JP2021114691A - リモートコントローラ及びトイレシステム - Google Patents

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裕之 大浦
洋志 西垣
Hiroshi Nishigaki
洋志 西垣
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Masaaki Nagata
雅昭 永田
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom

Abstract

【課題】リモートコントローラの給電用の電波を受信する性能を向上できるリモートコントローラ及びトイレシステムを提供する。【解決手段】トイレ装置Qを操作するためのリモートコントローラ30であって、リモートコントローラの操作面に正対する方向から見て左右に略対称に配置されたアンテナ素子を有し、便座装置に設けられた第1アンテナ24から送信される給電用の電波を受信するための第2アンテナ34を備える、リモートコントローラである。【選択図】図1

Description

本開示は、リモートコントローラ及びトイレシステムに関する。
局部洗浄装置等の機能部を備えた便座装置は、リモートコントローラを用いた無線通信により操作される場合がある。このリモートコントローラは、電源に一次電池を用いていることが多い。リモートコントローラは、使用の過程で一次電池の電圧が低下するとインジケータ等により表示等を出力する。管理者は、表示に基づいてリモートコントローラの一次電池の管理や交換を行う必要があった。近年、便座装置から電磁波を出力しリモートコントローラに給電する方式が研究されている。
特許文献1には、電波を用いた無線通信により便座装置を操作するリモートコントローラが記載されている。このリモートコントローラは、便座装置を操作するための複数の操作スイッチと、操作スイッチの操作に応じた信号を送信するループアンテナとを備えている。このループアンテナは、操作スイッチから水平方向のいずれか一方に離間して配置されている。
特開2007−146398号公報
リモートコントローラの使用頻度や電波環境によっては、使用者が便座に着座中の状態においても給電が必要な場合が生じる。特許文献1に記載された技術によれば、便座装置から給電用の電波を受信することが想定されておらず、リモートコントローラの取り付け位置によっては、便座装置から送信された給電用の電波をリモートコントローラが受信できなくなる虞があった。
本開示は、リモートコントローラの給電用の電波を受信する性能を向上できるリモートコントローラ及びトイレシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示は、トイレ装置を操作するためのリモートコントローラであって、前記リモートコントローラの操作面に正対する方向から見て左右に略対称に配置されたアンテナ素子を有し、便座装置に設けられた第1アンテナから送信される給電用の前記電波を受信するための第2アンテナを備える、リモートコントローラである。
トイレシステムの構成を示す図である。 リモートコントローラの構成を示す図である。 トイレシステムの構成を示すブロック図である。 変形例に係るリモートコントローラの構成を示す図である。 変形例に係るリモートコントローラの構成を示す図である。 変形例に係るリモートコントローラの構成を示す図である。 変形例に係るリモートコントローラの構成を示す図である。 変形例に係るリモートコントローラの構成を示す図である。 変形例に係るリモートコントローラの構成を示す図である。 変形例に係るリモートコントローラの構成を示す図である。 変形例に係る第2アンテナの構成を示す図である。 変形例に係るトイレルームの構成を示す図である。 変形例に係る第2アンテナの配置関係を示す断面図である。 変形例に係る第2アンテナの配置関係を示す断面図である。 変形例に係る第2アンテナの配置関係を示す断面図である。 変形例に係る第2アンテナの配置関係を示す断面図である。 変形例に係る第2アンテナの配置関係を示す断面図である。 変形例に係る第2アンテナの配置関係を示す断面図である。
図1に示されるように、トイレシステムSは、トイレルームT内に取り付けられたトイレ装置Qと、トイレルームTの壁に取り付けられたリモートコントローラ30とを備える。
以下、便宜上、トイレ装置Qの便座に着座した使用者の前方である側を前側、その反対側を後側とし、前側と後側とを結ぶ方向を前後方向X1と呼ぶ。前後方向と直交する水平方向を左右方向X2とし、左右方向の右側および左側は、便座に着座し前側を向く使用者の右側および左側と同じ側と呼ぶ。前後方向、左右方向と直交する上下に向かった方向を上下方向X3と呼ぶ。
トイレ装置Qは、水洗用のタンクが設けられていない、いわゆるタンクレストイレである。トイレ装置Qは、便器洗浄水を溜める便器洗浄水タンクを備えても良い。トイレ装置Qは、便器本体1と、便器本体1に設けられた便座装置10とを備える。
便器本体1は、トイレルームTの床面上に設置されている。便器本体1は、例えば、上下方向から見てトイレルームTの略中心に設置されている。便器本体1は、上下方向から見てトイレルームTの中心から左右いずれかの方向にオフセットされて設置されていてもよい。便器本体1の左右両側には、トイレルームの側壁T1,T2が設けられている。側壁T1,T2のいずれかには、リモートコントローラ30が取り付けられている。
本実施形態では、便座12に着座した使用者から見て右側の側壁T1にリモートコントローラ30が取り付けられている状態を例示している。リモートコントローラ30は、側壁T2に設けられていてもよい。便器本体1の後方には、棚等の収納スペースを有するキャビネットCが設けられていてもよい。
便器本体1には、便座装置10が載置されている。便座装置10は、各種装置を収容する機能部11と、機能部11に回転自在に取り付けられた便座12と、を備える。機能部11は、使用者の洗浄対象部位を洗浄する局部洗浄装置14、乾燥装置(不図示)等の複数の装置が収納されている。便座12上には、便座12を覆うように形成され、機能部11に回転自在に取り付けられた便蓋が設けられていてもよい。
機能部11の内部には、送受信用の第1アンテナ24が設けられている。第1アンテナ24は、例えば、給電用の電波をリモートコントローラ30に送信するアンテナ素子を有する。便座装置10とリモートコントローラ30とは、無線により通信を行う。便座装置10は、第1アンテナ24を介して給電用の電力を生じさせる電波をリモートコントローラ30に送信する。
第1アンテナ24は、後述のリモートコントローラ30に設けられた第2アンテナ34に電波及び所定の信号を送信する。第1アンテナ24からは、例えば、920MHz帯、2.4GHz帯、5.7GHz、UHF帯の周波数の電波が送信される。
便座12上に使用者Uが着座している状態において、給電用の電波は使用者Uの身体に遮蔽され、リモートコントローラ30の受信量が低下する虞がある。それに加えて、送信された電力は、2.4GHz帯で給電する場合、伝搬途中の空間で減衰する。
第1アンテナ24からは、円偏波に生成された電波を送信し、リモートコントローラ30における受信電力レベルを向上させる。
第1アンテナ24は、使用者Uから見て左右に向かって電波を送信するように配置されている。第1アンテナ24は、便座12上に使用者Uが着座している状態において、給電用の電波を使用者の身体に遮蔽されずにリモートコントローラ30に送信可能な位置に配置される。第1アンテナ24からは、リモートコントローラ30に給電用の電波が送信される。
リモートコントローラ30は、便座装置10を無線通信により遠隔操作するための装置である。リモートコントローラ30は、使用者Uが着座した状態において第1アンテナ24から送信された電波を受信可能な位置に取り付けられる。リモートコントローラ30が設置される位置は、使用者Uが着座した状態において第1アンテナ24から送信される電波の送信範囲内であるように設定される。リモートコントローラ30は、第2アンテナ34を介して第1アンテナ24から送信される第1電波を受信する。
図2に示されるように、リモートコントローラ30は、直方体状に形成された筐体30Bを備える。筐体30Bの正面は、操作面30Sが形成されている。操作面30Sには、複数の操作ボタン30Nが設けられている。操作ボタン30Nは、便座装置10に設けられている複数の機能部を動作させるための操作を受け付ける。筐体30B内には、給電用の電波を受信する第2アンテナ34が設けられている。
第2アンテナ34は、リモートコントローラ30の筐体30B内において下方に設けられている。下方とは、操作ボタン30Nより下方である。好ましくは、下方とは、リモートコントローラ30の筐体の下面の近傍の位置である。第2アンテナ34は、例えば、ダイポールアンテナである。第2アンテナ34は、一対のアンテナ素子35,36を備える。一対のアンテナ素子35,36は、リモートコントローラ30の操作面30Sに正対する方向から見て左右に対向して配置されている。
第2アンテナ34は、は、例えば、リモートコントローラ30の操作面30Sに正対する方向から見て筐体30Bの上下方向の中心線Zに関して水平方向において左右に略対称に配置されている。一対のアンテナ素子35,36は、中心線Zに関して完全に対称に配置されていなくてもよく、オフセットされて配置されていてもよい。
アンテナ素子35は、例えば、略水平方向に沿った水平部35Aと、水平部35Aに連続して略鉛直方向に沿った方向に折り曲げられた鉛直部35Bとが形成されている。アンテナ素子36は、例えば、略水平方向に沿った水平部36Aと、水平部36Aに連続して略鉛直方向に沿った方向に折り曲げられた鉛直部36Bとが形成されている。アンテナ素子35は、水平部35Aと鉛直部35Bとを合計した長さが受信する給電用の第1電波の半波長分の長さに形成されている。
アンテナ素子35は、水平部36Aと鉛直部36Bとを合計した長さが受信する給電用の第1電波の半波長分の長さに形成されている。アンテナ素子35は、例えば、全長の半分の位置で折り曲げられている。アンテナ素子35は、リモートコントローラ30の大きさに応じて折り曲げられる位置が変更されてもよい。水平部35A,36Aは、例えば、第1電波の水平偏波成分を受信する。鉛直部35B,36Bは、例えば、第1電波の垂直偏波成分を受信する。
第2アンテナ34は、筐体30Bの下方に設けられている。一対のアンテナ素子35,36は、筐体30Bの内部において下部の角部30C,30Dに沿って配置されている。アンテナ素子35,36は、角部30C,30Dの内側或いは外側にプリントされて形成されていてもよい。アンテナ素子35,36は、可撓性を有するフレキシブル基板にプリントされて折り曲げられて形成されていてもよい。第2アンテナ34からは、操作用の制御信号が下方の所定角度範囲に向けて送信される。
所定角度範囲は、例えば、リモートコントローラ30の操作面30S方向から見てリモートコントローラ30が設置されている側壁T1の下辺を0°としたとき、−90°から0°の範囲である。リモートコントローラ30が側壁T2設置されている場合も同様である。上記構成により、第2アンテナ34からは、操作用の制御信号が第1アンテナ24に送信されると共に、第1アンテナ24から給電用の第1電波が送信される。
次に、トイレシステムSの通信に関する構成について説明する。
図3に示されるように、トイレシステムSは、トイレ装置Qに設けられた便座装置10と、便座装置10と無線通信するリモートコントローラ30とを備える。便座装置10は、リモートコントローラ30と無線通信する通信装置20を備える。通信装置20は、リモートコントローラ30に給電用の電波を送信する。リモートコントローラ30は、から送信された給電用の電波を受信して電力を生成し、便座装置10の送受信部21に操作用の信号を送信する。
通信装置20は、リモートコントローラ30と通信する送受信部21と、通信制御に関する演算を実行し、給電や通信に関する制御を行う制御部25と、制御に関する情報が記憶された記憶部26とを備える。
送受信部21は、例えば、例えば、第1アンテナ24を備える。送受信部21は、第1アンテナ24を介してリモートコントローラ30に給電用の電波を送信すると共に、リモートコントローラ30から操作に関する信号を受信する。
送受信部21は、リモートコントローラ30に給電用の第1電波及び制御信号である第2電波を送信する。第1電波は、例えば、第1周波数を有する給電用の電波である。第2電波は、例えば、第2周波数を有するリモートコントローラ30との制御に必要な情報を含む制御用の電波である。送受信部21は、リモートコントローラ30から操作用の制御信号を受信する。
第1アンテナ24は、便座装置10の内部に配置されている。第1アンテナ24は、アンテナ素子を用いる物の他、便座装置10に印刷されて形成されていてもよい。
制御部25は、例えば、送受信部21を制御して第1電波を生成する。制御部25は、例えば、送受信部21を制御して第1電波を第1アンテナ24からリモートコントローラ30に送信する。
制御部25は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。これらの各機能部のうち少なくとも一部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
記憶部26は、第1電波を生成するためのプログラム27や制御に関する情報が記憶されている。記憶部26は、フラッシュメモリ等の記憶媒体により構成された記憶装置である。プログラム27は、記憶部26に格納されていてもよいし、フラッシュメモリなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶部26にインストールされてもよい。プログラム27は、ネットワークを通じて提供されるものであってもよい。
次に、リモートコントローラ30の構成について説明する。リモートコントローラ30は、例えば、通信装置20と通信する送受信部31と、受信電波に基づいて電力を生成する電力部33と、使用者の操作を受け付ける操作ボタン30Nと、電力の生成及び通信に関する制御を行う制御部37と、制御に関する情報が記憶された記憶部38と、を備える。
送受信部31は、通信装置20から送信された電波を受信すると共に、通信装置20に操作に関する操作情報を送信する。送受信部31は、第2アンテナ34を備える。第2アンテナ34は、一対のアンテナ素子35,36を備える。一対のアンテナ素子35,36は、通信装置20から送信された電波を受信する。
電力部33は、第2アンテナ34を介して送受信部32が受信した給電用の第1電波を入力し、整流によりリモートコントローラ30を駆動する電力を発生させる。電力部33は、例えば、第1電波の周波数帯域を通過させるフィルタ回路(不図示)と整流回路(不図示)とを備え、送受信部32が受信した給電用の第1電波を受信し、直流電流に変換する。電力部33は、変換した直流電流をリモートコントローラ30内の各構成に供給する。
操作ボタン30Nは、便座装置10を操作するための複数の操作ボタンを備える。操作ボタン30Nは、使用者Uのボタンに対する操作を受け付ける。
制御部37は、電力部33により発生した電力を電源として動作する。制御部37は、受信した第2電波が重畳された第1電波から第2電波を復号する。制御部37は、例えば、リモートコントローラ30が最初に設置された際に設定される初期設定モードにおいて、第2電波に含まれる識別情報を取得する。制御部37は、取得した識別情報と記憶部38に記憶された識別情報とを比較し、識別情報がリモートコントローラ30に対応する通信装置20から送信されたか否かを判定する。制御部37は、識別情報が一致した場合、通信装置20とペアリングを開始する。
制御部37は、送受信部32を制御して、操作ボタン30Nにおいて受け付けられたボタンの操作に基づいて、制御信号を生成する。制御部37は、初期設定モードにおいて送受信部32を制御して、初期設定モードに応じた制御信号を生成する。制御部37は、通常モードにおいて送受信部32を制御して、操作ボタン30Nにおいて受け付けられたボタンの操作に応じた制御信号を生成する。制御部37は、送受信部32を制御して第2アンテナ34を介して、生成した制御信号を送信する。
上述したようにトイレシステムSによれば、リモートコントローラ30が右側の側壁T1、左側の側壁T2のいずれかに設置されている場合、第2アンテナ34の一対のアンテナ素子35,36の少なくとも一方が給電用の電波を受信しやすいように配置されているため、第1アンテナ24から送信された給電用の電波を安定して受信できる。
リモートコントローラ30は、第2アンテナ34と第1アンテナ24との間に人体や機器等が存在して第1電波が遮蔽されたり、反射されたりして一対のアンテナ素子35,36のいずれか一方のアンテナ素子が第1電波を受信できなくなる可能性がある。トイレシステムSによれば、このような状態でも、一対のアンテナ素子35,36のうち少なくとも一方のアンテナ素子が第1電波を受信できれば電力を生成できる。
トイレシステムSによれば、第2アンテナ34の水平部35A,36Aが第1電波の水平偏波成分を受信し、鉛直部35B,36Bが第1電波の垂直偏波成分を受信するように形成されている。そのため、リモートコントローラ30は、取り付けの条件により水平偏波、垂直偏波のいずれかが受信できない状態でも受信感度を向上できる。
トイレシステムSによれば、第2アンテナ34が水平部35A,36A、鉛直部35B,36Bを有しているため、使用者Uが操作ボタン30Nを操作している状態において、指など反射の影響により第1電波の偏波方向が変化した状態となっても受信感度を向上できる。
トイレシステムSによれば、リモートコントローラ30が備える第2アンテナ34の便座装置10に対する設置位置が第1アンテナ24の送信範囲内であれば第2アンテナ34に対して最適に給電用の電波を送信できる。トイレシステムSによれば、使用者Uの身体の個人差、姿勢、トイレルームT内に設置された紙巻器等の影響により給電用の電波の偏波方向が変化した場合でも第2アンテナ34が水平部35A,36A、鉛直部35B,36Bを有しているため、給電用の電波を受信できる。
[変形例]
第2アンテナ34は、一対のアンテナ素子35,36が他の形状に形成されていてもよい。以下の説明では、上記実施形態と同一の構成については、同一の名称及び符号を用い、重複する説明は適宜省略する。
図4に示されるように、第2アンテナ34が有する一対のアンテナ素子35,36は、水平方向に対して傾斜して設けられていてもよい。一対のアンテナ素子35,36は、筐体30Bの中心線Zに関して水平方向に対して傾斜して配置されている。一対のアンテナ素子35,36は、筐体30Bの中心線Zに関して略対称であるように対向して配置されている。
一対のアンテナ素子35,36は、鉛直部35B,36Bの下端同士が上端同士よりも互いに近位するように配置されている。一対のアンテナ素子35,36が傾斜して配置されているため、斜め下方向から送信される電波の受信感度を向上できる。
図5に示されるように、第2アンテナ34が有する一対のアンテナ素子35,36は、棒状に形成されていてもよい。一対のアンテナ素子35,36は、筐体30Bの中心線Zに関して水平方向に対して傾斜して設けられている。
一対のアンテナ素子35,36は、筐体30Bの中心線Zに関して略対称であるように対向して配置されている。一対のアンテナ素子35,36は、例えば、水平方向に対して45度の角度で設けられている。一対のアンテナ素子35,36は、互いになす角が90度であるように配置されている。一対のアンテナ素子35,36は、下端同士の距離が上端同士の距離よりも互いに近位するように配置されている。一対のアンテナ素子35,36が傾斜して配置されているため、斜め下方向から送信される電波の受信感度を向上できる。
図6に示されるように、第2アンテナ34は、1本のモノポールアンテナが折り曲げられて形成されていてもよい。第2アンテナ34は、中心線Z上に配置されている。第2アンテナ34は、モノポールアンテナである場合、中心線Zから左右方向の近傍に配置されていいてもよい。第2アンテナ34は、操作面30Sに正対する方向から見て左側の折曲部34Aと、右側の折曲部34Bとを備える。
折曲部34A,34Bは、例えば、棒状に形成されると共に、筐体30Bの中心線Zに関して水平方向に対して45度傾斜して配置されていてもよい。折曲部34A,34Bは、例えば、中心線Z近傍になす角が略90度であるように配置されている。折曲部34A,34Bは、上端同士が中心線Z近傍に互いに近位するように配置されている。折曲部34A,34Bが傾斜して配置されているため、斜め下方向から送信される電波の受信感度を向上できる。
図7に示されるように、第2アンテナ34が有する一対のアンテナ素子35,36は、棒状に形成されると共に、筐体30Bの中心線Zに関して鉛直方向に沿って対向して配置されていてもよい。一対のアンテナ素子35,36は、互いに離間して筐体30Bの両側面近傍にそれぞれ配置されている。一対のアンテナ素子35,36が筐体30Bの両側面近傍に配置されているため、リモートコントローラ30のサイズをコンパクト化できる。
図8に示されるように、第2アンテナ34が有する一対のアンテナ素子35,36は、棒状に形成されると共に、筐体30Bの中心線Zに関して水平方向に沿って対向して配置されていてもよい。一対のアンテナ素子35,36は、互いに離間して筐体30Bの下面近傍に沿ってそれぞれ配置されている。一対のアンテナ素子35,36が筐体30Bの下面近傍に配置されているため、リモートコントローラ30のサイズをコンパクト化できる。
図9に示されるように、第2アンテナ34は、モノポールアンテナであってもよい。第2アンテナ34は、棒状に形成されると共に、筐体30Bの中心線Zに関して水平方向に沿って左右に略対象に配置されていてもよい。第2アンテナ34は、中心線Zに関して接近して筐体30Bの下面近傍に沿って配置されている。第2アンテナ34が筐体30Bの下面近傍に配置されているため、リモートコントローラ30のサイズをコンパクト化できる。
図10に示されるように、第2アンテナは、モノポールアンテナであってもよい。第2アンテナは、棒状に形成されると共に、筐体30Bの中心線Zに関して鉛直方向に沿って配置されている。第2アンテナ34は、中心線Zに関して水平方向に沿って左右に略対象に配置されていてもよい。第2アンテナ34は、中心線Zに関して鉛直方向に沿って配置されているので、中心線Zに関して左右対称に配置されている。リモートコントローラ30は、第2アンテナ34が中心線Zに沿って配置されているため、リモートコントローラ30のサイズをコンパクト化できる。リモートコントローラ30は、第2アンテナ34が中心線Zに沿って配置されているため、左右側のいずれの壁面に取り付けても左右対称に電波を受信するため、初期設定が不要である。
図11に示されるように、第2アンテナ34が有する一対のアンテナ素子35,36は、折れ線形状が連続するメアンダ形状に形成された部分が含まれていてもよい。第2アンテナ34は、少なくとも一部にメアンダ形状に形成された部分が含まれているため、受信感度を向上できる。
トイレシステムSにおいて、第1アンテナ24は、トイレ装置QやキャビネットC以外の位置に設けられていてもよい。
図12に示されるように、第1アンテナ24は、トイレルームTの天井T3に取り付けられていてもよい。第1アンテナ24が天井T3に取り付けられていることにより、第1アンテナ24は、遮蔽物が無い状態で第2アンテナ34に第1電波を送信できる。
第1アンテナ24が天井T3に取り付けられている場合、第1アンテナ24は、トイレ装置Qのリモートコントローラ30の他に、浴槽や洗面台の操作に用いられる他のリモートコントローラに給電してもよい。この場合、第1アンテナ24は、リモートコントローラの他に、人感センサ、温度センサ、湿度センサ、CO2センサ、光センサ等を含むセンサ類に給電してもよい。第1アンテナ24が天井T3に取り付けられていることにより、リモートコントローラやセンサ類にワイヤレス給電できる。
リモートコントローラ30が取り付けられる側壁T1,T2が金属で形成されている場合や、リモートコントローラ30の近傍に金属製の物体が存在している場合には、第2アンテナ34の受信性能が低下する虞がある。以下、リモートコントローラ30が側壁T1に取り付けられている場合を例示する。
図13に示されるように、第2アンテナ34は、例えば、側壁T1の壁面から離間して筐体30Bに取り付けられていてもよい。筐体30Bの内部には電子部品Eが実装された基板Kが設けられている。基板Kは、一面K1側が側壁T1の壁面に対向して取り付けられている。基板Kは、他面K2側が筐体30Bの操作面30S側に対向して取り付けられている。第2アンテナ34は、一面K1と操作面30Sとの間に配置されている。
図14に示されるように、第2アンテナ34は、基板Kの他面K2側に取り付けられていてもよい。
図15に示されるように、第2アンテナ34は、基板Kの一面K1と他面K2との間の基板内層面に取り付けられていてもよい。基板Kは、例えば、FRP等の複数の層が積み重ねられて形成されている。第2アンテナ34は、基板Kの内層に設けられ、基板Kの内部に埋め込まれて取り付けられていてもよい。
上記第2アンテナ34の配置位置により、第2アンテナ34の周囲の金属の影響を低減し、第2アンテナ34の受信性能を向上できる。
図16に示されるように、第2アンテナ34と側壁T1の壁面との間にシート状に形成された磁性材Gが設けられていてもよい。磁性材Gは、金属製の側壁T1や、周囲の金属製の物体からの第1電波の反射波の第2アンテナ34への影響を遮断する。
図17に示されるように、磁性材Gは、側壁T1の壁面からトイレルームTに向かって第2アンテナ34を覆うように形成されている。磁性材Gは、例えば、上端と下端に第2アンテナ34側に向かって略直交方向に折り曲げられた突出部G1,G2が形成されていてもよい。
図18に示されるように、磁性材Gは、上端と下端に第2アンテナ34側に向かって斜め方向に折り曲げられた突出部G1,G2が形成されていてもよい。突出部G1,G2は、先端同士の距離が基端同士の距離に比して長くなるように折り曲げられて形成されている。
上記各構成により、金属製の側壁T1や、周囲の金属製の物体からの第1電波の反射波の第2アンテナ34への影響を低減できる。
本開示は上記の一実施形態に限定されるものではなく、適宜変更可能である。例えば、第1アンテナ24は、機能部11内に設けられているだけでなく、機能部11の外部に設けられていてもよい。第1アンテナ24は、便器本体1の後方に設けられたキャビネットCに設けられていてもよい。便器本体1に水洗用のタンクが設けられている場合、タンクに設けられていてもよい。
1 便器本体、10 便座装置、11 機能部、12 便座、14 局部洗浄装置、20 通信装置、21 送受信部、24 第1アンテナ、24A 右側アンテナ、24B 左側アンテナ、25 制御部、26 記憶部、27 プログラム、30 リモートコントローラ、30B 筐体、30C 角部、30D 角部、30N 操作ボタン、30S 操作面、31 送受信部、32 送受信部、33 電力部、34 第2アンテナ、35 アンテナ素子、35A 水平部、35B 鉛直部、36 アンテナ素子、36A 水平部、36B 鉛直部、37 制御部、38 記憶部、C キャビネット、E 電子部品、G 磁性材、K 基板、Q トイレ装置、S トイレシステム、T トイレルーム、T1 側壁、T2 側壁、T3天井

Claims (10)

  1. トイレ装置を操作するためのリモートコントローラであって、前記リモートコントローラの操作面に正対する方向から見て左右に略対称に配置されたアンテナ素子を有し、便座装置に設けられた第1アンテナから送信される給電用の電波を受信するための第2アンテナを備える、
    リモートコントローラ。
  2. 前記アンテナ素子は、略水平方向に沿った水平部と、前記水平部に連続して略鉛直方向に沿った方向に折り曲げられた鉛直部とを有する、
    請求項1に記載のリモートコントローラ。
  3. 前記第2アンテナは、前記リモートコントローラの下方に設けられている、
    請求項1または2に記載のリモートコントローラ。
  4. 前記第2アンテナは、操作用の信号を下方の所定角度範囲に向けて送信する、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載のリモートコントローラ。
  5. 前記第2アンテナは、ダイポールアンテナである、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載のリモートコントローラ。
  6. 前記リモートコントローラは、内部に基板を備え、
    前記第2アンテナは、前記基板の前記リモートコントローラが設置された壁面側に対向した一面と前記操作面との間に配置されている、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載のリモートコントローラ。
  7. 前記第2アンテナと前記リモートコントローラが設置された壁面との間に設けられた磁性材を備える、
    請求項1から6のうちいずれか1項に記載のリモートコントローラ。
  8. 前記磁性材は、前記壁面からトイレルームに向かって前記第2アンテナを覆うように形成されている、
    請求項7記載のリモートコントローラ。
  9. 前記第1アンテナは、円偏波の前記電波が送信される、
    請求項1から8のうちいずれか1項に記載のリモートコントローラ。
  10. トイレ装置と前記トイレ装置を操作するためのリモートコントローラとを備えたトイレシステムであって、
    前記トイレ装置に設けられ、前記リモートコントローラに給電用の電波を送信する第1アンテナと、
    前記リモートコントローラの操作面に正対する方向から見て左右に略対称に配置されたアンテナ素子を有し、前記電波を受信するための第2アンテナを備える、
    トイレシステム。
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