JP2021119490A - 収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納された商品に関する情報を提示することが可能な収納装置及びプログラムを提供する。【解決手段】商品を収納するための空間を内部に有し、当該空間にアクセス可能な第1の開口が設けられた収納部と、前記第1の開口を開閉可能な第1の扉部と、前記第1の扉部の表面に設けられた表示部と、前記収納部に商品が収納されると、当該商品に応じた画像を取得し前記表示部に表示させる制御部と、を備える。【選択図】図10

Description

本発明の実施形態は、収納装置及びプログラムに関する。
従来、スーパーマーケット等の施設では、フードコートと呼ばれる飲食店街が設けられている。かかるフードコートでは、ユーザは複数の店舗(飲食店)の中から所望する商品を、当該商品を製造・販売する店舗で注文した後、ユーザ自身が商品を運んで飲食等を行うセルフサービス形式のサービスが提供されている。
一方、従来、ネットワーク接続された複数のロッカーを備える収納装置を介して、客に商品を引き渡すシステムが提案されている。
ところで、上述した収納装置をフードコート等に配置することで、飲食店からユーザへの商品の引き渡しを収納装置を介して行う形態が考えられる。しかしながら、従来の収納装置では、フードコート等での利用について何ら考慮されておらず、適用することは困難である。また、従来の収納装置では、ユーザは各ロッカーに収納された商品に関する情報を視認によって確認することができない。そのため、複数のユーザが商品の受け取りを収納装置の近傍で待機するフードコート等の環境では、商品の収納状況を容易に確認することができず、利便性の上で問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、収納された商品に関する情報を提示することが可能な収納装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の収納装置は、収納部と、第1の扉部と、表示部と、制御部とを備える。収納部は、商品を収納するための空間を内部に有し、当該空間にアクセス可能な第1の開口を有する。第1の扉部は、前記第1の開口を開閉可能である。表示部は、前記第1の扉部の表面に設けられる、制御部は、前記収納部に商品が収納されると、当該商品に応じた画像を取得し前記表示部に表示させる。
図1は、実施形態に係るロッカーシステムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る収納装置の外観構成の一例を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るロッカー管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る店舗画像管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る商品画像管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る制御装置の機能構成の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係るサーバ装置の機能構成の一例を示す図である。 図10は、実施形態の収納装置に表示される画像の一例を示す図である。 図11は、実施形態の収納装置に表示される画面の一例を示す図である。 図12は、実施形態の収納装置に表示される画像の一例を示す図である。 図13は、実施形態の収納装置に表示される画像の一例を示す図である。 図14は、実施形態の収納装置に表示される画像の一例を示す図である。 図15は、実施形態の店舗サーバ、ユーザ端末、及びサーバ装置が行う処理の一例を示すシーケンス図である。 図16は、実施形態の制御装置及びサーバ装置が行う処理の一例を示すシーケンス図である。 図17は、実施形態のサーバ装置が行う表示画像決定処理の一例を示すフローチャートである。 図18は、実施形態の制御装置及びサーバ装置が行う処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る収納装置及びプログラムについて説明する。以下に説明する実施形態では、スーパーマーケット等の施設内に設けられたフードコートにおいて、ユーザ(客)からオーダされた商品(食べ物(料理)、飲み物等の食品)を一時的に収納する収納装置の例について説明する。なお、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係るロッカーシステムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、ロッカーシステム1は、収納装置10と、店舗サーバ20と、ユーザ端末30と、サーバ装置40とを有する。収納装置10、店舗サーバ20、ユーザ端末30、及びサーバ装置40は、施設内に設けられたLAN(Local Area Network)や公衆回線等のネットワークN1を介して通信可能に接続される。
収納装置10は、フードコート内やフードコート出入り口付近等の所定の位置に設置されている。収納装置10は、フードコート内で営業する各店舗(飲食店)と、当該店舗を利用するユーザとの間の商品(食品)の受け渡しに利用される。具体的には、店舗は、ユーザからオーダされた商品(食品)を収納装置10に収納することで、商品の納品を行う。また、ユーザは、収納装置10を介して、店舗にオーダした商品(食品)の受け取りを行う。
図2は、収納装置10の外観構成の一例を示す斜視図である。ここで、図2Aは、収納装置10を前面側から見た斜視図である。また、図2Bは、収納装置10を背面側から見た斜視図である。なお、本実施形態では、フードコートを利用するユーザに面する側を前面と定義している。
図2に示すように、収納装置10は、台座部11と、ロッカー12と、制御装置13とを備える。台座部11は、収納部の一例であるロッカー12を下方から保持する。具体的には、台座部11は、ロッカー12の形状や配置レイアウトに応じた矩形状の構造物であり、地面から所定の高さを有する。これにより、収納装置10では、ロッカー12を地面から離間させることが可能となっている。
ロッカー12は、略箱状の筐体で構成され、その内部に商品を収納するための空間を有する。ロッカー12は、1又は複数個用意され、台座部11の上部に並べて又は積み重ねて配置される。図2では、水平方向にロッカー12を4個並べ、当該ロッカー12を高さ方向に3段積み重ねた、計15個の構成としている。なお、ロッカー12の個数や配置レイアウトは、図2の例に限定されないものとする。
ロッカー12の各々には、固有の識別子であるロッカーIDが付されている。ロッカーIDは、例えばロッカー番号である。後述する制御装置13及びサーバ装置40では、ロッカーIDに基づきロッカー12を管理することが可能となっている。
ロッカー12は、前面側に開口12aを有する。また、ロッカー12は、開口12aを開閉可能な扉部121を備える。ここで、開口12aは第1の開口に対応する。また、扉部121は、第1の扉部に対応する。
扉部121の表面にはLCD(Liquid Crystal Display)等の平面型ディスプレイである表示部122が設けられている。図2では、扉部121の表面全面に表示部122を設けた例を示しているが、扉部121の表面を占める表示部122の面積はこれに限らないものとする。
また、ロッカー12は、背面側にも開口12bを有する。ロッカー12は、開口12bを開閉可能な扉部123を背面側に備える。ここで、開口12bは第2の開口に対応する。また、扉部123は、第2の扉部に対応する。
扉部123には、把手124が設けられている。開口12a及び開口12bは、共にロッカー12内に連通しており、これらの開口12a、12bを介してロッカー12内へのアクセスが可能となっている。
本実施形態では、ロッカー12の背面側に設けられた開口12b(扉部123)は、商品をロッカー12に収納(納品)する際に使用される。一方、ロッカー12の前面側に設けられた開口12a(扉部121)は、ロッカー12から商品を取り出す際に使用される。つまり、収納装置10では、商品の収納と取り出しとで異なる扉部が使用されるよう構成されている。
また、ロッカー12の各々には、扉部121及び扉部123を個別に施錠するための電子ロック機構が設けられている。また、ロッカー12の各々には、扉部121及び扉部123の開閉状態を個別に検出するための検出機構が設けられている。かかる検出機構は、ロッカー12内への商品の収納(納品)動作、及びロッカー12からの商品の取り出し(受け取り)動作の検出に用いられる。また、上述した検出機構の代わりに、ロッカー12の底面に重量センサ等を設ける形態としてもよい。電子ロック機構及び検出機構は、後述する制御装置13に接続される。
なお、ロッカー12の構成は図2及び図3の例に限定されないものとする。例えば、図2では、背面側の扉部123に把手124を設けているが、前面側の扉部121にも把手124等の開閉支援部材や開閉支援のための窪み等を設けてもよい。
制御装置13は、サーバ装置40の制御の下、収納装置10(ロッカー12)の動作を制御する制御装置の一例である。制御装置13は、例えば四角柱状の筐体13aを有し、台座部11及びロッカー12の近傍に設けられる。なお、本実施形態では、制御装置13は、台座部11及びロッカー12と別体としたが、これに限らず、ロッカー12の配列の内に設ける構成としてもよい。
筐体13aの前面側には、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信を行うことが可能な近距離通信部131が設けられる。また、筐体13aの背面側には、表示部132と入力部133とが設けられる。表示部132は、LCD等の表示ディスプレイであり、入力部133を介して入力された情報や、収納装置10の操作に係る各種情報を表示する。入力部133は、操作ボタンやキーボード等の入力デバイスである。
上述した近距離通信部131及び入力部133は、ユーザや店員が収納装置10に情報を入力する際の入力インタフェースとして機能する。例えば、店舗の店員は、ロッカー12に商品を収納する際に、後述するサーバ装置40から指定されたロッカーIDを、自己の店舗を識別する店舗IDや、予め設定されたパスワード等とともに入力部133に入力する。また、ユーザは、自己が所持するユーザ端末30を近距離通信部131にかざす動作を行うことで、近距離通信部131を介し、ユーザ端末30の端末IDが入力される。ここで、端末IDは、ユーザ端末30を識別するための識別子であり、例えば、ユーザ端末30に固有のアドレス情報(電話番号、IPアドレス等)や製造ID等を使用することができる。
なお、図2及び図3の構成では、筐体13aの前面側には近距離通信部131のみ設けているが、背面側と同様に表示部132や入力部133を設けてもよい。また、筐体13aの背面側にも近距離通信部131を設ける構成としてもよい。
制御装置13は、筐体13aの内部に図3に示すハードウェア構成を有する。図3は、制御装置13のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示すように、制御装置13は、上述した近距離通信部131、表示部132及び入力部133の他、CPU(Central Processing Unit)134、ROM(Read Only Memory)135、及びRAM(Random Access Memory)136等のコンピュータ構成を備える。
CPU134は、プロセッサの一例であり、制御装置13の各部を統括的に制御する。ROM135は、各種プログラムを記憶する。RAM136は、プログラムや各種データを展開するワークスペースである。CPU134は、ROM135や後述する記憶部137に記憶されRAM136に展開されたプログラムに従って動作することによって、各種の処理を実行する。
また、制御装置13は、記憶部137、通信部138、及びインタフェース139等を備える。記憶部137は、HDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。記憶部137は、CPU134が実行することが可能なプログラムや、各ロッカー12のロッカーID等が設定された設定情報等を記憶する。
通信部138は、ネットワークN1に接続可能な通信インタフェースである。通信部138は、ネットワークN1を介してユーザ端末30やサーバ装置40等の外部装置と通信を行う。
インタフェース139は、ロッカー12の各々が接続される。具体的には、インタフェース139には、ロッカー12の各々が有する電子ロック機構及び検出機構等が電気的に接続される。
図1に戻り、店舗サーバ20は、フードコートで営業する飲食店等の各店舗に設けられるサーバ装置である。店舗サーバ20は、CPU、ROM、及びRAMのコンピュータ構成の他、表示装置や入力装置、補助記憶装置等を備える。
店舗サーバ20は、店舗運営に係る各種の処理を実行する。例えば、店舗サーバ20は、ユーザから商品のオーダを受け付けると、当該商品の収納先(納品先)となるロッカーIDをサーバ装置40から取得するための処理を実行する。
具体的には、店舗サーバ20は、ネットワークN1を介して、ユーザ端末30から送信されるオーダ情報を受け付ける。かかるオーダ情報には、少なくとも商品の種別を識別するための商品IDと、送信元のユーザ端末30を識別する端末IDとが含まれる。
店舗サーバ20は、オーダ情報を受け付けると、そのオーダ情報と、当該オーダ情報を送信したユーザ端末30の端末IDと、自己の店舗を識別する店舗IDとをサーバ装置40に送信する。これにより、サーバ装置40からは、後述する処理により、商品の収納先となるロッカーIDが店舗サーバ20に返信(指示)される。店舗サーバ20の店舗では、オーダされた商品の製造(調理等)が完了すると、店員はその商品を収納装置10に運ぶ。そして、店員は、入力部133を介して指定されたロッカーID等を入力することで、該当するロッカー12の扉部123を開錠し、開口12bからロッカー12の内部に商品を収納する。
ユーザ端末30は、フードコートを利用するユーザが携帯する端末装置である。ユーザ端末30は、ユーザが予め所持するスマートフォン等の端末装置であってもよいし、フードコートを利用するユーザに貸し出す専用の端末装置(オーダ端末等)であってもよい。
ユーザ端末30は、CPU、ROM、及びRAMのコンピュータ構成の他、LCD等の表示装置やタッチパネル等の入力装置、補助記憶装置等を備える。また、ユーザ端末30は、ネットワークN1に無線接続することが可能な通信装置、近距離通信部131と近距離無線通信を行うことが可能な近距離通信装置を備える。
ユーザ端末30は、商品のオーダに係る各種の処理を実行する。例えば、ユーザ端末30は、ユーザからの操作に応じて、各店舗が販売する各商品をオーダすることが可能なオーダ画面を表示する。ユーザ端末30は、オーダ対象の商品を決定する操作を受け付けると、当該商品の商品IDを含んだオーダ情報を、自己のユーザ端末30の端末IDとともに、オーダ対象の商品を製造・販売する店舗の店舗サーバ20に送信する。また、ユーザ端末30は、近距離通信部131との間で近距離無線通信を行い、自己のユーザ端末30の端末IDを近距離通信部131に送信する。
サーバ装置40は、ネットワークN1を介して、収納装置10や店舗サーバ20等の外部装置と通信可能に接続される。
サーバ装置40は、収納装置10の制御装置13と協働することで、各ロッカー12の使用状況を管理する。
また、サーバ装置40は、店舗サーバ20からの問い合わせに応じて、各店舗が商品の納品に使用するロッカー12のロッカーIDを通知する。具体的には、サーバ装置40は、店舗サーバ20からオーダ情報、店舗ID、端末IDが送信されると、各ロッカー12の使用状況に基づいて、商品の収納先となるロッカー12のロッカーIDを送信元の店舗サーバ20に通知する。
また、サーバ装置40は、収納装置10の制御装置13と協働することで、各ロッカー12の表示部122に表示する画像を制御する。
図4は、サーバ装置40のハードウェア構成の一例を示す図である。図4に示すように、サーバ装置40は、CPU401、ROM402、及びRAM403等のコンピュータ構成を備える。
CPU401は、プロセッサの一例であり、サーバ装置40の各部を統括的に制御する。ROM402は、各種プログラムを記憶する。RAM403は、プログラムや各種データを展開するワークスペースである。CPU401は、ROM402や後述する記憶部404に記憶されRAM403に展開されたプログラムに従って動作することによって、各種の処理を実行する。
また、サーバ装置40は、記憶部404、及び通信部405等を備える。記憶部404は、HDDやフラッシュメモリ等で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。記憶部404は、CPU401が実行することが可能なプログラムや、各種の設定情報を記憶する。また、記憶部404は、ロッカー管理テーブルT1、店舗画像管理テーブルT2、商品画像管理テーブルT3等を記憶する。
ロッカー管理テーブルT1は、収納装置10の使用状況を管理するためのデータテーブルである。図5は、ロッカー管理テーブルT1のデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、ロッカー管理テーブルT1は、各ロッカー12のロッカーIDに関連付けて、店舗ID、商品ID、端末ID、納品フラグ等の項目を記憶する。
ここで、店舗IDには、オーダ情報とともに送信された店舗IDが登録される。商品IDには、オーダ情報に含まれたオーダ対象の商品の商品IDが登録される。端末IDには、オーダ情報とともに送信された端末IDが登録される。
上述した店舗ID,商品ID及び端末IDは、店舗サーバ20から送信されるオーダ情報に基づいて登録される項目である。つまり、店舗ID,商品ID及び端末IDの項目が空欄のロッカーIDは、商品を収納する予定のない未使用のロッカー12(以下、空ロッカーともいう)となる。
納品フラグは、ロッカー12に商品が収納(納品)された状態か否かを判別するためのフラグ情報である。納品フラグは、例えばオン(1)とオフ(0)との二値で表すことができる。本実施形態では、納品フラグ“オフ”を商品が未収納の状態であるとし、納品フラグ“オン”を商品が収納済の状態であるとする。なお、納品フラグのデフォルト値は、未納品の状態を示す“オフ”であるとする。
店舗画像管理テーブルT2は、各店舗に関する画像データを記憶し管理するためのデータテーブルである。図6は、店舗画像管理テーブルT2のデータ構成の一例を示す図である。図6に示すように、店舗画像管理テーブルT2は、各店舗の店舗IDに関連付けて、当該店舗IDに対応する店舗の店舗画像を記憶する。
ここで、店舗画像は、例えば店舗のロゴマークや、店舗名、広告等を表す画像データである。なお、店舗画像は、静止画像データに限らず動画データであってもよい。また、同一の店舗IDに関連付けて記憶される店舗画像は一つに限らず、複数の店舗画像が記憶されてもよい。例えば、同一の店舗IDに関連付けて、画面サイズの異なる複数の店舗画像を記憶する形態としてもよい。
商品画像管理テーブルT3は、各店舗で製造・販売される商品に関する画像データを記憶し管理するためのデータテーブルである。図7は、商品画像管理テーブルT3のデータ構成の一例を示す図である。図7に示すように、商品画像管理テーブルT3は、各商品の商品IDに関連付けて、当該商品IDに対応する商品の商品画像を記憶する。
ここで、商品画像は、例えば商品を表す写真やイラストや、商品名、広告等を表す画像データである。なお、商品画像は、静止画像データに限らず動画データであってもよい。また、同一の商品IDに関連付けて記憶される商品画像は一つに限らず、複数の商品画像が記憶されてもよい。例えば、同一の店舗IDに関連付けて、種類の異なる商品画像や画面サイズの異なる商品画像を記憶する形態としてもよい。
図4に戻り、通信部405は、ネットワークN1に接続可能な通信インタフェースである。通信部405は、ネットワークN1を介して収納装置10(制御装置13)や店舗サーバ20等の外部装置と通信を行う。
次に、上述した制御装置13及びサーバ装置40の機能構成について説明する。
まず、図8を参照して、制御装置13の機能構成について説明する。ここで、図8は、制御装置13の機能構成の一例を示す図である。
図8に示すように、制御装置13は、端末ID取得部1301、電子ロック制御部1302、納品通知部1303、受取通知部1304、及び表示制御部1305を機能部として備える。
制御装置13が備える機能部の一部又は全ては、制御装置13のプロセッサ(CPU134)とメモリ(ROM135、記憶部137等)に記憶された各種プログラムとの協働により実現されるソフトウェア構成であってもよい。また、制御装置13が備える機能部の一部又は全ては、当該装置が具備する専用回路等で実現されるハードウェア構成であってもよい。
端末ID取得部1301は、商品の受け取りを行うユーザを識別するための情報として、当該ユーザが所持するユーザ端末30の端末IDを取得する。具体的には、端末ID取得部1301は、近距離通信部131と協働することで、近距離通信部131と近距離無線通信が確立したユーザ端末30から端末IDを取得する。
電子ロック制御部1302は、ロッカー12の各々に設けられた電子ロック機構の施錠と開錠とを制御する。具体的には、電子ロック制御部1302は、サーバ装置40の指示や、入力部133を介した操作に応じて、ロッカー12の扉部121、123に王けられた電子ロック機構の施錠と開錠とを制御する。なお、電子ロック制御部1302は、扉部121と扉部123の電子ロック機構を個別に制御することが可能であるとする。
納品通知部1303は、商品の収納(納品)が行われたロッカー12のロッカーIDをサーバ装置40に通知する。ここで、商品の収納が行われたか否かを判定する方法は特に問わず、種々の方法を採用することが可能である。
例えば、納品通知部1303は、扉部123の電子ロック機構が開錠されたことを条件に、商品の収納が行われたと判定してもよい、この場合、納品通知部1303は、開錠が行われたロッカー12のロッカーIDをサーバ装置40に通知する。また、例えば、納品通知部1303は、ロッカー12の検出機構により扉部123の開閉動作(開状態から閉状態への変化)が検出されたことを条件に、商品の収納が行われたと判定してもよい。この場合、納品通知部1303は、開閉動作が行われたロッカー12のロッカーIDをサーバ装置40に通知する。また、例えば、ロッカー12の底部に重量センサが設けられている場合、納品通知部1303は、重量センサで計測される重量が閾値(例えば、10グラム)以上に変化(増加)したことを条件に、商品の収納が行われたと判定してもよい。この場合、納品通知部1303は、重量が増加したロッカー12のロッカーIDをサーバ装置40に通知する。
受取通知部1304は、商品の受け取りが行われたロッカー12のロッカーIDをサーバ装置40に通知する。ここで、受け取りが行われたか否を判定する方法は特に問わず、種々の方法を採用することが可能である。
例えば、受取通知部1304は、扉部121の電子ロック機構が開錠されたことを条件に、商品の受け取りが行われたと判定してもよい。この場合、受取通知部1304は、開錠が行われたロッカー12のロッカーIDをサーバ装置40に通知する。また、例えば、受取通知部1304は、ロッカー12の検出機構により扉部121の開閉動作(開状態から閉状態への変化)が検出されたことを条件に、商品の受け取りが行われたと判定してもよい。この場合、受取通知部1304は、開閉動作が行われたロッカー12のロッカーIDをサーバ装置40に通知する。また、例えば、例えば、ロッカー12の底部に重量センサが設けられている場合、受取通知部1304は、重量センサで計測される重量が閾値(例えば、10グラム)未満に変化(減少)したことを条件に、商品の受け取りが行われたと判定してもよい。この場合、受取通知部1304は、重量が減少したロッカー12のロッカーIDをサーバ装置40に通知する。
表示制御部1305は、制御部及び制御手段の一例である。表示制御部1305は、サーバ装置40(後述する表示制御部4002)と協働することで、ロッカー12の各々に設けられた表示部132に表示する画面を制御する。具体的には、表示制御部1305は、ロッカー12に商品が収納されると、当該商品に応じた画像をサーバ装置40から取得し、取得した画像を当該ロッカー12の表示部122に表示させる。なお、ロッカー12が表示する画像については後述する。
次に、図9を参照して、サーバ装置40の機能構成について説明する。ここで、図9は、サーバ装置40の機能構成の一例を示す図である。
図9に示すように、サーバ装置40は、ロッカー管理部4001及び表示制御部4002を機能部として備える。
サーバ装置40が備える機能部の一部又は全ては、サーバ装置40のプロセッサ(CPU401)とメモリ(ROM402、記憶部404等)に記憶された各種プログラムとの協働により実現されるソフトウェア構成であってもよい。また、サーバ装置40が備える機能部の一部又は全ては、当該装置が具備する専用回路等で実現されるハードウェア構成であってもよい。
ロッカー管理部4001は、ロッカー管理テーブルT1に基づいて、収納装置10が備える各ロッカー12の使用状況を管理する。
例えば、ロッカー管理部4001は、店舗サーバ20から、オーダ情報、端末ID、及び店舗IDが送信されると、ロッカー管理テーブルT1に登録されたロッカーIDの中から、空ロッカーのロッカーIDを検索する。次いで、ロッカー管理部4001は、検索した空ロッカーのロッカーIDに関連付けて、オーダ情報とともに送信された店舗ID、端末ID、オーダ情報に含まれた商品IDを登録する。そして、ロッカー管理部4001は、商品ID等の各種情報を登録したロッカーIDを、当該商品IDに対応する商品の収納先(納品先)として店舗サーバ20に通知する。
なお、空ロッカーが存在しない場合には、ロッカー管理部4001は、その旨を通知する情報を店舗サーバ20に送信してもよい、また、ロッカー管理部4001は、空ロッカーが発生するまで、待ち行列処理を行ってもよい。
具体的には、ロッカー管理部4001は、送信されたオーダ情報、端末ID、及び店舗IDをFIFO(First In First Out)方式でRAM403等に一時記憶する。そして、ロッカー管理部4001は、空ロッカーが発生すると、RAM403からオーダ情報、端末ID、及び店舗IDの組を読み出し、当該空ロッカーのロッカーIDに関連付けて登録する。これにより、ロッカー管理部4001は、オーダ情報の送信が行われた順に、空ロッカーの割り当てを行うことができる。
また、検索された空ロッカーの個数が複数個存在する場合、ロッカー管理部4001は、商品の収納先となる一の空ロッカーを任意に選択してもよいし、所定のルールに基づいて選択してもよい。後者の場合、例えば、ロッカー管理部4001は、各ロッカー12のロッカーIDと、当該ロッカー12の収納装置10での配置位置とを関連付けた設定情報(以下、レイアウト情報)に基づき、空ロッカーを選択する形態としてもよい。
具体的には、ロッカー管理部4001は、レイアウト情報に基づき、店舗サーバ20から通知された登録対象の店舗IDと同一の店舗IDが登録されたロッカーIDに対応するロッカー12の配置位置を特定する。そして、ロッカー管理部4001は、特定したロッカー12の配置位置に隣接するロッカー12のロッカーIDの中から、一の空ロッカーを選択する。ここで、隣接とは、上下左右方向の隣接の他、斜め方向の隣接を含む概念である。
上記の選択方法により、ロッカー管理部4001は、同一の店舗(店舗ID)で製造・販売される商品の収納先となるロッカー12の配置位置を、一群(以下、クラスタともいう)に集合させることができる。これにより、後述する処理において、クラスタ化された複数のロッカー12の表示部122用いて、店舗画像等の拡大表示を効率的に行うことができる。
また、ロッカー管理部4001は、制御装置13から、商品の納品が行われたロッカー12のロッカーIDが通知されると、当該ロッカーIDに関連付けられた納品フラグをオンに設定する。これにより、ロッカー管理部4001は、ロッカーIDに関連付けられた納品フラグの値に基づき、商品が納品済みか否かを判別することができる。
なお、ロッカー管理部4001は、納品フラグがオンに切り替わったタイミングで、該当するロッカーIDに関連付けられた端末IDのユーザ端末30に対し、商品の納品が完了した旨を報知してもよい。これにより、サーバ装置40は、ユーザ端末30のユーザに対し、商品の受け取りを促すことができるため、ロッカー12の回転率や各店舗の回転率の向上を図ることができる。
また、ロッカー管理部4001は、制御装置13から、端末ID取得部1301で取得された端末IDが通知されると、当該端末IDに関連付けられたロッカーIDをロッカー管理テーブルT1から特定する。そして、ロッカー管理部4001は、特定したロッカーIDを指定した電子ロックの開錠指示を制御装置13に送信する。
制御装置13の電子ロック制御部1302は、サーバ装置40から電子ロックの開錠が指示されると、指定されたロッカーIDに対応するロッカー12の扉部121に設けられた電子ロックを開錠する。これにより、ユーザは、ロッカー12の開口12aを介して商品の取り出し(受け取り)が可能な状態となる。このように、収納装置10では、端末IDの読み取りが行われるまでの間、扉部121の施錠を維持する、これにより、収納装置10では、オーダユーザ以外の第三者がロッカー12から商品を取り出すような事態を防ぐことができる。
なお、ロッカー管理部4001は、制御装置13から端末IDが通知された段階で、該当するロッカーIDの納品フラグがオフの場合には、商品が未収納の状態であるため、開錠指示を抑制することが好ましい。また、ロッカー管理部4001は、表示制御部4002と協働することで、商品の納品(収納)が行われていないことを指示する指示情報を制御装置13に送信させてもよい。また、制御装置13の表示制御部1305は、指示情報に応じて、所定のロッカー12(例えば、制御装置13に隣接するロッカー12)の表示部122を用いて「現在準備中です」等のメッセージを表示させることで、商品が未納であることをユーザに報知してもよい。
また、ロッカー管理部4001は、制御装置13から、商品の受け取りが行われたロッカー12のロッカーIDが通知されると、当該ロッカーIDに関連付けられた商品ID、端末ID、及び店舗IDの各種情報をロッカー管理テーブルT1からクリアする。つまり、ロッカー管理部4001は、商品の受け取りが完了したロッカー12のロッカーIDを空ロッカーの状態に切り替える。なお、納品フラグは、情報のクリアに伴い、デフォルト値である“オフ”にリセットされるものとする。
表示制御部4002は、制御装置13(表示制御部1305)と協働することで、各ロッカー12の表示部122に表示する画像を制御する。
具体的には、表示制御部4002は、ロッカー12に商品が収納されると、当該商品に応じた画像を店舗画像管理テーブルT2及び商品画像管理テーブルT3から取得する。そして、表示制御部4002は、取得した画像を制御装置13に提供することで、商品が収納されたロッカー12の表示部132に当該商品に応じた画像を表示させる。
より詳細には、表示制御部4002は、制御装置13(受取通知部1304)からの通知や、ロッカー管理部4001による納品フラグのオン状態への切り替え等により、商品の収納(納品)が行われたことを検出する。また、表示制御部4002は、制御装置13(受取通知部1304)から通知されるロッカーIDや、納品フラグがオン状態に切り替えられたロッカーIDに基づき、商品の収納(納品)が行われたロッカー12のロッカーIDを特定する。次いで、表示制御部4002は、店舗画像管理テーブルT2及び商品画像管理テーブルT3から、特定した店舗ID及び商品IDに対応する店舗画像及び商品画像を読み出す。そして、表示制御部4002は、読み出した店舗画像及び商品画像の何れか一方又は両方を、特定したロッカーIDを指定した表示方法とともに制御装置13に送信する。
制御装置13の表示制御部1305では、サーバ装置40(表示制御部4002)から画像と表示方法(ロッカーID)とを取得すると、指定されたロッカーIDに対応するロッカー12の表示部122に取得した画像を表示させる。上記の連携動作により、商品が収納されたロッカー12の表示部122には、その商品の種別を表す商品画像や当該商品を製造・販売する店舗の店舗画像が表示される。
図10は、収納装置10に表示される画像の一例を示す図である。図10では、ロッカー12に収納された商品に係る画像として、当該商品の種別を表す商品画像G1を表示した例を示している。なお、図10では、説明の簡略化のため、同一の店舗に係る商品の商品画像G1を、同一の外形(丸、四角、三角)で表している(図11〜図14も同様)。
図10に示すように、商品が収納されたロッカー12には、その商品の商品画像G1がそれぞれ表示される。かかる表示により、商品をオーダしたユーザ(以下、オーダユーザともいう)は、収納装置10の前面側を見ることで、商品画像G1の種別や外形から、自己がオーダした商品が収納されているロッカー12の大凡の位置を把握することができる。
また、オーダユーザ以外の他のユーザは、収納装置10の前面側を見ることで、商品画像G1の種別や外形から、人気のある商品や各店舗での商品のオーダ状況を確認することができる。このように、収納装置10では、表示部122に表示する商品画像G1をデジタルサイネージとして利用することもできるため、オーダユーザ以外の他のユーザに対し、店舗の宣伝や購買意欲の促進を図ることができる。
また、図11は、収納装置10に表示される画面の他の例を示す図である。図11では、ロッカー12に収納された商品に係る画像として、当該商品を製造・販売する店舗に関する店舗画像G2を表示した例を示している。
図11に示すように、商品が収納されたロッカー12には、その商品に係る店舗の店舗画像G2がそれぞれ表示される。かかる表示により、オーダユーザは、収納装置10の前面側を見ることで、店舗画像G2の内容や外形から、自己がオーダした商品が収納されているロッカー12の大凡の位置を把握することができる。
また、オーダユーザ以外の他のユーザは、収納装置10の前面側を見ることで、各店舗の店舗画像G2の表示数や、全画面中に占める割合から、人気のある店舗を直観的に確認することができる。このように、収納装置10では、表示部122に表示する店舗画像G2をデジタルサイネージとして利用することもできるため、オーダユーザ以外の他のユーザに対し、店舗の宣伝や購買意欲の促進を図ることができる。
なお、上述した商品画像G1と店舗画像G2との両画像が制御装置13に提供される場合、制御装置13は、何れの画像を表示させてもよい。また、表示制御部4002から、両画像を切り替えて表示する表示方法が指示された、制御装置13は、商品画像G1と店舗画像G2とを、所定の時間毎に切り替えて表示させるものとする。
また、表示制御部4002で指定可能な表示方法は上記例に限らないものとする。例えば、表示制御部4002は、同一の店舗IDに係る商品を収納するロッカー12が複数存在するような場合、当該ロッカー12の表示部122を用いて単一の店舗画像G2を表示させる表示方法を指示してもよい。
また、例えば、表示制御部4002は、同一の店舗IDに係る商品を収納するロッカー12の配置位置が、クラスタを形成しているような場合、当該クラスタを形成する各ロッカー12の表示部122を用いて単一の店舗画像G2を表示させる表示方法を指示してもよい。
この場合、表示制御部4002は、表示対象となる単一の店舗画像G2とともに、クラスタを形成する各ロッカー12のロッカーIDと、拡大表示を指示する指示情報とを含んだ表示方法を制御装置13に送信する。なお、表示サイズの異なる店舗画像G2が店舗画像管理テーブルT2に格納されている場合には、表示制御部4002は、より大きな表示サイズの店舗画像G2を表示対象に選定してもよい。
一方、制御装置13の表示制御部1305は、表示制御部4002から表示方法として拡大表示が指示されると、表示対象の店舗画像G2を指定されたロッカーIDの各々に対応するロッカー12の表示部122に亘って表示させる。これにより、店舗画像G2は、図12に示すように、クラスタを形成するロッカー12の表示部122に亘って拡大表示されることになる。
図12は、収納装置10に表示される画像の一例を示す図である。図12は、表示方法として拡大表示が指示された場合の表示例を示している。ここでは、図10及び図11に示したクラスタを形成するロッカー12(外形が四角の画像を表示するロッカー12)の表示部122に亘って一の店舗画像G2を表示させた例を示している。
図12に示すように、表示方法として拡大表示が指定されると、同一店舗(店舗ID)の商品が収納されたクラスタを形成する各ロッカー12の表示部122に、その店舗を表す店舗画像G2が拡大して表示される。かかる表示により、オーダユーザは、収納装置10の前面側を見ることで、店舗画像G2が表示されている位置から、自己がオーダした商品が収納されているロッカー12の大凡の位置を把握することができる。
また、オーダユーザ以外の他のユーザは、収納装置10の前面側を見ることで、各店舗の店舗画像G2の大きさや、全画面中に占める割合から、人気のある店舗を直観的に確認することができる。このように、収納装置10では、表示部122に表示する店舗画像G2をデジタルサイネージとして利用することもできるため、オーダユーザ以外の他のユーザに対し、店舗の宣伝や購買意欲の促進を図ることができる。
なお、拡大表示を行う場合、表示先のロッカー12の最小個数は2個となるが、ロッカー12の個数や配置レイアウト等に条件を設けてもよい。例えば、クラスタを構成するロッカー12の個数が閾値(例えば5個)以上の場合に拡大表示を行うよう制限条件を設定してもよい。また、例えば、クラスタを構成するロッカー12の配置レイアウトが、2×2の配列(正方配列)を含む場合に拡大表示を行うよう制限条件を設定してもよい。このような制限条件を設けることで、店舗画像G2を拡大表示させた際の視認性を向上させることができる。
また、表示制御部4002は、制御装置13から端末IDが通知されると、ロッカー管理部4001と協働することで、その端末IDに対応するロッカーIDをロッカー管理テーブルT1から特定する。そして、表示制御部4002は、特定したロッカーIDの明示を制御装置13に指示する。
制御装置13の表示制御部1305は、サーバ装置40(表示制御部4002)から特定のロッカーIDの明示が指示されると、図13に示すように、指示されたロッカーIDに対応するロッカー12の表示部122に表示された画像を強調表示させる。
図13は、収納装置10に表示される画像の一例を示す図である。図13では、収納装置10の上から2段目、左から4番目のロッカー12の画面(商品画像G1)を強調表示した例を示している。なお、図13では、画面縁部に枠G3を表示させることで、画像の強調表示を行った例を示している。
上述の処理により、制御装置13は、ユーザにより近距離通信部131を介して端末IDの入力が行われると、当該ユーザがオーダした商品を収納するロッカー12を画面の強調表示によって明示する。これにより、オーダユーザは、自己がオーダした商品がどのロッカー12に収納されているのかを容易に確認することができる。したがって、収納装置10は、商品の受け取りに係る利便性を向上させることができる。
なお、図13では、ユーザがオーダした商品を収納するロッカー12を、画面の強調表示によって明示する形態としたが、他の方法を用いて明示してもよい。例えば、ロッカー12の扉部121の縁部にLED(Light Emitting Diode)等の発光装置を設け、当該発光装置を発光させることで、該当するロッカー12を明示する形態としてもよい。
また、表示制御部4002は、制御装置13からの通知、又はロッカー管理部4001によるロッカー管理テーブルT1のクリア処理により、商品の受け取りが行われたロッカー12のロッカーIDを検出する。表示制御部4002は、商品の受け取りが行われたロッカー12のロッカーIDを検出すると、そのロッカーIDを指定した表示終了指示を制御装置13に送信する。
制御装置13の電子ロック制御部1302は、サーバ装置40から表示終了が指示されると、指定されたロッカーIDに対応するロッカー12の表示部122に表示している画像をクリア等することで、画像の表示を終了する。
このように、ロッカーシステム1では、制御装置13の表示制御部1305と、サーバ装置40の表示制御部4002とが協働することで、ロッカー12の表示部122に表示される画像をロッカー12に収納される商品に応じて変更する。これにより、各ロッカー12の表示部122には、当該ロッカー12に商品が収納されている間、その商品に応じた画像が表示されることになる。
なお、本実施形態では、ロッカー管理テーブルT1に登録されたロッカーIDのうち、空ロッカーのロッカーIDを画像の表示対象から除外したが、この形態に限らないものとする。
例えば、表示制御部4002は、ロッカー管理テーブルT1に空ロッカーのロッカーIDが存在する場合、該当するロッカーIDとともに、施設やフードコート等を宣伝する宣伝画像を制御装置13に送信してもよい。また、空ロッカーがクラスタを形成する場合、表示制御部4002は、上記と同様にクラスタを形成する各ロッカー12のロッカーIDとともに、拡大表示の表示方法を指定してもよい。一方、制御装置13の表示制御部1305は、指定されたロッカーIDに対応するロッカー12の表示部122、つまり空ロッカーの表示部122に、サーバ装置40から取得した宣伝画像を表示させる。かかる構成により、空ロッカーの表示部122を有効活用して、フードコート等の宣伝を行うことができるため、ユーザの購買意欲の促進や各店舗の販売促進を図ることができる。
また、図10〜図13では、ロッカー12の表示部122に商品画像G1又は店舗画像G2を表示する例を説明したが、これに限らず、他の画像を表示させてもよい。例えば、図14に示すように、各ロッカー12の表示部122に当該ロッカー12のロッカーIDを示すロッカーID画像G4を表示させてもよい。ここで、図14は、収納装置10の表示される画像の一例を示す図である。
例えば、フードコート又は店舗の運用形態によっては、ユーザから商品のオーダが行われた際に、商品の受け取り先となるロッカーIDを店舗又はサーバ装置40から、ユーザ端末30宛に通知することが行われる。このような場合、各ロッカー12の表示部122にロッカーID画像G4を表示させることで、ユーザは自己がオーダした商品が収納されているロッカー12を容易に判別することができる。
なお、ロッカーID画像G4は、表示制御部4002と表示制御部1305との協働により表示されてもよいし、表示制御部1305単体の表示制御によって表示されてもよい。また、ロッカーID画像G4は常時表示されてもよいし、一時的に表示するよう制御してもよい。後者の場合、例えば、端末ID取得部1301が端末IDを取得したタイミングでロッカーID画像G4の表示を開始し、所定時間の間(一例として商品の受け取りが完了するまでの間)、ロッカーID画像G4の表示を継続させてもよい。
以下、上述したロッカーシステム1の動作例について説明する。
まず、図15を参照して、商品のオーダ時に店舗サーバ20、ユーザ端末30、及びサーバ装置40が行う動作について説明する。ここで、図15は、店舗サーバ20、ユーザ端末30、及びサーバ装置40が行う処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、ユーザ端末30は、オーダ対象の商品IDを含んだオーダ情報を、自己のユーザ端末30の端末IDとともに店舗サーバ20に送信する(ステップS11)。店舗サーバ20は、ユーザ端末30からオーダ情報及び端末IDを受信すると、これらの情報とともに自己の店舗の店舗IDをサーバ装置40に送信する(ステップS12)。
サーバ装置40のロッカー管理部4001は、店舗サーバ20からオーダ情報等の各種情報を受け付けると、ロッカー管理テーブルT1を参照し、空ロッカーのロッカーIDを検索する(ステップS13)。次いで、ロッカー管理部4001は、検索した空ロッカーのロッカーIDに関連付けて、店舗サーバ20から受け付けた各種情報を登録する(ステップS14)。そして、ロッカー管理部4001は、登録を行ったロッカーIDを、商品の収納(納品)先として店舗サーバ20に通知する(ステップS15)。
店舗サーバ20は、サーバ装置40からロッカーIDの通知を受け付けると、ユーザ端末30に対し、オーダの受け付けが完了したことを示すオーダ完了通知を行う(ステップS16)。ここで、店舗サーバ20は、サーバ装置40から通知されたロッカーIDを、オーダ完了通知に含めて送信してもよい。
なお、ユーザがオーダした商品の支払い方法は特に問わないものとする。例えば、ユーザは、ユーザ端末30を操作することで商品の代金を電子決済で支払ってもよい。
次に、図16を参照して、商品の納品時に収納装置10(制御装置13)及びサーバ装置40が行う動作について説明する。ここで、図16は、制御装置13及びサーバ装置40が行う処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、制御装置13の納品通知部1303は、扉部123の開閉等によりロッカー12に商品が収納(納品)されたことを検出すると(ステップS21)、収納検知を示す情報とともに、検出元のロッカー12のロッカーIDをサーバ装置40に通知する(ステップS22)。
サーバ装置40のロッカー管理部4001は、制御装置13から、商品の収納が行われたロッカー12のロッカーIDが通知されると、そのロッカーIDに対応するロッカー管理テーブルT1の納品フラグをオンに設定する(ステップS23)。続いて、表示制御部4002は、商品の収納が行われたロッカー12のロッカーIDに係る各種情報に基づいて、当該ロッカーIDに対応するロッカー12の表示部122に表示させる画像を決定する表示画像決定処理を実行する(ステップS24)。なお、表示画像決定処理については後述(図17参照)する。
そして、サーバ装置40の表示制御部4002は、表示画像決定処理で読み出された画像と、商品の収納が行われたロッカー12のロッカーID等を含む表示方法とを制御装置13に送信する(ステップS25)。
制御装置13の表示制御部1305は、サーバ装置40から画像と表示方法とを取得すると、該当するロッカー12の表示部122に対し、取得した画像を指示された表示方法に基づき表示させる(ステップS26)。
次に、図17を参照して、上述した表示画像決定処理について説明する。ここで、図17は、サーバ装置40が行う表示画像決定処理の一例を示すフローチャートである。
まず、表示制御部4002は、ロッカー管理テーブルT1を参照し、制御装置13から通知されたロッカーID,つまり商品の収納が行われたロッカー12のロッカーIDに関連付けられている店舗ID及び商品IDを特定する(ステップS31)。
続いて、表示制御部4002は、店舗画像管理テーブルT2及び商品画像管理テーブルT3から、ステップS31で特定した店舗ID及び商品IDに対応する画像(店舗画像、商品画像)を読み出す(ステップS32)。
続いて、表示制御部4002は、ステップS31で特定した店舗IDと同一の店舗IDが登録されたロッカーIDに対応する各ロッカー12の、収納装置10上で配置位置を特定する(ステップS33)。次いで、表示制御部4002は、ステップS33の処理結果に基づき、各ロッカー12がクラスタを形成するか否かを判定する(ステップS34)。ここで、クラスタを形成すると判定した場合(ステップS34;Yes)、表示制御部4002は、ステップS35に移行する。
ステップS35において、表示制御部4002は、クラスタを構成するロッカー12の個数が閾値以上(例えば5個以上)か否かを判定し、閾値未満の場合には(ステップS35;No)、ステップS37に移行する。クラスタを構成するロッカー12の個数が閾値以上の場合には(ステップS35;Yes)、ステップS36に移行する。
ステップS36では、表示制御部4002は、ステップS32で取得した店舗画像と、クラスタを構成するロッカー12のロッカーIDを指定した表示方法(拡大表示)とを制御装置13に送信する(ステップS36)。なお、ステップS36の処理は、図16のステップS25に対応するものである。
一方、ステップS34において、クラスタを形成しないと判定した場合には(ステップS34;No)、表示制御部4002は、ステップS37に移行する。ステップS37では、表示制御部4002は、ステップS32で読み出した店舗画像及び商品画像とともに、制御装置13から通知されたロッカーIDに、これらの画像を交互に表示させることを指示した表示方法を制御装置13に送信する(ステップS37)。なお、ステップS37の処理は、図16のステップS25に対応するものである。
上記の処理により、商品が収納されたロッカー12の表示部122には、収納された商品に応じた画像(店舗画像又は商品画像)が表示されることになる。
次に、図18を参照して、商品の受け取り時に収納装置10(制御装置13)及びサーバ装置40が行う動作について説明する。ここで、図18は、制御装置13及びサーバ装置40が行う処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、制御装置13の端末ID取得部1301は、近距離通信部131を介して、ユーザ端末30から端末IDを取得する(ステップS41)。端末ID取得部1301は、ユーザ端末30から取得した端末IDをサーバ装置40に送信する(ステップS42)。
サーバ装置40のロッカー管理部4001は、制御装置13から端末IDを受け付けると、当該端末IDに対応するロッカーIDをロッカー管理テーブルT1から特定する(ステップS43)。次いで、サーバ装置40の表示制御部4002は、ステップS43で特定されたロッカーIDの明示を制御装置13に指示する(ステップS44)。
制御装置13の表示制御部1305は、サーバ装置40からロッカーIDが指示されると、指示されたロッカーIDに対応するロッカー12の表示部122に表示された画面を強調表示させることで、該当するロッカー12を明示させる(ステップS45)。また、制御装置13の電子ロック制御部1302は、ステップS44で指示されたロッカーID、又はサーバ装置40のロッカー管理部4001から指示されるロッカーIDに基づき、該当するロッカー12の扉部121に設けられた電子ロックを解除(開錠)する(ステップS46)。これにより、ユーザは、自己がオーダした商品を、当該商品を収納するロッカー12から受け取る(取り出す)ことが可能となる。
続いて、制御装置13の受取通知部1304は、扉部121の開閉動作等によりロッカー12から商品が取り出されたことを検出すると(ステップS47)、受取完了を示す情報とともに、検出元のロッカー12のロッカーIDをサーバ装置40に通知する(ステップS48)。
サーバ装置40のロッカー管理部4001は、制御装置13から、商品の受け取りが完了したロッカー12のロッカーIDが通知されると、そのロッカーIDに関連付けられた各種情報をロッカー管理テーブルT1からクリアする(ステップS49)。続いて、表示制御部4002は、各種情報のクリアにより空ロッカーとなったロッカーIDの表示終了指示を制御装置13に送信する(ステップS50)。
そして、制御装置13の表示制御部1305は、サーバ装置40から表示の終了が指示されると、指定されたロッカーIDに対応するロッカー12の表示を停止させることで、商品画像G1又は店舗画像G2の表示を終了する(ステップS51)。
以上のように、本実施形態の収納装置10は、ロッカー12に商品が収納されると、当該商品に応じた画像をサーバ装置40から取得し、ロッカー12の表示部122に表示させる。これにより、収納装置10は、商品の受け取りを待機するユーザに対し、各ロッカー12に収納された商品に関する情報を提示することができる。したがって、収納装置10は、商品の受け取りを収納装置の近傍で待機するユーザに対し、商品の収納状況を容易に確認することが可能な画面(デジタルサイネージ)を提供することができるため、利便性の向上を図ることができる。
また、本実施形態の収納装置10は、ロッカー12に収納された商品を表す商品画像又は当該商品を製造・販売する店舗を表す店舗画像を、該当するロッカー12の表示部122に表示させる。これにより、収納装置10は、商品の受け取りを待機するユーザに対し、自己がオーダした商品が収納されたロッカー12の大凡の位置を把握させることできるため、利便性の向上を図ることができる。
また、本実施形態の収納装置10は、同一の店舗で販売される商品を収納したロッカー12が複数個存在する場合に、当該ロッカー12に設けられた表示部122を用いて、その店舗を表す一の店舗画像を表示させる。これにより、収納装置10は、収納された商品に係る店舗画像を複数の表示部122に亘って表示させることができる。
また、本実施形態の収納装置10は、同一の店舗で販売される商品を収納したロッカー12がクラスタを形成する場合に、当該クラスタを形成するロッカー12に設けられた表示部122を用いて、その店舗を表す一の店舗画像を表示させる。これにより、収納装置10は、収納された商品に係る店舗画像を拡大して表示させることができる。
なお、上述した実施形態は、上述した各装置が有する構成又は機能の一部を変更することで、適宜に変形して実施することも可能である。そこで、以下では、上述した実施形態に係るいくつかの変形例を他の実施形態として説明する。なお、以下では、上述した実施形態と異なる点を主に説明することとし、既に説明した内容と共通する点については詳細な説明を省略する。また、以下で説明する変形例は、個別に実施されてもよいし、適宜組み合わせて実施されてもよい。
(変形例1)
上述の実施形態では、収納装置10の使用状況をサーバ装置40で管理する形態としたが、これに限らず、制御装置13側で管理する形態としてもよい。
この場合、制御装置13は、例えば上述した構成とともに、サーバ装置40が有するロッカー管理テーブルT1と、ロッカー管理部4001及び表示制御部4002の機能を備える。かかる構成とすることで、上述した実施形態での制御装置13とサーバ装置40との協働動作を、収納装置10(制御装置13)単体で実現することができる。
なお、制御装置13は、店舗画像管理テーブルT2及び商品画像管理テーブルT3を保持する構成としてもよいし、他のサーバ装置に記憶された店舗画像管理テーブルT2及び商品画像管理テーブルT3を参照する構成としてもよい。
(変形例2)
上述の実施形態では、一のロッカー12には、一の店舗の商品が収納される形態を説明したが、これに限らず、一のロッカー12に複数の店舗の商品が収納される形態としてもよい。
この場合、表示制御部4002は、ロッカー12に収納された各商品を製造・販売する店舗に関する店舗画像を店舗画像管理テーブルT2から読み出す。そして、表示制御部4002は、該当するロッカー12のロッカーIDと、店舗画像の切り替え表示を指示する表示方法を制御装置13に送信する。また、表示制御部1305は、指定されたロッカーIDに対応するロッカー12の表示部122に、当該ロッカー12に収納された各商品に係る複数の店舗画像を、所定の時間毎に切り替えて表示させる。
これにより、収納装置10は、複数の店舗に係る複数の商品が同一のロッカー12に収納された場合にであっても、これらの店舗を表す店舗画像をロッカー12の表示部122に表示させることができる。
(変形例3)
上述の実施形態では、ロッカー12の前面側と背面側とに開口(12a、12b)及び扉部(121、123)を設ける形態としたが、これに限らず、ロッカー12の前面側にのみ設ける形態としてもよい。この場合、ロッカー12の前面に設けられた開口12aは、商品の納品時と受け取り時に使用されることになる。
なお、本変形例を採用する場合、制御装置13の表示部132及び入力部133を、筐体13aの前面側に配置することが好ましい。また、制御装置13の電子ロック制御部1302は、入力部133を介した操作に応じて、当該操作で指定されたロッカーIDの電子ロックを開錠する。例えば、電子ロック制御部1302は、入力部133を介して、ロッカーIDとともに、店舗IDや予め設定されたパスワード等の入力を受け付けると、そのロッカーIDに対応するロッカー12の扉部121に設けられた電子ロックを開錠する。また、電子ロック制御部1302は、近距離通信部131を介して、店舗IDやパスワード等の入力を受け付けてもよい。
また、本変形例を採用する場合、納品通知部1303及び受取通知部1304を統合し、扉部121の開操作が行われたロッカー12に対応するロッカーIDを、サーバ装置40に送信する構成としてもよい。この場合、サーバ装置40は、制御装置13から送信されるロッカーIDに応じて、ロッカー管理テーブルT1の納品フラグを更新することで、ロッカー12に商品が納品された状態か否かを、サーバ装置40側で管理することができる。
具体的には、ロッカー管理部4001は、制御装置13から送信されたロッカーIDの納品フラグがオフの状態の場合、当該納品フラグをオンに設定することで、商品が納品された状態とする。また、ロッカー管理部4001は、制御装置13から送信されたロッカーIDの納品フラグがオンの状態の場合、当該納品フラグをオフに設定(リセット)することで、商品の受け取りが完了した状態とする。なお、納品フラグをリセットする際には、ロッカー管理部4001は、その納品フラグに対応するロッカーIDに関連付けられた店舗ID,商品ID等の情報のクリアを行うものとする。
これにより、本変形例の収納装置10は、ロッカー12の前面側にのみ開口12a及び扉部121が設けられた構成であっても、上述した実施形態と同様の効果を奏することができる。
(変形例4)
上述の実施形態では、収納装置10をフードコートで使用する場合の形態を説明したが、収納装置10の使用形態はこれに限らないものとする。例えば、収納装置10は、フードコート以外の環境に適用してもよいし、食品以外の商品を収納してもよい。
上述の実施形態の各装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。上述の実施形態の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上述の実施形態の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 ロッカーシステム
10 ロッカー装置
11 台座部
12 ロッカー
121 扉部
122 表示部
123 扉部
124 把手
13 制御装置
1301 端末ID取得部
1302 電子ロック制御部
1303 納品通知部
1304 受取通知部
1305 表示制御部
20 店舗サーバ
30 ユーザ端末
40 サーバ装置
4001 ロッカー管理部
4002 表示制御部
T1 ロッカー管理テーブル
T2 店舗画像管理テーブル
T3 商品画像管理テーブル
特開2002−24709号公報
本発明の実施形態は、収納装置に関する。
実施形態の収納装置は、店舗に配置され、注文された飲食物を収納するための収納部を複数有する収納装置であって、前記収納部は、収納された飲食物を取り出す際に顧客が使用する第1の開口と、前記第1の開口と対向する側に設けられ店員が飲食物を収納する際に使用する第2の開口と、前記第1の開口を開閉する第1の扉部と、前記第1の扉部を施錠する電子ロックと、を有し、飲食物を受け取るための情報と飲食物を収納する収納部を特定する情報とを取得する第1の取得部と、顧客の操作によって前記飲食物を受け取るための情報を取得する第2の取得部と、前記第1の取得部が取得した前記飲食物を受け取るための情報及び前記収納部を特定する情報と、前記第2の取得部が取得した前記飲食物を受け取るための情報とに基づき、前記収納部を特定する情報で特定される前記収納部の前記電子ロックを制御することで、前記第1の扉部を開錠する開錠制御部と、を備える。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願当初の発明が解決しようとする課題及び特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
課題は、収納された商品に関する情報を提示することが可能な収納装置及びプログラムを提供することである。
[1]商品を収納するための空間を内部に有し、当該空間にアクセス可能な第1の開口が設けられた収納部と、前記第1の開口を開閉可能な第1の扉部と、前記第1の扉部の表面に設けられた表示部と、前記収納部に商品が収納されると、当該商品に応じた画像を取得し前記表示部に表示させる制御部と、を備える収納装置。
[2]前記制御部は、前記収納部に収納された商品の種別を表す画像又は前記収納部に収納された商品を販売する店舗を表す画像を、前記表示部に表示させる付記[1]に記載の収納装置。
[3]前記収納部は、水平及び高さ方向に配列して複数個設けられ、前記制御部は、同一の店舗で販売される商品を収納した前記収納部が複数存在する場合に、当該収納部に設けられた前記表示部を用いて前記店舗を表す一の画像を表示させる付記[2]に記載の収納装置。
[4]前記制御部は、同一の店舗で販売される商品を収納した前記収納部がクラスタを形成する場合に、当該クラスタを形成する前記収納部に設けられた前記表示部を用いて前記店舗を表す一の画像を表示させる付記[3]に記載の収納装置。
[5]前記収納部は、前記第1の開口に対向する側に前記空間にアクセス可能な第2の開口を有し、当該第2の開口を開閉可能な第2の扉部を更に備える付記[1]に記載の収納装置。
[6]商品を収納するための空間を内部に有し、当該空間にアクセス可能な第1の開口が前面に設けられた収納部と、前記第1の開口を開閉可能な第1の扉部と、前記第1の扉部の表面に設けられた表示部と、を備える収納装置のコンピュータを、前記収納部に商品が収納されると、当該商品に応じた画像を前記表示部に表示させる制御手段と、して機能させるためのプログラム。
実施形態の収納装置は、店舗に配置され、注文された飲食物を収納するための収納部を複数有する収納装置であって、前記収納部は、収納された飲食物を取り出す際に顧客が使用する第1の開口と、前記第1の開口と対向する側に設けられ店員が飲食物を収納する際に使用する第2の開口と、前記第1の開口を開閉する第1の扉部と、前記第1の扉部を施錠するロック機構と、を有し、注文時に決定された飲食物を取り出すための情報と飲食物を収納する収納部を特定する情報とを関連付けて記憶部に記憶する記憶手段と、顧客の操作によって前記飲食物を取り出すための情報を取得する第1の取得手段と前記第1の取得手段が取得した前記飲食物を取り出すための情報と前記記憶部に記憶されている情報とに基づき、前記注文された飲食物を収納する前記収納部が特定される場合は、該当する収納部の前記ロック機構を開錠し、前記注文された飲食物が収納されていない場合は、前記ロック機構の施錠を維持する開錠制御手段と、を備える。

Claims (6)

  1. 商品を収納するための空間を内部に有し、当該空間にアクセス可能な第1の開口が設けられた収納部と、
    前記第1の開口を開閉可能な第1の扉部と、
    前記第1の扉部の表面に設けられた表示部と、
    前記収納部に商品が収納されると、当該商品に応じた画像を取得し前記表示部に表示させる制御部と、
    を備える収納装置。
  2. 前記制御部は、前記収納部に収納された商品の種別を表す画像又は前記収納部に収納された商品を販売する店舗を表す画像を、前記表示部に表示させる請求項1に記載の収納装置。
  3. 前記収納部は、水平及び高さ方向に配列して複数個設けられ、
    前記制御部は、同一の店舗で販売される商品を収納した前記収納部が複数存在する場合に、当該収納部に設けられた前記表示部を用いて前記店舗を表す一の画像を表示させる請求項2に記載の収納装置。
  4. 前記制御部は、同一の店舗で販売される商品を収納した前記収納部がクラスタを形成する場合に、当該クラスタを形成する前記収納部に設けられた前記表示部を用いて前記店舗を表す一の画像を表示させる請求項3に記載の収納装置。
  5. 前記収納部は、前記第1の開口に対向する側に前記空間にアクセス可能な第2の開口を有し、当該第2の開口を開閉可能な第2の扉部を更に備える請求項1に記載の収納装置。
  6. 商品を収納するための空間を内部に有し、当該空間にアクセス可能な第1の開口が前面に設けられた収納部と、前記第1の開口を開閉可能な第1の扉部と、前記第1の扉部の表面に設けられた表示部と、を備える収納装置のコンピュータを、
    前記収納部に商品が収納されると、当該商品に応じた画像を前記表示部に表示させる制御手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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