JP3101867U - 溝状部を形成した建築用パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】強固で両面に断熱性空間兼設備収納スペースを有し、加工が簡単で安価であり、かつ健康的な環境をかもし出す溝状部を形成した建築用パネルを提供する。
【解決手段】丸太材を太鼓状に挽いた木材を、縦に切断して得た厚さ一定の左右に木肌9を持つ複数枚の厚い板を製作し、縦切断面同士を重ね合わせて接着することで、両面に溝状空間10を形成したパネルとなり、簡単な加工なので安価でしかも健康的なパネルとなる。
【選択図】図3

Description

本考案は、左右に木肌を有する木板を接着し、両面に溝状部を形成した、壁、天井、床等に使用する建築用パネルに関するものである。
木製の建築用パネルには、主に内壁用とし使用されていて、格子状の芯材の両面にベニャ板を張ったパネルや、格子状の芯材の空間に発泡ウレタンを注入して、両面にベニヤを張ったパネルがある。
丸太材を使用したパネルには、先に出願した特開平7−279303号また、特開平7−317203号記載の発明で、丸太材を縦に切断して得た2本以上の半円中を元口同士または、元口と末口を反対向きにして、切断面を末口の半径から1cmの幅の範囲で重ね合わせて固着してなる、壁などに適したパネルがある。
問題点には、両面ベニヤ板パネルと発泡剤を注入したパネル等は、吸湿性によるベニヤ板の劣化と木質のように良好なる環境が得られない点。また丸太材を半裁した半円柱を接着してなるパネルは、厚さが異なるので工場での量産が困難なる点である。
課題を解決しようとする手段
板厚を一定にした木板を使用することで工場生産を簡単にし、かつ木質の特徴を生かした安価で量産を可能にしようとするものである。
考案の効果
本考案の溝状部を形成したパネルは、厚い板のパネルであるから強度と自己消火性に優れ、また木材特有の吸湿性と吐湿性に富み、木の温くもりにより健康に適したすばらしい室内環境を得る働きをする。量産化による国内林業の活性化が計れる。
溝状部をパネルの両面に形成するように平板を接着することで実現した。
図1から図4までの斜視図で説明する。図1の本考案に使用する木材1は、丸太材の両面を縦に挽いて太鼓状の木材1にしたものである。図2の斜視図で木板3は、丸太材を太鼓状に挽いた木材1の中心線2で縦に切断して得た板厚一定の左右に木肌9を有する木板3であり、板厚は建物に使用する角柱寸法の2分の1以内であればよく、長さは壁、床、屋根等の寸法で決まる。図3で斜視図のパネル7は、上記木板3の複数枚を切断面4で硬質心材部5の左右に存在する縦軟質部6同士を幅方向に重ね合わせて接着し、両面に溝状部10を有するパネル7にしたものである。接着剤は、人体に悪影響を及ぼすような有機溶剤を使わない接着剤であり、一般に使われている木工用接着剤でも良い。接着した該パネル7の両面には、溝状部10と、木肌9と、太鼓状の切断面8が交互に形成されることになる。
図4の斜視図で両端に補強材11を設けたパネルは、該パネル7の両端の部分で片面の各木板3に対し、直角に補強材11の幅だけカットした部分に、木板3の厚さと同じ厚さの補強材11を接着した、本考案のパネル7を一層強固にしたものである。
本考案のパネルは、板厚一定の木板を使用したパネルなので下地無でボードを張ることが出来るし、壁面材として縦に使用すれば溝状部の空間が空気対流の通路となり、また給湯配管、電気配線の収納スーペスとして利用が可能である。
本考案のパネルは、接着有効面が大きいので多少曲がった板材も利用が出来、工場での量産が可能である。施工面では、簡単で早く安価にできるし筋違、柱の不要な建物も可能であり、さらに新建材を一切使用しない建築物も可能である。
丸太材を太鼓状に引いた木材の斜視図である。 左右に木肌を有する2枚の木板に切断した斜視図である。 木板の縦軟質部同士重ね合わせて接着したパネルの斜視図である。 パネルの両端に補強材を接着した補強パネルの斜視図である。
符号の説明
1 木材
2 中心線
3 木板
4 縦切断面
5 硬質心材部
6 軟質部
7 パネル
8 太鼓状の切断面
9 木肌
10 溝状部
11 補強材
12 補強パネル.

Claims (1)

  1. 丸太材を太鼓状に挽いた木材(1)から、板厚一定で左右に木肌(9)を有するべく縦に切断して得た複数枚の木板(3)を、縦切断面(4)同士木板(3)の半幅の範囲で幅方向に重ね合わせて接着することにより、両面に溝状部(10)を形成した建築用パネル。
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