JP2021099604A - 順番管理システム、順番管理端末、およびプログラム - Google Patents

順番管理システム、順番管理端末、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】順番待ちリストの中から、順番待ち状況を問い合わせたい利用者の行を即座に表示する順番管理システムを提供する。【解決手段】施設における順番待ちを管理する順番管理システムであって、順番管理サーバは、順番管理端末から、利用者の順番待ちの登録依頼と、端末識別子を受信した場合には、順番待ちリストに、利用者の順番待ちを登録すると共に、端末識別子を利用者に紐づけて記録する、順番待ち登録部を備え、順番待ちリスト情報表示処理部は、ユーザ端末から取得した端末識別子が、順番待ちリストに登録されている場合には、表示装置に、順番待ちリストの該当する利用者の行の情報を表示するように画面制御を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、順番管理システム、順番管理端末、およびプログラムに関する。
従来、レストランやアミューズメント施設、病院、銀行、役所等においては、そのサービスを待つ顧客の順番待ちを管理するために、種々の順番管理システムが採用されている。
例えば、特許文献1には、順番待ちのできる複数の施設に対して同時に予約管理サービスを提供する予約管理システムが記載されており、ユーザは、Webや、電話や、店頭端末から、施設の混雑状況の確認や、順番待ち予約の申し込みをできることが記載されている。また、案内の順番が近づいたら電話やメールで通知することが記載されている。
特開2005−50002号公報
施設の従業者は、専用端末の画面で順番待ちをしている利用者のリストを閲覧することができる。順番待ちをしている利用者から、残りの待ち時間や、後何組で自分の順番が来るかということを尋ねられた場合には、従業者は、画面に表示されたリストをスクロールして質問者の行を探し出していた。この際、リストに多数の順番待ち組が登録されていると、すぐに質問者の行を見つけるのは難しかった。また、質問者が自分の受付番号を忘れてしまった場合には、受付時間などの情報を頼りに探さなければならず、さらに時間がかかっていた。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、順番待ちリストの中から、順番待ち状況を問い合わせたい利用者の行を即座に表示することができるようにすることを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係る順番管理システムは、施設における順番待ちを管理する順番管理システムであって、前記施設の順番待ち状況を順番待ちリストで管理する順番管理サーバと、前記施設への順番待ちの登録を受け付ける順番管理端末と、前記施設への順番待ちを登録する利用者が携帯するユーザ端末と、を備え、前記順番管理端末は、前記利用者が順番待ちの登録を行う際、前記ユーザ端末の端末識別子を取得する識別子取得部と、前記順番管理サーバに、前記利用者の順番待ちの登録依頼と、前記端末識別子を送信する登録依頼送信部と、表示装置に、前記順番管理サーバから受信した前記順番待ちリストの情報を表示する順番待ちリスト情報表示処理部と、を備え、前記順番管理サーバは、前記順番管理端末から、前記利用者の順番待ちの登録依頼と、前記端末識別子を受信した場合には、前記順番待ちリストに、前記利用者の順番待ちを登録すると共に、前記端末識別子を前記利用者に紐づけて記録する、順番待ち登録部を備え、前記順番待ちリスト情報表示処理部は、ユーザ端末から取得した端末識別子が、前記順番待ちリストに登録されている場合には、前記表示装置に、前記順番待ちリストの該当する利用者の行の情報を表示するように画面制御を行うものである。
本発明の一実施形態に係る順番管理端末は、施設への順番待ちの登録を受け付ける順番管理端末であって、前記施設への順番待ちを登録する利用者が順番待ちの登録を行う際、前記利用者が携帯するユーザ端末の端末識別子を取得する識別子取得部と、前記施設の順番待ち状況を順番待ちリストで管理する順番管理サーバに、前記利用者の順番待ちの登録依頼と、前記端末識別子を送信する登録依頼送信部と、表示装置に、前記順番管理サーバから受信した前記順番待ちリストの情報を表示する順番待ちリスト情報表示処理部と、を備え、前記順番待ちリスト情報表示処理部は、ユーザ端末から取得した端末識別子が、前記順番待ちリストに登録されている場合には、前記表示装置に、前記順番待ちリストの該当する利用者の行の情報を表示するように画面制御を行うものである。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、施設への順番待ちの登録を受け付けるコンピュータを、前記施設への順番待ちを登録する利用者が順番待ちの登録を行う際、前記利用者が携帯するユーザ端末の端末識別子を取得する識別子取得部と、前記施設の順番待ち状況を順番待ちリストで管理する順番管理サーバに、前記利用者の順番待ちの登録依頼と、前記端末識別子を送信する登録依頼送信部と、表示装置に、前記順番管理サーバから受信した前記順番待ちリストの情報を表示する順番待ちリスト情報表示処理部として機能させ、前記順番待ちリスト情報表示処理部は、ユーザ端末から取得した端末識別子が、前記順番待ちリストに登録されている場合には、前記表示装置に、前記順番待ちリストの該当する利用者の行の情報を表示するように画面制御を行うものである。
本発明によれば、順番待ちリストの中から、順番待ち状況を問い合わせたい利用者の行を即座に表示することができる。
本発明の実施形態に係る順番管理システム1の概略構成を示す図。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1における順番待ちの受付登録処理のフローチャート。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1における順番待ち状況の表示制御処理のフローチャート。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1における順番管理端末200Bに表示される順番待ち管理画面を例示する図。 本発明の実施形態に係る順番管理システム1における順番管理端末200Bに表示される画面制御後の順番待ち管理画面を例示する図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態では、銀行Aにおける順番待ち管理の例について説明するが、その他、レストラン、アミューズメント施設、旅行代理店、ショッピングモール、イベント会場、病院、役所など、施設利用者の順番待ちの管理を行うあらゆる施設に適用できる。
図1は、本実施形態に係る順番管理システム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、順番管理システム1は、管理センター等に設置された順番管理サーバ100と、施設(銀行A)の入口付近などに設置された順番管理端末200Aと、施設の従業者が携帯する順番管理端末200Bと、ユーザ端末300と、を含んでいる。順番管理サーバ100は、順番管理端末200A,200Bおよびユーザ端末300と通信ネットワークNを介して接続されている。なお、図1には順番管理端末200A,200Bがそれぞれ1つ図示されているが、1つの施設で複数の順番管理端末200A,200Bが使用されていてもよい。
施設の利用者は、順番管理端末200Aを操作して、施設への順番待ちを登録することができる。また、従業者が利用者の代わりに順番管理端末200A,200Bを操作して順番待ちを登録することができる。また、ユーザ端末300を操作して順番待ちの登録、待ち時間の確認、順番が来た際の呼出の受信などをすることができる。また、施設の従業者等は、順番管理端末200A,200Bを操作して、利用者に代わって順番待ちを登録したり、順番待ちリストに登録されている順番待ち組のステータスを更新したりすることができる。
順番管理サーバ100は、順番管理端末200A,200Bやユーザ端末300を介して登録される順番待ちを施設毎に管理する。本実施形態では、1つの施設(銀行A)の順番待ちの管理を例に説明するが、順番管理サーバ100は、実際には複数の施設に設置されている順番管理端末200A,200Bと接続され、各施設の順番待ちを管理している。順番管理サーバ100は、汎用的なコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいてサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現する。順番管理サーバ100を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
順番管理サーバ100は、施設ごとに順番管理端末200A,200Bを管理するための管理データベース110と、プロセッサ(順番待ち登録部)120と、を備えている。管理データベース110は、クライアント管理テーブルTA1と、ステータス管理テーブルTA2を備えている。
クライアント管理テーブルTA1には、施設毎に、順番管理端末200A,200Bに対して付与されている固有のIDとパスコード(アカウント)が登録されている。クライアント管理テーブルTA1の1レコードには、例えば「銀行A」のレコードとして、「ID:A1・・・」、「パスコード:AA2・・・」等が設定されている。これらの情報は、例えば、システム導入の際に各施設で順番待ちの管理を行う管理者(例えば、施設のオーナーなど)によって設定される。なお、1施設で複数の順番管理端末200A,200Bを利用する場合には、同一のIDとパスコードを利用してもよいが、例えば一定の条件に従い、複数のIDとパスワードを使い分けるようにしてもよい。
ステータス管理テーブルTA2には、各施設での順番待ちリストが登録されている。この順番待ちリストは、順番待ちをしている者(順番待ち組)の一覧と、各々の順番待ち組の待ち状況をあらわす情報(ステータス情報)が含まれる。順番待ちリストの1レコードには、受付番号「1」、受付時刻「13:03」、受付項目「口座開設」、ステータス「待ち中」、端末ID「12345abcde」等の情報が含まれている。その他、氏名、連絡先(メールアドレス、電話番号)などの情報も含むことができる。
ステータスには、順番到来前の状態である「待ち中」、順番が来たことを知らせた状態である「呼出中」、順番が来た者を実際に窓口等に案内した状態である「案内済」、さらに順番待ちをキャンセルした状態である「取消済」等が含まれる。ステータスとしてどのような項目を設定するかは各施設の管理者等が適宜設定および変更可能となっている。受付項目は、ここでは用件の内容(口座開設、預金、資産運用、ローン相談等)である。
端末ID(端末識別子)は、順番待ちを登録した利用者が携帯しているユーザ端末300に固有の識別子(UDID、MACアドレス等)である。または、あらかじめユーザ端末300に付与された、順番管理システム1専用のIDであってもよい。
なお、順番待ちリストに含める情報は、各施設の管理者等が適宜設定および変更可能となっている。順番待ちリストの内容は、順番管理端末200A,200Bから送信される順番待ちリストへの新規登録情報、またはステータスの更新情報(詳細は後述)に基づいて更新される。
プロセッサ120は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、ROM等の記憶手段に格納されている各種プログラムを実行することで順番管理サーバ100の各部を中枢的に制御する。また、プロセッサ120は、順番管理端末200A,200B、ユーザ端末300と連携して順番待ちを管理するためのコンピュータプログラム(順番管理アプリケーション)も実行する。
通信ネットワークNは、順番管理サーバ100と順番管理端末200A,200B、ユーザ端末300との間などで、相互に情報を送受信可能な通信網を含む。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
順番管理端末200A,200Bは、タブレット端末や、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、スマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)など、通信ネットワークNを介して順番管理サーバ100とデータの授受が可能なあらゆる端末装置を利用することができる。順番管理端末200A,200Bは、利用者が順番待ちの受付登録のために利用する端末や、従業者が順番待ちリストの内容の確認や、各順番待ち組のステータスの更新操作に用いる端末として利用することができる。
図1に示すように、順番管理端末200A,200Bは、プロセッサ(識別子取得部、登録依頼送信部、順番待ちリスト情報表示処理部)210と、入力装置220と、表示装置230と、通信インタフェース240と、記憶資源250を備えている。順番管理端末200A,200Bは、施設に来たゲストや、施設の従業者がタッチパネルなどの入力装置220を操作することで、順番待ちリストへの登録やステータスの更新等の入力を受け付ける。
プロセッサ210は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、記憶資源250に格納されている各種プログラムを実行することで順番管理端末200A,200Bの各部を中枢的に制御する。各種レジスタは、例えば、プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等である。
入力装置220は、順番待ちリストへの登録やステータスの更新等の入力を受け付けるための各種操作ボタンやタッチパネルを備えている。
表示装置230は、順番待ちリストや、受付画面やステータス管理画面を表示するための装置であり、例えば液晶ディスプレイにより構成される。
通信インタフェース240は、通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークNを介して他の装置と通信をするためのハードウェアモジュールである。通信インタフェース240は、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
記憶資源250は、例えば、物理デバイスの記憶領域が提供する論理デバイスである。物理デバイスは、例えば、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
記憶資源250には、オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等が格納される。ドライバプログラムとしては、例えば、通信インタフェース240を制御するための通信インタフェースドライバプログラム等がある。また、記憶資源250には、これら各種プログラムや各種データのほか、プロセッサ210が実行することにより、順番管理サーバ100と連携して順番待ちを管理するコンピュータプログラム(アプリケーション)が記憶されている。
ユーザ端末300は、施設の利用者が所有する、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ウェアラブルデバイス、ノートPC(パーソナルコンピュータ)などの端末である。ユーザ端末300は、プロセッサ310、各種操作ボタンやタッチパネルなどの入力装置320、液晶ディスプレイなどの表示装置330、通信ネットワークNに接続するための通信インタフェース340、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)などの記憶資源350を備えている。記憶資源350には、これら各種プログラムや各種データのほか、順番管理システム1のサービスを利用するためのコンピュータプログラム(専用アプリ)が記憶されている。
(順番待ちの受付登録)
次に、順番管理システム1による順番待ちの受付登録処理について図2のフローチャートを用いて説明する。ここでは、利用者Xが施設の入口付近に設置された順番管理端末200Aを操作して受付登録を行う場合を例に説明する。
まず、順番管理端末200Aは通信インタフェース240を介して、順番管理サーバ100からステータス管理テーブルTA2に登録されている順番待ちリストの情報を受信する(ステップS101)。
順番管理端末200Aは、受信した順番待ちリストの情報に基づいて、表示装置230に受付案内画面を表示する(ステップS102)。受付案内画面には、現在の順番待ち組数や予想待ち時間などが表示される。また、受付登録をする場合にタッチするボタンと、タッチ操作を促すメッセージなどが表示される。
利用者Xが、表示装置230に表示されたボタンにタッチすると、順番管理端末200Aは、表示装置230に受付登録画面を表示する(ステップS103)。受付登録画面には、受付登録に必要な項目の選択、入力を促すメッセージや、受付項目を選択するボタンなどが表示される。また、順番が到来した際に、電話やメールによる呼出しを希望する利用者は、受付登録画面において、連絡先の電話番号またはメールアドレスを登録することができる。
順番管理端末200Aは通信インタフェース240を介して、利用者Xが携帯するユーザ端末300から、専用アプリを介して発信される信号を検知する(ステップS104)。ユーザ端末300に実装された専用アプリは、ブルートゥースやビーコンなどの近距離無線通信を利用して、端末IDを含む信号を発信している。順番管理端末200Aは、順番管理端末200Aとユーザ端末300の距離が数十cm〜数mの範囲内(閾値)である場合に、信号を検知することができる。すなわち、順番管理端末200Aは、順番管理端末200Aを操作している利用者Xが携帯するユーザ端末300の信号を検知することができる。
順番管理端末200Aは、検知した信号からユーザ端末300の端末IDを取得する(ステップS105)。
利用者Xが操作入力を行い、順番待ちの受付登録に必要な情報(受付項目、連絡先等)の入力を完了すると、順番管理端末200は、新規登録情報として、入力された情報と、ユーザ端末300の端末IDを順番管理サーバ100に送信する(ステップS106)。
順番管理サーバ100は、順番管理端末200から新規登録情報を受信すると、受信した新規登録情報に基づいて、その施設の順番待ちリストに順番待ちを1組新たに追加する処理を行う。また、受信した端末IDも当該順番待ち組(利用者X)のレコードに記録する(ステップS107)。
順番管理サーバ100は、順番管理端末200Aに受付完了画面を表示させる(ステップS108)。受付完了画面には、受付番号や、現時点での予想待ち時間等が表示される。また、順番券を受け取るよう促すメッセージが表示され、利用者は、順番管理端末200Aに接続されたプリンタから印刷される順番券を受け取ることができる。
順番券には、受付番号と対応付けられた二次元コードが印刷されている。利用者Xがユーザ端末300を利用して順番券に印刷された二次元コードを読み取ると、ユーザ端末300の表示装置330に、現在の順番待ち状況(現状の順番や予想待ち時間など)が表示される。また、利用者Xが、二次元コードを読み込むことによって表示される案内にしたがって電話番号やメールアドレスを入力することにより、順番が到来した際に電話またはメールによるメッセージを受信したり、順番が近づいたときにリマインドメッセージを受信したりすることができる。
(順番待ちリストの更新)
順番待ちリストの各レコードの内容は、施設の従業者が順番管理端末200A,200Bを操作してステータスの更新処理を行った際などに更新される。ステータスの更新処理には、「取消」、「変更」、「呼出」、「案内」が含まれる。「取消」は、順番待ちをキャンセルすることを意味し、「変更」は、いったん入力された順番待ちの内容を変更することを意味する。また、「呼出」は、順番が来た組を口頭で呼出したり、電話や呼出メールなどで知らせたりした状態であることを意味し、「案内」は、順番が来た組を実際に案内した状態であることを意味する。
従業者が順番管理端末200A,200Bを操作してステータスの更新処理を行う場合、順番管理端末200A,200Bに表示された順番待ちリストの中から、更新対象の順番待ち組を選択し、選択した順番待ち組に対していずれかの更新処理を行う。更新対象の順番待ち組を特定する情報(例えば受付番号「1」)と更新処理の情報(例えば「案内」)は、順番管理端末200A,200Bから通信ネットワークNを介して順番管理サーバ100にアップロードされる。順番管理サーバ100は、受信した情報に基づき、当該施設の順番待ちリストを更新する。例えば、受付番号「1」に対して「案内」操作を行った場合には、受付番号「1」の順番待ち組のステータスが「案内済」に更新される。
(順番待ち状況の表示)
次に、順番管理システム1による、ユーザ端末300からの信号を利用した順番待ち状況の表示制御処理について図3のフローチャートを用いて説明する。ここでは、順番待ちをしている利用者Xが、従業者Wに自身の現在の順番待ち状況を尋ね、従業者Wが、携帯する順番管理端末200Bを用いて利用者Xの順番待ち状況を確認する場合を例に説明する。
順番管理端末200Bは通信インタフェース240を介して、順番管理サーバ100からステータス管理テーブルTA2に登録されている銀行Aの順番待ちリストの情報を受信し、表示装置230に順番待ち管理画面を表示する(ステップS201)。
図4は、表示装置230に表示される順番待ち管理画面を例示する図である。図4に示すように、順番待ちリストの先頭の行(受付登録が最も早い利用者の行)から順に、画面に収まる件数(例えば7件)のレコードの行が表示されている。各行には、受付番号、受付時刻、受付項目、ステータスの他、現在の順番と残りの予想待ち時間が表示されている。従業者Wが画面にタッチしてスクロール操作を行うことにより、受付願号「7」より後ろの行を順次表示することができる。
利用者Xが自身の順番を尋ねるため従業者Wに近づくと、順番管理端末200Bが、ユーザ端末300から発信される信号を検知する(ステップS202)。順番管理端末200Bは、信号に含まれる端末IDの情報を取得する(ステップS203)。
順番管理端末200Bは、取得した端末IDが、順番管理サーバ100から取得した順番待ちリストに登録されているか否かを判断する(ステップS204)。端末IDが順番待ちリストに登録されている場合には(ステップS204:YES)、該当する順番待ち組の行が表示装置230に表示されるように、画面を自動的にスクロールする(ステップS205)。
図5は、表示装置230に表示されるスクロール後の順番待ち管理画面を例示する図である。ここでは、ステップS203で取得した端末IDが受付番号「15」に紐づいて登録されていたため、受付番号「15」の行が画面上のリストの中央に表示されている。また、該当する行の左にマークMを表示する。また、該当する行の表示形態(文字の色や太さなど)を変えるようにしてもよい。なお、受付番号「15」の行が表示される位置は図5の例に限られず、例えばリストの最初の行や最後の行であってもよい。
なお、上記の例では、従業者Wが携帯する順番管理端末200Bを用いて順番待ち状況を確認しているが、順番管理端末200Aを用いて順番待ち状況を確認する場合にも、同様の手順で画面を制御し、順番待ちリストの該当する行を表示する。
以上のように、本実施形態によれば、受付登録時に利用者が携帯するユーザ端末300の端末IDを取得して登録し、受付登録後に、当該利用者の順番待ち状況を確認する際には、端末IDを用いて利用者を特定し、順番待ち管理画面に、順番待ちリストの該当する利用者の行を自動的に表示するようにした。これにより、長い順番待ちリストをスクロールすることなく、自動的かつ即座に該当する行を表示することができる。また、利用者が自身の受付番号を忘れてしまっても、端末IDによって利用者を特定し、順番待ち状況を確認することができる。
また、端末IDは、順番管理システム1の専用アプリによってユーザ端末300から発信される信号に含まれるようにし、順番管理端末200A,200Bは、一定の範囲内にユーザ端末300がある場合に信号を検知して端末IDを取得するようにした。これにより、順番管理端末200Aを操作する利用者や、順番管理端末200Bを所持する従業者に近づいてきた利用者のユーザ端末300の信号を検知することがきるので、受付登録時や、順番待ち状況の確認時に、自動的かつ正確に利用者の特定情報を取得することができる。
なお、上記の実施例では、ユーザ端末300から発信される信号から端末IDを取得しているが、端末IDの取得方法はこれに限られない。例えば、受付登録の際にユーザ端末300にクッキー値などの一意のIDを保存し、順番待ち状況の問い合わせの際には、クッキー値として保存されたIDを取得して、利用者(順番待ち組)を特定するようにしてもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
1…順番管理システム
100…順番管理サーバ
110…管理データベース
120…プロセッサ
200A,200B…順番管理端末
210…プロセッサ
220…入力装置
230…表示装置
240…通信インタフェース
250…記憶資源
300…ユーザ端末
310…プロセッサ
320…入力装置
330…表示装置
340…通信インタフェース
350…記憶資源
TA1…クライアント管理テーブル
TA2…ステータス管理テーブル
N…通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 施設における順番待ちを管理する順番管理システムであって、
    前記施設の順番待ち状況を順番待ちリストで管理する順番管理サーバと、
    前記施設への順番待ちの登録を受け付ける順番管理端末と、
    前記施設への順番待ちを登録する利用者が携帯するユーザ端末と、を備え、
    前記順番管理端末は、
    前記利用者が順番待ちの登録を行う際、前記ユーザ端末の端末識別子を取得する識別子取得部と、
    前記順番管理サーバに、前記利用者の順番待ちの登録依頼と、前記端末識別子を送信する登録依頼送信部と、
    表示装置に、前記順番管理サーバから受信した前記順番待ちリストの情報を表示する順番待ちリスト情報表示処理部と、を備え、
    前記順番管理サーバは、
    前記順番管理端末から、前記利用者の順番待ちの登録依頼と、前記端末識別子を受信した場合には、前記順番待ちリストに、前記利用者の順番待ちを登録すると共に、前記端末識別子を前記利用者に紐づけて記録する、順番待ち登録部を備え、
    前記順番待ちリスト情報表示処理部は、
    ユーザ端末から取得した端末識別子が、前記順番待ちリストに登録されている場合には、前記表示装置に、前記順番待ちリストの該当する利用者の行の情報を表示するように画面制御を行う、順番管理システム。
  2. 前記端末識別子は、前記ユーザ端末から発信される信号に含まれ、
    前記順番管理端末は、前記ユーザ端末との距離が閾値以下になると、前記信号を受信する、請求項1に記載の順番管理システム。
  3. 前記端末識別子は、前記ユーザ端末に保存されたクッキー値であり、
    前記順番管理端末は、順番待ちの登録の際、前記クッキー値を取得する、請求項1に記載の順番管理システム。
  4. 施設への順番待ちの登録を受け付ける順番管理端末であって、
    前記施設への順番待ちを登録する利用者が順番待ちの登録を行う際、前記利用者が携帯するユーザ端末の端末識別子を取得する識別子取得部と、
    前記施設の順番待ち状況を順番待ちリストで管理する順番管理サーバに、前記利用者の順番待ちの登録依頼と、前記端末識別子を送信する登録依頼送信部と、
    表示装置に、前記順番管理サーバから受信した前記順番待ちリストの情報を表示する順番待ちリスト情報表示処理部と、を備え、
    前記順番待ちリスト情報表示処理部は、
    ユーザ端末から取得した端末識別子が、前記順番待ちリストに登録されている場合には、前記表示装置に、前記順番待ちリストの該当する利用者の行の情報を表示するように画面制御を行う、順番管理端末。
  5. 施設への順番待ちの登録を受け付けるコンピュータを、
    前記施設への順番待ちを登録する利用者が順番待ちの登録を行う際、前記利用者が携帯するユーザ端末の端末識別子を取得する識別子取得部と、
    前記施設の順番待ち状況を順番待ちリストで管理する順番管理サーバに、前記利用者の順番待ちの登録依頼と、前記端末識別子を送信する登録依頼送信部と、
    表示装置に、前記順番管理サーバから受信した前記順番待ちリストの情報を表示する順番待ちリスト情報表示処理部として機能させ、
    前記順番待ちリスト情報表示処理部は、
    ユーザ端末から取得した端末識別子が、前記順番待ちリストに登録されている場合には、前記表示装置に、前記順番待ちリストの該当する利用者の行の情報を表示するように画面制御を行う、プログラム。
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