JPH0135139B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0135139B2 JPH0135139B2 JP59249780A JP24978084A JPH0135139B2 JP H0135139 B2 JPH0135139 B2 JP H0135139B2 JP 59249780 A JP59249780 A JP 59249780A JP 24978084 A JP24978084 A JP 24978084A JP H0135139 B2 JPH0135139 B2 JP H0135139B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound insulation
- vibration damping
- steel plate
- sound
- boards
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 18
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 17
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 15
- 239000010454 slate Substances 0.000 claims description 6
- 229920002522 Wood fibre Polymers 0.000 claims description 3
- 239000002025 wood fiber Substances 0.000 claims description 3
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 4
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- -1 electricity Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、建物の床、天井、壁等の遮音に使用
する遮音パネルに関する。
する遮音パネルに関する。
第6図は従来の根太床構造の一例を示す側面図
で、コンクリートスラブ6上に根太9を配置し、
合板30の下地12および仕上材13を支持した
ものである。このような構造によれば、合板30
の床下に水道、電気、ガス等の配管11を通すス
ペース10を確保しやすく、またスペース10の
空気層により合板30の床上の触感を柔かくかつ
暖かくすることができる。
で、コンクリートスラブ6上に根太9を配置し、
合板30の下地12および仕上材13を支持した
ものである。このような構造によれば、合板30
の床下に水道、電気、ガス等の配管11を通すス
ペース10を確保しやすく、またスペース10の
空気層により合板30の床上の触感を柔かくかつ
暖かくすることができる。
上記のように構成した従来の根太床構造によれ
ば、下地12及び仕上材13よりなる合板30の
曲げ振動と、配管11用のスペース10の空気振
動とが遮音性低下の原因となつていた。このため
マンシヨンのような集合住宅あるいは2階建以上
の住宅では、歩行者、物の落下あるいは子供のと
びはね音による衝撃音が充分に遮音されないまま
上階から下階に伝わつてしまうという問題があつ
た。
ば、下地12及び仕上材13よりなる合板30の
曲げ振動と、配管11用のスペース10の空気振
動とが遮音性低下の原因となつていた。このため
マンシヨンのような集合住宅あるいは2階建以上
の住宅では、歩行者、物の落下あるいは子供のと
びはね音による衝撃音が充分に遮音されないまま
上階から下階に伝わつてしまうという問題があつ
た。
第7図は第6図で示した根太床構造を壁に応用
した場合の一例を示す側面図で、この場合も第6
図で示した場合と同様の原因で、充分に遮音され
ないという問題があつた。
した場合の一例を示す側面図で、この場合も第6
図で示した場合と同様の原因で、充分に遮音され
ないという問題があつた。
本発明は、上記のような問題点を解決するため
なされたもので、剛性と同時に制振性の高い遮音
性にすぐれた遮音パネルを得ることを目的とす
る。
なされたもので、剛性と同時に制振性の高い遮音
性にすぐれた遮音パネルを得ることを目的とす
る。
本発明は上記の目的を達成するため、建物の
床、天井、壁等の遮音に使用する遮音パネルにお
いて、鋼板と鋼板との間に制振性の高い粘弾性体
を設けた制振鋼板を芯材としてその両面に木質繊
維系ボード、セツコウ系ボード、スレート系ボー
ド等のボードを取りつけた遮音パネルを提供する
ものである。
床、天井、壁等の遮音に使用する遮音パネルにお
いて、鋼板と鋼板との間に制振性の高い粘弾性体
を設けた制振鋼板を芯材としてその両面に木質繊
維系ボード、セツコウ系ボード、スレート系ボー
ド等のボードを取りつけた遮音パネルを提供する
ものである。
遮音パネルの制振性により板の曲げ振動を防止
するとともに配管スペースの空気振動を防止し、
すぐれた遮音性を得る。
するとともに配管スペースの空気振動を防止し、
すぐれた遮音性を得る。
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図であ
る。14は建物の床に使用する遮音パネルで、3
で示される制振鋼板を4で示されるボードの間に
サンドイツチ状にはさみ込み、接着剤により接合
したものである。なお、ボード4は、木質繊維系
ボード、セツコウ系ボード、スレート系ボードの
ような部材により構成されている。
る。14は建物の床に使用する遮音パネルで、3
で示される制振鋼板を4で示されるボードの間に
サンドイツチ状にはさみ込み、接着剤により接合
したものである。なお、ボード4は、木質繊維系
ボード、セツコウ系ボード、スレート系ボードの
ような部材により構成されている。
第2図は第1図で示した制振鋼板3の詳細な縦
断面図で、1で示される鋼板と鋼板との間に制振
性の高い2で示される粘弾性体をはさみ込んであ
る。
断面図で、1で示される鋼板と鋼板との間に制振
性の高い2で示される粘弾性体をはさみ込んであ
る。
第3図及び第4図はそれぞれ本発明に係る遮音
パネル14を床に使用した場合の実施例を示す縦
断面図である。第3図で示す床は、遮音パネル1
4とコンクリートスラブ6との間に設けられた配
管用スペース10に、5で示される発泡プラスチ
ツク、ウレタンフオームのような材料を配設して
空気振動を防止している。なお、コンクリートス
ラブ6と材料5との間には材料5の下部に穴20
を設けてその中に配管11を通してある。
パネル14を床に使用した場合の実施例を示す縦
断面図である。第3図で示す床は、遮音パネル1
4とコンクリートスラブ6との間に設けられた配
管用スペース10に、5で示される発泡プラスチ
ツク、ウレタンフオームのような材料を配設して
空気振動を防止している。なお、コンクリートス
ラブ6と材料5との間には材料5の下部に穴20
を設けてその中に配管11を通してある。
第4図に示す床は、先端に8で示される超高密
度グラスウールを取り付けた7で示される支柱を
介して遮音パネル14をコンクリートスラブ6上
に支持してある。なお本実施例においても配管1
1用のスペース10にグラスウール、オガクズ等
を充填すれば(図示せず)、第3図で示した場合
と同様に空気振動を低減できる。
度グラスウールを取り付けた7で示される支柱を
介して遮音パネル14をコンクリートスラブ6上
に支持してある。なお本実施例においても配管1
1用のスペース10にグラスウール、オガクズ等
を充填すれば(図示せず)、第3図で示した場合
と同様に空気振動を低減できる。
上記のように構成した本発明によれば、第2図
に示す制振鋼板3は、鋼板1の曲げ振動エネルギ
ーを粘弾性体2の熱エネルギーとして失わせ、早
期に振動を減衰させるものである。すなわち、鋼
板1に固有の高い剛性と高い制振性をあわせ持た
せたものである。一方制振鋼板3を用いて形成し
た第1図に示す遮音パネル14は、ボード4のす
ぐれた触感を維持するとともに剛性、制振性を有
し、遮音パネル14の曲げ振動を低減して遮音性
を高めることができる。また、第3図、第4図の
例では配管11のスペース10に空気振動防止対
策をおこない、又はおこなうことができるので遮
音効果が向上する。
に示す制振鋼板3は、鋼板1の曲げ振動エネルギ
ーを粘弾性体2の熱エネルギーとして失わせ、早
期に振動を減衰させるものである。すなわち、鋼
板1に固有の高い剛性と高い制振性をあわせ持た
せたものである。一方制振鋼板3を用いて形成し
た第1図に示す遮音パネル14は、ボード4のす
ぐれた触感を維持するとともに剛性、制振性を有
し、遮音パネル14の曲げ振動を低減して遮音性
を高めることができる。また、第3図、第4図の
例では配管11のスペース10に空気振動防止対
策をおこない、又はおこなうことができるので遮
音効果が向上する。
なお本発明に係る遮音パネルは、床のみならず
天井あるいは第5図に示すような壁として、また
その他の分野にも使用することができることはい
うまでもない。
天井あるいは第5図に示すような壁として、また
その他の分野にも使用することができることはい
うまでもない。
また上記の説明では、遮音パネルをコンクリー
トスラブに使用する場合を示したが、本発明はこ
れに限定するものではなく、鉄骨建物あるいは木
造建物に適用してもよい。
トスラブに使用する場合を示したが、本発明はこ
れに限定するものではなく、鉄骨建物あるいは木
造建物に適用してもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば衝撃音等に対する制振性、遮音性を高めるとと
もに剛性を維持できるという顕著な効果がある。
ば衝撃音等に対する制振性、遮音性を高めるとと
もに剛性を維持できるという顕著な効果がある。
第1図、第2図は本発明の実施例を示す縦断面
図第3図、第4図及び第5図はそれぞれ本発明を
実際に使用した場合の実施例を示す縦断面図、第
6図、第7図はそれぞれ従来の床もしくは壁構造
の一例を示す縦断面図である。 1……鋼板、2……粘弾性体、3……制振鋼
板、4……ボード、14……遮音パネル。なお各
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図第3図、第4図及び第5図はそれぞれ本発明を
実際に使用した場合の実施例を示す縦断面図、第
6図、第7図はそれぞれ従来の床もしくは壁構造
の一例を示す縦断面図である。 1……鋼板、2……粘弾性体、3……制振鋼
板、4……ボード、14……遮音パネル。なお各
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 建物の床、天井、壁等の固体伝搬音の遮断に
使用する遮音パネルにおいて、制振鋼板を芯材と
してその両面に木質繊維系ボード、セツコウ系ボ
ード、スレート系ボード等のボードを取り付けた
ことを特徴とする遮音パネル。 2 制振鋼板が鋼板と鋼板との間に制振性の高い
粘弾性体を配設したものであることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の遮音パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59249780A JPS61130537A (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 | 遮音パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59249780A JPS61130537A (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 | 遮音パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130537A JPS61130537A (ja) | 1986-06-18 |
JPH0135139B2 true JPH0135139B2 (ja) | 1989-07-24 |
Family
ID=17198114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59249780A Granted JPS61130537A (ja) | 1984-11-28 | 1984-11-28 | 遮音パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61130537A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62144343U (ja) * | 1986-03-06 | 1987-09-11 | ||
JPS63129033U (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-24 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5627208B2 (ja) * | 1978-04-28 | 1981-06-23 | ||
JPS5752461A (en) * | 1980-07-25 | 1982-03-27 | Ganburo Deiarisatoren Kg | Microporous membrane for blood plasma carrying-out method and its manufacture |
JPS5840800B2 (ja) * | 1977-06-20 | 1983-09-07 | 三菱電機株式会社 | 速度違反取締システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5627208U (ja) * | 1979-08-08 | 1981-03-13 | ||
JPS5840800U (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-17 | 日本鋼管株式会社 | 製振パネル |
-
1984
- 1984-11-28 JP JP59249780A patent/JPS61130537A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5840800B2 (ja) * | 1977-06-20 | 1983-09-07 | 三菱電機株式会社 | 速度違反取締システム |
JPS5627208B2 (ja) * | 1978-04-28 | 1981-06-23 | ||
JPS5752461A (en) * | 1980-07-25 | 1982-03-27 | Ganburo Deiarisatoren Kg | Microporous membrane for blood plasma carrying-out method and its manufacture |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61130537A (ja) | 1986-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4860506A (en) | Floor panel for floating floor | |
JP7246749B2 (ja) | 間仕切壁構造及びその施工方法 | |
KR200311493Y1 (ko) | 방진 및 방음 패널 | |
JP2003056171A (ja) | 無垢木材における防音構造およびその施工方法 | |
JPH049373Y2 (ja) | ||
JPH0135139B2 (ja) | ||
KR102361502B1 (ko) | 층간 차음용 단독 패널 | |
KR200378497Y1 (ko) | 콘크리트 바닥 방음재 | |
KR100629309B1 (ko) | 액체용기에 의한 진동소음 방지구조 | |
JPH0258544U (ja) | ||
JP2001159208A (ja) | 集合住宅等における二重床構造 | |
WO2024047941A1 (ja) | 建物壁の交差部構造 | |
JPH025518U (ja) | ||
JPH0135859Y2 (ja) | ||
JPH0637140Y2 (ja) | 断熱防音板 | |
JPS6339291Y2 (ja) | ||
KR200207144Y1 (ko) | 벽구축용 샌드위치 판넬 | |
JPH0243443A (ja) | 木質床構造 | |
JPS644519Y2 (ja) | ||
JPS6319447Y2 (ja) | ||
JP6608626B2 (ja) | 根太、床構造 | |
JP6612544B2 (ja) | 建物の断熱耐火構造 | |
JPH06220921A (ja) | ユニット式建物 | |
JP2023016386A (ja) | 耐火床下地構造及び耐火木製床ユニット | |
JPH085204Y2 (ja) | 耐火遮音パネル部材と耐火遮音壁及び耐火遮音床 |