JP2021102334A

JP2021102334A - 印刷特色の調色装置

Info

Publication number: JP2021102334A
Application number: JP2020079994A
Authority: JP
Inventors: 張敏; Min Zhang
Original assignee: Le, Kang
Current assignee: Le, Kang
Priority date: 2019-12-25
Filing date: 2020-04-30
Publication date: 2021-07-15
Also published as: CN111001334A; CN111001334B

Abstract

【課題】本願は印刷特色の調色装置を開示した。【解決手段】本願発明の印刷特色の調色装置は、本体を含み、前記本体には上下貫通の調色空間が設置され、前記調色空間の左壁には操縦枠が固定的に設置され、前記操縦枠の中には回転空間が設置され、本願発明は、選択装置により一度に八種類の特色インキを置け、インキを加える過程において、インキの配合重量を重力測定器によりリアルタイムで検知するため、配合の精確性が向上し、インキを混合桶に入れた後に、混合桶と混合軸とが同期回転且つ往復昇降することで、インキを徹底的且つ均一に撹拌し、作業全体は自動的に行われ、作業効率が高く、配合の精確性が高く、色差は限りなくゼロに近い。【選択図】図１

Description

本願発明は印刷技術分野を取り上げて、具体的には印刷特色の調色装置である。

インキの調色は、カラー印刷術の重要な一環であり、製品の印刷効果に繋がる。インキを調色するには、複数の原色インキを異なる混合比率に基づいて混合し、そしてインキを均一に撹拌した後に指定色を得る。既存技術における印刷インキの調色作業において、基本的にはインキタンクを電子天秤に置き、作業員が保護手袋を着用し、アルコールで調色用ナイフをクリーニングし、各種の原色インキを指定の配合値に基づいて計量して同じな容器に入れ、そして調色用ナイフによりインキを均一に撹拌する。しかし、調色作業はかなりの時間がかかるため、効率が低く、また、人力による攪拌は不均一になることもよくあり、さらに、インキの調色作業では、調色用ナイフによりインキタンクから直接にインキを取るため、インキの配合重量が不正確になりかねないし、調色用ナイフに付着した別色のインキも対象インキの計量に影響を及ぼし、そのため、最後に得られたインキに色差が出る恐れがある。よって、上記の問題を解決するために、本願は印刷特色の調色装置を考案した。

中国特許出願公開第１０６１７９１０３号明細書

既存技術における印刷インキの調色方法は、混合の精確性と均一性に欠け、調色から得たインキに色差が出る恐れがある。

上記の問題を解決するために、本願は印刷特色の調色装置を設計し、本願発明の印刷特色の調色装置は、本体を含み、前記本体には上下貫通の調色空間が設置され、前記調色空間の左壁には操縦枠が固定的に設置され、前記操縦枠の中には回転空間が設置され、前記回転空間の中には回転歯筒が回転可能に設置され、前記回転空間の右側には昇降空間が設置され、前記昇降空間の中には双方向親ねじが回転可能に設置され、前記双方向親ねじには連結ブロックがネジ山により取り付けられ、前記連結ブロックの中には撹拌装置が設置され、前記撹拌装置は上下方向に設置された二本の混合軸を含み、二本の前記混合軸に形成されたネジ山は方向が反対であり、前記昇降空間において前記連結ブロックの下側には昇降ブロックがネジ山により取り付けられ、前記昇降ブロックの中には混合装置が設置され、前記混合装置は回転可能な混合桶を含み、前記双方向親ねじの中央には駆動モータが伝動可能に取り付けられ、前記駆動モータの作動により、前記混合軸と前記混合桶とは互いに近づきながら回転することができ、そして前記混合桶の中のインキを均一に混合し、前記調色空間の右側には台座が設置され、前記台座の中には重力測定器が設置され、前記重力測定器には装着座が固定的に設置され、前記装着座には計量装置が設置され、前記計量装置は翻転可能な翻転ブロックを含み、前記翻転ブロックの右側には挟持装置が設置され、前記挟持装置は昇降可能な挟持ブロックを含み、前記本体の上面には環状の開口溝が形成され、前記開口溝の中には八つのインキ桶が置いてあり、前記インキ桶が前記翻転ブロックにまでスライドでき、前記挟持ブロックにより前記インキ桶と前記翻転ブロックとを連結することで、前記翻転ブロックが前記インキ桶をつれて翻転させて前記インキ桶のインキを前記混合桶の中に入れ、そして前記重力測定器により入れられたインキの配合重量を制御し、前記本体の上面には選択装置が設置され、前記選択装置の作動により、前記インキ桶が前記開口溝に沿ってスライドできる。

好ましくは、前記インキ桶の上端には桶口が設置され、前記インキ桶の上面には凹溝が形成されている。

前記撹拌装置は動力空間を含み、前記動力空間の上壁には動力モータが固定的に設置され、前記動力モータの下端には下方に延在した動力回転軸が伝動可能に取り付けられ、前記動力回転軸の中には同期ベルト溝が形成され、前記同期ベルト溝の中には歯車回転軸が回転可能に設置され、前記歯車回転軸が右方へ前記動力空間の中に延在し且つ噛合歯車と固定され、前記噛合歯車の上側にある環状の歯盤が前記噛合歯車と噛み合い且つ前記動力空間の内壁と固定的に連結され、前記同期ベルト溝において前記歯車回転軸の下側には上下対称となった旋転軸が回転可能に設置され、前記旋転軸が前記混合軸と固定的に連結され、二本の前記旋転軸と前記歯車回転軸とが同期歯形ベルトによって伝動可能に連結され、前記動力空間の左側には伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には伝動軸により伝動歯車が回転可能に設置され、前記伝動歯車の左端が前記回転歯筒と噛み合っており、前記伝動軸と前記動力回転軸とが伝動ベルトによって伝動可能に連結されている。

前記混合装置は上方に開口した旋転空間を含み、前記旋転空間の中には載置ブロックが回転可能に設置され、前記載置ブロックの外周が歯形構造であり、前記載置ブロックの中には固定パッドが固定的に設置され、前記混合桶が前記載置ブロックの中に置かれた時に前記固定パッドによって固定され、前記旋転空間の左壁には平歯車が回転可能に設置され、前記平歯車は左端と右端がそれぞれ前記載置ブロックと回転歯筒と噛み合っている。

前記計量装置は翻転溝を含み、前記翻転溝が前記装着座の中に形成され且つ上方に開口しており、前記翻転溝の下壁には回転モータが固定的に設置され、前記回転モータにはモータ軸が伝動可能に取り付けられ、前記モータ軸の上端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記翻転溝の中には回転軸により第二傘歯車が回転可能に設置され、前記第二傘歯車が前記第一傘歯車と噛み合っており、前記回転軸の後端には連結棒が固定的に設置され、前記翻転ブロックが翻転軸により前記装着座に回転可能に取り付けられ、前記翻転ブロックの中には下方に開口したスライド溝が形成され、前記スライド溝の中には前記連結棒の右端とヒンジにより連結されたスライドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドブロックの左端と前記スライド溝とが伸縮ばねによって連結されている。

前記挟持装置は、前記翻転ブロックの上面に固定的に設置された固定柱を含み、前記固定柱の中には昇降溝が形成され、前記昇降溝の下壁には挟持モータが固定的に設置され、前記挟持モータの上端にはネジ山軸が伝動可能に取り付けられ、前記ネジ山軸の外周には昇降筒がネジ山により連結され、前記昇降筒が前記昇降溝の中でスライドし、前記昇降筒の上端が前記挟持ブロックと固定的に連結されている。

前記選択装置は左右対称となった装着柱を含み、前記装着柱が前記本体の上面に固定的に設置され、前記装着柱の中には対向に開口したガイドスライド溝が形成され、前記ガイドスライド溝の中には環状板が回転可能に設置され、前記環状板の下面には前記インキ桶と対応する八つの固定棒が均一に固定的に設置され、前記固定棒の中には伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には引掛りブロックがスライド可能に設置され、前記引掛りブロックの下端が前記凹溝に挿入でき、前記引掛りブロックは左右面が斜面構造で前後面が鉛直面であり、前記引掛りブロックの上端と前記伸縮溝とが圧力ばねによって連結されている。

本願発明は、選択装置により一度に八種類の特色インキを置け、インキを加える過程において、インキの配合重量を重力測定器によりリアルタイムで検知するため、配合の精確性が向上し、インキを混合桶に入れた後に、混合桶と混合軸とが同期回転且つ往復昇降することで、インキを徹底的且つ均一に撹拌し、作業全体は自動的に行われ、作業効率が高く、配合の精確性が高く、色差は限りなくゼロに近い。

下記に図１〜６をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図１の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。

図１は本願発明の全体構成模式図図２は図１におけるＡの拡大構成模式図図３は図２におけるＢの拡大構成模式図図４は図１におけるＣの拡大構成模式図図５は図１におけるＤの拡大構成模式図図６は図５におけるＥの拡大構成模式図

本願発明は印刷特色の調色装置に関わり、主に印刷インキの調色作業に応用され、以下に図面を交えて本願発明について更なる説明をする。

本願発明の印刷特色の調色装置は、本体２０を含み、前記本体２０には上下貫通の調色空間５８が設置され、前記調色空間５８の左壁には操縦枠３２が固定的に設置され、前記操縦枠３２の中には回転空間５０が設置され、前記回転空間５０の中には回転歯筒５１が回転可能に設置され、前記回転空間５０の右側には昇降空間３３が設置され、前記昇降空間３３の中には双方向親ねじ３４が回転可能に設置され、前記双方向親ねじ３４には連結ブロック３５がネジ山により取り付けられ、前記連結ブロック３５の中には撹拌装置９０が設置され、前記撹拌装置９０は上下方向に設置された二本の混合軸４９を含み、二本の前記混合軸４９に形成されたネジ山は方向が反対であり、前記昇降空間３３において前記連結ブロック３５の下側には昇降ブロック５３がネジ山により取り付けられ、前記昇降ブロック５３の中には混合装置８９が設置され、前記混合装置８９は回転可能な混合桶５７を含み、前記双方向親ねじ３４の中央には駆動モータ８０が伝動可能に取り付けられ、前記駆動モータ８０の作動により、前記混合軸４９と前記混合桶５７とは互いに近づきながら回転することができ、そして前記混合桶５７の中のインキを均一に混合し、前記調色空間５８の右側には台座７３が設置され、前記台座７３の中には重力測定器７４が設置され、前記重力測定器７４には装着座７５が固定的に設置され、前記装着座７５には計量装置８８が設置され、前記計量装置８８は翻転可能な翻転ブロック７７を含み、前記翻転ブロック７７の右側には挟持装置８７が設置され、前記挟持装置８７は昇降可能な挟持ブロック７２を含み、前記本体２０の上面には環状の開口溝２２が形成され、前記開口溝２２の中には八つのインキ桶２３が置いてあり、前記インキ桶２３が前記翻転ブロック７７にまでスライドでき、前記挟持ブロック７２により前記インキ桶２３と前記翻転ブロック７７とを連結することで、前記翻転ブロック７７が前記インキ桶２３をつれて翻転させて前記インキ桶２３のインキを前記混合桶５７の中に入れ、そして前記重力測定器７４により入れられたインキの配合重量を制御し、前記本体２０の上面には選択装置８６が設置され、前記選択装置８６の作動により、前記インキ桶２３が前記開口溝２２に沿ってスライドできる。

有利なことに、前記インキ桶２３の上端には桶口２４が設置され、前記インキ桶２３の上面には凹溝２５が形成されている。

前記撹拌装置９０は動力空間３９を含み、前記動力空間３９の上壁には動力モータ４１が固定的に設置され、前記動力モータ４１の下端には下方に延在した動力回転軸４２が伝動可能に取り付けられ、前記動力回転軸４２の中には同期ベルト溝４６が形成され、前記同期ベルト溝４６の中には歯車回転軸４５が回転可能に設置され、前記歯車回転軸４５が右方へ前記動力空間３９の中に延在し且つ噛合歯車４４と固定され、前記噛合歯車４４の上側にある環状の歯盤４３が前記噛合歯車４４と噛み合い且つ前記動力空間３９の内壁と固定的に連結され、前記同期ベルト溝４６において前記歯車回転軸４５の下側には上下対称となった旋転軸４８が回転可能に設置され、前記旋転軸４８が前記混合軸４９と固定的に連結され、二本の前記旋転軸４８と前記歯車回転軸４５とが同期歯形ベルト４７によって伝動可能に連結され、前記動力空間３９の左側には伝動空間３８が設置され、前記伝動空間３８の中には伝動軸３７により伝動歯車３６が回転可能に設置され、前記伝動歯車３６の左端が前記回転歯筒５１と噛み合っており、前記伝動軸３７と前記動力回転軸４２とが伝動ベルト４０によって伝動可能に連結されている。

前記混合装置８９は上方に開口した旋転空間５４を含み、前記旋転空間５４の中には載置ブロック５５が回転可能に設置され、前記載置ブロック５５の外周が歯形構造であり、前記載置ブロック５５の中には固定パッド５６が固定的に設置され、前記混合桶５７が前記載置ブロック５５の中に置かれた時に前記固定パッド５６によって固定され、前記旋転空間５４の左壁には平歯車５２が回転可能に設置され、前記平歯車５２は左端と右端がそれぞれ前記載置ブロック５５と回転歯筒５１と噛み合っている。

前記計量装置８８は翻転溝６５を含み、前記翻転溝６５が前記装着座７５の中に形成され且つ上方に開口しており、前記翻転溝６５の下壁には回転モータ６３が固定的に設置され、前記回転モータ６３にはモータ軸６２が伝動可能に取り付けられ、前記モータ軸６２の上端には第一傘歯車６１が固定的に設置され、前記翻転溝６５の中には回転軸６０により第二傘歯車５９が回転可能に設置され、前記第二傘歯車５９が前記第一傘歯車６１と噛み合っており、前記回転軸６０の後端には連結棒６４が固定的に設置され、前記翻転ブロック７７が翻転軸７６により前記装着座７５に回転可能に取り付けられ、前記翻転ブロック７７の中には下方に開口したスライド溝７８が形成され、前記スライド溝７８の中には前記連結棒６４の右端とヒンジにより連結されたスライドブロック６６がスライド可能に設置され、前記スライドブロック６６の左端と前記スライド溝７８とが伸縮ばね７９によって連結されている。

前記挟持装置８７は、前記翻転ブロック７７の上面に固定的に設置された固定柱６８を含み、前記固定柱６８の中には昇降溝７０が形成され、前記昇降溝７０の下壁には挟持モータ６７が固定的に設置され、前記挟持モータ６７の上端にはネジ山軸６９が伝動可能に取り付けられ、前記ネジ山軸６９の外周には昇降筒７１がネジ山により連結され、前記昇降筒７１が前記昇降溝７０の中でスライドし、前記昇降筒７１の上端が前記挟持ブロック７２と固定的に連結されている。

前記選択装置８６は左右対称となった装着柱２１を含み、前記装着柱２１が前記本体２０の上面に固定的に設置され、前記装着柱２１の中には対向に開口したガイドスライド溝２６が形成され、前記ガイドスライド溝２６の中には環状板２７が回転可能に設置され、前記環状板２７の下面には前記インキ桶２３と対応する八つの固定棒２８が均一に固定的に設置され、前記固定棒２８の中には伸縮溝２９が形成され、前記伸縮溝２９の中には引掛りブロック３１がスライド可能に設置され、前記引掛りブロック３１の下端が前記凹溝２５に挿入でき、前記引掛りブロック３１は左右面が斜面構造で前後面が鉛直面であり、前記引掛りブロック３１の上端と前記伸縮溝２９とが圧力ばね３０によって連結されている。

以下に図１〜図６を交えて本願発明の使用手順について詳しく説明する。

初期状態において、昇降ブロック５３の下面と昇降空間３３の下壁とが当接しており、連結ブロック３５の上面と昇降空間３３の上壁とが当接しており、八種類の色のインキを収容したインキ桶２３が開口溝２２の中に置かれ、八つの引掛りブロック３１の下端がそれぞれ八つの凹溝２５に挿入され、翻転ブロック７７が水平に置かれ、スライドブロック６６の右端とスライド溝７８の右壁とが当接しており、ネジ山軸６９が自然状態にある。

調色時、手で環状板２７を回転させ、引掛りブロック３１によりインキ桶２３を回転させ、必要なインキ桶２３を選んで翻転ブロック７７にまで回転させ、そして挟持モータ６７を作動させることで、ネジ山軸６９が回転し、昇降筒７１が連動して挟持ブロック７２を降下させることで、インキ桶２３を翻転ブロック７７に挟持し、続いて回転モータ６３を作動させることで、第一傘歯車６１が第二傘歯車５９を回転させ、連結棒６４により翻転ブロック７７が押されて翻転軸７６を中心に翻転し、さらにインキ桶２３が反時計回りに翻転し、桶口２４によりインキ桶２３の中のインキが混合桶５７に入れられ、インキ桶２３からインキを出すことと伴い、インキ桶２３の重量が変わり、そして重力測定器７４の表示したデータも変わり、インキ桶２３の中のインキが所要の量まで出されたとき、回転モータ６３が逆回転し、連結棒６４が翻転ブロック７７を引いて時計回りに回転させて復帰させ、ここでインキの定量投入を完了とし、また、同じ方法で所要のほかのインキを定量に混合桶５７の中に入れ、
混合時、駆動モータ８０が作動し、双方向親ねじ３４を回転させ、そして連結ブロック３５が下降して昇降ブロック５３を上昇させることで、混合軸４９を混合桶５７の中に伸びさせ、続いて動力モータ４１を作動させることで、動力回転軸４２を回転させ、伝動ベルト４０により伝動歯車３６を回転させることで、回転歯筒５１が回転し、平歯車５２により載置ブロック５５が回転し、混合桶５７を回転させ、動力回転軸４２の回転過程において、噛合歯車４４が連動して動力回転軸４２を中心に回転し、そして歯盤４３により噛合歯車４４が自転し、同期歯形ベルト４７により旋転軸４８を回転させ、混合軸４９が回転して混合桶５７の中のインキを撹拌し、上下二本の混合軸４９が反対方向からインキを撹拌することで、インキをより均一に混合でき、続いて駆動モータ８０の正逆回転により、連結ブロック３５と昇降ブロック５３とが接近と分離を繰り返し、このように混合軸４９が混合桶５７の中のインキを均一に混合し、混合完了後に混合桶５７を取り出せばよい。

以上の方式により、当該分野の従業員は本願発明の範囲内で作業状況に応じて様々な改変を加えることができる。

Claims

本体を含み、前記本体には上下貫通の調色空間が設置され、
前記調色空間の左壁には操縦枠が固定的に設置され、前記操縦枠の中には回転空間が設置され、前記回転空間の中には回転歯筒が回転可能に設置され、前記回転空間の右側には昇降空間が設置され、前記昇降空間の中には双方向親ねじが回転可能に設置され、前記双方向親ねじには連結ブロックがネジ山により取り付けられ、前記連結ブロックの中には撹拌装置が設置され、前記撹拌装置は上下方向に設置された二本の混合軸を含み、二本の前記混合軸に形成されたネジ山は方向が反対であり、
前記昇降空間において前記連結ブロックの下側には昇降ブロックがネジ山により取り付けられ、前記昇降ブロックの中には混合装置が設置され、前記混合装置は回転可能な混合桶を含み、前記双方向親ねじの中央には駆動モータが伝動可能に取り付けられ、前記駆動モータの作動により、前記混合軸と前記混合桶とは互いに近づきながら回転することができ、そして前記混合桶の中のインキを均一に混合し、
前記調色空間の右側には台座が設置され、前記台座の中には重力測定器が設置され、前記重力測定器には装着座が固定的に設置され、前記装着座には計量装置が設置され、前記計量装置は翻転可能な翻転ブロックを含み、前記翻転ブロックの右側には挟持装置が設置され、前記挟持装置は昇降可能な挟持ブロックを含み、
前記本体の上面には環状の開口溝が形成され、前記開口溝の中には八つのインキ桶が置いてあり、前記インキ桶が前記翻転ブロックにまでスライドでき、前記挟持ブロックにより前記インキ桶と前記翻転ブロックとを連結することで、前記翻転ブロックが前記インキ桶をつれて翻転させて前記インキ桶のインキを前記混合桶の中に入れ、そして前記重力測定器により入れられたインキの配合重量を制御し、前記本体の上面には選択装置が設置され、前記選択装置の作動により、前記インキ桶が前記開口溝に沿ってスライドできることを特徴とする印刷特色の調色装置。
前記インキ桶の上端には桶口が設置され、前記インキ桶の上面には凹溝が形成されていることを特徴とする請求項１に記載の印刷特色の調色装置。
前記撹拌装置は動力空間を含み、
前記動力空間の上壁には動力モータが固定的に設置され、前記動力モータの下端には下方に延在した動力回転軸が伝動可能に取り付けられ、前記動力回転軸の中には同期ベルト溝が形成され、前記同期ベルト溝の中には歯車回転軸が回転可能に設置され、前記歯車回転軸が右方へ前記動力空間の中に延在し且つ噛合歯車と固定され、前記噛合歯車の上側にある環状の歯盤が前記噛合歯車と噛み合い且つ前記動力空間の内壁と固定的に連結され、前記同期ベルト溝において前記歯車回転軸の下側には上下対称となった旋転軸が回転可能に設置され、前記旋転軸が前記混合軸と固定的に連結され、二本の前記旋転軸と前記歯車回転軸とが同期歯形ベルトによって伝動可能に連結され、
前記動力空間の左側には伝動空間が設置され、前記伝動空間の中には伝動軸により伝動歯車が回転可能に設置され、前記伝動歯車の左端が前記回転歯筒と噛み合っており、前記伝動軸と前記動力回転軸とが伝動ベルトによって伝動可能に連結されていることを特徴とする請求項１に記載の印刷特色の調色装置。
前記混合装置は上方に開口した旋転空間を含み、
前記旋転空間の中には載置ブロックが回転可能に設置され、前記載置ブロックの外周が歯形構造であり、前記載置ブロックの中には固定パッドが固定的に設置され、前記混合桶が前記載置ブロックの中に置かれた時に前記固定パッドによって固定され、前記旋転空間の左壁には平歯車が回転可能に設置され、前記平歯車は左端と右端がそれぞれ前記載置ブロックと回転歯筒と噛み合っていることを特徴とする請求項１に記載の印刷特色の調色装置。
前記計量装置は翻転溝を含み、前記翻転溝が前記装着座の中に形成され且つ上方に開口しており、
前記翻転溝の下壁には回転モータが固定的に設置され、前記回転モータにはモータ軸が伝動可能に取り付けられ、前記モータ軸の上端には第一傘歯車が固定的に設置され、前記翻転溝の中には回転軸により第二傘歯車が回転可能に設置され、前記第二傘歯車が前記第一傘歯車と噛み合っており、前記回転軸の後端には連結棒が固定的に設置され、前記翻転ブロックが翻転軸により前記装着座に回転可能に取り付けられ、前記翻転ブロックの中には下方に開口したスライド溝が形成され、前記スライド溝の中には前記連結棒の右端とヒンジにより連結されたスライドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドブロックの左端と前記スライド溝とが伸縮ばねによって連結されていることを特徴とする請求項１に記載の印刷特色の調色装置。
前記挟持装置は、前記翻転ブロックの上面に固定的に設置された固定柱を含み、
前記固定柱の中には昇降溝が形成され、前記昇降溝の下壁には挟持モータが固定的に設置され、前記挟持モータの上端にはネジ山軸が伝動可能に取り付けられ、前記ネジ山軸の外周には昇降筒がネジ山により連結され、前記昇降筒が前記昇降溝の中でスライドし、前記昇降筒の上端が前記挟持ブロックと固定的に連結されていることを特徴とする請求項１に記載の印刷特色の調色装置。
前記選択装置は左右対称となった装着柱を含み、前記装着柱が前記本体の上面に固定的に設置され、
前記装着柱の中には対向に開口したガイドスライド溝が形成され、前記ガイドスライド溝の中には環状板が回転可能に設置され、前記環状板の下面には前記インキ桶と対応する八つの固定棒が均一に固定的に設置され、前記固定棒の中には伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には引掛りブロックがスライド可能に設置され、前記引掛りブロックの下端が前記凹溝に挿入でき、前記引掛りブロックは左右面が斜面構造で前後面が鉛直面であり、前記引掛りブロックの上端と前記伸縮溝とが圧力ばねによって連結されていることを特徴とする請求項１に記載の印刷特色の調色装置。