JP2021094717A - 伸縮性複合シートの製造方法 - Google Patents
伸縮性複合シートの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021094717A JP2021094717A JP2019225950A JP2019225950A JP2021094717A JP 2021094717 A JP2021094717 A JP 2021094717A JP 2019225950 A JP2019225950 A JP 2019225950A JP 2019225950 A JP2019225950 A JP 2019225950A JP 2021094717 A JP2021094717 A JP 2021094717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- joining
- region
- manufacturing
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/49—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/49—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
- A61F13/496—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers in the form of pants or briefs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C65/00—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
- B29C65/02—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure
- B29C65/06—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure using friction, e.g. spin welding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/14—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
Description
したがって、本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る伸縮性複合シートの製造方法及び製造装置を提供することにある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の伸縮性複合シートの製造方法及び製造装置の一実施態様である伸縮性複合シート1の好ましい製造方法及び製造装置100の概略を示す図である。
図1に示す伸縮性複合シート1の製造方法は、伸縮性複合シート1の前駆体である複合材2Aを製造する前駆体製造工程と、複合材2Aに延伸加工を施して伸縮性シート2を得る伸縮性発現処理工程と、異なる性質の複数枚のシートを貼り合わせて接合するシートシール工程とを有し、これら工程によって伸縮性複合シート1を製造する。ここでいう複数枚のシートとは、第1シートとしての伸縮性シート2と、第2シートとしての非伸縮性シート3である。
弾性フィラメント21を2枚のシート材20,20と合流させるときには、各弾性フィラメント21が互いに交差せず一方向に配列するようにする。そして、弾性フィラメント21を2枚のシート材20,20と合流させてシート材20,20間に該弾性フィラメント21を挟持させた状態で、これら三者を一対のニップロール18,18によって挟圧する。このようにして2枚のシート材20,20間に弾性フィラメント21が挟持された複合材2Aが得られる。
本実施形態に係る製造方法は、図4(a)に示すように、シートシール工程よりも前に、これら伸縮性シート2と非伸縮性シート3とを重ね合わせる領域形成工程を行う。領域形成工程では、伸縮性シート2と非伸縮性シート3を有する第1領域A1と、非伸縮性シート3のみを有する第2領域A2とを形成する。また、本製造方法において、シートシール工程は、第1領域A1に加え、第1領域A1と第2領域A2の境界部4にも接合パターン6による接合部5を形成する接合工程である。
図4(a)に示すように、シート搬送方向MDと直交する幅方向CDにおける非伸縮性シート3の幅X2は、幅方向CDにおける伸縮性シート2の幅X1よりも広く形成されている。幅方向CDに位置する伸縮性シート2の端部2a、2bは、シート搬送方向MDに延びていて互いに平行な直線形状とされている。同様に幅方向CDに位置する非伸縮性シート3の端部3a、3bはシート搬送方向MDに延びていて互いに平行な直線形状とされている。
第1領域A1と第2領域A2とを備えた積層シート10は、シートシール工程において、伸縮性シート2と非伸縮性シート3との両側に形成されるそれぞれの境界部4と第2領域A2とを接合手段によって接合されるシール加工が施される。境界部4は、それぞれシート搬送方向MDに直線状に延びて形成されている。非伸縮性シート3のみを有する第2領域A2には接合手段によってエンボス加工が施される。図4(a)では、一方側の境界部4と接合部5を拡大して示している。すなわち、シートシール工程では、伸縮性シート2と非伸縮性シート3との間を、シート搬送方向MDに間欠的に接合する。
超音波シール装置40は、図1に示すように、シート搬送方向MDに間隔をおいて形成された接合パターン6を有する支持ロール41と、支持ロール41の外周面41aに対向配され、シート搬送方向MDに搬送される伸縮性シート2及び非伸縮性シート3〔積層シート10〕を支持ロール41の外周面41aとの間で挟持して接合部5(図4参照)を形成するプレス部材としての超音波ホーン42を備えている。
パターン形成領域内には、多数の接合用凸部9がシート搬送方向MD及び幅方向CD方向に所定の間隔で並んで配されている。幅方向CDへの所定の間隔とは、図4(b)に示すように、幅方向CDで隣接する接合用凸部9と接合用凸部9の中心間ピッチLである。シート搬送方向MDへの所定の間隔とは、シート搬送方向MD(周方向)で隣接する接合用凸部9と接合用凸部9の中心間ピッチXである。
シートシール工程では、この接合パターン6の一部の接合用凸部9を、幅方向CDに境界部4を跨ぐように当接させ、接合部5を形成する。
また、本実施形態では、接合パターン6を支持ロール41の外周面41aに形成したが、超音波ホーン42の積層シート10に接する面に、接合用凸部9を配列して接合パターンを形成してもよい。この場合、弾性フィラメント21が延びる方向を積層シート10のシート搬送方向MDとするとともに、超音波ホーン42に超音波振動を印加し、積層シート10のシート搬送方向MDに接合部5を形成することで、弾性フィラメント21が延びる方向に接合部5が形成された積層シート10が得られる。接合部5は、弾性フィラメント21が延びる方向の直交方向に間欠的に形成されるシール部であり、かつ、伸縮性複合シート1のように、弾性フィラメント21が延びる方向の直交方向に接合部5が形成されているため、シートの柔軟性の向上を図る観点から好ましい。
図5を用いて、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、接合パターン6のシート搬送方向MDにおいて隣り合うパターンとなる一列の接合部5の図心を結ぶ線分Оが、シート搬送方向MDと平行であったが、第2の実施形態では、図5(a)、(b)に示すように、シート搬送方向MDに対して接合部5Aが傾斜して形成されるように接合パターン6Aを形成している。つまり、接合パターン6Aのシート搬送方向MDにおいて隣り合う一列の接合部5の図心を結ぶ線分Оが、シート搬送方向MDに対して傾斜している。本実施形態においては、支持ロール41の外周面41aに直列に配した接合用凸部9を、シート搬送方向MDに対して傾斜するように、支持ロール41の外周面41aに対して斜めに配している。このため、本実施形態では、第1の実施形態で説明した接合部5に相当する接合部5Aが、シート搬送方向MDに対して傾斜して形成されるので、接合部5Aが境界部4に斜めに跨るように形成される。
図6を用いて、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態では、図6(a)、(b)に示すように、シート搬送方向MDに対して交互に第2の実施形態で説明した線分Оの角度θが切り替わる接合パターン6Bを形成している。すなわち、線分Оの傾斜している角度θがシート搬送方向MDに対して対称に周期的に変化するように形成している。第1の実施形態で説明した接合部5に相当する接合部5Bは、支持ロール41の外周面41aに直列に配した接合用凸部9をシート搬送方向MDに対して対称的に傾斜するように、支持ロール41の周方向に対してその位置が交互にずれて斜めになる(ジグザクになる)ように形成されている。
例えば、線分Оの傾斜している角度θが、シート搬送方向MDに対して対称に周期的に変化する接合部5Bを備えた接合パターン6Bとしては、図6に示すような直線的なジグザク形状ではなく、シート搬送方向MDに対して対称に周期的に変化する曲線状の接合部を備えた構成であってもよい。
この場合、曲線状の接合部を形成するための接合パターンを構成する接合用凸部9は、シート搬送方向MDに対して対称に周期的に変化するように、支持ロール41の周方向に対してその向きが交互になる変化する曲線状に配すればよい。このようなシート搬送方向MDに対して対称に周期的に変化する曲線状の接合部を形成した場合、第2の実施形態と同様の作用効果を奏するので好ましい。
このようなライン状の接合パターン6Cで境界部4及び第1領域A1と第2領域A2の一部を接合すると、シート搬送方向MDには間欠的であり、幅方向CDには連続した接合部5Cを境界部4に跨るように形成することができるので、第1の実施形態と同様の作用効果を奏するので好ましい。
この場合、支持ロール41の外周面41aに、接合用凸部9をシート搬送方向MDに沿って直線状に配した領域Y1と、シート搬送方向MDに対して傾斜して直線上に配した領域Y2とに区分され、これら2つの領域が隣接して外周面41aに形成されるように、接合用凸部9を配する。そして、何れかの領域に位置する接合用凸部9の少なくとも1つが境界部4上に位置するように配する。
このような異なるパターンを有する接合パターン6Dで境界部4を接合すると、何れかの領域の接合用凸部9によって境界部4に跨るように接合部5Dを形成することができる。図8に示す構成では、幅方向CDへのシートの蛇行を考慮して、傾斜した領域Y1内に形成されている接合用凸部9を境界部4と対向させ、境界部4に跨る様に接合部5Dを形成することで、第2の実施形態と同様の作用効果を奏するので好ましい。
このように両者の幅を規定すると、非伸縮性シート3のみ存在する第2領域A2にも接合パターン6が形成されるので、第2領域A2内の非伸縮性シート3の剛性を一部高めることでコシを出すことができる。このため、伸縮性複合シート1の境界部4での捲れを防止しつつ、伸縮性複合シート1の剛性を高められ、伸縮性複合シート1の搬送性を向上させることができる。
幅方向CDにおける、第2領域A2の幅Aに対する接合パターン6の幅Bは、好ましくは5%以上、より好ましくは20%以上、更に好ましくは50%以上であり、好ましくは100%以下、より好ましくは95%以下、さらに好ましくは90%以下であり、また好ましくは5%以上100%以下、より好ましくは20%以上95%以下、更に好ましくは50%以上90%以下である。
しかし、前記実施形態においては、少なくとも境界部4に跨るように接合部が形成されてシート捲れを防止しているので、おむつ内側面やおむつ外側面に境界部4や接合部が位置していても使用感や見栄えが損なわれることがない。図10に示したおむつ200は、第3の実施形態で説明した製造方法で製造した伸縮性複合シート1から製造している。このおむつ200の場合、伸縮性シート2と非伸縮性シート3の境界部4の接合部5Bが、境界部4にジグザクに形成されている。このため、接合部5Bが肌に接するおむつ内側面に位置する場合には、境界部4の捲れが防止されているので、肌触りが良い。また、接合部が肌に接しないおむつ外側面に位置する場合には、境界部4の捲れがないことで外観の見栄えが損なわれることがない。
<1>
伸縮性を有する第1シートと第1シートよりも幅の広い非伸縮性の第2シートとが貼り合わされた伸縮性複合シートの製造方法であって、
第1シートが一方向に伸長された状態で第2シートの一部と重ねられ、第1シートと第2シートを有する第1領域と第2シートのみを有する第2領域とを有する積層シートに対して、第1シートと第2シートとの間を、前記一方向に沿うシート搬送方向に間欠的に接合する接合工程を具備し、
前記接合工程においては、第1領域に加えて、第1領域と第2領域との境界部にも接合部を形成する、伸縮性複合シートの製造方法。
<2>
前記接合工程は、接合用凸部が周方向に所定の間隔で形成された接合パターンを有するロールと、前記ロールの外周面に対向配置されたプレス部材とで、前記接合パターンの一部の接合用凸部を、前記シート搬送方向と直交する幅方向に前記境界部を跨ぐように当接させ、前記接合部を形成する、前記<1>記載の伸縮性複合シートの製造方法。
<3>
前記接合パターンは、前記幅方向に間隔をおいて形成された凸状の接合パターンである、前記<1>又は<2>記載の伸縮性複合シートの製造方法。
<4>
前記接合パターンの前記シート搬送方向において隣り合うパターンの図心を結ぶ線分が、該シート搬送方向に対して傾斜している、前記<3>記載の伸縮性複合シートの製造方法。
<5>
前記線分の傾斜している角度が、前記シート搬送方向に対して対称に周期的に変化する、前記<4>記載の伸縮性複合シートの製造方法。
<6>
前記幅方向における、第2領域の幅Aに対し、第2領域に形成された接合パターンの幅Bが5%以上である、前記<2>〜<5>の何れか1に記載の伸縮性複合シートの製造方法。
<7>
第1シートは伸縮性シートである、前記<1>〜<6>の何れか1に記載の伸縮性複合シートの製造方法。
<8>
第2シートは非伸縮性シートである、前記<1>〜<7>の何れか1に記載の伸縮性複合シートの製造方法。
<9>
前記シート搬送方向と直交する幅方向における前記非伸縮性シートの幅X2は、該幅方向における前記伸縮性シートの幅X1よりも広く形成されている、前記<8>記載の伸縮性複合シートの製造方法。
<10>
前記幅方向における、第2領域の幅Aに対する接合パターンの幅Bは、好ましくは5%以上、より好ましくは20%以上、更に好ましくは50%以上であり、好ましくは100%以下、より好ましくは95%以下、さらに好ましくは90%以下であり、また好ましくは5%以上100%以下、より好ましくは20%以上95%以下、更に好ましくは50%以上90%以下である前記<2>〜<5>の何れか1に記載の伸縮性複合シートの製造方法。
伸縮性を有する第1シートと第1シートよりも幅の広い非伸縮性の第2シートとが貼り合わされた伸縮性複合シートの製造装置であって、
第1シートが一方向に伸長された状態で第2シートの一部と重ねられ、第1シートと第2シートを有する第1領域と第2シートのみを有する第2領域とを有する積層シートに対して、第1シートと第2シートとの間を、前記一方向に沿うシート搬送方向に間欠的に接合する接合手段を有し、
前記接合手段は、第1領域に加えて、第1領域と第2領域との境界部にも接合部を形成する、伸縮性複合シートの製造装置。
<12>
前記接合手段は、接合用凸部が周方向に所定の間隔で形成された接合パターンを有するロールと、前記ロールの外周面に対向配置されたプレス部材とを有し、
前記接合パターンの一部の接合用凸部を、前記シート搬送方向と直交する幅方向に前記境界部を跨ぐように当接させ、前記接合部を形成する、前記<11>記載の伸縮性複合シートの製造装置。
<13>
前記接合パターンは、前記幅方向に間隔をおいて形成された凸状の接合パターンとして前記ロールに形成されている、前記<11>又は<12>記載の伸縮性複合シートの製造装置。
<14>
前記接合パターンの前記シート搬送方向において隣り合うパターンの図心を結ぶ線分が、該シート搬送方向に対して傾斜して形成されている、前記<13>記載の伸縮性複合シートの製造装置。
<15>
前記線分の傾斜している角度が、前記シート搬送方向に対して対称に周期的に変化するように前記接合パターンが形成されている、前記<14>記載の伸縮性複合シートの製造装置。
<16>
第2領域の前記幅方向への幅Aに対し、第2領域における前記接合手段で形成された接合パターンの前記幅方向への幅Bが5%以上である、前記<11>〜<15>の何れか一項記載の伸縮性複合シートの製造装置。
2 第1シート
3 第2シート
4 境界部
5,5A,5B,5C,5D 接合部
6,6A,6B,6C,6D 接合パターン
9 接合用凸部
40 接合手段
41 ロール
41a ロールの外周面
42 プレス部材
100 製造装置
A 第2領域の幅
A1 第1領域
A2 第2領域
B 接合パターンの幅
CD 幅方向
MD 周方向、シート搬送方向
О 図心を結ぶ線分
θ 線分の傾斜している角度
本実施形態に係る製造方法は、図4(a)に示すように、シートシール工程よりも前に、これら伸縮性シート2と非伸縮性シート3とを重ね合わせる領域形成工程を行う。領域形成工程では、伸縮性シート2と非伸縮性シート3を有する第1領域A1と、非伸縮性シート3のみを有する第2領域A2とを形成する。また、本製造方法において、シートシール工程は、第1領域A1に加え、第1領域A1と第2領域A2の境界部4にも接合パターン6による接合部5を形成する接合工程である。
第1領域A1と第2領域A2とを備えた積層シート10は、シートシール工程において、伸縮性シート2と非伸縮性シート3とがそれらの両側に形成される境界部4と第1領域A1とにおいて接合手段によって接合されるシール加工が施される。境界部4は、それぞれシート搬送方向MDに直線状に延びて形成されている。非伸縮性シート3のみを有する第2領域A2には接合手段によってエンボス加工が施される。図4(a)では、一方側の境界部4と接合部5を拡大して示している。すなわち、シートシール工程では、伸縮性シート2と非伸縮性シート3との間を、シート搬送方向MDに間欠的に接合する。
超音波シール装置40は、図1に示すように、シート搬送方向MDに間隔をおいて形成された接合パターン6を有する支持ロール41と、支持ロール41の外周面41aに対向配置され、シート搬送方向MDに搬送される伸縮性シート2及び非伸縮性シート3〔積層シート10〕を支持ロール41の外周面41aとの間で挟持して接合部5(図4参照)を形成するプレス部材としての超音波ホーン42を備えている。
しかし、前記実施形態においては、少なくとも境界部4に跨るように接合部が形成されてシート捲れを防止しているので、おむつ内側面やおむつ外側面に境界部4や接合部が位置していても使用感や見栄えが損なわれることがない。図10に示したおむつ200は、第3の実施形態で説明した製造方法で製造した伸縮性複合シート1から製造している。このおむつ200の場合、伸縮性シート2と非伸縮性シート3の境界部4の接合部5Bが、境界部4にジグザクに形成されている。このため、接合部5Bが肌に接するおむつ内側面に位置する場合には、境界部4の捲れが防止されているので、肌触りが良い。また、接合部が肌に接しないおむつ外側面に位置する場合には、境界部4の捲れがないことで外観の見栄えが損なわれることがない。
Claims (12)
- 伸縮性を有する第1シートと第1シートよりも幅の広い非伸縮性の第2シートとが貼り合わされた伸縮性複合シートの製造方法であって、
第1シートが一方向に伸長された状態で第2シートの一部と重ねられ、第1シートと第2シートを有する第1領域と第2シートのみを有する第2領域とを有する積層シートに対して、第1シートと第2シートとの間を、前記一方向に沿うシート搬送方向に間欠的に接合する接合工程を具備し、
前記接合工程においては、第1領域に加えて、第1領域と第2領域との境界部にも接合部を形成する、伸縮性複合シートの製造方法。 - 前記接合工程は、接合用凸部が周方向に所定の間隔で形成された接合パターンを有するロールと、前記ロールの外周面に対向配置されたプレス部材とで、前記接合パターンの一部の接合用凸部を、前記シート搬送方向と直交する幅方向に前記境界部を跨ぐように当接させ、前記接合部を形成する、請求項1記載の伸縮性複合シートの製造方法。
- 前記接合パターンは、前記幅方向に間隔をおいて形成された凸状の接合パターンである、請求項1又は2記載の伸縮性複合シートの製造方法。
- 前記接合パターンの前記シート搬送方向において隣り合うパターンの図心を結ぶ線分が、該シート搬送方向に対して傾斜している、請求項3記載の伸縮性複合シートの製造方法。
- 前記線分の傾斜している角度が、前記シート搬送方向に対して対称に周期的に変化する、請求項4記載の伸縮性複合シートの製造方法。
- 前記幅方向における、第2領域の幅Aに対し、第2領域に形成された接合パターンの幅Bが5%以上である、請求項2〜5の何れか一項記載の伸縮性複合シートの製造方法。
- 伸縮性を有する第1シートと第1シートよりも幅の広い非伸縮性の第2シートとが貼り合わされた伸縮性複合シートの製造装置であって、
第1シートが一方向に伸長された状態で第2シートの一部と重ねられ、第1シートと第2シートを有する第1領域と第2シートのみを有する第2領域とを有する積層シートに対して、第1シートと第2シートとの間を、前記一方向に沿うシート搬送方向に間欠的に接合する接合手段を有し、
前記接合手段は、第1領域に加えて、第1領域と第2領域との境界部にも接合部を形成する、伸縮性複合シートの製造装置。 - 前記接合手段は、接合用凸部が周方向に所定の間隔で形成された接合パターンを有するロールと、前記ロールの外周面に対向配置されたプレス部材とを有し、
前記接合パターンの一部の接合用凸部を、前記シート搬送方向と直交する幅方向に前記境界部を跨ぐように当接させ、前記接合部を形成する、請求項7記載の伸縮性複合シートの製造装置。 - 前記接合パターンは、前記幅方向に間隔をおいて形成された凸状の接合パターンとして前記ロールに形成されている、請求項7又は8記載の伸縮性複合シートの製造装置。
- 前記接合パターンの前記シート搬送方向において隣り合うパターンの図心を結ぶ線分が、該シート搬送方向に対して傾斜して形成されている、請求項9記載の伸縮性複合シートの製造装置。
- 前記線分の傾斜している角度が、前記シート搬送方向に対して対称に周期的に変化するように前記接合パターンが形成されている、請求項10記載の伸縮性複合シートの製造装置。
- 第2領域の前記幅方向への幅Aに対し、第2領域における前記接合手段で形成された接合パターンの前記幅方向への幅Bが5%以上である、請求項7〜11の何れか一項記載の伸縮性複合シートの製造装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019225950A JP7092738B2 (ja) | 2019-12-13 | 2019-12-13 | 伸縮性複合シートの製造方法 |
PCT/JP2020/042685 WO2021117423A1 (ja) | 2019-12-13 | 2020-11-16 | 伸縮性複合シートの製造方法及び製造装置 |
CN202080086252.4A CN114829115A (zh) | 2019-12-13 | 2020-11-16 | 伸缩性复合片的制造方法和制造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019225950A JP7092738B2 (ja) | 2019-12-13 | 2019-12-13 | 伸縮性複合シートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021094717A true JP2021094717A (ja) | 2021-06-24 |
JP7092738B2 JP7092738B2 (ja) | 2022-06-28 |
Family
ID=76329791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019225950A Active JP7092738B2 (ja) | 2019-12-13 | 2019-12-13 | 伸縮性複合シートの製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7092738B2 (ja) |
CN (1) | CN114829115A (ja) |
WO (1) | WO2021117423A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7267498B1 (ja) | 2022-07-07 | 2023-05-01 | 株式会社瑞光 | 伸縮積層シートの製造装置及び伸縮積層シートの製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7518055B2 (ja) * | 2021-11-25 | 2024-07-17 | 花王株式会社 | 複合シートの製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010260323A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | Kao Corp | 複合伸縮部材の製造方法およびその製造装置 |
JP2011510690A (ja) * | 2007-12-20 | 2011-04-07 | エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 2枚以上のウェブ材料を接合する継ぎ目 |
JP2014054274A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Oji Nepia Co Ltd | シートの接合装置及び接合装置を用いた使い捨ておむつの製造方法 |
JP2015027425A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-02-12 | 花王株式会社 | パンツ型使い捨ておむつ及びその製造方法 |
JP2019162233A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 大王製紙株式会社 | 伸縮部材及びこの伸縮部材を有する使い捨て着用物品 |
-
2019
- 2019-12-13 JP JP2019225950A patent/JP7092738B2/ja active Active
-
2020
- 2020-11-16 CN CN202080086252.4A patent/CN114829115A/zh active Pending
- 2020-11-16 WO PCT/JP2020/042685 patent/WO2021117423A1/ja active Application Filing
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011510690A (ja) * | 2007-12-20 | 2011-04-07 | エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 2枚以上のウェブ材料を接合する継ぎ目 |
JP2010260323A (ja) * | 2009-05-11 | 2010-11-18 | Kao Corp | 複合伸縮部材の製造方法およびその製造装置 |
JP2014054274A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-27 | Oji Nepia Co Ltd | シートの接合装置及び接合装置を用いた使い捨ておむつの製造方法 |
JP2015027425A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-02-12 | 花王株式会社 | パンツ型使い捨ておむつ及びその製造方法 |
JP2019162233A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 大王製紙株式会社 | 伸縮部材及びこの伸縮部材を有する使い捨て着用物品 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7267498B1 (ja) | 2022-07-07 | 2023-05-01 | 株式会社瑞光 | 伸縮積層シートの製造装置及び伸縮積層シートの製造方法 |
JP2024008797A (ja) * | 2022-07-07 | 2024-01-19 | 株式会社瑞光 | 伸縮積層シートの製造装置及び伸縮積層シートの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2021117423A1 (ja) | 2021-06-17 |
JP7092738B2 (ja) | 2022-06-28 |
CN114829115A (zh) | 2022-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3296100B1 (en) | Composite stretchable member, wearable article, and method for producing wearable article | |
CN107921772B (zh) | 复合伸缩部件的制造装置以及制造方法 | |
JP3561477B2 (ja) | 伸縮性シートの製造方法 | |
KR100656772B1 (ko) | 일회용 기저귀의 제조 방법 | |
KR101237367B1 (ko) | 신축성시트 및 그 제조방법 | |
KR101290233B1 (ko) | 시트 가공장치 및 시트의 제조방법 | |
JP5520117B2 (ja) | 弾性不織布およびその製造方法 | |
TWI588313B (zh) | Composite sheet and composite sheet manufacturing method | |
KR101445092B1 (ko) | 착용 물품의 제조방법 | |
WO2020235495A1 (ja) | 複合伸縮部材およびそれを用いた着用物品 | |
JP4827597B2 (ja) | 伸縮性シート及びその製造方法 | |
JP2002253605A (ja) | 複合伸縮部材の製造方法 | |
WO2021117423A1 (ja) | 伸縮性複合シートの製造方法及び製造装置 | |
JP5705347B2 (ja) | パンツ型着用物品及びその製造方法 | |
JP4916303B2 (ja) | 着用物品の製造方法 | |
JP5336154B2 (ja) | 伸縮性複合シート | |
TWI708596B (zh) | 吸收性物品相關之複數薄片的固定裝置及固定方法 | |
JP4633020B2 (ja) | パンツ型使い捨て吸収性物品の製造方法 | |
JP2019162372A (ja) | パンツ型吸収性物品、及び、パンツ型吸収性物品の製造方法 | |
JP6560060B2 (ja) | 凹凸シートの製造方法 | |
JP5830239B2 (ja) | シール装置、シール方法及びパンツ型使い捨ておむつ | |
TWI694813B (zh) | 吸收性物品相關之複合薄片的製造方法及製造裝置 | |
JP4749256B2 (ja) | 複合シートの製造方法 | |
RU2659888C2 (ru) | Одноразовый подгузник типа трусов и способ его производства | |
JP7187239B2 (ja) | 伸縮性シートの製造方法、及び、伸縮性シートの製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210302 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210302 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220308 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220427 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220614 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220616 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7092738 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |