JP2021089454A - 混雑度予測表示システム、混雑度予測表示方法及びプログラム - Google Patents

混雑度予測表示システム、混雑度予測表示方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021089454A
JP2021089454A JP2019217763A JP2019217763A JP2021089454A JP 2021089454 A JP2021089454 A JP 2021089454A JP 2019217763 A JP2019217763 A JP 2019217763A JP 2019217763 A JP2019217763 A JP 2019217763A JP 2021089454 A JP2021089454 A JP 2021089454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
elevator
congestion
plan information
congestion degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019217763A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7280811B2 (ja
Inventor
伊藤 秀樹
Hideki Ito
秀樹 伊藤
三好 雅則
Masanori Miyoshi
雅則 三好
小池 幸裕
Yukihiro Koike
幸裕 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2019217763A priority Critical patent/JP7280811B2/ja
Priority to SG10202010315YA priority patent/SG10202010315YA/en
Priority to CN202011248901.4A priority patent/CN112978529B/zh
Publication of JP2021089454A publication Critical patent/JP2021089454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7280811B2 publication Critical patent/JP7280811B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B3/00Applications of devices for indicating or signalling operating conditions of elevators
    • B66B3/002Indicators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/02Control systems without regulation, i.e. without retroactive action
    • B66B1/06Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/34Details, e.g. call counting devices, data transmission from car to control system, devices giving information to the control system
    • B66B1/3415Control system configuration and the data transmission or communication within the control system
    • B66B1/3423Control system configuration, i.e. lay-out
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/34Details, e.g. call counting devices, data transmission from car to control system, devices giving information to the control system
    • B66B1/3415Control system configuration and the data transmission or communication within the control system
    • B66B1/3446Data transmission or communication within the control system
    • B66B1/3461Data transmission or communication within the control system between the elevator control system and remote or mobile stations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • B66B5/0012Devices monitoring the users of the elevator system
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • B66B5/0018Devices monitoring the operating condition of the elevator system
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • B66B5/0037Performance analysers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B2201/00Aspects of control systems of elevators
    • B66B2201/40Details of the change of control mode
    • B66B2201/403Details of the change of control mode by real-time traffic data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)

Abstract

【課題】エレベーター等の昇降機の稼働停止を含む作業中の運行状況予測や混雑対策の効果予測の検討が適切に行えるようにする。【解決手段】リニューアル作業や保守作業などの稼働停止を含む作業についての作業計画を複数用意する。そして、それぞれの作業計画で昇降機の少なくとも一部を休止した際の混雑度を、過去の運行状況と人流データに基づいたシミュレーションで予測する。そして、予測で得られた複数の計画情報の混雑度503を、画面500に表示させる。【選択図】図6

Description

本発明は、混雑度予測表示システム、混雑度予測表示方法及びプログラムに関する。
エレベーターなどの昇降機は、適切な保守点検や修繕などの作業を繰り返し行うことが必要である。それらの作業期間中は、昇降機の稼働を終日、あるいは数時間から半日程度停止する必要があり、稼働停止中は、該当する昇降機を利用することができない。そのため、エレベーターなどの昇降機の保守点検作業やリニューアルを行う際には、設置された建物で、作業による稼働停止があっても支障がない時間帯や曜日を選ぶようにしている。
エレベーターの稼働停止を含む作業を計画する際には、ビルの用途や各階のテナント情報などを基にビル内の人数や人の流れの情報を把握し、同じビル内の他のエレベーターの運行に影響の少ない時間、曜日を選んで、作業計画を立てる必要がある。
例えば、オフィスビルでリニューアル工事を実施する場合を考えたとき、一般的に平日の昼間はエレベーターの利用者が多く、夜間や土曜日と日曜日は利用者が少ないため、通常は夜間や土日などにリニューアル工事を実施することが多い。また、リニューアル工事期間中においては、工事対象となるエレベーターを群管理制御から切り離すため、利用できるエレベーターの台数が減ることになり、出勤時や昼休みなど利用者が増加する時間帯に混雑が発生する要因となっていた。
そのため、エレベーター稼働停止期間中においても、ビル管理会社やエレベーターのメンテナンスを行う保守会社では、運行状況を監視し、作業によって生じた混雑状況に問題がないかを確認している。そして、監視して取得した混雑状況によっては、エレベーターの運行情報を収集し、データ分析を行い、適時エレベーターの運行制御などの設定変更を行い、各階の乗り場の混雑緩和を図り、最適な運行ができるように調整している。
特許文献1には、時間帯毎に乗場ボタンや各センサなどの情報から、各階での利用人数を算出し、曜日別に統計処理を施して利用人数を推定し、推定利用人数が最大輸送人数を超えるか否か判定後、超えた場合に混雑回避の案内表示を行う技術が記載されている。
特開2019−108189号公報
作業時のエレベーターの混雑を緩和するためには、現地にて一定期間運行データを収集し、そのデータを基に原因を分析、エレベーターの運行制御を最適な状態になるよう設定変更することが必要である。また、特許文献1に記載されているように、出勤時間や昼休みなど混雑する時間帯に複数テナントの利用者のエレベーター利用時間を後ろにずらす(時間シフトする)等の運用で、混雑緩和の対応を実施していた。しかしながら、これらの従来の分析や時間シフト等の対処は、基本的には作業日時が決まった段階で行われるものであり、作業そのものをどの時間帯に行うのが適切か、といった計画段階での検討を行うのには適していなかった。
本発明は、エレベーター等の昇降機の稼働停止を含む作業期間中の運行状況予測や混雑対策の効果予測の検討を適切に行うことができる混雑度予測表示システム、混雑度予測表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、複数台設置された昇降機の作業を実行する際の混雑度を予測して表示する混雑度予測表示システムであり、昇降機についての情報が記憶されたマスタ情報記憶部と、作業の計画情報が複数記憶された作業計画情報記憶部と、昇降機の利用者の人数のデータが記憶される収集データ記憶部と、マスタ情報記憶部に記憶された情報で示される昇降機の内の少なくとも一部を、作業計画情報記憶部に記憶された複数の計画情報に作業により休止した際の、それぞれの計画情報ごとの昇降機の混雑度をシミュレーションで予測する運行模擬部と、運行模擬部で予測した複数の計画情報の混雑度を提示する表示画面を生成する運行状況画面生成部と、を備える。
本発明によれば、昇降機の稼働停止を含む保守点検やリニューアル工事などの作業の期間中の昇降機の利用者人数予測や混雑状況予測を、条件を変えて様々な形態でシミュレーションできるようになり、適切な作業期間の設定が可能になる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施の形態例によるデータセンタの構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例によるエレベーター側の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例によるデータセンタのハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例による表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による表示画面の例(工事計画選択画面)を示す図である。 本発明の一実施の形態例による表示画面の例(全体の混雑度予測画面)を示す図である。 本発明の一実施の形態例による表示画面の例(詳細な混雑度予測画面)を示す図である。 本発明の一実施の形態例による表示画面の例(一部の利用者をシフトした場合の混雑度予測画面)を示す図である。 本発明の一実施の形態例による表示画面の例(工事見積金額の比較画面)を示す図である。 本発明の一実施の形態例による表示画面の例(保全計画の検索画面)を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態例(以下「本例」と称する)を、添付図面を参照して説明する。
[データセンタの構成]
図1は、本例の混雑度予測表示システムが備えるデータセンタ4の構成を示す。
データセンタ4は、ビルに設置された群管理エレベーター5や、その群管理エレベーター5の利用者を計測する人流監視機器6からの情報を収集して、各種作業時の混雑度を予測して、予測結果を携帯端末3に送る処理を行う。群管理エレベーター5は、複数台のエレベーターで構成される。ここでの混雑度を予測する作業には、エレベーターの一部又は全てを更新するリニューアル作業や、定期的又は不定期で行われる保守点検作業など、エレベーターを休止して行われる様々な作業が含まれる。以下の例では、リニューアル作業の場合を説明する。
携帯端末3は、エレベーターについての営業員や技術員などの作業関係者1が所持する端末である。この携帯端末3は、タブレット端末、スマートフォン、ノート型パーソナルコンピュータなどが適用可能であり、データセンタ4と通信を行う機能を有し、データセンタ4から受信した情報を表示する表示部を備える。図1では、携帯端末3の構成については省略する。営業員や技術員などの作業関係者1は、携帯端末3に表示される情報に基づいて、群管理エレベーター5が設置されたビルの管理者である顧客2と、リニューアル作業についての打ち合わせを行う。
データセンタ4は、サーバ処理部10、エレベーター運行模擬部20、収集データ記憶部30、ビルマスタ情報記憶部40、エレベーター作業計画情報記憶部50、リニューアル工事見積情報記憶部60、通信部70、及び運行人流データ収集部80を備える。
サーバ処理部10は、エレベーター運行状況画面生成部11と、情報検索部12とを有する。
エレベーター運行状況画面生成部11は、エレベーター運行模擬部20でシミュレーションした結果に基づいた混雑状況の表示画面の情報を生成する(運行状況画面生成処理)。そして、エレベーター運行状況画面生成部11が生成した表示画面の情報を携帯端末3に送信する。エレベーター運行模擬部20でのシミュレーションが行われた結果の表示画面の例については、図5以降で説明する。
サーバ処理部10から携帯端末3への情報の送信は、例えば無線電話回線を使って行われる。
情報検索部12は、エレベーター運行模擬部20でシミュレーションするのに必要な情報を各記憶部30,40,50,60から検索して取得する。
エレベーター運行模擬部20は、情報検索部12で検索して得られた情報に基づいて、エレベーター運行をシミュレーションする運行模擬処理を行い、そのシミュレーションで得られた利用人数から混雑度の推定を行う。
収集データ記憶部30は、エレベーター運行情報記憶部31と、人流監視情報記憶部32とを有して、収集データ記憶処理を行う。
すなわち、エレベーター運行情報記憶部31は、運行人流データ収集部80を介して通信部70が収集した群管理エレベーター5の運行状況の情報を記憶する。
また、人流監視情報記憶部32には、運行人流データ収集部80を介して取得された、通信部70が収集したエレベーターの利用者の人数の情報である人流情報が記憶される。
ビルマスタ情報記憶部40には、群管理エレベーター5を構成する各号機のエレベーターの種類、形式、階床の数、号機の数などのマスタ情報が記憶される(マスタ情報記憶処理)。
エレベーター作業計画情報記憶部50には、群管理エレベーター5の作業(リニューアル作業)を行う際の作業計画が複数記憶される(作業計画情報記憶処理)。このエレベーター作業計画情報記憶部50に記憶される作業計画情報は、工事情報作成端末7によって作成されたものであり、作業を行う日(曜日)、作業を行う時間帯、同時に行う号機の数の少なくともいずれか1つが異なる複数の作業計画である。
リニューアル工事見積情報記憶部60には、エレベーター作業計画情報記憶部50に記憶されるそれぞれの作業計画情報ごとの作業に要する金額の見積額が記憶される。このリニューアル工事見積情報記憶部60に記憶される見積額は、例えば工事情報作成端末7から取得される。
[ビル側の構成]
図2は、データセンタ4の運行人流データ収集部80が情報を収集するビル側の構成である、群管理エレベーター5と人流監視機器6の構成を示す。
群管理エレベーター5は、複数台(複数号機)のエレベーター101a〜101n(nは台数に対応した整数)を備え、この複数台のエレベーター101a〜101nの運行が群管理エレベーター制御部102により制御される。群管理エレベーター制御部102による複数台のエレベーター101a〜101nの運行制御は、複数台を1つ又は複数の群として統括的に制御する場合と、複数台を個別に制御する場合のいずれでもよい。また、群管理エレベーター制御部102は、複数台のエレベーター101a〜101nの内のいずれか1台又は複数台についてリニューアル作業や保守作業を行う際に、該当する号機の運行を停止させる制御を行う。
群管理エレベーター制御部102により制御される各号機のエレベーター101a〜101nの運行状況は、運行データ記憶部104に記憶される。
運行データ記憶部104に記憶される運行データは、通信部103を経由してデータセンタ4に送信される。
人流監視機器6は、エレベーターの人流を監視するセンサとして、各階床のエレベーター乗場に設置された乗場カメラ201と、各号機の乗りかご内に設置されたかご内カメラ202と、人流監視装置203とを備える。乗場カメラ201とかご内カメラ202は、撮影した画像の解析処理で、それぞれの撮影場所の人数を取得する。人流監視装置203は、セキュリティゲートなどの通過人数を直接カウントする機器である。
乗場カメラ201とかご内カメラ202と人流監視装置203とで得られた人数の情報である人流監視データは、人流監視データ記憶部211に記憶される。人流監視データ記憶部211に記憶される人流監視データには、データを取得した日付(曜日)や時間帯などが付加されて記憶される。
また、人流監視データ記憶部211に記憶される人流監視データは、通信部212を経由してデータセンタ4に送信される。
なお、運行データ記憶部104に記憶されるエレベーターの運行データや、人流監視データ記憶部211に記憶される人流監視データは、リアルタイムでデータセンタ4に送信する必要はない。例えば、1ヶ月や数ヶ月などのある程度の期間の運行データや人流監視データを、一括してデータセンタ4に送信してもよい。この場合、運行データや人流監視データは、メモリカードなどの記録媒体に記録させて、その記録媒体をデータセンタ4に送るようにしてもよい。
[データセンタのハードウェア構成]
図3は、データセンタ4のハードウェア構成例を示す。
データセンタ4は、情報処理を行うコンピュータで構成される。
図3に示すデータセンタ(コンピュータ)4は、バスにそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit:中央処理ユニット)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303を備える。さらに、データセンタ4は、不揮発性ストレージ304と、ネットワークインタフェース305と、入力部306と、表示部307を備える。
CPU301は、データセンタ4での予測処理や画面生成処理を実行するソフトウェアのプログラムコードをROM302から読み出して実行する演算処理部であり、制御部として機能する。
RAM303には、演算処理の途中に発生した変数やパラメータ等が一時的に書き込まれる。
不揮発性ストレージ304には、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの大容量の情報記憶部が用いられる。不揮発性ストレージ304には、データセンタ4が実行する予測機能を実行するプログラムや、各記憶部30〜60の記憶データが格納される。
ネットワークインタフェース305には、例えば、NIC(Network Interface Card)などが用いられる。ネットワークインタフェース305は、外部(携帯端末3,群管理エレベーター5,人流監視機器6など)と各種情報の送受信を行う。
入力部306は、データセンタ4の設定などで必要な各種情報の入力処理を行う。
表示部307には、データセンタ4の作動状況などが表示される。また、エレベーター運行状況画面生成部11が生成した画面を表示部307に表示してもよい。
なお、データセンタ4が入力部306や表示部307を備えるのは一例であり、データセンタ4が入力部306や表示部307を備えない構成としてもよい。
また、データセンタ4が図3に示すコンピュータで構成するのは一例であり、コンピュータ以外のその他の演算処理を行う装置で構成してもよい。例えば、データセンタ4が行う機能の一部又は全部を、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウェアによって実現してもよい。
[データセンタで表示画面を作成する処理の流れ]
図4は、本例のデータセンタ4が行う処理の流れを示すフローチャートである。
この図4に示す処理の流れは、携帯端末3を所持した作業関係者1(営業員又は技術員)が、エレベーターのリニューアル工事を行う際の作業プランごとの混雑度を、携帯端末3で確認して、顧客2と打ち合わせなどを行う際の処理の流れである。
まず、作業関係者1は、携帯端末3の画面上で、リニューアル工事の対象エレベーターを選択する(ステップS1)。このリニューアル工事の対象エレベーターの選択は、図5のエレベーターのリニューアル工事計画選択画面400で行われる。すなわち、図5に示すエレベーターのリニューアル工事計画選択画面400には、リニューアル工事対象エレベーター選択欄401が表示され、このリニューアル工事対象エレベーター選択欄401には、対象となるビル内の全てのエレベーターが一覧で示される。
ここで、作業関係者1は、リニューアル工事対象エレベーター選択欄401に示されたエレベーターの中で、リニューアル工事を実行するエレベーターの号機を選択する。ここで、エレベーター号機の選択に当たっては、複数の号機を同時に選択することができる。複数の号機を同時に選択した際には、複数のリニューアル工事が実行される場合の混雑度の予測処理が行われる。
次に、作業関係者1は、携帯端末3の画面上で、顧客2が希望するリニューアル工事種別を選択する。例えば、作業関係者1は、エレベーターのリニューアル工事計画選択画面400のリニューアル工事種別選択欄402に表示された、制御リニューアル、準撤去リニューアル、全撤去リニューアルの内のいずれか1つを選択する。制御リニューアルは、エレベーターの制御装置などを更新する作業である。準撤去リニューアルは、エレベーターのロープや制御装置などの一部を更新する作業である。全撤去リニューアルは、ガイドレールなどの一部の構造物を除いてエレベーター全体を撤去して更新する作業である。
その後、作業関係者1は、エレベーターのリニューアル工事計画選択画面400の検索ボタン403を押して、データセンタ4での検索を実行する(ステップS2)。
エレベーターリニューアル工事計画についての検索の指示が画面上であると、データセンタ4で、画面上で選択された号機及び工事種別の工事計画が、エレベーター作業計画情報記憶部50に予め登録された情報から検索される。このデータセンタ4での検索は、例えばサーバ処理部10の情報検索部12で行われる。そして、データセンタ4で検索されたリニューアル工事プランの一覧が、携帯端末3の画面上に表示される(ステップS3)。
例えば、図5に示すエレベーターのリニューアル工事計画選択画面400のリニューアル工事プラン選択欄404に、検索されたリニューアル工事プランの一覧が表示される。この表示画面の作成は、例えばサーバ処理部10のエレベーター運行状況画面生成部11で行われる。
図5の例では、リニューアル工事プラン選択欄404として、プラン名、工事期間、工期、プラン内容の一覧が表示される。プラン内容として、終日工事を実施、平日夜間と土日に工事を実施、平日日中に工事を実施、土日に工事を実施、などの詳細が表示される。なお、リニューアル工事プラン選択欄404に表示されるプランは、エレベーター作業計画情報記憶部50に登録された情報に基づいているが、工事期間表示欄405は、作業関係者1が顧客2からの要望を聞きながら、作業開始日や作業終了日を変更(入力)できるようにしてもよい。
そして、作業関係者1は、リニューアル工事プラン選択欄404により、運行状況を予測するプランを1つ又は複数個選択し、運行状況予測ボタン406を押す。
なお、エレベーターのリニューアル工事計画選択画面400には、選択されたプランの概算見積を算出する概算見積算出ボタン407と、終了ボタン408も表示される。
運行状況予測ボタン406が押されると、データセンタ4のエレベーター運行模擬部20は、指定された工事が実行されて該当する号機のエレベーターが工事中に休止したときの混雑度を予測する処理を行う。エレベーター運行模擬部20が混雑度を予想する際には、収集データ記憶部30のエレベーター運行情報記憶部31に記憶された過去の運行情報と人流監視情報記憶部32に記憶された過去の人流情報が使用される。
例えば、エレベーター運行模擬部20は、過去の一定期間内の、同じ曜日や時間帯別の平均の人流情報を収集データ記憶部30から取得して、各プランの工事を実行した場合の作業期間中に稼働している各号機全体での利用者数を推定する。そして、エレベーター運行模擬部20は、推定した利用者数から、群管理エレベーター全体での時間帯ごとの混雑度を算出する。そして、予測した利用者数や混雑度の結果が、携帯端末3の画面上に表示される(ステップS4)。
例えば、図6に示すエレベーターのリニューアル工事期間運行状況予測画面500が、携帯端末3の画面上に表示される。この表示画面の作成は、例えばサーバ処理部10のエレベーター運行状況画面生成部11で行われる。
この図6に示すエレベーターのリニューアル工事期間運行状況予測画面500には、工事実施時間帯表示欄501、エレベーター利用者数表示欄502、混雑度予測グラフ503、混雑度閾値504、日付選択欄505、工事プラン選択欄506が表示される。また、エレベーターのリニューアル工事期間運行状況予測画面500には、時間帯別運行状況ボタン507と戻るボタン508が表示される。ここで、混雑度閾値504は、エレベーターの乗りかごの乗客数が定員になってしまうような、非常に混雑した状態を判定する閾値である。つまり、混雑度閾値504を超える混雑度となることは、好ましくない状態である。
図6に示すように、混雑度予測グラフ503では、図5のリニューアル工事計画選択画面400のリニューアル工事プラン選択欄404で選択した全ての工事プランが区別できるように表示される。具体的には、Aプラン、Bプラン、Cプランの3つの混雑度予想が、1つの混雑度予測グラフ503の上に重ねて表示される。
また、混雑度予測グラフ503には、工事(作業)を行わなかった場合、つまり全ての号機を稼働させた場合の混雑度についても参考に表示させている。これにより、リニューアル工事期間運行状況予測画面500では、リニューアル工事プラン毎の混雑度グラフの比較と、通常時(工事実施前)の混雑度との比較が可能になっている。
なお、図6に示す例では、複数のプラン(Aプラン、Bプラン、Cプラン)の混雑度予想を、1つの混雑度予測グラフ503に重ねて表示するようにしたが、それぞれのプランごとのグラフを画面上に並べて表示してもよい。
再び、図4に戻って説明を続ける。図6のリニューアル工事期間運行状況予測画面500を見た作業関係者1は、混雑度閾値504を超えたプランがあり、工事期間中のエレベーター運行に影響があるか否かを判断する(ステップS5)。
このステップS5で、混雑度閾値504を超えたプランがない場合(ステップS5のNo)、作業関係者1は、さらに別のプランの確認を行うか否かを判断する(ステップS10)。ステップS10で、他のプランについても確認する場合(ステップS10のYes)、ステップS1のエレベーター選択に戻り、他のプランの予測と表示を実行する。
また、ステップS5で、混雑度閾値504を超えたプランがある場合(ステップS5のYes)、作業関係者1は、リニューアル工事期間運行状況予測画面500の時間帯別運行状況ボタン507を押し、携帯端末3が表示する画面を、工事時間帯別の運行状況予測表示画面の表示に遷移させる(ステップS6)。
図7は、エレベーターリニューアル工事の時間帯別運行状況予測画面600を示す。
エレベーターリニューアル工事の時間帯別運行状況予測画面600には、時間帯別利用者数推移601、混雑度表示欄602、混雑度予測グラフ603、混雑度閾値604、利用者数グラフ606,607が表示される。利用者数グラフ606,607は、12:00〜13:00の時間帯の利用者数グラフ606と、13:00〜14:00の時間帯の利用者数グラフ607である。また、エレベーターリニューアル工事の時間帯別運行状況予測画面600には、シフト対象時間帯選択欄608、シフト時間幅選択欄609、シフト人数入力欄610、時間シフト運用予測ボタン611、戻るボタン612が表示される。
この図7の例では、混雑度の悪化時間帯605は、混雑度閾値604を超えたことを示している。
ここで、時間帯別運行状況予測画面600を見た作業関係者1は、時間シフト運用予測ボタン611を押すことで、データセンタ4のエレベーター運行模擬部20が、ビルの一部の利用者の利用時間帯をシフトさせる予測を実行する(ステップS7)。
ここでは、まず作業関係者1は、図7の時間帯別利用者数推移601を見て、混雑している時間帯の利用者数グラフ606について、シフト対象時間帯選択欄608で選択する。
次に、作業関係者1は、シフトする時間幅をシフト時間幅選択欄609から選択し、シフト対象となる人数をシフト人数入力欄610に入力後、時間シフト運用予測ボタン611を選択する。図7の例では、シフト時間幅選択欄609は、15分、30分、45分、60分の4つが選択可能であり、シフト人数入力欄610は、任意の人数の入力が可能である。
なお、シフト対象となる利用者については、エレベーター運行模擬部20が、対象時間帯の利用者をランダムに抽出してもよいが、特定の階床の利用者をシフト対象としたり、特定の階床の特定エリアの利用者をシフト対象としてもよい。あるいはまた、群管理エレベーターが停止する階を、高層階と下層階に分け、どちらか一方の利用者を時間シフト対象としたり、フロアー単位での人数を設定できるようにしたり、入居しているテナントの人数を設定できるようにしてもよい。ここでのシフトとは、例えば特定の階床のオフィスの昼休みの時間を、指定した時間だけシフトするようなことが考えられる。
図8は、一部の利用者の利用時間帯をシフトさせた場合のエレベーターのリニューアル工事時間帯別運行状況予測画面700の例を示す。
図8に示すエレベーターのリニューアル工事時間帯別運行状況予測画面700の表示内容は、基本的には図7に示す時間帯別運行状況予測画面600と同じであるが、12:00〜13:00の時間帯の利用者数グラフ701がシフトで利用者を減らした期間であり、13:00〜14:00の時間帯の利用者数グラフ702がシフトで利用者が増える時間である。
また、時間シフト前の混雑度予測グラフ703と、時間シフト後の混雑度予測グラフ704とを重ねて表示する。この図8の例では、時間シフト後の混雑度予測グラフ704が、混雑度閾値707以下になっていることが分かる。つまり、時間シフトすることで、利用者が分散されると予想される。
このようにして、本例によると、出勤時間や昼休み時間などの混雑している時間帯を指定し、該当する時間帯のエレベーターの利用者の指定した人数を後ろ(又は前)に時間シフトした運用のシミュレーションが可能になる。
なお、図7の時間帯別運行状況予測画面600において、シフト人数入力欄610には、利用者数グラフ606の利用者数と利用者数グラフ607の利用者が平準化されるように値を入力するのが好ましい。但し、シフト時間幅選択欄609で設定した時間幅によっては、適切に平準化されない場合がある。そのような場合には、図7の時間帯別運行状況予測画面600でシフト時間幅選択欄609の時間幅を別の値に変更し、運行シミュレーションを再実行して、最適な時間幅を設定する。また、シフト時間幅選択欄609で設定する時間は、時間幅(分)を数値で直接入力できるようにしてもよい。
図8のエレベーターのリニューアル工事時間帯別運行状況予測画面700は、シフト中を示すため、時間シフト運用予測ボタン705はグレーなどで薄く表示される。そして、エレベーターのリニューアル工事時間帯別運行状況予測画面700の戻るボタン706が押されることで、図7の表示などに戻る。
再び図4に戻って説明を続ける。図8のエレベーターのリニューアル工事時間帯別運行状況予測画面700でシフトの効果を確認した作業関係者1は、シフトにより混雑が緩和され、エレベーターの運行に影響がないか否かを判断する(ステップS8)。
このステップS8で、シフト後であっても影響がある場合(ステップS8のNo)、作業関係者1は、顧客2との打ち合わせで工事プランや計画を見直し(ステップS9)、ステップS1のエレベーター選択に戻り、見直したプランの予測と表示を実行する。
また、ステップS8で、シフトによって影響がなくなった場合(ステップS8のYes)、作業関係者1は、さらに別のプランの確認を行うか否かを判断する(ステップS10)。ステップS10で、他のプランについても確認する場合(ステップS10のYes)、ステップS1のエレベーター選択に戻り、他のプランの予測と表示を実行させる。
そして、ステップS10で、他のプランを確認しない場合(ステップS10のNo)、作業関係者1は、概算見積の表示の指示を行い、工事プラン毎のコスト比較結果を確認し(ステップS11)、終了する。
図9は、ステップS11での表示されるエレベーターのリニューアル工事見積金額比較画面800の例を示す。このリニューアル工事見積金額比較画面800は、リニューアル工事見積情報記憶部60が記憶したリニューアル工事見積情報に基づいて、エレベーター運行状況画面生成部11で作成される。但し、ステップS1からステップS10までの流れで、リニューアル工事の期間などの条件が変更された場合は、その変更された条件での概算見積が表示される。
図9に示すように、エレベーターのリニューアル工事見積金額比較画面800は、工事プラン見積金額比較表801と、戻るボタン802とを有する。
工事プラン見積金額比較表801の欄は、プラン毎の工事(作業)の代金の見積金額を表示する。このエレベーターのリニューアル工事見積金額比較画面800は、例えば顧客2から概算見積の提示要求などがあった場合に表示して、顧客2に提示する。
以上説明したように、本例のシステムによると、ビル管理会社やビルオーナーなどの顧客が管理するビルに設置されたエレベーターのリニューアル工事を実施する場合に、作業時におけるエレベーターの混雑を事前に予測して、顧客に提示できるようになる。また、予測に基づいて、混雑緩和のための対応が必要な場合には、混雑する時間帯を指定後、シフト人数や時間シフト幅を設定し、該当する時間帯の利用者の時間シフトによる運用変更を運行シミュレーションにて実施して、混雑の緩和の効果を確認することも可能になる。
さらに、各プランでエレベーターのリニューアル工事を実施した場合の見積金額についても算出して表示でき、顧客への工事プランの提示を適切に行えるようになる。
[変形例]
なお、本発明は、上述した実施の形態例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、図5〜図8の例では、エレベーターのリニューアル工事を行う際の作業プランに基づいた混雑度の推定を行うようにした。これに対して、リニューアル工事以外のエレベーターを休止して行う作業時の混雑度の推定を、同様にデータセンタ4が行うようにしてもよい。
例えば、データセンタ4は、図5に示すリニューアル工事計画選択画面400の代わりに、図10に示すエレベーターの保全作業計画検索画面900を作成して、エレベーターの保全作業についての計画を、同様の手順で行うようにしてもよい。
図10に示すエレベーターの保全作業計画検索画面900は、作業開始日時選択欄901、作業終了日時選択欄902、検索ボタン903、保全作業計画一覧表示欄904、運行状況予測ボタン905、終了ボタン906を有する。
そして、作業関係者1は、この保全作業計画検索画面900の作業開始日時選択欄901と作業終了日時選択欄902とで範囲を指定した上で、検索ボタン903を押す。これにより、保全作業計画一覧表示欄904に、指定した範囲内に予定されている保全作業の一覧が表示される。この保全作業は、エレベーターの稼働を一時的に停止して行うものである。
この保全作業計画一覧表示欄904に一覧を表示した状態で、運行状況予測ボタン905を押すことで、一覧表示した各作業を行う際の混雑度の表示画面に移行する。混雑度の表示画面は、リニューアル工事時の画面と同様である。また、保全作業を実行する日付(曜日)や時間帯の選択を行った場合、それらの選択ごとの保全作業に要する見積金額を表示してもよい。
このようにして、リニューアル工事以外に、保全作業などのエレベーターを休止して行う様々な作業時の混雑度についても、予測して表示できるようになる。なお、保全作業計画についての処理を行う場合、データセンタ4のエレベーター作業計画情報記憶部50には、保全計画情報が記憶される。
また、上述した実施の形態例では、エレベーターのリニューアル工事や保全作業時の混雑度を比較できるようにしたが、エレベーター以外の昇降機についても、同様の処理でリニューアル工事や保全作業時の混雑度を比較できるようにしてもよい。例えば、エスカレーターなどの昇降機に適用してもよい。
また、上述した実施の形態例では、データセンタ4に設置されたサーバ処理部10やエレベーター運行模擬部20が、運行状況の画面を生成して、営業員や技術員が所持した携帯端末3に画面を表示させる情報を送って、携帯端末3で結果を表示させるようにした。これに対して、データセンタ4が備える表示装置が、作成した画面を表示するようにしてもよい。
あるいはまた、営業員や技術員が所持した携帯端末3内に、本例の処理を実行するプログラム(ソフトウェア)を実装させて、データセンタ4側から混雑度の推定に必要な各情報を携帯端末3が取得して、作業時の携帯端末3が混雑度の推定処理と表示画面作成処理を行うようにしてもよい。
また、図5〜図10に示す各画面の例は一例であり、その他の形態の表示画面としてもよい。例えば図6に示すエレベーターのリニューアル工事期間運行状況予測画面500では、エレベーター利用者数表示欄502を設けたが、このエレベーター利用者数表示欄502は省略して、混雑度予測グラフ503のみを表示した画面としてもよい。混雑度予測の表示形態についても、時間帯ごとの混雑度を示すグラフは一例であり、時間帯ごとに混雑度を大、中、小などの状態を示す文字や図形で示すようにしてもよい。あるいは、パーセントなどの数値で、混雑度を示すようにしてもよい。
また、上述した実施の形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
さらに、上述した実施の形態例において、本発明の主旨を変えない範囲内で、装置又はシステム構成の変更や、一部の処理手順の省略や入れ替えを行ってもよい。
また、運転モードの切り替え処理を行うプログラム等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、光ディスク等の記録媒体に置くことができる。
さらにまた、図1や図2のブロック図では、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものだけを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。また、図4に示すフローチャートにおいて、処理結果に影響を及ぼさない範囲で、複数の処理を同時に実行するか、あるいは処理順序を変更してもよい。
1…作業関係者(営業員,技術員)、2…顧客、3…携帯端末、4…データセンタ、5…群管理エレベーター、6…人流監視機器、7…工事情報作成端末、10…サーバ処理部、11…エレベーター運行状況画面生成部、12…情報検索部、20…エレベーター運行模擬部、30…収集データ記憶部、31…エレベーター運行情報記憶部、32…人流監視情報記憶部、40…ビルマスタ情報記憶部、50…エレベーター作業計画情報記憶部、60…リニューアル工事見積情報記憶部、70…通信部、80…運行人流データ収集部、101a〜101n…エレベーター、102…群管理エレベーター制御部、103…通信部、104…運行データ記憶部、201…乗り場カメラ、202…かご内カメラ、203…人流監視装置、211…人流監視データ記憶部、212…通信部、301…中央処理ユニット(CPU)、302…ROM、303…RAM、304…不揮発性ストレージ、305…ネットワークインタフェース、306…入力部、307…表示部、400…リニューアル工事計画選択画面、401…リニューアル工事対象エレベーター選択欄、402…リニューアル工事種別選択欄、403…検索ボタン、404…リニューアル工事プラン選択欄、405…工事期間表示欄、406…運行状況予測ボタン、407…概算見積算出ボタン、408…終了ボタン、500…エレベーターのリニューアル工事期間運行状況予測画面、501…工事実施時間帯表示欄、502…エレベーター利用者数表示欄、503…混雑度予測グラフ、504…混雑度閾値、505…日付選択欄、506…工事プラン選択欄、507…時間帯別運行状況ボタン、508…戻るボタン、600…エレベーターのリニューアル工事時間帯別運行状況予測画面、601…時間帯別利用者数推移、602…混雑度表示欄、603…混雑度予測グラフ、604…混雑度閾値、605…混雑度の悪化時間帯、606…利用者数グラフ(12:00〜13:00)、607…利用者数グラフ(13:00〜14:00)、608…シフト対象時間帯選択欄、609…シフト時間幅選択欄、610…シフト人数入力欄、611…時間シフト運用予測ボタン、612…戻るボタン、700…エレベーターのリニューアル工事時間帯別運行状況予測画面、701…利用者数グラフ(12:00〜13:00)、702…利用者数グラフ(13:00〜14:00)、703…混雑度予測グラフ(時間シフト前)、704…混雑度予測グラフ(時間シフト後)、705…時間シフト運用予測ボタン、706…戻るボタン、800…エレベーターのリニューアル工事見積金額比較画面、801…工事プラン見積金額比較表、802…戻るボタン、900…エレベーターの保全作業計画検索画面、901…作業開始日時選択欄、902…作業終了日時選択欄、903…検索ボタン、904…保全作業計画一覧表示欄、905…運行状況予測ボタン、906…終了ボタン

Claims (10)

  1. 複数台設置された昇降機の作業を実行する際の混雑度を予測して表示する混雑度予測表示システムであり、
    前記昇降機についての情報が記憶されたマスタ情報記憶部と、
    前記作業の計画情報が複数記憶された作業計画情報記憶部と、
    前記昇降機の利用者の人数のデータを収集して記憶する収集データ記憶部と、
    前記マスタ情報記憶部に記憶された情報で示される前記昇降機の内の少なくとも一部を、前記作業計画情報記憶部に記憶された複数の計画情報に作業により休止した際の、それぞれの計画情報ごとの前記昇降機の混雑度をシミュレーションで予測する運行模擬部と、
    前記運行模擬部で予測した複数の計画情報の混雑度を提示する表示画面を生成する運行状況画面生成部と、を備える
    混雑度予測表示システム。
  2. 前記複数の計画情報は、作業を実行する日と、作業を実行する時間帯と、同時に作業を実行する昇降機の台数の少なくともいずれか1つが相違するものであり、
    前記運行模擬部は、シミュレーションした複数の計画情報ごとの混雑度を、1つの画面上で比較できる表示画面を生成する
    請求項1に記載の混雑度予測表示システム。
  3. 前記運行模擬部で得られた複数の計画情報ごとの混雑度の表示画面は、前記作業の作業関係者が保持する端末に送信し、
    前記端末が備える表示部の画面上で、シミュレーションした複数の計画情報ごとの混雑度を表示させる
    請求項2に記載の混雑度予測表示システム。
  4. 前記運行模擬部は、前記昇降機を休止しない場合の通常時の前記昇降機の混雑度についてもシミュレーションで予測し、前記運行状況画面生成部が生成する表示画面には、予測した通常時の混雑度についても提示する
    請求項3に記載の混雑度予測表示システム。
  5. 前記作業計画情報記憶部に記憶された複数の計画情報の内で、前記運行模擬部がシミュレーションする計画情報は、前記端末からの指示で選択された計画情報である
    請求項3に記載の混雑度予測表示システム。
  6. 作業計画情報記憶部に記憶されたそれぞれの計画情報ごとの作業に要する見積金額を記憶する見積情報記憶部を有し、
    前記見積情報記憶部に記憶された見積金額の情報に基づいて、前記端末が備える表示部の画面上で、各作業計画の見積金額を表示する
    請求項3に記載の混雑度予測表示システム。
  7. 前記運行模擬部は、前記収集データ記憶部に記憶された人数のデータの内の、一部の階床又は一部のエリアの利用者の利用時間帯をシフトさせた場合の前記昇降機の混雑度をシミュレーションで予測して提示する
    請求項1に記載の混雑度予測表示システム。
  8. 前記作業計画情報記憶部に記憶される作業の計画情報は、前記昇降機のリニューアル工事の作業の計画情報又は前記昇降機の保全作業の計画情報である
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の混雑度予測表示システム。
  9. 複数台設置された昇降機の作業を実行する際の混雑度を予測して表示する混雑度予測表示方法であり、
    前記昇降機についての情報を記憶させるマスタ情報記憶処理と、
    前記作業の計画情報を複数記憶させる作業計画情報記憶処理と、
    前記昇降機の利用者の人数のデータを収集して記憶する収集データ記憶処理と、
    前記マスタ情報記憶処理で記憶した情報で示される前記昇降機の内の少なくとも一部を、前記作業計画情報記憶処理で記憶された複数の計画情報に作業により休止した際の、それぞれの計画情報ごとの前記昇降機の混雑度をシミュレーションで予測する運行模擬処理と、
    前記運行模擬処理により予測した複数の計画情報の混雑度を提示する表示画面を生成する運行状況画面生成処理と、
    を含む
    混雑度予測表示方法。
  10. 複数台設置された昇降機の作業を実行する際の混雑度を予測する処理をコンピュータに実行させるプログラムであり、
    前記昇降機についての情報を記憶するマスタ情報記憶手順と、
    前記作業の計画情報を複数記憶する作業計画情報記憶手順と、
    前記昇降機の利用者の人数のデータを収集して記憶する収集データ記憶手順と、
    前記マスタ情報記憶手順で記憶した情報で示される前記昇降機の内の少なくとも一部を、前記作業計画情報記憶手順で記憶した複数の計画情報に作業により休止した際の、それぞれの計画情報ごとの前記昇降機の混雑度をシミュレーションで予測する運行模擬手順と、
    前記運行模擬手順により予測した複数の計画情報の混雑度を提示する表示画面を生成する運行状況画面生成手順と、をコンピュータに実行させる
    プログラム。
JP2019217763A 2019-12-02 2019-12-02 混雑度予測表示システム、混雑度予測表示方法及びプログラム Active JP7280811B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019217763A JP7280811B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 混雑度予測表示システム、混雑度予測表示方法及びプログラム
SG10202010315YA SG10202010315YA (en) 2019-12-02 2020-10-19 Congestion degree prediction display system, congestion degree prediction display method, and program
CN202011248901.4A CN112978529B (zh) 2019-12-02 2020-11-10 拥挤度预测显示系统和显示方法、计算机可读介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019217763A JP7280811B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 混雑度予測表示システム、混雑度予測表示方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021089454A true JP2021089454A (ja) 2021-06-10
JP7280811B2 JP7280811B2 (ja) 2023-05-24

Family

ID=76220092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019217763A Active JP7280811B2 (ja) 2019-12-02 2019-12-02 混雑度予測表示システム、混雑度予測表示方法及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7280811B2 (ja)
CN (1) CN112978529B (ja)
SG (1) SG10202010315YA (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023203842A1 (ja) * 2022-04-18 2023-10-26 株式会社Nttドコモ 混雑度探索システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7499208B2 (ja) * 2021-03-31 2024-06-13 株式会社日立ビルシステム 人流管理システム及び人流管理方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001357152A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 保守管理装置及び保守サービス管理方法
US20020173970A1 (en) * 2001-03-09 2002-11-21 Tomoyuki Hamada Support system for maintenance contract of elevator
JP2007254119A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Hitachi Ltd 群管理エレベータ監視システム
JP2016004523A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社日立ビルシステム エレベータ保守支援システムおよびエレベータ保守支援方法
JP2016160079A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 株式会社日立製作所 エレベーター管理システムおよびエレベーター管理方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4901822A (en) * 1987-08-06 1990-02-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Group supervisory apparatus for elevator
JP3050466B2 (ja) * 1993-06-24 2000-06-12 株式会社日立ビルシステム 昇降機の修理計画作成装置
JP5355491B2 (ja) * 2010-05-11 2013-11-27 三菱電機株式会社 作業現場作業管理システム
JP2012056697A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータシステム
JP5526092B2 (ja) * 2011-09-06 2014-06-18 株式会社日立製作所 電子化エレベータ
JP5823551B2 (ja) * 2014-03-06 2015-11-25 東芝エレベータ株式会社 エレベータ管理システム
JP6306959B2 (ja) * 2014-07-04 2018-04-04 株式会社日立製作所 エレベータの群管理制御装置及びエレベータの群管理制御方法
CN104123502B (zh) * 2014-08-18 2017-02-15 中建安装工程有限公司 基于三维施工图模型的机电安装统筹系统及统筹方法
JP6430008B2 (ja) * 2015-07-03 2018-11-28 株式会社日立製作所 群管理エレベータ装置及び群管理による乗車号機の割り当て方法
JP6617291B2 (ja) * 2016-10-25 2019-12-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装システムおよび段取り作業の進捗表示システム
CN107169747A (zh) * 2017-06-19 2017-09-15 郑州航空工业管理学院 一种土木建筑各项工程的管理系统
JP6718415B2 (ja) * 2017-06-26 2020-07-08 株式会社日立ビルシステム 部品交換予測装置、部品交換予測システム、部品交換予測方法
CN108280587B (zh) * 2018-02-07 2022-02-25 山东东泰工程咨询有限公司 评价涉路工程施工期间交通组织方案优劣的系统及方法
CN108647833A (zh) * 2018-05-21 2018-10-12 西南交通大学 选择施工工法的方法、装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001357152A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 保守管理装置及び保守サービス管理方法
US20020173970A1 (en) * 2001-03-09 2002-11-21 Tomoyuki Hamada Support system for maintenance contract of elevator
JP2007254119A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Hitachi Ltd 群管理エレベータ監視システム
JP2016004523A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社日立ビルシステム エレベータ保守支援システムおよびエレベータ保守支援方法
JP2016160079A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 株式会社日立製作所 エレベーター管理システムおよびエレベーター管理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023203842A1 (ja) * 2022-04-18 2023-10-26 株式会社Nttドコモ 混雑度探索システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN112978529A (zh) 2021-06-18
SG10202010315YA (en) 2021-07-29
CN112978529B (zh) 2022-06-28
JP7280811B2 (ja) 2023-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102009885B (zh) 升降机维护管理系统
JP6030169B2 (ja) エレベータの保守作業支援装置、システム、及び方法
JP7273601B2 (ja) 混雑解析装置及び混雑解析方法
JP2018002390A (ja) エレベーターシステム及び部品交換時期予測装置
JP2021089454A (ja) 混雑度予測表示システム、混雑度予測表示方法及びプログラム
US20180305175A1 (en) Elevator management system
CN111086936B (zh) 电梯信息显示系统
KR20200061413A (ko) 보수 계획 시스템 및 보수 계획 방법
JP2019109655A (ja) 建物利用状態管理システムおよび方法
CN111144692A (zh) 一种智慧城市运维管理方法、装置和计算机可读存储介质
JP4796417B2 (ja) 群管理エレベータ監視システム
JP5873913B2 (ja) 業務復旧支援システムおよび集約管理システム
CN113836614A (zh) 大楼信息显示系统和大楼信息显示方法
JP7213786B2 (ja) エレベーター運行診断装置およびエレベーター運行診断システム
WO2020225875A1 (ja) 運行状況表示システムおよび運行状況表示方法
JP7360995B2 (ja) 昇降機の混雑状況表示システムおよび方法
JP2021012497A (ja) 保守作業計画支援装置及び保守作業計画支援方法
JP7248073B1 (ja) 閉じ込め状況推定装置、出向計画システム、閉じ込め状況推定方法、制御方法、プログラム
JP7403606B1 (ja) 管理装置、管理方法及び管理プログラム
JP7259918B1 (ja) 出向計画システム、制御方法およびプログラム
JP7268719B1 (ja) 出向計画システム、制御方法およびプログラム
JP7298666B2 (ja) 出向計画システム、制御方法およびプログラム
KR102538688B1 (ko) 리스크 평가 기반 사고 예측 안전관리 장치 및 방법
JP2005157861A (ja) オンサイトディスパッチシステム、オンサイトディスパッチ方法、および、オンサイトディスパッチプログラム
JP2023135940A (ja) 管理装置および管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230512

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7280811

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150