JP2021096452A - 学習支援装置、学習支援方法、及び、プログラム - Google Patents

学習支援装置、学習支援方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】文字の筆順を効果的に学習する。【解決手段】学習支援装置10は、ディスプレイ17aと、ディスプレイ17aの手書き領域R2への手書き入力を検出するタッチパネル17bと、ディスプレイ17aを制御するプロセッサ11と、を備える。プロセッサ11は、ディスプレイ17aに、文字の筆順を示す筆順表示領域R1と、手書き領域R2と、を含む画面G5bを表示させ、さらに、文字の画数と同数の筆順画像要素を含む筆順画像100であって、互いに異なる筆順番号に対応する筆順画像要素が筆順に従って並んだ筆順画像100を、筆順表示領域R1上に表示させる。【選択図】図6

Description

本明細書の開示は、学習支援装置、学習支援方法、及び、プログラムに関する。
従来から、手書き入力機能を有する電子辞書が知られている。このような電子辞書は、例えば、特許文献1に記載されている。また、漢字辞典コンテンツや国語辞典コンテンツの一機能として、漢字の筆順に関する情報を表示する電子辞書も知られている。
特開2008−117158号公報
特許文献1に記載の電子辞書では、手書き入力機能は検索対象文字を入力するために利用されている。しかしながら、電子辞書の手書き入力機能は、書き取り練習にも利用可能である。そして、電子辞書の手書き入力機能を書き取り練習に利用する場合、学習者が正しい筆順で文字を学習できることが望ましい。
以上では、電子辞書を例に説明したが、書き取り練習は、電子辞書に限らず任意の情報処理装置において行われ得る。
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、文字の筆順を効果的に学習することが可能な技術を提供することである。
本発明の一態様に係る学習支援装置は、表示部と、前記表示部の手書き領域への手書き入力を検出する検出部と、前記表示部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記表示部に、文字の筆順を示す筆順表示領域と、前記手書き領域と、を含む画面を表示させ、前記表示部に、前記文字の画数と同数の筆順画像要素を含む筆順画像であって、互いに異なる筆順番号に対応する筆順画像要素が筆順に従って並んだ筆順画像を、前記筆順表示領域上に表示させる。
本発明の一態様に係る学習支援方法は、表示部に、文字の筆順を示す筆順表示領域と、手書き領域と、を含む画面を表示させ、前記表示部に、前記文字の画数と同数の筆順画像要素を含む筆順画像であって、互いに異なる筆順番号に対応する筆順画像要素が筆順に従って並んだ筆順画像を、前記筆順表示領域上に表示させ、前記表示部の前記手書き領域への手書き入力を検出する。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、表示部に、文字の筆順を示す筆順表示領域と、手書き領域と、を含む画面を表示させ、前記表示部に、前記文字の画数と同数の筆順画像要素を含む筆順画像であって、互いに異なる筆順番号に対応する筆順画像要素が筆順に従って並んだ筆順画像を、前記筆順表示領域上に表示させ、前記表示部の前記手書き領域への手書き入力を検出する処理を実行させる。
上記の態様によれば、文字の筆順を効果的に学習することができる。
学習支援装置10の斜視図である。 学習支援装置10の構成図である。 学習支援装置10に表示される画面遷移の一例である。 学習支援装置10が行う処理のフローチャートの一例である。 表示装置17に表示される書き取り練習画面の一例である。 表示装置17に表示される書き取り練習画面の別の例である。 手本画像に重畳する補助情報を例示した図である。 表示装置17に表示される書き取り練習画面の更に別の例である。 表示装置17に表示される書き取り練習画面の更に別の例である。 手本画像の更新例を示した図である。 学習支援装置10が行う処理のフローチャートの別の例である。 表示装置17に表示される書き取り練習画面の更に別の例である。 手書き画像の更新例を示した図である。 筆順判定結果の表示例を示した図である。 学習支援装置10が行う処理のフローチャートの更に別の例である。 手書き画像の別の更新例を示した図である。 はね・とめ・払いの判定結果の表示例を示した図である。 手書き画像の更に別の更新例を示した図である。 手書き画像の更新と手本画像の更新が連動する例を示した図である。 手書き入力の再現表示例を示した図である。
図1は、学習支援装置10の斜視図である。図2は、学習支援装置10の構成図である。図1及び図2に示す学習支援装置10は、装置内に不揮発的に記録されている1つ以上の辞書コンテンツから情報を検索する電子辞書機能を有する電子機器である。学習支援装置10は、さらに、辞書引きされた文字を書き取り練習するための機能を有している。以下、図1及び図2を参照しながら、学習支援装置10の構成について説明する。
学習支援装置10は、1つ以上の電気回路を含む電子機器であり、図2に示すように、プロセッサ11と、メモリ12と、を備えている。プロセッサ11は、学習支援装置10の制御部の一例であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含む電気回路である。メモリ12は、学習支援装置10の記憶部の一例であり、例えば、任意の半導体メモリであり、RAM(Random Access Memory)などの揮発性メモリ、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを含んでいる。メモリ12には、制御プログラム13と、1つ以上の辞書コンテンツ(辞書コンテンツ14a、辞書コンテンツ14b・・・)と、学習帳15が記憶されている。以降では、個々の辞書コンテンツを特に区別しない場合には、それぞれまたはその集合を辞書コンテンツ14として参照する。
学習支援装置10は、図1及び図2に示すように、さらに、入力装置16と、表示装置17を備えている。入力装置16は、例えば、キーボードであるが、マイクなどの音声入力装置を含んでもよい。また、表示装置17は、ディスプレイ17aとタッチパネル17bを含むタッチパネル付きの表示装置である。ディスプレイ17aは、学習支援装置10の表示部の一例であり、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(electro-luminescence)ディスプレイなどである。ディスプレイ17aは、プロセッサ11に制御される。タッチパネル17bは、学習支援装置10の検出部の一例であり、例えば、膜抵抗方式のタッチパネル、静電容量方式のタッチパネル、超音波表面弾性波方式のタッチパネルなどである。
学習支援装置10は、図2に示すように、通信モジュール18を備えている。通信モジュール18は、例えば、無線通信モジュールである。通信モジュール18は、インターネット上から辞書コンテンツをダウンロードしてもよく、ダウンロードした辞書コンテンツをメモリ12に追加することで、電子辞書機能を拡張してもよい。
以上のように構成された学習支援装置10は、プロセッサ11がメモリ12に展開した制御プログラム13を実行することで、電子辞書機能を提供する。より具体的には、プロセッサ11は、例えば、入力装置16によって入力された検索条件に従って、メモリ12に格納された辞書コンテンツ14から情報を抽出して、表示装置17に表示させる。
また、学習支援装置10は、プロセッサ11がメモリ12に展開した制御プログラム13を実行することで、特定の辞書コンテンツに収録された文字について書き取り練習機能を提供する。具体的には、例えば、検索結果を表示する画面から遷移可能な書き取り練習画面が表示されている場合に、プロセッサ11が、検索された文字の筆順を示す筆順表示領域と、手書き領域と、含む画面を表示装置17に表示させる。より具体的には、例えば、タッチパネル17bが表示装置17の手書き領域への手書き入力を検出し、プロセッサ11が、手書き領域上に、タッチパネル17bで検出された手書き入力を描画した手書き画像を表示装置17に表示させる。さらに具体的には、例えば、プロセッサ11が、表示装置17に、筆順表示領域上に、筆順画像を表示させる。
これにより、筆順表示領域と手書き領域が一画面内に並んで配置される。このため、筆順画像と手書き画像は、表示装置17の同一画面内に、同時に視認可能に表示されることになる。従って、学習支援装置10によれば、筆順画像を参照しながら、表示装置17上で文字の書き取り練習を行うことができるため、文字の筆順を効果的に学習することができる。
なお、ここで、「並んで配置」とは、隣接して置かれることに限るものではない。一画面内に並存していればよく、両者の間にその他のものが介在してもよい。例えば、一画面内においてに、筆順表示領域と手書き領域の間に例文表示領域が置かれている場合であっても、筆順表示領域と手書き領域は並んで配置されているということができる。また、「同時に表示」とは、表示開始のタイミングを合わせることに限るものではなく、一方の画像が表示されている期間と他方の画像が表示されている期間の少なくとも一部が重なっていることを意味している。図1及び図2では、電子辞書専用の携帯型端末である学習支援装置10を例示したが、学習支援装置10は、例えば、スマートフォンなどの汎用の携帯型端末であってもよく、アプリケーションをインストールすることで電子辞書機能及び書き取り練習機能が実現されてもよい。また、学習支援装置10が携帯型装置である場合を例示したが、学習支援装置10は、携帯型装置に限らず、据置型装置であってもよい。
図3は、学習支援装置10に表示される画面遷移の一例である。以下、図3を参照しながら、書き取り練習画面へ遷移するための典型的な手順を説明する。
図3に示す画面G1は、ホーム画面の一例である。学習支援装置10では、画面G1が表示装置17に表示されている状態で、利用者が入力装置16を操作して、コンテンツの一覧から特定の辞書コンテンツを選択すると、検索画面が表示装置17に表示される。例えば、検索対象の辞書コンテンツとして漢字辞典Bが選択された場合であれば、まず、検索方法を選択する画面G2が表示装置17に表示され、さらに、画面G2で選択された検索方法に応じた検索画面G3が表示装置17に表示される。なお、図3に示す検索画面G3は、検索方法として“かんじをよみ/かくすうからさがす”が選択された場合に表示される検索画面の一例である。
利用者が入力装置16を操作して検索画面G3に検索条件を入力すると、プロセッサ11は、入力された検索条件に該当する文字を抽出し、候補文字(候補C1、候補C2)を表示装置17に表示させる。例えば、検索条件として、読み方“えい”が入力された場合であれば、例えば、“永”、“英”が候補文字として表示装置17に表示される。その後、候補文字から検索結果を表示すべき文字が選択されると、その文字の詳細情報を含む画面G4が表示装置17に表示される。利用者は、画面G4を参照することで、所望の文字について、例えば、画数、読み方、学習する学年、などの詳細な情報を得ることができる。
さらに、画面G4には、その文字の書き取り練習を開始するためのGUI部品(タッチ領域B0)が含まれている。学習支援装置10では、利用者がGUI部品を押下することで書き取り練習画面が表示装置17に表示される。従って、利用者は、所望の文字の詳細な情報を確認し、書き取り練習の必要性を認識した場合には、簡単な操作で即座に書き取り練習を開始することができる。これにより、利用者の学習意欲が高いことが予想される辞書引きが行われたタイミングで利用者に書き取り練習を行わせることができるため、高い学習効果が期待できる。なお、図3に示す画面G4は、文字“永”の詳細情報を含む画面の一例である。
図4は、学習支援装置10が行う処理のフローチャートの一例である。図5は、表示装置17に表示される書き取り練習画面の一例である。図6は、表示装置17に表示される書き取り練習画面の別の例である。図7は、手本画像に重畳する補助情報を例示した図である。図8は、表示装置17に表示される書き取り練習画面の更に別の例である。図9は、表示装置17に表示される書き取り練習画面の更に別の例である。図10は、手本画像の更新例を示した図である。以下、図4から図10を参照しながら、学習支援装置10が行う一実施形態に係る学習支援方法について説明する。
画面G4のタッチ領域B0が押下されると、学習支援装置10では、プロセッサ11がプログラムを実行して、図4に示す一連の処理を開始する。図4に示す一連の処理は、学習支援方法の一例である。
図4に示す処理が開始されると、プロセッサ11は、まず、表示装置17のディスプレイ17aに、図5に示す画面G5aを表示させ(ステップS1)、学習支援装置10を書き取り練習モードで動作させる(ステップS2)。なお、図5に示す画面G5aは、文字“永”の詳細画面から遷移したときに表示される書き取り練習画面の一例である。
画面G5aには、文字“永”の筆順を示す筆順表示領域R1と、手書き領域R2と、複数のタッチ領域(タッチ領域B1からタッチ領域B4)が含まれている。また、筆順表示領域R1上には、筆順画像100が表示されている。以降では、書き取り練習の対象となる文字を対象文字と記し、対象文字が文字“永”の場合を例にして説明する。
筆順画像100は、5つの筆順画像要素(筆順画像要素101から筆順画像要素105)を含んでいる。5つの筆順画像要素は、いずれも対象文字の画像であるが、互いに異なる筆順番号に対応している。筆順画像100に含まれる筆順画像要素の数は、画面G5aに示すように、対象文字の画数と同数である。プロセッサ11は、ディスプレイ17aに、対象文字の画数と同数の筆順画像要素を、筆順に従って並べて表示させる。これにより、筆順画像100は、対象文字の筆順を示すことができる。
手書き領域R2は、タッチパネル17bが手書き入力を検出する領域である。書き取り練習モードでは、手書き領域R2への入力が手書き入力として検出されて、手書き領域R2に手書き入力を描画した手書き画像が表示される。なお、手書き領域R2は、学習者である利用者が筆順画像100を見ながら手書き入力を行いやすいように、筆順画像100が表示される領域の近傍に設けられることが望ましい。
タッチ領域B1は、手書き入力の書き直しを指示するためのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)部品である。タッチ領域B2は、メモリ12に手書き画像を対象文字と関連付けて記憶させるためのGUI部品である。タッチ領域B3は、手本画像の表示と非表示を切り替えるためのGUI部品である。タッチ領域B4は、筆順再生の開始を指示するためのGUI部品である。
プロセッサ11は、タッチ領域B3の押下を監視する(ステップS3)。そして、プロセッサ11は、タッチ領域B3の押下が検出されると(ステップS3YES)、手書き領域R2への手本画像の表示と非表示を切り替える(ステップS4)。
ステップS4では、プロセッサ11は、タッチ領域B3の押下前に、図5に示す画面G5aのように、手書き領域R2に、対象文字の手本を示す手本画像Mが表示されている場合には、手書き領域R2から手本画像Mが消えるようにディスプレイ17aを制御する。これにより、ディスプレイ17aに表示される画面が、例えば、画面G5aから図6に示す画面G5bに切り替わる。また、プロセッサ11は、タッチ領域B3の押下前に、画面G5bのように、手書き領域R2に手本画像Mが表示されていない場合には、手書き領域R2に手本画像Mが表示されるようにディスプレイ17aを制御する。即ち、プロセッサ11は、ディスプレイ17aに、手書き領域R2上に手本画像Mを表示させる。これにより、ディスプレイ17aに表示される画面が、例えば、画面G5bから画面G5aに切り替わる。
従って、学習支援装置10では、利用者は、タッチ領域B3を操作することで、手書き領域R2に手本画像Mが表示されている状態と表示されていない状態を自由に切り替えることができる。
なお、図5では、手書き領域R2に手本画像Mが表示される例を示したが、手書き領域R2には、例えば、図7に示すように、手本画像Mとともに補助情報が表示されてもよい。即ち、手本画像Mと補助情報が重ねて表示されてもよい。補助情報が手本画像Mとともに表示されることで、利用者は、対象文字の書き方をより詳細に理解することができる。図7に示す番号N、始点S、方向Aは、対象文字の筆画ごとに表示されていて、それぞれ、各筆画の筆順番号、各筆画の始点、各筆画の始点における運筆方向を示している。即ち、プロセッサ11は、ディスプレイ17aに、手本画像M上に対象文字の筆画毎の、筆順番号、始点、又は、前記始点における運筆方向の少なくとも一つを重ねて表示させてもよい。これらが表示されることで、特に、小学生などの子供の学習を効果的に支援することができる。
プロセッサ11は、手書き領域R2への手書き入力を監視する(ステップS5)。そして、プロセッサ11は、手書き入力が検出されると(ステップS5YES)、ディスプレイ17aに、手書き領域R2上に手書き画像を表示させる(ステップS6)。なお、ステップS6において、手書き領域R2に手本画像Mが表示されている場合に、プロセッサ11は、ディスプレイ17aに、図8に示す画面G5cのように、手本画像M上に手書き画像Hを重ねて表示させてもよい。手書き画像Hが手本画像Mに重ねて表示されることで、利用者は、自身が書いた文字の改善点を容易に把握することができる。
また、ステップS6では、プロセッサ11は、手書き画像Hが手書き領域R2に表示されている期間中に、タッチ領域B1が押下されたことを検出すると、手書き画像Hが手書き領域R2から消えるように、ディスプレイ17aを制御する。これにより、手書き画像Hが手書き領域R2から消えることで、利用者は、容易に手書き入力をやり直すことができる。
さらに、ステップS6では、プロセッサ11は、手書き画像Hが手書き領域R2に表示されている期間中に、タッチ領域B2が押下されたことを検出すると、メモリ12の学習帳15に、手書き画像Hを対象文字と関連付けて記憶させる。学習帳15に手書き画像Hが記憶されることで、利用者は、学習帳15に記憶されている手書き画像Hを適宜表示して確認することができる。また、自身のこれまでの学習を振り返ることが可能となるため、学習意欲を維持する効果的な手段の一つとしても期待できる。
プロセッサ11は、タッチ領域B4の押下を監視する(ステップS7)。そして、プロセッサ11は、タッチ領域B4の押下が検出されると(ステップS7YES)、学習支援装置10を筆順再生モードで動作させる(ステップS8)。これにより、手書き領域R2への手書き入力の検出が中止され、手書き画像の表示も中止される。なお、筆順再生モード下では、図9に示す画面G5dのように、タッチ領域B1からタッチ領域B4の代わりに、タッチ領域B5からタッチ領域B8が表示される。
その後、プロセッサ11は、ディスプレイ17aに、手書き領域R2上に手本画像を表示させ、手本画像の強調部分を一画ずつ更新する(ステップS9)。
ステップS9では、プロセッサ11は、手本画像の強調部分を所定時間毎に更新してもよい。具体的には、プロセッサ11は、手書き領域R2に表示される手本画像を、図10に示すように、1画目の筆画を強調した手本画像M1から、すべての筆画を強調した手本画像M5まで、例えば、1秒ごとに1画ずつ更新してもよい。これにより、対象文字を書いている様子が手書き領域R2に疑似的に再現されるため、利用者は筆順を直感的に学習することができる。手本画像M5まで更新されると、手本画像の更新は終了してもよく、再び手本画像M1から更新を繰り返してもよい。また、手本画像の更新は、利用者が選択した筆画から開始されてもよい。例えば、プロセッサ11は、手書き領域R2に表示される手本画像の強調部分を、筆順表示領域R1に表示されている筆順画像100中の利用者によって選択された筆順画像要素に対応する筆画から、一画ずつ更新してもよい。これにより、利用者は望む筆画から筆順を素早く確認することができる。なお、手本画像の更新は、例えば、タッチ領域B5が押下されることで中止することができる。
また、ステップS9では、プロセッサ11は、手本画像の強調部分を利用者の入力操作毎に更新してもよい。プロセッサ11は、タッチ領域B7が押下される度に、手本画像の強調部分を、1画ずつ更新してもよい。つまり、手本画像M1から手本画像M5に向かって、表示が更新されてもよい。また、タッチ領域B6が押下される度に、手本画像の強調部分を、1画ずつ巻き戻して更新してもよい。つまり、手本画像M5から手本画像M1に向かって、表示が更新されてもよい。これにより、利用者自身が望むペースで手本画像を更新して、筆順を確認することができる。
プロセッサ11は、手本画像が更新されると、筆順画像を更新する(ステップS10)。即ち、プロセッサ11は、筆順画像と手本画像を同期して更新する。具体的には、プロセッサ11は、図9に示すように、ディスプレイ17aに、筆順画像100aを構成する筆順画像要素のうちの、手本画像M2の強調部分に対応する筆順画像要素102aを強調して表示させてもよい。これにより、手書き領域R2の手本画像の更新に合わせて、筆順画像内のバウンディングボックスBBが移動するため、利用者は、手本画像で更新された筆画が何画目の筆画かを視覚的に容易に把握することができる。
プロセッサ11は、タッチ領域B8の押下を監視する(ステップS11)。そして、プロセッサ11は、タッチ領域B8の押下が検出されると(ステップS11YES)、ステップS2に戻ってステップS2以降の処理を繰り返す。これにより、利用者は、書き取り練習モードと筆順再生モードを自由に切り替えることができる。そして、プロセッサ11は、終了指示が入力されると(ステップS12YES)、図4の処理を終了する。タッチ領域B8は、書き取り練習へ戻るためのGUI部品である。
図11は、学習支援装置10が行う処理のフローチャートの別の例である。図12は、表示装置17に表示される書き取り練習画面の更に別の例である。図13は、手書き画像の更新例を示した図である。図14は、筆順判定結果の表示例を示した図である。以下、図11から図14を参照しながら、学習支援装置10が行う別の実施形態に係る学習支援方法について説明する。
図3に示す画面G4のタッチ領域B0が押下されると、学習支援装置10では、プロセッサ11がプログラムを実行して、図11に示す一連の処理を開始する。図11に示す一連の処理は、学習支援方法の一例である。
図11に示す処理が開始されると、プロセッサ11は、まず、表示装置17のディスプレイ17aに、図12に示す画面G5eを表示させ(ステップS21)、学習支援装置10を書き取り練習モードで動作させる(ステップS22)。なお、図12に示す画面G5eは、文字“永”の詳細画面から遷移したときに表示される書き取り練習画面の一例である点で、図5に示す画面G5aと同様であるが、タッチ領域B9が含まれているという点で、図5に示す画面G5aとは異なる。タッチ領域B9は、手書き文字の筆順の正否を判定する筆順判定を指示するためのグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)部品である。
プロセッサ11は、タッチ領域B3の押下を監視し(ステップS23)、タッチ領域B3の押下が検出されると(ステップS23YES)、手書き領域R2への手本画像の表示と非表示を切り替える(ステップS24)。これらの処理は、図4に示すステップS3及びステップS4の処理と同様である。
次に、プロセッサ11は、手書き領域R2への手書き入力を監視する(ステップS25)。そして、プロセッサ11は、手書き入力が検出されると(ステップS25YES)、手書き入力を順次履歴としてメモリ12に記憶させ(ステップS26)、その後、ディスプレイ17aに、手書き領域R2上に手書き画像を表示させる(ステップS27)。なお、ステップS25及びステップS27の処理は、図4に示すステップS5及びステップS6の処理と同様である。
ステップS26での処理によりメモリ12に記憶される手書き入力の履歴は、手書き入力の座標情報の集合であってもよく、より詳細には、筆画毎の座標情報の集合であってもよい。例えば、タッチパネル17bが接触を検出してから非接触を検出するまでの間を1画として判定することで、手書き入力の座標情報を筆画毎に分類して記憶してもよい。
手書き画像を表示すると、プロセッサ11は、タッチ領域B9の押下を監視する(ステップS28)。そして、プロセッサ11は、タッチ領域B9の押下が検出されると(ステップS28YES)、手書き入力における手書き画像が表す手書き文字の筆順と、書き取り練習の対象である文字(以降、練習対象文字と記す。)の正しい筆順と、を比較する(ステップS29)。
ステップS29では、プロセッサ11は、まず、メモリ12に予め記憶されている練習対象文字の手本に対応する筆跡データを取得する。筆跡データは、練習対象文字の筆画毎の筆点データを含んでいる。筆点データは、例えば、座標情報の集合である。次に、プロセッサ11は、ステップS26でメモリ12に記憶した手書き入力の履歴を取得する。その後、プロセッサ11は、メモリ12から取得した筆跡データと手書き入力の履歴に基づいて、筆順判定処理を行い、手書き文字の筆順の正否を判定する。
より具体的には、例えば、メモリ12から取得した筆跡データと手書き入力の履歴とを筆画毎に比較することで、各筆画の一致度合いを算出し、一致度合いに応じて筆画毎に筆順の正否を判定する。これにより、例えば、図13に示す、手書き画像H1、手書き画像H2、手書き画像H3、手書き画像H4、手書き画像Hの順番で、手書き入力が行われた場合であれば、2画目で筆順を誤ったと判定される。
筆順判定が終了すると、プロセッサ11は、ディスプレイ17aに、ステップS29で行われた筆順判定の結果を表示させる(ステップS30)。ここでは、プロセッサ11は、例えば、図14に示す画面G5fをディスプレイ17aに表示させる。なお、画面G5fは、ステップS29で手書き文字の筆順が正しくないと判定された場合に表示される画面の一例であり、筆順の間違いの詳細を示すアラートW1が含まれている。この例では、アラートW1により、2画目で筆順を間違えたことが利用者に報知される。
その後、プロセッサ11は、タッチ領域B4の押下を監視する(ステップS31)。そして、プロセッサ11は、タッチ領域B4の押下が検出されると(ステップS31YES)、ステップS32からステップS35の処理を行う。ステップS32からステップS35の処理及びステップS36の終了判定処理は、図4に示すステップS8からステップS12の処理と同様である。
以上のように、本実施形態でも、学習支援装置10は、文字の筆順を効果的に学習することができる。特に、筆順判定機能により、筆順の正否が判定され、間違いの詳細、例えば、何画目が間違っていたかなどが報知される。このため、利用者は、容易に間違いに気が付くことが可能であり、効率よく学習を行うことができる。
図15は、学習支援装置10が行う処理のフローチャートの更に別の例である。図16は、手書き画像の別の更新例を示した図である。図17は、はね・とめ・払いの判定結果の表示例を示した図である。以下、図15から図17を参照しながら、学習支援装置10が行う更に別の実施形態に係る学習支援方法について説明する。
図3に示す画面G4のタッチ領域B0が押下されると、学習支援装置10では、プロセッサ11がプログラムを実行して、図15に示す一連の処理を開始する。図15に示す一連の処理は、学習支援方法の一例である。
ステップS41からステップS44までの処理は、図11に示すステップS21からステップS24の処理と同様である。プロセッサ11は、手書き領域R2への手書き入力を監視する(ステップS45)。そして、プロセッサ11は、手書き入力が検出されると(ステップS45YES)、手書き入力の筆圧を順次履歴としてメモリ12に記憶させ(ステップS46)、その後、ディスプレイ17aに、手書き領域R2上に手書き画像を表示させる(ステップS47)。なお、ステップS45及びステップS47の処理は、図11に示すステップS25及びステップS27の処理と同様である。
ステップS46での処理によりメモリ12に記憶される手書き入力の筆圧の履歴は、手書き入力の筆圧情報の集合であってもよく、手書き入力の座標情報と筆圧情報の組み合わせの集合であってもよい。より詳細には、筆画毎の筆圧情報の集合であってもよく、筆画毎の座標情報と筆圧情報の組み合わせの集合であってもよい。例えば、タッチパネル17bが接触を検出してから非接触を検出するまでの間を1画として判定することで、手書き入力の筆圧情報(又は座標情報と筆圧情報の組み合わせ)を筆画毎に分類して記憶してもよい。
手書き画像を表示すると、プロセッサ11は、タッチ領域B9の押下を監視する(ステップS48)。そして、プロセッサ11は、タッチ領域B9の押下が検出されると(ステップS48YES)、手書き文字のとめ、はね、払いが正しく行われているかを判定する(ステップS49)。
ステップS49では、プロセッサ11は、まず、メモリ12に予め記憶されている練習対象文字の手本に対応する筆圧データを取得する。筆圧データは、練習対象文字の筆画毎の筆圧変化を示す筆圧データ要素を含んでいる。筆圧データは、例えば、筆圧情報の集合、若しくは、座標情報と筆圧情報の組み合わせの集合である。次に、プロセッサ11は、ステップS46でメモリ12に記憶した手書き入力の筆圧の履歴を取得する。その後、プロセッサ11は、メモリ12から取得した筆圧データと手書き入力の筆圧の履歴に基づいて、筆圧変化を比較し、手書き文字のとめ、はね、払いの正否を判定する。
より具体的には、例えば、メモリ12から取得した筆跡データと手書き入力の履歴とを筆画毎に比較することで、筆画毎の終点付近の筆圧変化の傾向の一致度合いを算出し、一致度合いに応じて筆画毎にとめ、はね、払いの正否を判定する。なお、とめであれば、終点付近の筆圧は増加傾向を示すことが想定される。はねであれば、まず増加傾向を示し、その後、急な減少傾向を示すことが想定される。払いであれば、まず増加傾向を示し、その後、緩やかな減少傾向を示すことが想定される。これにより、例えば、図16に示す、手書き画像H11、手書き画像H12、手書き画像H13、手書き画像H14、手書き画像H15の順番で、手書き入力が行われた場合であれば、2画目のはねと5画目の払いが行われていないと判定される。
とめ、はね、払い判定が終了すると、プロセッサ11は、ディスプレイ17aに、ステップS49で行われたとめ、はね、払い判定の結果を表示させる(ステップS50)。ここでは、プロセッサ11は、例えば、図17に示す画面G5gをディスプレイ17aに表示させる。なお、画面G5gは、ステップS49で手書き文字のとめ、はね、払いが正しくないと判定された場合に表示される画面の一例であり、とめ、はね、払いの間違いの詳細を示すアラートW2が含まれている。この例では、アラートW2により、2画目でとめと5画目の払いが正しく行われていないことが利用者に報知される。
その後、プロセッサ11は、タッチ領域B4の押下を監視する(ステップS51)。そして、プロセッサ11は、タッチ領域B4の押下が検出されると(ステップS51YES)、ステップS52からステップS55の処理を行う。ステップS52からステップS55の処理及びステップS56の終了判定処理は、図11に示すステップS32からステップS35の処理と同様である。
以上のように、本実施形態でも、学習支援装置10は、文字の筆順を効果的に学習することができる。特に、とめ、はね、払い判定機能により、筆順に加えて、とめ、はね、払いが正しく行われたかが判定され、その結果が利用者に報知される。このため、利用者に、正しい筆順の習得に加えて、字形の上達を促すことができる。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。学習支援装置、学習支援方法、及び、プログラムは、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
上述した実施形態では、漢字の書き取り練習を例示したが、書き取り練習の対象は漢字に限らない。例えば、平仮名や片仮名であってもよい。また、日本語に限らず、外国語が書き取り練習の対象であってもよい。
上述した実施形態では、筆順表示領域R1に、文字の画数と同数の筆順画像要素からなる筆順画像100を表示する例を示したが、プロセッサ11は、表示装置17に、筆順表示領域R1上に、図5に示す手本画像Mと同様の画像(以降、第2の手本画像と記す。)を表示させてもよい。プロセッサ11は、さらに、第2の手本画像の強調部分を図10に示した例と同様に一画ずつ更新することで、第2の手本画像を筆順画像として機能させてもよい。
上述した実施形態では、手書き領域R2への手書き入力を描画した手書き画像を手書き領域R2に表示する例を示したが、プロセッサ11は、表示装置17に、手書き領域R2以外の領域上に、手書き画像を表示させてもよい。
上述した実施形態では、手書き領域R2への手書き入力を一定の太さで描画した手書き画像を手書き領域R2に表示する例を示したが、プロセッサ11は、例えば、図18に示すように、表示装置17に、手書き入力における筆圧に応じた太さで手書き画像を表示させてもよい。図18には、手書き入力を筆圧に応じた太さで描画することで、手書き画像が、手書き画像H21、手書き画像H22、手書き画像H23、手書き画像H24、手書き画像H25の順に更新表示される様子が示されている。
図15から図17では、字形の上達を支援するために、手書き文字のとめ、はね、払いの全ての正否を判定する実施形態を例示したが、とめ、はね、払いの少なくとも一つの正否判定を判定してもよい。また、とめ、はね、払いの判定処理が、予め記憶されている筆圧データと手書き入力の筆圧の履歴とに基づいて行われる実施形態を例示したが、手書き入力の筆圧の履歴の傾向から、とめ、はね、払いが行われているか否を判定してもよい。この場合、各筆画をとめ、はね、払いに分類した分類データを予め用意するだけで、とめ、はね、払いの判定を行うことができる。
上述した実施形態では、筆順再生モードで動作中に手本画像の強調部分を更新する例を示したが、書き取り練習モードで動作中に手本画像の強調部分を更新してもよい。その場合、プロセッサ11は、例えば、手本画像の強調部分を手書き入力の進捗に応じて更新してもよい。より具体的には、プロセッサ11は、例えば、図19に示すように、手本画像の強調部分を手書き入力中の筆画の次の筆画に対応する部分に更新してもよい。
図19には、1画目を入力中に2画目の筆画が強調された手本画像M11が表示され、2画目を入力中に3画目の筆画が強調された手本画像M12が表示され、3画目を入力中に4画目の筆画が強調された手本画像M13が表示され、4画目を入力中に5画目の筆画が強調された手本画像M14が表示され、最終の5画目を入力中に強調表示が行われていない手本画像Mが表示される様子が示されている。なお、最終の5画目を入力中に、4画目を入力中に表示される5画目の筆画が強調された手本画像M14が継続して表示されてもよい。このように、手書き入力の進捗に応じて次の筆画を強調した画像に手本画像を更新することで、利用者は、次の筆画を容易に認識することができるため、書き取り練習を効率よく行うことが可能となる。
上述した実施形態では、メモリ12の学習帳15に手書き画像を記憶する例を示したが、学習帳15に、手書き入力の履歴を記憶させてもよい。この場合、プロセッサ11は、手書き入力の履歴に基づいて、手書き入力を描画してディスプレイ17aに表示する画像を更新することで、図20に示すように、手書き入力を再現表示してもよい。これにより、手書き画像だけではわからない筆順の間違いや筆運びなどを確認することができる。図20には、学習帳15に記憶されている手書き入力の履歴に基づいて以前に行われた手書き入力を描画することで、手書き入力が再現される様子が示されている。
なお、学習帳15には、手書き入力の履歴を手書き入力の入力速度と関連付けて記憶させてもよい。この場合、プロセッサ11は、手書き入力の履歴に基づいて、手書き入力を描画して入力速度に応じた再生速度でディスプレイ17aに表示する画像を更新することで、手書き入力を再現表示してもよい。これにより、実際の手書き入力により近い動きを再現することができる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
表示部と、
前記表示部の手書き領域への手書き入力を検出する検出部と、
前記表示部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記表示部に、文字の筆順を示す筆順表示領域と、前記手書き領域と、を含む画面を表示させ、
前記表示部に、前記文字の画数と同数の筆順画像要素を含む筆順画像であって、互いに異なる筆順番号に対応する筆順画像要素が筆順に従って並んだ筆順画像を、前記筆順表示領域上に表示させる
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記2]
付記1に記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記表示部に、前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像を、前記手書き領域上に表示させる
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記3]
付記1又は付記2に記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記表示部に、前記文字の手本を示す手本画像を、前記手書き領域上に表示させる
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記4]
付記3に記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記手本画像の強調部分を一画ずつ更新する
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記5]
付記4に記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記手本画像の前記強調部分を所定時間毎に更新する
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記6]
付記4に記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記手本画像の前記強調部分を利用者の入力操作毎に更新する
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記7]
付記4又は付記6に記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記手本画像の前記強調部分を前記手書き入力中の筆画の次の筆画に対応する部分に更新する
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記8]
付記3乃至付記7のいずれか1つに記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記手書き領域上への前記手本画像の表示と非表示とを切り替える
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記9]
付記3乃至付記8のいずれか1つに記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記表示部に、前記手本画像と、前記文字の筆画毎の、筆順番号、始点、又は、前記始点における運筆方向の少なくとも一つと、を重ねて、前記手書き領域上に表示させる
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記10]
付記3乃至付記9のいずれか1つに記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記筆順画像と前記手本画像を同期して更新する
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記11]
付記10に記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記表示部に、前記文字の画数と同数の筆順画像要素のうちの、前記手本画像の強調部分に対応する筆順画像要素を強調して表示させる
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記12]
付記3乃至付記11のいずれか1つに記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記手書き領域に表示された前記手本画像の強調部分を、選択された筆順画像要素に対応する筆画から、一画ずつ更新する
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記13]
付記1乃至付記12のいずれか1つに記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記表示部に、前記文字の手本を示す手本画像と前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像とを、前記手書き領域上に重ねて表示させる
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記14]
付記1乃至付記13のいずれか1つに記載の学習支援装置において、さらに、
前記文字の手本に対応する筆跡データであって、前記文字の筆画毎の筆点データを含む筆跡データを記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、前記表示部に、前記手書き入力の履歴と前記記憶部に記憶されている前記筆跡データとに基づく判定結果であって前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像が表す手書き文字の筆順の正否の判定結果を、表示させる
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記15]
付記1乃至付記14のいずれか1つに記載の学習支援装置において、さらに、
前記文字の手本に対応する筆圧データであって、前記文字の筆画毎の筆圧変化を示す筆圧データ要素を含む筆圧データを記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、前記表示部に、前記手書き入力の筆圧の履歴と前記記憶部に記憶されている前記筆圧データとに基づく判定結果であって前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像が表す手書き文字のとめ、はね、払いの少なくとも一つの正否の判定結果を、表示させる
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記16]
付記1乃至付記15のいずれか1つに記載の学習支援装置において、
前記制御部は、前記表示部に、前記手書き入力における筆圧に応じた太さで、前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像を表示させる
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記17]
付記1乃至付記16のいずれか1つに記載の学習支援装置において、さらに、
前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像を前記文字と関連付けて記憶する記憶部を備える
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記18]
付記17に記載の学習支援装置において、
前記記憶部は、さらに、前記手書き入力の履歴を前記手書き入力の入力速度と関連付けて記憶し、
前記制御部は、前記手書き入力の履歴に基づいて、前記入力速度に応じた再生速度で前記表示部に表示する画像を更新することで、前記表示部に、前記手書き入力を再現表示させる
ことを特徴とする学習支援装置。
[付記19]
表示部に、文字の筆順を示す筆順表示領域と、手書き領域と、を含む画面を表示させ、
前記表示部に、前記文字の画数と同数の筆順画像要素を含む筆順画像であって、互いに異なる筆順番号に対応する筆順画像要素が筆順に従って並んだ筆順画像を、前記筆順表示領域上に表示させ、
前記表示部の前記手書き領域への手書き入力を検出する
ことを特徴とする学習支援方法。
[付記20]
コンピュータに、
表示部に、文字の筆順を示す筆順表示領域と、手書き領域と、を含む画面を表示させ、
前記表示部に、前記文字の画数と同数の筆順画像要素を含む筆順画像であって、互いに異なる筆順番号に対応する筆順画像要素が筆順に従って並んだ筆順画像を、前記筆順表示領域上に表示させ、
前記表示部の前記手書き領域への手書き入力を検出する
処理を実行させることを特徴とするプログラム。
10 学習支援装置
11 プロセッサ
12 メモリ
13 制御プログラム
15 学習帳
16 入力装置
17 表示装置
17a ディスプレイ
17b タッチパネル
100、100a 筆順画像
101〜105、102a 筆順画像要素
A 方向
H、H1−H4、H11−H15、H21−H25 手書き画像
M、M1〜M5、M11−M14 手本画像
N 番号
R1 手書き領域
R2 筆順表示領域
S 始点

Claims (20)

  1. 表示部と、
    前記表示部の手書き領域への手書き入力を検出する検出部と、
    前記表示部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記表示部に、文字の筆順を示す筆順表示領域と、前記手書き領域と、を含む画面を表示させ、
    前記表示部に、前記文字の画数と同数の筆順画像要素を含む筆順画像であって、互いに異なる筆順番号に対応する筆順画像要素が筆順に従って並んだ筆順画像を、前記筆順表示領域上に表示させる
    ことを特徴とする学習支援装置。
  2. 請求項1に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記表示部に、前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像を、前記手書き領域上に表示させる
    ことを特徴とする学習支援装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記表示部に、前記文字の手本を示す手本画像を、前記手書き領域上に表示させる
    ことを特徴とする学習支援装置。
  4. 請求項3に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記手本画像の強調部分を一画ずつ更新する
    ことを特徴とする学習支援装置。
  5. 請求項4に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記手本画像の前記強調部分を所定時間毎に更新する
    ことを特徴とする学習支援装置。
  6. 請求項4に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記手本画像の前記強調部分を利用者の入力操作毎に更新する
    ことを特徴とする学習支援装置。
  7. 請求項4又は請求項6に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記手本画像の前記強調部分を前記手書き入力中の筆画の次の筆画に対応する部分に更新する
    ことを特徴とする学習支援装置。
  8. 請求項3乃至請求項7のいずれか1項に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記手書き領域上への前記手本画像の表示と非表示とを切り替える
    ことを特徴とする学習支援装置。
  9. 請求項3乃至請求項8のいずれか1項に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記表示部に、前記手本画像と、前記文字の筆画毎の、筆順番号、始点、又は、前記始点における運筆方向の少なくとも一つと、を重ねて、前記手書き領域上に表示させる
    ことを特徴とする学習支援装置。
  10. 請求項3乃至請求項9のいずれか1項に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記筆順画像と前記手本画像を同期して更新する
    ことを特徴とする学習支援装置。
  11. 請求項10に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記表示部に、前記文字の画数と同数の筆順画像要素のうちの、前記手本画像の強調部分に対応する筆順画像要素を強調して表示させる
    ことを特徴とする学習支援装置。
  12. 請求項3乃至請求項11のいずれか1項に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記手書き領域に表示された前記手本画像の強調部分を、選択された筆順画像要素に対応する筆画から、一画ずつ更新する
    ことを特徴とする学習支援装置。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記表示部に、前記文字の手本を示す手本画像と前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像とを、前記手書き領域上に重ねて表示させる
    ことを特徴とする学習支援装置。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の学習支援装置において、さらに、
    前記文字の手本に対応する筆跡データであって、前記文字の筆画毎の筆点データを含む筆跡データを記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記表示部に、前記手書き入力の履歴と前記記憶部に記憶されている前記筆跡データとに基づく判定結果であって前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像が表す手書き文字の筆順の正否の判定結果を、表示させる
    ことを特徴とする学習支援装置。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の学習支援装置において、さらに、
    前記文字の手本に対応する筆圧データであって、前記文字の筆画毎の筆圧変化を示す筆圧データ要素を含む筆圧データを記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記表示部に、前記手書き入力の筆圧の履歴と前記記憶部に記憶されている前記筆圧データとに基づく判定結果であって前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像が表す手書き文字のとめ、はね、払いの少なくとも一つの正否の判定結果を、表示させる
    ことを特徴とする学習支援装置。
  16. 請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載の学習支援装置において、
    前記制御部は、前記表示部に、前記手書き入力における筆圧に応じた太さで、前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像を表示させる
    ことを特徴とする学習支援装置。
  17. 請求項1乃至請求項16のいずれか1項に記載の学習支援装置において、さらに、
    前記検出部で検出された手書き入力を描画した手書き画像を前記文字と関連付けて記憶する記憶部を備える
    ことを特徴とする学習支援装置。
  18. 請求項17に記載の学習支援装置において、
    前記記憶部は、さらに、前記手書き入力の履歴を前記手書き入力の入力速度と関連付けて記憶し、
    前記制御部は、前記手書き入力の履歴に基づいて、前記入力速度に応じた再生速度で前記表示部に表示する画像を更新することで、前記表示部に、前記手書き入力を再現表示させる
    ことを特徴とする学習支援装置。
  19. 表示部に、文字の筆順を示す筆順表示領域と、手書き領域と、を含む画面を表示させ、
    前記表示部に、前記文字の画数と同数の筆順画像要素を含む筆順画像であって、互いに異なる筆順番号に対応する筆順画像要素が筆順に従って並んだ筆順画像を、前記筆順表示領域上に表示させ、
    前記表示部の前記手書き領域への手書き入力を検出する
    ことを特徴とする学習支援方法。
  20. コンピュータに、
    表示部に、文字の筆順を示す筆順表示領域と、手書き領域と、を含む画面を表示させ、
    前記表示部に、前記文字の画数と同数の筆順画像要素を含む筆順画像であって、互いに異なる筆順番号に対応する筆順画像要素が筆順に従って並んだ筆順画像を、前記筆順表示領域上に表示させ、
    前記表示部の前記手書き領域への手書き入力を検出する
    処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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