JP2021120501A - 高強度ポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法 - Google Patents

高強度ポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021120501A
JP2021120501A JP2021086074A JP2021086074A JP2021120501A JP 2021120501 A JP2021120501 A JP 2021120501A JP 2021086074 A JP2021086074 A JP 2021086074A JP 2021086074 A JP2021086074 A JP 2021086074A JP 2021120501 A JP2021120501 A JP 2021120501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spinning
pet
nozzle
polyethylene terephthalate
producing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021086074A
Other languages
English (en)
Inventor
ソブ リム,キ
Ki Sub Lim
ソブ リム,キ
チョン,イル
Il Chung
ホ パク,ソン
Seong Ho Park
ホ パク,ソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kolon Industries Inc
Original Assignee
Kolon Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kolon Industries Inc filed Critical Kolon Industries Inc
Publication of JP2021120501A publication Critical patent/JP2021120501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/08Melt spinning methods
    • D01D5/084Heating filaments, threads or the like, leaving the spinnerettes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/08Melt spinning methods
    • D01D5/098Melt spinning methods with simultaneous stretching
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/58Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
    • D01F6/62Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyesters
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2401/00Physical properties
    • D10B2401/06Load-responsive characteristics
    • D10B2401/063Load-responsive characteristics high strength

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

【課題】優れた形態安定性を有し、かつ既存のPET原糸に比べて高い強度を有するPET原糸の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】紡糸溶融液の製造のために1.4〜1.7dl/gの固有粘度を有するポリエチレンテレフタレートチップを溶融させる工程と、紡糸パックのノズルを通して前記紡糸溶融液を吐き出す工程と、前記ノズル直下に位置した300〜500℃の熱源で前記ノズルから吐き出される直前の前記紡糸溶融液を加熱する工程と、前記吐出工程によって形成された多数のフィラメントを集束させてマルチフィラメントを形成させる工程と、前記マルチフィラメントを延伸する工程とを含み、前記紡糸パックの温度を280〜305℃に維持するポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法。【選択図】なし

Description

本発明は、ポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法に関し、より詳しくは、既存のポリエチレンテレフタレート原糸に比べて高い強度を有するポリエチレンテレフタレート原糸およびその製造方法に関する。
タイヤコード、エアバッグなどの製造に使用される産業用ポリエチレンテレフタレート(以下、PET)原糸の機械的物性(例えば、強度、伸度など)を向上させようとする研究が持続的に行われている。
一般に、PET原糸の製造方法は、マルチフィラメント形成のための紡糸工程と前記マルチフィラメントを所定延伸比で延伸する工程とを含み、前記紡糸工程は、PETチップを溶融させる工程と、PET溶融液を紡糸パックのノズルを通して吐き出す工程と、前記PET溶融液が前記ノズルを通して吐き出された後、冷却により形成された固化状態のフィラメントを集束させてマルチフィラメントを形成させる工程とを含む。
産業用PET原糸は、一般的に優れた形態安定性(すなわち、低い定荷重伸び率(EASL)および低い乾熱収縮率)を有することが求められるため、例えば、1,500m/min以上の高速紡糸を通してPET原糸を製造する必要がある。すなわち、延伸工程前に繊維の配向度を増加させることによって形態安定性を向上させることができる。
しかし、紡糸速度と延伸比はトレードオフの関係を有するため、紡糸速度を増加させる場合延伸工程で適用できる延伸比を制限しなければならない。すなわち、PET原糸の形態安定性を向上させるため、紡糸速度を1,500m/min以上に増加させると延伸、で適用できる延伸比は2.0以下に低くなる。延伸比が低くなるほどPET原糸の強度も低くなる。
したがって、優れた形態安定性を有し、かつ既存のPET原糸に比べてより高い強度を有するPET原糸を製造するためには、延伸比以外の他の工程因子の調節によりPET原糸の強度を増加させることができる方法が要求されている。
本発明は、前記のような関連技術の制限および短所に起因した問題を防止できるPET原糸およびその製造方法を提供する。
一観点において、本発明は、優れた形態安定性を有し、かつ既存のPET原糸に比べて高い強度を有するPET原糸を提供する。
他の一観点において、本発明は、優れた形態安定性を有し、かつ既存のPET原糸に比べて高い強度を有するPET原糸の製造方法を提供する。
上記に言及された本発明の観点以外にも、本発明の他の特徴および利点は、以下に説明されるか、そのような説明から本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるだろう。
上記課題を解決する本発明の一観点により、2〜5デニールの纎度をそれぞれ有する100〜500個のフィラメントを含み、1.1dl/g以上の固有粘度および10g/d以上の引張強度を有することを特徴とする、PET原糸が提供される。
前記PET原糸は、1.1〜1.25dl/gの固有粘度および10〜10.6g/dの引張強度を有することができる。
前記PET原糸は、4.5g/d荷重で3〜6%の伸び率(elongation of 3 to 6% or less at 4.5g/d laod)および7〜12%の乾熱収縮率を有することができる。
前記PET原糸は、13〜14%の切断伸度を有することができる。
前記PET原糸は、13.4〜13.9%の切断伸度を有することができる。
発明の他の観点により、紡糸溶融液(spinning melt)製造のために1.4〜1.7dl/gの固有粘度を有するポリエチレンテレフタレートチップを溶融させる工程と、紡糸パック(spinning pack)のノズルを通して前記紡糸溶融液を吐き出す工程と、前記ノズル直下に位置した300〜500℃の熱源で前記ノズルから吐き出される直前の前記紡糸溶融液を加熱する工程と、前記吐出工程によって形成された多数のフィラメントを集束させてマルチフィラメントを形成させる工程と、前記マルチフィラメントを延伸する工程とを含み、前記紡糸パックの温度は280〜305℃に維持される、PET原糸の製造方法が提供される。
前記PET原糸の製造方法においては4,000〜6,200m/minの延伸後の速度および1.9〜2.5の延伸比を適用することができる。
前記ノズルと前記熱源の間の距離は5〜50mmとすることができる。
前記熱源の温度は、前記紡糸パックの温度より高いこともある。
前記熱源は熱線を含むことができる。
前記熱源は多数の熱線を含むことができ、前記熱線は、前記フィラメントの移動を妨害しないように前記フィラメント間にそれぞれ配列することができる。
前記熱線は等間隔に配列することができる。
前記熱線それぞれは、前記ノズルの下面と平行になるように配列することができる。
前記延伸工程で延伸比を1.9〜2.5とすることができる。
前記吐出工程は2400psi以下の吐出圧力下で行うことができる。
上記のような本発明に関する一般的な叙述は、本発明を例示または説明したものに過ぎず、本発明の権利範囲を限定するものではない。
本発明によれば、相対的に高い固有粘度(Intrinsic Viscosity:IV)のPETチップを使用し、紡糸工程中のポリマーの熱分解およびそれによる固有粘度の低下(IV drop)を最小化することによって、1.1dl/g以上の相対的に高い固有粘度(IV)および10g/d以上の相対的に高い引張強度(tensile strength)を有するPET原糸を製造することができる。
また、相対的に高い固有粘度(IV)のPETチップを使用したにもかかわらず、固有粘度の低下(IV drop)を最小化するために相対的に低い紡糸温度を適用したにもかかわらず、口金直下から高温の熱エネルギーを付与することによって、PET溶融液の流動性の低下による吐出圧力の増加を防止することができる。したがって、吐出圧力の増加による漏出現象(leakage)および紡糸パックの損傷を防止することができる。
また、本発明によれば、ポリエステル原糸を構成する多数のフィラメントの機械的物性の均一性を向上させることができる。
添付の図面は、本発明の理解を助け、本明細書の一部を構成するためのものであり、本発明の実施例を例示し、発明の詳細な説明と共に本発明の原理を説明する。
本発明の一実施形態に係るPET原糸の製造装置を概略的に示す図である。 図1のA部分の拡大図である。
本発明の発明者らは、PET原糸の固有粘度(IV)がPET原糸の強度と密接な関係があることが分かった。すなわち、PET原糸の固有粘度(IV)が高いほど、PET原糸の強度が増加する。したがって、既存のPET原糸に比べて高い強度を有するPET原糸を製造するためには、既存のPET原糸に比べて高い固有粘度(IV)を有するPET原糸を製造することが要求される。
既存のPET原糸に比べて高い固有粘度(IV)を有するPET原糸を製造するためには、(i)既存のPET原糸の製造に使用されているPETチップの固有粘度(IV)に比べて高い固有粘度(IV)を有するPETチップを使用して紡糸溶融液を製造しなければならない。(ii)既存のPET原糸の製造に適用されている紡糸温度(すなわち、紡糸パックの温度)よりも低い紡糸温度を適用することによって、ポリマーの熱分解およびそれによる固有粘度の低下(IV drop)を最小化しなければならない。
しかし、PETチップの固有粘度(IV)が高いほど、そして紡糸温度が低いほど紡糸溶融液の流動性が低くなる。紡糸溶融液の低い流動性は吐出圧力を増加させて紡糸パックでの漏出現象および紡糸パックの損傷などの危険を増加させる。
本発明によれば、1.1dl/g以上の相対的に高い固有粘度(IV)および10g/d以上の相対的に高い強度を有するPET原糸を製造するため、1.4〜1.7dl/gの相対的に高い固有粘度(IV)のPETチップを使用し、280〜305℃の相対的に低い紡糸温度を適用したにもかかわらず、口金直下から高温の熱エネルギーを付与することによって、上記のような紡糸パックでの漏出現象および紡糸パックの損傷を防止することができる。
以下、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係るPET原糸の製造方法について具体的に説明する。
本発明の一実施形態に係る装置は、押出機(extruder)110、紡糸パック(spinning pack)120、熱源130、冷却部140、集束部150、延伸部160、およびワインダー170を含む。
前記紡糸パック120は、フィルター、分配板、ノズル121などのメイン部品および前記メイン部品を取り囲むパックボディー122を含む。前記熱源130は、ボルト131を通じて前記ノズル121に固定される。代案として、前記熱源130は、前記紡糸パック120を取り囲むスピンブロック(図示せず)に固定することもできる。
まず、PETチップが押出機110に投入された後、溶融して紡糸溶融液(すなわち、PET溶融液)が作られ、該紡糸溶融液が紡糸パック120で押出される。
前述したように、本発明で使用されるPETチップは、既存に使用されていたPETチップの固有粘度(IV、1.4dl/g未満)に比べて高い1.4〜1.7dl/gの固有粘度(IV)を有する。
PET原糸の配向性を高める高速紡糸を行うことが要求されるため、PETチップの固有粘度(IV)が1.4dl/g未満であれば、1.1dl/g以上の固有粘度(IV)を有するPET原糸の製造が不能になり、したがって、10g/d以上の引張強度を有するPET原糸の製造も不能になる。
一方、PETチップの固有粘度(IV)が1.7dl/gを超えると、許容範囲(2400psi以下)を外れる高い吐出圧力を要求する程度に紡糸溶融液の流動性が過度に低くなる(しかも、本発明の方法を適用する場合でも)。
前記押出機110から前記紡糸パック120に伝達された紡糸溶融液は、前記ノズル121のホール(holes)を通じて吐き出される。前記ノズル121は、100〜500個のホールを有することができ、各ホールの長さ(L)と直径(D)の比率であるL/Dは2〜5とすることができる。
本発明によれば、紡糸工程が行われるときの紡糸温度、すなわち、前記紡糸パック120の温度(より具体的には、前記パックボディー122の温度)は280〜305℃に維持される。一般に、前記紡糸パック120の温度は、前記紡糸パック120を取り囲んでいる紡糸ブロック(spinning block)に設けられた温度センサーを通して測定できる。
紡糸温度が280℃未満の場合、紡糸溶融液の均一性が低下するだけでなく、許容範囲を外れる高い吐出圧力を要求する程度に紡糸溶融液の流動性が過度に低くなる。
一方、紡糸温度が305℃を超過すると、ポリマーの急激な熱分解が起きて深刻な固有粘度の低下(IV drop)が発生し、結果的に、10g/d以上の高い引張強度を有するPET原糸の製造が不能になる。
すなわち、本発明によれば、既存のPET原糸の製造方法に適用される310〜320℃の紡糸温度に比べてずっと低い280〜305℃の紡糸温度を適用することによって、紡糸工程中のポリマーの熱分解およびそれによる固有粘度の低下(IV drop)を最小化することができる。
前述したように、PETチップの固有粘度(IV)が高いほど、そして紡糸温度が低いほど紡糸溶融液の流動性が低くなり、紡糸溶融液の低い流動性は吐出圧力を増加させて、紡糸パック120での漏出現象および紡糸パック120の損傷などの危険を増加させる。
上記のような問題点を解決するために、本発明によれば、前記ノズル121から吐き出される直前の前記紡糸溶融液が前記ノズル121直下(immediately below)に位置した熱源130で加熱される。
吐出圧力を決定する最も重要な因子は、前記ノズル121から吐き出される直前の紡糸溶融液の流動性である。したがって、紡糸溶融液がノズル121から吐き出される直前の瞬間だけに加熱されると、ポリマーの深刻な熱分解も起こさず、吐出直前に該流動性が瞬間的に増加する。その結果、吐出圧力の増加を最小化することができる。したがって、本発明によれば、2400psi以下、好ましくは2350psi以下、より好ましくは2320psi以下の吐出圧力で紡糸工程が行われる。
結果的に、本発明によれば、1.4〜1.7dl/gの相対的に高い固有粘度(IV)のPETチップを使用し、280〜305℃の相対的に低い紡糸温度を適用したにもかかわらず、吐出圧力の増加による紡糸パックでの漏出現象および紡糸パックの損傷を防止することができる。
吐出直前の紡糸溶融液を適切に加熱するために、前記ノズル121と前記熱源130の間の距離を5〜50mmとすることができる。
本発明の一実施形態によると、前記熱源130の温度は前記紡糸パック120の温度よりも高い。例えば、前記熱源130の温度は300〜500℃、好ましくは320〜490℃、より好ましくは350〜480℃である。
前記熱源130は熱線を含むことができる。例えば、前記熱源130は、多数の熱線を含むことができ、前記熱線は、紡糸溶融液が前記ノズル121のホールから吐き出し形成される多数の半固形状態のフィラメント10の移動を妨害しないように前記フィラメント10の間に配列される。
吐出直前の紡糸溶融液を均一に加熱するために、前記熱線は等間隔に配列され、前記熱線それぞれは、前記ノズル121の下面と平行になるように配列される。
また、それぞれの前記フィラメント10は、前記熱線から一定の距離(例えば、3〜10mm)をもって均一に離隔されているため、フィラメント10間の物性の均一性が担保される。
本発明によれば、ノズル121から吐き出される紡糸溶融液の冷却を遅延させるための従来の円筒形ヒーティングフードとは異なり、熱源130を構成する多数の熱線が前記ノズル121直下に等間隔に配置されて前記ノズル121から吐き出される直前の紡糸溶融液を瞬間的に加熱するため、1.4〜1.7dl/gの相対的に高い固有粘度(IV)のPETチップを使用し、280〜305℃の相対的に低い紡糸温度を適用したにもかかわらず、吐出圧力の増加による紡糸パックでの漏出現象および紡糸パックの損傷を防止することができる。
紡糸溶融液が前記ノズル121のホールから吐き出し形成される多数の半固形状態のフィラメント10は、冷却部140を通過しながら完全に固化される。前記冷却工程の制御のため、適当な温度および速度の冷却風を前記フィラメント10に吹き出す。フィラメント10の冷却挙動は繊維の最終物性に大きな影響を与える。
次に、完全固化されたフィラメント10が集束部150によって集束されることによって、マルチフィラメント20を形成する。前記集束部150から乳剤が前記マルチフィラメント20に与えられる。すなわち、マルチフィラメント20形成工程と乳剤付与工程が同時に行われる。前記乳剤付与は、MO(Metered Oiling)またはRO(Roller Oiling)方式を通して行われる。
集束工程を通して形成された前記マルチフィラメント20は延伸部160で延伸される。前記延伸部160は、第1〜第5ゴデットローラ161、162、163、164、165を含むことができる。
第1ゴデットローラ161は、紡糸速度および紡糸ドラフト比(draft ratio)を決定する。
前記マルチフィラメント20の延伸は、第1ゴデットローラ161と第4ゴデットローラ164の間で行われる。すなわち、前記第1ゴデットローラ161の速度に対する第4ゴデットローラ164の速度比率で延伸比(draw ratio)が決定される。
前記第4ゴデットローラ164と前記第5ゴデットローラ165の間はリラクゼーション(relaxation)区間であって、第1〜第4ゴデットローラ161、162、163、164によって延伸されたマルチフィラメント20に若干のリラックスを付与することにより、ストレッチング直後の収縮力により惹起される(i)マルチフィラメント20の過度な収縮、(ii)ワインダー170の歪み、および(iii)巻戻し(unwinding)の不安定性を防止することができる。
本発明の一実施形態によれば、紡糸速度(すなわち、前記第1ゴデットローラ161の速度)は1,500〜3,300m/minであり、延伸後の速度(すなわち、前記第4ゴデットローラ164の速度)は4,000〜6,200m/minであり、延伸比は1.9〜2.5である。1,500〜3,300m/minの紡糸速度および4,000〜6,200m/minの延伸後の速度で製造される本発明の高い形態安定性のPET原糸は、4.5g/dの荷重で3〜6%の伸び率(elongation of 3 to 6% at 4.5g/d laod)および7〜12%の乾熱収縮率を有する。
選択的事項として、延伸されたマルチフィラメント20の熱処理/熱固定を行うために、前記第2〜第4ゴデットローラ162、163、164のうち少なくとも一つに加熱手段を提供することができる。例えば、第4ゴデットローラ164に巻かれる回数を調節することにより、マルチフィラメント20が第4ゴデットローラ164に滞留する時間を調節することができ、これによって延伸糸に対する適切な熱処理/熱固定を行うことができる。
延伸および熱処理されたマルチフィラメント20がワインダー170によって巻き取られることによってPET原糸が完成される。
本発明のPET原糸は、2〜5デニールの纎度をそれぞれ有する100〜500個のフィラメントを含み、前述したように、1.1dl/g以上の相対的に高い固有粘度(IV)および10g/d以上の相対的に高い引張強度を有する。本発明の一実施形態によれば、前記PET原糸は13〜14%の切断伸度を有する。
本発明の高強度PET原糸はタイヤコード、エアバッグなどの多様な産業応用に適用される。
以下、本発明を下記実施例および比較例に基づいてより詳細に説明する。ただし、下記実施例は本発明の理解を助けるためのものであり、本発明の権利範囲はこれに限定されない。
実施例1
1.7dl/gの固有粘度(IV)を有するPETチップの溶融を通して得られた紡糸溶融液が紡糸パックのノズルの250個ホール(L/D=2.1/0.7)を通じて吐き出された。この時、紡糸パックの温度、すなわち紡糸温度は約295℃であった。また、ノズルのホールから吐き出される直前の紡糸溶融液が前記ノズル直下に前記ノズルから10mm離隔して位置した450℃の熱線で加熱された。紡糸溶融液が前記ノズルのホールから吐き出し形成された多数の半固形状態のフィラメントが冷却部を通過しながら完全に高化され、前記フィラメントが集束形成されたマルチフィラメントに対して延伸工程、熱処理工程および巻取り工程が順次に行われることによって、4デニールの纎度をそれぞれ有する250個のフィラメントを含むPET原糸(総纎度:1,000デニール)が得られた。2101psiの吐出圧力が適用され、延伸後の速度は5,800m/minであり、延伸比は2.0であった。
実施例2
紡糸温度および熱線温度はそれぞれ299℃および420℃であり、2181psiの吐出圧力下で紡糸工程が行われたことを除いては実施例1と同様の方法で、PET原糸が得られた。
実施例3
紡糸温度および熱線温度はそれぞれ304℃および380℃であり、2312psiの吐出圧力下で紡糸工程が行われたことを除いては実施例1と同様の方法で、PET原糸が得られた。
実施例4
紡糸溶融液の製造のために1.4dl/gの固有粘度(IV)を有するPETチップを使用し、紡糸温度および熱線温度はそれぞれ298℃および380℃であり、2160psiの吐出圧力下で紡糸工程が行われたことを除いては実施例1と同様の方法で、PET原糸が得られた。
比較例1
紡糸温度は310℃であり、熱線による加熱が省略され、2930psiの吐出圧力が適用されたことを除いては、実施例1と同様の方法を適用した。しかし、過度に高い吐出圧力により紡糸パックでの紡糸溶融液の漏出が引き起こされ、巻取りが不能であった。
比較例2
紡糸溶融液の製造のために1.4dl/gの固有粘度(IV)を有するPETチップを使用し、紡糸温度は306℃であり、熱線による加熱が省略され、2370psiの吐出圧力が適用されたことを除いては実施例1と同様の方法で、PET原糸が得られた。
比較例3
紡糸溶融液の製造のために1.21dl/gの固有粘度(IV)を有するPETチップを使用し、紡糸温度は299℃であり、熱線による加熱が省略され、1910psiの吐出圧力が適用されたことを除いては実施例1と同様の方法で、PET原糸が得られた。
比較例4
紡糸溶融液の製造のために1.21dl/gの固有粘度(IV)を有するPETチップを使用し、紡糸温度および熱線温度はそれぞれ292℃および380℃であり、1850psiの吐出圧力下で紡糸工程が行われたことを除いては実施例1と同様の方法で、PET原糸が得られた。
実施例および比較例のPET原糸を固有粘度(IV)、引張強度、切断伸度、4.5g/d荷重での伸び率(EASL@4.5g/d)、および乾熱収縮率を下記の方法によりそれぞれ測定し(巻取り不能の比較例1の場合、落下した固化物サンプルのIVを測定し、原糸の引張強度、切断伸度、EASL@4.5g/d、および乾熱収縮率は測定不能である)、その結果を表1に示す。
* PET原糸の固有粘度(IV)
各PET原糸の固有粘度(IV)(dl/g)をASTM D4603−96方法により毛細管粘度計(Capillary Viscometer)を用いて測定した。使用された溶媒は、フェノール/1,1,2,2−テトラクロロエタン(60/40重量%)混合液であった。
* PET原糸の引張強度、EASL@4.5g/d、および切断伸度
ASTM D885方法により、インストロンエンジニアリング社(Instron Engineering Corp、Canton、Mass)の万能引張試験機を用いて、PET原糸の引張強度(g/d)および切断伸度(%)をそれぞれ測定し(初期荷重:0.05gf/d、試料長さ:250mm、引張速度:300mm/min)、PET原糸のEASL@4.5g/dを測定した。
* PET原糸の乾熱収縮率
ASTM D885方法により、試片の最初長さ(L1)および177℃のオーブンで2分経過後、前記試片の長さ(L2)をそれぞれ測定した後、下記の式によってPET原糸の乾熱収縮率(%)を算出した。
式:乾熱収縮率(%)=[(L1−L2)/L1]x100
Figure 2021120501
実施例1〜4では、1.4〜1.7dl/gの相対的に高い固有粘度(IV)を有するPETチップを使用し、ポリマーの熱分解を最小化するために295〜304℃の相対的に低い紡糸温度を適用することによって、1.11〜1.25dl/gの高い固有粘度(IV)、10.0〜10.6g/dの高い引張強度、および13.4〜13.9%の切断伸度を有するPET原糸を得ることができた。
一方、比較例3および比較例4でのように、1.4dl/g未満の固有粘度(IV)を有するPETチップを使用した場合には、299℃または292℃の低い紡糸温度が適用されてポリマーの熱分解が実施例1〜4に比べて小さかったにもかかわらず、PET原糸の固有粘度(IV)および引張強度がそれぞれ1.1dl/gおよび10g/dに及ばなかった。
また、比較例2でのように、1.4dl/gの相対的に高い固有粘度(IV)を有するPETチップを使用したが、306℃の高い紡糸温度が適用されて深刻なポリマーの熱分解が引き起こされた場合にも、PET原糸の固有粘度(IV)および引張強度がそれぞれ1.1dl/gおよび10g/dに及ばなかった。
実施例1〜4では、1.4〜1.7dl/gの相対的に高い固有粘度(IV)を有するPETチップを使用し、295〜304℃の相対的に低い紡糸温度が適用されたにもかかわらず、380〜450℃の熱線で吐出直前の紡糸溶融液を加熱することによって2101〜2312psiの吐出圧力、すなわち許容可能な吐出圧力(2400psi以下)で紡糸工程および延伸工程(延伸後の速度:5,800mm/min)を行うことができた。
一方、実施例1〜3でのように1.7dl/gの固有粘度(IV)のPETチップを使用した比較例1の場合、実施例1〜3での紡糸温度よりも高い310℃の紡糸温度が適用されたにもかかわらず、熱線による加熱が省略されたので許容可能な範囲を外れた高い吐出圧力(すなわち、2930psi)が要求され、その結果、紡糸パックでの紡糸溶融液の漏出が引き起こされて、原糸の巻取りが不能であった。したがって、熱線による加熱せずに1.7dl/gの固有粘度(IV)のPETチップで紡糸工程を行うためには、310℃よりもずっと高い紡糸温度を適用して吐出圧力を減少させることが要求されると考えられる。しかし、310℃の紡糸温度を適用する場合にも相当なポリマーの熱分解が発生して約0.58dl/gのIV低下(PETチップのIV−落下した固形物サンプルのIV)が引き起こされたことを考慮すると、310℃よりもずっと高い紡糸温度を適用する場合、0.6dl/gを超えるIVの低下が引き起こされて、PET原糸の固有粘度(IV)および引張強度がそれぞれ1.1dl/gおよび10g/dに及ばないことは自明である。

Claims (8)

  1. 紡糸溶融液(spinning melt)の製造のために1.4〜1.7dl/gの固有粘度を有するポリエチレンテレフタレートチップを溶融させる工程と、
    紡糸パック(spinning pack)のノズルを通して前記紡糸溶融液を吐き出す工程と、
    前記ノズル直下に位置した300〜500℃の熱源で前記ノズルから吐き出される直前の前記紡糸溶融液を加熱する工程と、
    前記吐出工程によって形成された多数のフィラメントを集束させてマルチフィラメントを形成させる工程と、
    前記マルチフィラメントを延伸する工程とを含み、
    前記紡糸パックの温度を280〜305℃に維持するポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法。
  2. 4,000〜6,200m/minの延伸後の速度および1.9〜2.5の延伸比が適用される請求項1に記載のポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法。
  3. 前記ノズルと前記熱源の間の距離は5〜50mmである請求項1に記載のポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法。
  4. 前記熱源の温度は前記紡糸パックの温度よりも高い請求項3に記載のポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法。
  5. 前記熱源は熱線を含む請求項4に記載のポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法。
  6. 前記熱源は多数の熱線を含み、
    前記熱線は、前記フィラメントの移動を妨害しないように前記フィラメント間にそれぞれ配列される請求項4に記載のポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法。
  7. 前記熱線は等間隔に配列されており、
    前記熱線それぞれは、前記ノズルの下面と平行になるように配列される請求項6に記載のポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法。
  8. 前記吐出工程を、2400psi以下の吐出圧力下で行う請求項1に記載のポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法。
JP2021086074A 2017-09-22 2021-05-21 高強度ポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法 Pending JP2021120501A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2017-0122246 2017-09-22
KR20170122246 2017-09-22
JP2020531410A JP2020531710A (ja) 2017-09-22 2018-09-03 高強度ポリエチレンテレフタレート原糸およびその製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020531410A Division JP2020531710A (ja) 2017-09-22 2018-09-03 高強度ポリエチレンテレフタレート原糸およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021120501A true JP2021120501A (ja) 2021-08-19

Family

ID=65809768

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020531410A Pending JP2020531710A (ja) 2017-09-22 2018-09-03 高強度ポリエチレンテレフタレート原糸およびその製造方法
JP2021086074A Pending JP2021120501A (ja) 2017-09-22 2021-05-21 高強度ポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020531410A Pending JP2020531710A (ja) 2017-09-22 2018-09-03 高強度ポリエチレンテレフタレート原糸およびその製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20200216980A1 (ja)
EP (1) EP3686326A4 (ja)
JP (2) JP2020531710A (ja)
KR (1) KR20190034083A (ja)
CN (1) CN111148866A (ja)
WO (1) WO2019059560A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111575817A (zh) * 2019-02-19 2020-08-25 海宁新高纤维有限公司 一种热塑性聚氨酯纤维的制造方法
CN113430656B (zh) * 2021-06-25 2022-05-06 江苏恒力化纤股份有限公司 一种制备超高强聚酯工业丝的方法
CN113430657B (zh) * 2021-06-25 2022-05-24 江苏恒力化纤股份有限公司 一种降低聚酯工业丝纺丝温度的方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0578915A (ja) * 1991-09-13 1993-03-30 Toyobo Co Ltd 高強度、低収縮ポリエステル系繊維の製造方法
JPH05311513A (ja) * 1992-05-01 1993-11-22 Asahi Chem Ind Co Ltd 高強度低収縮率ポリエステル繊維
JPH09268429A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Toray Ind Inc 多糸条紡糸直接延伸法によるポリエステル繊維の製造法
JP2000265331A (ja) * 1999-03-19 2000-09-26 Unitika Ltd 高強度、高弾性率ポリエステル繊維の製造方法
EP1845177A2 (en) * 2006-04-14 2007-10-17 Hyosung Corporation Polyethylene terephthalate filament having high tenacity for industrial use
JP2009242954A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Toray Ind Inc シートベルト用ポリエステル繊維
JP2013522490A (ja) * 2010-03-29 2013-06-13 コーロン インダストリーズ インク ポリエステル原糸及びその製造方法
JP2013542336A (ja) * 2010-09-30 2013-11-21 コーロン インダストリーズ インク ポリエステル繊維およびその製造方法
KR20170090636A (ko) * 2016-01-29 2017-08-08 코오롱인더스트리 주식회사 고강도 폴리에스테르 원사 제조를 위한 장치 및 방법

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3988086A (en) * 1974-09-11 1976-10-26 Allied Chemical Corporation Melt spinning apparatus with convergence guide
CA1116363A (en) * 1977-01-26 1982-01-19 Bobby M. Phillips Fracturable textile filaments for producing yarns having free protruding ends and process
GB2078605B (en) * 1980-06-27 1983-11-23 Toray Industries Polyester fiber and process for producing same
US5033523A (en) * 1987-06-03 1991-07-23 Allied-Signal Inc. High strength polyester yarn for improved fatigue resistance
US4867936A (en) * 1987-06-03 1989-09-19 Allied-Signal Inc. Process for producing high strength polyester yarn for improved fatigue resistance
JP3459478B2 (ja) * 1994-11-04 2003-10-20 ユニチカ株式会社 エアバッグ用糸条
DE59608283D1 (de) * 1995-02-10 2002-01-10 Barmag Barmer Maschf Verfahren zur Herstellung eines multifilen Fadens
KR101575837B1 (ko) * 2009-12-18 2015-12-22 코오롱인더스트리 주식회사 에어백용 폴리에스테르 원사 및 그의 제조방법
US20120263401A1 (en) * 2009-12-24 2012-10-18 Hyosung Corporation Polyethylene terephthalate fiber for air-bags and textiles made from same
KR101295697B1 (ko) * 2009-12-29 2013-08-20 주식회사 효성 에어백용 폴리에틸렌테레프탈레이트 섬유 및 이를 이용한 직물
KR101551421B1 (ko) * 2009-12-31 2015-09-09 주식회사 효성 타이어용 고강력 폴리에스테르 멀티 필라멘트의제조방법
WO2016144105A1 (ko) * 2015-03-09 2016-09-15 한국생산기술연구원 고강도 합성섬유의 제조방법 및 그로부터 제조된 고강도 합성섬유

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0578915A (ja) * 1991-09-13 1993-03-30 Toyobo Co Ltd 高強度、低収縮ポリエステル系繊維の製造方法
JPH05311513A (ja) * 1992-05-01 1993-11-22 Asahi Chem Ind Co Ltd 高強度低収縮率ポリエステル繊維
JPH09268429A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Toray Ind Inc 多糸条紡糸直接延伸法によるポリエステル繊維の製造法
JP2000265331A (ja) * 1999-03-19 2000-09-26 Unitika Ltd 高強度、高弾性率ポリエステル繊維の製造方法
EP1845177A2 (en) * 2006-04-14 2007-10-17 Hyosung Corporation Polyethylene terephthalate filament having high tenacity for industrial use
JP2009242954A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Toray Ind Inc シートベルト用ポリエステル繊維
JP2013522490A (ja) * 2010-03-29 2013-06-13 コーロン インダストリーズ インク ポリエステル原糸及びその製造方法
JP2013542336A (ja) * 2010-09-30 2013-11-21 コーロン インダストリーズ インク ポリエステル繊維およびその製造方法
KR20170090636A (ko) * 2016-01-29 2017-08-08 코오롱인더스트리 주식회사 고강도 폴리에스테르 원사 제조를 위한 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
EP3686326A4 (en) 2021-10-06
US20200216980A1 (en) 2020-07-09
CN111148866A (zh) 2020-05-12
EP3686326A1 (en) 2020-07-29
JP2020531710A (ja) 2020-11-05
KR20190034083A (ko) 2019-04-01
WO2019059560A1 (ko) 2019-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021120501A (ja) 高強度ポリエチレンテレフタレート原糸の製造方法
CN102947494B (zh) 超高强度uhmw pe纤维和产品
KR101440570B1 (ko) 폴리에틸렌 섬유 및 그의 제조방법
KR101956711B1 (ko) 타이어 코드용 폴리에스테르 원사 제조를 위한 장치 및 방법
KR102127495B1 (ko) 폴리에틸렌테레프탈레이트 원사, 그 제조방법, 및 그것을 이용하여 제조된 타이어 코드
JP7348394B2 (ja) 優れた寸法安定性を有するポリエチレン原糸およびその製造方法
JP4337539B2 (ja) ポリエステル繊維の製造方法、及び溶融紡糸用紡糸口金
US10870929B2 (en) Polypropylene fiber and method for manufacturing polypropylene fiber
JP7096351B2 (ja) 高強度原糸を製造するための紡糸パック、原糸の製造装置および原糸の製造方法
US4956446A (en) Polyester fiber with low heat shrinkage
KR102282247B1 (ko) 고강도 폴리에스테르 원사 제조를 위한 장치 및 방법
JP3888164B2 (ja) ポリエステルモノフィラメントおよびその製造方法
JPS6221817A (ja) ポリエステル繊維の超高速紡糸方法
KR102400547B1 (ko) 고강도 폴리에스테르 원사의 제조 장치 및 그 제조 방법
US20230193518A1 (en) Ultra-fine denier uhmw pe fiber
KR102400546B1 (ko) 고강도 폴리에스테르 원사의 제조 방법 및 그 제조 장치
US20190153626A1 (en) Polyolefin fiber and method for producing same
JP2000144527A (ja) ポリエステル繊維の紡糸方法
JP3333750B2 (ja) ポリエステル繊維の製造方法
JP2842243B2 (ja) 溶融紡糸装置
JP4056288B2 (ja) ポリエステル極細マルチフィラメント糸の製造方法
JPH0617317A (ja) ポリエステル繊維の製造方法
JP2000345428A (ja) ポリオレフィン系繊維の製造方法
JPH10251919A (ja) ポリエステル繊維およびその製造方法
JPH01306614A (ja) ポリエーテルイミド繊維の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220621

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230131