JP5482018B2 - 電子辞書及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子辞書及びプログラムに関する。
従来から、辞書機能を有する電子辞書においては、各見出し語と見出し語の説明情報とを対応付けて記憶する辞書データベースが備えられており、入力された文字に対応する見出し語の説明情報を辞書データベースから読み出して、見出し語と説明情報とをディスプレイに表示させるようになっている。
ところで、このような電子辞書に搭載される機能として、単語帳機能がある。単語帳機能とは、説明情報の表示された単語(見出し語)と、検索元の辞書データベースとを、ユーザ操作に基づいて単語帳テーブルに登録しておき、復習を容易化する機能である(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2006‐228046号公報 特開2007‐148990号公報
しかしながら、従来の電子辞書で単語帳テーブルに単語を1つ登録するためには、当該単語について見出し語検索を行って説明情報を表示させた後、登録操作を行う必要がある。そのため、一度に大量の単語を単語帳テーブルに登録したい場合、例えば学校でのテスト前に出題範囲内の単語を全て登録したい場合などには、単語を1つずつ見出し語検索して登録操作を行う必要があり、手間が掛かってしまう。
本発明の課題は、複数の単語を容易に単語帳登録することのできる電子辞書及びプログラムを提供することである。
本発明に係る電子辞書は、
各見出し語と、当該見出し語の説明情報とを対応付けた辞書情報を少なくとも1種類記憶する辞書記憶手段と、
ユーザにより作成されたテキストデータを読み込むテキストデータ読み込み手段と、
前記テキストデータから複数の単語を抽出する単語抽出手段と、
前記抽出された単語に対応する見出し語が前記辞書情報に含まれているか判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記抽出された単語に対応する見出し語が前記辞書情報に含まれていると判定された場合に、当該見出し語を単語帳データとして蓄積記憶する単語帳データ記憶手段と、
前記判定手段により、前記抽出された単語に対応する見出し語が前記辞書情報に含まれていないと判定された場合に、当該単語について、ユーザに訂正させてから前記単語帳データ記憶手段に記憶させる訂正手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、テキストデータから複数の単語が抽出され、抽出された単語に対応する見出し語を含む辞書情報に対応付けられて当該単語が蓄積記憶されるので、テキストデータにおける複数の単語がまとめて単語帳登録されることとなる。従って、単語を1つずつ見出し語検索して登録操作を行う従来の場合と比較して、複数の単語を容易に単語帳登録することができる。
(a)は電子辞書の概観を示す斜視図であり、(b)はキー群を示す平面図である。 電子辞書の内部構成を示すブロック図である。 辞書データベースのデータ構造を示す図である。 テキストデータのデータ構造の一例を示す図である。 単語帳テーブルのデータ構造を示す図である。 単語帳作成処理を示すフローチャートである。 表示部の表示内容を示す図である。 単語帳作成処理を示すフローチャートである。 表示部の表示内容を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電子辞書の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、本発明に係る第1の実施形態を説明する。
[外観構成]
図1(a)は、電子辞書1の平面図である。
この図に示すように、電子辞書1は、メインディスプレイ10、サブディスプレイ11及びキー群2を備えている。
メインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、ユーザによるキー群2の操作に応じた文字や符号等、各種データを表示する部分であり、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescence Display)等によって構成されている。なお、本実施の形態におけるメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、いわゆるタッチパネル31(図2参照)と一体的に形成されており、手書き入力等の操作を受け付け可能となっている。
キー群2は、ユーザから電子辞書1を操作するための操作を受ける各種キーを有している。具体的には、図1(b)に示すように、キー群2は、訳/決定キー2bと、文字キー2cと、辞書選択キー2dと、カーソルキー2eと、シフトキー2fと、戻るキー2gと、単語帳キー2i等とを有している。
訳/決定キー2bは、検索の実行や、見出し語の決定等に使用されるキーである。文字キー2cは、ユーザによる文字の入力等に使用されるキーであり、本実施の形態においては“A”〜“Z”キーを備えている。辞書選択キー2dは、後述の辞書データベース820,…(図2参照)の選択に使用されるキーである。
カーソルキー2eは、画面内の反転表示位置、つまりカーソル位置の移動等に使用されるキーであり、本実施の形態においては上下左右の方向を指定可能となっている。シフトキー2fは、日本語の単語を検索対象に設定するとき等に使用されるキーである。戻るキー2gは、前回表示した画面に戻るとき等に使用されるキーである。単語帳キー2iは、説明情報の表示された見出し語を登録して後述の単語帳テーブル84(図2参照)に蓄積記憶させるときや、単語帳テーブル84に蓄積記憶された見出し語を一覧表示するとき等に使用されるキーであり、本実施の形態においては、単語帳登録を行う場合にはシフトキー2fと組み合わせて使用され、登録内容を一覧表示する場合には単独で使用されるようになっている。
[内部構成]
続いて、電子辞書1の内部構造について説明する。図2は、電子辞書1の内部構成を示すブロック図である。
この図に示すように、電子辞書1は、表示部40、入力部30、インターフェース50と、CPU(Central Processing Unit)20、フラッシュROM(Read Only Memory)80、RAM(Random Access Memory)90を備え、各部はバス100で相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。
表示部40は、上述のメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11を備えており、CPU20から入力される表示信号に基づいて各種情報をメインディスプレイ10やサブディスプレイ11に表示するようになっている。
入力部30は、上述のキー群2やタッチパネル31を備えており、押下されたキーやタッチパネル31の位置に対応する信号をCPU20に出力するようになっている。
インターフェース50は、図示しない外部機器に接続するための接続端子であり、本実施の形態においては、USBケーブルなどを介して外部機器からテキストデータ830を読み込むことができるようになっている。なお、このインターフェース50は、カード媒体などの記録媒体からテキストデータ830を読み込むこととしても良い。
CPU20は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子辞書1を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU20は、入力部30から入力される操作信号等に応じてフラッシュROM80に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU20は、処理結果をRAM90に保存するとともに、当該処理結果を表示部40に適宜出力させる。
フラッシュROM80は、電子辞書1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するメモリである。本実施の形態においては、フラッシュROM80は、本発明に係る単語帳作成プログラム81と、辞書データベース群82と、テキスト群83と、単語帳テーブル84と、暗記カードデータベース85等とを記憶している。
単語帳作成プログラム81は、後述の単語帳作成処理(図6参照)をCPU20に実行させるためのプログラムである。
辞書データベース群82には、複数の辞書データベース820,…が含まれており、本実施の形態においては、英和辞典の辞書データベース820aや、国語辞典の辞書データベース820b等が含まれている。これら辞書データベース820,…には、例えば図3に1例を示すように、複数の見出し語に対して、この見出し語の意味内容からなる説明情報などが対応付けされて格納されている。
テキスト群83には、複数種類のテキストデータ830,…が含まれており、本実施の形態においては、後述の単語帳作成処理(図6参照)においてインターフェース50から読み込まれるテスト勉強用のテキストデータ830a,830b等が含まれるようになっている。
このうち、テキストデータ830aは、後述の図9(a)に示すように、教科書などの読み物形式のテキストデータである。また、テキストデータ830bは、学生のユーザがパソコン等で作成したものであり、図4に示すように、テストの種類を示す分類情報「@中間テスト」,「@期末テスト」に続けて、当該テストの出題範囲に含まれる複数の単語が列挙されて構成されている。なお、本実施の形態においては、分類情報は先頭にアットマーク「@」が付されて識別されている。また、分類情報以外の単語は、コンマ等で区切られた状態となっている。
単語帳テーブル84は、見出し語検索されて単語帳登録された見出し語と、出典元の辞書データベース820の辞書名とを対応付けて蓄積記憶するものである。また、この単語帳テーブル84には、後述の単語帳作成処理(図6参照)においてテキストデータ830から抽出される単語と、この単語に対応する見出し語を含む辞書データベース820の辞書名(言語名)と、当該単語の分類情報などとが対応付けられて記憶されるようになっている。
暗記カードデータベース85は、暗記カードの両面の内容を対応付けた暗記カードデータ850を複数有している。この暗記カードデータ850においては、暗記カードの各面の内容としてタッチパネル31から手書き入力された2つの手書き画像が互いに対応付けられて記憶されるようになっている。
RAM90は、CPU20が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備えており、本実施の形態においては、指定辞書記憶領域900及び分類情報記憶領域901を備えている。
指定辞書記憶領域900には、後述の単語帳作成処理(図6参照)において指定辞書として指定される辞書データベース820の辞書名が記憶されるようになっている。
分類情報記憶領域901には、後述の単語帳作成処理(図6参照)においてテキストデータ830から読み出される分類情報が記憶されるようになっている。
[動作]
続いて、電子辞書1の動作について、図6〜図7を参照しつつ説明する。
図6は、CPU20が単語帳作成プログラム81を読み出して実行する単語帳作成処理の流れを示すフローチャートである。また、図7は単語帳作成処理におけるメインディスプレイ10の表示内容を例示する図である。なお、この単語帳作成処理は、ユーザによりタッチパネル31やキー群2を介して単語帳作成処理の実行指示が入力されると、フラッシュROM80から単語帳作成プログラム81が読み出されてRAM90に適宜展開される結果、当該単語帳作成プログラム81とCPU20との協働によって実行される。
図6に示すように、単語帳作成処理が実行されると、まずCPU20は、インターフェース50を介して外部からテキストデータ830を読み込み、フラッシュROM80に記憶させる(ステップS1)。なお、本実施の形態においては、このステップS1では、ユーザによって作成されたテキストデータ830b(図4参照)が読み込まれることとして説明する。
次に、CPU20は、単語帳内で各単語に対応付ける辞書データベース820を指定辞書データベース820Sとしてユーザに指定させ、この辞書データベース820の辞書名を指定辞書記憶領域900に記憶させた後(ステップS2)、読み込んだテキストデータ830bから1単語分ずつ文字列を抽出する(ステップS3)。
次に、CPU20は、抽出した文字列が分類情報であるか否かをアットマーク「@」の有無に基づいて判定し(ステップS4)、分類情報であると判定した場合(ステップS4;Yes)には、この文字列の分類情報を分類情報記憶領域901に記憶させて分類情報記憶領域901内の情報を更新し(ステップS5)、後述のステップS6に移行する。
また、ステップS4において文字列が分類情報ではないと判定した場合(ステップS4;No)には、CPU20は、当該文字列に対応する見出し語が指定辞書データベース820Sに含まれるか否かを判定する(ステップS7)。
このステップS7において見出し語が指定辞書データベース820Sに含まれると判定した場合(ステップS7;Yes)には、CPU20は、この見出し語と、指定辞書データベース820Sの辞書名と、分類情報記憶領域901内の分類情報とを対応付けて単語帳テーブル84に記憶させ(ステップS8)、後述のステップS6に移行する。これにより、テキストデータ830bから抽出された複数の単語が分類情報に従って分類され、単語帳テーブル84に記憶されることとなる。
また、ステップS7において見出し語が指定辞書データベース820Sに含まれないと判定した場合(ステップS7;No)には、CPU20は、ステップS3で抽出した文字列を暗記カードの一方の面の内容として暗記カードデータ850に仮登録する(ステップS9)。
次に、CPU20は、テキストデータ830bの最後の文字列まで抽出が終了したか否かを判定し(ステップS6)、終了していないと判定した場合(ステップS6;No)には、上述のステップS3に移行する。
一方、ステップS6において抽出が終了したと判定した場合(ステップS6;Yes)には、CPU20は、暗記カードデータベース85に仮登録された文字列があるか否かを判定し(ステップS10)、無いと判定した場合(ステップS10;No)には、単語帳作成処理を終了する。
一方、ステップS10において仮登録された文字列があると判定した場合、つまり抽出された文字列に対応する見出し語が指定辞書データベース820Sに含まれない場合(ステップS10;Yes)には、CPU20は、当該文字列に対してスペルチェックを行うことにより、この文字列に類似する文字列を少なくとも1つ生成してメインディスプレイ10に一覧表示させ、何れかの文字列を訂正先の単語の文字列としてユーザに選択させる(ステップS11)。例えば、図4,図7(a)に示すように、テキストデータ830b内に文字列「arrengement」が含まれていた場合には、この文字列に対応する見出し語が辞書データベース820に含まれないため、類似する文字列「amendment」,「atonement」,…等が作成されて一覧表示される。なお、図7(a)では、ユーザが訂正先の単語の文字列として「arrangement」を選択した状態を図示している。また、このようなスペルチェックの手法としては、従来より公知の手法を用いることができる。
次に、CPU20は、ユーザに選択された訂正先単語の文字列に対応する見出し語を指定辞書データベース820Sから検索し、検索された見出し語と、指定辞書データベース820Sの辞書名と、分類情報記憶領域901内の分類情報とを対応付けて単語帳テーブル84に記憶させる(ステップS12)。
次に、CPU20は、訂正先単語についての暗記カードの作成画面をメインディスプレイ10に、手書き入力画面をサブディスプレイ11に表示させ(ステップS13)、暗記カードの両面の内容、つまり訂正先単語と、その説明情報等とについての手書き入力をサブディスプレイ11のタッチパネル31から受け付ける。なお、本実施の形態における暗記カードの作成画面には、、例えば図7(b)に示すように、暗記カードの両面のうち書き込み対象の面を選択するための選択ボタン101と、訂正先単語とが表示されるようになっている。
そして、ユーザが選択ボタン101で一方の面を選択した後、訂正先単語の文字列をサブディスプレイ11に手書き入力し、選択ボタン101で他方の面を選択した後、訂正先単語に対応する説明情報等をタッチパネル31に手書き入力すると、CPU20は、訂正先単語の手書き画像と、説明情報等の手書き画像とを対応付けて暗記カードデータ850を作成し、フラッシュROM80に記憶させた後(ステップS14)、単語帳作成処理を終了する。
なお、以上のようにしてテキストデータ830b内の単語が単語帳登録されると、ユーザが単語帳キー2iを操作することにより、図7(c)に示すように、単語帳に登録された辞書名(言語名)及び分類情報がメインディスプレイ10に一覧表示される。次に、ユーザが何れかの辞書名、或いは分類情報を選択すると、選択された辞書名、或いは分類情報に単語帳テーブル84内で対応付けられた単語が一覧表示される。そして、ユーザが何れかの単語を選択すると、選択された単語に対応付けられた辞書データベース820から、当該単語に対応する見出し語の説明情報が検索され、メインディスプレイ10に表示される。
また、上記のステップS14のようにして暗記カードデータ850が作成されると、ユーザが所定の操作を行うことにより、当該暗記カードデータ850の両面の内容がメインディスプレイ10に順に表示されることとなる。
以上の電子辞書1によれば、図6のステップS3,S8や図7等に示したように、テキストデータ830bから複数の単語が抽出され、抽出された単語に対応する見出し語を含む辞書データベース820Sに対応付けられて当該単語が単語帳テーブル84に蓄積記憶されるので、テキストデータ830bにおける複数の単語がまとめて単語帳登録されることとなる。従って、単語を1つずつ見出し語検索して登録操作を行う従来の場合と比較して、複数の単語を容易に単語帳登録することができる。
また、図6のステップS3〜S8や図7(c)などに示したように、テキストデータ830bから抽出された単語が分類情報に従って分類されて記憶されるので、複数種類の単語帳に単語を分類して登録することができる。
また、図6のステップS9,S13〜S14や図7(a),(b)に示したように、テキストデータ830bから単語として抽出された文字列に対応する見出し語が指定辞書データベース820Sに含まれない場合に、この文字列に類似の文字列が少なくとも1つ生成され、ユーザ操作に基づいて何れかの文字列が訂正先の単語の文字列として選択されると、訂正先の単語についての手書き入力が受け付けられ、入力された手書き画像を暗記カードにおける一方の面の内容として暗記カードデータ850が作成されるので、テキストデータ830b内で間違っていた単語について、暗記カードが作成されることとなる。従って、記憶の曖昧な単語について暗記カードが作成されるため、学習効果を高めることができる。
(第2の実施形態)
続いて、本発明に係る電子辞書の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態との間で互いに対応する部分が同様に構成されている場合には、同一の符号を付して、その説明を省略する。
[構成]
本実施の形態における電子辞書1AのフラッシュROM80Aは、図2に示すように、単語帳作成プログラム81Aを備えている。
この単語帳作成プログラム81Aは、後述の単語帳作成処理(図8参照)をCPU20に実行させるためのプログラムである。
[動作]
続いて、電子辞書1Aの動作について、図8〜図9を参照しつつ説明する。
図8は、CPU20が単語帳作成プログラム81Aを読み出して実行する単語帳作成処理の流れを示すフローチャートである。また、図9は単語帳作成処理におけるメインディスプレイ10の表示内容を例示する図である。なお、この単語帳作成処理は、ユーザによりタッチパネル31やキー群2を介して単語帳作成処理の実行指示が入力されると、フラッシュROM80Aから単語帳作成プログラム81Aが読み出されてRAM90に適宜展開される結果、当該単語帳作成プログラム81AとCPU20との協働によって実行される。
図8に示すように、単語帳作成処理が実行されると、まずCPU20は、インターフェース50を介して外部からテキストデータ830を読み込み、フラッシュROM80に記憶させる(ステップT1)。なお、本実施の形態においては、このステップT1では、ユーザによって作成されたテキストデータ830a(図9(a)参照)が読み込まれることとして説明する。
次に、CPU20は、単語帳内で各単語に対応付ける辞書データベース820を指定辞書データベース820Sとしてユーザに指定させ、この辞書データベース820の辞書名を指定辞書記憶領域900に記憶させる(ステップT2)。
次に、CPU20は、図9(a)に示すように、読み込んだテキストデータ830aをメインディスプレイ10に表示させる(ステップT3)。また、このステップT3においてCPU20は、表示されたテキストデータ830a内の単語と、単語を単語帳内で分類するためのマーカ色(分類マーク)とについて、ユーザによる選択操作の待機状態となる。なお、本実施の形態においては、ユーザがマーカ色の変更操作を行うと、図9(b)に示すように、マーカ色の設定画面がメインディスプレイ10に表示され、赤色,黄色,緑色の中から何れかのマーカ色が選択可能となる。また、本実施の形態においては、赤色のマーカ色は、選択された単語を単語帳及び暗記カードに登録することを意味する。また、黄色のマーカ色は、選択された単語を「要注意」の分類で単語帳に登録することを意味する。また、緑色のマーカ色は、選択された単語を「忘れやすい単語」の分類で単語帳に登録することを意味する。
次に、CPU20は、表示されたテキストデータ830a内の単語がユーザによって選択されるか否かを判定する(ステップT4)。
このステップT4において単語が選択されないと判定した場合(ステップT4;No)には、CPU20は、何れかのマーカ色がユーザによって選択されるか否かを判定し(ステップT5)、選択されないと判定した場合(ステップT5;No)には、他の処理へ移行する。また、このステップT5でマーカ色が選択されたと判定した場合(ステップT5;Yes)には、CPU20は、ユーザに選択されたマーカ色を単語分類用のマーカ色として設定し、分類情報記憶領域901に記憶させて分類情報記憶領域901内の情報を更新し(ステップT6)、上述のステップT4に移行する。
そして、このステップT4において単語が選択されたと判定した場合(ステップT4;Yes)には、CPU20は、分類情報記憶領域901内の情報に基づいて、選択された単語を、設定されたマーカ色でマーカ表示する(ステップT7)。
次に、CPU20は、単語帳への登録を指示するユーザ操作が行われるか否かを判定し(ステップT8)、されないと判定した場合(ステップT8;No)には、上述のステップT4に移行する。そして、以上のステップT4〜T8が繰り返されることにより、メインディスプレイ10には、例えば図9(c)に示すように、複数の単語がそれぞれマーカ表示された状態でテキストデータ830aが表示されることとなる。なお、この図では、単語「nervous」が赤色でマーカ表示され、単語「procedure」が黄色でマーカ表示された状態を示している。
また、ステップT8において登録を指示する操作が行われたと判定した場合(ステップT8;Yes)には、CPU20は、赤色でマーカ表示された単語があるか否か、つまり単語帳及び暗記カードにそれぞれ登録する単語があるか否かを判定する(ステップT9)。
このステップT9において赤色でマーカ表示された単語が無いと判定した場合(ステップT9;No)には、CPU20は、各色でマーカ表示された単語をテキストデータ830aから抽出し、各単語と、指定辞書データベース820Sの辞書名とを対応付けてそれぞれ単語帳テーブル84に記憶させ(ステップT12)、単語帳作成処理を終了する。より詳細には、このステップT12においてCPU20は、黄色,緑色のマーカ色で表示された単語については、当該単語に対応付けて「要注意」,「忘れやすい単語」の分類情報を単語帳テーブル84に記憶させるようになっている。これにより、テキストデータ830bから抽出された複数の単語がマーカ色(分類マーク)に従って分類され、単語帳テーブル84に記憶されることとなる。
一方、ステップT9において赤色でマーカ表示された単語があると判定した場合(ステップT9;Yes)には、CPU20は、この単語(以下、暗記カード作成単語とする)についての暗記カードの作成画面をメインディスプレイ10に、手書き入力画面をサブディスプレイ11に表示させ(ステップT10)、暗記カードの両面の内容、つまり暗記カード作成単語と、その説明情報等とについての手書き入力をサブディスプレイ11のタッチパネル31から受け付ける。なお、本実施の形態における暗記カードの作成画面には、例えば図9(d)に示すように、暗記カードの両面のうち書き込み対象の面を選択するための選択ボタン101と、暗記カード作成単語とが表示されるようになっている。
そして、ユーザが選択ボタン101で一方の面を選択した後、暗記カード作成単語の文字列をサブディスプレイ11に手書き入力し、選択ボタン101で他方の面を選択した後、暗記カード作成単語に対応する説明情報等をタッチパネル31に手書き入力すると、CPU20は、暗記カード作成単語の手書き画像と、説明情報等の手書き画像とを対応付けて暗記カードデータ850を作成し、フラッシュROM80に記憶させた後(ステップT11)、上述のステップT12に移行する。
なお、以上のようにしてテキストデータ830a内の単語が単語帳登録されると、ユーザが単語帳キー2iを操作することにより、単語帳に登録された辞書名(言語名)及び分類情報がメインディスプレイ10に一覧表示される。次に、ユーザが何れかの辞書名、或いは分類情報を選択すると、選択された辞書名、或いは分類情報に単語帳テーブル84内で対応付けられた単語が一覧表示される。そして、ユーザが何れかの単語を選択すると、選択された単語に対応付けられた辞書データベース820から、当該単語に対応する見出し語の説明情報が検索され、メインディスプレイ10に表示される。
また、上記のステップT14のようにして暗記カードデータ850が作成されると、ユーザが所定の操作を行うことにより、当該暗記カードデータ850の両面の内容がメインディスプレイ10に順に表示されることとなる。
以上の電子辞書1Aによれば、上記第1の実施形態における電子辞書1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、図8のステップT4〜T8や図9等に示したように、表示されたテキストデータ830aにおける何れかの単語がユーザ操作に基づいて選択されに、当該単語を分類するためのマーカ色がユーザ操作に基づいて赤色,青色,黄色から選択されると、選択されたマーカ色に基づいて、選択された単語が分類されるので、複数種類の単語帳に単語を分類して登録することができる。
また、図8のステップT9〜T11や図9(c),(d)等に示したように、赤色のマーカ色により分類される単語についての手書き入力が受け付けられ、入力された手書き画像が暗記カードにおける一方の面の内容として暗記カードデータ850が作成されるので、テキストデータ830a中の任意の単語について、暗記カードを作成することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本発明に係る単語帳作成プログラム81,81Aは、電子辞書1,1Aに対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
1,1A 電子辞書
20 CPU
30 入力部
40 表示部
81,81A 単語帳作成プログラム
84 単語帳テーブル
85 暗記カードデータベース
820 辞書データベース

Claims (6)

  1. 各見出し語と、当該見出し語の説明情報とを対応付けた辞書情報を少なくとも1種類記憶する辞書記憶手段と、
    ユーザにより作成されたテキストデータを読み込むテキストデータ読み込み手段と、
    前記テキストデータから複数の単語を抽出する単語抽出手段と、
    前記抽出された単語に対応する見出し語が前記辞書情報に含まれているか判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記抽出された単語に対応する見出し語が前記辞書情報に含まれていると判定された場合に、当該見出し語を単語帳データとして蓄積記憶する単語帳データ記憶手段と、
    前記判定手段により、前記抽出された単語に対応する見出し語が前記辞書情報に含まれていないと判定された場合に、当該単語について、ユーザに訂正させてから前記単語帳データ記憶手段に記憶させる訂正手段と、
    を備えることを特徴とする電子辞書。
  2. 前記単語抽出手段によって抽出された単語を、所定の条件に従って分類する単語分類手段を備え、
    前記単語帳データ記憶手段は、
    前記単語分類手段による分類に従って、単語を分類して記憶することを特徴とする請求項1記載の電子辞書。
  3. 前記テキストデータは、
    複数の単語と、各単語を分類するための分類情報と、を含んでおり、
    前記単語分類手段は、
    前記分類情報に基づいて単語を分類することを特徴とする請求項2記載の電子辞書。
  4. 前記訂正手段は、前記判定手段により前記辞書情報に含まれないと判定された単語について、スペルチェックを行うことで複数の訂正候補を表示し、ユーザに何れかの候補を選択させる選択手段を有することを特徴とする請求項3に記載の電子辞書。
  5. 暗記カードの両面の内容を対応付けた暗記カードデータを複数記憶する暗記カードデータ記憶手段と、
    ユーザ操作に基づいて前記複数の暗記カードデータの何れかの内容を表示する暗記カード表示手段と、
    ユーザから手書き入力を受ける手書き入力手段と、
    前記判定手段により前記辞書情報に含まれないと判定された単語について、手書き入力を前記手書き入力手段から受け付け、入力された手書き画像を暗記カードにおける一方の面の内容として前記暗記カードデータを作成し、前記暗記カードデータ記憶手段に記憶させる暗記カード作成手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4記載の電子辞書。
  6. コンピュータに、
    各見出し語と、当該見出し語の説明情報とを対応付けた辞書情報を少なくとも1種類記憶する辞書記憶機能、
    ユーザにより作成されたテキストデータを読み込むテキストデータ読み込み機能、
    前記テキストデータから複数の単語を抽出する単語抽出機能、
    前記抽出された単語に対応する見出し語が前記辞書情報に含まれているか判定する判定機能、
    前記判定機能により、前記抽出された単語に対応する見出し語が前記辞書情報に含まれていると判定された場合に、当該見出し語を単語帳データとして蓄積記憶する単語帳データ記憶機能、
    前記判定機能により、前記抽出された単語に対応する見出し語が前記辞書情報に含まれていないと判定された場合に、当該単語について、ユーザに訂正させてから前記単語帳データ記憶機能に記憶させる訂正機能、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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