JP2021077751A - 薄膜トランジスタ - Google Patents

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【課題】良好なトランジスタ特性を有し、かつフレキシブル性の高いボトムゲート型有機/無機ハイブリッド薄膜トランジスタを提供する。【解決手段】薄膜トランジスタは、絶縁性の基板と、絶縁性の基板上に形成されたゲート電極と、ゲート電極上に形成された1層以上の膜で形成されるゲート絶縁層と、ゲート絶縁層上に形成された無機半導体層と、無機半導体層上に形成されたソース・ドレイン電極とを含み、ゲート絶縁層は、有機物を用いて形成され、無機半導体層と非接触であり、膜厚が2nm以上50nm以下である第1領域と、無機物を用いて形成され、少なくとも一部が無機半導体層と接触し、パターン面積が第1領域のパターン面積の10%以下である第2領域とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、薄膜トランジスタに関する。
現在、フレキシブル基材上に、ディスプレイやセンサ等のデバイスを形成したフレキシブルデバイスの要求が高まっている。
一般的に、フレキシブル性を必要としないデバイスは、ガラス基板上に、アモルファスシリコンや酸化物半導体等の無機半導体を半導体層として形成した無機TFT(薄膜トランジスタ)により駆動されている。
無機TFTのゲート絶縁膜としては、一般的に、化学気相堆積法等で形成される酸化シリコン、窒化シリコン、シリコンオキシナイトライド等の無機絶縁膜が用いられ、電気的耐圧性を保つために、数百nm程度の膜厚で堆積されている。
しかし、上述の無機ゲート絶縁膜は柔軟性に劣るため、樹脂基板上に形成したアモルファスシリコンTFTを用いてフレキシブルデバイスを作製した場合、屈曲させて使用した際に、容易に割れが発生するという問題がある。
一方、有機半導体を半導体層とした有機TFTは、柔軟性に優れる有機絶縁膜をゲート絶縁層として用いることができるため、フレキシブル性に優れている。よってフレキシブルデバイスへの適用が期待されている。
しかし、有機TFTは、アモルファスシリコンTFTと比較し大気安定性や長期信頼性等に劣るという短所を有している。この短所は、主に有機半導体材料に由来する。
そこで、有機ゲート絶縁膜と、無機半導体を組み合わせた、有機/無機ハイブリッドTFTの作製技術が注目されている。非特許文献1では、有機絶縁膜と酸化物半導体を組み合わせたトップゲート型ハイブリッドTFTが報告されている(非特許文献1)。
Mitsuru Nakata et al.、「Analysis of the Influence of Sputtering Damage to Polymer Gate Insulators in Amorphous InGaZnO4 Thin−Film Transistors」、Japanese Journal of Applied Physics、2012年3月29日発行、Volume 51、Number 4R、044105
TFTの構造としては、製造の簡便さから、ボトムゲート型が好ましいとされている。しかし、非特許文献1にも記載されているように、単純な構成ではボトムゲート型ハイブリッドTFTを実現するのは難しい。
実現が困難な理由は、有機ゲート絶縁膜上に、プラズマを利用した真空成膜装置を用いて無機半導体を成膜した場合に、有機ゲート絶縁膜の表面がプラズマに曝され、損傷することにより、絶縁膜/半導体界面にキャリアトラップが生成していまい、良好な界面状態を構築できず、所望のTFT特性が得られないためである。
本発明は、以上の点を鑑み、有機/無機ハイブリッドTFTにおいて、ボトムゲート型構造であっても、良好な特性を有し、かつフレキシブル性の高い薄膜トランジスタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一局面は、絶縁性の基板と、絶縁性の基板上に形成されたゲート電極と、ゲート電極上に形成された1層以上の膜で形成されるゲート絶縁層と、ゲート絶縁層上に形成された無機半導体層と、無機半導体層上に形成されたソース・ドレイン電極とを含み、ゲート絶縁層は、有機物を用いて形成され、無機半導体層と非接触であり、膜厚が2nm以上50nm以下である第1領域と、無機物を用いて形成され、少なくとも一部が無機半導体層と接触し、パターン面積が第1領域のパターン面積の10%以下である第2領域とを有する、薄膜トランジスタである。
また、ゲート絶縁層は、第1領域である第1ゲート絶縁層と、第2領域である第2ゲート絶縁層の積層構造であってもよい。
また、第1ゲート絶縁層が感光性樹脂を含んでもよい。
また、第2ゲート絶縁層が酸化シリコン、窒化シリコン、シリコンオキシナイトライドのいずれかを含んでもよい。
また、無機半導体層がインジウム、ガリウム、および亜鉛の少なくとも一種を含む酸化物であってもよい。
本発明によれば、良好なトランジスタ特性を有し、かつフレキシブル性の高い、有機/無機ハイブリッドの薄膜トランジスタを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る薄膜トランジスタの断面構造を表す概略図 本発明の一実施形態の変形例に係る薄膜トランジスタの断面構造を表す概略図 本発明の一実施形態の変形例に係る薄膜トランジスタの断面構造を表す概略図 本発明の実施例1及び比較例2に係る薄膜トランジスタの断面構造を表す概略図 本発明の実施例2に係る薄膜トランジスタの断面構造を表す概略図 本発明の実施例3に係る薄膜トランジスタの断面構造を表す概略図 本発明の比較例1に係る薄膜トランジスタの断面構造を表す概略図 本発明の比較例3に係る薄膜トランジスタの断面構造を表す概略図
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。実施の形態において、同一構成要素には同一符号を付け、実施の形態の間において重複する説明は省略する。
図1〜3に本発明の実施形態に係る薄膜トランジスタ100、および薄膜トランジスタ100の変形例に係る薄膜トランジスタ101、102の断面構造を表す概略図を示す。薄膜トランジスタ100〜102はいずれも、絶縁基板0、絶縁基板0上に形成されたゲート電極1、少なくともゲート電極1上に形成された1層以上のゲート絶縁層7、ゲート絶縁層7上に形成された無機半導体層4、ならびにゲート絶縁層7上に形成されたソース電極5およびドレイン電極6を備えたボトムゲート−トップコンタクト型の薄膜トランジスタである。ゲート絶縁層7は、有機物を用いて形成され、無機半導体層4と非接触である第1領域と、無機物を用いて形成され、少なくとも一部が無機半導体層4と接触する第2領域とを有する。薄膜トランジスタ100〜102では、一例として、ゲート絶縁層7は、第1領域である第1ゲート絶縁層2と、第2領域であって、第1ゲート絶縁層2上に積層された第2ゲート絶縁層3との積層構造である。このとき、第2ゲート絶縁層3のパターン面積と無機半導体層4のパターン面積は、図1に示すように等しくても良く、また、図2、3に示すように、どちらか一方の面積が大きくても構わない。より詳細には、薄膜トランジスタ101の第2ゲート絶縁層3のパターン面積は、無機半導体層4のパターン面積より小さく、第2ゲート絶縁層3は表面の一部が無機半導体層4により覆われている。また、薄膜トランジスタ102の第2ゲート絶縁層3のパターン面積は、無機半導体層4のパターン面積より大きく、第2ゲート絶縁層3は第1ゲート絶縁層2に対向する面以外が無機半導体層4により覆われている。また、本発明の薄膜トランジスタ100〜102の構造は、図1〜3に示す、ボトムゲート−トップコンタクト型に限らず、トップゲート−トップコンタクト型、トップゲート−ボトムコンタクト型、ボトムゲート−ボトムコンタクト型等でも良いが、この限りではない。
本発明の絶縁基板0としては、例えば、ポリイミド、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンサルファイド、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート(PEN)、シクロオレフィンポリマー、ポリエーテルサルフェン、トリアセチルセルロース、ポリビニルフルオライドフィルム、エチレン-テトラフルオロエチレン共重合樹脂、ガラス繊維強化アクリル樹脂フィルム、ガラス繊維強化ポリカーボネート、フッ素系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂等を用いたフレキシブル基板を使用することができる。これらの材料は単独で使用することもでき、2種以上を積層した複合基板を使用することもできるが、これらに限定されるものではない。
本発明のゲート電極1、ソース電極5、ドレイン電極6は、スパッタ法等の真空成膜装置により成膜したMo、Al、Ag、Cu等の金属膜、またはITO(酸化インジウム錫)、IZO(酸化インジウム亜鉛)等の金属酸化物膜を単層または積層した膜を、フォトリソグラフィー法等を用いてパターニングすることにより得ることができる。また、本発明のゲート電極1、ソース電極5、ドレイン電極6は、Ag、Cu、Au等の金属材料、ITO(酸化インジウム錫)、IZO(酸化インジウム亜鉛)等の金属酸化物材料、PEDOT(ポリエチレンジオキシチオフェン)等の有機導電性材料をインキ状、ペースト状にしたものをスクリーン印刷、転写印刷、凸版印刷、インクジェット法等で塗布し、焼成することにより形成することもできるが、これらに限定されるものではない。
本発明の第1ゲート絶縁層2は有機物を用いて形成された層であって、例えば、ポリビニルフェノール、ポリメタクリル酸メチル、ポリイミド、ポリビニルアルコール、シクロオレフィンポリマー等の高分子溶液を、スピンコート法やスリットダイコート法等を用いて塗布し、焼成することにより形成することができる。また、本発明の第1ゲート絶縁層2には、上述の材料に感光性を有する樹脂材料を添加し、フォトリソグラフィーによるパターニングを可能とした材料を用いると、パターニングが容易となるため、特に好ましい。
本発明の第2ゲート絶縁層3は無機物を用いて形成された層であって、具体的な材料としては、酸化シリコン、窒化シリコン、シリコンオキシナイトライド、酸化アルミニウム、酸化タンタル、酸化イットリウム、酸化ハフニウム、ハフニウムアルミネート、酸化ジルコニア、酸化チタン等の無機材料等が挙げられるがこれらに限定されるものではない。
本発明の第2ゲート絶縁層3は、スパッタ、化学気相堆積装置等の真空成膜装置を用いて形成されることが好ましい。真空成膜装置を用いて形成された第2ゲート絶縁層3は、塗布により形成した場合よりも、高いプラズマ耐性を有する。このため、無機半導体層4を、プラズマを利用した真空成膜装置を用いて形成した場合でも、キャリアトラップの少ない、良好なゲート絶縁膜/半導体層界面を構築することが可能となり、高いトランジスタ特性を実現することができる。なお、本発明の構成では、第2ゲート絶縁層3の成膜時に、第1ゲート絶縁層2の表面が、プラズマダメージを受けることとなるが、薄膜トランジスタ100〜102の動作領域として重要な無機半導体層4との界面(チャネル)は第2ゲート絶縁層3の表面となるため、第1ゲート絶縁層2の表面がプラズマダメージを受けている状態であっても、トランジスタ特性には影響しない。
第2ゲート絶縁層3の膜厚は2nm以上50nm以下であることが好ましい。膜厚が2nm未満では、連続的な膜が形成できず、島状の膜となり、良好なゲート絶縁膜/半導体層界面を構築することができないため好ましくない。また膜厚が50nmを超えると、フレキシブル基板に成膜し、屈曲させた場合に、割れが発生しやすいため好ましくない。また、第2ゲート絶縁層3のパターン面積は、第1ゲート絶縁層2のパターン面積の10%以下であることが好ましい。第2ゲート絶縁層3のパターン面積が、第1ゲート絶縁層2のパターン面積の10%を超えてしまうと、フレキシブル基板に成膜し、屈曲させた場合に、割れが発生しやすくなるため好ましくない。
本発明の無機半導体層4の材料は、インジウム、ガリウム、および亜鉛の少なくとも一種を含む酸化物であることが好ましい。より具体的には、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化インジウム亜鉛および酸化亜鉛ガリウムインジウム(IGZO)等公知の材料を使用することができる。また、本発明の無機半導体層4には、上記以外の金属酸化物半導体やアモルファスシリコン等の他の材料を用いても構わない。
本発明の無機半導体層4はスパッタ、CVD等の真空成膜装置を用いて形成されることが好ましい。真空成膜装置を用いて形成された上記の膜は、塗布型の無機膜よりも、高純度、高密度、均一な膜となるため、高移動度を有し、薄膜トランジスタ100〜102に用いた場合に、高いトランジスタ特性を実現することができる。
以下、本発明に係る薄膜トランジスタの具体的な実施例及び比較例について説明する。なお、本発明は各実施例に限るものではない。
(実施例1)
実施例1について説明する。図4に、実施例1に係る、薄膜トランジスタ103の断面構造を表す概略図を示す。絶縁基板10として厚さ125μmのポリエチレンナフタレート上に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを、室温成膜した。成膜後、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ゲート電極11を形成した。Mo成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=50SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。
次に、スピンコーターを用いて、感光性のシクロオレフィンポリマーを、フォトリソグラフィー法を用いてパターニング後、180℃で焼成し、第1ゲート絶縁層2として、膜厚1μmの有機ゲート絶縁層12を形成した。有機ゲート絶縁層12のパターンの面積は200μm×200μmである。
次に、RFマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚50nmのSiOxを、室温成膜した。成膜後、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ドライエッチング、レジスト剥離を行い、第2ゲート絶縁層3として、無機ゲート絶縁層13を形成した。無機ゲート絶縁層13のパターン面積は50μm×80μmであり、有機ゲート絶縁層12のパターン面積の10%である。
次に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚40nmのInGaZnOを、室温成膜した。成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=100SCCM、O=1SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。次に、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、無機ゲート絶縁層13上に、無機半導体層14を形成した。無機半導体層14のパターン面積は50μm×80μmである。
最後に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを室温成膜し、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ソース電極15とドレイン電極16を形成し、薄膜トランジスタ103を得た。作製した薄膜トランジスタ103のチャネル長は10μm、チャネル幅は50μmである。
ゲート電圧を±20Vとして、半導体パラメータアナライザを用いて薄膜トランジスタ103のTransfer特性を測定した結果、薄膜トランジスタ103の移動度は、10.9cm/Vs、ソース電極15とドレイン電極16との間に10Vの電圧が印加されたときのON/OFF比は約6桁であり、良好なトランジスタ特性を示した。
作製した薄膜トランジスタ103を直径1mmの金属棒に巻き付けて、静的屈曲試験を行った後の薄膜トランジスタ103の移動度は10.6cm/Vs、ソース電極15とドレイン電極16との間に10Vの電圧が印加されたときのON/OFF比は約6桁であり、作製後と同等の良好なトランジスタ特性を示した。試験後に光学顕微鏡にて薄膜トランジスタ103の表面観察を行った結果、クラック等の発生は見られず、特に異常は認められなかった。
(実施例2)
実施例2について説明する。図5に、実施例2に係る、薄膜トランジスタ104の断面構造を表す概略図を示す。絶縁基板10として厚さ125μmのポリエチレンナフタレート上に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを、室温成膜した。成膜後、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ゲート電極11を形成した。Mo成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=50SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。
次に、スピンコーターを用いて、感光性のシクロオレフィンポリマーを、フォトリソグラフィー法を用いてパターニング後、180℃で焼成し、第1ゲート絶縁層2として、膜厚1μmの有機ゲート絶縁層12を形成した。有機ゲート絶縁層12のパターンの面積は200μm×200μmである。
次に、RFマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚50nmのSiOxを、室温成膜した。成膜後、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ドライエッチング、レジスト剥離を行い、第2ゲート絶縁層3として、無機ゲート絶縁層13を形成した。無機ゲート絶縁層13のパターン面積は50μm×80μmであり、有機ゲート絶縁層12のパターン面積の10%である。
次に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚40nmのInGaZnOを、室温成膜した。成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=100SCCM、O=1SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。次に、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、無機ゲート絶縁層13上に、無機半導体層14を形成した。無機半導体層14のパターン面積は40μm×60μmである。
最後に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを室温成膜し、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ソース電極15とドレイン電極16を形成し、薄膜トランジスタ104を得た。作製した薄膜トランジスタ104のチャネル長は10μm、チャネル幅は50μmである。
ゲート電圧を±20Vとして、半導体パラメータアナライザを用いて薄膜トランジスタ104のTransfer特性を測定した結果、薄膜トランジスタ104の移動度は、10.8cm/Vs、ソース電極15とドレイン電極16との間に10Vの電圧が印加されたときのON/OFF比は約6桁であり、良好なトランジスタ特性を示した。
作製した薄膜トランジスタ104を直径1mmの金属棒に巻き付けて、静的屈曲試験を行った後の薄膜トランジスタ104の移動度は10.7cm/Vs、ソース電極15とドレイン電極16との間に10Vの電圧が印加されたときのON/OFF比は約6桁であり、作製後と同等の良好なトランジスタ特性を示した。試験後に光学顕微鏡にて薄膜トランジスタ104の表面観察を行った結果、クラック等の発生は見られず、特に異常は認められなかった。
(実施例3)
実施例3について説明する。図6に、実施例3に係る、薄膜トランジスタ105の断面構造を表す概略図を示す。絶縁基板10として厚さ125μmのポリエチレンナフタレート上に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを、室温成膜した。成膜後、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ゲート電極11を形成した。Mo成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=50SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。
次に、スピンコーターを用いて、感光性のシクロオレフィンポリマーを、フォトリソグラフィー法を用いてパターニング後、180℃で焼成し、第1ゲート絶縁層2として、膜厚1μmの有機ゲート絶縁層12を形成した。有機ゲート絶縁層12のパターンの面積は200μm×200μmである。
次に、RFマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚50nmのSiOxを、室温成膜した。成膜後、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ドライエッチング、レジスト剥離を行い、第2ゲート絶縁層3として、無機ゲート絶縁層13を形成した。無機ゲート絶縁層13のパターン面積は50μm×80μmであり、有機ゲート絶縁層12のパターン面積の10%である。
次に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚40nmのInGaZnOを、室温成膜した。成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=100SCCM、O=1SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。次に、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、無機ゲート絶縁層13上に、無機半導体層14を形成した。無機半導体層14のパターン面積は60μm×100μmである。
最後に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを室温成膜し、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ソース電極15とドレイン電極16を形成し、薄膜トランジスタ105を得た。作製した薄膜トランジスタ105のチャネル長は10μm、チャネル幅は50μmである。
ゲート電圧を±20Vとして、半導体パラメータアナライザを用いて薄膜トランジスタ105のTransfer特性を測定した結果、薄膜トランジスタ105の移動度は、10.7cm/Vs、ソース電極15とドレイン電極16との間に10Vの電圧が印加されたときのON/OFF比は約6桁であり、良好なトランジスタ特性を示した。
作製した薄膜トランジスタ105を直径1mmの金属棒に巻き付けて、静的屈曲試験を行った後の薄膜トランジスタ105の移動度は10.8cm/Vs、ソース電極15とドレイン電極16との間に10Vの電圧が印加されたときのON/OFF比は約6桁であり、作製後と同等の良好なトランジスタ特性を示した。試験後に光学顕微鏡にて薄膜トランジスタ103の表面観察を行った結果、クラック等の発生は見られず、特に異常は認められなかった。
(比較例1)
比較例1について説明する。図7に、比較例1に係る、薄膜トランジスタ106の断面構造を表す概略図を示す。絶縁基板10として厚さ125μmのポリエチレンナフタレート上に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを、室温成膜した。成膜後、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ゲート電極11を形成した。Mo成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=50SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。
次に、スピンコーターを用いて、感光性のシクロオレフィンポリマーを、フォトリソグラフィー法を用いてパターニング後、180℃で焼成し、第1ゲート絶縁層2として、膜厚1μmの有機ゲート絶縁層12を形成した。有機ゲート絶縁層12のパターンの面積は200μm×200μmである。
次に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚40nmのInGaZnOを、室温成膜した。成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=100SCCM、O=1SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。次に、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、有機ゲート絶縁層12上に、無機半導体層14を形成した。無機半導体層14のパターン面積は50μm×80μmである。
最後に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを室温成膜し、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ソース電極15とドレイン電極16を形成し、薄膜トランジスタ106を得た。作製した薄膜トランジスタ106のチャネル長は10μm、チャネル幅は50μmである。
ゲート電圧を±20Vとして、半導体パラメータアナライザを用いて薄膜トランジスタ106のTransfer特性を測定した結果、オフ特性が観察されず、ソース電極15とドレイン電極16との間に10Vの電圧が印加されたときのON/OFF比は1桁未満であり、良好なトランジスタ特性が得られなかった。
(比較例2)
比較例2について説明する。図4に、比較例2に係る、薄膜トランジスタ107の断面構造を表す概略図を示す。絶縁基板10として厚さ125μmのポリエチレンナフタレート上に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを、室温成膜した。成膜後、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ゲート電極11を形成した。Mo成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=50SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。
次に、スピンコーターを用いて、感光性のシクロオレフィンポリマーを、フォトリソグラフィー法を用いてパターニング後、180℃で焼成し、第1ゲート絶縁層2として、膜厚1μmの有機ゲート絶縁層12を形成した。有機ゲート絶縁層12のパターンの面積は200μm×200μmである。
次に、RFマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚70nmのSiOxを、室温成膜した。成膜後、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ドライエッチング、レジスト剥離を行い、第2ゲート絶縁層3として、無機ゲート絶縁層13を形成した。無機ゲート絶縁層13のパターン面積は50μm×80μmであり、有機ゲート絶縁層12のパターン面積の10%である。
次に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚40nmのInGaZnOを、室温成膜した。成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=100SCCM、O=1SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。次に、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、無機ゲート絶縁層13上に、無機半導体層14を形成した。無機半導体層14のパターン面積は50μm×80μmである。
最後に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを室温成膜し、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ソース電極15とドレイン電極16を形成し、薄膜トランジスタ105を得た。比較例2に係る薄膜トランジスタ107と実施例1に係る薄膜トランジスタ103との相違は、無機ゲート絶縁層13の厚みである。作製した薄膜トランジスタ107のチャネル長は10μm、チャネル幅は50μmである。
ゲート電圧を±20Vとして、半導体パラメータアナライザを用いて薄膜トランジスタ107のTransfer特性を測定した結果、薄膜トランジスタ107の移動度は、10.8cm/Vs、ソース電極15とドレイン電極16との間に10Vの電圧が印加されたときのON/OFF比は6桁であった。
次に、作製した薄膜トランジスタ107を直径1mmの金属棒に巻き付けて、1万回の動的屈曲試験を行った。動的屈曲試験を行った後の薄膜トランジスタ107の移動度は3.8cm/Vs、ソース電極15とドレイン電極16との間に10Vの電圧が印加されたときのON/OFF比は約3桁であり、作製後と比較すると移動度とON/OFF比の低下が確認された。試験後に光学顕微鏡にて薄膜トランジスタ107の表面観察を行ったところ、無機ゲート絶縁層13にクラックの発生がわずかに認められた。
(比較例3)
比較例3について説明する。図8に、比較例3に係る、薄膜トランジスタ108の断面構造を表す概略図を示す。絶縁基板10として厚さ125μmのポリエチレンナフタレート上に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを、室温成膜した。成膜後、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ゲート電極11を形成した。Mo成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=50SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。
次に、スピンコーターを用いて、感光性のシクロオレフィンポリマーを、フォトリソグラフィー法を用いてパターニング後、180℃で焼成し、第1ゲート絶縁層2として、膜厚1μmの有機ゲート絶縁層12を形成した。有機ゲート絶縁層12のパターンの面積は200μm×200μmである。
次に、RFマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚50nmのSiOxを、室温成膜した。成膜後、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ドライエッチング、レジスト剥離を行い、第2ゲート絶縁層3として、無機ゲート絶縁層13を形成した。無機ゲート絶縁層13のパターン面積は100μm×80μmであり、有機ゲート絶縁層12のパターン面積の20%である。
次に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚40nmのInGaZnOを、室温成膜した。成膜時の投入電力は100W、ガス流量はAr=100SCCM、O=1SCCM、成膜圧力は1.0Paとした。次に、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、無機ゲート絶縁層13上に、無機半導体層14を形成した。無機半導体層14のパターン面積は50μm×80μmである。
最後に、DCマグネトロンスパッタ装置を用いて、膜厚80nmのMoを室温成膜し、フォトリソグラフィー法を用いてレジストパターンを形成した後に、ウェットエッチング、レジスト剥離を行い、ソース電極15とドレイン電極16を形成し、薄膜トランジスタ108を得た。作製した薄膜トランジスタ108のチャネル長は10μm、チャネル幅は50μmである。
ゲート電圧を±20Vとして、半導体パラメータアナライザを用いて薄膜トランジスタ108のTransfer特性を測定した結果、薄膜トランジスタ108の移動度は、10.6cm/Vs、ソース電極15とドレイン電極16との間に10Vの電圧が印加されたときのON/OFF比は約6桁であり、良好なトランジスタ特性を示した。
作製した薄膜トランジスタ108を直径1mmの金属棒に巻き付けて、静的屈曲試験を行った。静的屈曲試験を行った後の薄膜トランジスタ108はオン特性が観察されず、ソース電極15とドレイン電極16との間に10Vの電圧が印加されたときのON/OFF比は1桁未満であった。試験後に光学顕微鏡にて薄膜トランジスタ108の表面観察を行ったところ、無機ゲート絶縁層13にクラックの発生が認められた。
表1に、実施例1、実施例2、実施例3、比較例1、比較例2、比較例3それぞれの要部寸法、測定結果を示す。
表1に示すように、実施例1〜3では、静的屈曲試験の前後において良好なトランジスタ特性が得られ、かつ、クラックの発生がなかった。この結果から、ゲート絶縁層7を、フレキシブル性を有する有機ゲート絶縁層12(第1領域)と、厚さ50nm以下で有機ゲート絶縁層12に対するパターン面積を10%以下とした無機ゲート絶縁層13(第2領域)とを有するように形成することにより、良好なトランジスタ特性とフレキシブル性とが両立する薄膜トランジスタが得られることを確認できた。
比較例1に係る薄膜トランジスタ106では、有機ゲート絶縁層12上に無機ゲート絶縁層13を設けることなく、プラズマを利用した真空成膜装置(DCマグネトロンスパッタ装置)を用いて無機半導体層14を形成した。このため、絶縁膜/半導体界面にキャリアトラップが生成され、良好な界面状態を構築できず、良好なトランジスタ特性が得られなかった。
比較例2に係る薄膜トランジスタ107では、ゲート絶縁層7を、有機ゲート絶縁層12と、無機ゲート絶縁層13とで形成したものの、無機ゲート絶縁層13の膜厚が50nmを超えている。このため、静的屈曲試験の前においては良好なトランジスタ特性が得られたものの、十分なフレキシブル性を確保できずに、静的屈曲試験の後においては無機ゲート絶縁層13にクラックが発生して、良好なトランジスタ特性が得らなかった。
比較例3に係る薄膜トランジスタ108では、ゲート絶縁層7を、有機ゲート絶縁層12と、無機ゲート絶縁層13とで形成したものの、無機ゲート絶縁層13の有機ゲート絶縁層12に対するパターン面積が10%を超えている。このため、静的屈曲試験の前においては良好なトランジスタ特性が得られたものの、十分なフレキシブル性を確保できずに、静的屈曲試験の後においては無機ゲート絶縁層13にクラックが発生して、良好なトランジスタ特性が得らなかった。
Figure 2021077751
以上、説明したように、本発明によれば、絶縁性の基板と、絶縁性の基板上に形成されたゲート電極と、ゲート電極上に形成された1層以上の膜で形成されるゲート絶縁層と、ゲート絶縁層上に形成された無機半導体層と、無機半導体層上に形成されたソース・ドレイン電極とを含み、ゲート絶縁層は、有機物を用いて形成され、半導体層と非接触であり、膜厚が2nm以上50nm以下である第1領域と、無機物を用いて形成され、少なくとも一部が半導体層と接触し、パターン面積が第1領域のパターン面積の10%以下である第2領域とを有する、良好な特性を有し、かつフレキシブル性の高い薄膜トランジスタを提供することができる。
本発明で作製した薄膜トランジスタは、電子ペーパー表示装置、液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス表示装置などの表示装置や、圧電センサなどの各種センサに適用できる。特にフレキシブル性を活かしたフレキシブルデバイスへの適用が期待される。
100〜108 薄膜トランジスタ
0 絶縁基板
1 ゲート電極
2 第1ゲート絶縁層
3 第2ゲート絶縁層
4 無機半導体層
5 ソース電極
6 ドレイン電極
7 ゲート絶縁層
10 絶縁基板
11 ゲート電極
12 有機(第1)ゲート絶縁層
13 無機(第2)ゲート絶縁層
14 無機半導体層
15 ソース電極
16 ドレイン電極

Claims (5)

  1. 絶縁性の基板と、前記絶縁性の基板上に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極上に形成された1層以上の膜で形成されるゲート絶縁層と、前記ゲート絶縁層上に形成された無機半導体層と、前記無機半導体層上に形成されたソース・ドレイン電極とを含み、
    前記ゲート絶縁層は、
    有機物を用いて形成され、前記無機半導体層と非接触であり、膜厚が2nm以上50nm以下である第1領域と、
    無機物を用いて形成され、少なくとも一部が前記無機半導体層と接触し、パターン面積が前記第1領域のパターン面積の10%以下である第2領域とを有する、
    薄膜トランジスタ。
  2. 前記ゲート絶縁層は、前記第1領域である第1ゲート絶縁層と、前記第2領域である第2ゲート絶縁層との積層構造である、請求項1に記載の薄膜トランジスタ。
  3. 前記第1ゲート絶縁層が感光性樹脂を含む、請求項2に記載の薄膜トランジスタ。
  4. 前記第2ゲート絶縁層が酸化シリコン、窒化シリコン、シリコンオキシナイトライドのいずれかを含む、請求項2または3に記載の薄膜トランジスタ。
  5. 前記無機半導体層がインジウム、ガリウム、および亜鉛の少なくとも一種を含む酸化物である、請求項1乃至4のいずれかに記載の薄膜トランジスタ。
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