JP2021068258A - 触覚呈示装置及び触覚呈示方法 - Google Patents

触覚呈示装置及び触覚呈示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】触覚の呈示に伴う音の発生を抑制することができる触覚呈示装置及び触覚呈示方法を提供する。【解決手段】触覚呈示装置1は、操作対象に対する操作を検出する接触検出部16と、操作対象を振動させて触覚を呈示する触覚呈示部18と、操作対象の周囲の音を集音して集音信号S3に変換するマイクロフォン20と、マイクロフォン20から取得した集音信号S3に基づいてノイズ成分を抽出して抽出信号S4を生成する抽出部22と、操作の検出により、駆動信号S2に基づいて触覚の呈示を行い、この触覚の呈示により集音された音から生成した抽出信号S4の逆位相信号S5を駆動信号S2に重畳して触覚の呈示を行う制御部24と、を備えて概略構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、触覚呈示装置及び触覚呈示方法に関する。
従来の技術として、一方の主面を操作者が触れる操作面とする可撓性の板状部材における他方の主面に円環状圧電素子を固着させた触覚提示装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この触覚提示装置は、円環状圧電素子が電圧を印加するための電極を有し、電極に電圧を印加することによって、縮径もしくは拡径する変形を生じるものであり、円環状圧電素子の変形に伴って生じる板状部材の撓みによって、操作者に触覚を提示する。
特開2019−169009号公報
従来の触覚提示装置は、触覚の提示の際、円環状圧電素子の駆動に伴って音が生じる問題がある。
従って本発明の目的は、触覚の呈示に伴う音の発生を抑制することができる触覚呈示装置及び触覚呈示方法を提供することにある。
本発明の一態様は、操作対象に対する操作を検出する接触検出部と、操作対象を振動させて触覚を呈示する触覚呈示部と、操作対象の周囲の音を集音して集音信号に変換するマイクロフォンと、マイクロフォンから取得した集音信号に基づいてノイズ成分を抽出して抽出信号を生成する抽出部と、操作の検出により、駆動信号に基づいて触覚の呈示を行い、この触覚の呈示により集音された音から生成した抽出信号の逆位相信号を駆動信号に重畳して触覚の呈示を行う制御部と、を備えた触覚呈示装置を提供する。
本発明によれば、触覚の呈示に伴う音の発生を抑制することができる。
図1(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置が搭載された車両内部の一例を示す概略図であり、図1(b)は、図1(a)のI(b)−I(b)線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例である。 図2は、実施の形態に係る触覚呈示装置のブロック図の一例である。 図3(a)は、実施の形態に係る触覚呈示装置の駆動信号の一例を示し、図3(b)は、集音信号の一例を示し、図3(c)は、抽出信号の一例を示し、図3(d)は、触覚呈示部に出力する信号の一例を示している。 図4は、実施の形態に係る触覚呈示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る触覚呈示装置は、操作対象に対する操作を検出する接触検出部と、操作対象を振動させて触覚を呈示する触覚呈示部と、操作対象の周囲の音を集音して集音信号に変換するマイクロフォンと、マイクロフォンから取得した集音信号に基づいてノイズ成分を抽出して抽出信号を生成する抽出部と、操作の検出により、駆動信号に基づいて触覚の呈示を行い、この触覚の呈示により集音された音から生成した抽出信号の逆位相信号を駆動信号に重畳して触覚の呈示を行う制御部と、を備えて概略構成されている。
この触覚呈示装置は、操作対象を振動させた際に生じる音のノイズ、振動のノイズを集音してノイズ成分を抽出し、このノイズ成分の逆位相信号を駆動信号に重畳して触覚を呈示すると共にノイズ成分を減衰するので、この構成を採用しない場合と比べて、触覚の呈示に伴う音の発生を抑制することができる。
[実施の形態]
(触覚呈示装置1の概要)
図1(a)は、触覚呈示装置が搭載された車両内部の一例を示す概略図であり、図1(b)は、図1(a)のI(b)−I(b)線で切断した断面を矢印方向から見た断面図の一例である。図2は、触覚呈示装置のブロック図の一例である。図3(a)は、駆動信号の一例を示し、図3(b)は、集音信号の一例を示し、図3(c)は、抽出信号の一例を示し、図3(d)は、触覚呈示部に出力する信号の一例を示している。図3(a)〜図3(d)は、横軸が時間tであり、縦軸が電圧Vである。なお以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図2では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
ここで図3(b)〜図3(d)は、実際に集音した信号などではなく説明のために計算によって生成した信号である。具体的には、図3(b)の集音信号Sは、駆動信号Sに対してランダムに生成したノイズ成分を重畳した信号である。また図3(c)の抽出信号Sは、図3(b)においてランダムに生成したノイズ成分のみを抽出した信号である。さらに図3(d)の信号は、時間tから時間tまでが逆位相信号Sが重畳されない駆動信号Sであり、時間tから時間tまでが駆動信号Sに逆位相信号Sを重畳した信号である。
本実施の形態の触覚呈示装置1は、予め定められた操作を受け付けた場合、予め定められた操作を受け付けたことをユーザにフィードバックするために触覚を呈示するように概略構成されている。そして触覚呈示装置1は、この触覚の呈示によって発生する音のノイズ、及び振動のノイズを抑制するように概略構成されている。
この触覚呈示装置1は、図1(a)に示すように、車両8のフロアコンソール80に配置されている。触覚呈示装置1は、車両8に搭載されたナビゲーション装置、音楽及び映像再生装置、空調装置、自動運転の設定や車両8の基本設定を行える車両制御装置などの電子機器と電気的に接続され、表示装置82に表示されるカーソルなどを操作可能に構成されている。なお触覚呈示装置1は、センターコンソール81に配置され、タッチ操作を受け付ける表示装置82のタッチパネルやステアリング83の左右のスポーク部にそれぞれ配置されたタッチパッド84として構成されても良く、またこれに限定されない。
触覚呈示装置1は、図1(a)及び図1(b)に示すように、操作対象に対する操作を検出する接触検出部16と、操作対象を振動させて触覚を呈示する触覚呈示部18と、操作対象の周囲の音を集音して集音信号Sに変換するマイクロフォン20と、マイクロフォン20から取得した集音信号Sに基づいてノイズ成分を抽出して抽出信号Sを生成する抽出部22と、操作の検出により、駆動信号Sに基づいて触覚の呈示を行い、この触覚の呈示により集音された音から生成した抽出信号Sの逆位相信号Sを駆動信号Sに重畳して触覚の呈示を行う制御部24と、を備えて概略構成されている。
本実施の形態の接触検出部16は、パネル14の表面である操作面140になされた操作を検出する。従って操作対象は、操作面140である。なお変形例として操作対象は、回転操作可能なダイヤル、一次元方向の操作が可能なスライダの操作部、十字方向などに操作可能なジョイスティックの操作レバーなどであっても良い。
操作面140には、図1(b)に示すように、XY座標が設定されている。このXY座標は、運転席に着座するユーザから見て左上を原点としてX軸が左から右向かって正、Y軸が前から後に向かって正となっている。そしてZ軸は、操作面140の法線方向の軸であり、上方向が正となっている。操作面140は、触覚の呈示に伴って、Z軸の正負方向に変位する。つまり操作面140は、触覚の呈示に伴って基準位置Pをから上下方向に変位する。
ノイズ成分は、大きく分けて音のノイズと振動のノイズに分けることができる。音のノイズは、触覚の呈示の際の作動音である。振動のノイズは、振動に起因するノイズである。
(接触検出部16の構成)
接触検出部16は、ユーザの操作指9が操作面140に接触することによって変化する静電容量を検出するように構成されている。この接触検出部16は、複数の駆動電極と複数の検出電極を備えて構成され、駆動電極と検出電極とが互いに絶縁された状態で交差している。
接触検出部16は、図1(b)に示すように、パネル14の裏面141に配置されている。このパネル14は、例えば、ポリカーボネートなどの樹脂材料によって薄い板状に形成されている。パネル14は、ベース10とベース10の上面100に配置された複数の支持部12によって支持されている。ベース10は、ポリカーボネートなどの樹脂材料やアルミニウムなどの金属又は合金材料を用いて形成されている。また支持部12は、シリコーンなどの弾性体材料を用いて柱体形状に形成されている。
接触検出部16は、周期的に駆動電極と検出電極の全ての組み合わせにおける静電容量を検出し、周期ごとの静電容量を検出情報Sとして制御部24に出力する。制御部24は、記憶部26に記憶された静電しきい値260と検出された静電容量とを比較し、ユーザの操作指9が検出されると、操作位置を算出する。この操作位置は、例えば、加重平均によって算出されるが重心を操作位置にするなど、他の算出方法で算出されても良い。
(触覚呈示部18の構成)
触覚呈示部18は、例えば、圧電素子、ボイスコイルモータ、偏心した錘が出力軸に取り付けられたモータなどのアクチュエータを備えて構成されている。本実施の形態の触覚呈示部18は、一例として、ボイスコイルモータである。
触覚呈示部18は、ベース10とパネル14の間に取り付けられている。触覚呈示部18は、制御部24から出力される駆動信号Sに応じてパネル14を振動させる。ユーザは、この振動を操作指9で受け、触覚を感じる。
駆動信号Sは、図3(a)に示すように、時間tにおいて駆動が開始され、時間tにおいて駆動が終了する正弦波信号となっている。操作面140は、電圧Vが正電圧の場合、Z軸の正方向に変位する。また操作面140は、電圧Vが負電圧の場合、Z軸の負方向に変位する。なお図3(a)では、2周期分の正弦波として駆動信号Sを図示しているが波形や周期などは一例であってこれに限定されない。
本実施の形態の触覚呈示部18は、駆動信号Sに基づいて振動を開始し、この振動で生じる音を抑制する逆位相信号Sが生成されると、図3(d)に示すように、駆動信号Sと逆位相信号Sとが重畳された信号に基づいて振動する。
(マイクロフォン20の構成)
マイクロフォン20は、図3(b)に示すように、音を電圧Vに変換し、集音信号Sとして抽出部22に出力するように構成されている。マイクロフォン20は、図1(b)に示すように、ベース10の上面100に配置されている。
マイクロフォン20は、ベース10とパネル14の間の空間の音や振動の音を集音する。なおマイクロフォン20の配置は、これに限定されず、操作面140側の音を集音するように配置されても良い。
(抽出部22の構成)
抽出部22は、集音信号Sからノイズ成分を抽出し、抽出した信号を抽出信号Sとして制御部24に出力するように構成されている。抽出部22は、図3(a)〜図3(c)に示すように、マイクロフォン20が生成した集音信号Sと駆動信号Sとの差分を抽出信号Sとして生成する。
触覚呈示部18が駆動されると、パネル14が振動するので、触覚呈示部18の作動音の他に、少なからず音が発生する。これらの音は、駆動信号Sに応じて発生する。そのため、抽出部22は、駆動信号Sに遅れて音が発生することから駆動信号Sと集音信号Sの位相差を補正して差分を算出する。
(制御部24の構成)
制御部24は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(=Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(=Random Access Memory)及びROM(=Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部24が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。また制御部24は、その内部にクロック信号を生成する手段を有し、このクロック信号に基づいて動作を行う。
制御部24は、記憶部26と電気的に接続されている。この記憶部26は、静電しきい値260を記憶している。記憶部26は、例えば、制御部24が配置された基板上に配置された半導体メモリであるがこれに限定されない。なお記憶部26は、制御部24が備えるRAMやROMであっても良い。
制御部24は、上述のように、予め定められた操作が受け付けられた場合、駆動信号Sを触覚呈示部18に出力してユーザに受け付けたことを示す触覚を呈示する。この予め定められた操作とは、例えば、長押操作、プッシュ操作などの選択された機能の決定に関わる操作や触覚を呈示する領域に到達したなぞり操作などであるがこれに限定されず、選択に関わる操作、受け付けられない操作などであっても良い。
制御部24は、抽出信号Sが集音信号Sのノイズ成分であることから、このノイズ成分を減衰させるために、抽出信号Sの逆位相となる逆位相信号Sを生成する。この逆位相信号Sは、抽出信号Sの逆位相となる信号であるので、互いに打ち消し合ってノイズ成分が減衰する。
そこで、制御部24は、駆動開始直後から集音信号Sを取得して逆位相信号Sをリアルタイムで生成し、駆動信号Sの2周期目の開始時間tから駆動信号Sと逆位相信号Sとを重畳して触覚呈示部18に出力する。なお駆動信号Sに逆位相信号Sを重畳するタイミングは、これに限定されず、駆動信号Sの波形に応じて半周期の整数倍の周期後に重畳しても良いし、リアルタイムに処理を行い、重畳可能となった時点から重畳しても良い。
制御部24は、操作面14になされた操作の情報である操作情報Sを生成して接続された電子機器に出力する。この操作情報Sは、一例として、検出された座標の情報やなぞり操作、押し下げ操作などの操作の内容についての情報を含む情報である。
以下に本実施の形態の触覚呈示装置1の動作について図4のフローチャートに従って説明する。
(動作)
触覚呈示装置1の制御部24は、接触検出部16から検出情報Sを周期的に取得する。制御部24は、ステップ1の「Yes」が成立する、つまり操作が検出されると(Step1:Yes)、検出された操作が予め定められた操作、つまり触覚の呈示が必要な操作か確認する。
制御部24は、検出された操作が予め定められた操作であって触覚の呈示を実施する場合(Step2:Yes)、なされた操作に基づく操作情報Sを生成して接続された電子機器に出力する(Step3)。
制御部24は、検出された操作に応じて触覚を呈示すると共にマイクロフォン20を制御して集音信号Sを抽出部22に出力させ、抽出部22を制御して集音信号Sから抽出信号Sを抽出させる(Step4)。
制御部24は、抽出部22が抽出した抽出信号Sを取得すると、逆位相信号Sを生成する(Step5)。
制御部24は、生成した逆位相信号Sを駆動信号Sに重畳して出力し(Step6)、触覚の呈示が終わると処理を終了する。なお制御部24は、触覚の呈示が終了するまで、抽出信号Sからリアルタイムで逆位相信号Sを生成して駆動信号Sに重畳する。
ここでステップ2において制御部24は、なされた操作が触覚を呈示する必要がある予め定められた操作でない場合(Step2:No)、なされた操作に応じた操作情報Sを生成して接続された電子機器に出力する(Step7)。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る触覚呈示装置1は、触覚の呈示に伴う音の発生を抑制することができる。具体的には、触覚呈示装置1は、触覚の呈示に伴って発生する音をマイクロフォン20で集音すると共にノイズ成分を抽出し、抽出したノイズ成分の逆位相の逆位相信号Sを駆動信号Sに重畳してさらに触覚の呈示を行う。触覚呈示装置1は、この構成を採用しない場合と比べて、ノイズ成分を減衰させることができ、触覚の呈示に伴う音の発生を抑制することができる。
触覚呈示装置1は、音のノイズと振動のノイズを集音して集音信号Sを生成し、この集音信号Sに基づいて抽出信号S及び逆位相信号Sを生成してノイズ成分を減衰させるので、この構成を採用しない場合と比べて、音のノイズと振動のノイズの双方を抑制することができる。
ここで他の実施の形態としての触覚呈示装置1は、マイクロフォン20が触覚の呈示前の周囲の音を集音して呈示前の集音信号Sを出力し、制御部は、呈示前の集音信号Sの逆位相信号Sを駆動信号Sに重畳して触覚の呈示を開始する。
そして制御部24は、触覚の呈示における集音信号Sから抽出信号S及び逆位相信号Sを生成し、駆動信号Sに逆位相信号Sを重畳して触覚呈示部18を駆動する。
この触覚呈示装置1は、触覚呈示前の集音信号から逆位相信号を生成しない場合と比べて、振動のノイズの逆位相信号Sが生成される前の音のノイズを抑制することができる。
また他の実施の形態としての触覚呈示方法は、操作対象に対する操作を検出し、操作対象を振動させて触覚を呈示し、操作対象の周囲の音を集音して集音信号に変換し、マイクロフォンから取得した集音信号に基づいてノイズ成分を抽出して抽出信号を生成し、操作の検出により、駆動信号に基づいて触覚の呈示を行い、この触覚の呈示により集音された音から生成した抽出信号の逆位相信号を駆動信号に重畳して触覚の呈示を行う。
この触覚呈示方法は、触覚呈示方法を実行させるプログラムやこのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体として提供されても良い。
以上述べた少なくとも1つの実施の形態の触覚呈示装置1及び触覚呈示方法によれば、触覚の呈示に伴う音の発生を抑制することが可能となる。
上述の実施の形態及び変形例に係る触覚呈示装置1及び触覚呈示方法は、例えば、用途に応じて、その一部が、コンピュータが実行するプログラム、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)及びFPGA(Field Programmable Gate Array)などによって実現されても良い。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…触覚呈示装置、8…車両、9…操作指、10…ベース、12…支持部、14…パネル、16…接触検出部、18…触覚呈示部、20…マイクロフォン、22…抽出部、24…制御部、26…記憶部、80…フロアコンソール、81…センターコンソール、82…表示装置、83…ステアリング、84…タッチパッド、100…上面、140…操作面、141…裏面、260…静電しきい値

Claims (4)

  1. 操作対象に対する操作を検出する接触検出部と、
    前記操作対象を振動させて触覚を呈示する触覚呈示部と、
    前記操作対象の周囲の音を集音して集音信号に変換するマイクロフォンと、
    前記マイクロフォンから取得した前記集音信号に基づいてノイズ成分を抽出して抽出信号を生成する抽出部と、
    操作の検出により、駆動信号に基づいて触覚の呈示を行い、この触覚の呈示により集音された音から生成した前記抽出信号の逆位相信号を前記駆動信号に重畳して触覚の呈示を行う制御部と、
    を備えた触覚呈示装置。
  2. 前記抽出部は、前記マイクロフォンが生成した前記集音信号と前記駆動信号との差分を前記抽出信号として生成する、
    請求項1に記載の触覚呈示装置。
  3. 前記マイクロフォンは、触覚の呈示前の周囲の音を集音して呈示前の集音信号を出力し、
    前記制御部は、前記呈示前の集音信号の逆位相信号を前記駆動信号に重畳して触覚の呈示を開始する、
    請求項1又は2に記載の触覚呈示装置。
  4. 操作対象に対する操作を検出し、
    前記操作対象を振動させて触覚を呈示し、
    前記操作対象の周囲の音を集音して集音信号に変換し、
    前記マイクロフォンから取得した前記集音信号に基づいてノイズ成分を抽出して抽出信号を生成し、
    操作の検出により、駆動信号に基づいて触覚の呈示を行い、
    この触覚の呈示により集音された音から生成した前記抽出信号の逆位相信号を前記駆動信号に重畳して触覚の呈示を行う、
    触覚呈示方法。
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