JPH049373Y2 - - Google Patents
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- JPH049373Y2 JPH049373Y2 JP13549186U JP13549186U JPH049373Y2 JP H049373 Y2 JPH049373 Y2 JP H049373Y2 JP 13549186 U JP13549186 U JP 13549186U JP 13549186 U JP13549186 U JP 13549186U JP H049373 Y2 JPH049373 Y2 JP H049373Y2
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- Japan
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- fireproof
- board
- composite panel
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、集合住宅、特に超高層集合住宅の
住戸間に用いる耐火、遮音、高強度等の機能を有
する間仕切壁に関するものである。
住戸間に用いる耐火、遮音、高強度等の機能を有
する間仕切壁に関するものである。
従来の技術
集合住宅の住戸間の戸境壁として使用される間
仕切としては種々あるが、従来加工石こうボード
下地ボード張り間仕切壁としては特開昭60−
112948号が知られている。すなわち、この間仕切
壁は第４図および第５図に示すように、天井スラ
ブ１２および床部１３にそれぞれ配設された上下
溝型ランナ１４間に石こうボードにより形成され
た中空パネル１５を１個置きに厚さ方向位置がわ
ずかに食い違うように所定間隔ごとに配設し、中
空パネル１５の前後面に石こうボード、けい酸カ
ルシウム板等からなる耐火ボード１６を接着し、
この耐火ボード１６と中空パネル１５との間の空
所１７にロツクウール等の不燃繊維１８を充てん
したものである。
仕切としては種々あるが、従来加工石こうボード
下地ボード張り間仕切壁としては特開昭60−
112948号が知られている。すなわち、この間仕切
壁は第４図および第５図に示すように、天井スラ
ブ１２および床部１３にそれぞれ配設された上下
溝型ランナ１４間に石こうボードにより形成され
た中空パネル１５を１個置きに厚さ方向位置がわ
ずかに食い違うように所定間隔ごとに配設し、中
空パネル１５の前後面に石こうボード、けい酸カ
ルシウム板等からなる耐火ボード１６を接着し、
この耐火ボード１６と中空パネル１５との間の空
所１７にロツクウール等の不燃繊維１８を充てん
したものである。
考案が解決しようとする問題点
上記従来の間仕切壁は間柱である中空パネルが
石こうボードで形成されているため、くぎやねじ
類の保持力が低く、そのためたな等の取付け性が
悪く、また曲げ加工のための労力がかかり、切込
み等による材料の浪費が多いため経済的でなく、
かつ耐湿性に劣り、さらに中空パネルの強度、剛
性およびじん性が小さいため外力による変形に十
分追従できず、また間柱として用いられているの
で全面に挿入されたものに比べて遮音性が低いと
いう問題点があつた。
石こうボードで形成されているため、くぎやねじ
類の保持力が低く、そのためたな等の取付け性が
悪く、また曲げ加工のための労力がかかり、切込
み等による材料の浪費が多いため経済的でなく、
かつ耐湿性に劣り、さらに中空パネルの強度、剛
性およびじん性が小さいため外力による変形に十
分追従できず、また間柱として用いられているの
で全面に挿入されたものに比べて遮音性が低いと
いう問題点があつた。
問題点を解決するための手段
上記の問題点を解決するためのこの考案の手段
は、中央に不燃繊維９を設け、その表裏に波型ス
レート５と耐火ボード６を重合した複合パネル７
を配設し、複合パネル７の表面に複合パネル７の
耐火ボード６と異種の耐火ボード１０を取付けた
耐火遮音間仕切壁からなるものである。
は、中央に不燃繊維９を設け、その表裏に波型ス
レート５と耐火ボード６を重合した複合パネル７
を配設し、複合パネル７の表面に複合パネル７の
耐火ボード６と異種の耐火ボード１０を取付けた
耐火遮音間仕切壁からなるものである。
実施例
この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第２図において、天井スラブ１および床部２に
それぞれ左右に間隔を設けて鋼製Ｕ型ランナ３，
３をバツフアピンまたはドライビツト４で取付
け、上下のランナ３，３間に波型スレート５と石
こうボード等の耐火ボード６を無機質耐熱接着剤
で張り合わせた複合パネル７を耐火ボード６が表
面になるように配設する。
それぞれ左右に間隔を設けて鋼製Ｕ型ランナ３，
３をバツフアピンまたはドライビツト４で取付
け、上下のランナ３，３間に波型スレート５と石
こうボード等の耐火ボード６を無機質耐熱接着剤
で張り合わせた複合パネル７を耐火ボード６が表
面になるように配設する。
この時、波型スレート５，５間に生じた空間８
にはグラスウール、ロツクウール等の不燃繊維９
が介装されるように設けられる。複合パネル７の
耐火ボード６の表面には、これと異種の耐火ボー
ド１０を取付けて間仕切壁を形成する。
にはグラスウール、ロツクウール等の不燃繊維９
が介装されるように設けられる。複合パネル７の
耐火ボード６の表面には、これと異種の耐火ボー
ド１０を取付けて間仕切壁を形成する。
上記の耐火ボード６または１０としては、石こ
うボード、けい酸カルシウム板または炭酸マグネ
シウム板のいずれか用いることができる。図中１
１はランナ補強材である。
うボード、けい酸カルシウム板または炭酸マグネ
シウム板のいずれか用いることができる。図中１
１はランナ補強材である。
なお、波型スレート５は第３図に１例を示すよ
うに各種形状の５′を穿設した多孔板とすること
によつて軽量化を計ることができるとともに遮音
性を高めることができる。
うに各種形状の５′を穿設した多孔板とすること
によつて軽量化を計ることができるとともに遮音
性を高めることができる。
考案の効果
この考案は、複合パネルに波型スレートを用い
たので強度および剛性が大きく、温度上昇を極力
抑えることができ耐火ボードと相まつて耐火性に
優れ、石こうボードを用いた間柱のように曲げ加
工のための労力や材料の浪費がなく経済的であ
り、耐湿性もよいばかりでなく、くぎやねじ類の
保持力が高いため、たな等の取付けを容易にし、
その保持に十分な強度が得られる。
たので強度および剛性が大きく、温度上昇を極力
抑えることができ耐火ボードと相まつて耐火性に
優れ、石こうボードを用いた間柱のように曲げ加
工のための労力や材料の浪費がなく経済的であ
り、耐湿性もよいばかりでなく、くぎやねじ類の
保持力が高いため、たな等の取付けを容易にし、
その保持に十分な強度が得られる。
また、波型スレートが間仕切壁の全面を覆つて
いるうえ、二重に配置されているので間柱を千鳥
状に配置した従来のものと比べて遮音性が著しく
向上する。
いるうえ、二重に配置されているので間柱を千鳥
状に配置した従来のものと比べて遮音性が著しく
向上する。
さらに、耐火ボードを用いたので耐火性を有す
るとともに、耐火ボードを異種のものを重ねて用
いたので共鳴透過を抑止し遮音値の低下を防ぐこ
とができ、波型スレートの間の空間に不燃繊維を
設けたので遮音性能を向上させることができる。
るとともに、耐火ボードを異種のものを重ねて用
いたので共鳴透過を抑止し遮音値の低下を防ぐこ
とができ、波型スレートの間の空間に不燃繊維を
設けたので遮音性能を向上させることができる。
第１図〜第３図は、この考案の実施例を示すも
ので、第１図は間仕切壁の横断平面図、第２図は
第１図−線における縦断側面図、第３図は波
型スレートの１部拡大正面図、第４図および第５
図は従来例を示すもので第４図は間仕切壁の横断
平面図、第５図は第４図−線における縦断側
面図である。 ４……波型スレート、５……耐火ボード、６…
…複合パネル、８……不燃繊維、９……耐火ボー
ド。
ので、第１図は間仕切壁の横断平面図、第２図は
第１図−線における縦断側面図、第３図は波
型スレートの１部拡大正面図、第４図および第５
図は従来例を示すもので第４図は間仕切壁の横断
平面図、第５図は第４図−線における縦断側
面図である。 ４……波型スレート、５……耐火ボード、６…
…複合パネル、８……不燃繊維、９……耐火ボー
ド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央に不燃繊維９を設け、その表裏に波型ス
レート５と耐火ボード６を重合した複合パネル
７を配設し、複合パネル７の表面に複合パネル
７の耐火ボード６と異種の耐火ボード１０を取
付けた耐火遮音間仕切壁。 (2) 複合パネル７が波型スレート５と石こうボー
ド等の耐火ボード６を無機質耐火接着剤で張り
合わせたものである実用新案登録請求の範囲第
１項記載の耐火遮音間仕切壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13549186U JPH049373Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13549186U JPH049373Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6342708U JPS6342708U (ja) | 1988-03-22 |
| JPH049373Y2 true JPH049373Y2 (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=31037725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13549186U Expired JPH049373Y2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH049373Y2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016536496A (ja) * | 2014-08-30 | 2016-11-24 | イノベイティブ ビルディング テクノロジーズ，エルエルシー | プレハブ式の間仕切り壁および端部壁 |
| US10041289B2 (en) | 2014-08-30 | 2018-08-07 | Innovative Building Technologies, Llc | Interface between a floor panel and a panel track |
| US10145103B2 (en) | 2010-06-08 | 2018-12-04 | Innovative Building Technologies, Llc | Premanufactured structures for constructing buildings |
| US10190309B2 (en) | 2010-06-08 | 2019-01-29 | Innovative Building Technologies, Llc | Slab construction system and method for constructing multi-story buildings using pre-manufactured structures |
| US10260250B2 (en) | 2014-08-30 | 2019-04-16 | Innovative Building Technologies, Llc | Diaphragm to lateral support coupling in a structure |
| US10364572B2 (en) | 2014-08-30 | 2019-07-30 | Innovative Building Technologies, Llc | Prefabricated wall panel for utility installation |
| US11054148B2 (en) | 2014-08-30 | 2021-07-06 | Innovative Building Technologies, Llc | Heated floor and ceiling panel with a corrugated layer for modular use in buildings |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0723443Y2 (ja) * | 1989-01-27 | 1995-05-31 | 株式会社ノザワ | 間仕切り壁の構造 |
-
1986
- 1986-09-05 JP JP13549186U patent/JPH049373Y2/ja not_active Expired
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10145103B2 (en) | 2010-06-08 | 2018-12-04 | Innovative Building Technologies, Llc | Premanufactured structures for constructing buildings |
| US10190309B2 (en) | 2010-06-08 | 2019-01-29 | Innovative Building Technologies, Llc | Slab construction system and method for constructing multi-story buildings using pre-manufactured structures |
| JP2016536496A (ja) * | 2014-08-30 | 2016-11-24 | イノベイティブ ビルディング テクノロジーズ，エルエルシー | プレハブ式の間仕切り壁および端部壁 |
| US10041289B2 (en) | 2014-08-30 | 2018-08-07 | Innovative Building Technologies, Llc | Interface between a floor panel and a panel track |
| US10260250B2 (en) | 2014-08-30 | 2019-04-16 | Innovative Building Technologies, Llc | Diaphragm to lateral support coupling in a structure |
| US10329764B2 (en) | 2014-08-30 | 2019-06-25 | Innovative Building Technologies, Llc | Prefabricated demising and end walls |
| US10364572B2 (en) | 2014-08-30 | 2019-07-30 | Innovative Building Technologies, Llc | Prefabricated wall panel for utility installation |
| US11054148B2 (en) | 2014-08-30 | 2021-07-06 | Innovative Building Technologies, Llc | Heated floor and ceiling panel with a corrugated layer for modular use in buildings |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6342708U (ja) | 1988-03-22 |
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