JP2021117933A - 中古車部品のオークションシステムとそのプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
また、物流の国際化に伴って、貿易も活性化し、品質の高い日本の自動車のニーズは高まる一方であるが、中古車部品の国内及び国際的な流通は、運搬効率やコストの観点からまだまだ十分ではない。
この発明では、オークション参加の際に、個人認証を行う手段を備え、出品者は商品の情報を端末からホストサーバーに登録し、応札者は端末により商品情報を閲覧して応札することが可能である。また、この応札状況をホストサーバーによって監視することができる。さらに、応札時間の終了時に落札者を決定し、結果を出品者に知らせる手段を備え、落札後には次工程への指示(書類発行,運搬業者への連絡等)を行うことも可能である。
この発明では、消費者が業者に商品を登録し、この登録情報を用いて商品をオークションに出品し、その商品の情報と、業者によるこの商品の納入情報とに基づいて入札を行うことで、消費者が直接オークションに参加しながら、業者のインフラの利用を可能としている。また、消費者のニーズに適した取引を行いながら、商品の流通等を保障することが可能である。
この発明は、複数の物品をまとめてオークションに出品した場合に、オークションの対象商品の単位を柔軟かつ動的に設定できることを特徴とするものである。具体的には、本発明におけるオークション・サーバが、種々の商品の組み合わせでなされた値付けのうちで、付け値の合計額が最も高くなるような値付けの組み合わせを選択し、その値付けを行った各買い手を落札者とする。したがって、売り手ユーザは、総売上高の最も高い、すなわち利益を上げられる態様で商品を売ることができる。
また、このオークション・サーバは、ユーザ端末により値付けの対象とされた商品の組み合わせに対していくらの値を付ければこの商品の組み合わせを確保したまま全ての商品に対する付け値の合計額が最も高くなるかを算出し、得られた金額をこの商品の組み合わせに対する付け値のそれまでの最高額としてこのユーザ端末に提示することを特徴としている。このような構成とすれば、買い手ユーザは、あたかもグループ商品のうちの自分が選択した商品の組み合わせに対してオークションが行われているかのように値付けを行うことができる。
また、特許文献2に開示される技術でも、中古車単位でのオークションであり、その部品についてオークションを行うことができないという課題があった。また、消費者が業者に商品を登録し、その登録情報を用いて商品をオークションに出品するものであり、確かに消費者の手間やリスクは減じることが可能であるものの、入札者との直接の取引ができないので、価格の交渉ができないという課題があった。
さらに、特許文献1及び特許文献2に共通する課題として、中古車全体としてオークションにかけるよりも中古車部品に分解し、部品単位でオークションにかける方が全体の利益が高い場合が想定されるが、その場合、オークションにかけようとすると、中古車を部品単位にまず分解する必要があるが、これらの開示されている発明では、単純な中古車単位でのオークションを想定しているため、分解後の中古車部品単位でのオークションとして成立しないという課題があった。
特許文献3に開示される技術では、ユーザ端末により値付けの対象とされた商品の組み合わせに対していくらの値を付ければこの商品の組み合わせを確保したまま全ての商品に対する付け値の合計額が最も高くなるかを算出し、得られた金額をこの商品の組み合わせに対する付け値のそれまでの最高額としてこのユーザ端末に提示することで、複数の商品を出品した場合に、いずれの入札者を落札者とすれば最高利益を得ることができるかについては判断が可能であるが、入札者と直接付け値に対する交渉を想定しておらず、最高利益に関わっていないもののその周辺の入札者から直接付け値の変更を引き出して利益を上げることができないという課題があった。
すなわち、単純に出品された商品全体で総売上が最高となる付け値の組合せでは必ずしも十分ではなく、中古車部品毎に交渉相手がわかるように入札者及びその入札額をマッチングさせると同時に部品単位での最高額を示すという一覧表に関する情報を提供することが重要であるが、それができていないという課題があった。
また、中古車部品をオークションにかける場合には、入札者が落札品を収容して運搬するコンテナの充填率が落札の成否を左右する重要なファクターとなるところ、このコンテナに関する情報を出品者は得ることができず、入札者とコンテナの充填率を基に交渉を行うことができないという課題があった。
具体的には、出品者(サプライヤー)が入札者(バイヤー)のコンテナの充填率を把握することができれば、なるべく早期にコンテナで運び込みたい入札者は、入札額よりも多少高くとも交渉に応ずることも可能である。すなわち、コンテナの充填率は入札額の高低や落札と同じ土俵に載せることができるが、特許文献3に開示される発明ではそれができないという課題があった。
上記構成の中古車部品のオークションシステムでは、情報受付部が出品情報の中古車部品又は中古車に識別可能な車両IDを付し、また、その後オークション入札処理部が、仕様に応じて予め部品に付されている個別の識別可能な部品IDを車両IDに紐付けして入札情報を生成することで、出品されるものが、一塊の中古車部品や中古車1台であっても、それらに含まれる部品毎に部品IDで管理されるように作用する。
また、オークション入札処理部が、入札したバイヤーすべての入札情報を部品ID毎にマッチングさせて一覧表示したオークション入札状況データを生成することで、オークション入札状況データは、バイヤー毎、部品ID毎に一覧表示され、部品毎に入札額を参照しながら落札者を判断する情報となるように作用する。
なお、IDとは、識別可能な番号、文字、記号等及びそれらの組合せを概念するものである。
なお、本願発明では、情報受付部やオークション入札処理部等、「部」という語を含んだ構成要素を用いているが、この「部」とは「素子」や「電子回路」、あるいは「構成物のユニット」、又は「それらが集合した装置」を概念化して示したものである。
上記構成の中古車部品のオークションシステムでは、第1の発明の作用に加えて、情報受付部が、バイヤーの利用に供するコンテナの容量に関するコンテナ情報を受け付け、オークション処理部が、コンテナの容量とそのバイヤーによる落札品の容量からそのコンテナ容量に対する充填率を演算し、そのコンテナ情報に充填率を含めてオークション入札状況データとして生成するので、オークション入札状況データは、落札者を判断するためのデータとしてさらに選択肢を増やすように作用する。
なお、バイヤーによる落札品とは、落札されたもののコンテナで出荷をするための落札品の充填率が不足しており、バイヤーへまだコンテナでの出荷をしていない落札品をさす概念である。
上記構成の中古車部品のオークションシステムでは、前述のとおり、中古車1台まるごとあるいは一塊の中古車部品からのオークションを想定しており、その分解や出荷をオークション後に行うことで、予め分解の必要がないという効果を発揮させるが、そのため、落札後に何れの部品を分解し、何処に出荷するかという作業が正確に行われる必要がある。
第3の発明では、第1の発明又は第2の発明の作用に加えて、オークション処理部はオークション落札状況データに含まれる個別の落札品の前記部品ID毎にサプライヤーからの作業指示情報を紐付けて作業指示データを生成するので、作業書作成部において作成される作業指示書において、落札品毎の指示内容に誤りが生じないように作用する。また、指示書作成部は、中古車や一塊の中古車部品に対する解体あるいは出荷といった作業を誤りなく指示するように作用する。
上記構成の中古車部品のオークションシステムにおいては、第1乃至第3のいずれか1つの発明の作用に加えて、商談部を介してサプライヤーとバイヤーが随時簡単にメッセージを送信可能とすることで商談部が交渉の場となるように作用する。
上記構成の中古車部品のオークションプログラムは、第1の発明である中古車部品のオークションシステムをプログラム発明として捉えたものであるので、その作用は、第1の発明と同様である。
上記構成の中古車部品のオークションプログラムは、第2の発明である中古車部品のオークションシステムをプログラム発明として捉えたものであるので、その作用は、第2の発明と同様である。
上記構成の中古車部品のオークションプログラムは、第3の発明である中古車部品のオークションシステムをプログラム発明として捉えたものであるので、その作用は、第3の発明と同様である。
上記構成の中古車部品のオークションプログラムは、第4の発明である中古車部品のオークションシステムをプログラム発明として捉えたものであるので、その作用は、第4の発明と同様である。
また、オークション入札状況データが、バイヤー毎、部品ID毎に一覧表示されるので、サプライヤーは部品毎に入札額を参照しながら落札者を効率良く判断することが可能である。
さらに、バイヤー毎にまとめられた情報からバイヤーの信頼性を判断材料に加えることも可能であるので、サプライヤーは、入札額だけでないバイヤーの評価要素を落札者選択の判断に利用することも可能である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1aのブロック図である。図2は本発明の第1の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1aによって実行されるオークションの部分フロー図である。この図2は、本願発明の中古車部品のオークションプログラムに対してはその実行工程を表すものでもあり、この図を参照しながら中古車部品のオークションシステム1aにおけるデータ処理の流れを説明することは中古車部品のオークションプログラムの実施の形態について説明することと同義である。
なお、図2において、Sで示す工程に関する記載を覆うようにして破線で示しているのは図1に示される中古車部品のオークションシステム1aの構成要素であり、符号を同一としている。また、図2の中央の一点鎖線はサプライヤーとバイヤーの動作に基づく処理を分ける線であり、左側がサプライヤー、右側がバイヤーである。図8及び図11においても同様である。
図3は第1の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1aにおいて、サプライヤーからの出品情報に基づいて生成された出品データの構造を示す概念図である。
図1において、中古車部品のオークションシステム1aは、入力部2、出力部3、情報受付部4、オークション処理部9並びにデータベース群として、サプライヤーデータベース15、オークションデータベース22及びバイヤーデータベース27から構成されている。この中古車部品のオークションシステム1aは、コンピュータサーバ内でそれぞれの機能を発揮し得る演算回路や記憶装置を備えたシステムを想定することができる。
その際の入力部2としては、データ受信部としての他の装置や情報通信ネットワークからの受信端子が相当し、出力部3としてはディスプレイ装置や情報通信ネットワークへの送信端子やデータ送信部として他の装置へデータを転送するトランスミッタのようなものが考えられる。すなわち、図1の構成要素が一体でなくとも入力部2と出力部3を分離して別体に設けて、有線又は無線でデータや情報を情報受付部4やオークション処理部9との間で送受信するシステムとしても可能である。
なお、本実施の形態では、中古車部品のオークションシステム1aにサプライヤーデータベース15及びバイヤーデータベース27を含めているが、これらのデータベースはサプライヤーやバイヤーのサーバ等に設けられてもよい。その他の実施の形態においても同様である。
その場合、オークション処理部9に含まれるオークション入札処理部10、商談部11、オークション落札処理部12、解体作業指示書作成部13又は出荷作業指示書作成部14は、サプライヤーデータベース15やバイヤーデータベース27へのアクセスが制限されることも考えられるが、その際には、情報受付部4で受け付けた情報からこれらのデータベースに格納されるデータを、オークション処理部9の各部が保持しつつ、必要なデータを生成してオークションデータベース22に格納することで対応する。
中古車部品のオークションシステム1aの情報受付部4は、サプライヤー情報受付部5、出品情報受付部6、入札情報受付部7及びバイヤー情報受付部8を備えている。
また、オークション処理部9は、オークション入札処理部10、商談部11、オークション落札処理部12、解体作業指示書作成部13及び出荷作業指示書作成部14から構成されている。
なお、図1で、入力部2及び出力部3が、情報受付部4を介してオークション処理部9に接続されているように示されているが、情報受付部4が技術的な機能を発揮することなく単に接点として機能している場合も含まれている。
オークションに自己の中古車部品を出品したいサプライヤーは、サプライヤー端末33から情報通信ネットワーク35及び入力部2を介して、サプライヤーに係る名称、連絡先等、サプライヤーを特定可能な情報を入力する。このサプライヤー情報はサプライヤー情報受付部5によって受け付けられ、ID(識別可能な番号、文字、記号等及びそれらの組合せ、以下同様)を付してサプライヤーデータ16として読み出し可能にサプライヤーデータベース15に格納される。この工程が図2におけるステップS1aである。以下、全てのデータのデータベースへの格納は読み出し可能に実行されるものとする。
なお、サプライヤー情報はサプライヤーによるサプライヤー端末33からの入力の他、例えばシステム運営者によってサプライヤー情報受付部5を介して入力される場合も含まれる。
出品情報としては、中古車のメーカー名、車名、型式、エンジン形式、ミッションの形式、駆動形式(2WD,4WD)、年式、エンジン排気量等といった基本的な仕様の他、走行距離、入庫日あるいは注意書き等の特記事項を含むテキストデータに加えて、中古車やその部品に関する画像や動画が含まれる。一塊の部品や最小単位の部品の場合には、メーカー名や車名、型式などバイヤーにとって何の中古車の部品かが識別できる程度の基本的な仕様や特記事項、画像、動画が含まれる。
このようにして生成された出品データ17の構造に関する架空の具体例を図3に示す。図3に示されるとおり、出品された車両毎に、出品情報に含まれる基本仕様、特記事項等のテキストデータ及び画像や動画が車両ID(商品照会番号)に紐付けされている。
本願発明に係る中古車部品のオークションシステム1aでは、出品データ17は車両毎あるいは中古車部品毎に車両IDを付して管理されている。
前述のとおり、本願発明に係る中古車部品のオークションシステム1aでは、中古車1台あるいは一塊の中古車部品から販売する最小単位の部品に解体して販売することを想定しているので、その中古車のメーカー・車種・型式・年式等の仕様に対応した識別可能な車両IDは解体後の個々の部品毎にも紐付けされる。
これを実現するために、予め部品にもIDを付し、部品ID付きで網羅したオークションフォームが用意されており、オークション入札処理部10は、出品データ17に基づいて、オークションフォームを選択し、車両IDに部品IDを紐付けしてオークションデータ23を生成する。車両IDと部品IDはオークション入札処理部10によって生成される。
したがって、サプライヤーが出品情報として中古車そのものに関する仕様等を入力するだけで、その中古車から解体されるすべての部品が網羅され、その部品IDが車両IDに紐付けされるオークションデータ23が生成され、入札を希望するバイヤーに中古車の仕様に沿った部品のすべてを管理して示すことが可能であり、出品情報として、逐一部品毎に入力する必要がないのでサプライヤーに対する省力化と高精度化が可能である。
なお、サプライヤーが出品する商品が中古車ではなく一塊の部品である場合や中古車であっても一部の部品が備わっていない場合に対応すべく、サプライヤーの出品情報の入力時に、そのような場合を選択するチェックボックスを表示させてもよい。その場合には、その状態で出品情報受付部6が、前述のオークションフォームを表示させて、その中古車の仕様に応じて網羅された各部品のうち、出品を希望する部品を選択するためのチェックボックスにチェックを入力するように促すとよい。そのチェックされたオークションフォームも含めて出品データ17としてサプライヤーデータベース15に格納する。この場合も、オークション入札処理部10は、サプライヤーデータベース15から出品データ17を読み出して、そのままオークションデータ23としてオークションデータベース22に格納する。
一方、オークションで中古車部品を購入したいバイヤーは、バイヤー端末34から同様に、バイヤーに係る名称、連絡先等、バイヤーを特定可能な情報を入力する。このバイヤー情報はバイヤー情報受付部8によって受け付けられ、バイヤーIDを付してバイヤーデータ28としてバイヤーデータベース27に格納される。この工程が図2におけるステップS1bである。
なお、バイヤー情報や後述するコンテナに関する情報はバイヤーによるバイヤー端末34からの入力の他、例えばシステム運営者によってバイヤー情報受付部8を介して入力される場合も含まれる。
図4はオークションデータ23のバイヤー端末34への表示を示す概念図である。図5はオークションデータ23の一部としてオークションデータベース22に予め格納される入力フォームのバイヤー端末34への表示を示す概念図である。図6はオークション入札処理部12によって一覧表データとしてまとめられるオークション入札状況データ24のサプライヤー端末33への表示を示す概念図である。
図4において、オークション入札処理部10によって生成されたオークションデータ23は、出品されている中古車の画像及び動画、注意事項等のページに加えて、他にも出品データ17に含まれる基本的な仕様等を紹介するページ等から構成されており、オークション入札処理部10はバイヤー端末34に表示させて、バイヤーによる閲覧を促す。バイヤーは落札を希望する出品に対して、入札情報をバイヤー情報受付部8を介して入力する。
入札情報の入力は、具体的には図5に示すような入札フォームを用いて実行される。このような入札フォームもオークションデータ23の一部としてオークションデータベース22に予め格納されている。オークション入札処理部10が、前述のとおり、オークションフォームを用いてオークションデータ23を生成する一方で、バイヤーが入札する際に必要な出品データ17を抽出して入札フォームに紐付ける処理を実行し、オークションデータ23の一部としてオークションデータベース22に格納する。
バイヤーは、バイヤー端末34によってオークションデータ23を閲覧しながら、入札対象の出品に対して紐付けされた入力フォームを表示させて、部品単位個数と入札単価を入力する。
オークション入札処理部10は、オークションデータ23を利用しながら、バイヤーによる部品単位の個数と入札価格を、商品照会番号(車両ID)に紐付けし、さらに、各部品の部品IDに紐付けして入札情報を生成する。
バイヤーは、バイヤー端末34から、図5に示されるような「入札」のアイコンをクリック動作させて入札処理を完了させる。
この入札情報は入札情報受付部7によって受け付けられ、入札データ30としてバイヤーデータベース27に格納される。これらの工程が図2におけるステップS2bである。
オークションでは複数のバイヤーからの入札も想定され、出品データ17と入札データ30のマッチングは複雑化するため、ステップS4では、オークション入札処理部10によって、オークション入札状況データ18,24は、図6に示すように一覧表データとしてまとめられる。
この図6に示されるように、上側の表Aには、車両ID40a及び商品の部品が提供される中古車のメーカー、車名、車台番号、エンジン形式、年式及び走行距離等の基本的な仕様や特記事項が明示されており、下側の表Bには、1桁から4桁の番号で示される部品ID40bと部品名称41が英語表記されている。また、その右の4つの縦の列の最上欄には、それぞれ5人のバイヤーがFF,AA,BB,CC,DDというバイヤーID42で示されており、その縦の列には部品ID40bに対応させて各バイヤーによる入札額が表示されている。また、最下欄には各バイヤーによる入札の合計額(TOTAL)が表示されている。
このように部品毎に最高値や最高値と同額を異なる色で表示可能なのは、前述のとおり、部品毎に部品ID40bが存在し、入札の際に部品ID40bとバイヤーによる部品単位の個数と入札価格が紐付けされるためである。このような表示をすることでサプライヤーは何れのバイヤーによる入札額が高額であるかを効率的に探すことが可能である。また、部品とバイヤーの組合せを判断する際にも効率的にサーチすることが可能である。
なお、図中の「チェックONの部品の作業指示書作成」のアイコンについては、第3の実施の形態を説明する際に説明する。
その後、オークション入札処理部10は、サプライヤーに対して、出品データ17にバイヤーからの入札があったことを知らせるために、サプライヤー端末33にメール等の連絡を、出力部3を介して発信する。あるいはオークション入札状況データ18をサプライヤーデータベース15から読み出して、出力部3を介してサプライヤー端末33に送信するような連絡であってもよい。この工程が図2におけるステップS5である。
様々な情報からバイヤーの中から落札者を決定したサプライヤーは、サプライヤー端末33からオークションの取引成立についての回答情報を落札者及びその他のバイヤーに送信する。この回答情報はオークション落札処理部12によって受信され、バイヤー端末34に送信される。この工程が図2におけるステップS7aである。
具体的な落札者の決定プロセスについて、図7を参照しながら説明する。図7は、オークション入札処理部10がオークション入札状況データ24をオークションデータベース22から読み出して生成したオーダーシート回答リストである。このオーダーシート回答リストはオークション落札処理部12によって、サプライヤー端末33に表示させることができる。サプライヤーは、図6を参照しながら決定した落札者(向け先)に対してOKアイコン48を選択して回答情報としてオークション落札処理部12を介してバイヤー端末34に対してメッセージ送信を行う。また、この符号48で示したOKアイコンにおける部品IDは238404であることから、その部品IDに対応するその他のバイヤーに対しては、NOアイコン49を選択してオークション落札処理部12を介してバイヤー端末34に対してメッセージ送信を行う。
落札者及びその他のバイヤーは、回答情報を、オークション落札処理部12を経由してバイヤー端末34で受信する。この工程が図2のステップS7bである。
さらに、オークション落札処理部12は、サプライヤー及び落札したバイヤーが閲覧可能なようにサプライヤーデータベース15及びバイヤーデータベース27にも複製データとしてそれぞれオークション落札状況データ20及びオークション落札状況データ32を格納する。この工程が図2におけるステップS11である。
なお、本実施の形態では発明をシステムとして捉えたもので説明したが、そのシステムを用いてデータを処理する工程は、コンピュータを実行するためのプログラム発明として捉えることができ、その作用や効果については既に述べたシステム発明と同様である。また、後述する第2の実施の形態や第3の実施の形態についても同様である。
図8は本発明の第2の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1bによって実行されるオークションの部分フロー図である。具体的には、図2におけるステップS5から続くオークションのフロー図である。図9はオークション入札状況データに含まれるコンテナデータの構造を示す概念図である。図10は第2の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1bの商談部を用いて行うチャット機能を説明するための概念図である。
本実施の形態では、図2におけるステップS4までは、入札情報にコンテナ情報を含む以外は第1の実施の形態と同様である。具体的に図2及び図1を参照しながら、第1の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1aと異なる部分について説明する。
まず、ステップS2bで、バイヤーは、バイヤー端末34によってオークションデータ23を閲覧しながら、入札対象の出品に対する入力フォームを表示させて、部品単位個数と入札単価を入力する際に、加えて、バイヤーは自己が落札品を収容して運搬するために必要なコンテナの容量に関する情報を入札情報と共に同様に入力する。あるいは、コンテナ容量については標準的には20フィートコンテナと40フィートコンテナがあり、それらの容量は既知であることから、予め定められたコンテナ容量から希望するコンテナ容量をバイヤーが選択することで入力されるようにしてもよい。さらに、コンテナ容量に関する情報をステップS1bでバイヤー情報と共に入力されるようにしてもよい。
そして、オークション入札処理部10は、新規のバイヤーに対しては落札品がないものとして、また、既存のバイヤーに対しては入力されたコンテナの容量と既にそのバイヤーが落札している落札品、すなわち、落札されたもののコンテナで出荷をするための落札品の充填率が不足しており、バイヤーへまだコンテナでの出荷をしていない落札品の容量から、コンテナの充填率を演算し、コンテナの容量及びその充填率に関する情報も商品照会番号に紐付けして入札情報と共に生成する。なお、落札品の容量は部品等によって概略の数値がわかっていることから、予めオークション入札処理部10のデータとしてあるいはオークションデータベース22等に格納しておく。
次にステップS4で、オークション入札処理部10は、オークションデータベース22からオークションデータ23を読み出し、バイヤーデータベース27から入札データ30に加えてコンテナデータ29を読み出して、サプライヤーからの出品データ17毎に、バイヤーからの入札データ30をマッチングさせつつ、バイヤーからのコンテナデータ29も含めてオークション入札状況データ24を生成し、オークションデータベース22に格納する。そして、オークション入札処理部10は、第1の実施の形態と同様に、オークション入札状況データ24の複製データをオークション入札状況データ18としてサプライヤーデータベース15に格納する。
その後、ステップS5及びステップS6aまでは第1の実施の形態と同様である。
続いて、第2の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1bのステップS6a以降の処理について図8及び図1を参照しながら説明する。
図8において、サプライヤーは、サプライヤー端末33によって、自己の出品に対する入札のマッチング状況に加えて、入札しているバイヤーのコンテナ容量及び充填率をサプライヤーデータベース15のオークション入札状況データ18を閲覧することで確認できる。この工程が図2におけるステップS6bである。
第1の実施の形態で図7を参照しながら説明したのと同様に、様々な情報から落札者を決定したサプライヤーによるサプライヤー端末33からのオークションの成立についての回答情報はオークション落札処理部12によって受信され(ステップS7a)、オークション落札処理部12による落札者への回答情報及び落札者以外への回答情報も同様に送信される(ステップS7b)。
しかしながら、本実施の形態では、バイヤーに関するコンテナ情報がオークション入札状況データ18内に含まれ、サプライヤーはこれを閲覧できるので、オークションの落札を成立させる前に、このコンテナ情報を基に中古車部品のオークションシステム1bのオークション処理部9に備えられている商談部11を用いて、バイヤーと商談あるいは入札額についての交渉を行うことが可能である。
図9において、最左欄に記載されている「AA」や「BB」等は、向先、すなわちバイヤーID42を示している。また、最上欄の「岩国」や「山口工場」は便宜的な地名・サイト名であり、サプライヤーの所有する解体設備や保管設備を備えたヤードの所在地を意味している。すなわち、図9はオークション入札状況データに含まれるコンテナデータの構造を示すが、向先をサプライヤー毎にまとめることで、各サプライヤーが保有する在庫の、バイヤー毎のコンテナサイズに応じた成約率一覧のデータということも可能である。したがって、各サプライヤーは在庫把握が容易に可能であり、落札者の選択を行う際にも便利である。
表中の「TOTAL」の欄の上側の数字はコンテナ充填率44を示し、下の欄はそのコンテナに収容されている部品の落札額の合計金額(万円)45を示している。また、在庫%の欄の上欄の数字は、落札済で部品として未解体の状態のもの、すなわち未解体コンテナ充填率46を示しており、下欄の数字は、落札済で部品としても解体済の状態のもの、すなわち解体済コンテナ充填率47を示している。「E/G」はエンジンを意味し、「セットパーツ」はエンジンや主だった外装部品等をまとめたものを意味し、「NOSE」はノーズカット部品、すなわち、フロントバンパーの上の部分、ヘッドランプやコーナーランプも含めた車輌のフロント部分を意味している。また、「HALF」はハーフカット部品、すなわち車輌を半分にカットしたものを意味し、「CPC」は中古車全体を意味し、「CKD」は“Complete Knock Down”の略で、自動車を構成する全ての部品を輸送して、現地で自動車として組み立てるものを意味している。
なお、部品が未解体でも部品自体は既存のものであり、それぞれの容量等の仕様は既知なので、コンテナ充填率を示すことは可能である。また、当初、バイヤーから入力されるコンテナ情報に基づくコンテナデータ29は、落札される毎にオークション落札処理部12によって更新され、オークションデータベース22及びバイヤーデータベース27に格納される。
その後、オークション入札処理部10は、バイヤーデータベース27から更新されたコンテナデータ29を読み出して、オークション入札状況データ24を更新し、オークションデータベース22に格納する。
例えば、バイヤーが落札した商品を運搬するために用いているコンテナ容量とコンテナ充填率44から、サプライヤーは、入札しているバイヤーのうち、自分が出品している中古車部品を落札することでコンテナ容量が満杯、すなわちコンテナ充填率44が100%となるようなバイヤーをスクリーニングして、そのバイヤーに対して、その部品の他のバイヤーによる最高額に近いような入札額や最高額を超える入札額へ変更するように自由に交渉することが可能である。あるいは、他の部品との組合せでコンテナ充填率44が100%となる場合にも、その組合せ全体の入札額を高くするように取引が確実に完了するバイヤーを落札者として選択することが可能である。
バイヤーにとっては、コンテナ容量を早めに満杯にして運搬、売却等次の処理を実行でき、取引の効率を高めることができるというメリットが生じる。すなわち、サプライヤーにとって、バイヤーにも魅力的な交渉のカードを1枚増やすことが可能で、第1の実施の形態とは異なる要素を用いて十分で有効な入札額交渉を行うことが可能である。
この商談部11は、具体的には、サプライヤーとバイヤーの1対1のチャット機能(メッセージ送受信機能)を有するものである。
図10に商談部11のチャット機能を用いてサプライヤー端末33及びバイヤー端末34に表示されるメッセージのやりとりを示す。商談部11では、前述のサプライヤーからの入札額の交渉のみならず、バイヤーからの商品に関する質問等も受けてサプライヤーへ送信することも可能である。このような商談・交渉に関するメッセージのやりとりは商談部11によってオークション交渉データ25としてオークションデータベース22に格納され、随時更新される。そして、商談部11は、バイヤーデータベース22からコンテナデータ29を読み出して、データを複製してサプライヤーデータベース15及びバイヤーデータベース27に、それぞれオークション交渉データ19及びオークション交渉データ31として格納する。オークション交渉データ19はサプライヤー端末33からオークション交渉データ31はバイヤー端末34からいつでも確認可能である。このような商談・交渉に関する工程が図8におけるステップS8である。
したがって、ステップS8の後のステップS9a及びテップS9bについては、第1の実施の形態の説明時のステップS7a及びステップS7bと同様の処理に加えて、商談部11のチャット機能を利用しながら、オークション落札処理部12を介してサプライヤー端末33からバイヤー端末34へ回答情報を送信することが可能である。さらに、ステップS9aの後に実行されるステップS11については、第1の実施の形態の説明時に説明した内容に加えて、オークション落札処理部12はオークション落札状況データ26の生成時に、落札者以外による入札データ30の他、コンテナデータ29も削除する。
第3の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1cは、第1の実施の形態及び第2の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1a,1bにおいて、オークションの取引成立後に落札された中古車を解体するための解体作業指示書作成部13及び出荷作業指示書作成部14を備えるものである。
本願発明では、基本的には中古車1台まるごとオークションにかけて、バイヤーに部品毎あるいは1台まるごと入札してもらい、落札後にサプライヤーが落札状況に応じて解体して出荷するというプロセスを踏んでいる。すなわち、サプライヤーは落札状況を確認してから解体できるので、事前に不要な解体作業を行うことなく出荷することが可能で労力、コスト及び時間を節約することが可能である。
具体的には、まず、バイヤーの中から落札者を決定したサプライヤーは、サプライヤー端末33からオークションの取引成立についての回答情報を送信する。この回答情報はオークション落札処理部12によって受信される。この工程が第1の実施の形態の中古車部品のオークションシステム1aにおけるステップS7aあるいは第2の実施の形態の中古車部品のオークションシステム1bにおけるステップS7a又はステップS9aであり、図11に示されるとおりである。その後のステップS7b,S9bも既に第1及び第2の実施の形態の説明時に説明したとおりである。
第3の実施の形態の中古車部品のオークションシステム1cでは、さらに、サプライヤーは、サプライヤー端末33を介して落札された出品の解体作業及び出荷作業に関する作業指示情報及びその情報に基づく指示書を解体作業指示書作成部13及び出荷作業指示書作成部14を起動させて作成し、サプライヤーのヤードのサーバ等の設備(図示せず)に送信する。具体的には、サプライヤーは、作業対象となる部品に対するチェックボックス43を選択した上で、別途用意されたフォーマットに入力し、図6の作業指示書作成アイコン50を選択することで作業指示情報の生成を指示することが可能である。この工程が、図11におけるステップS10である。
解体作業指示書作成部13及び出荷作業指示書作成部14は、生成された作業指示情報に基づいて、それぞれの作業に関する指示書を作成し、解体や出荷の作業指示データ21としてサプライヤーデータベース15に格納する。この工程が図11におけるステップS12である。
サプライヤーは、この作業指示データ21を自由に閲覧、転送、印刷してサプライヤーの解体作業の現場(ヤード)で指示書として活用しながら解体作業を実行し(ステップS14)、あるいは出荷作業の現場で指示書として活用しながら出荷作業を実行(ステップS15)することが可能である。
さらに、オークション入札処理部10は、車両IDや部品IDを1次元コードや2次元コードに表現して、情報としてサプライヤーに送信するので、それをサプライヤーはラベルシールとして出力できる。したがって、落札品にラベルシールが貼付され、サプライヤーはこのラベルシールのコードと自社の保管ラックのICタグ等とをコードリーダーで読み取ることで、在庫の管理を容易に行うことができる。さらに、コンテナに積み込むときにも同様に読み取ることで、どの部品をどのコンテナに積み込んだかということを容易に把握することができ、インボイスも作成することもできる。
したがって、サプライヤーは解体作業や出荷作業の高効率化と高精度化を促進させることができる。
図4はオークションデータ23のバイヤー端末34への表示を示す概念図である。図5はオークションデータ23の一部としてオークションデータベース22に予め格納される入力フォームのバイヤー端末34への表示を示す概念図である。図6はオークション入札処理部12によって一覧表データとしてまとめられるオークション入札状況データ24のサプライヤー端末33への表示を示す概念図である。
図4において、オークション入札処理部10によって生成されたオークションデータ23は、出品されている中古車の画像及び動画、注意事項等のページに加えて、他にも出品データ17に含まれる基本的な仕様等を紹介するページ等から構成されており、オークション入札処理部10はバイヤー端末34に表示させて、バイヤーによる閲覧を促す。バイヤーは落札を希望する出品に対して、入札用情報をバイヤー情報受付部8を介して入力する。
入札用情報の入力は、具体的には図5に示すような入札フォームを用いて実行される。このような入札フォームもオークションデータ23の一部としてオークションデータベース22に予め格納されている。オークション入札処理部10が、前述のとおり、オークションフォームを用いてオークションデータ23を生成する一方で、バイヤーが入札する際に必要な出品データ17を抽出して入札フォームに紐付ける処理を実行し、オークションデータ23の一部としてオークションデータベース22に格納する。
バイヤーは、バイヤー端末34によってオークションデータ23を閲覧しながら、入札対象の出品に対して紐付けされた入力フォームを表示させて、部品単位個数と入札単価を入力する。
図8は本発明の第2の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1bによって実行されるオークションの部分フロー図である。具体的には、図2におけるステップS5から続くオークションのフロー図である。図9はオークション入札状況データに含まれるコンテナデータの構造を示す概念図である。図10は第2の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1bの商談部を用いて行うチャット機能を説明するための概念図である。
本実施の形態では、図2におけるステップS4までは、入札情報にコンテナ情報を含む以外は第1の実施の形態と同様である。具体的に図2及び図1を参照しながら、第1の実施の形態に係る中古車部品のオークションシステム1aと異なる部分について説明する。
まず、ステップS2bで、バイヤーは、バイヤー端末34によってオークションデータ23を閲覧しながら、入札対象の出品に対する入力フォームを表示させて、部品単位個数と入札単価を入力する際に、加えて、バイヤーは自己が落札品を収容して運搬するために必要なコンテナの容量に関する情報を入札用情報と共に同様に入力する。あるいは、コンテナ容量については標準的には20フィートコンテナと40フィートコンテナがあり、それらの容量は既知であることから、予め定められたコンテナ容量から希望するコンテナ容量をバイヤーが選択することで入力されるようにしてもよい。さらに、コンテナ容量に関する情報をステップS1bでバイヤー情報と共に入力されるようにしてもよい。
そして、オークション入札処理部10は、新規のバイヤーに対しては落札品がないものとして、また、既存のバイヤーに対しては入力されたコンテナの容量と既にそのバイヤーが落札している落札品、すなわち、落札されたもののコンテナで出荷をするための落札品の充填率が不足しており、バイヤーへまだコンテナでの出荷をしていない落札品の容量から、コンテナの充填率を演算し、コンテナの容量及びその充填率に関する情報も商品照会番号に紐付けして入札情報と共に生成する。なお、落札品の容量は部品等によって概略の数値がわかっていることから、予めオークション入札処理部10のデータとしてあるいはオークションデータベース22等に格納しておく。
Claims (8)
- サプライヤーからの中古車部品又は中古車の出品情報、この出品情報に対するバイヤーからの入札情報及び前記サプライヤーからの落札者決定情報を受け付け、前記出品情報の前記中古車部品又は前記中古車に識別可能な車両IDを付す情報受付部と、前記中古車部品又は前記中古車の仕様に応じて含まれる部品に予め個別の識別可能な部品IDを付しておき、前記車両IDに前記部品IDを紐付けして前記入札情報を生成し、入札した前記バイヤーすべての前記入札情報を前記部品ID毎にマッチングさせて一覧表示したオークション入札状況データを生成するオークション入札処理部と、前記オークション入札状況データを前記サプライヤーに送信する出力部と、前記サプライヤーからの前記部品ID毎の前記落札者決定情報からオークション落札状況データを生成するオークション落札処理部と、を有し、前記出力部を介して前記オークション落札状況データを前記サプライヤー及び前記バイヤーに送信することを特徴とする中古車部品のオークションシステム。
- 前記情報受付部は、前記バイヤーの利用に供するコンテナの容量に関するコンテナ情報を受け付け、前記オークション入札処理部は、前記コンテナの容量と前記バイヤーによる落札品の容量から前記コンテナの容量に対する充填率を演算し、これを前記コンテナ情報に含めて前記オークション入札状況データを生成することを特徴とする請求項1記載の中古車部品のオークションシステム。
- 前記オークション落札処理部は、前記オークション落札状況データに含まれる個別の落札品の前記部品ID毎に前記サプライヤーからの作業指示情報を紐付けて作業指示データを生成し、この作業指示データを受信して作業指示書を作成する指示書作成部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中古車部品のオークションシステム。
- 前記サプライヤーと前記バイヤーとの間で、個別にオークションにおける交渉に関するメッセージを送信可能とする商談部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の中古車部品のオークションシステム。
- コンピュータによって、中古車部品のオークションを成立させるために実行されるプログラムであって、サプライヤーからの中古車部品又は中古車の出品情報、この出品情報に対するバイヤーからの入札情報及び前記サプライヤーからの落札者決定情報を受け付け、前記出品情報の前記中古車部品又は前記中古車に識別可能な車両IDを付す情報受付工程と、前記中古車部品又は前記中古車の仕様に応じて含まれる部品に予め個別の識別可能な部品IDを付しておき、前記車両IDに前記部品IDを紐付けして前記入札情報を生成し、入札した前記バイヤーすべての前記入札情報を前記部品ID毎にマッチングさせて一覧表示としたオークション入札状況データを生成するオークション入札処理工程と、前記オークション入札状況データを前記サプライヤーに送信するオークション入札状況出力工程と、前記サプライヤーからの前記部品ID毎の前記落札者決定情報からオークション落札状況データを生成するオークション落札処理工程と、このオークション落札状況データを前記サプライヤー及び前記バイヤーに送信するオークション落札状況出力工程と、を実行させることを特徴とする中古車部品のオークションプログラム。
- 前記情報受付工程は、前記バイヤーの利用に供するコンテナの容量に関するコンテナ情報を受け付け、前記オークション入札処理工程は、前記コンテナの容量と前記バイヤーによる落札品から前記コンテナの容量に対する充填率を演算し、これを前記コンテナ情報に含めて前記オークション入札状況データを生成することを特徴とする請求項5記載の中古車部品のオークションプログラム。
- 前記オークション落札処理工程は、前記オークション落札状況データに含まれる個別の落札品の前記部品ID毎に前記サプライヤーからの作業指示情報を紐付けて作業指示データを生成し、この作業指示データを受信して作業指示書を作成する指示書作成工程を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の中古車部品のオークションプログラム。
- 前記サプライヤーと前記バイヤーとの間で、個別にオークションにおける交渉に関するメッセージ文を送信可能とする商談工程を有することを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の中古車部品のオークションプログラム。
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