JP2021071194A - Vリブドベルト及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1には、本発明の一例であるVリブドベルト1が示されている。Vリブドベルト1は、ベルト背面(ベルトの外周面)を形成する伸張層(この例では、伸張ゴム層)2と、この伸張ゴム層の内周面に積層された圧縮ゴム層3とを含むベルト本体を備えており、前記圧縮ゴム層3と伸張ゴム層2との間にはベルト幅方向に所定間隔で並設してベルト長手方向(周長方向)に延びる心線4が埋設されている。また、前記圧縮ゴム層3のベルト内周面には、幅方向に間隔をおいて長手方向(周長方向)に延びる複数の断面V字状溝により断面逆V字形(逆台形)の複数のリブ部5が形成され、Vリブドベルトを形成している。Vリブドベルトにおいて、前記リブ部5の両側部の二つの傾斜面(傾斜両側壁)が摩擦伝動面を形成している。摩擦伝動面としての前記リブ部5の表面には布帛としての編布6が積層されており、前記摩擦伝動面は、編布6を介して、プーリ(前記リブ部5の両側壁の編布が接触可能な溝部を備えたプーリ)と接触可能である。なお、この例では、前記心線(芯体)4は、撚りコードで形成され、伸張ゴム層2と圧縮ゴム層3とに接して、両ゴム層2,3の間に介在している。
圧縮ゴム層の摩擦伝動面を布帛で被覆することにより、Vリブドベルトの耐久性および耐発音性を向上できる。特に、摩擦伝動特性を安定化できるとともに、ベルト張力が低くても、耐発音性を向上できる。布帛としては、織物(織布)、編物(編布)、不織布などの繊維部材が利用でき、編布(又は帆布)を使用する場合が多い。編布は、吸水性繊維及び/又は非吸水性繊維で形成でき、被水時の耐発音性を向上できる点から、吸水性繊維(又は親水性繊維)と非吸水性繊維とで形成された編布(例えば、特開2016−70494号公報に記載の編布)であってもよい。
少なくともイソシアネート化合物(ポリイソシアネート化合物)で布帛を処理(含浸又は付着処理)すると、ゴム組成物との接着性、布帛の耐摩耗性が向上し、耐発音性を長期に亘って持続させることができる。特に、圧縮ゴム層のゴム成分及び/又は布帛の繊維(セルロース系繊維などの吸水性又は親水性繊維)が、イソシアネート化合物に対する反応性官能基(例えば、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基などの活性水素原子を有する有機基)を有していると、布帛をイソシアネート化合物で処理することにより、布帛自体の機械的特性および圧縮ゴム層との接着性、Vリブドベルトの耐摩耗性及び耐久性をさらに向上でき、長期に亘り耐発音性を持続できる。なお、帆布処理剤として汎用されているレゾルシン−ホルマリン−ラテックス液(RFL液)及び/又はエポキシ樹脂と組み合わせて、イソシアネート化合物で布帛を処理してもよいが、前記RFL液及び/又はエポキシ樹脂で処理しなくても、前記接着性や機械的特性を向上できる。
内層(内周ゴム層)を形成する未加硫ゴム組成物のゴム成分としては、例えば、ジエン系ゴム(天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ビニルピリジン−スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(ニトリルゴム:NBR)、アクリロニトリル−クロロプレンゴム、水素化ニトリルゴム(HNBR)など)、エチレン−α−オレフィンエラストマー、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)、アルキル化クロロスルホン化ポリエチレンゴム(ACSM)、エピクロルヒドリンゴム、アクリル系ゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴムなどが挙げられる。これらのゴム成分は、カルボキシル化SBR、カルボキシル化NBRなどのように、カルボキシル化されていてもよい。これらのゴム成分は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
内層を形成するゴム組成物は、補強剤(補強性充填剤)として、カーボンブラック及び/又はシリカを含んでいてもよい。このような補強剤を添加すると、ゴム組成物のVmを高めることができ、補強剤の種類及び添加量によりゴム組成物のVmを調整できる。
内層を形成するゴム組成物は、親水性可塑剤(親水化処理剤、界面活性剤)を含んでいてもよい。ゴム組成物(内層)に、親水性可塑剤(又は親水化剤)を含有させると、時間の経過に伴って徐々に摩擦伝動面にブリードアウトするため、布帛の吸水性を高めることができ、耐注水発音性を向上できる。なお、前記特許文献2では、布帛に親水化処理剤(界面活性剤)を付着させて吸水性を高め、耐注水発音性を向上させている。しかし、このような方法では、親水性可塑剤(親水化処理剤、界面活性剤)を布帛に付着させるための処理工程(スプレー、コーティング、浸漬、塗布などの工程及び乾燥工程)が増加し、生産性が低下するだけでなく、布帛に付着した親水性可塑剤(親水化処理剤)が水との接触で比較的容易に流出してしまい、耐注水発音性が短期間内に消失する虞がある。これに対して、ゴム組成物中に親水性可塑剤を含有させると、親水性可塑剤が短期間内に流出することがなく、高い耐注水発音性を長期に亘り持続できる。さらに、ゴム組成物に親水性可塑剤を配合すればよいため、新たな工程を設ける必要がなく、工数を低減して、生産性を向上できる。
内層を形成するゴム組成物は、少なくともポリオレフィン粒子を含んでいてもよく、不飽和カルボン酸金属塩及び/又はポリオレフィン粒子を含んでいてもよい。このような成分(特に、不飽和カルボン酸金属塩及びポリオレフィン粒子の双方の成分)を、内層を形成するゴム組成物に含有させると、布帛の耐摩耗性を向上でき、耐発音性を長期に亘って持続できることを見いだした。このような効果のメカニズムは、明確でなく、一見、圧縮ゴム層の摩擦伝動面が布帛で被覆されているため、布帛の摩耗とゴム組成物の配合処方とは関係がないと思われる。しかし、実際には、ゴム組成物が布帛(編布など)の繊維間に侵入して布帛の繊維を保持(又は繊維と結合)して布帛を強固に固定又は結合しているためか、布帛(編布など)の繊維が圧縮ゴム層の表面から脱落するのを抑制し、耐摩耗性を向上させるものと推測される。特に、吸水性を向上できる親水性繊維(セルロース系繊維など)を含む布帛(編布など)では、親水性繊維が摩耗しやすい。特に、セルロース系繊維は多くの合成繊維と比較して摩耗しやすい。しかし、不飽和カルボン酸金属塩及び/又はポリオレフィン粒子をゴム組成物に含有させることにより、経編などの編布の組織、布帛への樹脂の含浸などを検討しなくても、布帛(編布など)の耐摩耗性を向上できる。
内層を形成するゴム組成物は、さらに、短繊維を含んでいてもよい。短繊維としては、前記布帛(編布など)で例示の繊維(吸水性繊維及び/又は非吸水性繊維)の短繊維[例えば、綿やレーヨンなどのセルロース系短繊維、ポリエステル系短繊維(PET短繊維など)、ポリアミド短繊維(ポリアミド6などの脂肪族ポリアミド短繊維、アラミド短繊維など)など]が挙げられる。短繊維は単独で又は2種以上組み合わせてもよい。短繊維の平均繊維長は、例えば、0.1〜30mm(例えば0.2〜20mm)、好ましくは0.3〜15mm、さらに好ましくは0.5〜5mm程度であってもよい。
内層を形成するゴム組成物は、通常、加硫剤及び/又は架橋剤をさらに含んでいる。加硫剤としては、例えば、硫黄、オキシム類(キノンジオキシムなど)、グアニジン類(ジフェニルグアニジンなど)などが挙げられる。架橋剤としては、例えば、有機過酸化物が挙げられ、有機過酸化物としては、慣用の成分、例えば、ジアシルパーオキサイド(ジラウロイルパーオキサイド、ジベンゾイルパーオキサイドなど)、パーオキシケタール(1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,2−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブタンなど)、アルキルパーオキシエステル(t−ブチルパーオキシベンゾエートなど)、ジアルキルパーオキサイド(ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,3−ビス(2−t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、2,5−ジ−メチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサンなど)、パーオキシカーボネート(t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、t−ブチルパーオキシ−2−エチル−ヘキシルカーボネート、t−アミルパーオキシ−2−エチル−ヘキシルカーボネートなど)などが挙げられる。これらの加硫剤及び架橋剤は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
内層を形成するゴム組成物は、必要に応じて、慣用の添加剤をさらに含んでいてもよい。
内層は、ムーニースコーチ最低粘度Vmが50〜110の範囲に調整されたゴム組成物(温度125℃で測定したとき、Vmが50〜110の未加硫ゴム組成物)で形成されている。前記Vmは、好ましくは60〜100、さらに好ましくは70〜90(特に75〜85)程度であってもよい。このようなゴム組成物で内層を形成すると、布帛の組織を透過してゴムが摩擦伝動面に滲出するのを抑制でき、耐発音性を向上できる。ゴム組成物のVmが高すぎると、ゴム組成物の流動性が低下し、布帛への浸透性が低下して耐摩耗性が低下するとともに、内層の成形性が低下する虞があり、Vmが低すぎると、ゴム組成物の流動性が高いため、ゴム組成物が布帛(編布など)の組織を透過して摩擦伝動面に滲出しやすくなり、摩擦伝動面への滲出を十分に抑制できず、耐発音性が低下する虞がある。
圧縮ゴム層は、前記内層に加えて、前記内層よりも外周側の外層(外周ゴム層)を有している。外層は、複数の層で形成されていてもよいが、生産性などの点から、単層(単一層)であるのが好ましい。
圧縮ゴム層の厚み(リブ部の頂部での平均厚み)は、例えば、1〜10mm(例えば、1.5〜8mm)、好ましくは2〜6mm(例えば、2.5〜6mm)程度であってもよく、1.5〜5mm(例えば、2〜4mm)程度であってもよい。
心線(又は芯体)を形成する繊維としては、弾性率の高い繊維、例えば、高強力ポリエチレン繊維、PBO繊維、ポリアリレート繊維、PET繊維、PEN繊維などのポリエステル繊維、アラミド繊維などのポリアミド繊維、炭素繊維などが例示できる。これらの繊維は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
伸張層は、圧縮ゴム層と同様のゴム組成物で形成してもよく、帆布などの布帛(補強布)で形成してもよい。布帛(補強布)としては、例えば、織布、広角度帆布、編布、不織布などの布材などが挙げられる。これらのうち、平織、綾織、朱子織などの形態で製織した織布や、経糸と緯糸との交差角が90〜120°程度の広角度帆布や編布などが好ましい。補強布を構成する繊維としては、前記圧縮ゴム層の布帛(編布など)の項で例示した繊維(吸水性繊維、非吸水性繊維など)などを利用できる。
圧縮ゴム層と伸張層との間には必ずしも接着ゴム層を介在させる必要はない。接着ゴム層は、例えば、前記圧縮ゴム層と同様のゴム組成物(例えば、エチレン−α−オレフィンエラストマーを含むゴム組成物)で形成してもよい。接着ゴム層を形成するゴム組成物は、さらに接着性改善剤(レゾルシン−ホルムアルデヒド共縮合物、アミノ樹脂など)などを含んでいてもよい。
本発明のVリブドベルトは、慣用の方法で製造できる。例えば、布帛(編布など)と、複数のゴム組成物で構成された未加硫圧縮ゴム層とを少なくとも含む筒状の未加硫積層体の布帛(編布など)を成形型に向けて加圧しつつ、加硫してスリーブ(筒状加硫成形体)を成形し、この加硫スリーブを所定幅にカッティングすることにより、Vリブドベルトを製造できる。好ましい態様では、伸張層(又は未加硫伸張ゴム層)と、心線(芯体)と、複数のゴム組成物で構成された未加硫圧縮ゴム層と、布帛(編布など)とを順次に筒状に積層した筒状の未加硫積層体が使用される。また、筒状の未加硫積層体は、前記のように、必要であれば、未加硫圧縮ゴム層と、伸張層(又は未加硫伸張ゴム層)との間に未加硫接着ゴム層を介在させた積層体であってもよく、このような積層体において、心線(芯体)は所定の部位、例えば、未加硫接着ゴム層に埋設してもよい。より詳細には、例えば、以下の方法で製造できる。
Vリブドベルトは、中空円筒状外型と、この外型内に同心円状に配置可能な円筒状内型と、前記外型と前記内型との間に配設された筒状の未加硫積層体を、外型に向けて可動又は押圧可能な押圧ユニットとを備えた成形装置を用いて製造できる。すなわち、中空円筒状外型内に同心円状に配置された円筒状内型に、前記布帛を前記外型に向けた形態で、筒状の未加硫積層体を積層して配置し;前記筒状の未加硫積層体を前記外型に向かって加圧して加硫し;加硫した筒状の加硫成形体を脱型して所定の形態に加工することにより製造できる。前記筒状の未加硫積層体は、例えば、圧縮ゴム層用未加硫ゴムシートと、この未加硫ゴムシートの一方の面に積層又は配された伸張ゴム層用未加硫ゴムシートとを少なくとも含む、ベルト本体を形成するための未加硫ゴム積層シートと;このゴム積層シートの長手方向に埋設した心線と;前記圧縮ゴム層用未加硫ゴムシートの他方の面に積層又は配された編布とを含む、中空筒状又はスリーブ状の積層体であってもよく、このような積層体を、前記編布を外型のリブ型に向けて配置し、未加硫ゴムシートを加圧して加硫してもよい。
第1の製造方法に関連して、例えば、特開2004−82702号公報に開示の方法、例えば、布帛および圧縮ゴム層のみを膨張させて予備成形体(半加硫状態)とし、次いで伸張層と心線とを膨張させて前記予備成形体に圧着し、加硫一体化してVリブドベルトに仕上げる方法を採用してもよい。
[ゴム組成物]
EPDM1:三井化学(株)製「EPT4045M」、ムーニー粘度(125℃)≒33
EPDM2:三井化学(株)製「EPT3070」、ムーニー粘度(125℃)≒47
EPDM3:三井化学(株)製「EPT3092M」、ムーニー粘度(125℃)≒61
カーボンブラックHAF:東海カーボン(株)製「シースト3」、平均粒子径28nm,ヨウ素吸着量80mg/g
酸化亜鉛:堺化学工業(株)製「酸化亜鉛2種」
親水性可塑剤1:花王(株)製「エマルゲンLS−106」、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、HLB=12.5、融点−10℃
親水性可塑剤2:ライオン(株)製「レオックスCL−70」、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、HLB=12.3、20℃で液体
不飽和カルボン酸金属塩1:三新化学工業(株)製「サンエステルSK−30」、メタクリル酸亜鉛
不飽和カルボン酸金属塩2:三新化学工業(株)製「サンエステルSK−13」、メタクリル酸マグネシウム
ポリオレフィン粒子1:Ticona社製「GUR4150」、超高分子量ポリエチレン、平均粒子径120μm
ポリオレフィン粒子2:(株)セイシン企業製「SK−PE−20L」、低密度ポリエチレン、平均粒子径20μm
老化防止剤:精工化学(株)製「ノンフレックスOD−3」、オクチルジフェニルアミン
有機過酸化物:日油(株)製「パークミルD」、ジクミルパーオキサイド
心線:1100dtexのアラミド繊維(弾性率70GPa)の束を2×3の撚り構成で、上撚り係数3.0、下撚り係数3.0で諸撚りした総繊度6600dtexの撚りコードに接着処理を施した処理コード
編布基材:吸水性繊維としての綿紡績糸(40番手、1本)と、第2の繊維としてのPTT/PETコンジュゲート糸(繊度84dtex)とを編成し、編組織が緯編(鹿の子、2層)の編布
編布A:上記編布基材を下記イソシアネート処理液に浸漬後、乾燥させた処理編布
編布B:編布Aを下記親水化処理液に浸漬後、乾燥させた処理編布
編布C:上記編布基材を下記RFL処理液に浸漬後、乾燥させた処理編布
[イソシアネート処理液]:熱反応型イソシアネート(第一工業製薬(株)製「エラストロンBN−27」、解離温度180℃、固形分濃度30質量%の水性イソシアネート系架橋剤)を固形分濃度5質量%に水で希釈した水溶液
[親水化処理液]:界面活性剤(花王(株)製「エマルゲンLS−106」)を濃度20質量%に水で希釈した水溶液
[RFL処理液]:レゾルシン2.6質量部、37%ホルマリン1.4質量部、ビニルピリジン−スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス17.2質量部、水78.8質量部を含む溶液
圧縮ゴム層用の未加硫ゴム組成物として、下記表1に示すゴム組成物を用いた。また、伸張ゴム層用の未加硫ゴム組成物として、下記表2に示すゴム組成物を用いた。
ムーニースコーチ最低粘度は、JIS K6300−1(2013)のムーニースコーチ試験に準じて測定した。ロータはL形を用い、試験温度は125℃とした。なお、試験片(未加硫ゴム組成物)とダイとが接する面の間に、厚さ約0.04mmのポリエステルフィルム(東レ(株)製「ルミラー」)を配置した。ダイを閉じた後1分間予熱し、その後ロータを回転し、ムーニー粘度の推移を記録した。記録したムーニー粘度は、概ね、下記図2に示すような挙動を示し、ムーニー粘度が最低となった時の値をムーニースコーチ最低粘度(Vm)として採用した。
圧縮ゴム層用ゴム組成物を温度160℃、時間30分でプレス加硫し、加硫ゴムシート(長さ100mm×幅100mm×厚み2mm)を作製した。加硫ゴムシートの表面と水との接触角θ(水滴の接線と表面とがなす角)は、図3に示すように、表面に水を滴下した水滴の投影写真から、θ/2法を用いて以下の式より求めることができる。
tanθ1=h/r → θ1=tan−1(h/r) …(2)
(式中、θ1は、表面に対して、水滴の端点(図3では左端点)と頂点とを結ぶ直線の角度であり、hは水滴の高さ、rは水滴の半径を示す。)
θ=2tan−1(h/r) …(3)
圧縮ゴム層用ゴム組成物を温度160℃、時間30分でプレス加硫し、加硫ゴムシート(長さ100mm×幅100mm×厚み2mm)を作製した。加硫ゴムシートを3枚重ね合わせた積層物を試料とし、JIS K6253(2012)に準じ、デュロメータA形硬さ試験機を用いて硬度を測定した。
圧縮ゴム層用シートを温度160℃、時間30分でプレス加硫し、加硫ゴムシート(長さ50mm×幅50mm×厚み8mm)を作製した。加硫ゴムシートを内径16.2mmの中空ドリルで加硫ゴムシートの厚み方向から切り抜き、直径16.2±0.2mm、厚み8mmの円柱状の試験片を作製した。摩耗量は、JIS K6264(2005)に準じ、DIN摩耗試験機(回転円筒型摩耗試験機)を用いて測定した。研磨布は研磨布押えによって回転ドラムに取り付け、試験方法は試験片を回転させないで測定するA法とし、試験片の付加力は10Nとした。試験前後における試験片の重量変化を測定し、あらかじめ測定しておいた試験片の比重から摩耗量(摩耗体積)を計算した。
円筒状内型の外周面に可撓性ジャケットを装着し、可撓性ジャケットに、伸張ゴム層用未加硫シートを巻きつけ、このシート上に芯体となる心線(撚りコード)を螺旋状にスピニングし、圧縮ゴム層用未加硫シートと編布とを巻き付けて積層体を作製した。この筒状積層体を巻き付けた内型を、内周面に複数のリブ型が刻設された筒状外型内に同心円状に設置し、前記可撓性ジャケットを膨張させて圧力1.5MPaで前記積層体をリブ型に圧入し、温度160℃、時間30分で加硫した。そして、外型から内型を抜き取り、複数のリブを有する加硫ゴムスリーブを外型から脱型し、カッターを用いて、加硫ゴムスリーブをベルト長手方向に所定の幅にカットし、6PK980のVリブドベルト(リブ数:6個、周長:980mm、ベルト形:K形、ベルト厚み:4.3mm、リブ高さ:約2mm、リブピッチ:3.56mm)を作製した。
(式中、nはリブ数であり、本願実施例の場合は6である)
図5にレイアウトを示す試験機でベルトを走行させ、耐注水発音性を評価した。試験機は、直径140mmの駆動プーリ(Dr.)、直径60mmのテンションプーリ1(Ten.1)、直径50mmの従動プーリ1(Dn.1)、直径60mmのテンションプーリ2(Ten.2)、および直径111mmの従動プーリ2(Dn.2)を備えていた。駆動プーリの回転数は800±160rpmで変動させた。従動プーリ1の負荷は16N・mとし、従動プーリ2は無負荷とした。ベルト張力は200N/6リブとした。駆動プーリと従動プーリ2の中心の位置で、ベルトの圧縮ゴム層側から断続的に注水を行った。注水は60秒に1回(5秒間)行った。注水量は100cc/秒(500cc/5秒)とした。試験温度(雰囲気温度)は25℃、試験時間は60分とした。試験中の異音の発生の有無を聴覚で確認した。
図6に示すレイアウトのように、直径55mmの駆動プーリ(Dr.)、直径65mmのアイドラープーリ1(Id.1)、直径55mmのアイドラープーリ2(Id.2)、直径55mmの従動プーリ(Dn.)を順に配した4軸走行試験機を用いて耐久走行試験を行った。4軸走行試験機の各プーリに6PK980のVリブドベルトを掛架し、雰囲気温度を60℃、駆動プーリの回転数を2000rpm、アイドラープーリおよび従動プーリは無負荷とし、ベルト張力を80N/リブとして500時間を上限として走行させた。摩耗率は、耐久走行試験前のVリブドベルトの質量と、耐久走行試験後のVリブドベルトの質量を測定し、次の式で算出した。摩耗率が小さい程、耐摩耗性は良好であるといえる。
製造したVリブドベルトのリブ面(リブの表面を被覆する編布)を目視で観察し、ゴム組成物の滲みが全くない場合は「○」、少しでもゴム組成物の滲みが確認された場合は「×」と判定した。
製造したVリブドベルトのリブ形状を接触型形状測定器((株)ミツトヨ製「CBH−1」)で測定し、リブ高さが1.9mm以上の場合は「○」、リブ高さが1.8mm以上〜1.9mm未満の場合は「△」、リブ高さが1.8mm未満の場合は「×」と判定した。
2…伸張ゴム層
3…圧縮ゴム層
3a…内周ゴム層
3b…外周ゴム層
4…心線
5…リブ部
6…編布
Claims (12)
- 圧縮ゴム層を含むVリブドベルトであって、
前記圧縮ゴム層の摩擦伝動面が布帛で被覆され、
前記圧縮ゴム層が、前記布帛と接触する内周ゴム層と、前記内周ゴム層よりも外周側の外周ゴム層とを有し、
前記内周ゴム層が、125℃で測定したとき、ムーニースコーチ最低粘度50〜110を有するゴム組成物で形成され、かつ
前記外周ゴム層が、125℃で測定したとき、ムーニースコーチ最低粘度70〜130を有するゴム組成物で形成されている、Vリブドベルト。 - 前記内周ゴム層が、前記外周ゴム層を形成するゴム組成物よりも低いムーニースコーチ最低粘度を有するゴム組成物で形成されている請求項1記載のVリブドベルト。
- 前記内周ゴム層の厚み割合が、前記圧縮ゴム層全体に対して、1〜50%である請求項1又は2記載のVリブドベルト。
- 前記内周ゴム層を形成するゴム組成物が親水性可塑剤を含む請求項1〜3のいずれか一項に記載のVリブドベルト。
- 前記内周ゴム層を形成するゴム組成物がポリオレフィン粒子を含む請求項1〜4のいずれか一項に記載のVリブドベルト。
- 前記布帛にイソシアネート化合物が含浸又は付着されている請求項1〜5のいずれか一項に記載のVリブドベルト。
- さらに、ベルト本体の長手方向に延びる心線を含み、前記心線を構成する繊維の引張弾性率が50GPa以上である請求項1〜6のいずれか一項に記載のVリブドベルト。
- ベルト背面を形成する伸張ゴム層と、前記伸張ゴム層の内周面に積層され、長手方向に延びるリブ部が形成された前記圧縮ゴム層とを少なくとも含むベルト本体と;前記ベルト本体の長手方向に埋設された心線と;前記布帛として、摩擦伝動面としての前記リブ部に積層され、少なくともセルロース繊維を含む編布とを備えており、
前記内周ゴム層が、125℃で測定したとき、ムーニースコーチ最低粘度60〜100を有するゴム組成物で形成され、
前記外周ゴム層が、125℃で測定したとき、ムーニースコーチ最低粘度80〜120を有するゴム組成物で形成され、
前記心線がアラミド繊維及び/又は炭素繊維で形成され、
前記編布に少なくともブロック型ポリイソシアネート化合物が含浸又は付着している、請求項1〜7のいずれか一項に記載のVリブドベルト。 - 中空円筒状外型内に配置された円筒状内型に、圧縮ゴム層用未加硫ゴムシートと前記未加硫ゴムシートに積層された布帛を含む未加硫積層体を、前記布帛を前記外型に向けた形態で配置し;
前記未加硫ゴムシートを少なくとも前記外型に向かって加圧して前記未加硫ゴムシートを加硫し;
加硫したゴムシートと前記布帛との成形体を脱型して所定の形態のVリブドベルトを製造する方法であって、
前記圧縮ゴム層用未加硫ゴムシートを、前記布帛と接触する内周ゴム層用未加硫ゴムシートと、前記内周ゴム層用未加硫ゴムシートよりも外周側の外周ゴム層用未加硫ゴムシートとで形成し、
前記内周ゴム層用未加硫ゴムシートを、125℃で測定したとき、ムーニースコーチ最低粘度50〜110を有するゴム組成物で形成し、かつ
前記外周ゴム層用未加硫ゴムシートを、125℃で測定したとき、ムーニースコーチ最低粘度70〜130を有するゴム組成物で形成する、Vリブドベルトの製造方法。 - 1.2MPa以上の圧力で前記未加硫ゴムシートを加圧して加硫する、請求項9記載の製造方法。
- 未加硫ゴムシートをカレンダーロールで圧延して、摩擦伝動面を形成する前記内周ゴム層用未加硫ゴムシートを形成し、カレンダーロール上で前記外周ゴム層用未加硫ゴムシートと積層して前記圧縮ゴム層用未加硫ゴムシートを調製する、請求項9又は10記載の製造方法。
- 前記圧縮ゴム層用未加硫ゴムシートと、前記圧縮ゴム層用未加硫ゴムシートの一方の面に積層又は配された伸張ゴム層用未加硫ゴムシートとを少なくとも含む、ベルト本体を形成するための未加硫ゴム積層シートと;前記未加硫ゴム積層シートの長手方向に埋設した心線と;前記布帛として、前記圧縮ゴム層用未加硫ゴムシートの他方の面に積層又は配された編布とを含む、中空筒状又はスリーブ状の前記未加硫積層体を、前記編布を外型のリブ型に向けて配置し、前記内型に装着され、かつ膨張収縮可能な可撓性ジャケットの膨張圧力で、前記未加硫ゴム積層シートを加圧して加硫する、請求項9〜11のいずれか一項に記載の製造方法。
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