JPH02304144A - パネル - Google Patents

パネル

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JPH02304144A
JPH02304144A JP12614289A JP12614289A JPH02304144A JP H02304144 A JPH02304144 A JP H02304144A JP 12614289 A JP12614289 A JP 12614289A JP 12614289 A JP12614289 A JP 12614289A JP H02304144 A JPH02304144 A JP H02304144A
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JP
Japan
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panel
foam
density
density layer
panels
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Pending
Application number
JP12614289A
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English (en)
Inventor
Yasuo Tamura
靖夫 田村
Yukimasa Hase
長谷 行正
Katsuaki Tanaka
克明 田中
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Honen Corp
Original Assignee
Honen Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、軽量で加工性に富み、かつ優れた断熱性、遮
音性および防火性を有するパネルに関するものであり、
詳しくは、結合金具や装置なしにパネル同志を連接でき
ると共に、建物等に仮留め固定して容易に遮蔽体を形成
することができる施工性に優れたパネルに関するもので
ある。
(従来技術とその課題) 従来、建物の間仕切り壁などの遮蔽体には、コンクリー
ト打込み壁あるいは軸組みや枠材に釘などにより固定さ
れた合板や石こうボードなどの板壁が用いられていた。
これらの壁は建物に固定されたものであり、その建物の
使用目的の変化に応じて改造するときは、壁の撤去・更
新に多大な労力と時間および費用を要していた。
これらの欠点を解消し、遮蔽体の撤去・更新を容易にす
るために、スチールやアルミニウムなどの金属薄板、ケ
イ酸カルシウム板や合板などの薄板の間にロックウール
やグラスウールなどの芯材を配設して、これを枠材など
によって一体に接合したパネルが使用されるようになっ
た。
さらに、パネルを軽量化と低コスト化するために、発泡
体をそのままパネル本体となし、該パネルの上部および
下部を建物に仮留めまたは固定するための係止具を付し
たパネル(特開昭62−288242号公報参照)が提
案されている。
然るに、発泡体のみを本体とするパネルは軽量で低コス
トではあるが、遮蔽体として必要な力学的強度に乏しく
、強い力による曲げや衝撃により容易に破損するという
問題がある。それに加えてパネルの連接および固定には
特殊な結合金具や装置を必要とし、そのために、確かに
パネル自身のコストは安価であっても、連接および固定
用結合金具や装置に経費を要するため、壁体化したとき
のコストが結果的に低減されない、という問題もある。
(課題を解決するための手段) 遮蔽体として用いられる従来のパネルが有する問題点に
対して、軽量化と低コスト化を保持し、かつ曲げや衝撃
などの強い外力に対して抗力を有すると共に、特別な結
合金具や装置を必要とせずに、釘やビスなどの通常の結
合方法により容易に建物等への仮留めもしくは固定でき
る優れた施工性と、鋸などの通常工具により容易に切断
加工できるパネルを得ることを目的に研究を行った。
その結果、密度30〜200 Kg/m3の発泡体の間
に、パネル面に平行に1層以上のシート状の高密度層を
設けることにより、パネルの施工性、加工性および軽量
性を損わずに力学的強度を改善できることを見出し、そ
の知見をもとに本発明を完成した。
本発明のパネルの構成をさらに詳しく述べると、本発明
パネルは密度30〜200 Kglrdの発泡体の間に
、高密度層として厚さ 0.1〜10″′/イの金属、
合成樹脂、木質材あるいは無機質材料などから選ばれる
1種以上から成る面状体の層を1層以上設けたことを特
徴とするものである。
パネルの厚さは目的に応じて異なるが、通常壁材として
使用される程度の厚さとすると良く、例えば10〜10
0m#n程度の厚さが好ましい。高密度層の厚さは上記
の範囲から選択されるが、パネルの総厚に対する割合と
しては、2〜200分の1程度とすると良い。
本発明は、更に述べると、高密度層のタテ・ヨコの寸法
を発泡体のタテ・ヨコの寸法に比べて大とするか、ある
いは小とすることにより、パネルの施工性を著しく改善
できる特徴が得られた。
発泡体と高密度層との寸法に差異を設けることにより、
パネルの端面において高密度層が突出して突起部を形成
するか、あるいは高密度層の部分が凹みになって溝が形
成される。
高密度層の突起部はパネルの四周辺の全てに設けてもよ
く、また1〜3の周辺に設けてもよい。溝の設は方も突
起部と同様に、パネルの四周辺の1〜4の周辺に設ける
とよい。なお、突起部と溝とを、例えば、相対する二辺
の一方に突起部を設け、他方に溝を設けるようにするこ
ともできる。なお、パネル周辺に設ける溝は、上記のよ
うに高密度層が発泡体内に引っ込んでいるために形成さ
れるもののほかに、高密度層が金属シートのように薄い
ものでは高密度層と高密度層の間の発泡体が落ち込んで
いるようにして溝を形成してもよい。
パネルの周囲端面に設けられた高密度層の突起および溝
は、パネル同志を連接したり、また建物などへ仮留めあ
るいは固定する際に有効である。
その効果を詳しく述べると、まずパネル同志を連接する
際、パネル端部の突起部を当接する相手のパネル端部に
設けられた溝にはめ込むか、あるいはパネル端部の突起
部と相手のパネル端部に設けられた突起部とを重ね合わ
せて押し込み、同突起部を互いに相手のパネルの発泡体
内に喰い込ませることにより、パネル同志の強固な連接
を達成することができる。また、パネルを建物などへ仮
留めあるいは固定する際は、パネル周囲の端面に設けら
れた高密度層の突起部に釘打ちもしくはビス留めなどの
方法により容易に固定することができる。
パネル同志の連接と建物等への仮留めまたは固定を確実
に行い強固な遮蔽体を形成するためには、パネル端面に
設けられた突起部の長さや溝の深さは、パネルの大きさ
によって異なるが、1(1−100’″八とするのが好
ましい。また、高密度層の端面をナイフェツジのように
ティパー加工することにより、突起部と溝とを同時にパ
ネルの同一端面内に設けることができ遮蔽体を形成した
ときに生ずる不陸を防止すること・に役立つ。
また、突起部と溝は、パネル端面の全長にわたって設け
てもよいが、また、部分的に短かい長さで突起部あるい
は溝を設けることもできる。さらに、パネルの同一端面
に突起部と溝とを交互に設けることもできる。
建物等へのパネルの仮留めまたは固定の際に、パネル端
面より突出している突起部を例えば°“<°゛の字状あ
るいは°°S°゛字状などに折り曲げ加工を施してバネ
効果を発揮するように加工したり、あるいは突起部の端
面形状が矢印と成るように加工して嵌合突部を形成し建
物等に設けられた嵌合溝に嵌込めるようにしてもよい。
高密度層が木質材などのように折曲げ加工しにくいもの
では、嵌合突部としてゴムやプラスチック系エラストマ
ーより成る弾性体を突起部に取り付けることにより、建
物等に設けられたパネル固定用の溝に挿込むようにする
こともでき、それによって結合金具や結合装置のみなら
ず釘やビスをも使用せずにパネルを仮留めあるいは固定
することができる。その結果、パネルの施工性は一段と
改善されるようになる。
本発明のパネルの特徴は、パネルの主体な成す発泡体の
間に1層以上の薄い高密度層を設けたことである。高密
度層はパネルの力学的強度を支える役割りを有し、その
ために発泡体を低密度化しても所要のパネル強度を保持
できる。
また、発泡体は高密度層の変形を抑制する効果を有する
ため、高密度層をより薄くすることができる。
したがって、本発明のパネルは、発泡体と高密度層とを
組み合わせることにより、パネルの強度を保持しつつ軽
量化を達成することができたのである。それゆえ、30
〜200Kg/rrrの密度の発泡体と、厚さ 0.1
〜10″′への高密度層との組み合わせにより、パネル
の力学的強度を損わずにパネル全体の軽量化を実現し得
たものである。
本発明のパネルに使用される発泡体の密度が30Kg/
rrT’より小さい発泡体では、その表面の面材の有無
にかかわらず脆弱な材質となり、またパネル強度を維持
するために高密度層をより厚くする必要があり、結果的
にパネル重量が太き(なる。また、発泡体の密度が20
0Kg/ rrl’を越えると、その表面の面材の有無
にかかわらずパネル重量が著しく増加すると同時に加工
性が低下する。この際にパネル重量を軽減するために高
密度層をより薄くする方法が考えられるが、このような
方法では建物等にパネルを仮留めまたは固定したり、あ
るいはパネル同志な当接させて連接するに当って補助的
な接合金具や装置が必要になってくる。
本発明のパネルの発泡体内部に設けられる高密度層の厚
さが0.1″′八より薄いとき、パネル強度を保持する
ために発泡体の密度をより高める必要を生じ、結果的に
パネルの重量が増加する。それと同時にパネル同志の接
合および建物等への固定強度が不足するなどの欠点を生
ずる。また、高密度層の厚さがjOm八を越えるときは
、パネル重量が著しく増加し、加工性が低下して経済的
にも不利になる。
発泡体の密度とその内部に設けられる高密度層の厚さと
は、パネル重量と強度およびパネルの接合ならびに固定
強度等と密接な関係を有し、発泡体強度が30〜200
Kg/m3で、かつその内部の高密度層の厚さが0.1
〜lO″′への組み合わせが、パネル全体の重量をもつ
とも軽減し、かつ遮蔽体として使用するときの強度、加
工性、取り扱い易さおよび施工性を最適にする効果を示
すものである。
本発明のパネルの構成主体として使用される発泡体とし
ては、通常この種の分野で知られているものが使用でき
るが、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、軟質塩化
ビニル樹脂、硬質塩化ビニル樹脂、ポリビニルアルコー
ル、ポリ酢酸ビニル、シリコン樹脂、天然および合成ゴ
ム、ポリスチレン、ボリウレクン、ポリイソシアヌレー
ト、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フェノール系樹脂など
のプラスチック発泡体、およびケイ酸塩などを主体とす
る発泡体などを挙げることができ、これらのうち、いず
れのものでも使用されるが、それらのうち、硬質系発泡
体が特に好ましい。
また、これら発泡体は、通常その表面をクラフト紙、炭
酸カルシウムを主成分とする難燃紙、ケイ酸カルシウム
を主成分とする難燃紙、水酸化アルミニウムを主成分と
する難燃紙あるいはガラス繊維や無機繊維の不織布など
の面材で被覆したものが用いられるが、あるいはこれら
の面材が無く、発泡体そのままのものを用いても差支え
ない。また、発泡体の表面をエンボス加工、機械加工し
たり、あるいは塗装などの表面処理を施したものでも差
支えない。
さらに、本発明のパネルの表面に金属、合板、石こうボ
ードなどの薄板を接着しておいてもよいし、発泡体と高
密度層との境界面に溝などの凹凸を設けても差支えない
発泡体内部に設けられる1層以上の高密度層としては、
発泡体を補強し得る適当な強度と剛性を有するものであ
れば使用でき、具体的には厚さ0.1〜10″′への金
属、合成樹脂、木質材および無機質材料などから選ばれ
る1種以上の面状体が用いられる。そして、好ましくは
、厚さ0.1〜3″Iへの金属または/および合成樹脂
より成る面状体、または厚さ2〜10″′への木質材ま
たは/および無機質材料より成る面状体が適当である。
本発明で用いる金属の面状体としては、例えばスチール
、アルミニウム、銅、鉛、真ちゅう、亜鉛あるいはステ
ンレスなどのごとき金属類から成る平板や金網など、な
らびにメッキ鋼板や割振鋼板などのごとき加工板などを
挙げることができる。
また、合成樹脂より成る面状体とは、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレン、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリカー
ボネート、ポリイミド樹脂または液晶樹脂などから成る
平板、あるいはユリア樹脂、メラミン樹脂、ジアリルツ
クレート樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂およ
びエポキシ樹脂などのごとき硬化性樹脂の積層板やFR
Pなどから成る平板のことをいう。
さらに、ここでいう木質材または無機質材料より成る面
状体とは、木質材または無機質材料を主成分とする面状
体のことであり、例えば合板、ハードボード、パーティ
クル・ボード、MDF、パルプセメント板、木片セメン
ト板、石綿スレート、ケイ酸カルシウム板および石こう
ボードなどのごときものをいう。
もちろん、ここに示した材料は面状体のほんの1例に過
ぎず、これによって本発明の範囲を制約するものではな
い。
本発明のパネルの発泡体内部に設けられている高密度層
は、パネルの使用目的により1層のみならず、複数層を
設けることができる。高密度層を複数層設ける場合は、
金属板、合成樹脂板、木質板あるいは無機質材料板など
の任意の組み合わせを選ぶことができる。
また、パネルをより軽量化するために、これら高密度層
の任意の部分に、例えばパンチング加工などにより複数
の孔や切り欠き部を設けることもできる。
さらに、これら高密度層の形状は、通常、平板状のもの
を用いるが、そのほかに必要に応じて、例えば波板鋼板
やキーストンプレートなどのごとき波形もしくは山形な
どの形状に折り曲げ加工したものを使用してもよい。
本発明のパネルは、必要に応じ適当なアンダーコートな
どを塗布した高密度層の表面に直接発泡性プラスチック
液を塗布し発泡させて発泡体としてパネルを作成しても
よく、またあらかじめ作成した密度30〜200 I(
g/rn’の発泡体を例えば表面を含めて奇数層に設け
、その間に偶数層の薄い高密度層を交互に配して、公知
の接着剤あるいは粘着剤を用いて一体化することにより
製造してもよい。しかし、あらかじめ高密度層の一部を
面材として使用した発泡体を組み合わせておいて、接着
剤による貼り合わせ工数を省略することもできる。
(発明の効果) 低密度の発泡体層と薄い高密度層とを交互に組み合わせ
て配することにより、発泡体層の密度をより低下させて
も、高密度層の存在によりパネルとしての曲げ、圧縮お
よび衝撃に対する強度を保持することができる。また、
低密度の発泡体層が存在するために高密度層の変形が抑
えられ、より薄い層にすることができる。その結果、両
層を組み合わせることにより相互補完の効果が得られ、
パネル全体としてその力学的強度を損わずに軽量化する
ことができた。
また、低密度の発泡体層が存在することにより、本発明
のパネルは優れた断熱性と吸音性を有し、さらに高密度
層の存在により遮音性を改善することができる。
発泡体間に存在させる高密度層の端部をパネル周辺の端
面より突出させた突起部は、パネルを遮蔽体として建物
等に固定したり、あるいはパネル同志を連接する際に利
用でき、その突起部を釘やビスなどの通常の緊結方法に
より建物等へ接合することにより遮蔽壁を形成すること
ができる。また、高密度層の突起部を当接する相手パネ
ルの端面に形成された溝にはめ込むか、発泡体層へ喰い
込ませることにより、パネル同志を連接させて連続壁体
となすことができる。
また、高密度層の材料を選択することにより、鋸などの
通常工具により加工することも可能であり、特に高密度
層に不燃性の無機材料板や金属板を用いることにより、
発泡体のみでは得られない優れた防火性能を得ることが
できる。さらに、高密度層として合板などのごとき木質
板を使用したときでも、フェノール樹脂発泡体のごとき
難燃性の発泡体を組み合わせることにより、木質板の燃
焼性を著しく抑える効果も認められる。
そのほかに、本発明のパネルの表面に配された発泡体は
緩衝作用を有するので、本発明のパネルで形成された壁
体は衝突などによる人体の怪我に対する危険性を低減し
、安全性を高める効果をも有する。
このように優れた特徴を有する本発明のパネルは、一般
住宅や仮設小屋の内外壁や間仕切り材料、断熱材あるい
は天井材などへの用途に幅広く適用されるのみならず、
高層ビルの間仕切り部材、工場や保温・保冷室の断熱材
、建具・家具用材などへの用途にも利用することができ
る。また、高密度層に金属板を使用したパネルは、電磁
シールド効果を有するので、コンピユータ室の壁材とし
ても有用である。
(実施例) 次に、実施例によって本発明の詳細な説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
実施例1゜ フェノール樹脂液(ホーネン・コーポレーション製PL
−260)100重量部、水酸化アルミニウム15重量
部、フレオン113発泡剤15重量部、および硬化剤(
ホーネン・コーポレーション製KP−1365)15重
量部を混合しながら炭酸力・ルシウム難燃紙(東洋パル
プ製)上に散布し、その上に直ちに別の炭酸カルシウム
難燃紙を重ねて、70℃に保温したオーヴン内で発泡硬
化させて厚さ20℃八、密度46Kg/m’の発泡体を
得た。
この発泡体2枚の間に厚さ 0.51へのアルミニウム
板をはさみ、クロロプレンゴム系接着剤(ノガワ・ケミ
カル製ダイアボンドNo、 808 )を用いて接着、
一体化して第1図に示すようにアルミニウム板の高密度
層2の両面に発泡体1を積層した形状のパネルを作成し
た。なお、図中3は面材で、本例の場合は炭酸カルシウ
ム難燃紙である。
また、比較のために、上記と同じ方法により厚さ 41
m八、密度47Kg/rr1′の発泡体を調製し、その
ままをパネルとした。
これらのパネルについて曲げ破壊強さ、およびJIS 
A 9514に準拠した方法による圧縮強さ、ならびに
熱伝導率を測定した。
さらに、重さIKgの鋼球を50cmの高さから1mの
スパンで支持した幅50+″へのパネル面上へ落下させ
て破壊の状態を観察した。それらの結果を次表に記した
表 パネル物性の比較 本発明のパネル  0.023    7.6   6
.5   ひひ1111れ、変形比較 例    0.
024    6.3   1.9   破壊、脱落実
施例2゜ フェノール樹脂液(ホーネン・コーポレーンヨン製P 
l −250)  100重量部、水酸化アルミニウム
20重量部、ポリリン酸アンモニウム5重量部、フレオ
ン113発泡剤15重量部および硬化剤(ホーネン・コ
ーポレーション製KP−1365)20重量部を混合し
ながらケイ酸カルシウム難燃紙(小野田製モアセラシー
ト坪量150g/ハ)上に散布したのち、その上へ直ち
に別のケイ酸カルシウム難燃紙を重ねて、80°Cに保
温したオーヴン内で発泡硬化させ、厚さ 15″′八、
密度55Kg/ rn’の発泡体を調製した。
この発泡体3枚のそれぞれの間に、厚さ 2.5m/。
のラワン合板を高密度層として2層配して、酢酸ビニル
樹脂エマルジョン接着剤〔ホーネン・コーポレーション
製VW−415)を用いて接着し、第2図に示すように
3枚の発泡体1の間に高密度層2が交互に配された構成
のパネルを作製した。なお、3は面材を示す。
このようにして作成したパネルを10cm平方の大きさ
に切断し、このパネルの表面にトーチランプの火焔を当
て、15分間加熱した。その結果、発泡体表面には細か
い割れが生じ、パネル中心部近くまで炭化層を形成した
。15分後に火焔を取り除いたところ残炎や残しんを認
められなかった。
比較のために同じ大きさのラワン合板の表面に、直接、
トーチランプの火焔を当てたところ、急速に燃えあがり
灰化した。
実施例3゜ 実施例1により調製したフェノール樹脂発泡体および市
販のポリウレタン発泡体(厚さ 200八、密度35K
g/m3)を用い、厚さ0.5″′へのアルミニウム板
および厚さ 2.5″′/□の合板をそれぞれ高密度層
として用い、発泡体2枚の間にはさみ、クロロプレン・
ゴム系接着剤(ノガワケミカル製ダイアボンドNo、 
808 )を用いて一体に接着し、3層構造のパネルを
作製した。
その際に、発泡体lの寸法より高密度層2のアルミニウ
ム板の寸法を大きくとり、パネルの四周辺の端面より高
密度層2が突出するように仕組んだ例を第3図に示す。
以下に、本発明パネルの構成例を示す。
実施例4 第4図は、発泡体1の寸法に比べて高密度層2としての
アルミニウム板のタテ方向の寸法を大きくとり、パネル
の上下端面に高密度層2の突起を生ずるよう′にし、そ
れに加えてヨコ方向のパネルの端面の一端より高密度層
2を突出させて、パネルの3周辺に突起部を形成し、残
りのパネル端面に溝5が形成されるように片寄せて発泡
体1と接着したパネルの例を示す。
実施例5 第5図は、高密度層2として合板を使用し、合板の四辺
の寸法を発泡体1の寸法より大きくとり、パネルの四周
辺より合板の端部が突出するようにし、さらに、合板(
高密度層2)のヨコ方向の相対する2辺の木口にティパ
ーを付けてナイフェツジを設けたものの例である。
上記実施例4および5の形状のパネル同志を互いに連接
したときの図を、それぞれ第6図および第7図に示す。
実施例4および5のものは、いづれも上下方向に突出さ
せた突起部を利用して更に上下にパネルを連接すること
もできる。なお、第4図および第5図中4は電気配線な
どのための孔を示す。
実施例6および7 第8図および第9図は、パネルの上下端面に突出させた
高密度層2の端部に嵌合突部21を設けた例を示す図で
ある。
実施例6として示す第8図のものは、例えば高密度層2
としてアルミニウム板などの金属板を使用し、その突起
部を図に示すように端面形状が矢印状になるように曲げ
加工して嵌合突部21とし、このように形成した嵌合突
部21のバネ効果により建物または他のパネル端面に形
成した嵌合溝(図示せず)へ圧入固定できるようにした
パネルの例である。
また、実施例7として示す第9図のものは、高密度層2
として合板などの折曲げ加工できないものを使用したパ
ネルにあって、パネルの上・下側端面に突出させた合板
の木口に嵌合突部22としてゴム片を接着し、このゴム
片の弾性効果により上記実施例6と同様に建物等の嵌合
溝に圧入固定できるようにしたパネルの例である。なお
、ゴム片は図に示すように先端が尖った形状とするとよ
い。
実施例8 第10図は、高密度層2としてアルミニウム板などの金
属板を用い、2枚の高密度層2と2の間に貼り合わされ
る発泡体1aの幅を他の発泡体lの幅よりも小さくして
溝5を形成したバネルの例である。この場合、高密度層
2の両端部を「<」の字形に折曲げ加工して、この折曲
げ加工部を嵌合突部23として利用して互いにパネルを
連接できる。
4図面の簡単な説明 図面は本発明の各実施例を示すもので、第1図は本発明
のパネルの基本構成を示す斜視図、 第2図は高密度層を複数に配したパネルの例を示す斜視
図、 第3図はパネルの四周辺の端面より高密度層を突起させ
たパネルの斜視図、 第4図はヨコ方向に面する端面の一端に高密度層の突起
を設け、他端に溝を形成したパネルの斜視図、 第5図は高密度層のヨコ方向端面をティパー加工したパ
ネルの斜視図、 第6図および第7図は、第4図および第5図のパネルを
連接した状態を示す斜視図、第8図はパネルの上・下端
面に突出した高密皮層の突起部に曲げ加工を施して嵌合
突部を設けた例を示す図、 第9図は高密度層の突起部に嵌合突部としてゴム片を接
着した例を示す図、 第10図は高密度層間に溝を設けたパネルの例を示す図
である。
図中、 1.1a・・・・・・発泡体 2・・・・・・高密度層 3・・・・・・面材 4・・・・・・電気配線などのための孔5・・・・・・

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密度30〜200Kg/m^3の発泡体の間に、
    1層以上の高密度層を設けたことを特徴とするパネル。
  2. (2)高密度層が厚さ0.1〜10m/mの金属、合成
    樹脂、木質材または無機質材料などから選ばれる1種以
    上から成る面状体であることを特徴とする請求項第1項
    記載のパネル。
  3. (3)該パネルにあって、高密度層がパネル端面におい
    て凸状に突起または/および凹状に溝を形成しているこ
    とを特徴とする請求項第1項記載のパネル。
  4. (4)パネルの端面に突出している高密度層の突起部を
    折曲げ加工するかまたは突起部の先端にゴム等の弾性体
    を接合して嵌合突部を設けたことを特徴とする請求項第
    1項記載のパネル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10292516A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Sumitomo Forestry Co Ltd 外装複合下地パネル及び外壁構造
JP2011227470A (ja) * 2010-03-29 2011-11-10 Shizuka Co Ltd ハニカムパネル積層体及びボックス状構造物
GB2531819A (en) * 2014-11-03 2016-05-04 Snoozebox Ltd Mobile accommodation system

Cited By (3)

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