け位置の検知に応じて表示部301に表示される被操作子の表示上のレイアウトを変化させる場合について説明したが、ここでは被操作子に対応付けられる検知範囲を変化させる場合について説明する。
なお、本実施の形態の場合も、装置構成として画像形成装置1を想定する。
図11は、実施の形態2で使用する操作入力検知機能部361を説明する図である。図11には図4との対応部分に共通の符号を付している。
ここでも、操作受付部302として接触型の座標入力デバイスを用いる場合を想定する。
検知範囲設定部363は、個々の被操作子と付属品の取り付け位置との関係に応じて、個々の被操作子についての検知範囲を設定する機能を提供する。従って、検知範囲設定部363は、付属品の取り付け位置に応じて操作入力に関連する制御を変化させる制御手段の一例である。
まず、取り付け検知部352は、取り付けられている付属品の有無を判定する(ステップ201)。判定には、前述したセンサ出力や画像認識処理の結果を使用する。取り付けられている付属品が存在しない場合(否定結果の場合)、取り付け検知部352は、ステップ203に進む。
一方、取り付けられている付属品が存在する場合(肯定結果の場合)、取り付け検知部352は、付属品の取り付け位置を検知する(ステップ202)。取り付け位置は、付属品の取り付けを検知したセンサの位置や画像認識処理の結果を使用する。
続いて、検知範囲設定部363は、個々の被操作子の表示位置と付属品の取り付け位置との関係を取得する(ステップ204)。
この後、検知範囲設定部363は、付属品の取り付け位置との関係に応じて、個々の被操作子についての検知範囲を設定する(ステップ205)。ここでは、基本的に、取り付け位置の近くの被操作子についての検知範囲が表示上の配置位置よりも遠ざかる方向に拡張されるように設定される。
入力座標がそもそも存在しない場合や検知されていた入力座標が消滅した場合、操作検知部354は、否定結果を得て実行中の検知処理を終了する。検知処理が終了すると、新たな検知処理が開始される。
入力座標から入力物体の存在が検知された場合(ステップ206で肯定結果が得られた場合)、操作検知部354は、入力物体の座標を取得する(ステップ207)。操作検知部354は、認識された入力物体毎にサンプリングされた複数の座標列(移動軌跡)を取得する。
操作検知部354は、入力座標がいずれかの検知範囲に含まれる場合であってクリック等の指示が検知されると、対応する被操作子に対する操作を有効とみなす。
以下、図13〜図16を用いて、検知範囲設定部363により設定される検知範囲の変化を説明する。
図13は、付属品が取り付けられる前の検知範囲の設定状態を説明する図である。
図13の場合、表示部301には、連絡先A、B、C…Fの情報がリスト形式で表示画像の上から下に順番に表示されている。連絡先Aの情報が表示されている側の辺が表示部301の上辺であり、連絡先Fの情報が表示されている側の辺が表示部301の下辺である。
ユーザは、操作対象とする連絡先の表示領域に指先を触れることで、操作対象であることをユーザインターフェース300に指示する。
図13の場合、表示部301の周囲に取り付けられた付属品が存在しないので、個々の被操作子に対応する検知範囲の幅はいずれも表示領域の幅に等しいLである。
図14は、付属品610が表示部301の上辺部分に取り付けられた場合の検知範囲の設定例を説明する図である。なお、図14の例では、付属品610の取り付け位置だけを破線で示している。取り付けられる付属品610は、例えばカメラ、照明具等でよい。
図14では、連絡先Aを触ろうとした指先(指示領域800)が連絡先Bの方向にズレ、連絡先Aと連絡先Bの両方に触れている。ズレの原因は、付属品610によって形成された段差を避けようとする心理が無意識に働くためである。この心理は、段差の高さが大きいほど強くなり易い。
これに対し、本実施の形態では、付属品610が取り付けられている表示部301の上辺側に位置する複数個の被操作子に対する検知範囲が上辺側から遠ざかる方向に拡張され、その拡張量は上辺側に近いほど大きい値に設定されている。この検知範囲の設定は、検知範囲設定部363(図11)が実行する。
図14の場合、検知範囲の幅を表示部301の上辺から遠ざかる方向に拡張しているのは連絡先A、B、Cの3つである。
連絡先の目視上の幅をLとすると、具体的な拡張量は、連絡先A、B、Cの順番にL/2、L/3、L/4である。すなわち、付属品610の取り付け位置の近くに位置する連絡先ほど拡張量が大きくなるように定められている。
図14の例では、リスト形式による表示であるので、連絡先A、B、C、…、Fの表示領域は連続している。このため、拡張後の連絡先A、B、Cに対応する検知範囲は、隣に表示される連絡先B、C、Dの表示領域と部分的に重複することになる。このため、連絡先A、B、C、…、Fに対応する検知範囲の幅は、順番に3L/2(=18L/12)、5L/6(=10L/12)、11L/12、3L/4(=9L/12)、L、Lとなる。
従って、操作検知部354は、指示領域800が連絡先Aの表示領域と連絡先Bの表示領域にまたがるようにズレていても、ユーザが指定したのは連絡先Aであると検知でき、ユーザの指示操作が容易になる。
図15は、表示部301にリスト形式の表示画像が表示されている場合における検知範囲の他の設定例を説明する図である。
図15の場合、表示部301に表示されている表示画像の内容が、図14の表示内容に対して上辺側にズレている。ズレ量は、連絡先の目視上の幅のL/2である。このため、表示部301の上辺側には連絡先Aの下半分だけが表示され、表示部301の下辺側には連絡先Gの上半分だけが表示されている。
図15の場合、連絡先A、B、C、…、F、Gに対応する検知範囲の幅は、順番にL、5L/6(=10L/12)、11L/12、3L/4(=9L/12)、L、L、L/2となる。
このように、被操作子の表示部301上における表示位置や表示サイズが変化する場合でも、付属品610の取り付け位置に近い連絡先Aの検知範囲が拡張されるため、指定操作の難しい連絡先Aでも容易に操作できる。
図14及び図15の例では、連絡先A、B、Cに対する検知範囲の拡張量をL/2、L/3、L/4に設定したが、この値は一例である。
図16は、表示部301にリスト形式の表示画像が表示されている場合における検知範囲の他の設定例を説明する図である。
図16の場合、連絡先A、B、Cに対する検知範囲の拡張量をL/2、5L/12、L/4に設定している。
本実施の形態で説明した検知範囲の拡張技術により、指示操作の困難な領域を減らすことができる。結果的に、被操作子のレイアウトの自由度が向上される。例えば従前に比して被操作子のサイズを小さくしたり、付属品610により近い位置に被操作子を配置したりできる。
ここでは、付属品が取り付けられている方向への連続的な操作入力が検知される場合における機能の有効化を、当該方向とは異なる方向への連続的な操作入力が検知される場合よりも早めるように制御を変化させる場合について説明する。
前述したように、付属品の取り付け位置には操作入力に使用する面よりも高い段差が形成され易く、ユーザは無意識のうちに段差よりも手前で操作入力を停止してしまう。
そこで、本実施の形態では、機能の有効化に方向依存性を設ける。
なお、本実施の形態の場合も、装置構成として画像形成装置1を想定する。
図17は、実施の形態3で使用する操作入力検知機能部371を説明する図である。図17には図4との対応部分に共通の符号を付している。
ここでも、操作受付部302として接触型の座標入力デバイスを用いる場合を想定する。
ここでの操作検知部372は、付属品の取り付け位置に応じて操作入力に関連する制御を変化させる制御手段の一例である。
操作入力検知機能部371は、付属品の取り付けを検知する処理(1段目)と、新たな操作入力の検知のたびに実行する処理(2段目)との概略2段階で実行される。1段目の処理は取り付け検知部352が実行し、2段目の処理は操作検知部372が実行する。
一方、取り付けられている付属品が存在する場合(肯定結果の場合)、取り付け検知部352は、付属品の取り付け位置を検知する(ステップ302)。取り付け位置は、付属品の取り付けを検知したセンサの位置や画像認識処理の結果を使用する。
入力座標がそもそも存在しない場合や検知されていた入力座標が消滅した場合、操作検知部372は、否定結果を得て実行中の検知処理を終了する。検知処理が終了すると、新たな検知処理が開始される。
入力座標から入力物体の存在が検知された場合(ステップ303で肯定結果が得られた場合)、操作検知部372は、入力物体の座標を取得する(ステップ304)。操作検知部372は、認識された入力物体毎にサンプリングされた複数の座標列(移動軌跡)を取得する。
一方向への連続した移動ではなかった場合、操作検知部372は否定結果を得てステップ306に進み、取得された座標列から操作入力を特定し、出力する。ステップ306では、例えばタップであるか、ダブルタップであるか、ロングタップであるか等が特定される。操作入力がタップであった場合、タップされた座標位置にソフトウェアキーが割り当てられていれば、ソフトウェアキーに紐付けられている機能が実行される。
本実施の形態の場合、実行条件1は、表示部301の外縁からの距離で規定されている。図19は、付属品610が表示部301の上辺部分に取り付けられた場合に機能が有効化される位置の違いを説明する図である。
図19の場合、上辺方向に連続的に移動する指先850が距離W1で規定される範囲の内側に入ること、すなわち表示部301の外縁から指先850までの距離がW1未満になる場合、実行条件1を満たすと判定される。
なお、実行条件1は、操作入力が開始されてからの移動距離で規定されてもよい。この場合には、操作入力が開始されてからの指先850の移動距離が判定距離1を超える場合、実行条件1を満たすと判定される。
ステップ308で肯定結果が得られると、操作検知部372はステップ310に進み、操作入力に対応する機能を有効化する。例えば画面の切り替えを有効化し、又は、アイコンの次ページへの移動を有効化し、又は、アイコンのフォルダへの移動を有効化する。
本実施の形態の場合、実行条件2も、表示部301の外縁からの距離で規定されている。
図19の場合、下辺方向に連続的に移動する指先850が距離W2で規定される範囲の内側に入ること、すなわち表示部301の外縁から指先850までの距離がW2未満になる場合、実行条件2を満たすと判定される。
なお、指先850の連続的な移動方向が表示部301の右辺方向や左辺方向の場合にもステップ309の判定処理が実行される。すなわち、実行条件2を満たすか否かが判定される。もっとも、指先850の移動方向が下辺側か、右辺側か、左辺側かによって実行条件2の距離に違いを設けてもよい。この場合でも、各距離は、実行条件1の距離W1よりも小さい。
ステップ309で肯定結果が得られると、操作検知部372はステップ310に進み、操作入力に対応する機能を有効化する。例えば画面の切り替えを有効化し、又は、アイコンの次ページへの移動を有効化し、又は、アイコンのフォルダへの移動を有効化する。
図20は、表示部301にページBが表示されている状態で付属品610が取り付けられている上辺方向に画面の切り替え操作が行われる場合を説明する図である。(a)はページの切り替え前の状態を示し、(b)はページの切り替え後の状態を示す。
図20の場合、操作入力に対応する機能が有効になる条件は、指先850が表示部301の上辺から距離W1の範囲に入ることである。(a)の場合、実線で示す指先850と上辺との距離が距離W1より短くなっている。このタイミングで、表示部301の表示ページは、(b)に示すようにページAに切り替えられる。
図21の場合、操作入力に対応する機能が有効になる条件は、指先850が表示部301の下辺から距離W2の範囲に入ることである。(a)の場合、実線で示す指先850と下辺との距離が距離W2より短くなっている。このタイミングで、表示部301の表示ページは、(b)に示すようにページBに切り替えられる。
なお、表示部301の右辺や左辺の方向への画面の切り替えについても同様である。
図22は、アイコン851を付属品610が取り付けられている上辺側に隠れている次ページにドラッグ移動する場合を説明する図である。(a)はページの切り替え前の状態を示し、(b)はページの切り替え後の状態を示す。
本例の場合も、操作入力に対応する機能が有効化される条件は、指先850が表示部301の上辺から距離W1の範囲内に入ることである。図22の場合、実線で示す指先850と上辺との距離が距離W1より短くなっている。このため、アイコン851は、(a)に示すようにページAの上辺に近づいた段階で(アイコン851が上辺に達しなくても)、(b)に示すようにページBに移動される。
本例の場合も、操作入力に対応する機能が有効化される条件は、指先850が表示部301の下辺から距離W2の範囲内に入ることである。図23の場合、実線で示す指先850と下辺との距離が距離W2より短くなっている。このため、アイコン851は、(a)に示すようにページBの下辺に近づいた段階で(b)に示すようにページAに移動される。
なお、表示部301の右辺や左辺の方向へのドラッグ移動についても同様である。
図24は、フォルダ852、853にアイコン855、856をドラッグ移動する場合を説明する図である。
表示画像のレイアウトによっては、フォルダ852が表示部301の上辺に沿う位置に表示されたり、フォルダ853が表示部301の下辺に沿う位置に表示されたりすることがある。
上辺側のフォルダ852にアイコン855をドラッグ移動する場合、指先850が表示部301の上辺から距離W1の範囲に入れば、フォルダ852への移動が有効化される。
一方、下辺側のフォルダ853にアイコン856をドラッグ移動する場合、指先850が下辺から距離W2の範囲に入れば、フォルダ853への移動が有効化される。
このため、ユーザが無意識のうちに表示部301の上辺から離れた位置でアイコン855のドラッグ移動を停止しても、フォルダ852へのアイコン855の移動が有効として扱われる。
前述の実施の形態では、操作入力の検知に接触型の座標入力デバイスを用いていたが、本実施の形態では、操作入力の検知に非接触型の座標入力デバイスを用いる場合について説明する。
図25は、ノート型のコンピュータ900に座標検知センサ950を取り付けて使用する例を説明する図である。(a)はコンピュータ900に座標検知センサ950を取り付けた状態を説明する図であり、(b)は座標検知センサ950の外観構成を示す図である。コンピュータ900は入力装置の一例であり、座標検知センサ950が付属品の一例である。なお、座標検知センサ950の筐体は、操作入力を光学的に検知する検知手段を収容する構造体でもある。
本実施の形態の場合、座標検知センサ950は独立した筐体に格納されており、筐体の一方の端部にはケーブル953を通じてコネクタ954が取り付けられている。コネクタ954は、装置本体901との接続用であり、データ通信の他、装置本体901からの給電に使用される。
これらの各部は例えばバス918を通じて互いに接続されており、バス918を介してデータを受け渡しする。
本実施の形態における制御部911は、座標検知センサ950(図25参照)とともに入力装置としての機能を提供する。
本実施の形態における制御部911は、前述した実施の形態における操作入力検知機能部351(図4)、361(図11)、371(図17)として機能する。
本実施の形態の場合、発光素子951と受光素子952が配列される側面の幅は例えば17mmである。この数値は一例であり、例えば10mm以上でもよい。ここでの幅は、取り付け面に対する段差の高さを与える。
図25の例では、座標検知センサ950は表示部903の下辺に沿うように取り付けている。もっとも、表示部903の下辺は取り付け位置の一例であり、表示部903の上辺、左辺及び右辺のいずれに対しても取り付け可能である。取り付けには、例えば両面テープや面ファスナーを用いればよい。
図25に示すように、発光素子951と受光素子952は、交互に直線状に配置される。図25における発光素子951と受光素子952のサイズや配置は、説明のために拡大されている。実際には、要求される検出精度に応じたサイズと密度で、発光素子951と受光素子952が配列される。
本実施の形態で使用する座標検知センサ950は、発光素子951と受光素子952の配列方向(X軸方向)における入力物体Tの位置を、入力物体Tの反射光をどの受光素子952で検出したかによって特定する。
また、座標検知センサ950は、座標検知センサ950から遠ざかる方向(Y軸方向)における入力物体Tの位置を、受光素子952が受光する光の強度によって特定する。
なお、座標検知センサ950は、複数の入力物体Tを一度に検出することができる。このため、いわゆるマルチタッチを検出できる。
図28は、平板型の外観を有するコンピュータ1000に光学式の座標検知センサ950を取り付ける例を説明する図である。(a)は座標検知センサ950の外観構成を説明する図であり、(b)は座標検知センサ950を取り付けた状態を説明する図である。
ここでのコンピュータ1000は、装置本体1001上に表示部1002と、ハードウェアキー1003〜1005とを有している。
実施の形態4(図25参照)の例では、発光素子と受光素子が1つの面内に配列されている場合について説明したが、発光素子と受光素子とを対向するように配置してもよい。
図29は、額縁型の座標検知センサ1100を取り付けた状態を説明する図である。座標検知センサ1100はケーブル1103及び不図示のコネクタ1104を通じて装置本体901と接続される。
なお、額縁型の座標検知センサ1100は、例えば額縁の内周面を規定する4つの面のうち右側面と下側面と左側面に再帰反射テープを配置し、上辺の左右両端に発光素子と受光素子を配置してもよい。この場合、受光素子は再帰反射テープの配置領域を撮像範囲とするカメラでもよい。
前述の実施の形態4及び5においては、付属品として光学式の座標入力デバイス(座標検知センサ950、1100)を取り付ける例について説明したが、ここでは、タッチパネルを有するスマートフォンを例に、付属品の他の取り付け例について説明する。ここでのスマートフォンは入力装置の一例である。
図30に示す端末ホルダ1210は、スマートフォン1200の外縁部分を挟み込むように把持するグリップ1211と、固定対象物に取り付けるための取り付け台座1212とを有している。端末ホルダ1210は付属品の一例であり、グリップ1211は把持部材の一例である。
しかし、スマートフォン1200に、前述した実施の形態1〜3の操作入力検知機能部を設けることにより、ユーザによる操作入力を容易にできる。
図31に示すカメラレンズ1220は、スマートフォン1200を挟むように取り付けられるクリップ1221と、スマートフォン1200の不図示のカメラの前方位置に取り付けられるレンズ1222とを有している。レンズ1222は、クリップ1221の一端に取り付けられている。ここで、カメラレンズ1220は付属品の一例であり、クリップ1221は把持部材の一例である。
しかし、スマートフォン1200に、前述した実施の形態1〜3の操作入力検知機能部を設けることにより、ユーザによる操作入力を容易にできる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
Claims (14)
- 装置本体に対する付属品の取り付け位置を検知する検知手段と、
検知された前記取り付け位置に応じて、操作入力に関連する制御を変化させる制御手段と
を有する入力装置。 - 前記制御手段は、前記付属品の取り付け位置に応じて、表示部の表示を制御する、請求項1に記載の入力装置。
- 前記制御手段は、前記付属品が前記装置本体に取り付けられた場合、当該付属品の機能をソフトウェア的に実現する表示を前記表示部から消去する、請求項2に記載の入力装置。
- 前記制御手段は、前記付属品の取り付け位置に応じて、表示コンテンツに対する操作入力を受け付ける被操作子の表示上のレイアウトを変化させる、請求項2に記載の入力装置。
- 前記付属品の取り付け後に前記被操作子が表示される領域は、当該付属品を取り付ける前の当該被操作子が表示されている領域よりも当該付属品の取り付け位置から遠ざかる方向に位置している領域を含む、請求項4に記載の入力装置。
- 前記制御手段は、前記付属品の取り付け位置に応じて、操作入力の検知動作を制御する、請求項1に記載の入力装置。
- 前記制御手段は、前記付属品の近くに配置された第一の被操作子について設定される検知範囲の拡張量であって、当該第一の被操作子の目視上の配置位置から当該付属品から遠ざかる方向への当該拡張量を、当該第一の被操作子よりも当該付属品から遠い位置に配置された第二の被操作子についての当該拡張量よりも大きな値に設定する、請求項6に記載の入力装置。
- 前記制御手段は、前記付属品が取り付けられている方向への連続的な操作入力が検知される場合、当該方向とは異なる方向への連続的な操作入力が検知される場合よりも、当該連続的な操作入力に対応する機能の有効化を早める、請求項6に記載の入力装置。
- 前記装置本体に取り付けられた状態の前記付属品は、操作入力に使用される領域との間に一段高い段差を形成する、請求項1に記載の入力装置。
- 前記付属品は、操作入力を光学的に検知する入力検知手段を収容する構造体である、請求項9に記載の入力装置。
- 前記検知手段は、撮像手段で撮像された画像に基づいて、前記付属品の取り付け位置を検知する、請求項1に記載の入力装置。
- 前記検知手段は、前記装置本体に対する前記付属品の着脱を検知するセンサである、請求項1に記載の入力装置。
- 前記センサは、前記装置本体の複数の位置に設けられている、請求項12に記載の入力装置。
- コンピュータに、
装置本体に対する付属品の取り付け位置を検知する処理と、
検知された前記取り付け位置に応じて、操作入力に関連する制御を変化させる処理と
を実行させるためのプログラム。
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