JP2021080828A - 内装パネル - Google Patents

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Kazuaki Umeoka
一哲 梅岡
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直彦 前田
恒也 田中
Koya Tanaka
恒也 田中
岡田 芳弘
Yoshihiro Okada
芳弘 岡田
悠吉 新田
Yukichi Nitta
悠吉 新田
昇平 多田
Shohei Tada
昇平 多田
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Abstract

【課題】軽量化を図りながらも、剛性を向上し得る内装パネルを提供する。【解決手段】内装パネル1は、発泡樹脂層10と、該発泡樹脂層の室内側に設けられた難燃性シート12と、該難燃性シートの室内側に設けられた化粧層13と、該発泡樹脂層の内装下地6側に設けられ、該発泡樹脂層の樹脂主成分と樹脂主成分が同一とされたガラス繊維強化樹脂層14と、を備えており、前記ガラス繊維強化樹脂層は、該ガラス繊維強化樹脂層を構成するガラス繊維シート14aに前記発泡樹脂層を構成する樹脂組成物が含浸されて形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、建物の天井や壁などを構成する内装パネルに関する。
従来より、吊天井に用いられる天井パネルなどの内装パネルは、ロックウールやファイバーグラス、発泡体等によって構成され、軽量化が図られている。
例えば、下記特許文献1には、難燃性ウレタン発泡体から構成された断熱パネルが開示されている。
特開2016−70058号公報
しかしながら、上記のような断熱パネルからなる天井パネルは、軽量ではあるものの、施工した状態では、自重によって中央部が垂れるように撓み易く、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、軽量化を図りながらも、剛性を向上し得る内装パネルを提供する。
上記目的を達成するために、本発明に係る内装パネルは、発泡樹脂層と、該発泡樹脂層の室内側に設けられた難燃性シートと、該難燃性シートの室内側に設けられた化粧層と、該発泡樹脂層の内装下地側に設けられ、該発泡樹脂層の樹脂主成分と樹脂主成分が同一とされたガラス繊維強化樹脂層と、を備えており、前記ガラス繊維強化樹脂層は、該ガラス繊維強化樹脂層を構成するガラス繊維シートに前記発泡樹脂層を構成する樹脂組成物が含浸されて形成されていることを特徴とする。
本発明に係る内装パネルは、上述のような構成としたことで、軽量化を図りながらも、剛性を向上させることができる。
(a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る内装パネルの一例を模式的に示し、(a)は、概略平面図、(b)は、図2(a)におけるX−X線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図、(c)は、図2(a)におけるY−Y線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 (a)は、同内装パネルを施工した状態を模式的に示す一部破断概略平面図、(b)は、同内装パネルの一部破断概略縦断面図である。 (a)〜(d)は、いずれも本発明の他の実施形態に係る内装パネルの一例を模式的に示す一部破断概略縦断面図である。 (a)、(b)は、いずれも本発明の更に他の実施形態に係る内装パネルの一例を模式的に示す一部破断概略縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、以下の各実施形態では、各実施形態に係る内装パネルの一例としての天井パネルを施工した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1及び図2は、第1実施形態に係る内装パネルの一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る内装パネルは、天井パネル1を構成し、図1(b)及び図2(b)に示すように、発泡樹脂層10と、この発泡樹脂層10の室内側に設けられた難燃性シート12と、この発泡樹脂層10の内装下地(天井下地)6側に設けられたガラス繊維強化樹脂層14と、を備えている。
この天井パネル1が固定される天井下地6としては、木造天井下地でもよく、鋼製天井下地でもよい。また、天井下地6を、軽鉄材を用いたいわゆる軽天下地としてもよい。図例では、天井下地6を、吊木や吊ボルト等の吊部材7に野縁8を吊り下げた構成としたいわゆる吊天井とした例を示しているが、種々の構成とされたものでもよい。
また、この天井パネル1は、住居やオフィス等の比較的に小型の建物の天井として施工されるものでもよく、体育館やホール、ショッピングモール、工場、学校等の比較的に大型の各種の建物の天井として施工されるものでもよい。
また、この天井パネル1は、単位面積(1m)当たりの質量が2.0kg以下とされたものでもよい。また、この天井パネル1の質量を、上記のような軽天下地からなる天井下地6を含んだ天井システム全体の質量が2.0kg/m以下となるような質量としてもよい。なお、本実施形態に係る内装パネルとしては、天井パネル1を構成するものに限られず、壁パネルを構成するものでもよい。この場合は、間柱やスタッド等の壁下地を内装下地として把握するようにすればよい。
また、この天井パネル1は、平面視して(厚さ方向に見て)、略方形状とされている。この天井パネル1は、平面視して略正方形状とされたものでもよく、略長方形状とされたものでもよい。この天井パネル1の平面視した状態における大きさは、取扱性や施工性等の観点から適宜の大きさとしてもよく、例えば、1辺の長さが0.3m以上とされたものでもよく、2.0m以下とされたものでもよい。また、略長方形状とされた天井パネル1においては、短辺の長さが0.3m以上で、長辺の長さが2.0m以下とされたものでもよい。また、略正方形状とされた天井パネル1においては、1辺の長さが0.6m以上、1.5m以下とされたものでもよく、0.9m〜1.2m程度とされたものでもよい。また、この天井パネル1の厚さ(後記する中央部位5の厚さ)は、層構成等にもよるが、例えば、2.5mm〜15.0mm程度としてもよく、好ましくは、3.0mm〜12.0mm程度としてもよく、より好ましくは、3.0mm〜6.0mm程度としてもよい。
難燃性シート12は、当該天井パネル1が建築基準法において定められた不燃材料等に必要な性能に関する技術的基準を満たすように適宜の構成とされたものでもよい。例えば、当該天井パネル1が技術的基準における「難燃材料」の基準を満たすように構成されたものでもよく、好ましくは、「準不燃材料」の基準を満たすように構成されたものでもよく、より好ましくは、「不燃材料」の基準を満たすように構成されたものでもよい。この難燃性シート12としては、例えば、薄シート状とされた箔状のアルミシートでもよい。この難燃性シート12を構成するアルミシートの厚さは、5μm〜50μm程度でもよく、好ましくは、7μm〜40μm程度でもよく、より好ましくは、10μm〜30μm程度でもよい。
本実施形態では、難燃性シート12は、後記する発泡樹脂層10を構成する樹脂組成物によって発泡樹脂層10に積層一体化されている。つまり、難燃性シート12は、別途の接着剤等を介することなく、発泡樹脂層10を構成する樹脂組成物の自己接着性によって発泡樹脂層10に積層一体化されている。このような構成とすれば、接着剤等を介して難燃性シート12を発泡樹脂層10に積層したものと比べて、皺等が形成され難く、また、製造効率を向上させることができる。なお、このような態様に代えて、難燃性シート12と発泡樹脂層10とが適宜の接着剤等によって積層一体化されたものでもよい。
また、当該天井パネル1の室内側に設けられる難燃性シート12としては、上記のような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものの採用が可能である。例えば、吸熱性金属水酸化物を含む樹脂含浸ガラス繊維不織布板等としてもよい。
また、本実施形態では、天井パネル1は、この難燃性シート12の室内側に、ガラス繊維シート13を更に積層した構成とされている。このガラス繊維シート13は、厚さが0.1mm〜0.5mm程度の薄シート状とされている。このガラス繊維シート13としては、ガラス不織布(ガラスペーパー)でもよく、目付が20g/m〜250g/m程度とされたものでもよく、好ましくは、目付が30g/m〜100g/m程度とされたものでもよい。また、このガラス繊維シート13と難燃性シート12とは、適宜の接着剤等によって積層一体化されたものでもよい。なお、このように積層一体化されたガラス繊維シート13と難燃性シート12とを含む複合シートが後記する発泡樹脂層10を構成する樹脂組成物によって発泡樹脂層10に積層一体化されたものでもよい。また、このガラス繊維シート13と難燃性シート12を構成するアルミシートとを含む複合シートを、難燃性シートとして把握するようにしてもよい。また、当該天井パネル1の室内側に向く面、つまり、ガラス繊維シート13の表面を、印刷や塗装等の適宜の表面化粧処理が施された化粧面としてもよい。つまりは、ガラス繊維シート13が化粧層を構成するものとしてもよい。または、当該天井パネル1の室内側に向く面を、適宜の化粧シートが貼着される下地面としてもよい。なお、化粧層としては、ガラス繊維シート13に限られず、印刷や塗装等の適宜の表面化粧処理が施された他のシート材でもよく、また、印刷、塗装等によって形成されたものでもよい。また、化粧層の印刷に用いる塗料に含まれる顔料、添加物等は、難燃性を確保する観点から、無機系であることが好ましい。
ガラス繊維強化樹脂層14は、樹脂主成分が発泡樹脂層10の樹脂主成分と同一とされている。このガラス繊維強化樹脂層14を構成するガラス繊維シート14a(図2(b)参照)は、目付が50g/m〜300g/mのガラスクロスとされている。このガラス繊維シート14aの目付は、好ましくは、50g/m〜150g/mでもよく、より好ましくは、50g/m〜100g/mでもよい。このようなガラス繊維シート14aとしては、厚さが0.1mm〜0.5mm程度の薄シート状とされたものでもよい。また、このガラス繊維シート14aとしては、ガラス繊維の織布が好ましく、例えば、縦糸及び横糸にガラスロービングを用いて製織した平織、絡み織等の織物であるガラスクロスでもよい。ガラスクロスを用いることにより、熱変形を生じ難くすることができる。なお、ガラス繊維シート14aとしては、このようなガラスクロスに限られず、ガラスペーパーやガラスマットでもよい。
また、本実施形態では、ガラス繊維強化樹脂層14は、ガラス繊維シート14aに発泡樹脂層10を構成する樹脂組成物が含浸されて形成されている。つまり、発泡樹脂層10の一部にガラス繊維強化樹脂層14を一体的に設けた構成としている。このような構成とすれば、別途に作成されたガラス繊維強化樹脂層を構成するシートを発泡樹脂層10に積層したものと比べて、境界剥離等をより生じ難くすることができる。また、製造効率を向上させることができる。このガラス繊維強化樹脂層14は、上記樹脂組成物の発泡により気泡を含んだ構成とされたものでもよい。また、このガラス繊維強化樹脂層14は、例えば、ガラス繊維シート14aを適宜の金型や枠材等に配置し、発泡樹脂層10を構成する樹脂組成物をガラス繊維シート14aに供給(塗布)して含浸させて形成されたものでもよい。また、天井パネル1は、天井下地6側に配されるガラス繊維シート14a及び室内側に配される難燃性シート12(及びガラス繊維シート13)のうちの一方に、発泡樹脂層10を構成する樹脂組成物を供給し、この供給された樹脂組成物を覆うように他方を配置して成形するようにしてもよい。この場合は、例えば、ダブルベルトプレス装置や複数の履板を連結した無限軌道帯を備えたプレス装置等によって連続成形するようにしてもよい。
発泡樹脂層10は、当該天井パネル1の大部分を占める。この発泡樹脂層10の厚さは、天井パネル1の厚さの80%〜99%であることが好ましく、85%〜95%であることがより好ましい。この発泡樹脂層10の厚さは、例えば、2.3mm〜14.8mm程度としてもよく、好ましくは、2.5mm〜11.5mm程度としてもよく、より好ましくは、2.5mm〜5.5mm程度としてもよい。また、この発泡樹脂層10を構成する樹脂組成物は、本実施形態では、発泡倍率が10倍〜30倍の発泡ポリウレタン樹脂とされている。このような構成とすれば、軽量化を図ることができる。また、発泡樹脂層10の厚さ方向両側の難燃性シート12及びガラス繊維強化樹脂層14のうちの一方または両方を、上記のように発泡樹脂層10を構成する樹脂組成物によって発泡樹脂層10に積層一体化することができ、製造効率を向上させることができる。この発泡樹脂層10を構成する樹脂組成物の発泡倍率は、好ましくは、15倍〜25倍程度でもよい。
また、本実施形態では、発泡樹脂層10を構成する樹脂組成物を、難燃性ポリウレタン樹脂組成物としている。このような構成とすれば、上記のような発泡倍率としたことも相俟って難燃性(不燃性)をより向上させることができる。つまり、発泡樹脂層10に含まれる有機材の量が比較的に少なくなるため総発熱量を低くすることができる。このような難燃性ポリウレタン樹脂組成物としては、ポリイソシアネート化合物、ポリオール化合物、触媒、発泡剤、整泡剤及び添加剤を含んだ構成とされたものでもよい。また、このような難燃性ポリウレタン樹脂組成物には、難燃剤や、フィラー、無機充填材が更に含まれていてもよい。発泡樹脂層10を構成する樹脂としては、ポリウレタン樹脂のほか、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等が例示される。
また、本実施形態では、天井パネル1は、図1(b)に示すように、第1方向両端部2,2に、他の部位となる中央部位5よりも発泡樹脂層10が高密度とされ、かつ厚さ寸法が小とされた固定部15,15を設けた構成とされている。このような構成とすれば、これら固定部15,15を介して天井下地6に対してねじや釘等の止具9を止着することができる。また、固定部15,15は、中央部位5よりも発泡樹脂層10が高密度とされ、かつ厚さ寸法が小とされているので、止具9の頭部9aが過度に埋没し難くなり、見栄え良く固定することができる。また、このように止具9によって天井パネル1を固定することができるので、ジョイナー等の接合部材を用いて施工する必要があるものと比べて、施工性を向上させることができる。
これら固定部15,15は、発泡樹脂層10の第1方向両端部11,11が他の部位よりも厚さ寸法が小とされて他の部位よりも薄く形成されている。発泡樹脂層10の第1方向両端部11,11は、例えば、第1方向両端部11,11に応じた部位の型面間寸法(クリアランス)が他の部位(中央側の部位)に応じた部位の型面間寸法(クリアランス)よりも小とされた適宜の金型等によって形成されたものでもよい。つまり、第1方向両端部11,11の発泡が他の部位よりも抑制されて結果的に第1方向両端部11,11が高密度とされたものでもよい。また、発泡樹脂層10(またはガラス繊維シート14及び難燃性シート12(及びガラス繊維シート13)を含む天井パネル1)は、第1方向に直交する第2方向に長尺状となるように連続成形的に形成されたものを適宜、切断等して形成されたものでもよい。例えば、ダブルベルトプレス装置や複数の履板を連結した無限軌道帯を備えたプレス装置等によって連続成形されたものでもよい。また、発泡樹脂層10の第1方向両端部11,11は、上記のような態様に代えて、発泡成形後に加熱圧縮することで形成されたものでもよい。
また、これら固定部15,15の厚さ寸法は、図1(b)に示すように、止具9の頭部9aの止具軸方向に沿う寸法よりも大とされている。これら固定部15,15の厚さ寸法は、当該天井パネル1の中央部位5の厚さ寸法の1/5〜1/2程度の寸法でもよく、例えば、1.0mm〜7.0mm程度でもよく、好ましくは、1.5mm以上でもよく、3.0mm以下でもよい。
また、これら固定部15,15の第1方向に沿う幅寸法は、天井下地6に対して止具9によって固定可能なように適宜の寸法としてもよい。これら固定部15,15の第1方向に沿う幅寸法を、天井下地6を構成する野縁8の同方向に沿う幅寸法の1/2以上の寸法としてもよく、図例では、野縁8の幅寸法の1/2程度とした例を示している。
本実施形態では、図1(a)に示すように、これら固定部15,15を、第1方向に直交する第2方向に延びるように、当該天井パネル1の第1方向両端部2,2の全体に亘って設けた構成としている。このような構成とすれば、第1方向両端部2,2の任意の位置に止具9を止着することができ、第2方向に間隔を空けて固定部15,15を設けたものと比べて、施工性を向上させることができる。
また、これら固定部15,15は、室内側に向く室内側面2aが中央部位5の室内側面5aと略面一状とされ、天井下地6側が中央部位5よりも凹んだ構成とされている。つまり、図1(a)、(b)に示すように、天井パネル1の第1方向両端部2,2には、天井下地6側となる厚さ方向一方側及び第1方向外側に向けて開口する凹段部16,16が第1方向両端部2,2の全体に亘って設けられている。このような構成とすれば、室内側に凹みを設けたものと比べて、室内側の見栄えを向上させることができ、また、天井高を高くすることができる。図例では、これら凹段部16,16を区画する第1方向外側に向く段壁面を、中央部位5の天井下地6側に向く面から凹段部16,16を区画する天井下地6側に向く段底面に向けて下るように傾斜する傾斜面とした例を示している。ガラス繊維強化樹脂層14は、凹段部16,16の段壁面及び段底面に沿うように設けられている。
また、本実施形態では、天井パネル1は、第1方向に直交する第2方向両端部3,4に、隣り合う天井パネル1に仮保持可能に連結される連結部を構成する雄実部17及び雌実部18を設けた構成とされている。第2方向第1端部3に雄実部17を設け、第2方向第2端部4に雌実部18を設けた構成としている。
雄実部17は、図1(a)、(c)に示すように、第2方向第1端部3から第2方向外側に向けて突出するように設けられている。この雄実部17は、図1(a)に示すように、第2方向第1端部3の第1方向の全体に亘って設けられておらず、第1方向中央側部位に設けられている。つまり、雄実部17は、上記のように固定部15,15が設けられた第1方向両端部2,2に至らないように設けられている。また、この雄実部17は、図1(c)に示すように、当該天井パネル1の厚さ方向途中部位(図例では、厚さ方向略中央部)に設けられている。
雌実部18は、図1(c)及び図2(a)に示すように、隣り合う天井パネル1の雄実部17が嵌め込まれる構成とされている。この雌実部18は、第2方向第2端部4の端面において第2方向外側に向けて開口するように設けられている。また、この雌実部18は、雄実部17と同様、図1(a)に示すように、第2方向第2端部4の第1方向の全体に亘って設けられておらず、第1方向中央側部位に設けられている。つまり、雌実部18は、上記のように固定部15,15が設けられた第1方向両端部2,2に至らないように設けられている。また、この雌実部18は、図1(c)に示すように、当該天井パネル1の厚さ方向途中部位(図例では、厚さ方向略中央部)に設けられている。
また、これら雄実部17及び雌実部18は、本実施形態では、発泡樹脂層10に設けられている。これら雄実部17及び雌実部18は、発泡樹脂層10(天井パネル1)を成形する際に形成されたものでもよく、成形後に切削や加熱圧縮等によって形成されたものでもよい。また、隣り合う天井パネル1に仮保持可能に連結される連結部としては、上記のような雄実部17及び雌実部18に限られず、両側に雌実状に設けられた凹部と雇実とによって構成されたものでもよく、相じゃくり状に形成された凹段部でもよい。
また、本実施形態では、天井パネル1は、四周端部(第1方向両端部2,2及び第2方向両端部3,4)の室内側縁部に、面取部19,19,19,19を設けた構成とされている。このような構成とすれば、隣り合う天井パネル1,1の室内側面同士の段差を目立ち難くすることができる。図例では、これら面取部19,19,19,19を、C面取状の傾斜面とした例を示しているが、R面取状の突湾曲面としてもよい。また、これら面取部19,19,19,19は、天井パネル1を成形する際に形成されたものでもよく、成形後に切削や加熱圧縮等によって形成されたものでもよい。
上記構成とされた天井パネル1は、図1(b)、(c)及び図2(a)に示すように、第1方向両端部2,2の固定部15,15が止具9によって天井下地6の野縁8に固定される。また、この際、天井パネル1の第2方向両端部3,4のうちの一方側端部に設けられた雄実部17及び雌実部18のうちの一方を、既に施工された第2方向に隣り合う天井パネル1の雄実部17及び雌実部18の他方に係合させて仮保持させて施工するようにしてもよい。
図例では、皿ねじ状の止具9の頭部9aの室内側に向く面が固定部15,15の室内側面2a,2aと略同一平面状となるように、止具9の頭部9aを固定部15,15に埋込状とし、止具9を野縁8に止着した(捩じ込んだまたは打ち込んだ)例を示している。
本実施形態に係る内装パネルを構成する天井パネル1は、上述のような構成としたことで、軽量化を図りながらも、剛性を向上させることができる。
つまり、天井パネル1は、発泡樹脂層10を備えているので、木質系ボードや石膏ボードと比べて、軽量化を図ることができる。また、発泡樹脂層10の室内側に難燃性シート12を設けた構成としているので、難燃性を向上させることができる。つまり、室内側において炎が発生した場合には、室内側の難燃性シート12によって発泡樹脂層10への延焼を遅延させることができる。
また、発泡樹脂層10の天井下地6側にガラス繊維強化樹脂層14を設けた構成としている。従って、ガラス繊維強化樹脂層14が補強層となって曲げ剛性及び寸法安定性を向上させることができ、施工後における垂れを抑制することができる。つまり、軽量化を図りながらも、施工後における垂れを抑制することができるので、天井パネル1として好適なものとなる。
また、本実施形態では、ガラス繊維強化樹脂層14の樹脂主成分を発泡樹脂層10の樹脂主成分と同一としているので、各層における馴染み性が良好となり、境界剥離等を生じ難くすることができる。
また、本実施形態では、難燃性シート12の室内側にガラス繊維シート13を積層した構成としている。従って、曲げ剛性及び寸法安定性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、ガラス繊維強化樹脂層14を構成するガラス繊維シート14aを、目付が50g/m〜300g/mのガラスクロスとし、難燃性シート12を、厚さが5μm〜50μmのアルミシートを含んだ構成としている。従って、軽量化を図りながらも適度な曲げ剛性を確保することができ、また、難燃性を向上させることができる。
次に、本発明に係る他の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の各実施形態では、先に説明した実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
図3(a)は、第2実施形態に係る天井パネルの一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る天井パネル1Aは、発泡樹脂層10Aの室内側(難燃性シート12側)に、ガラス繊維強化樹脂層14Aを設けた構成とされている。つまりは、発泡樹脂層10Aを厚さ方向両側の補強層を構成するガラス繊維強化樹脂層14,14Aによって挟んだ構成としている。この室内側のガラス繊維強化樹脂層14Aは、発泡樹脂層10Aの樹脂主成分と樹脂主成分が同一とされている。この室内側のガラス繊維強化樹脂層14Aは、天井下地6側のガラス繊維強化樹脂層14と同様、ガラス繊維シート14aに発泡樹脂層10Aを構成する樹脂組成物が含浸されて形成されている。この室内側のガラス繊維強化樹脂層14Aは、上記同様、樹脂組成物の発泡により気泡を含んだ構成とされたものでもよい。また、天井パネル1Aは、この室内側のガラス繊維強化樹脂層14Aの室内側に、上記同様、難燃性シート12及びガラス繊維シート13を設けた構成とされている。
この室内側のガラス繊維強化樹脂層14Aは、ガラス繊維シート14aに適宜の接着剤で難燃性シート12(及びガラス繊維シート13)が積層一体化されて複合シートとされた状態で、そのガラス繊維シート14aに発泡樹脂層10Aを構成する樹脂組成物が含浸されて形成されたものでもよい。つまり、難燃性シート12(及びガラス繊維シート13)がガラス繊維強化樹脂層14Aを構成する樹脂組成物によって発泡樹脂層10Aに積層一体化されたものでもよい。また、この場合、難燃性シート12がガラス繊維シート14aを通過した樹脂組成物に少なくとも部分的に接着されたものでもよい。つまり、上記のように目付が小さくされて目隙が多くなるガラス繊維シート14aから発泡樹脂層10Aを構成する樹脂組成物が染み出すようにして難燃性シート12に部分的に接着されたものでもよい。
本実施形態に係る天井パネル1Aにおいても、上記第1実施形態と略同様の効果を奏する。また、本実施形態では、発泡樹脂層10Aの厚さ方向両側に補強層となるガラス繊維強化樹脂層14,14Aを設けた構成としているので、曲げ剛性及び寸法安定性をより効果的に向上させることができる。これにより、軽量化を図りながらも、施工後における垂れをより効果的に抑制することができ、天井パネル1Aとしてより好適なものとなる。また、難燃性シート12の天井下地6側に、耐熱性の良好なガラス繊維シート14aを含むガラス繊維強化樹脂層14Aが設けられることとなるので、ガラス繊維シート14aの発熱量が少ないことに加え、火災時における形状維持性を向上させることができる。これにより、火災時における難燃性シート12の変形を抑制することができ、難燃性シート12による発泡樹脂層10への延焼遅延効果をより効果的に発揮させることができる。特に、上述のようにガラス繊維シート14aをガラスクロスとすれば、火災時における変形をより効果的に抑制することができる。
図3(b)は、第3実施形態に係る天井パネルの一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る天井パネル1Bは、発泡樹脂層10Bの天井下地6側に、発泡樹脂層10Bとは別体的に形成されたガラス繊維強化樹脂層14Bを積層一体化した構成とされている。このガラス繊維強化樹脂層14Bは、薄シート状とされ、ガラス繊維シートに含浸された樹脂組成物が硬化して形成されている。なお、このガラス繊維強化樹脂層14Bは、発泡樹脂層10Bに接着剤等によって積層されたものでもよく、発泡樹脂層10Bを構成する樹脂組成物によって積層一体化されたものでもよい。本実施形態においてもガラス繊維強化樹脂層14Bの樹脂主成分は、発泡樹脂層10Bの樹脂主成分と同一とされていることが好ましいが、異なっていてもよい。この場合のガラス繊維強化樹脂層14Bの樹脂主成分としては、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等を単独または2種類以上を併用したものを用いることができる。
本実施形態に係る天井パネル1Bにおいても、上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。
図3(c)は、第4実施形態に係る天井パネルの一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る天井パネル1Cは、発泡樹脂層10Cの厚さ方向両側(天井下地6側及び室内側)に、発泡樹脂層10Cとは別体的に形成されたガラス繊維強化樹脂層14B,14Cを積層一体化した構成とされている。これらガラス繊維強化樹脂層14B,14Cは、上記第3実施形態と同様、発泡樹脂層10Cに接着剤等によって積層されたものでもよく、発泡樹脂層10Cを構成する樹脂組成物によって積層一体化されたものでもよい。また、天井パネル1Cは、上記第2実施形態と同様、室内側のガラス繊維強化樹脂層14Cの室内側に、難燃性シート12及びガラス繊維シート13を設けた構成とされている。
本実施形態に係る天井パネル1Cにおいても、上記第2実施形態と概ね同様の効果を奏する。
図3(d)は、第5実施形態に係る天井パネルの一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る天井パネル1Dは、発泡樹脂層10Aの天井下地6側に設けられたガラス繊維強化樹脂層14の天井下地6側に、滲出抑制シート12Aを設けた構成としている。また、天井下地6側のガラス繊維強化樹脂層14を構成するガラス繊維シート14aを、目付が50g/m〜150g/mのガラスクロスとしている。また、本実施形態においても、上記第1実施形態及び第2実施形態と同様、天井下地6側のガラス繊維強化樹脂層14は、ガラス繊維シート14aに発泡樹脂層10Aを構成する樹脂組成物が含浸されて形成されている。また、本実施形態では、滲出抑制シート12Aは、天井下地6側のガラス繊維強化樹脂層14を構成するガラス繊維シート14aを通過した樹脂組成物に少なくとも部分的に接着されている。
滲出抑制シート12Aとしては、ガラス繊維強化樹脂層14を構成する樹脂組成物の滲出の抑制が可能なものであればよく、樹脂シートや金属シートでもよい。例えば、滲出抑制シート12Aを、上記した難燃性シート12と同様のアルミシートとしてもよく、難燃性シート12よりも薄いシートとしてもよい。例えば、滲出抑制シート12Aの厚さを、難燃性シート12の厚さの2/5〜3/5程度の厚さとしてもよい。
天井下地6側のガラス繊維強化樹脂層14は、ガラス繊維シート14aに適宜の接着剤で滲出抑制シート12Aが積層一体化されて複合シートとされた状態で、そのガラス繊維シート14aに発泡樹脂層10Aを構成する樹脂組成物が含浸されて形成されたものでもよい。また、このようにガラス繊維強化樹脂層14が形成される際に、ガラス繊維シート14aから染み出した樹脂組成物が滲出抑制シート12Aに部分的に接着されるものでもよい。つまり、滲出抑制シート12Aとガラス繊維シート14aとを積層一体化する接着剤は、ガラス繊維強化樹脂層14を構成する樹脂組成物のガラス繊維シート14aからの染み出しを許容するようにガラス繊維シート14aに塗布されたものでもよい。
また、本実施形態では、天井パネル1Dは、上記第2実施形態と同様、発泡樹脂層10Aの室内側に、ガラス繊維強化樹脂層14Aと難燃性シート12とガラス繊維シート13とを設けた構成とされている。
本実施形態に係る天井パネル1Dにおいても、上記第2実施形態と概ね同様の効果を奏する。また、本実施形態では、天井下地6側に滲出抑制シート12Aを設けた構成としているので、発泡樹脂層10Aの厚さ方向両側にシート状部材(難燃性シート12及び滲出抑制シート12A)が設けられることとなり、曲げ剛性及び寸法安定性をより効果的に向上させることができる。また、ガラス繊維シート14aの目付を50g/m〜150g/mとしているので、天井パネル1Dの軽量化を図ることができる。また、このようにガラス繊維シート14aの目付を小さくすれば、目隙が多くなり、成形する際にガラス繊維強化樹脂層14を構成する樹脂組成物が染み出してガラス繊維シート14aが樹脂組成物層内に埋没することが考えられる。上記のように滲出抑制シート12Aにガラス繊維シート14aを積層一体化した構成としているので、成形する際におけるガラス繊維シート14aの埋没を抑制することができる。
また、本実施形態では、滲出抑制シート12Aがガラス繊維シート14aを通過した樹脂組成物に少なくとも部分的に接着されているので、滲出抑制シート12Aの剥離を効果的に抑制することができる。また、滲出抑制シート12Aを金属シートとすれば、難燃性を向上させることができ、また、遮熱性や電磁波遮蔽性の向上も期待できる。
また、本実施形態では、発泡樹脂層10Aの天井下地6側にガラス繊維強化樹脂層14及び滲出抑制シート12Aを設け、発泡樹脂層10Aの室内側にガラス繊維強化樹脂層14A及び難燃性シート12を設けた構成としている。従って、発泡樹脂層10Aの厚さ方向両側に、ガラス繊維強化樹脂層14,14A及びシート状部材(難燃性シート12及び滲出抑制シート12A)が設けられることとなり、曲げ剛性及び寸法安定性をより効果的に向上させることができる。また、概ね表裏対称な構造となるので、反り抑制効果も期待できる。
なお、上記した第1実施形態、第3実施形態及び第4実施形態において説明した天井パネル1,1B,1Cにおいても、天井下地6側に、本実施形態において説明したような滲出抑制シート12Aを設けた構成としてもよい。
図4(a)は、第6実施形態に係る天井パネルの一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る天井パネル1Eは、層構成が上記第5実施形態と同様とされている。つまり、本実施形態では、天井パネル1Eは、発泡樹脂層10Dの室内側に、ガラス繊維強化樹脂層14A、難燃性シート12及びガラス繊維シート13を含む室内側層20を設けた構成とされている。また、天井パネル1Eは、発泡樹脂層10Dの天井下地6側に、ガラス繊維強化樹脂層14及び滲出抑制シート12Aを含む天井下地側層24を設けた構成とされている。また、本実施形態では、天井パネル1Eの第1方向両端部に上記のような固定部15を設けていない構成としている。また、図示は省略しているが、天井パネル1Eの第2方向両端部に上記のような雄実部17及び雌実部18を設けていない構成としている。なお、図1〜図3の断面図においては、発泡樹脂層の室内側及び天井下地6側に設けられる各層を、比較的に厚さを大きくして図示しているが、図4では、室内側層20及び天井下地側層24の各層を簡略化して1層として示している。
また、本実施形態では、天井パネル1Eの四周側端部のうちの少なくとも一側端部の端面に、難燃性シート12及びガラス繊維シート13を設けた構成としている。このような構成とすれば、図4(a)に示すように、隣り合う天井パネル1E,1Eの端面同士を突き合わせて施工された状態で室内側において火災が発生したような場合にも、発泡樹脂層を端面において露出させたものと比べて、端面からの燃焼を遅延させることができる。
好ましくは、天井パネル1Eの両側端部の端面に難燃性シート12及びガラス繊維シート13を設けた構成としてもよく、より好ましくは、四周側端部の端面に難燃性シート12及びガラス繊維シート13を設けた構成としてもよい。
また、本実施形態では、天井パネル1Eの端面に加え、側端部の天井下地6側面(裏面)に難燃性シート12及びガラス繊維シート13を設けた構成としている。このような構成とすれば、側端部の難燃性及び剛性を向上させることができる。また、このように裏面側に難燃性シート12及びガラス繊維シート13が設けられた部位に止具9を止着する態様とすれば、止具保持力を向上させることができる。
また、本実施形態では、天井パネル1Eの端面に、ガラス繊維シート13、難燃性シート12及びガラス繊維強化樹脂層14Aを含む端面層22を設けた構成としている。このような構成とすれば、端面層22によって端面の剛性を向上させることができる。また、天井パネル1Eの側端部の裏面に、ガラス繊維シート13、難燃性シート12及びガラス繊維強化樹脂層14Aを含む端部裏面層23を設けた構成としている。このような構成とすれば、側端部の難燃性及び剛性をより向上させることができ、また、止具保持力をより効果的に向上させることができる。
また、図例では、端部裏面層23を、天井下地側層24の側端部側部位を覆うように更に延在させた例を示している。つまり、側端部裏面の一部に、天井下地側層24と端部裏面層23とが重ね合わせられた部位を設けた構成としている。このように天井下地側層24と端部裏面層23とが重ね合わせられた部位に止具9が止着される構成としてもよい。なお、このように重ね合わせられた部位と天井下地側層24の他の部位との段差がなくなるように、側端部裏面に端部裏面層23を受け入れる凹段部を設けた構成としてもよい。このような凹段部は、切削等によって切除されることで形成されたものでもよく、圧縮によって形成されたものでもよい。
また、本実施形態では、天井パネル1Eの面取部19Aに、ガラス繊維シート13、難燃性シート12及びガラス繊維強化樹脂層14Aを含む面取表面層21を設けた構成としている。
これら面取表面層21、端面層22及び端部裏面層23は、ガラス繊維シート13、難燃性シート12及びガラス繊維強化樹脂層14Aを含む室内側層20に一連状に設けられている。このような構成とすれば、例えば、エッジシートを貼着して端面等を覆ったようなものと比べて、継目が形成されないので見栄えを向上させることができる。本実施形態では、これら面取表面層21、端面層22及び端部裏面層23は、室内側層20(またはガラス繊維シート13及び難燃性シート12)が溝底側に存在するように側端部の裏面側に設けられた折曲溝25,26の部位において折り曲げられて設けられている。このような折曲溝25,26としては、詳細な説明は省略するが、面取部19A及び端部裏面層23が形成されるように、かつ室内側層20(またはガラス繊維シート13及び難燃性シート12)を少なくとも残存させるように、発泡樹脂層10Dが適宜形状に切除され、また、天井下地側層24が切除されて複数本設けられたものでもよい。なお、これら折曲溝25,26は、発泡樹脂層10D等を切除して設けられたものに限られず、適宜の溝形成型を裏面側からプレスして形成されたものでもよい。つまり、これら折曲溝25,26は、発泡樹脂層10Dの気泡を押し潰すようにして発泡樹脂層10Dを圧縮(加熱圧縮)することで形成されたものでもよい。この場合は、図例のように折曲溝25,26の溝壁等が発泡樹脂層10Dによって構成されたものに代えて、天井下地側層24によって構成されたものでもよい。また、端部裏面層23も同様、裏面側の発泡樹脂層10Dを適宜の端部形成型によってプレスして形成されたものでもよい。
また、折曲溝25,26の内面や端部裏面層23の裏面に適宜、接着剤を塗布して折り曲げた構成としてもよい。
また、天井パネル1Eの四周側端部に面取表面層21、端面層22及び端部裏面層23を設ける場合には、折り曲げた際にコーナー部において各層や発泡樹脂層10Dが干渉し難くなるように、展開状態におけるコーナー部を適宜形状に切除しておくようにしてもよい。
本実施形態に係る天井パネル1Eにおいても、上記した効果に加え、上記第5実施形態と概ね同様の効果を奏する。なお、端面層22及び面取表面層21を設けた構成とすればよく、端部裏面層23を設けていない構成としてもよい。また、面取部19Aを設けない場合には、面取表面層21を設けていない構成としてもよい。この場合は、1本の折曲溝を設けた構成としてもよい。
図4(b)は、第7実施形態に係る天井パネルの一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る天井パネル1Fは、表面、側端面及び裏面の被覆構成が上記第6実施形態と同様とされている。つまり、本実施形態においても、天井パネル1Fは、面取部19A、側端部の端面及び裏面に、それぞれにガラス繊維シート13、難燃性シート12及びガラス繊維強化樹脂層14Aを含む面取表面層21、端面層22及び端部裏面層23を設けた構成とされている。本実施形態では、折曲溝25,26を設けずに、発泡樹脂層10Eの端面から外側に向けて室内側層20が延出された延出部位によって側端部の端面及び裏面を一連状に覆った構成としている。また、この室内側層20が延出された延出部位の裏面に適宜、接着剤を塗布して折り曲げて側端部の端面及び裏面を一連状に覆った構成としてもよい。
また、本実施形態では、天井パネル1Fの側端部に、この延出部位によって覆われる側端部の表面、端面及び裏面を構成し、発泡樹脂層10Eよりも高剛性の補強部材27を発泡樹脂層10Eに隣接させて設けた構成としている。このような構成とすれば、側端部の剛性を向上させることができる。また、このような補強部材27を設けずに発泡樹脂層10Eの側端部を被覆したものと比べて、表面と端面との境界部(稜線)の直線性を向上させることができる。
補強部材27は、天井パネル1Fの側端部に沿って長尺棒状とされている。この補強部材27は、天井パネル1Fの四周側端部に沿って枠状に設けられたものでもよい。また、本実施形態では、天井パネル1Fの表面側縁部に面取部19Aが形成されるように、補強部材27に面取部を設けた構成としている。
この補強部材27は、難燃性材料から形成されたものが好ましく、例えば、金属や、石膏、ケイ酸カルシウム等から形成されたものでもよい。また、この補強部材27の全体または一部に磁石を含んだ構成としてもよい。このような磁石を、隣り合う天井パネル1F,1Fに設けられた磁石同士が吸着し合うように設けた構成としてもよく、また、天井下地6に吸着するように設けた構成としてもよい。なお、このような態様に代えて、または加えて、天井パネル1Fの側端部裏面に埋込状にまたは付設状にシート状磁石を設けた構成としてもよい。
また、補強部材27は、その室内側面に被覆された室内側層20の表面と発泡樹脂層10Eの室内側に設けられた室内側層20の表面とが略同一平面状となるように設けられている。また、補強部材27は、天井下地6側に向く面が発泡樹脂層10Eの天井下地6側に設けられた天井下地側層24の天井下地6側に向く面と略同一平面状となるように設けられている。また、本実施形態においても、端部裏面層23を、補強部材27の天井下地6側に向く面に加えて、天井下地側層24の側端部側部位を覆うように設けた構成としている。また、図例では、このように天井下地側層24に端部裏面層23が重ね合わせられた部位に止具9を止着した例を示しているが、補強部材27が設けられた部位に止具9を止着する態様としてもよい。なお、本例及び各例では、止具9をねじとした例を示しているが、ねじに限られず、釘やステープル等としてもよい。また、図例では、補強部材27を、中実状とした例を示しているが、中空筒状とされたものでもよい。
本実施形態に係る天井パネル1Fにおいても、上記した効果に加え、上記第6実施形態と概ね同様の効果を奏する。
なお、補強部材27としては、上記のような面取部を設けた長尺棒状とされたものに限られず、端面層22の厚さ方向に厚さ方向を沿わせて配される薄平板状とされたものでもよい。また、本実施形態では、天井パネル1Fの側端部に補強部材27を埋込状に設けた例を示しているが、このような補強部材27を設けていない構成としてもよい。この場合は、室内側層20(またはガラス繊維シート13及び難燃性シート12)の延出部位によって発泡樹脂層10Aの端面を直接的に覆った構成としてもよい。
また、本実施形態及び上記第6実施形態では、第5実施形態と同様の層構成とされた天井パネル1E,1Fを例示しているが、他の実施形態と同様の層構成とされたものでもよい。
また、上記各実施形態において説明した互いに異なる構成の一部を組み替えたり、組み合わせたりして適用するようにしてもよい。また、上記各実施形態に係る天井パネル1,1A〜1Fの上記した各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
次に、本発明に係る内装パネルの実施例の一例及び比較例について説明する。
各実施例1〜3及び比較例1,2では、いずれも、発泡樹脂層を、発泡倍率20倍の発泡ポリウレタン樹脂から形成した。
実施例1では、図2(b)に示す天井パネル1と同様の層構成とした。また、室内側層(表側層)を、室内側のガラス繊維シートを構成する目付37g/mのガラスペーパーと、これの発泡樹脂層側の難燃性シートを構成する厚さ20μmのアルミシートと、によって構成した。また、下地側層(裏側層)を、ガラス繊維強化樹脂層を構成する目付200g/mのガラスクロスを含むガラスクロス強化樹脂層とした。この実施例1に係る内装パネルは、予め積層されたガラスペーパーとアルミシートとからなる複合シートのアルミシート上に、未硬化の発泡ポリウレタン樹脂を供給し、その上にガラスクロスを供給して作成した。この実施例1に係る内装パネルは、発泡樹脂層の厚さが約6.8mm、総厚さが7.1mm、質量が842g/mであった。
実施例2では、図3(a)に示す天井パネル1Aと同様の層構成とした。実施例2では、表側層を構成するアルミシートの発泡樹脂層側に目付200g/mのガラスクロスを含むガラスクロス強化樹脂層を設けた以外は、実施例1と概ね同様の層構成とした。この実施例2に係る内装パネルは、予め積層されたガラスペーパー、アルミシート及びガラスクロスからなる複合シートのガラスクロス上に、未硬化の発泡ポリウレタン樹脂を供給し、その上にガラスクロスを供給して作成した。ガラスクロスとアルミシートとは、アクリル系接着剤によって積層接着した。この実施例2に係る内装パネルは、発泡樹脂層の厚さが約5.3mm、総厚さが5.7mm、質量が1042g/mであった。
実施例3では、図3(d)に示す天井パネル1Dと同様の層構成とした。実施例3では、裏側層を構成するガラスクロス強化樹脂層の裏側(下地側)に滲出抑制シートを構成する厚さ9μmのアルミシートを設けた以外は、実施例2と概ね同様の層構成とした。この裏側層のアルミシートとガラスクロスとは、上記同様、アクリル系接着剤によって積層接着した。また、実施例3では、表側層及び裏側層の各ガラスクロス強化樹脂層を構成するガラスクロスの目付を、実施例2とは異なり、それぞれ85g/mとした。この実施例3に係る内装パネルは、発泡樹脂層の厚さが約3.69mm、総厚さが4.1mm、質量が545g/mであった。
比較例1では、発泡樹脂層の表裏両側に、厚さ20μmのアルミシート及び目付37g/mのガラスペーパーを設けた構成とした。つまり、この比較例1の内装パネルは、ガラス繊維強化樹脂層を備えていない。この比較例1に係る内装パネルは、表裏両側のアルミシート間に未硬化の発泡ポリウレタン樹脂を供給して作成した。この比較例1に係る内装パネルは、発泡樹脂層の厚さが6.6mm、総厚さが6.9mm、質量が803g/mであった。
比較例2では、表側層に、ガラスペーパーを設けずに、厚さ30μmのアルミシートの発泡樹脂層側に目付200g/mのガラスクロスを含むガラスクロス強化樹脂層を設けた以外は、比較例1と概ね同様の層構成とした。この比較例2に係る内装パネルは、表側層のアルミシート及びガラスクロスからなる複合シートのガラスクロス上に未硬化の発泡ポリウレタン樹脂を供給し、その上にアルミシートとガラスペーパーからなる複合シートを供給して作成した。この比較例2に係る内装パネルは、発泡樹脂層の厚さが約5.5mm、総厚さが5.6mm、質量が739g/mであった。
上記構成とされた各実施例1〜3及び比較例1,2の内装パネルの試験体(端面被覆なし)に対して、以下のような評価試験を行った。
<曲げ剛性評価試験>
JIS K7017に準拠し、各試験体(幅40mm、長さ120mm)に対して、試験速度を20mm/min、支点間距離(スパン)を100mmとして曲げ試験(3点曲げ法)を行い、曲げ剛性を算出(曲げ応力を測定してヤング率を算出して算出)した。測定装置は、SHIMADZU 万能試験機 AG-1/50N-10kNを用いた。結果は、実施例1では、14.9N・m、実施例2では、5.5N・m、実施例3では、3.8N・m、比較例1では、4.4N・m、比較例2では、4.2N・mであった。表1では、10N・m以上を優、2.5N・m以上を良として示している。
<反り評価試験>
各試験体(910mm×910mm)の一方向の両端部を、間隔を空けて設置された天井下地に固定し、その状態における各試験体の端部と中央部(一方向における中央部)との上下方向に沿う寸法(初期反り量)を測定した。結果は、実施例1では、−8.0mm(凹反り)、実施例2では、3.2mm(凸反り)、実施例3では、1.0mm(凸反り)、比較例1では、3.0mm(凸反り)、比較例2では、6.6mm(凸反り)であった。表1では、反り量が±2mm以内を優、±2mm〜5mm以内を良、±5mm〜10mm以内を可として示している。
<表面硬度評価試験>
各試験体(200mm×200mm)に対して、表面硬度評価試験を行った。この評価試験では、JIS A1408に準拠し、外径50.8mm、質量533gのおもりを、300mmの高さから各試験体の表面に落下させた。また、おもりの落下によって形成された各試験体の凹みの深さを測定した。結果は、実施例1では、1.55mm、実施例2では、1.24mm、実施例3では、1.22mm、比較例1では、1.9mm、比較例2では、1.24mmであった。表1では、凹みの深さが1.4mm以下を良、1.7mm以下を可、1.7mm超を不良として示している。
<ねじ保持力評価試験>
各試験体(100mm×100mm)に、ねじ(φ4mm、長さ30mm、皿頭 タッピンねじ)を下穴なしでねじ込み、ねじの引き抜きに要した荷重を測定した。測定装置は、SHIMADZU 万能試験機 AG-1/50N-10kNを用いた。表1では、85N以上を優、60N以上85N未満を良、40N以上60未満を可、40N未満を不良として示している。
Figure 2021080828
表1に示すように、実施例1の内装パネルは、反り量が他と比べて大きいものの、曲げ剛性に優れ、概ね良好な結果となった。また、実施例2,3の内装パネルは、全ての評価試験において良好な結果となり、特に、実施例2では、ねじ保持力に優れ、実施例3では、反り量が極めて小さく優れた結果となった。比較例1の内装パネルは、表面硬度及びねじ保持力が極めて小さく、比較例2の内装パネルは、反り量が大きく、ねじ保持力が小さい結果となった。
また、実施例3に係る内装パネルの試験体(100mm×100mm)に対して、「防耐火性能試験・評価業務方法書((一財)日本建築総合試験所:平成12年6月1日制定)」の「4.10.2 発熱性試験方法」に準拠して発熱性試験を行った。結果は、加熱開始後20分間の総発熱量が6.30MJ/m、加熱開始後20分間の最高発熱速度が101.10kW/mであり、加熱開始後20分間、裏面まで貫通する亀裂及び穴は認められなかった。この結果は、上記「4.10.2 発熱性試験方法」において定められた基準((1)加熱開始後20分間の総発熱量が8MJ/m以下であること。(2)加熱開始後20分間、防火上有害な裏面まで貫通する亀裂及び穴がないこと。(3)加熱開始後20分間、発熱速度が、10秒以上継続して200kW/mを超えないこと。)を満足し、難燃性(不燃性)についても優れた結果となった。
1,1A〜1F 天井パネル(内装パネル)
10,10A〜10E 発泡樹脂層
12 難燃性シート
12A 滲出抑制シート
13 ガラス繊維シート(化粧層)
14,14A〜14C ガラス繊維強化樹脂層
14a ガラス繊維シート
6 天井下地(内装下地)

Claims (6)

  1. 発泡樹脂層と、該発泡樹脂層の室内側に設けられた難燃性シートと、該難燃性シートの室内側に設けられた化粧層と、該発泡樹脂層の内装下地側に設けられ、該発泡樹脂層の樹脂主成分と樹脂主成分が同一とされたガラス繊維強化樹脂層と、を備えており、
    前記ガラス繊維強化樹脂層は、該ガラス繊維強化樹脂層を構成するガラス繊維シートに前記発泡樹脂層を構成する樹脂組成物が含浸されて形成されていることを特徴とする内装パネル。
  2. 請求項1において、
    前記ガラス繊維強化樹脂層の内装下地側に、滲出抑制シートが設けられていることを特徴とする内装パネル。
  3. 請求項2において、
    前記滲出抑制シートは、前記ガラス繊維シートを通過した前記樹脂組成物に少なくとも部分的に接着されていることを特徴とする内装パネル。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記難燃性シートは、前記発泡樹脂層を構成する樹脂組成物によって該発泡樹脂層に積層一体化されていることを特徴とする内装パネル。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記発泡樹脂層の前記難燃性シート側には、ガラス繊維強化樹脂層が設けられていることを特徴とする内装パネル。
  6. 請求項5において、
    前記難燃性シート側のガラス繊維強化樹脂層は、樹脂主成分が前記発泡樹脂層の樹脂主成分と同一であり、かつ該ガラス繊維強化樹脂層を構成するガラス繊維シートに前記発泡樹脂層を構成する樹脂組成物が含浸されて形成されていることを特徴とする内装パネル。
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