JP2015191459A - 通信システム、サーバ装置、端末装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

通信システム、サーバ装置、端末装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用するテーブルが互いに異なる複数の客で商品をシェア可能な通信システムを提供する。【解決手段】端末装置200_1は、複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付ける。サーバ装置100は、当該商品についてシェアの提案を受け付けたことに基づき、端末装置200_2に対して、当該商品がシェア対象の商品であることを表したシェア情報を送信する。端末装置200_2は、端末装置200_1が利用される前記テーブルとは異なるテーブルにおいて利用され、シェア情報に基づき当該商品がシェア対象の商品であることを表示する。端末装置200_2は、当該商品に関する予め定められた入力を受け付けた場合、サーバ装置100に対して、シェアの提案に応じることを表した承諾通知を送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、サーバ装置と複数の端末装置とを備えた通信システム、サーバ装置、端末装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、レストラン等の飲食店において客の注文(オーダ)を処理するシステムが知られている。
特許文献1には、このようなシステムの一例として、客が注文した商品の商品名と該商品を取り分ける人数とが該商品ごとに入力されるオーダ入力端末と、オーダ入力端末に入力された商品名と人数とに基づいて、当該商品の人数単位の金額を該商品ごとに計算し、当該計算された金額を表示する精算端末とを有する注文情報処理システムが開示されている。
また、特許文献2には、双方向型の食べ物及び/又は飲み物の注文システムが開示されている。当該注文システムは、プロジェクタとインターフェイス機器とを有する。プロジェクタは、食べ物及び/又は飲み物の選択オプションのメニューが表面の一部又は全部に映し出されるように、当該表面の上方に設置されたコンピュータによって制御される。インターフェイスは、ユーザが操作することによって当該選択オプションの選択を行うことができる上記コンピュータに接続されている。
さらに、特許文献3には、レストラン等で客の要求に応じてオーダをPOS(Point of sale)システムに入力する携帯型の入力装置が開示されている。当該入力装置は、料理名等を入力するスイッチ部に加えて、当該スイッチ部にて入力された料理等に関連する情報を無段階に入力する所定のグラフを備える。
また、特許文献4には、レストラン等のユーザーテーブルにメニューの内容が表示されると共にユーザが選択した表示メニューをタッチしてオーダするタッチ画面タイプのオーダ入力手段を設けたオーダリングサービスシステムが開示されている。当該オーダリングサービスにおいては、当該入力手段からユーザが実行するオーダ入力をオーダサーバーコンピュータに入力して、オーダ内容と料金、テーブル番号などの注文データを、少なくともユーザと精算所と調理場に印字等により供給する。さらに、オーダリングシステムでは、タッチ画面に表示される表示メニュー又は注文データなどの表示をゲーム要素として、サーバーコンピュータに予めプレイ形式、或は、懸賞やクイズ等の形式でゲームを設定しておく。ユーザがタッチ画面に表示されるゲーム表示をタッチ操作することにより、ユーザは、ゲームを画面上で実行できる。
また、従来、サーバに保存された商品に関連した商品案内情報をクライアントで読み出し、表示した後、当該クライアントから当該サーバに対して商品の注文を行ない、当該商品に関する情報を商品販売者に提供する商品案内方法が開示されている。
特許文献5には、このような商品案内方法の一例として、クライアントから商品の注文を受けるごとにサーバでは、当該商品の注文数および同一分野の商品全体の注文数を計数し、当該商品の注文数および当該同一分野の商品全体の注文数から商品全体のシェアを計算し、当該計算したシェアを出力する情報サービス方法が開示されている。
特開2008−123418号公報 特表2010−521018号公報 特開2002−197553号公報 特開2003−317155号公報 特開2002−133070号公報
特許文献1の注文情報処理システムは、1つのグループ(テーブル)において複数人で1つの商品をシェアする際の各人の支払金額を計算する技術である。それゆえ、当該注文情報処理システムでは、1つのテーブルにおいて1つの商品の一部(たとえば、ピザ半分、ボトルワインの1/3の量等)のみの注文を受け付ける構成ではない。したがって、当該注文情報処理システムでは、異なるテーブルの利用者同士間の間で、商品をシェアすることはできない。この点は、特許文献2から4においても同様である。
また、特許文献5は、いわゆる共同購入に関する技術であるが、クライアントが他のクライアントに対して、商品をシェアすることを提案することはできない。
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、利用するテーブルが互いに異なる複数の客で商品をシェア可能な通信システム、サーバ装置、端末装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明のある局面に従うと、通信システムは、第1の端末装置と、第2の端末装置と、第1および第2の端末装置の各々に通信可能に接続されたサーバ装置とを備える。第1の端末装置は、各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品を表示し、複数の商品のうちから選択された第1の商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付け、入力を受け付けたことに基づき、第1の商品についてのシェアが提案されたことを表した第1の情報を、サーバ装置に送信する。サーバ装置は、第1の情報を受信したことに基づき、第2の端末装置に対して、第1の商品がシェア対象の商品であることを表した第2の情報を送信する。第2の端末装置は、第1の端末装置が利用されるテーブルとは異なるテーブルにおいて利用され、第2の情報に基づき、第1の商品がシェア対象の商品であることを表示し、第1の商品に関する予め定められた入力を受け付けた場合、サーバ装置に対して、シェアの提案に応じることを表した第3の情報を送信する。
好ましくは、第1の端末装置は、シェアの条件を含んだ提案の入力を受け付ける。第1の情報および第2の情報は、シェアの条件をさらに含む。第2の端末装置は、第1の商品がシェア対象の商品であることと、シェアの条件とを表示する。
好ましくは、シェアの条件は、シェアの量または割合の指定を含む。
好ましくは、シェアの条件は、シェアに対して支払う金額の指定をさらに含む。
好ましくは、第3の情報は、シェアの提案に応じる際の当該シェアの条件をさらに含む。サーバ装置は、第1の情報に含まれる条件と、第3の情報に含まれる条件とに基づいて、シェアが成立したか否かを判断する。
好ましくは、第1の端末装置は、シェアの提案に応じる制限時間を設定するための入力をさらに受け付け、制限時間を表す情報をサーバ装置に送信する。サーバ装置は、制限時間が経過すると第3の情報を受け付けない。
好ましくは、通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、各第2の端末装置から第3の情報を受信する度に、シェアの提案に応じる通知があったことを、第1の端末装置に通知する。第1の端末装置は、シェアの提案に応じる通知があったことを表示する。第1の端末装置は、シェアの提案に応じる通知があったことを表示した後に、シェアの提案に応じることを締め切るための入力を受け付けると、シェアの提案に応じることをサーバ装置に締め切らせるための指令を、サーバ装置に対して送信する。
好ましくは、第1の端末装置は、シェアの条件を含んだ提案の入力を受け付ける。第1の情報および第2の情報は、シェアの条件をさらに含む。シェアの条件は、シェアを行なうテーブルの数に関する条件を含む。サーバ装置は、シェアに応じた第2の端末装置の数に基づいて、テーブルの数に関する条件が満たされたか否かを判断し、テーブルの数に関する条件がさらに満たされた場合に、シェアが成立したと判断する。
好ましくは、通信システムは、サーバ装置に接続されたキャッシュレジスタをさらに備える。サーバ装置は、第1の情報に含まれる条件および第3の情報に含まれる条件に基づいて、各テーブルの客が支払う金額をテーブル毎に算出し、算出された金額をキャッシュレジスタに出力する。
好ましくは、サーバ装置は、提案をキャンセルするための通知を第1の端末装置から受け付けた場合、シェアが成立していないことを条件に、提案をキャンセルする。
好ましくは、第1の端末装置は、複数の商品のうちの第1の商品とは異なる第2の商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力をさらに受け付けたことに基づき、第2の商品についてのシェアが提案されたことを表した第4の情報を、サーバ装置にさらに送信する。サーバ装置は、第1の商品についてシェアが成立したと判断すると、第2の商品についてのシェアの提案をキャンセルする。
好ましくは、通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、各テーブルの客の人数の情報を記憶しており、サーバ装置は、少なくとも、人数が最も少ないテーブルの第2の端末装置に、第2の情報を送信する。
好ましくは、通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、第1の商品と同じ商品を注文したテーブル以外のテーブルにおいて利用される第2の端末装置に対して、第2の情報を送信する。
好ましくは、通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、第1の商品と同じカテゴリの商品を注文したテーブルにおいて利用される第2の端末装置に対して、第2の情報を送信する。
好ましくは、通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、第1の端末装置および複数の第2の端末装置の各々の位置を特定するための情報に基づいて、第1の端末装置と各第2の端末装置との間の距離の長短を判定し、第1の端末装置との間の距離が短い順に、複数の第2の端末装置のうちから予め定められた数の第2の端末装置を抽出し、抽出された第2の端末装置に、第2の情報を送信する。
好ましくは、通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、第1の商品に含まれる食べ物の個数に基づき、複数の第2の端末装置から、第2の情報を送信する第2の端末装置を選択する。
好ましくは、通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、第1の商品に含まれる食べ物の個数に基づき、複数の第2の端末装置から、第1の端末装置によってシェアされた後の食べ物の個数よりも客の人数が少ないテーブルにおいて利用される第2の端末装置を抽出し、抽出された第2の端末装置に対して第2の情報を送信する。
好ましくは、サーバ装置は、複数の商品について、過去のシェアの成立確率を記憶しており、成功確率が高い順に商品を表示させるための表示用データを第1の端末装置に送信する。第1の端末装置は、表示用データに基づいた商品選択画面を表示する。
好ましくは、サーバ装置は、制限時間を経過した場合にシェアが成立していないときには、第1の端末装置に対してシェアが不成立であることを通知する。
好ましくは、サーバ装置は、シェアが不成立となった後に第2の端末装置から第1の情報を受信した場合、第1の端末装置に対して第2の情報を送信する。第1の端末装置は、第2の情報に基づき、第1の商品がシェア対象の商品であることを表示し、第1の商品に関する予め定められた入力を受け付けた場合、サーバ装置に対して、第3の情報を送信する。
好ましくは、通信システムは、サーバ装置と通信可能な第3の端末装置をさらに備える。サーバ装置は、第3の端末装置から第1の情報を受信した場合、第1の商品を、第1の端末装置を利用する客と第3の端末装置を利用する客とでシェアが可能か否かを判断する。
好ましくは、通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、複数の第2の端末装置のうちの2つ以上から第3の情報を受信した場合、複数の第1の商品を、第1の端末装置を利用する客と第3の情報を送信した第2の端末装置を利用する複数の客とで、シェアが可能か否かを判断する。
好ましくは、通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置の少なくとも1つは、飲食店の外に位置する可搬性を有する携帯端末装置である。サーバ装置は、携帯端末装置に第2の情報を送信する。
好ましくは、通信システムは、サーバ装置と通信可能に接続された表示装置をさらに備える。表示装置は、飲食店の調理場に設置される。サーバ装置は、第1の端末装置から第1の情報を受信すると、表示装置に第1の商品の注文が確定したことを通知する。表示装置は、通知を受信したことに基づき、複数の商品のうち、注文された商品を報知する。
本発明の他の局面に従うと、サーバ装置は、第1の端末装置および第2の端末装置と通信可能に接続される。サーバ装置は、各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアする提案を表した第1の情報を、第1の端末装置から受信する第1の通信手段と、第1の情報を受信したことに基づき、第2の端末装置に対して、選択された商品がシェア対象の商品であることを表した第2の情報を送信する第2の通信手段とを備える。第2の通信手段は、選択された商品に関する予め定められた入力を第2の端末装置が受け付けたことに基づき、シェアの提案に応じることを表した第3の情報を第2の端末装置から受信する。
本発明のさらに他の局面に従うと、端末装置は、サーバ装置と通信可能に接続される。端末装置は、各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品を表示する表示手段と、複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付ける受付手段と、入力を受け付けたことに基づき、選択された商品についてのシェアが提案されたことを表した情報を、サーバ装置に送信する通信手段とを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、情報処理方法は、第1の端末装置と、第2の端末装置と、第1および第2の端末装置の各々に通信可能に接続されたサーバ装置とを備えた通信システムにおいて実行される。情報処理方法は、第1の端末装置が、各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品を表示するステップと、第1の端末装置が、複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付けるステップと、第1の端末装置が、入力を受け付けたことに基づき、選択された商品についてのシェアが提案されたことを表した第1の情報を、サーバ装置に送信するステップと、サーバ装置が、第1の情報を受信したことに基づき、第2の端末装置に対して、選択された商品がシェア対象の商品であることを表した第2の情報を送信するステップとを備える。第2の端末装置は、第1の端末装置が利用されるテーブルとは異なるテーブルにおいて利用される。情報処理方法は、第2の情報に基づき、選択された商品がシェア対象の商品であることを表示するステップと、選択された商品に関する予め定められた入力を受け付けた場合、サーバ装置に対して、シェアの提案に応じることを表した第3の情報を送信するステップとをさらに備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、情報処理方法は、第1の端末装置および第2の端末装置と通信可能に接続されたサーバ装置において実行される。情報処理方法は、各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアする提案を表した第1の情報を、第1の端末装置から受信するステップと、第1の情報を受信したことに基づき、第2の端末装置に対して、選択された商品がシェア対象の商品であることを表した第2の情報を送信するステップと、選択された商品に関する予め定められた入力を第2の端末装置が受け付けたことに基づき、シェアの提案に応じることを表した第3の情報を第2の端末装置から受信するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、情報処理方法は、サーバ装置と通信可能に接続される端末装置において実行される。情報処理方法は、各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品を表示するステップと、複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付けるステップと、入力を受け付けたことに基づき、選択された商品についてのシェアが提案されたことを表した情報を、サーバ装置に送信するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、第1の端末装置および第2の端末装置と通信可能に接続されたサーバ装置を制御する。プログラムは、各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアする提案を表した第1の情報を、第1の端末装置から受信するステップと、第1の情報を受信したことに基づき、第2の端末装置に対して、選択された商品がシェア対象の商品であることを表した第2の情報を送信するステップと、選択された商品に関する予め定められた入力を第2の端末装置が受け付けたことに基づき、シェアの提案に応じることを表した第3の情報を第2の端末装置から受信するステップとを、サーバ装置のプロセッサに実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、サーバ装置と通信可能に接続される端末装置を制御する。プログラムは、各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品を表示するステップと、複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付けるステップと、入力を受け付けたことに基づき、選択された商品についてのシェアが提案されたことを表した情報を、サーバ装置に送信するステップとを、端末装置のプロセッサに実行させる。
本発明によれば、利用するテーブルが互いに異なる複数の客で商品をシェア可能となる。
本実施の形態に係る通信システムの概略構成を説明するための図である。 通信システム1が設置された飲食店900を表した図である。 通信システム1におけるシェアの処理の概要を説明するためのシーケンスチャートである。 端末装置200_1における画面遷移を説明するための図である。 端末装置200_2における画面遷移を説明するための図である。 端末装置200_3における画面遷移を説明するための図である。 サーバ装置100に格納されているデータ70の概略構成を表した図である。 複数の端末装置200のうち、商品のシェアの提案を行なう端末装置200(図3の場合には端末装置200_1)における処理の流れを説明するためのフローチャートである。 複数の端末装置200のうち、商品のシェアに応じる端末装置200(図3の場合には端末装置200_2または200_3)における処理の流れを説明するためのフローチャートである。 サーバ装置100における処理の流れを説明するためのフローチャートである。 サーバ装置100および端末装置200の機能的構成を説明するための機能ブロック図である。 端末装置200_1のハードウェア構成の典型例を表した図である。 サーバ装置100のハードウェア構成の典型例を表した図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態に係る通信システムについて説明する。また、以下の説明では、同一の部材には同一の参照符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<A.システム構成>
図1は、本実施の形態に係る通信システムの概略構成を説明するための図である。図1を参照して、通信システム1は、サーバ装置100と、複数の端末装置200_1,200_2,200_3,…200_n(nは、4以上の自然数)と、表示装置300と、キャッシュレジスタ400とを備える。なお、以下では、複数の端末装置200_1,200_2,200_3,…200_nを総称して、「端末装置200」と言う。
サーバ装置100と、各端末装置200と、表示装置300と、キャッシュレジスタ400とは、有線あるいは無線により、互いに通信可能に接続されている。サーバ装置100、端末装置200、表示装置300、およびキャッシュレジスタ400は、飲食店の店内に設置されている。
なお、サーバ装置100は、店外に設置されていてもよい。この場合には、サーバ装置100は、インターネットによって、端末装置200、複数の表示装置300、およびキャッシュレジスタ400に接続される。
図2は、通信システム1が設置された飲食店900を表した図である。図2を参照して、端末装置200_1〜200_6は、それぞれ、テーブル950_1〜950_6の上に設置されている。表示装置300は、厨房に設置される。なお、以下では、複数のテーブル950_1〜950_6および図示しないテーブル950_7〜950_nを総称して、「テーブル950」と言う。
端末装置200は、タッチスクリーンを備える。各端末装置200は、飲食店のメニューを構成する複数の商品(料理等の食べ物、飲み物)をディスプレイに表示するとともに、タッチパネルを用いた商品の注文を客から受け付ける。
サーバ装置100は、端末装置200から商品の注文を受け付ける。サーバ装置100は、端末装置200から受け付けた注文を表示装置300に表示させる。サーバ装置100は、通信ケーブル800で、各端末装置200と、表示装置300とに可能に接続されている。
通信システム1は、さらに、利用するテーブルが互いに異なる複数の客同士の間で1つの商品をシェアする機能を備える。当該機能の説明については、後述する。
<B.処理の概要>
以下、商品のシェアの概要について、シェアする商品がボトルワインである場合を例に挙げて説明する。各端末装置200は、飲食店の店内において提供されている複数の商品を表示する。つまり、各端末装置200は、ディスプレイにメニューを表示する。
複数の端末装置200のうちの端末装置200_k(1≦k≦n)が、複数の商品のうちからテーブル950_kの客によって選択されたボトルワインを、利用するテーブル950が互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力(ユーザ操作)を受け付けたとする。この場合、端末装置200_kは、上記入力を受け付けたことに基づき、ボトルワインについてのシェアが提案されたことを表した情報を、サーバ装置100に送信する。
サーバ装置100は、端末装置200_kから上記の情報を受信したことに基づき、一例として端末装置200_k以外の端末装置200に対して、ボトルワインがシェア対象の商品であることを表した情報を送信する。
端末装置200_k以外の端末装置200は、サーバ装置100からの上記の情報に基づき、ボトルワインがシェア対象の商品であることをディスプレイに表示する。端末装置200_k以外の端末装置200は、ボトルワインに関する予め定められた入力(ユーザ操作)を受け付けた場合、サーバ装置100に対して、シェアの提案に応じることを表した情報を送信する。
サーバ装置100は、シェアの提案に応じることを表した情報を受信すると、シェアが成立したか否かを判断する。「シェアが成立」とは、1つの商品を複数のテーブル(たとえば、複数の異なるグループ同士)でシェアすることが可能になった状態(詳しくは、1つの商品を複数のテーブルで過不足なく分け合う状態となったこと)をいう。なお、シェアが成立したか否かの判断の詳細については後述する。
以下では、端末装置200を利用する客を「端末装置200のユーザ」とも称する。また、シェアの提案を行なったユーザの端末装置200を、「シェアの提案元の端末装置200」とも称する。
(b1.シーケンス)
図3は、通信システム1におけるシェアの処理の概要を説明するためのシーケンスチャートである。なお、以下では、端末装置200_kが、端末装置200_1である場合を例に挙げて説明する。
シーケンスSQ2において、端末装置200_1のユーザの入力に基づき、端末装置200_1は、ボトルワインのシェアの提案をサーバ装置100に送信する。シーケンスSQ4,SQ6,SQ8において、サーバ装置100は、端末装置200_2〜200_nに対して、ボトルワインがシェア対象の商品であることを表した情報(以下、「シェア情報」と称する)を送信する。シェア情報は、シェアへの参加を促すための情報でもある。
端末装置200_2のユーザがボトルワインのシェアに応じる入力を端末装置200_2に対して行なった場合、シーケンスSQ10において、端末装置200_2は、シェアの提案に応じることを表した情報(承諾通知)をサーバ装置100に送信する。
サーバ装置100は、シェアが成立したか否かを判断する。たとえば、シェアを提案した客(端末装置200_1のユーザ)が、ボトルワイン(内容量を720mlとする)のうちの240mlを希望したとする。また、シェアに応じた客(端末装置200_2のユーザ)が、360mlを希望したとする。この場合、サーバ装置100は、合計量が600mlであって、720mlに達していないため、シェアが未だ成立していないと判断する。
シーケンスSQ12,SQ14において、サーバ装置100は、端末装置200_2のユーザがシェアに応じたことに基づき、ボトルワインのシェアに関する画面を更新することを指示する情報(更新情報)を、端末装置200_3,200_i(4≦i≦n)に送信する。
端末装置200_3のユーザがボトルワインのシェアに応じる入力を端末装置200_3に対して行なった場合、シーケンスSQ16において、端末装置200_3は、シェアの提案に応じることを表した情報(承諾通知)をサーバ装置100に送信する。
サーバ装置100は、シェアが成立したか否かを判断する。たとえば、2回目にシェアに応じた客(端末装置200_3のユーザ)が、120mlを希望したとする。この場合、サーバ装置100は、合計量が720mlに達したため、シェアが成立したと判断する。
シーケンスSQ18、SQ20,SQ22において、サーバ装置100は、ボトルワインのシェアが成立したことを表す通知(成立通知)を、シェアを提案した客(以下、「提案者」とも称する)が利用する端末装置200_1、シェアに応じた客が利用する端末装置200_2,200_3に通知する。
さらに、サーバ装置100は、ボトルワインのシェアの量(または割合)に応じた課金処理を行なう。たとえば、ボトルワイン1本分の料金を3000円とすると、サーバ装置100は、端末装置200_1のユーザに対して1000円の課金、端末装置200_2のユーザに対して1500円の課金、端末装置200_3のユーザに対して500円の課金を行なう。具体的には、サーバ装置100は、各客への課金の額を算出し、算出した額を客毎に区分してキャッシュレジスタ400に送信する。
(b2.ユーザインターフェイス)
次に、図3で説明した処理を行なう際に端末装置200_1,200_2,200_3の各々において表示されるユーザインターフェイスの例を説明する。
図4は、端末装置200_1における画面遷移を説明するための図である。図4における状態(i)を参照して、端末装置200_1は、タッチスクリーン259に、飲食店で提供される商品を選択するためのメニュー画面を表示する。たとえば、端末装置200_1は、画像2411で特定される商品(ボトルワイン)を選択する入力を客から受け付けた場合、画面を状態(i)から状態(ii)に遷移させる。
状態(ii)を参照して、端末装置200_1は、選択された商品の画像2421と、商品の情報2422(量および金額)と、画面を状態(i)に戻すためのソフトウェアボタン2433と、選択された商品を注文するためのソフトウェアボタン2424と、選択された商品をシェアするためのソフトウェアボタン2425とをタッチスクリーン259に表示する。端末装置200_1は、ソフトウェアボタン2425を選択する入力を客から受け付けた場合、画面を状態(ii)から状態(iii)に遷移させる。
状態(iii)を参照して、端末装置200_1は、シェア条件を設定するための画面をタッチスクリーン259に表示する。具体的には、シェア対象商品がボトルワインの場合、端末装置200_1は、量(または割合)を入力するための入力ボックス2431と、シェアに応じる時間(制限時間)を入力するための入力ボックス2432と、支払金額を入力するための入力ボックス2433と、状態(ii)に示した画面に戻るためのソフトウェアボタン2434と、注文をするためのソフトウェアボタン2435とを、タッチスクリーン259に表示する。
なお、状態(iii)では、入力ボックス2431〜2433に対する入力がなされていないため、端末装置200_1は、ソフトウェアボタン2435を選択不可能な状態として表示している。
入力ボックス2431〜2433に対する入力がなされると、端末装置200_1は、画面を状態(iii)から状態(iv)に遷移させる。なお、状態(iv)は、客による入力の一例である。状態(iv)を参照して、端末装置200_1は、注文をするためのソフトウェアボタン2435を選択可能な状態にする。
端末装置200_1は、ソフトウェアボタン2435を選択するための入力を客から受け付けると、画面を状態(iv)から状態(v)に遷移させる。状態(v)を参照して、端末装置200_1は、シェアの提案が行なわれた旨の表示2451と、メニュー表示に戻るためのソフトウェアボタン2452とを表示する。
なお、図4の状態(iv)は、量に応じて支払金額が自動的に按分される例を挙げて説明したが、これに限定されず、客が金額を直接入力してもよい。場合によっては、シェアの提案者が商品の全額を負担する構成であってもよい。
図5は、端末装置200_2における画面遷移を説明するための図である。図5を参照して、端末装置200_2は、サーバ装置100からシェア情報を受信すると(図3におけるシーケンスSQ4)、画面をメニュー画面から状態(i)に遷移する。状態(i)を参照して、端末装置200_2は、シェアの対象商品の情報2511と、シェア成立までの条件を表した情報2512と、メニュー画面に戻るためのソフトウェアボタン2513と、シェアの提案に応じるための入力画面に遷移するためのソフトウェアボタン2514とをタッチスクリーン259に表示する。
端末装置200_2は、ソフトウェアボタン2514を選択する入力を客から受け付けた場合、画面を状態(i)から状態(ii)に遷移させる。状態(ii)を参照して、端末装置200_2は、シェア条件を設定するための画面をタッチスクリーン259に表示する。具体的には、端末装置200_2は、量(または割合)を入力するための入力ボックス2521と、支払金額を入力するための入力ボックス2522と、シェア設立までの残量の情報2523と、状態(i)に示した画面に戻るためのソフトウェアボタン2524と、注文をするためのソフトウェアボタン2525とを、タッチスクリーン259に表示する。
端末装置200_2は、ソフトウェアボタン2525を選択するための入力を客から受け付けると、画面を状態(ii)から状態(iii)に遷移させる。状態(iii)を参照して、端末装置200_2は、シェアの提案に応じた旨の表示2531と、メニュー表示に戻るためのソフトウェアボタン2532とを表示する。
図6は、端末装置200_3における画面遷移を説明するための図である。図6を参照して、端末装置200_3は、サーバ装置100からシェア情報を受信すると(図3におけるシーケンスSQ6)、画面をメニュー画面から状態(i)に遷移する。状態(i)を参照して、端末装置200_3は、シェアの対象商品の情報2611と、シェア成立までの条件を表した情報2612と、メニュー画面に戻るためのソフトウェアボタン2613と、シェアの提案に応じるための入力画面に遷移するためのソフトウェアボタン2614とをタッチスクリーン259に表示する。
端末装置200_2のユーザ(客)がボトルワインのシェアに応じた場合(図3のシーケンスSQ10、および図5の状態(iii))、端末装置200_3は、サーバ装置100から受信した情報に基づき、画面を状態(i)から状態(ii)に遷移させる。
状態(ii)を参照して、端末装置200_3は、シェアの提案に対する参加があった旨と参加を促す旨とを表した情報2621と、シェアの対象商品の情報2622と、シェア成立までの条件を表した情報2623と、メニュー画面に戻るためのソフトウェアボタン2624と、シェアの提案に応じるための入力画面に遷移するためのソフトウェアボタン2625とをタッチスクリーン259に表示する。
端末装置200_3は、ソフトウェアボタン2625を選択する入力を客から受け付けた場合、画面を状態(ii)から状態(iii)に遷移させる。状態(iii)を参照して、端末装置200_3は、シェア条件を設定するための画面をタッチスクリーン259に表示する。具体的には、端末装置200_3は、量(または割合)を入力するための入力ボックス2631と、支払金額を入力するための入力ボックス2632と、シェア設立までの残量の情報2633と、状態(ii)に示した画面に戻るためのソフトウェアボタン2634と、注文をするためのソフトウェアボタン2635とを、タッチスクリーン259に表示する。
端末装置200_3は、ソフトウェアボタン2635を選択するための入力を客から受け付けると、画面を状態(iii)から状態(iv)に遷移させる。状態(iv)を参照して、端末装置200_3は、シェアが成立した旨の表示2641と、メニュー表示に戻るためのソフトウェアボタン2642とを表示する。
<C.処理の詳細>
図7は、サーバ装置100に格納されているデータ70の概略構成を表した図である。図7を参照して、データ70においては、端末装置の識別情報と、複数の提案同士を互いに識別するための識別情報(提案の識別情報)と、シェア対象商品の識別情報と、シェアの希望量または希望割合と、提案者が設定した制限時間と、支払金額と、提案または当該提案に応じる承諾通知の受付時刻と、シェア対象商品の残量または残りの割合と、提案者およびシェア参加者とのいずれかであるかを表す区分とが対応付けられている。
具体的には、データ70のNo.1〜No.3に対応付けられた各情報は、図4〜図6に基づいて説明した処理がなされた場合のデータの格納例を表している。端末装置の識別情報T001,T002,T003は、それぞれ、端末装置200_1,200_2,200_3を表す。シェア対象商品の識別情報P043は、ボトルワイン(チリ産、3000円)を表す。
サーバ装置100は、端末装置200からシェアの提案があった場合、シェアに応じる情報を端末装置200から受け付けると、データ70を更新する。また、サーバ装置100は、データ70を参照して、シェアが成立したか否かを判断する。たとえば、サーバ装置100は、No.3のデータがデータ70に格納されると、シェア対象商品の識別情報がP043の商品(ボトルワイン)についてシェアが成立したと判断する。
より詳しく説明すると以下のとおりである。
(1)サーバ装置100は、制限時間を経過すると、自動的にシェアの提案の登録をキャンセルする。当該構成によれば、シェアの提案を行なった客は、当該提案をキャンセルする入力を行なわなくても済む。
(2)シェアの提案元の端末装置200は、シェアの提案に応じる制限時間を設定するための入力を受け付け、制限時間を表す情報をサーバ装置100に送信する。サーバ装置100は、制限時間が経過すると、他の客が当該シェアに応じることを受け付けない。制限時間を設定することにより、たとえば、満腹になった後、帰る直前にシェアが成立してしまうことを防ぐことができる。それゆえ、客は、シェアの提案を容易にし易くなる。
(3)サーバ装置100は、提案をキャンセルするための通知を当該提案の送信元である端末装置200から受け付けた場合、当該シェアが成立していないことを条件に、当該提案をキャンセルする。当該構成によれば、提案を行なった客は、提案を行なった商品について別途シェアの提案が他の客によってなされている場合、当該他の客の提案に応じることが可能となる。また、当該構成によれば、提案を行なった客が、たとえば提案後に注文した商品との関係で提案を取り下げたい場合に対応できる。
(4)サーバ装置100は、制限時間を経過した場合にシェアが成立していないときには、少なくとも当該シェアの提案元の端末装置200に対してシェアが不成立であることを通知する。当該構成によれば、シェアの提案を行なった客は、シェアが不成立となったことが分かる。
この場合、当該シェアの提案の送信元の端末装置200は、客が再度同じ条件でシェアの提案を容易に行えるようにするため、再登録用の画面に進むための案内を画面に表示してもよい。また、上記シェアの提案の送信元の端末装置200は、シェアが成立しなかった商品をシェアすることなく注文するための画面に進むための案内を画面に表示してもよい。また、上記シェアの提案の送信元の端末装置200は、シェアが成立しなかった商品のクーポンをタッチスクリーン259に表示してもよい。
<D.制御構造>
図8は、複数の端末装置200のうち、商品のシェアの提案を行なう端末装置200(図3の場合には端末装置200_1)における処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図8を参照して、ステップS102において、端末装置200は、タッチスクリーン259にメニューを表示する。ステップS104において、端末装置200は、メニューの中から商品の選択を受け付ける。ステップS106において、端末装置200は、選択された商品(たとえば、ボトルワイン)についてシェアの提案を受け付けたか否かを判断する。具体例を挙げれば、端末装置200は、図4の状態(ii)におけるソフトウェアボタン2454の選択、図4における状態(iii)の入力ボックス2431〜2433への入力、および図4(iv)におけるソフトウェアボタン2435の選択の一連の処理がなされたか否かを判断する。
端末装置200は、提案の入力を受け付けたと判断された場合(ステップS106においてYES)、ステップS108において、シェア成立通知をサーバ装置100から受信したか否かを判断する。端末装置200は、提案の入力を受け付けていないと判断された場合(ステップS106においてNO)、処理をステップS116に進める。
端末装置200は、シェア成立通知を受信したと判断された場合(ステップS108においてYES)、ステップS110において、シェアが成立したことをタッチスクリーン259に表示する。具体例を挙げれば、端末装置200は、図6の状態(iii)で示したのと同様の画面を表示する。端末装置200は、シェア成立通知を受信していないと判断された場合(ステップS108においてNO)、ステップS112において、シェア不成立通知を受信したか否かを判断する。
端末装置200は、シェア不成立通知を受信したと判断された場合(ステップS112においてYES)、ステップS114において、シェアが不成立となったことをタッチスクリーン259に表示する。端末装置200は、シェア不成立通知を受信したと判断された場合(ステップS112においてNO)、処理をステップS108に戻す。
端末装置200は、ステップS116において、提案された商品について注文が確定したか否かを判断する。つまり、端末装置200は、シェアではなく、端末装置200の客が商品を丸ごと購入したか否かを判断する。たとえば、端末装置200は、図4の状態(ii)のソフトウェアボタン2424が選択されたか否かを判断する。
端末装置200は、注文が確定したと判断された場合(ステップS116においてYES)、ステップS118において、サーバ装置100に対して選択された商品を注文する。端末装置200は、注文が確定していないと判断された場合(ステップS116においてNO)、ステップS120において、メニュー表示に戻る入力を受け付けたか否かを判断する。
端末装置200は、メニュー表示に戻る入力が受け付けられたと判断された場合(ステップS120においてYES)、処理をステップS102に戻す。端末装置200は、メニュー表示に戻る入力が受け付けられていないと判断された場合(ステップS120においてNO)、処理をステップS116に戻す。
図9は、複数の端末装置200のうち、商品のシェアに応じる端末装置200(図3の場合には端末装置200_2または200_3)における処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図9を参照して、ステップS202において、端末装置200は、サーバ装置100から受信したシェア情報を表示する。具体例を挙げれば、端末装置200は、図5の状態(i)に示した画面を表示する。ステップS204において、端末装置200は、シェアの提案に応じる入力を受け付けたか否かを判断する。具体例を挙げれば、端末装置200は、図5の状態(i)におけるソフトウェアボタン2514の選択、図5における状態(ii)の入力ボックス2521,2522への入力、およびソフトウェアボタン2525の選択の一連の処理がなされたか否かを判断する。
端末装置200は、提案に応じる入力を受け付けたと判断された場合(ステップS204においてYES)、ステップS206において、サーバ装置100に承諾通知を送信する。端末装置200は、提案に応じる入力を受け付けていないと判断された場合(ステップS204においてNO)、処理をステップS216に進める。
ステップS208において、端末装置200は、シェア成立通知をサーバ装置100から受信したか否かを判断する。端末装置200は、シェア成立通知を受信したと判断された場合(ステップS208においてYES)、ステップS210において、シェアが成立したことをタッチスクリーン259に表示する。
端末装置200は、シェア成立通知を受信していないと判断された場合(ステップS208においてNO)、ステップS212において、シェア不成立通知をサーバ装置100から受信したか否かを判断する。端末装置200は、シェア不成立通知を受信したと判断された場合(ステップS212においてYES)、ステップS214において、シェアが不成立となったことをタッチスクリーン259に表示する。端末装置200は、シェア不成立通知を受信していないと判断された場合(ステップS212においてNO)、処理をステップS208に戻す。
ステップS216において、端末装置200は、制限時間を経過した旨をサーバ装置100から受信したか否かを判断する。端末装置200は、制限時間を経過した旨を受信したと判断された場合(ステップS216においてYES)、一連の処理を終了する。端末装置200は、制限時間を経過した旨を受信していないと判断された場合(ステップS216においてNO)、処理をステップS204に戻す。
図10は、サーバ装置100における処理の流れを説明するためのフローチャートである。図10を参照して、ステップS302において、サーバ装置100は、シェアの提案を端末装置200から受け付ける。ステップS304において、サーバ装置100は、シェア情報を、シェアの提案を受け付けた端末装置200以外の端末装置200に送信する。
ステップS306において、サーバ装置100は、シェア情報の送信先の端末装置200から承諾通知を受信したか否かを判断する。なお、承諾通知は、たとえば、図5の状態(ii)に示すソフトウェアボタン2525の選択に伴う通知であり、シェア条件についての設定情報(量(割合)および支払金額)を含む。
サーバ装置100は、承諾通知を受信したと判断された場合(ステップS306においてYES)、ステップS308において、シェアが成立したか否かを、承諾通知の受信によって更新されたデータ70に基づき判断する。サーバ装置100は、承諾通知を受信していないと判断された場合(ステップS306においてNO)、処理をステップS312に進める。
サーバ装置100は、シェアが成立したと判断された場合(ステップS308においてYES)、ステップS310において、シェア成立通知を、当該シェアの提案元の端末装置200と当該シェアに応じた端末装置200とに送信する。
サーバ装置100は、ステップS312において、シェアの送信元の端末装置200によって設定された制限時間を経過したか否かを判断する。サーバ装置100は、制限時間を経過したと判断された場合には、シェア不成立通知を、少なくとも、当該シェアの提案元の端末装置200および当該シェアに応じた端末装置200に送信する。サーバ装置100は、制限時間を経過していないと判断された場合(ステップS312においてNO)、処理をステップS306に戻す。
さらに詳しくは、サーバ装置100は、承諾通知を受信した場合(ステップS306においてYES)、当該受信した承諾通知を用いてデータ70を更新する。サーバ装置100は、シェアが成立していない場合(ステップS308においてNO)、更新されたデータ70に基づき、更新情報を生成する。更新情報は、シェアがまだ成立していなことを表した情報を含む。詳しくは、更新情報は、あと何人でシェアが成立するかを表した情報を含む。サーバ装置100は、当該更新情報を、シェアの提案元の端末装置200と承諾通知の送信元の端末装置200とに送信する。これにより、シェアの提案元の端末装置200と承諾通知の送信元の端末装置200とは、あと何人でシェアが成立するかを等の情報をディスプレイ2591に表示することができる。
<E.機能的構成>
図11は、サーバ装置100および端末装置200の機能的構成を説明するための機能ブロック図である。図11を参照して、端末装置200_iおよび端末装置200_j((1≦i<j≦n))は、入力受付部211と、表示部212と、通信部213とを備える。サーバ装置100は、記憶部111と、通信部112と、判定部113と、通信部114と、料金算出部115とを備える。
記憶部111は、データ70(図7参照)を格納している。データ70は、端末装置200_i,200_jからの提案または承諾通知によって、データが逐次更新される。また、記憶部111は、複数の商品の各々についての商品情報(商品の量、値段、産地、特徴、画像等)を予め格納している。
以下では、説明の便宜上、端末装置200_iが提案し、端末装置200_jが当該提案に応じる局面について説明する。
(1)端末装置200_iの表示部212は、飲食店の店内において提供されている複数の商品を表示する。端末装置200_iの入力受付部211は、複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付ける。端末装置200_iの通信部213は、入力を受け付けたことに基づき、上記選択された商品についてのシェアの提案を、サーバ装置100に通知する。
サーバ装置100の通信部112は、シェアの提案を受け付ける。サーバ装置100の通信部114は、サーバ装置100がシェアの提案を受け付けたことに基づき、端末装置200_jに対して、上記選択された商品がシェア対象の商品であることを表したシェア情報を送信する。
端末装置200_jの表示部212は、シェア情報に基づき、上記選択された商品がシェア対象の商品であることを表示する。端末装置200_jの通信部213は、上記選択された商品に関する予め定められた入力を受け付けた場合、サーバ装置100に対して、シェアの提案に応じることを表した承諾通知を送信する。
上記の構成を有する通信システム1によれば、利用するテーブルが互いに異なる複数の客で商品をシェアとなる。
(2)詳しくは、端末装置200_iの入力受付部211は、シェアの条件を含んだ上記提案の入力を受け付ける。シェアの提案およびサーバ装置100に送信されるシェア情報には、シェアの条件がさらに含まれる。端末装置200_jの表示部212は、上記選択された商品がシェア対象の商品であることと、シェアの条件とを表示する。上記の構成によれば、端末装置200_jのユーザ(客)は、端末装置200_iのユーザ(提案者)が提案しているシェアの条件を知ることができる。
(3)より詳しくは、シェアの条件は、シェアの量または割合の指定を含む。したがって、端末装置200_iのユーザ(提案者)が指定した商品の量または割合を知ることができる。
さらに、シェアの条件は、シェアに対して支払う金額の指定をさらに含む。したがって、端末装置200_iのユーザ(提案者)が支払う予定の金額を知ることができる。
(4)さらに、上記承諾通知は、シェアの提案に応じる際の当該シェアの条件をさらに含む。サーバ装置100の判定部113は、シェアの提案に含まれる条件と、承諾通知に含まれる条件とに基づいて、シェアが成立したか否かを判断する。
(5)サーバ装置100の料金算出部115は、シェアの提案に含まれる条件および承諾通知に含まれる条件に基づいて、各テーブルの客が支払う金額をテーブル毎に算出する。料金算出部115は、算出された金額をキャッシュレジスタ400に出力する。より詳しくは、料金算出部115は、記憶部111に格納されている商品の料金情報と、データ70とに基づいて、各テーブルの客が支払う金額をテーブル毎に算出する。したがって、飲食店の店員は、シェアの条件に基づいた料金を計算機等で算出せずにすむ。
<F.ハードウェア構成>
図12は、端末装置200_1のハードウェア構成の典型例を表した図である。図12を参照して、端末装置200_1は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU251と、データを不揮発的に格納するROM252と、CPU251によるプログラムの実行により生成されたデータ、又は入力装置を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM253と、データを不揮発的に格納するHDD254と、LED255と、スイッチ256と、通信IF(Interface)257と、電源回路258と、タッチスクリーン259と、操作キー260とを含む。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。タッチスクリーンは、ディスプレイ2591と、タッチパネル2592により構成される。
電源回路258は、コンセントを介して受信した商用電源の電圧を降圧し、端末装置200_1の各部に電源供給を行なう回路である。スイッチ256は、電源回路258に給電を行なうか否かを切替えるための主電源用のスイッチ、およびその他の各種の押しボタンスイッチである。タッチスクリーン259は、各種のデータを表示するためのデバイスである。
通信IF257は、サーバ装置100に対するデータの送信処理およびサーバ装置100から送信されたデータの受信処理、並びに、端末装置200に対するデータの送信処理および端末装置200から送信されたデータの受信処理を行なう。
LED255は、端末装置200_1の動作状態を表す各種の表示ランプである。たとえば、LED255は、端末装置200_1の主電源のオンまたはオフ状態、およびHDD254への読み出しまたは書き込み状態等を表す。操作キー260は、端末装置200_1のユーザが端末装置200_1へデータを入力するための用いるキー(キーボード)である。
端末装置200_1における処理は、各ハードウェアおよびCPU251により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、HDD254に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IF257等を介してダウンロードされた後、HDD254に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU251によってHDD254から読み出され、RAM253に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU251は、そのプログラムを実行する。
同図に示される端末装置200_1を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM253、HDD254、記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、端末装置200_1の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD−RAMに限られず、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
なお、端末装置200_2〜200_nも端末装置200_1と同様のハードウェア構成を有する。したがって、端末装置200_2〜200_nのハードウェア構成については、ここでは繰り返して説明しない。
図13は、サーバ装置100のハードウェア構成の典型例を表した図である。図13を参照して、サーバ装置100は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU151と、データを不揮発的に格納するROM152と、CPU151によるプログラムの実行により生成されたデータ、又は入力装置を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM153と、データを不揮発的に格納するHDD154と、LED155と、スイッチ156と、通信IF(Interface)157と、電源回路158と、ディスプレイ159と、操作キー160とを含む。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。
電源回路158は、コンセントを介して受信した商用電源の電圧を降圧し、サーバ装置100の各部に電源供給を行なう回路である。スイッチ156は、電源回路158に給電を行なうか否かを切替えるための主電源用のスイッチ、およびその他の各種の押しボタンスイッチである。ディスプレイ159は、各種のデータを表示するためのデバイスである。
通信IF157は、サーバ装置100に対するデータの送信処理およびサーバ装置100から送信されたデータの受信処理、並びに、端末装置200に対するデータの送信処理および端末装置200から送信されたデータの受信処理を行なう。
LED155は、サーバ装置100の動作状態を表す各種の表示ランプである。たとえば、LED155は、サーバ装置100の主電源のオンまたはオフ状態、およびHDD154への読み出しまたは書き込み状態等を表す。操作キー160は、サーバ装置100のユーザがサーバ装置100へデータを入力するための用いるキー(キーボード)である。
サーバ装置100における処理は、各ハードウェアおよびCPU151により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、HDD154に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IF157等を介してダウンロードされた後、HDD154に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU151によってHDD154から読み出され、RAM153に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU151は、そのプログラムを実行する。
同図に示されるサーバ装置100を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM153、HDD154、記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、サーバ装置100の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD−RAMに限られず、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
なお、以下の各実施の形態では、実施の形態1と異なる点を説明し、同じ点については繰り返し説明しない。
[実施の形態2]
本実施の形態では、シェアを提案する客が、商品をシェアするテーブルの数を制限する構成について説明する。
サーバ装置100は、サーバ装置100においてシェアに応じたテーブルの数が更新される度に、シェアの提案の送信元の端末装置200に通知する。シェアの提案を行なった客は、テーブルに関する条件(シェアへの参加テーブルの数の条件)が満たされたと判断した場合、端末装置200を用いて、以降、当該シェアに応じないようにサーバ装置100に通知する。より詳しく説明すると、以下のとおりである。
サーバ装置100は、各端末装置200から承諾通知を受信する度に、シェアの提案に応じる通知があったことを、シェアの提案元の端末装置200に通知する。シェアの提案元の端末装置200は、シェアの提案に応じる通知があったことを表示する。シェアの提案元の端末装置200は、シェアの提案に応じる通知があったことを表示した後に、シェアの提案に応じることを締め切るための入力(ユーザ操作)を受け付けると、当該シェアの提案に応じることをサーバ装置100に締め切らせるための指令を、サーバ装置100に対して送信する。なお、このような構成の場合には、シェアの条件としては、典型的には、「提案者のテーブルおよびシェアに応じたテーブルの総数で商品を按分する」ことが挙げられる。
このような構成により、提案者がシェアに応じるテーブルの数を制限できる。したがって、商品のシェアに関し、使い勝手に優れた通信システム1を提供することができる。
上記のような構成において、さらに以下のように通信システム1を構成してもよい。
端末装置200は、シェアを提案する商品、当該商品の量(または割合)、および制限時間、支払金額の入力を受け付ける代わりに、シェアを提案する商品およびテーブルの数の上限および/または下限(テーブルの数に関する条件)の入力を受け付ける。つまり、シェアの条件は、テーブルの数に関する条件をさらに含む。
たとえば、本実施の形態では、端末装置200は、図4の状態(iii)に示した入力ボックス2431,2433の代わりに、テーブル数の上限および/または下限を入力するための入力ボックスを表示する。
サーバ装置100は、シェアに応じた端末装置200の数に基づいて、テーブルの数に関する条件が満たされたか否かを判断する。サーバ装置100は、テーブルの数に関する条件がさらに満たされた場合に、シェアが成立したと判断する。
本実施の形態においても、シェアを提案した客(提案者)が設定したシェア条件、およびシェアに応じた客が設定したシェア条件に基づいて、課金(会計)および商品の配膳がなれる。なお、本実施の形態に対して、後述する各実施の形態を組み合わせてもよい。
[実施の形態3]
本実施の形態では、複数の端末装置200のうちの任意の1台の端末装置200が複数のシェアの提案可能な構成について説明する。
端末装置200は、複数の商品のうちの第1の商品(たとえば、ボトルの赤ワイン)とは異なる第2の商品(ボトルの白ワイン)を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力をさらに受け付ける。端末装置200は、当該入力を受け付けたことに基づき、第2の商品についてのシェアが提案されたことを、サーバ装置100に通知する。このような構成により、端末装置200のユーザは、複数の異なる商品についてのシェアの提案を連続して行なうことができる。
さらに、サーバ装置100を以下のように構成してもよい。すなわち、サーバ装置100は、第1の商品についてシェアが成立したと判断すると、第2の商品についてのシェアの提案をキャンセルする。あるいは、サーバ装置100は、第2の商品についてシェアが成立したと判断すると、第1の商品についてのシェアの提案をキャンセルする。
このような構成によれば、シェアが成立する確率を挙げることが可能となる。
[実施の形態4]
本実施の形態では、登録時に支払える上限の金額を端末装置200のユーザが登録する構成について説明する。
たとえば、1リッタのボトルワインの料金が1000円であり、グラス販売の際の量が200ml、料金が250円であったとする。このような場合、5つのテーブルでシェアすれば、1テーブル当たり200mlのワインを200円で飲める。また、4つのテーブルでシェアする場合、1テーブル当たり250mlのワインを250円で飲める。
つまり、4人でシェアしても、グラスで注文する場合に比べ、同じ金額で50ml多く飲める。そこで、提案者がシェアの条件として、テーブル数を5つ、かつ上下の金額として250円を設定した場合に、当該提案者以外の客が250円に同意するならば、5人が集まらなくても4人がシェアに応じるならば、サーバ装置100はシェアが成立したものと判断する。
[実施の形態5]
本実施の形態では、シェア情報(図2のシーケンスSQ4,SQ6,SQ8参照)を全ての端末装置200_1〜200_nに送信するのではなく、全ての端末装置200_1〜200nのうちから絞り込んだ一部の端末装置200(1または複数の端末装置200)に対してシェア情報を送信する構成について説明する。以下では、絞り込み(抽出)の具体例を説明する。
(1)テーブルの人数(客数)に基づく絞り込み
サーバ装置100は、各テーブル950の客の人数の情報を記憶している。なお、当該人数情報は、飲食店の店員が図示しない携帯端末装置等を用いて入力することにより、サーバ装置100に格納される。サーバ装置100は、少なくとも、人数が最も少ないテーブルの端末装置200(シェアの送信元の端末装置200以外の端末装置200)に、シェア情報(商品がシェア対象の商品であることを表した情報)を送信する。
人数が少なくテーブル(グループ)は、人数が多いテーブルに比べて、大皿料理やボトルワインを頼む確率が低い。それゆえ、人数が少ないテーブルのグループは、人数が多いテーブルに比べてシェアの提案に応じる可能性が高い。したがって、サーバ装置100は、人数に基づく絞り込みを行なうことによって、シェアが成立する確率を向上させることが可能となる。
(2)他の注文に応じた絞り込み
(2.1)第1の例
サーバ装置100は、シェアの提案がなされた商品と同じ商品を注文したテーブル以外のテーブルにおいて利用される端末装置200に対して、シェア情報を送信する。つまり、シェアの提案された商品を既に注文したテーブルの端末装置200には、当該シェアの提案があったことを通知しない。これは、当該テーブルの端末装置200に通知しても、客が当該シェアに応じる可能性が低いからである。それゆえ、サーバ装置100は、シェアが成立する確率を向上させることが可能となる。
(2.2)第2の例
サーバ装置100は、シェアの提案がなされた商品と同じカテゴリの商品を注文したテーブルにおいて利用される端末装置200に対して、シェア情報を送信する。つまり、サーバ装置100は、他の注文との組み合わせ考慮して、シェア情報を送信する端末装置200を抽出する。たとえば、サーバ装置100は、ワインを注文していないテーブルに対しては、ボトルワインのシェアを提案しない。
このような構成により、サーバ装置100は、複数のシェアの提案の中から、シェア成立の確率が高い提案に関するシェア情報をテーブル毎に送信することができる。それゆえ、このような絞り込み(抽出)を行なわない構成に比べて、端末装置200で表示させる提案の数を減らすことができ、結果として、シェア成立の確率を向上させることができる。
(3)テーブルの位置に応じた絞り込み
サーバ装置100は、シェアの提案元の端末装置200および他の複数の端末装置200の各々の位置を特定するための情報に基づいて、シェアの提案元の端末装置200と他の端末装置200との間の距離の長短を判定する。
サーバ装置100は、シェアの提案元の端末装置200との間の距離が短い順に、複数の端末装置200(シェア提案元以外の端末装置200)のうちから予め定められた数の端末装置200を抽出する。サーバ装置100は、当該抽出された端末装置200に、シェア情報を送信する。
このような構成により、シェアを提案した客は、シェアされた商品がシェアに応じたテーブルに配膳されている様子を目視で確認することができる。
(4)メニューに応じた絞り込み
サーバ装置は、シェアが提案された商品(たとえば、ムール貝の蒸し物)に含まれる食べ物の個数(貝の個数)に基づき、複数の端末装置200から、シェア情報を送信する端末装置200を選択する。これにより、サーバ装置100は、個数に基づいた端末装置200の絞り込みを行なうことができる。
より詳しくは、サーバ装置100は、シェアが提案された商品に含まれる食べ物の個数に基づき、複数の端末装置200から、シェアの提案元の端末装置200によってシェアされた後の当該食べ物の個数よりも客の人数が少ないテーブルにおいて利用される端末装置を抽出する。サーバ装置100は、当該抽出された端末装置200に対してシェア情報を送信する。
たとえば、シェアが提案された商品に含まれる食べ物の個数が10個、シェアの提案元の端末装置200によってシェアされる食べ物の個数(シェア条件に含まれる食べ物の個数(量))が6個とすると、当該シェア後の食べ物の個数は4個となる。この場合、4人以下のテーブルにシェア情報を送信する。
このような構成によれば、端末装置200で表示させる提案の数を減らすことができるとともに、シェアが成立する確率を向上させることが可能となる。
(5)提案の情報を利用した絞り込み
シェアの提案がなされた商品についてシェアが不成立となった後に、別のテーブルで同じ商品のシェアの提案がなされた場合には、サーバ装置100は、先のシェアの提案元の端末装置200に対して、当該別のテーブルの客によってなされた提案についてのシェア情報を優先的に行なう。
すなわち、サーバ装置100は、シェアが不成立となった後にシェアの提案元以外の端末装置200からシェアの提案を受け付けた場合、不成立となったシェアの提案元の端末装置200に対してシェア情報を送信する。不成立となったシェアの提案元の端末装置200は、当該受信したシェア情報に基づき、シェアが不成立となった商品がシェア対象の商品となったことを表示する。不成立となったシェアの提案元の端末装置200は、当該商品に関する予め定められた入力を受け付けた場合、サーバ装置100に対して、承諾通知を送信する。
このような構成により、端末装置200で表示させる提案の数を減らすことができるとともに、シェアが成立する確率を向上させることが可能となる。
[実施の形態6]
本実施の形態では、シェアの提案を端末装置200が客から受け付けるに当たり、シェアが成立する確率の高い商品を優先的に表示する構成について説明する。
サーバ装置100は、複数の商品について、過去のシェアの成立確率を記憶している。サーバ装置100は、成功確率が高い順に商品(詳細には、商品を特定するための画像)を表示させるための表示用データを各端末装置200に送信する。各端末装置200は、上記受信した表示用データに基づいた商品選択画面を表示する。たとえば、各端末装置200は、成功確率が高い順に商品をリスト表示する。
このような構成によれば、シェアの成功確率が高かった商品について、シェアの提案が再度行なわれる可能性を高くすることが可能となる。
[実施の形態7]
本実施の形態では、複数のシェアの提案をマージする構成について説明する。
(1)第1のマージ例
サーバ装置100は、シェアの提案元以外の端末装置200(第3の端末装置)から、シェアの提案元の端末装置200を利用する客によってシェアの提案がなされた商品と同じ商品のシェアの提案の通知を受け付けた場合、以下の処理を行なう。すなわち、サーバ装置100は、シェアの提案がなされた商品を、シェアの提案元の端末装置200を利用する客と、上記、シェアの提案元以外の端末装置200を利用する客とでシェアが可能か否かを判断する。つまり、複数のテーブルで同じ商品についてシェアの提案がなされた場合、当該テーブル同士でシェアが可能か否かを判断する。
さらに詳しくは、サーバ装置100は、2つのテーブルでシェアが成立しない場合には、当該二つの提案を一つの提案とする(提案のマージ)を行なうことにより、他の端末装置200による当該提案への参加に応じる。
このような構成とすることにより、複数の提案があった場合でも、これらの提案を統合することができる。
(2)第2のマージ例
サーバ装置100は、3つ以上の端末装置200から承諾通知を受信した場合、複数の商品(シェア対象商品)を、提案者と承諾通知を送信した複数の客(複数のテーブルの客)とで、シェアが可能か否かを判断する。つまり、複数の商品を複数のテーブルでシェア可能か否かを判断する。一具体例を挙げて説明すれば以下のとおりである。
複数のテーブル(一例として、第1のテーブル、第2のテーブル、第3のテーブル)からの1つのシェアへの参加がある場合、サーバ装置100は、提案者のテーブルとたとえば第1のテーブルで商品についてシェアが成立した場合、第2のテーブルと第3のテーブルとで当該商品についてシェアが成立するか否かを判断する。サーバ装置100は、第2のテーブルと第3のテーブルとで当該商品についてシェアが成立する場合、成立通知を第2のテーブルの端末装置200と第3のテーブルの端末装置200にも送信する。つまり、この場合、2つの商品を4つのテーブルで分け合うことになる。
このような構成とすることにより、店側は商品を数多く販売することが可能となるとともに、商品1個をシェアする構成に比べて、客は当該商品をシェアし易くなる。
[実施の形態8]
本実施の形態では、通信システム1は、端末装置200_1〜200_n以外に、可搬性を有する携帯端末装置をさらに備える。サーバ装置100は、携帯端末装置に対しても、シェア情報を送信する。
詳しくは、サーバ装置100は、サーバ装置100にユーザ登録をしているユーザの携帯端末装置であって、当該飲食店の周辺に位置する携帯端末装置に対して、シェア情報を送信する。さらに詳しくは、サーバ装置100は、GPSの位置情報に基づき、制限時間以内に飲食店に来られる距離(例えば、制限時間以内に徒歩で来れる距離)にいる携帯端末装置に対して、シェア情報を送信する。このような構成によれば、客を店に呼び込むことが可能となるとともに、シェアの成立の確率を向上させることができる。
あるいは、サーバ装置100は、サーバ装置100にユーザ登録をしているユーザの携帯端末装置であって、制限時間以内に来店の予約をしているユーザ(客)の携帯端末装置に対して、シェア情報を送信する。このような構成によれば、シェアの成立の確率を向上させることができる。
[実施の形態9]
シェアの提案がサーバ装置100で登録されたことに基づき、注文を確定させてもよい。つまり、サーバ装置100は、シェアが成立する前に、飲食店の調理場に、注文が入ったことを通知してもよい。
詳しくは、調理場に設置された表示装置300(図2参照)は、複数の商品のうち、注文された商品を料理人に報知する。サーバ装置100は、シェアの提案元の端末装置200からシェアの提案を受け付けると、表示装置300に当該商品の注文が確定したことを通知する。表示装置300は、当該通知を受信したことに基づき、注文された商品を報知する。
なお、この場合には、シェアが成立しなかった場合には、サーバ装置100は、シェアの提案者に、商品の全額を課金する。さらに、提案者は、商品すべてを引き取る。
このような構成により、提案した商品のシェアの成立に深い注意を払うことなく、気軽に商品を注文できる。
[実施の形態10]
実施の形態1においては、シェアの提案元の端末装置200から提案のキャンセルを行なうことができる構成を例に挙げて説明した。
本実施の形態では、サーバ装置100は、当該シェアが成立する前であれば、当該シェアに応じた端末装置200からシェアに応じることをキャンセルする通知を受け付ける。つまり、サーバ装置100は、一旦受け付けた承諾通知の内容をキャンセルする。具体的には、サーバ装置100は、当該通知を受け付けた場合、データ70に格納されたデータのうち、当該承諾通知に関するデータ(たとえば、図7のNo.2のデータ)を無効とする。このような構成とすることにより、通信システム1の利便性をさらに向上させることができる。
[実施の形態11]
端末装置200同士が、シェアの条件を入力した後に、シェアの条件の変更について互いに交渉可能なように、通信システム1を構成してもよい。
[実施の形態12]
上記の各実施の形態においては、各端末装置200がテーブルに据え付けられている構成を例に挙げて説明しているが、これに限定されるものではない。通信システム1は、端末装置200の代わりに、通信機能を備えたタブレット端末を備える構成であってもよい。当該タブレット端末は、飲食店が所有する端末であってもよいし、客が所有する端末であってもよい。
<<まとめ>>
(1)通信システム(通信システム1)は、第1の端末装置(たとえば、端末装置200_1)と、第2の端末装置(たとえば、端末装置200_2)と、第1および第2の端末装置の各々に通信可能に接続されたサーバ装置(サーバ装置100)とを備える。
第1の端末装置は、各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供されている複数の商品を表示し、複数の商品のうちから選択された第1の商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付ける。第1の端末装置は、入力を受け付けたことに基づき、第1の商品についてのシェアが提案されたことを表した第1の情報(シェアの提案)を、サーバ装置に送信する。サーバ装置は、第1の情報を受信したことに基づき、第2の端末装置に対して、第1の商品がシェア対象の商品であることを表した第2の情報(シェア情報)を送信する。
第2の端末装置は、第1の端末装置が利用されるテーブルとは異なるテーブルにおいて利用される。第2の端末装置は、第2の情報に基づき、第1の商品がシェア対象の商品であることを表示する。第2の端末装置は、第1の商品に関する予め定められた入力を受け付けた場合、サーバ装置に対して、シェアの提案に応じることを表した第3の情報(承諾通知)を送信する。
上記の構成を有する通信システムによれば、利用するテーブルが互いに異なる複数の客で商品をシェアとなる。
(2)第1の端末装置は、シェアの条件を含んだ提案の入力を受け付ける。第1の情報および第2の情報は、シェアの条件をさらに含む。第2の端末装置は、第1の商品がシェア対象の商品であることと、シェアの条件とを表示する。上記の構成によれば、第2の端末装置のユーザ(客)は、第1の端末装置のユーザ(提案者)が提案しているシェアの条件を知ることができる。
(3)シェアの条件は、シェアの量または割合の指定を含む。したがって、第1の端末装置のユーザ(提案者)が指定した商品の量または割合を知ることができる。
(4)シェアの条件は、シェアに対して支払う金額の指定をさらに含む。したがって、第1の端末装置のユーザ(提案者)が支払う予定の金額を知ることができる。
(5)第3の情報は、シェアの提案に応じる際の当該シェアの条件をさらに含む。サーバ装置は、第1の情報に含まれる条件と、第3の情報に含まれる条件とに基づいて、シェアが成立したか否かを判断する。
(6)第1の端末装置は、シェアの提案に応じる制限時間を設定するための入力をさらに受け付ける。第1の端末装置は、制限時間を表す情報をサーバ装置に送信する。サーバ装置は、制限時間が経過すると第3の情報を受け付けない。このように制限時間を設定することにより、たとえば、満腹になった後、帰る直前にシェアが成立してしまうことを防ぐことができる。それゆえ、客は、シェアの提案を容易にし易くなる。
(7)通信システムは、複数の第2の端末装置(たとえば、端末装置200_2〜200_N)を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、各第2の端末装置から第3の情報を受信する度に、シェアの提案に応じる通知があったことを、第1の端末装置に通知する。第1の端末装置は、シェアの提案に応じる通知があったことを表示する。第1の端末装置は、シェアの提案に応じる通知があったことを表示した後に、シェアの提案に応じることを締め切るための入力を受け付けると、シェアの提案に応じることをサーバ装置に締め切らせるための指令を、サーバ装置に対して送信する。
このような構成により、シェアの提案者がシェアに応じるテーブルの数を制限できる。したがって、商品のシェアに関し、使い勝手に優れた通信システム1を提供することができる。
(8)第1の端末装置は、シェアの条件を含んだ提案の入力を受け付ける。第1の情報および第2の情報は、シェアの条件をさらに含む。シェアの条件は、シェアを行なうテーブルの数に関する条件を含む。サーバ装置は、シェアに応じた第2の端末装置の数に基づいて、テーブルの数に関する条件が満たされたか否かを判断する。サーバ装置は、テーブルの数に関する条件がさらに満たされた場合に、シェアが成立したと判断する。このような構成により、商品のシェアに関し、使い勝手に優れた通信システムを提供することができる。
(9)通信システムは、サーバ装置に接続されたキャッシュレジスタ(キャッシュレジした400)をさらに備える。サーバ装置は、第1の情報に含まれる条件および第3の情報に含まれる条件に基づいて、各テーブルの客が支払う金額をテーブル毎に算出する。サーバ装置は、算出された金額をキャッシュレジスタに出力する。したがって、飲食店の店員は、シェアの条件に基づいた料金を計算機等で算出せずにすむ。
(10)サーバ装置は、提案をキャンセルするための通知を第1の端末装置から受け付けた場合、シェアが成立していないことを条件に、提案をキャンセルする。当該構成によれば、提案を行なった客は、提案を行なった商品について別途シェアの提案が他の客によってなされている場合、当該他の客の提案に応じることが可能となる。また、当該構成によれば、提案を行なった客が、たとえば提案後に注文した商品との関係で提案を取り下げたい場合に対応できる。
(11)第1の端末装置は、複数の商品のうちの第1の商品とは異なる第2の商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力をさらに受け付けたことに基づき、第2の商品についてのシェアが提案されたことを表した第4の情報を、サーバ装置にさらに送信する。サーバ装置は、第1の商品についてシェアが成立したと判断すると、第2の商品についてのシェアの提案をキャンセルする。このような構成によれば、シェアが成立する確率を挙げることが可能となる。
(12)通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、各テーブルの客の人数の情報を記憶している。サーバ装置は、サーバ装置は、少なくとも、人数が最も少ないテーブルの第2の端末装置に、第2の情報を送信する。
人数が少なくテーブル(グループ)は、人数が多いテーブルに比べて、大皿料理やボトルワインを頼む確率が低い。それゆえ、人数が少ないテーブルのグループは、人数が多いテーブルに比べてシェアの提案に応じる可能性が高い。したがって、サーバ装置は、人数に基づく絞り込みを行なうことによって、シェアが成立する確率を向上させることが可能となる。
(13)通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、第1の商品と同じ商品を注文したテーブル以外のテーブルにおいて利用される第2の端末装置に対して、第2の情報を送信する。それゆえ、シェアが成立する確率を向上させることが可能となる。
(14)通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、第1の商品と同じカテゴリの商品を注文したテーブルにおいて利用される第2の端末装置に対して、第2の情報を送信する。このような構成により、サーバ装置は、複数のシェアの提案の中から、シェア成立の確率が高い提案に関するシェア情報をテーブル毎に送信することができる。それゆえ、このような絞り込み(抽出)を行なわない構成に比べて、第1の端末装置で表示させる提案の数を減らすことができ、結果として、シェア成立の確率を向上させることができる。
(15)通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、第1の端末装置および複数の第2の端末装置の各々の位置を特定するための情報に基づいて、第1の端末装置と各第2の端末装置との間の距離の長短を判定する。サーバ装置は、第1の端末装置との間の距離が短い順に、複数の第2の端末装置のうちから予め定められた数の第2の端末装置を抽出する。サーバ装置は、抽出された第2の端末装置に、第2の情報を送信する。このような構成により、シェアを提案した客は、シェアされた商品がシェアに応じたテーブルに配膳されている様子を目視で確認することができる。
(16)通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、第1の商品に含まれる食べ物の個数に基づき、複数の第2の端末装置から、第2の情報を送信する第2の端末装置を選択する。このような構成によれば、第1の端末装置で表示させる提案の数を減らすことができるとともに、シェアが成立する確率を向上させることが可能となる。
(17)通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、第1の商品に含まれる食べ物の個数に基づき、複数の第2の端末装置から、第1の端末装置によってシェアされた後の食べ物の個数よりも客の人数が少ないテーブルにおいて利用される第2の端末装置を抽出する。サーバ装置は、抽出された第2の端末装置に対して第2の情報を送信する。このような構成によれば、第1の端末装置で表示させる提案の数を減らすことができるとともに、シェアが成立する確率を向上させることが可能となる。
(18)サーバ装置は、複数の商品について、過去のシェアの成立確率を記憶している。サーバ装置は、成功確率が高い順に商品を表示させるための表示用データを第1の端末装置に送信する。第1の端末装置は、表示用データに基づいた商品選択画面を表示する。このような構成によれば、シェアの成功確率が高かった商品について、シェアの提案が再度行なわれる可能性を高くすることが可能となる。
(19)サーバ装置は、制限時間を経過した場合にシェアが成立していないときには、第1の端末装置に対してシェアが不成立であることを通知する。当該構成によれば、シェアの提案を行なった客は、シェアが不成立となったことが分かる。
(20)サーバ装置は、シェアが不成立となった後に第2の端末装置から第1の情報を受信した場合、第1の端末装置に対して第2の情報を送信する。第1の端末装置は、第2の情報に基づき、第1の商品がシェア対象の商品であることを表示する。第1の端末装置は、第1の商品に関する予め定められた入力を受け付けた場合、サーバ装置に対して、第3の情報を送信する。このような構成により、第1の端末装置で表示させる提案の数を減らすことができるとともに、シェアが成立する確率を向上させることが可能となる。
(21)通信システムは、サーバ装置と通信可能な第3の端末装置(たとえば、端末装置200_3)をさらに備える。サーバ装置は、第3の端末装置から第1の情報を受信した場合、第1の商品を、第1の端末装置を利用する客と第3の端末装置を利用する客とでシェアが可能か否かを判断する。このような構成とすることにより、複数の提案があった場合でも、これらの提案を統合することができる。
(22)通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用される。サーバ装置は、複数の第2の端末装置のうちの3つ以上から第3の情報を受信した場合、複数の第1の商品を、第1の端末装置を利用する客と第3の情報を送信した第2の端末装置を利用する複数の客とで、シェアが可能か否かを判断する。このような構成とすることにより、サーバ装置は、提案に応じる複数の応答(通知)があった場合でも、これらの応答を統合することができる。
(23)通信システムは、複数の第2の端末装置を備える。複数の第2の端末装置の少なくとも1つは、飲食店の外に位置する可搬性を有する携帯端末装置である。サーバ装置は、携帯端末装置に第2の情報を送信する。このような構成によれば、客を店に呼び込むことが可能となるとともに、シェアの成立の確率を向上させることができる。
(24)通信システムは、サーバ装置と通信可能に接続された表示装置をさらに備える。表示装置は、飲食店の調理場に設置される。サーバ装置は、第1の端末装置から第1の情報を受信すると、表示装置に第1の商品の注文が確定したことを通知する。表示装置は、通知を受信したことに基づき、複数の商品のうち、注文された商品を報知する。このような構成により、提案した商品のシェアの成立に深い注意を払うことなく、気軽に商品を注文できる。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 通信システム、70 データ、100 サーバ装置、111 記憶部、112,114,213 通信部、113 判定部、115 料金算出部、151,251 CPU、200_1〜200_n 端末装置、211 入力受付部、212 表示部、259 タッチスクリーン、300 表示装置、400 キャッシュレジスタ、950_1〜950_6 テーブル、2591 ディスプレイ、2592 タッチパネル、157,257 通信IF。

Claims (31)

  1. 第1の端末装置と、第2の端末装置と、前記第1および第2の端末装置の各々に通信可能に接続されたサーバ装置とを備えた通信システムであって、
    前記第1の端末装置は、
    各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品を表示し、
    前記複数の商品のうちから選択された第1の商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付け、
    前記入力を受け付けたことに基づき、前記第1の商品についてのシェアが提案されたことを表した第1の情報を、前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、前記第1の情報を受信したことに基づき、前記第2の端末装置に対して、前記第1の商品がシェア対象の商品であることを表した第2の情報を送信し、
    前記第2の端末装置は、
    前記第1の端末装置が利用される前記テーブルとは異なるテーブルにおいて利用され、
    前記第2の情報に基づき、前記第1の商品がシェア対象の商品であることを表示し、
    前記第1の商品に関する予め定められた入力を受け付けた場合、前記サーバ装置に対して、前記シェアの提案に応じることを表した第3の情報を送信する、通信システム。
  2. 前記第1の端末装置は、前記シェアの条件を含んだ前記提案の入力を受け付け、
    前記第1の情報および前記第2の情報は、前記シェアの条件をさらに含み、
    前記第2の端末装置は、前記第1の商品がシェア対象の商品であることと、前記シェアの条件とを表示する、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記シェアの条件は、前記シェアの量または割合の指定を含む、請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記シェアの条件は、前記シェアに対して支払う金額の指定をさらに含む、請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記第3の情報は、前記シェアの提案に応じる際の当該シェアの条件をさらに含み、
    前記サーバ装置は、前記第1の情報に含まれる前記条件と、前記第3の情報に含まれる前記条件とに基づいて、前記シェアが成立したか否かを判断する、請求項2から4のいずれか1項に記載の通信システム。
  6. 前記第1の端末装置は、
    前記シェアの提案に応じる制限時間を設定するための入力をさらに受け付け、
    前記制限時間を表す情報を前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、前記制限時間が経過すると前記第3の情報を受け付けない、請求項5に記載の通信システム。
  7. 前記通信システムは、複数の前記第2の端末装置を備え、
    前記複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用され、
    前記サーバ装置は、各前記第2の端末装置から前記第3の情報を受信する度に、前記シェアの提案に応じる通知があったことを、前記第1の端末装置に通知し、
    前記第1の端末装置は、
    前記シェアの提案に応じる通知があったことを表示し、
    前記シェアの提案に応じる通知があったことを表示した後に、前記シェアの提案に応じることを締め切るための入力を受け付けると、前記シェアの提案に応じることを前記サーバ装置に締め切らせるための指令を、前記サーバ装置に対して送信する、請求項1から6のいずれか1項に記載の通信システム。
  8. 前記第1の端末装置は、前記シェアの条件を含んだ前記提案の入力を受け付け、
    前記第1の情報および前記第2の情報は、前記シェアの条件をさらに含み、
    前記シェアの条件は、前記シェアを行なうテーブルの数に関する条件を含み、
    前記サーバ装置は、
    前記シェアに応じた前記第2の端末装置の数に基づいて、前記テーブルの数に関する条件が満たされたか否かを判断し、
    前記テーブルの数に関する条件がさらに満たされた場合に、前記シェアが成立したと判断する、請求項7に記載の通信システム。
  9. 前記通信システムは、
    前記サーバ装置に接続されたキャッシュレジスタをさらに備え、
    前記サーバ装置は、
    前記第1の情報に含まれる前記条件および前記第3の情報に含まれる前記条件に基づいて、各前記テーブルの客が支払う金額を前記テーブル毎に算出し、
    前記算出された金額を前記キャッシュレジスタに出力する、請求項5または6に記載の通信システム。
  10. 前記サーバ装置は、前記提案をキャンセルするための通知を前記第1の端末装置から受け付けた場合、前記シェアが成立していないことを条件に、前記提案をキャンセルする、請求項5から9のいずれか1項に記載の通信システム。
  11. 前記第1の端末装置は、前記複数の商品のうちの前記第1の商品とは異なる第2の商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力をさらに受け付けたことに基づき、前記第2の商品についてのシェアが提案されたことを表した第4の情報を、前記サーバ装置にさらに送信し、
    前記サーバ装置は、前記第1の商品についてシェアが成立したと判断すると、前記第2の商品についての前記シェアの提案をキャンセルする、請求項5から10のいずれか1項に記載の通信システム。
  12. 前記通信システムは、複数の前記第2の端末装置を備え、
    前記複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用され、
    前記サーバ装置は、
    各前記テーブルの客の人数の情報を記憶しており、
    前記サーバ装置は、少なくとも、前記人数が最も少ないテーブルの前記第2の端末装置に、前記第2の情報を送信する、請求項1から11のいずれか1項に記載の通信システム。
  13. 前記通信システムは、複数の前記第2の端末装置を備え、
    前記複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用され、
    前記サーバ装置は、前記第1の商品と同じ商品を注文したテーブル以外のテーブルにおいて利用される前記第2の端末装置に対して、前記第2の情報を送信する、請求項1から11のいずれか1項に記載の通信システム。
  14. 前記通信システムは、複数の前記第2の端末装置を備え、
    前記複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用され、
    前記サーバ装置は、前記第1の商品と同じカテゴリの商品を注文したテーブルにおいて利用される前記第2の端末装置に対して、前記第2の情報を送信する、請求項1から11のいずれか1項に記載の通信システム。
  15. 前記通信システムは、複数の前記第2の端末装置を備え、
    前記複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用され、
    前記サーバ装置は、
    前記第1の端末装置および前記複数の第2の端末装置の各々の位置を特定するための情報に基づいて、前記第1の端末装置と各前記第2の端末装置との間の距離の長短を判定し、
    前記第1の端末装置との間の距離が短い順に、前記複数の第2の端末装置のうちから予め定められた数の前記第2の端末装置を抽出し、
    前記抽出された第2の端末装置に、前記第2の情報を送信する、請求項1から11のいずれか1項に記載の通信システム。
  16. 前記通信システムは、複数の前記第2の端末装置を備え、
    前記複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用され、
    前記サーバ装置は、前記第1の商品に含まれる食べ物の個数に基づき、前記複数の第2の端末装置から、前記第2の情報を送信する第2の端末装置を選択する、請求項1から11のいずれか1項に記載の通信システム。
  17. 前記通信システムは、複数の前記第2の端末装置を備え、
    前記複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用され、
    前記サーバ装置は、
    前記第1の商品に含まれる食べ物の個数に基づき、前記複数の第2の端末装置から、前記第1の端末装置によってシェアされた後の前記食べ物の個数よりも前記客の人数が少ないテーブルにおいて利用される前記第2の端末装置を抽出し、
    前記抽出された第2の端末装置に対して前記第2の情報を送信する、請求項1から11のいずれか1項に記載の通信システム。
  18. 前記サーバ装置は、
    前記複数の商品について、過去のシェアの成立確率を記憶しており、
    前記成功確率が高い順に前記商品を表示させるための表示用データを前記第1の端末装置に送信し、
    前記第1の端末装置は、前記表示用データに基づいた商品選択画面を表示する、請求項1から17のいずれか1項に記載の通信システム。
  19. 前記サーバ装置は、前記制限時間を経過した場合に前記シェアが成立していないときには、前記第1の端末装置に対して前記シェアが不成立であることを通知する、請求項5に記載の通信システム。
  20. 前記サーバ装置は、前記シェアが不成立となった後に前記第2の端末装置から前記第1の情報を受信した場合、前記第1の端末装置に対して前記第2の情報を送信し、
    前記第1の端末装置は、
    前記第2の情報に基づき、前記第1の商品がシェア対象の商品であることを表示し、
    前記第1の商品に関する予め定められた入力を受け付けた場合、前記サーバ装置に対して、前記第3の情報を送信する、請求項19に記載の通信システム。
  21. 前記通信システムは、前記サーバ装置と通信可能な第3の端末装置をさらに備え、
    前記サーバ装置は、前記第3の端末装置から前記第1の情報を受信した場合、前記第1の商品を、前記第1の端末装置を利用する客と前記第3の端末装置を利用する客とでシェアが可能か否かを判断する、請求項2から6のいずれか1項に記載の通信システム。
  22. 前記通信システムは、複数の前記第2の端末装置を備え、
    前記複数の第2の端末装置は、互いに異なるテーブルにおいて利用され、
    前記サーバ装置は、前記複数の第2の端末装置のうちの3つ以上から前記第3の情報を受信した場合、複数の前記第1の商品を、前記第1の端末装置を利用する客と前記第3の情報を送信した第2の端末装置を利用する複数の客とで、シェアが可能か否かを判断する、請求項2から6のいずれか1項に記載の通信システム。
  23. 前記通信システムは、複数の前記第2の端末装置を備え、
    前記複数の第2の端末装置の少なくとも1つは、前記飲食店の外に位置する可搬性を有する携帯端末装置であって、
    前記サーバ装置は、前記携帯端末装置に前記第2の情報を送信する、請求項1から22のいずれか1項に記載の通信システム。
  24. 前記通信システムは、前記サーバ装置と通信可能に接続された表示装置をさらに備え、
    前記表示装置は、前記飲食店の調理場に設置され、
    前記サーバ装置は、前記第1の端末装置から前記第1の情報を受信すると、前記表示装置に前記第1の商品の注文が確定したことを通知し、
    前記表示装置は、前記通知を受信したことに基づき、前記複数の商品のうち、注文された商品を報知する、請求項1から23のいずれか1項に記載の通信システム。
  25. 第1の端末装置および第2の端末装置と通信可能に接続されたサーバ装置であって、
    各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアする提案を表した第1の情報を、前記第1の端末装置から受信する第1の通信手段と、
    前記第1の情報を受信したことに基づき、前記第2の端末装置に対して、前記選択された商品がシェア対象の商品であることを表した第2の情報を送信する第2の通信手段とを備え、
    前記第2の通信手段は、前記選択された商品に関する予め定められた入力を前記第2の端末装置が受け付けたことに基づき、前記シェアの提案に応じることを表した第3の情報を前記第2の端末装置から受信する、サーバ装置。
  26. サーバ装置と通信可能に接続される端末装置であって、
    各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品を表示する表示手段と、
    前記複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付ける受付手段と、
    前記入力を受け付けたことに基づき、前記選択された商品についてのシェアが提案されたことを表した情報を、前記サーバ装置に送信する通信手段とを備える、端末装置。
  27. 第1の端末装置と、第2の端末装置と、前記第1および第2の端末装置の各々に通信可能に接続されたサーバ装置とを備えた通信システムにおける情報処理方法であって、
    前記第1の端末装置が、各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品を表示するステップと、
    前記第1の端末装置が、前記複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付けるステップと、
    前記第1の端末装置が、前記入力を受け付けたことに基づき、前記選択された商品についてのシェアが提案されたことを表した第1の情報を、前記サーバ装置に送信するステップと、
    前記サーバ装置が、前記第1の情報を受信したことに基づき、前記第2の端末装置に対して、前記選択された商品がシェア対象の商品であることを表した第2の情報を送信するステップとを備え、
    前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置が利用される前記テーブルとは異なるテーブルにおいて利用され、
    前記情報処理方法は、
    前記第2の情報に基づき、前記選択された商品がシェア対象の商品であることを表示するステップと、
    前記選択された商品に関する予め定められた入力を受け付けた場合、前記サーバ装置に対して、前記シェアの提案に応じることを表した第3の情報を送信するステップとをさらに備える、情報処理方法。
  28. 第1の端末装置および第2の端末装置と通信可能に接続されたサーバ装置における情報処理方法であって、
    各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアする提案を表した第1の情報を、前記第1の端末装置から受信するステップと、
    前記第1の情報を受信したことに基づき、前記第2の端末装置に対して、前記選択された商品がシェア対象の商品であることを表した第2の情報を送信するステップと、
    前記選択された商品に関する予め定められた入力を前記第2の端末装置が受け付けたことに基づき、前記シェアの提案に応じることを表した第3の情報を前記第2の端末装置から受信するステップとを備える、情報処理方法。
  29. サーバ装置と通信可能に接続される端末装置における情報処理方法であって、
    各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品を表示するステップと、
    前記複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付けるステップと、
    前記入力を受け付けたことに基づき、前記選択された商品についてのシェアが提案されたことを表した情報を、前記サーバ装置に送信するステップとを備える、情報処理方法。
  30. 第1の端末装置および第2の端末装置と通信可能に接続されたサーバ装置を制御するプログラムであって、
    各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアする提案を表した第1の情報を、前記第1の端末装置から受信するステップと、
    前記第1の情報を受信したことに基づき、前記第2の端末装置に対して、前記選択された商品がシェア対象の商品であることを表した第2の情報を送信するステップと、
    前記選択された商品に関する予め定められた入力を前記第2の端末装置が受け付けたことに基づき、前記シェアの提案に応じることを表した第3の情報を前記第2の端末装置から受信するステップとを、前記サーバ装置のプロセッサに実行させる、プログラム。
  31. サーバ装置と通信可能に接続される端末装置を制御するプログラムであって、
    各々が食べ物または飲み物であって飲食店の店内において提供される複数の商品を表示するステップと、
    前記複数の商品のうちから選択された商品を、利用するテーブルが互いに異なる複数の客でシェアすることを提案するための入力を受け付けるステップと、
    前記入力を受け付けたことに基づき、前記選択された商品についてのシェアが提案されたことを表した情報を、前記サーバ装置に送信するステップとを、前記端末装置のプロセッサに実行させる、プログラム。
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