JP6816594B2 - 入力装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、入力装置及びプログラムに関する。
操作入力には、ボタンやスイッチ等の物理キー(いわゆるハードウェアキー)や表示部に表示されるキー(いわゆるソフトウェアキー)の使用が一般的であるが、昨今では、指やペン等の入力物体による操作位置を光学的に検出する方式のデバイスも用いられている。例えば特許文献1には、光学式の座標入力デバイスが記載されている。
特開2007−65767号公報
操作入力に使用される領域(以下「検知領域」という。)の外縁には、操作面よりも一段高い面を有する構造体(以下「凸部」という。)が形成されることがある。ところが、ユーザは、無意識のうちに凸部との接触を避けるように行動し、結果的に凸部に沿うように配置された被操作子を上手く操作できないことがある。
本発明は、表示幅の狭い被操作子が凸部に沿うように配置される場合に比べ、被操作子の操作を容易にすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、コンテンツが表示される第1の領域と、当該コンテンツの表示に対する指示入力を受け付ける被操作子が表示される第2の領域とを含む表示部と、前記表示部と並んで配置される凸部と、前記表示部の表示領域を検知範囲とし、入力物体による前記指示入力を検知する検知部とを有し、前記表示部に表示される前記第2の領域の配置上のレイアウトが、前記凸部との位置関係に応じて変化する、入力装置であり、前記第2の領域は、前記表示部の外縁のうち前記凸部が設けられていない外縁側の領域に配置される、入力装置である。
請求項2に記載の発明は、前記外縁側の領域は、前記凸部とは反対側の前記表示部の外縁である、請求項に記載の入力装置である。
請求項3に記載の発明は、前記第2の領域は、前記表示部の外縁に沿って延びる帯状の領域である、請求項1に記載の入力装置である。
請求項4に記載の発明は、前記被操作子は、前記コンテンツのスクロール表示に使用される、請求項に記載の入力装置である。
請求項5に記載の発明は、前記被操作子は、前記コンテンツのジャンプ表示に使用されるインデックスである、請求項に記載の入力装置である。
請求項6に記載の発明は、前記第2の領域は、前記第1の領域に重ねて表示される、請求項1に記載の入力装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第2の領域は、前記第1の領域とは重ならないように表示される、請求項1に記載の入力装置である。
請求項8に記載の発明は、前記表示部の上辺と前記凸部との位置関係が予め検出される、請求項1に記載の入力装置である。
請求項9に記載の発明は、コンテンツが表示される第1の領域と、当該コンテンツの表示に対する指示入力を受け付ける被操作子が表示される第2の領域とを含む表示部と、前記表示部と並んで配置される凸部と、前記表示部の表示領域を検知範囲とし、入力物体による前記指示入力を検知する検知部とを有し、前記表示部に表示される前記第2の領域の配置上のレイアウトが、前記凸部との位置関係に応じて変化する、入力装置であり、装置本体に対して前記凸部を着脱できる場合、前記表示部に対する当該凸部の取り付け位置を予め設定する入力装置である。
請求項10に記載の発明は、前記装置本体に対する前記凸部の取り付け位置を、設定画面を通じて受け付ける、請求項に記載の入力装置である。
請求項11に記載の発明は、前記凸部は、前記指示入力を光学的に検知する前記検知部を収容する構造体である、請求項9又は10に記載の入力装置である。
請求項12に記載の発明は、前記凸部が設けられている側の前記表示部の外縁領域に前記第2の領域が配置される場合、当該第2の領域と当該凸部との間には前記指示入力に用いられない第3の領域が配置される、請求項に記載の入力装置である。
請求項13に記載の発明は、前記凸部が設けられている側の前記表示部の外縁領域に前記第2の領域が配置される場合、当該第2の領域の表示幅は、当該第2の領域が当該表示部の他の外縁領域に配置される場合に比して広い、請求項に記載の入力装置である。
請求項14に記載の発明は、コンピュータに、表示部に、コンテンツが表示される第1の領域と、当該コンテンツの表示に対する指示入力を受け付ける被操作子が表示される第2の領域とを表示する処理と、前記表示部の表示領域を検知範囲として、入力物体による前記指示入力を検知する処理と、前記第2の領域の配置上のレイアウトを、前記表示部と並んで配置される凸部との位置関係に応じて変化させる処理とを実行させるためのプログラムであり、前記第2の領域は、前記表示部の外縁のうち前記凸部が設けられていない外縁側の領域に配置されることを特徴とするプログラムである。
請求項15に記載の発明は、コンピュータに、表示部に、コンテンツが表示される第1の領域と、当該コンテンツの表示に対する指示入力を受け付ける被操作子が表示される第2の領域とを表示する処理と、前記表示部の表示領域を検知範囲として、入力物体による前記指示入力を検知する処理と、前記第2の領域の配置上のレイアウトを、前記表示部と並んで配置される凸部との位置関係に応じて変化させる処理とを実行させるためのプログラムであり、装置本体に対して前記凸部を着脱できる場合、前記表示部に対する当該凸部の取り付け位置を予め設定することを特徴とするプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、表示幅の狭い被操作子が凸部に沿うように配置される場合に比べ、被操作子の周囲に凸部が存在しないので被操作子を容易に操作できる。
請求項2記載の発明によれば、被操作子の周囲に凸部が存在しないので被操作子を容易に操作できる。
請求項3記載の発明によれば、表示部の外縁に沿って延びる帯状領域に配置され被操作子を容易に操作できる。
請求項4記載の発明によれば、表示部の外縁に沿った帯状領域に配置されるスクロール表示用の被操作子を容易に操作できる。
請求項5記載の発明によれば、表示部の外縁に沿った帯状領域に配置されるインデックス用の被操作子を容易に操作できる。
請求項6記載の発明によれば、コンテンツに重ねて表示される被操作子を容易に操作できる。
請求項7記載の発明によれば、コンテンツと並列に表示される被操作子を容易に操作できる。
請求項8記載の発明によれば、使用中に装置本体の向きが変更されても被操作子を容易に操作できる。
請求項9記載の発明によれば、装置本体に対して凸部が後付けされる場合でも被操作子を容易に操作できる。
請求項10記載の発明によれば、装置本体に対して凸部が後付けされる場合でも被操作子を容易に操作できる。
請求項11記載の発明によれば、表示幅の狭い被操作子が凸部に沿うように配置される場合に比べ、被操作子の操作を容易にできる。
請求項12記載の発明によれば、凸部が設けられている外縁の側に被操作子が配置されている場合でも被操作子を容易に操作できる。
請求項13記載の発明によれば、凸部が設けられている外縁の側に被操作子が配置されている場合でも被操作子を容易に操作できる。
請求項14記載の発明によれば、表示幅の狭い被操作子が凸部に沿うように配置される場合に比べ、被操作子の周囲に凸部が存在しないので被操作子を容易に操作できる。
請求項15記載の発明によれば、装置本体に対して凸部が後付けされる場合でも被操作子を容易に操作できる。
実施の形態1に係る画像形成装置の外観図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の内部構造を示す図である。 画像形成装置を構成する制御装置等の機能ブロック構成例を説明する図である。 実施の形態1で使用する操作入力検知機能部を説明する図である。 操作入力検知機能部による検知動作の実行例を説明するフローチャートである。 表示領域を水平方向に移動させるスクロールバーのレイアウト例を説明する図である。 表示領域を水平方向に移動させるスクロールバーの他のレイアウト例を説明する図である。 表示領域を水平方向に移動させるスクロールバーの他のレイアウト例を説明する図である。 表示領域を上下方向に移動させるスクロールバーのレイアウト例を説明する図である。 表示領域を上下方向に移動させるスクロールバーの他のレイアウト例を説明する図である。 実施の形態2に係るタブレット型の情報端末の外観構成例を説明する図である。 座標検知センサが入力物体Tを検出する原理を説明する図である。 情報端末を構成する制御部等の機能ブロック構成例を説明する図である。 実施の形態2で使用する操作入力検知機能部を説明する図である。 操作入力検知機能部による検知動作の実行例を説明するフローチャートである。 表示領域を上下方向に移動させるスクロールバーのレイアウト例を説明する図である。 表示領域を上下方向に移動させるスクロールバーの他のレイアウト例を説明する図である。 表示領域を上下方向に移動させるスクロールバーの他のレイアウト例を説明する図である。 表示領域を上下方向に移動させるスクロールバーの他のレイアウト例を説明する図である。 表示領域を上下方向に移動させるスクロールバーの他のレイアウト例を説明する図である。 座標検知センサが着脱可能な実施の形態3に係る情報端末の外観構成例を説明する図である。 情報端末を構成する制御部等の機能ブロック構成例を説明する図である。 座標検知センサの取付位置の受付用に表示部に表示されるインターフェース画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
ここでは、画像形成装置を例に説明する。本実施の形態で説明する画像形成装置は、記録材(以下、代表して「用紙」と記す場合もある。)に画像を形成する装置であり、コピー機能、スキャナ機能、ファックス送受信機能、印刷機能を備えている。もっとも、画像形成装置は、これら全ての機能を搭載する必要はなく、いずれか1つの機能に特化した装置、例えば複写機、スキャナ、ファックス送受信機、プリンタ(3次元プリンタを含む。)でもよい。
<画像形成装置の全体構成>
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置1の外観図である。図2は、実施の形態1に係る画像形成装置1の内部構造を示す図である。
画像形成装置1は、原稿の画像を読み取る画像読取装置100と、記録材上に画像を記録する画像記録装置200と、を備えている。また、画像形成装置1は、ユーザからの操作入力の受付やユーザに対する各種情報の表示を行なうユーザインターフェース(UI)300を備えている。さらに、画像形成装置1は、画像形成装置1の全体動作を制御する制御装置500を備える。制御装置500は検知部の一例である。
画像読取装置100は、画像形成装置1の上部に配置されている。画像記録装置200は、画像読取装置100の下側に配置され、制御装置500を内蔵している。ユーザインターフェース300は、画像形成装置1の上部の手前側、つまり画像読取装置100の後述する画像読取部110の手前側に配置されている。
まずは、画像読取装置100について説明する。
画像読取装置100は、原稿の画像を読み取る画像読取部110と、この画像読取部110に原稿を搬送する原稿搬送部120と、を備えている。原稿搬送部120は、画像読取装置100の上部に配置され、画像読取部110は、画像読取装置100の下部に配置されている。
原稿搬送部120は、原稿を収容する原稿収容部121と、この原稿収容部121から搬送された原稿が排出される原稿排出部122とを有し、原稿収容部121から原稿排出部122へ原稿を搬送する。原稿搬送部120は、原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)とも呼ばれる。
次に、画像記録装置200について説明する。
画像記録装置200は、用紙Pに画像を形成する画像形成部20と、画像形成部20に対して用紙Pを供給する用紙供給部60と、画像形成部20にて画像が形成された用紙Pを排出する用紙排出部70と、画像形成部20にて一方の面に画像が形成された用紙Pの表裏を反転させ、画像形成部20に向けて再度搬送する反転搬送部80と、を備えている。
ユーザインターフェース300は、自装置(画像形成装置1)に対するユーザの指示入力に使用される入力部(入力装置)の一例であり、詳しくは後述するが、表示部や操作受付部を備える。表示部には各種の情報を提供する画面や個々の機能に対応付けられたソフトウェアキーが表示される。操作受付部は、ハードウェアキーに対する操作の検知、ソフトウェアキーに対する操作の検知などの機能を提供する。
もっとも、操作検知部として光学式の検知装置を採用する場合には、光学的に検知可能な範囲である限り、表示部以外の空間領域も検知領域として使用することができる。例えば筐体表面に印刷された記号などに対する操作も、表示部に表示されたソフトウェアキーと同等に検知される。
<画像形成装置の基本動作>
画像形成装置1は、以下のように動作する。
例えば、画像形成装置1は、画像形成装置1を使用して原稿をコピーすることができる。すなわち、画像形成装置1は、画像読取装置100によって読み取られた原稿の画像のデータを画像記録装置200に与え、原稿の画像を用紙Pに形成することができる。
また、画像形成装置1は、通信回線に接続された不図示のパーソナルコンピュータ(PC)等から印刷のジョブを受信し、受信した画像を用紙Pに形成することができる。すなわち、画像形成装置1は、通信回線を介して受信した印刷のジョブに含まれる画像データを画像記録装置200に与え、画像を用紙P上に形成することができる。
また、画像形成装置1は、ファクシミリの送受信を行なうことができる。すなわち、画像形成装置1は、画像読取装置100によって読み取られた原稿の画像データを、通信回線を介して送信することができる。
さらに、画像形成装置1は、原稿の画像データを保存することができる。すなわち、画像形成装置1は、装置の内部や通信回線を介して接続されたPCに原稿の画像データを保存することができる。
<制御装置等の構成>
図3は、画像形成装置1を構成する制御装置500等の機能ブロック構成例を説明する図である。
制御装置500は、装置全体を制御する制御部(CPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503)と、画像データ等の記憶に用いられる記憶装置504と、画像データが表す画像に色補正や階調補正などの画像処理を加える画像処理部505とを備える。制御装置500は情報処理装置の一例である。
CPU501は、RAM503を作業エリアに使用してROM502から読み出したプログラムを実行する。
記憶装置504は、ハードディスク装置や半導体メモリなどで構成され、画像読取装置100で読み取った原稿の画像や通信装置400を通じて受信した画像に関するデータを記憶する。また、記憶装置504は、必要に応じてプログラムの記憶にも用いられる。
画像処理部505は、例えば専用のプロセッサや処理ボードとして構成され、色補正や階調補正などの画像処理を実行する。
ユーザインターフェース300は、操作画面などの表示に使用される表示部301と、ユーザの入力操作を受け付ける操作受付部302を備えている。操作受付部302は、検知部の一例である。
表示部301は、例えば液晶ディスプレイパネルや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイパネルで構成される。
操作受付部302は、入力物体の位置や移動をユーザによる指示入力として検知する検知部として機能する。当該機能を実現するものとしては、例えばボタン、スイッチなどのハードウェアキー、指やペンなどの入力物体と操作面(検知領域)との物理的な接触によって生じる物理量の変化を検出し、検出された情報に基づいて入力物体が接した座標位置を検出する接触型の座標入力デバイス、赤外線光などで構成される検出面を横切る入力物体の座標位置を非接触で検出する非接触型の座標入力デバイスなどが用いられる。
指示入力とは、何らかの指示を行うことを目的とした入力操作のことを指し、例としてはハードウェアキーの押下や画面のスクロール操作、アイコンの選択操作などが挙げられる。入力物体とは、入力装置に対して何らかの指示を与える際に用いられる物体のことを指し、例としては指やペンなどが挙げられる。
接触型の座標入力デバイスの検知方式には、行方向に配列された電極群と列方向に配列された電極群を上下二層に配置し、接触位置を通電位置として検知するマトリクススイッチ方式、2枚の透明電極膜(薄膜であり、抵抗膜として機能する)を上下二層に配置し、接触位置を電圧値より検知する抵抗膜方式、ガラスなどの基板の複数の隅に配置した圧電素子から振動波を発生し、接触位置を振動波の反射時間より検知する表面弾性波方式、電子ペンと呼ばれる専用のペンを使用する電磁誘導方式、指先と導電膜との間で生じる静電容量の変化から接触位置を検知する静電容量方式などがある。
接触型の座標入力デバイスは、表示部301の表面上に重ねて配置される。
一方、非接触型の座標入力デバイスは、光学的な検知面(検知領域)を形成する赤外光を発する発光素子(光源)と、検知面を横切る入力物体の位置を検知するセンサ部とを有している。センサ部には撮像カメラを用いる方式と受光素子を用いる方式がある。例えば撮像カメラを用いる場合、撮像カメラは検知面を構成する一辺の両端位置に配置される。PD(Photodiode)等の受光素子を用いる場合、受光素子をLED(Light Emitting Diode)等の発光素子と対向する位置に配置する方式や受光素子を発光素子と互い違いに一列に配置する方式等がある。
いずれにしても、非接触型の座標入力デバイスは、表示部301の少なくとも一辺に沿うように配置される。このとき、非接触型の座標入力デバイスの一辺長は、検知対象とする領域範囲に応じて決定される。一般には、非接触型の座標入力デバイスの一辺長は表示部301の一辺長よりも大きい。
通信装置400は、例えばモデムやLANインターフェースで構成され、ファックス通信や外部装置との通信に用いられる。
<操作入力検知機能部>
続いて、ユーザインターフェース300と制御装置500(CPU501)との協働によって実現される操作入力検知機能部について説明する。操作入力検知機能部は、ユーザインターフェース300と制御装置500(CPU501)との協働によって実現される入力装置が提供する機能の一例である。もっとも、操作入力検知機能部は、ユーザインターフェース300単独の機能として実現してもよい。
本実施の形態の場合、入力装置として機能する制御装置500は、検知領域上における入力物体の位置や動きに関する情報(例えば検知座標の出力列)を操作受付部302から受け付け、ユーザによる操作の対象である被操作子(例えばソフトウェアキー、アイコン、操作バー、メニューバー)に割り当てられた個々の検知範囲との位置関係に基づいて、ユーザによる操作入力の内容を検知する。
被操作子とは、ユーザによる操作入力の対象となる対象物であって、ユーザが視覚的にその存在を把握できるように設けられているとともに、それを操作することで何らかの操作入力を与えることができるものである。被操作子は、入力装置に物理的に設けられたもの(ボタンなど)でもいいし、表示画面上に表示される記号や絵柄(アイコンなど)でもいい。
なお、本実施の形態では、座標入力デバイスが入力物体の座標(入力座標)を検知できる範囲を検知領域という。当然、検知領域には、個々の被操作子に対応する検知範囲が含まれる。
図4は、実施の形態1で使用する操作入力検知機能部351を説明する図である。
図4では、操作受付部302として接触型の座標入力デバイスを用いる場合を想定する。この場合、操作受付部302は、表示部301の表面側に配置されるので、表示部301の表示領域と操作受付部302による入力物体の検知領域は一致する。
また、表示部301の3辺に沿うように枠(図6参照)が配置される場合を想定する。本実施の形態の場合、操作面よりも一段高い面を有する構造体を凸部という。枠は、操作面としての表示部301から突き出るように配置されている点で凸部の一例である。
凸部は、検知領域の物理的な外縁を与えるだけでなく、ユーザの心理的な外縁も与える。例えば凸部のように一段高い部分があると、無意識のうちに凸部との接触を避けようとする心理がユーザに作用する。
ところで、スクロールバーやインデックスバーといった帯状の操作領域は、一般に表示部301の外縁に沿って配置される。このため、凸部が配置された外縁とスクロールバー等が配置された外縁とが同じである場合には、操作位置がスクロールバー等の表示位置よりも下側(画面の中央側)にずれ易く、被操作子を正しく操作できない場合も生じる。
そこで、本実施の形態に係る操作入力検知機能部351は、表示画像のレイアウト情報と凸部の位置情報(凸部位置情報)とに基づいて被操作子の配置レイアウトを選択するレイアウト選択部352と、操作受付部302で検知された座標(入力座標)と各被操作子の検知範囲とを照合して操作入力の内容を検知する操作検知部353とを有している。
本実施の形態の場合、凸部位置情報として、表示部301の上辺、左辺及び右辺の3辺が与えられる。
図5は、操作入力検知機能部351による検知動作の実行例を説明するフローチャートである。
操作入力検知機能部351の動作は2段階で実行される。1段目の動作は、表示画面の切り替えごとに実行される動作であり、表示部301に表示されるコンテンツに対する指示入力を受け付けるスクロールバー等の被操作子のレイアウトを選択する動作である。コンテンツとは、表示部に表示される内容全般を指し、文字や画像、リストやアイコンなど表示部に表示されるものであれば何でもいい。例えば表示部に複数の項目がリスト表示されていた場合、その1つ1つの項目もコンテンツの一例であるし、複数の項目からなるリスト全体をコンテンツと呼ぶこともできる。
1段目の動作は、レイアウト選択部352が実行する。2段目の動作は、入力物体による新たな操作入力が検出されるたびに実行される動作である。2段目の動作は、操作検知部353が実行する。
まず、レイアウト選択部352は、凸部としての枠の位置を取得する(ステップ101)。本実施の形態では、表示部301の上辺、左辺、右辺が枠の配置位置となる。
次に、レイアウト選択部352は、表示画像のレイアウト情報を取得する(ステップ102)。
表示画像は、コンテンツの表示に使用される主たる表示領域と、コンテンツに対する指示入力を受け付ける被操作子が表示される従たる表示領域とで構成される。主たる表示領域は第1の領域の一例であり、従たる表示領域は第2の領域の一例である。被操作子には、ソフトウェアキー、アイコン、操作バー、メニューバー等が含まれる。
アイコンは、対応付けられている機能の実行指示に使用される。操作バー及びメニューバーは、例えばコンテンツに対する指示入力に使用される帯状の操作領域である。操作バー及びメニューバーには、例えばスクロールバーやインデックスバーが含まれる。インデックスバーは、複数のインデックスの配列で構成され、あるインデックスをクリックすることで表示画面の内容をクリックされたインデックスに対応する内容に切り替えることができる。換言すると、表示内容を別の表示内容にジャンプさせることができる。
続いて、レイアウト選択部352は、枠の近くに配置される被操作子の有無を判定する(ステップ103)。ここで、レイアウト選択部352は、被操作子の表示位置と枠との距離が予め定められた基準距離未満の場合に肯定結果を得、基準距離以上の場合に否定結果を得る。判定用の基準距離はユーザが変更できるようにしてもよい。
ステップ103で肯定結果が得られた場合、レイアウト選択部352はステップ104に進み、事前に定めた又は選択されたレイアウトを設定する。本実施の形態の場合、被操作子の配置に関するレイアウトの候補が1つ又は複数用意されており、レイアウト選択部352は、用意されている候補の一つを表示に使用する。なお、被操作子の配置はユーザの好みによって選択できるようにしてもよい。レイアウトの候補の具体例については後述する。
なお、ステップ103で否定結果が得られた場合、レイアウトの変更は行われない。
表示画像の表示に使用するレイアウトの設定が終了すると、操作検知部353は、入力座標の有無に基づいて入力物体(例えば指先やペン)があるか否かを判定する(ステップ105)。
入力座標がそもそも存在しない場合や検知されていた入力座標が消滅した場合、操作検知部353は、否定結果を得て実行中の検知処理を終了する。検知処理が終了すると、新たな検知処理が開始される。
入力座標から入力物体の存在が検知された場合、操作検知部353は、入力物体の座標を取得する(ステップ106)。操作検知部353は、認識された入力物体毎にサンプリングされた複数の座標列(移動軌跡)を取得する。
次に、操作検知部353は、取得された入力座標と個々の被操作子に設定されている検知範囲とを照合し、操作入力の内容を検知する(ステップ107)。ここで、検知範囲は、被操作子の表示上の位置に対応付けられている。
操作検知部353は、入力座標がいずれかの検知範囲に含まれる場合であってクリック等の指示が検知されると、対応する被操作子に対する操作を有効とみなす。
<レイアウトの候補例>
以下、図6〜図10を用いて、本実施の形態によるレイアウト選択部352によって設定されるレイアウトの候補例について説明する。以下では、被操作子がスクロールバーである場合について説明する。
・レイアウト例1
図6は、表示領域を水平方向に移動させるスクロールバー380のレイアウト例を説明する図である。
図6の場合、スクロールバー380は、枠370が配置されていない表示部301の下辺に沿うように配置されている。換言すると、スクロールバー380は、表示部301の上辺に配置されている枠370の反対側の外縁に沿って配置されている。
図6は、コンテンツが表示される領域381とスクロールバー380が表示される領域とが並列に配置される例である。
なお、スクロールバー380の表示幅W1は標準サイズである。本実施の形態の場合、標準サイズとは、表示画像で用意されている当初の表示幅のことをいい、後述する拡張変換後の拡張サイズ(拡張幅W3)よりも狭い。
図6の配置の場合、スクロールバー380が配置されている表示部301の下辺側には枠370が存在しないため、標準サイズであってもユーザは何の支障もなくスクロールバー380を操作することができる。
・レイアウト例2
図7は、表示領域を水平方向に移動させるスクロールバー380の他のレイアウト例を説明する図である。
図7の場合、スクロールバー380は、枠370が配置されている表示部301の上辺側に配置されている。
ただし、スクロールバー380の上端部分と表示部301の上辺に位置する枠370の間には幅W2を有する隙間382が配置されている。換言すると、スクロールバー380の表示位置は、枠370から遠ざかるようにシフトされている。
隙間382は第3の領域の一例である。幅W2は、ユーザが枠370の存在を意識せずにスクロールバー380を操作可能な値であればよい。具体的な値は、枠370の高さ等を考慮して経験的に定められる。
図7は、コンテンツが表示される領域381とスクロールバー380が表示される領域とが重ねて配置される例である。図7の場合、隙間382は、コンテンツが表示される領域381の一部である。従って、隙間382は、コンテンツに対する指示入力に使用されない領域でもある。
本レイアウト例の場合も、スクロールバー380の表示幅W1は標準サイズである。ただし、本レイアウト例の場合には、枠370とスクロールバー380の間に隙間382が設けられているので、スクロールバー380の表示幅W1が標準サイズであっても、ユーザはスクロールバー380を容易に操作することができる。
・レイアウト例3
図8は、表示領域を水平方向に移動させるスクロールバー380の他のレイアウト例を説明する図である。
図8の場合、スクロールバー380は、枠370が配置されている表示部301の上辺に沿うように配置されている。
ただし、スクロールバー380は、拡張サイズである拡張幅W3を有している。拡張幅W3は、枠370を避けようとする心理がユーザに作用する場合でもユーザの指先がスクロールバー380に触れる値に定められる。具体的な値は、枠370の高さ等を考慮して経験的に定められるが、例えば図7で示した基準サイズの表示幅W1と隙間382の幅W2を足し合わせた値に設定される。
図8は、コンテンツが表示される領域381とスクロールバー380が表示される領域とが並列に配置される例である。
本レイアウト例の場合、スクロールバー380は拡張サイズである拡張幅W3で表示されるため、表示部301の上辺に沿って枠370が設けられていても、ユーザはスクロールバー380を容易に操作することができる。
・レイアウト例4
図9は、表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー390のレイアウト例を説明する図である。
図9の場合、スクロールバー390は、枠370が配置されている表示部301の右辺側に配置されている。
ただし、スクロールバー390の右端部分と表示部301の右辺に位置する枠370との間には幅W5を有する隙間392が配置されている。換言すると、スクロールバー390の表示位置は、表示部301の右辺に配置されている枠370から離れる方向にシフトされている。
隙間392は第3の領域の一例である。幅W5は、ユーザが枠370の存在を意識せずにスクロールバー390を操作可能な値であればよい。具体的な値は、枠370の高さ等を考慮して経験的に定められる。
図9は、コンテンツが表示される領域381とスクロールバー390が表示される領域とが重ねて配置される例である。図9の場合、隙間392は、コンテンツが表示される領域381の一部である。従って、隙間392は、コンテンツに対する指示入力に使用されない領域でもある。
本レイアウト例の場合も、スクロールバー390の表示幅W4は標準サイズである。ただし、本レイアウト例の場合には、枠370とスクロールバー390との間に隙間392が設けられているので、スクロールバー390の表示幅W4が標準サイズであっても、ユーザはスクロールバー390を容易に操作することができる。
・レイアウト例5
図10は、表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー390の他のレイアウト例を説明する図である。
図10の場合も、スクロールバー390は、枠370が配置されている表示部301の右辺に沿うように配置されている。
図10の場合、スクロールバー390は、拡張サイズである拡張幅W6を有している。拡張幅W6は、枠370を避けようとする心理がユーザに作用する場合でもユーザの指先がスクロールバー390に触れる値に定められる。具体的な値は、枠370の高さ等を考慮して経験的に定められるが、例えば図9で示した基準サイズの表示幅W4と隙間392の幅W5を足し合わせた値に設定される。
図10は、コンテンツが表示される領域381とスクロールバー390が表示される領域とが並列に配置される例である。
本レイアウト例の場合、スクロールバー390は拡張サイズである拡張幅W6で表示されるため、表示部301の右辺に沿って枠370が設けられていても、ユーザはスクロールバー390を容易に操作することができる。
<実施の形態2>
実施の形態1においては、操作入力の検知に接触型の座標入力デバイスを用いていたが、本実施の形態では、操作入力の検知に非接触型の座標入力デバイスを用いる場合について説明する。
図11は、実施の形態2に係るタブレット型の情報端末600の外観構成例を説明する図である。
情報端末600は情報処理装置の一例である。情報端末600は、例えばスマートフォンやゲーム機でもよい。
情報端末600の装置本体601の上面には、表示画像を表示する表示部602と、光学的に入力物体の操作位置を検知する座標検知センサ603とが設けられている。
座標検知センサ603は、非接触型の座標入力デバイスの一例であり、表示部602の一辺に沿うように配置されている。座標検知センサ603は、図11に示すように、装置本体601の上面から突き出るように取り付けられている。この例の場合、座標検知センサ603の装置本体601に対する取付位置は固定である。
座標検知センサ603のうち表示部602が設けられている側の側面には、光を発する発光素子611と、光を受光する受光素子612が交互に配列されており、これらによって装置本体601の上空には、上面に対して平行な検知面604が形成される。ここでの検知面604は検知領域の一例である。この形態の場合、これらの光学部品を収容する座標検知センサ603の筐体が凸部の一例を構成する。
本実施の形態の場合、発光素子611は、赤外線光等を出射するLED(Light Emitting Diode)等で構成される。また、受光素子612は、検知面604を横切る入力物体(例えば指、ペン等)から反射された反射光を受光するPD(Photodiode)等で構成される。
図11に示すように、発光素子611と受光素子612は、交互に直線状に配置される。なお、図11における発光素子611と受光素子612のサイズや配置は、説明のために拡大されている。実際には、要求される検出精度に応じたサイズと密度で、発光素子611と受光素子612が配列される。
図12は、座標検知センサ603が入力物体Tを検出する原理を説明する図である。
本実施の形態で使用する座標検知センサ603は、発光素子611と受光素子612の配列方向(X軸方向)における入力物体Tの位置を、入力物体Tの反射光をどの受光素子612で検出したかによって特定する。
また、座標検知センサ603は、座標検知センサ603から遠ざかる方向(Y軸方向)における入力物体Tの位置を、受光素子612が受光する光の強度によって特定する。
座標検知センサ603は、入力物体Tが座標検知センサ603に近いほど受光素子612で受光される光の強度はより大きくなり、入力物体Tが座標検知センサ603から遠いほど受光素子612で受光される光の強度はより小さくなるという特性を利用して、座標検知センサ603と入力物体Tとの距離を特定する。
なお、座標検知センサ603は、複数の入力物体Tを一度に検出することができる。このため、いわゆるマルチタッチを検出できる。
図11の説明に戻る。本実施の形態の場合、光学式の座標検知センサ603を用いるため、検知面604は表示部602に表示された被操作子に対する操作入力だけでなく、装置本体601の上面に印刷されたアイコン(戻るボタン605A、ホームボタン605B、マルチタスクボタン605C)に対する操作入力も検知することができる。
ここでのアイコンは被操作子の一例である。なお、戻るボタン605Aは、表示部602に表示されているページ画面を1つ前のページに戻す指示などに使用される。また、ホームボタン605Bは、予め登録されたホーム画面に戻す指示に使用される。マルチタスクボタン605Cは、メニューやアプリケーションの一覧表示の指示に使用される。
アイコンに割り当てられている機能は一例である。
<情報端末のハードウェア構成>
図13は、情報端末600を構成する制御部651等の機能ブロック構成例を説明する図である。
情報端末600は、装置全体を制御する制御部651と、画像の表示に使用される表示部602と、検知面604を横切る入力物体の座標位置を検知する座標検知センサ603と、各種のデータやプログラムの記憶に用いられる記憶部655と、外部装置との通信に用いられる通信部656と、装置本体601の使用状態における向き(姿勢)を検知する端末向き検知部657とを有している。
これらの各部は例えばバス658を通じて互いに接続されており、バス658を介してデータを受け渡しする。
制御部651は、CPU652、ROM653、RAM654により構成されている。ROM653には、CPU652により実行されるプログラムが記憶されている。CPU652は、RAM654を作業エリアに使用し、ROM653から読み出したプログラムを実行する。プログラムの実行を通じ、情報端末600の各部が制御される。
本実施の形態における制御部651は、座標検知センサ603とともに入力装置としての機能を提供する。
表示部602は、例えば液晶ディスプレイパネルや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイパネルで構成される。なお、本実施の形態の場合、実施の形態1のような接触型の座標入力デバイスは設けられていない。
座標検知センサ603は、装置本体601の表面に一体的に取り付けられている。
記憶部655は、ハードディスク装置や半導体メモリなどの記憶装置により構成される。
通信部656は、例えば無線LAN(Local Area Network)のインターフェースで構成される。
端末向き検知部657は、例えば加速度センサと地磁気センサで構成される。本実施の形態では、装置本体601のうち座標検知センサ603が配置されている側の辺を上端とし、Y軸周り(図11参照)のロール、X軸周り(図11参照)のピッチ、Z軸周り(図11参照)のアジマスを検知する。
端末向き検知部657は、これら軸周りの回転情報と方位角の情報を用いて、装置本体601のどの辺が鉛直上方を向いているかを検知する。
<操作入力検知機能部>
続いて、本実施の形態に係る操作入力検知機能部について説明する。本実施の形態における操作入力検知機能部は、制御部651と座標検知センサ603との協働によって実現される入力装置が提供する機能の一例である。
本実施の形態における制御部651は、検知領域上の入力物体の位置や動きに関する情報(例えば検知座標の出力列)を座標検知センサ603から入力し、ユーザによる操作の対象である被操作子(例えばソフトウェアキー、アイコン、操作バー、メニューバー)に割り当てられた個々の検知範囲との位置関係に基づいて、ユーザによる操作入力の内容を検知する。
図14は、実施の形態2で使用する操作入力検知機能部701を説明する図である。
本実施の形態に係る操作入力検知機能部701は、端末の向きを示す情報(端末向き情報)と表示画像のレイアウト情報と凸部の位置情報(凸部位置情報)とに基づいて被操作子の配置レイアウトを選択するレイアウト選択部702と、座標検知センサ603で検知された座標(入力座標)と各被操作子の検知範囲とを照合して操作入力の内容を検知する操作検知部703とを有している。
本実施の形態の場合、座標検知センサ603の取付位置である凸部位置情報は、表示部602の上辺として与えられる。
図15は、操作入力検知機能部701による検知動作の実行例を説明するフローチャートである。
操作入力検知機能部701の動作も2段階で実行される。1段目の動作は、表示画面の切り替えごとに実行される動作であり、表示部602に表示される表示画像(コンテンツ)に対する指示入力を受け付けるスクロールバー等の被操作子のレイアウトを選択する動作である。1段目の動作は、レイアウト選択部702が実行する。2段目の動作は、入力物体による新たな操作入力が検出されるたびに実行される動作である。2段目の動作は、操作検知部703が実行する。
まず、レイアウト選択部702は、凸部としての座標検知センサ603の位置を取得する(ステップ201)。前述したように、表示部602の上辺が座標検知センサ603の配置位置となる。
次に、レイアウト選択部702は、端末向き検知部657から装置本体601のどの辺が表示上の上辺に対応するかを取得する(ステップ202)。
続いて、レイアウト選択部702は、表示画像のレイアウト情報を取得する(ステップ203)。
更に、レイアウト選択部702は、座標検知センサ603の近くに配置される被操作子の有無を判定する(ステップ204)。ここで、レイアウト選択部702は、被操作子の表示位置と座標検知センサ603との距離が予め定めた基準距離未満の場合に肯定結果を得、基準距離以上の場合に否定結果を得る。判定用の基準距離はユーザが変更できるようにしてもよい。
ステップ204で肯定結果が得られた場合、レイアウト選択部702はステップ205に進み、事前に定めた又は選択されたレイアウトを設定する。本実施の形態の場合も、被操作子の配置に関するレイアウトの候補が1つ又は複数用意されており、レイアウト選択部702は、用意されている候補の一つを表示に使用するレイアウトとして設定する。なお、被操作子の配置はユーザの好みによって選択できるようにしてもよい。レイアウトの候補の具体例については後述する。
なお、ステップ204で否定結果が得られた場合、レイアウトの変更は行われない。
表示画像の表示使用するレイアウトの設定が終了すると、操作検知部703は、入力座標の有無に基づいて入力物体(例えば指先やペン)があるか否かを判定する(ステップ206)。
入力座標がそもそも存在しない場合や検知されていた入力座標が消滅した場合、操作検知部703は、否定結果を得て実行中の検知処理を終了する。検知処理が終了すると、新たな検知処理が開始される。
入力座標から入力物体の存在が検知された場合、操作検知部703は、入力物体の座標を取得する(ステップ207)。操作検知部703は、認識された入力物体毎にサンプリングされた複数の座標列(移動軌跡)を取得する。
次に、操作検知部703は、取得された入力座標と個々の被操作子に設定されている検知範囲とを照合し、操作入力の内容を検知する(ステップ208)。ここで、検知範囲は、被操作子の表示上の位置に対応付けられている。
操作検知部703は、入力座標がいずれかの検知範囲に含まれる場合であってクリック等の指示があると、対応する被操作子に対する操作を有効とみなす。
<レイアウトの候補例>
以下、図16〜図20を用いて、本実施の形態によるレイアウト選択部702によって設定されるレイアウトの候補例について説明する。以下では、被操作子がスクロールバーである場合について説明する。
・レイアウト例1
図16は、表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー750のレイアウト例を説明する図である。図16の場合、座標検知センサ603は紙面に向かって上辺に位置している。すなわち、図11における装置本体601の向きと同じである。
図16の場合、スクロールバー750は、座標検知センサ603が配置されていない表示部602の右辺に沿うように配置されている。
図16は、コンテンツが表示される領域780とスクロールバー750が表示される領域とが並列に配置される例である。
なお、スクロールバー750の表示幅W11は標準サイズである。この場合も、標準サイズとは、表示画像で用意されている当初の表示幅のことをいい、後述する拡張変換後の拡張サイズ(拡張幅W14)よりも狭い。
図16の配置の場合、スクロールバー750が配置されている表示部602の右辺側には座標検知センサ603が存在しないため、標準サイズであってもユーザは何の支障もなくスクロールバー750を操作することができる。
・レイアウト例2
図17は、表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー750の他のレイアウト例を説明する図である。図17の場合、座標検知センサ603は紙面に向かって左辺に位置している。すなわち、図16における装置本体601を反時計回りに90°回転した状態を表している。
図17の場合、スクロールバー750は、座標検知センサ603が配置されていない表示部602の右辺に沿うように配置されている。換言すると、スクロールバー750は、座標検知センサ603とは反対側の辺に沿って配置されている。
本実施の形態の場合、端末向き検知部657の出力によって装置本体601の向きが分かるため(ユーザから見た座標検知センサ603の向きも分かるため)、レイアウト選択部702は、スクロールバー750を座標検知センサ603とは反対側の辺に配置する。
図17も、コンテンツが表示される領域780とスクロールバー750が表示される領域とが並列に配置される例である。
図17におけるスクロールバー750の表示幅W12は標準サイズであるが、表示部602の右辺側には座標検知センサ603が存在しないため、ユーザは何の支障もなくスクロールバー750を操作することができる。
・レイアウト例3
図18は、表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー750の他のレイアウト例を説明する図である。図18の場合、座標検知センサ603は紙面に向かって右辺に位置している。すなわち、図16における装置本体601を時計回りに90°回転した状態を表している。
レイアウト例3が前提とする装置本体601の向きは、レイアウト例2が前提とする装置本体601とは回転方向が逆向きである。
図18の場合、スクロールバー750は、座標検知センサ603が配置されていない表示部602の左辺に沿うように配置されている。すなわち、スクロールバー750は、座標検知センサ603とは反対側の辺に沿って配置されている。
本実施の形態の場合、端末向き検知部657の出力によって装置本体601の向きが分かるため(ユーザから見た座標検知センサ603の向きも分かるため)、レイアウト選択部702は、スクロールバー750を座標検知センサ603とは反対側の辺に配置する。
図18の場合も、コンテンツが表示される領域780とスクロールバー750が表示される領域とが並列に配置される例に対応する。
図18におけるスクロールバー750の表示幅W13は標準サイズであるが、表示部602の左辺側には座標検知センサ603が存在しないため、ユーザは何の支障もなくスクロールバー750を操作することができる。
・レイアウト例4
図19は、表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー750の他のレイアウト例を説明する図である。
レイアウト例3の場合には、スクロールバー750を座標検知センサ603が設けられていない左辺側に配置したが、このレイアウト例では座標検知センサ603と同じ右辺側に配置している。
ただし、スクロールバー750の右端部分と座標検知センサ603との間には幅W15を有する隙間751が配置されている。換言すると、スクロールバー750は、座標検知センサ603から離れるようにシフトされている。
隙間751は第3の領域の一例である。幅W15は、ユーザが座標検知センサ603の存在を意識せずにスクロールバー750を操作可能な値であればよい。具体的な値は、座標検知センサ603の高さ等を考慮して経験的に定められる。
図19は、コンテンツが表示される領域780とスクロールバー750が表示される領域とが重ねて配置される例である。図19の場合、隙間751は、コンテンツが表示される領域780の一部である。従って、隙間751は、コンテンツに対する指示入力に使用されない領域でもある。
本レイアウト例の場合も、スクロールバー750の表示幅W14は標準サイズである。ただし、本レイアウト例の場合は、座標検知センサ603とスクロールバー750との間に隙間751が設けられているので、スクロールバー750の表示幅W14が標準サイズであっても、ユーザはスクロールバー750を容易に操作することができる。
・レイアウト例5
図20は、表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー750の他のレイアウト例を説明する図である。
本レイアウト例の場合にも、スクロールバー750は座標検知センサ603と同じ右辺側に配置されている。
ただし、スクロールバー750は、拡張サイズである拡張幅W16を有している。拡張幅W16は、座標検知センサ603を避けようとする心理がユーザに作用する場合でもユーザの指先がスクロールバー750に触れる値に定められる。具体的な値は、座標検知センサ603の高さ等を考慮して経験的に定められるが、例えば基準サイズの表示幅W14と隙間751の幅W15を足し合わせた値に設定する。
図20は、コンテンツが表示される領域780とスクロールバー750が表示される領域とが並列に配置される例である。
本レイアウト例の場合、スクロールバー750は拡張サイズである拡張幅W16で表示されるため、表示部602の右辺に沿って座標検知センサ603が設けられていても、ユーザはスクロールバー750を容易に操作することができる。
・他のレイアウト例
レイアウト例1〜5では、いずれも情報端末600の回転方向に応じて表示領域を上下方向に移動させるスクロールバー750のレイアウト例を表しているが、表示領域を水平方向に移動させるスクロールバーの表示位置を座標検知センサ603との位置関係に応じて変更する場合にも応用できる。
また、装置本体601の回転方向についても時計回りに90°回転する場合と反時計回りに90°回転する場合に限られず、上下反転(時計回り又は反時計回りに180°回転)する場合にもスクロールバーの操作が容易なレイアウトが選択されるようにできる。
<実施の形態3>
前述の実施の形態の場合、凸部としての枠370(図6)や座標検知センサ603(図11)はいずれも装置本体601と一体化(固定)されていたが、本実施の形態では、座標検知センサ603が装置本体601に対して着脱自在の場合について説明する。
図21は、座標検知センサ603が着脱可能な実施の形態3に係る情報端末800の外観構成例を説明する図である。この例の場合、情報端末800はノート型のコンピュータである。情報端末800の装置本体801には電子基板やハードディスク装置が内蔵されており、蓋802には表示部803が配置されている。
本実施の形態の場合、座標検知センサ603は独立した筐体に格納されており、筐体の一方の端部にはケーブル603Aを通じてコネクタ603Bが取り付けられている。コネクタ603Bは、装置本体801との接続用であり、データ通信の他、装置本体801からの給電に使用される。
図22は、情報端末800を構成する制御部851等の機能ブロック構成例を説明する図である。情報端末800は、装置全体を制御する制御部851と、画像の表示に使用される表示部803と、各種のデータやプログラムの記憶に用いられる記憶部855と、外部装置(例えば座標検知センサ603)との通信に用いられる通信部856とを有している。
これらの各部は例えばバス857を通じて互いに接続されており、バス857を介してデータを受け渡しする。
制御部851は、CPU852、ROM853、RAM854により構成されている。ROM853には、CPU852により実行されるプログラムが記憶されている。CPU852は、RAM854を作業エリアに使用し、ROM853から読み出したプログラムを実行する。プログラムの実行を通じ、情報端末800の各部が制御される。
本実施の形態における制御部851は、座標検知センサ603とともに入力装置としての機能を提供する。
本実施の形態の場合、操作入力検知機能部として機能するCPU852は、座標検知センサ603の取付位置の入力に専用のインターフェース画面を使用する。
図23は、座標検知センサ603の取付位置の受付用に表示部803に表示されるインターフェース画面の一例を示す図である。ここでのインターフェース画面には、表示部803の位置を示す矩形図形900の4辺位置に取付位置候補901〜904が配置される。
因みに、取付位置候補901は矩形図形900の上辺に配置され、取付位置候補902は矩形図形900の右辺に配置され、取付位置候補903は矩形図形900の左辺に配置され、取付位置候補904は矩形図形900の下辺に配置される。
ここで、インターフェース画面には、「座標検知センサを取り付けた位置をクリックしてください。」との案内文が表示される。ユーザが案内文に従っていずれかの取付位置候補を画面上でクリックすると、クリックされた取付位置候補の情報が座標検知センサ603の位置として受け付けられる。
なお、本実施の形態の場合、座標検知センサ603を取り付けた後、座標検知センサ603の出力座標と表示部803の4辺とを対応付ける校正動作を実行することが好ましい。
もっとも、座標検知センサ603の取付後に実行される出力座標の校正動作によって、座標検知センサ603が表示部803の外縁から予め定められた距離以上(例えば図19の幅W15以上)離れていることが確認された場合には、前述したレイアウトの変更動作を実行しなくてもよい。
なお、座標検知センサ603は、例えば17mmの高さ(取付面からの高さ)を有している。もっとも、この数値は一例であり、例えば10mm以上でもよい。前述した他の凸部についての説明も同様である。
<他の実施の形態>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば実施の形態1に示す画像形成装置1では、接触型の座標入力デバイスを用いて表示部301に表示された被操作子に対する操作を検知しているが、前述した接触型の座標入力デバイスに代えて非接触型の座標入力デバイスを用いてもよい。
また、前述の実施の形態2においては、非接触型の座標入力デバイスを用いて表示部602に表示された被操作子に対する操作を検知しているが、接触型の座標入力デバイスを用いてもよい。
また、前述の実施の形態においては、凸部と被操作子の位置関係に応じて被操作子の配置上のレイアウトを変更する機能を有する入力装置を応用する装置として画像形成装置1、情報端末600、800を例示したが、スマートフォン、携帯ゲーム機、ナビゲーション装置、乗車券の販売機、チケットの販売機、現金自動預け払い機等の入力装置として使用できる。
1…画像形成装置、300…ユーザインターフェース、301、602…表示部、302…操作受付部、351、701…操作入力検知機能部、370…枠、500…制御装置、600、800…情報端末、603…座標検知センサ、604…検知面

Claims (15)

  1. コンテンツが表示される第1の領域と、当該コンテンツの表示に対する指示入力を受け付ける被操作子が表示される第2の領域とを含む表示部と、
    前記表示部と並んで配置される凸部と、
    前記表示部の表示領域を検知範囲とし、入力物体による前記指示入力を検知する検知部と
    を有し、
    前記表示部に表示される前記第2の領域の配置上のレイアウトが、前記凸部との位置関係に応じて変化する、入力装置であり、
    前記第2の領域は、前記表示部の外縁のうち前記凸部が設けられていない外縁側の領域に配置される、入力装置
  2. 前記外縁側の領域は、前記凸部とは反対側の前記表示部の外縁である、請求項に記載の入力装置。
  3. 前記第2の領域は、前記表示部の外縁に沿って延びる帯状の領域である、請求項1に記載の入力装置。
  4. 前記被操作子は、前記コンテンツのスクロール表示に使用される、請求項に記載の入力装置。
  5. 前記被操作子は、前記コンテンツのジャンプ表示に使用されるインデックスである、請求項に記載の入力装置。
  6. 前記第2の領域は、前記第1の領域に重ねて表示される、請求項1に記載の入力装置。
  7. 前記第2の領域は、前記第1の領域とは重ならないように表示される、請求項1に記載の入力装置。
  8. 前記表示部の上辺と前記凸部との位置関係が予め検出される、請求項1に記載の入力装置。
  9. コンテンツが表示される第1の領域と、当該コンテンツの表示に対する指示入力を受け付ける被操作子が表示される第2の領域とを含む表示部と、
    前記表示部と並んで配置される凸部と、
    前記表示部の表示領域を検知範囲とし、入力物体による前記指示入力を検知する検知部と
    を有し、
    前記表示部に表示される前記第2の領域の配置上のレイアウトが、前記凸部との位置関係に応じて変化する、入力装置であり、
    装置本体に対して前記凸部を着脱できる場合、前記表示部に対する当該凸部の取り付け位置を予め設定する入力装置。
  10. 前記装置本体に対する前記凸部の取り付け位置を、設定画面を通じて受け付ける、請求項に記載の入力装置。
  11. 前記凸部は、前記指示入力を光学的に検知する前記検知部を収容する構造体である、請求項9又は10に記載の入力装置。
  12. 前記凸部が設けられている側の前記表示部の外縁領域に前記第2の領域が配置される場合、当該第2の領域と当該凸部との間には前記指示入力に用いられない第3の領域が配置される、
    請求項に記載の入力装置。
  13. 前記凸部が設けられている側の前記表示部の外縁領域に前記第2の領域が配置される場合、当該第2の領域の表示幅は、当該第2の領域が当該表示部の他の外縁領域に配置される場合に比して広い、
    請求項に記載の入力装置。
  14. コンピュータに、
    表示部に、コンテンツが表示される第1の領域と、当該コンテンツの表示に対する指示入力を受け付ける被操作子が表示される第2の領域とを表示する処理と、
    前記表示部の表示領域を検知範囲として、入力物体による前記指示入力を検知する処理と、
    前記第2の領域の配置上のレイアウトを、前記表示部と並んで配置される凸部との位置関係に応じて変化させる処理と
    を実行させるためのプログラムであり、
    前記第2の領域は、前記表示部の外縁のうち前記凸部が設けられていない外縁側の領域に配置される
    ことを特徴とするプログラム
  15. コンピュータに、
    表示部に、コンテンツが表示される第1の領域と、当該コンテンツの表示に対する指示入力を受け付ける被操作子が表示される第2の領域とを表示する処理と、
    前記表示部の表示領域を検知範囲として、入力物体による前記指示入力を検知する処理と、
    前記第2の領域の配置上のレイアウトを、前記表示部と並んで配置される凸部との位置関係に応じて変化させる処理と
    を実行させるためのプログラムであり、
    装置本体に対して前記凸部を着脱できる場合、前記表示部に対する当該凸部の取り付け位置を予め設定する
    ことを特徴とするプログラム
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