JP2021065458A - 浴槽洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴槽内に吐水する吐水装置を備えた浴槽において、洗剤の消費量を抑えつつ、浴槽の内側壁面全体を効果的に洗浄することができる浴槽洗浄装置を提供する。【解決手段】浴槽の底面に設けられ、洗剤水を浴槽の内側壁面に向けて噴射する噴射口を備えたノズル本体と、このノズル本体を水平方向に回転させる電気モータと、この噴射口からの洗剤水の噴出を制御する洗浄ポンプと、電気モータ及び洗浄ポンプを制御する制御部と、を有し、吐水装置は、湯を吐水して吐水装置が設けられた内側壁面に対向する内側壁面に向かう流れを形成し、制御部は、ノズル本体の噴射口から浴槽の内側壁面に洗剤水を噴射して内側壁面を洗浄するとき、吐水装置が設けられた内側壁面における洗剤水の単位面積あたりの付着量よりもこの内側壁面と対向する内側壁面における洗剤水の単位面積あたりの付着量の方が多くなるように、電気モータ及び洗浄ポンプを制御する第1モードを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽洗浄装置に係り、特に、浴槽の内側壁面に設けられ浴槽内に湯を吐水する吐水装置を備えた浴槽洗浄装置に関する。
従来から洗剤水をノズルから噴射して浴槽を自動で洗浄する浴槽洗浄装置が知られている。例えば、特許文献1に記載された浴槽洗浄装置においては、浴槽の底面に複数のノズルを設け、洗浄時にはこれらの洗浄ノズルを底面から突出させて回転させながら洗浄ノズルから浴槽の内側壁面に向けて洗剤水を噴射させるようになっている。
特開平5−49589号公報
一方、使用者の肩周りや腰周りに吐水を行うために浴槽内に吐水する吐水装置を設けた浴槽が知られている。この浴槽内に吐水する吐水装置を設けた浴槽では、吐水装置の吐水口が設けられている内側壁面と対向する内側壁面に向けて湯が流れる。そのため、その流れに沿って浴槽内の汚れも吐水装置の吐水口が設けられている内側壁面と対向する内側壁面に向けて流れやすい。その結果、吐水装置が設けられている内側壁面と対向する内側壁面が汚れ易くなる。そのため、このような浴槽において、洗剤水をノズルから噴射して浴槽を自動的に洗浄する浴槽洗浄装置を単に設けても、吐水装置が設けられている内側壁面と対向する内側壁面の汚れが落ちないおそれがあり問題である。
そこで、吐水装置が設けられている内側壁面と対向する内側壁面の汚れを落とすために、大量の洗剤水をノズルから噴射させることが考えられる。しかし、洗剤の量を増やして洗剤水の量を増大させようとすると、洗剤の消費量が増えてしまう。また、洗剤の量を増さずに水の量を増やすことで洗剤水の量を増大させようとすると、洗剤水の濃度が薄くなり、洗浄力が低下してしまう。
そこで、本発明では、従来の装置が持つ問題を解決するためになされたものであり、浴槽内に吐水する吐水装置を備えた浴槽においても、洗剤の消費量を抑えつつ、浴槽の内側壁面全体を効果的に洗浄することができる浴槽洗浄装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、浴槽の内側壁面に設けられ浴槽内に湯を吐水する吐水装置を備えた浴槽を洗剤で自動的に洗浄する浴槽洗浄装置であって、洗剤を貯留する洗剤タンクと、この洗剤タンクから供給される洗剤と給水源から供給される水とを混合して洗剤水を生成する洗剤混合部と、浴槽の底面に設けられ、洗剤水を浴槽の内側壁面に向けて噴射する噴射口を備えたノズル本体と、このノズル本体を水平方向に回転させる回転駆動部と、この噴射口からの洗剤水の噴出を制御する噴射制御部と、これらの回転駆動部及び噴射制御部を制御する制御部と、を有し、吐水装置は、湯を吐水して吐水装置が設けられた内側壁面に対向する内側壁面に向かう流れを形成し、制御部は、ノズル本体の噴射口から浴槽の内側壁面に洗剤水を噴射して内側壁面を洗浄するとき、吐水装置が設けられた内側壁面における洗剤水の単位面積あたりの付着量よりも吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面における洗剤水の単位面積あたりの付着量の方が多くなるように、回転駆動部及び噴射制御部を制御する第1モードを有することを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、制御部が、ノズル本体の噴射口から浴槽の内側壁面に洗剤水を噴射して内側壁面を洗浄するとき、吐水装置が設けられた内側壁面における洗剤水の単位面積あたりの付着量よりもこの内側壁面と対向する内側壁面における洗剤水の単位面積あたりの付着量の方が多くなるように、回転駆動部及び噴射制御部を制御する第1モードを有するので、吐水装置から吐水された湯が到達して汚れ易くなった内側壁面(吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面)に比較的多くの洗剤水をノズル本体から噴射することができる。よって、本発明によれば、浴槽内に湯を吐水する吐水装置を備えた浴槽装置においても、洗剤の消費量を抑えつつ、浴槽の内壁面全体を効果的に洗浄することができる。
本発明において、好ましくは、制御部は、吐水装置から湯の吐水がなされなかったとき且つノズル本体の噴射口から浴槽の内側壁面に洗剤水を噴射して内側壁面を洗浄するとき、第1モードとは洗剤水の内側壁面における単位面積あたりの付着量が異なる第2モードを有する。
このように構成された本発明においては、制御部が第1モードとは洗剤水の内側壁面における単位面積あたりの付着量が異なる第2モードを有するので、吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面が汚れやすい状態の際に、第1モードを実行することができる。すなわち、本発明によれば、必要なときに汚れやすい吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面を念入りに洗浄することができる。
本発明において、好ましくは、制御部は、使用者が浴槽に入浴して吐水装置から吐水が行われた場合に、その入浴後に行う最初の浴槽の内側壁面の洗浄において自動的に第1モードを実行する。
このように構成された本発明においては、制御部が、使用者が浴槽に入浴して吐水装置から吐水が行われた場合に、その入浴後に行う最初の浴槽の内側壁面の洗浄において、自動的で第1モードを実行するので、使用者が意識せずとも必要なときに汚れやすい吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面を念入りに洗浄することができる。
本発明において、好ましくは、制御部は、更に、第1モード後に実行され、ノズル本体の噴射口から浴槽の内側壁面に水を噴射するすすぎモードを有し、制御部は、第1モードにおいて吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面に向けて最初に洗剤水を噴射してから吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面に向けて水を噴射するまでの間の時間である第1待機時間が、第1モードにおいて吐水装置が設けられた内側壁面に向けて最初に洗剤水を噴射してから吐水装置が設けられた内側壁面に向けて水を噴射するまでの間の時間である第2待機時間よりも長くなるように、回転駆動部及び噴射制御部を制御する。
このように構成された本発明においては、第1モードにおいて吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面に向けて最初に洗剤水を噴射してから吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面に向けて水を噴射するまでの間の時間である第1待機時間が、第1モードにおいて吐水装置が設けられた内側壁面に向けて最初に洗剤水を噴射してから吐水装置が設けられた内側壁面に向けて水を噴射するまでの間の時間である第2待機時間よりも長くしたので、吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面に洗剤水が付着している時間を長くすることができ、その汚れ易い内側壁面の洗浄力を向上することができる。
本発明において、好ましくは、制御部は、使用者が吐水装置を使用するとき使用者の肩回り又は腰回りに近い内側壁面における洗剤水の単位時間あたりの付着量を吐水装置が設けられた内側壁面における洗剤水の単位時間あたりの付着量よりも多くなるように、回転駆動部及び噴射制御部を制御する。
このように構成された本発明においては、吐水装置を使用した場合、吐水装置からの吐水される湯が使用者の肩又は腰に当たるのでその肩回りや腰回りに近い水面が波立やすくなり、その結果、肩回りや腰回りに近い内側壁面が汚れやすくなる。本発明によれば、制御部がこのような制御を行うので、その汚れやすい内側壁面に比較的多くの洗剤水を噴出することができる。よって、使用者の肩周りや腰回りに吐水を行う吐水装置を備えた浴槽においても、洗剤の消費量を抑えつつ、浴槽の内壁面全体を洗浄することができる。
本発明において、好ましくは、吐水装置は、浴槽内に貯留された湯を吸込口から吸い込み、この吸い込んだ湯を循環させて浴槽内に吐水し、制御部は、更に、第1モードよりも前に実行され、浴槽の内側壁面にノズル本体の噴射口から水を噴出する前すすぎモードを有し、制御部は、この前すすぎモードにおいて、吸込口が設けられた内側壁面に付着する単位面積あたりの水が、吸込口が設けられていない浴槽の内側壁面に付着する単位面積あたりの水よりも多くなるように、回転部及び噴射制御部を制御する。
吐水装置が浴槽内に貯留された湯を吸込口から吸い込み、この吸い込んだ湯を循環させて浴槽内に吐水する場合、浴槽内に貯留された水を吸い込む際に髪の毛も吸い込んでしまい、その髪の毛が吸い込み口にはりつくおそれがある。そこで、本発明では、制御部が、前すすぎモードにおいて、吸込口が設けられた内側壁面に付着する単位面積あたりの水が吸込口が設けられていない浴槽の内側壁面に付着する単位面積あたりの水よりも多くなるように回転部及び噴射制御部を制御するので、吸込口に比較的多くの水を付着させることができ、吸込口に張り付いた髪の毛を洗い流すことができる。
本発明において、好ましくは、吐水装置は、浴槽内に入浴している使用者の肩に向けて湯を吐水する。
このように構成された本発明においては、吐水装置により使用者の肩付近にむけて湯を吐水することができるとともに、その吐水装置を備えた浴槽においても、洗剤の消費量を抑えつつ、浴槽の内壁面全体を効果的に洗浄することができる。
本発明において、好ましくは、吐水装置は、浴槽内に入浴している使用者の腰に向けて湯を吐水する。
このように構成された本発明においては、吐水装置により使用者の腰付近にむけて湯を吐水することができるとともに、その吐水装置を備えた浴槽においても、洗剤の消費量を抑えつつ、浴槽の内壁面全体を効果的に洗浄することができる。
本発明の浴槽洗浄装置によれば、浴槽内に吐水する吐水装置を備えた浴槽においても、洗剤の消費量を抑えつつ、浴槽の内側壁面全体を効果的に洗浄することができる。
本発明の実施形態による浴槽洗浄装置及びこの浴槽洗浄装置が適用される浴槽を示す全体構成図である。 本実施形態の浴槽洗浄装置が適用される浴槽を示す平面図である。 図2の浴槽の肩用吐水装置及び腰用吐水装置に使用される循環流路及び浴槽を示す平面図である。 本実施形態による浴槽洗浄装置のノズルユニットが浴槽の底面に取り付けられた状態を示す上方から見た平面図である。 図4のV−V線に沿って見た浴槽洗浄装置のノズルユニットの断面図である。 図5の斜視図である。 本実施形態の浴槽洗浄装置のノズルユニットのカバーを取り外した状態を示す斜視図である。 ノズル本体の噴射口から液体が噴射される様子を示す斜視図である。 本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第1例における各洗浄工程を示す浴槽の平面図である。 本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第1例における制御内容を示すフローチャートである。 本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第2例における各洗浄工程を示す浴槽の平面図である。 本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第2例における制御内容を示すフローチャートである。 本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第3例における各洗浄工程を示す浴槽の平面図である。 本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第2例における制御内容を示すフローチャートである。 本実施形態による浴槽洗浄装置により実行されるすすぎモードにおける各洗浄・すすぎ工程を示す浴槽の平面図である。 本実施形態による浴槽洗浄装置により実行されるすすぎモードにおける制御内容を示すフローチャートである。 本実施形態による浴槽洗浄装置による肩回りに近い内側壁面を洗浄するときの各洗浄工程を示す浴槽の平面図である。 本実施形態による浴槽洗浄装置による肩周りに近い内側壁面を洗浄するときの制御内容を示すフローチャートである。 本実施形態による浴槽洗浄装置により実行される前すすぎモードにおける各工程を示す浴槽の平面図である。 本実施形態による浴槽洗浄装置により実行される前すすぎモードにおける制御内容を示すフローチャートである。
図面を参照して、本発明の実施形態による浴槽洗浄装置を説明する。最初に、図1により、本発明の実施形態による浴槽洗浄装置及びこの浴槽洗浄装置が適用される浴槽について説明する。図1は本発明の実施形態による浴槽洗浄装置及びこの浴槽洗浄装置が適用される浴槽を示す全体構成図である。
図1に示すように、符号1は、浴槽を示し、この浴槽1は、底面2と内側壁面4を備え、これらの底面2と内側壁面4が後述するように洗剤水により洗浄がなされ、さらに、水によりすすぎがなされるようになっている。また、浴槽1の内側壁面4には、給水口6が設けられ、浴槽1内に湯が給水されるようになっている。浴槽1の底面2には、排水口8が設けられ、湯が外部に排水されるようになっている。
次に、浴槽1に後述する洗剤水を供給して浴槽1を自動的に洗浄する浴槽洗浄装置10について説明する。浴槽洗浄装置10は、洗剤水を噴射するためのノズルユニット12を備え、このノズルユニット12は、浴槽1の底面2に取り付けられている。このノズルユニット12は、詳細は後述するが、ノズル本体14、このノズル本体14を支持するためのケーシング16、及び、ノズル本体14を回転せるための電気モータ(ステッピングモータ等)18を備えている。ここで、ノズル本体14は、浴槽1の底面2に対して垂直方向の延びる回転軸を中心にして回転するようになっている。また、図1に示すように、ノズル本体14の回転方向は時計回りである。
浴槽洗浄装置10は、ノズルユニット12に洗剤水を供給するための3つ流路を備えている。先ず、第1の流路20は、給湯器(図示せず)から湯を供給するための流路であり、この第1の流路20には、上流からフィルター付きの止水栓22、定流量弁24、開閉動作により給水量を制御する給水電磁弁26、温度センサ28、切換弁29、及び、縁切りタンクであり洗剤と湯を混合して洗剤水を生成して貯留するためのシスターン30が設けられている。このシスターン30内にはフロートスイッチ31が設けられており、このフロートスイッチ31により洗剤水の水位が測定できるようになっている。
第2の流路32は、液状の洗剤を供給するための流路であり、この第2の流路32には、上流から洗剤タンク34、洗剤の供給を制御する洗剤電磁弁36、オリフィス38、及び、洗剤の供給量を制御するための洗剤ポンプ40が設けられ、上述したシスターン30に洗剤が供給されるようになっている。
ここで、シスターン30には、上述したようにフロートスイッチ31が設けられており、このフロートスイッチ31からの信号により、給水電磁弁26、洗剤電磁弁36、洗剤ポンプ40等がされ所望の供給量の洗剤水が生成されるようになっている。また、洗浄ポンプ40の回転数や駆動時間、及び、給水電磁弁26の開弁時間等を制御することにより、洗剤水の濃度を変化させ、所望の濃度の洗剤水を得ることができるようになっている。
第3の流路42は、シスターン30に貯留された洗剤水を上述したノズルユニット12に供給(給水)するための流路である。この第3の流路42には、上流から洗浄ポンプ44及び逆止弁46が設けられている。この洗浄ポンプ44により、ノズルユニット12に供給される洗剤水の流量、即ち、後述するノズル本体14から噴射される洗剤水の流量が制御(調整)できるようになっている。
また、浴槽洗浄装置10は、制御部48を備え、この制御部48により、上述した電気モータ18、洗剤ポンプ40、洗浄ポンプ44等が制御されるようになっている。
なお、上述した例では、第1の流路20に、給湯器から湯を供給しているが、給湯器を使用せず、水(冷水)を供給するようにしてもよい。
また、シスターン30を使用する代りに、ベンチュリ管を使用するようにしてもよい。ベンチュリ管を使用した場合には、洗剤水を生成するが貯留はしない。
なお、シスターン30を使用しない場合には、洗浄ポンプ44の代りに、電磁弁や「ポンプと電磁弁との組合せ」により、洗剤水の流量を制御するようにしてもよい。
ここで、上述した第1の流路20に設けられた切換弁29には、バイパス流路47の一端が接続され、その他端はシスターン30をバイパスして第3の流路42に接続されている。この切換弁29を切換えることにより、ノズルユニット12に、洗剤水を供給する場合とすすぎのための湯又は水を供給する場合の両方に対応できるようになっている。
なお、切替弁29やバイパス流路47を設けず且つシスターンに洗剤を供給することなく単に湯又は水のみをシスターン30に貯留させることにより、ノズルユニット12に、「洗剤水を供給する場合」と「すすぎのための湯又は水を供給する場合」の両方に対応できるようにしてもよい。
また、浴槽1の長手方向の一方側の端部の上部に、肩用吐水装置80が設けられ、この肩用吐水装置80の吐水口80aから、湯が使用者の肩回りに吐水されるようになっている。浴槽1の内側壁面4の下方には、2つの吸込口82が形成され、この吸込口82から吸い込まれた湯が、循環流路83を経由してこの循環流路83に設けられた循環ポンプ84により、肩用吐水装置80まで供給され、肩用吐水装置80の吐水口80aから湯が吐水されるようになっている。
同様に、浴槽1の肩用吐水装置80が設けられた同じ側の内側壁面の中間高さ位置には、腰用吐水装置86が設けられ、2つの吐水口86aから使用者の腰に向けて湯が吐水されるようになっている。
なお、本実施形態においては、上述した肩用吐水装置80及び腰用吐水装置86の何れか一方が設けられていればよい。また、吐水装置は、肩用吐水装置80や腰用吐水装置86以外のもので、吐水装置から吐水された湯が、吐水装置が設けられた内側壁面から対向する内側壁面に向けて流れるようなものであってもよい。
次に、図2及び図3により、上述した肩用吐水装置80及び腰用吐水装置86を用いたことによる浴槽1内の流れの状態について説明する。図2は本実施形態の浴槽洗浄装置が適用される浴槽を示す平面図であり、図3は図2の浴槽の肩用吐水装置及び腰用吐水装置に使用される循環流路及び浴槽を示す平面図である。
図2及び図3に示すように、肩用吐水装置80は、2つの吐水口80aを備え、これらの吐水口80aから湯を吐水し、使用者の肩回りに湯が流れるようになっている。また、この肩用吐水装置80から吐水された湯は、肩用吐水装置80が設けられた内側壁面4aからこの内側壁面4aに対向する内側壁面4bに向かう流れが形成されるように流れる。このように浴槽1内では、湯が対向する内側壁面4bに向かう流れが形成されるように流れるので、対向する内側壁面4bが肩用吐水装置80が設けられた内側壁面4aに比べて汚れ易くなっている。
腰用吐水装置86からも湯が吐水され、内側壁面4aから内側壁面4bに向かう流れが形成されるように流れるので、同様に、内側壁面4bが内側壁面4aに比べて汚れ易くなっている。
次に、図4乃至図7により、本実施形態の浴槽洗浄装置10のノズルユニット12の構造について説明する。図4は本実施形態による浴槽洗浄装置のノズルユニットが浴槽の底面に取り付けられた状態を示す上方から見た平面図であり、図5は図4のV−V線に沿って見た浴槽洗浄装置のノズルユニットの断面図であり、図6は図5の斜視図であり、図7は本実施形態の浴槽洗浄装置のノズルユニットのカバーを取り外した状態を示す斜視図である。
図4乃至図7に示すように、ノズルユニット12は、ノズル本体14と、このノズル本体14を回転可能に収納するケーシング16と、ノズル本体14を回転させるための電気モータ18を備えている。ケーシング16は、外筒50と、この外筒50の内側に取り付けられた中間筒52と、この中間筒52の内側に取り付けられた内筒54を備えている。また、この外筒50の上部にはフランジ50aが設けられている。この外筒50は、パッキン56を介して浴槽1の底面2に取り付けられ固定ナット58により底面2に固定されている。
電気モータ18は、中間筒52の下方部分に取り付けられている。この電気モータ18には出力軸18aが取り付けられ、この出力軸18aの先端(上端)には、ノズル本体14が取り付けられている。また、内筒54の下方部分には、ノズル本体14を支持するための筒状の支持部材60が取り付けられている。
さらに、中間筒52の下側部分には、電気モータ18の下方及び側方に沿って断面がL字状の流路部材61が取り付けられており、液体(洗剤水や水)が流れる流路61aを形成している。また、支持部材60と中間筒52との間に流路60aが形成され、さらに、ノズル本体14の内部にも流路14aが形成されている。上述した第3の流路42からノズルユニット12に供給された液体(洗剤水や水)は、流路部材61の流路61a、支持部材60と中間筒52との間の流路60a、ノズル本体14の内部の流路14aを通って、ノズル本体14の上部に形成された噴射口62に到達するようになっている。
ケーシング16は、さらに、外筒50のフランジ50aの上面、中間筒52の上面、内筒54の上面を覆うカバー64を備えている。このように、ケーシング16は、これらの外筒50、中間筒52、内筒54及びカバー64を備えている。なお、ケーシング16は、好ましくはカバー64を備えているが、カバーは備えなくてもよい。
次に、このノズルユニット12の浴槽1の底面2への取り付け方法を説明する。先ず、外筒50を、浴槽1の底面2に形成された取付用開口部68に浴槽1の上方方から挿入し、次に、浴槽1の下方から固定ナット58により浴槽1の底面2に固定する。次に、浴槽1の外部において、中間筒52に出力軸18aを上方から挿入し、電気モータ18及び流路部材61を下方から挿入し、これらの中間筒52、出力軸81a、電気モータ18、流路部材61が一体となるように組み付けておく。次に、浴槽1の外部において、内筒54、ノズル本体14、支持部材60を組み付け、この組付けて一体となった内筒54、ノズル本体14、支持部材60を、上方から上述した中間筒52の内部に挿入する。次に、これらの一体となった中間筒52、出力軸81a、電気モータ18、流路部材61、内筒54、ノズル本体14、支持部材60を、上方から外筒50の内部に底面2の上方から挿入する。この後、カバー64を、外筒50、中間筒52、内筒54のそれぞれの上面に上方から覆うようにして取り付ける。
ここで、メンテナンス等のために、カバー64及び外筒50の内部に挿入された各部材(中間筒52、出力軸81a、電気モータ18、流路部材61、内筒54、ノズル本体14、支持部材60)は、浴槽1の底面2の上方から取り出し可能となっている。
次に、図7に示すように、ノズル本体14の上面には、中心からずれた位置から中心を通って外周縁まで延びる凹部70が形成されている。この凹部70の一端側には中心からずれた位置には、洗剤水や水を噴射する噴射口62が形成されている。
また、内筒54の上方の内周縁部にはドーナツ型の切欠空間74が形成され、ノズル本体14の外周側との間に空間が存在するようになっている。さらに、内筒54、中間筒52、外筒50のフランジ50aの上面側には半径方向に延びる4本の溝76が形成され、これらの溝76と上述した切欠空間74が連通するようになっている。
ここで、図5に示すように、ノズル本体14と内筒54との間には、ノズル本体14が回転可能なように、隙間(摺動空間)Gが形成されている。この隙間Gからごみが侵入することを防止するためのごみ侵入防止部材として、この隙間Gを覆う環状パッキン78がノズル本体14の外周に取り付けられている。この環状パッキン78は、その一端が保持端としてノズル本体14により保持され、その他端が内筒54の上面に自由端として接触している。
次に、図8により、ノズル本体の噴射口について説明する。図8はノズル本体の噴射口から液体(洗剤水、湯、水)が噴射される様子を示す斜視図である。図8に示すように、ノズル本体14の噴射口62は、細長い形状であり、下方側から上方側に向かって延びるように形成されている。噴射口62から噴射する液体(洗剤水、湯、水)は、水平方向よりも上下方向に広がり、ほぼ扇形形状となる。
次に、図9乃至図14により、本実施形態による浴槽洗浄装置により浴槽を洗浄する際に実行される「第1モード」について説明する。
本実施形態による浴槽洗浄装置10においては、ノズル本体14の噴射口62から浴槽1の内側壁面4に洗剤水を噴射して内側壁面4を洗浄するとき、肩用吐水装置80が設けられた内側壁面4aにおける洗剤水の単位面積あたりの付着量よりもこの内側壁面4aと対向する内側壁面4bにおける洗剤水の単位面積あたりの付着量の方が多くなるように、制御部48により電気モータ18及び洗浄ポンプ44が制御される第1モードが実行されるようになっている。
この本実施形態による第1モードを実行するとき、内側壁面4aにおける洗剤水の単位面積あたりの付着量よりも内側壁面4bにおける洗剤水の単位面積あたりの付着量を多くするために、本実施形態では、洗剤水の付着回数を増やすようにした第1例、洗剤水の流量を増やすようにした第2例、及び、ノズル本体をゆっくりと回すようにした第3例を用いている。
本実施形態においては、第1モードを実行する際、これらの第1例、第2例、及び、第3例を任意に組み合わせて実行するようにしてもよい。
以下、これらの第1例乃至第3例について説明する。
先ず、図9及び図10により、内側壁面4bへの洗剤水の付着回数を多くした第1例について説明する。図9は本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第1例における各洗浄工程を示す浴槽の平面図であり、図10は本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第1例における制御内容を示すフローチャートである。図10において、Sは各ステップを示している。
先ず、図10に示すように、S1において、洗浄スイッチ(図示せず)をONとする。次に、S2に進み、ノズル本体を回転速度20秒/周で回転を開始する(図9の(a)参照)。ノズル本体は、時計回りに回転する。次に、S3に進み、ノズル本体の積算回転角度が135度以上か否かを判定する。S3においてYESであれば、S4に進み、ノズル本体の噴射をONとし、噴射流量450cc/minの洗剤水を噴射する(図9の(b)参照)。
次に、S5に進み、ノズル本体の積算回転角度が225度以上か否かを判定する。S5においてYESであれば、S6に進み、ノズル本体の噴射をOFFとし、洗剤水の噴射を止める(図9の(c)参照)。次に、S7に進み、ノズル本体の積算回転角度が360度であるか否かを判定する(図9の(c)参照)。S7においてYESの場合には、S8に進み、ノズル本体の回転を停止し、待機する(図9の(c)参照)。次に、S9に進み、待機時間が1分間経過したか否かを判定する(図9の(d)参照)。
次に、S9においてYESの場合には、S10に進み、ノズル本体による噴射・ノズル回転を開始する。このとき、噴射流量は450ml/minであり、ノズル本体の回転速度は20s/周である(図9の(e)参照)。次に、S11に進み、ノズル本体の積算回転角度が360度であるか否かを判定する(図9の(e)参照)。S11においてYESの場合には、S12に進み、ノズル本体の回転を停止すると共に洗剤水の噴射をOFFとする(図9の(e)参照)。次に、S13に進み、待機時間が1分間経過したか否かを判定する(図9の(e)参照)。
次に、S14に進み、ノズル本体による噴射・ノズル回転を開始する。このとき、噴射流量は450ml/minであり、ノズル本体の回転速度は20s/周である(図9の(f)参照)。次に、S15に進み、ノズル本体の積算回転角度が360度であるか否かを判定する(図9の(g)参照)。S15においてYESの場合には、S16に進み、ノズル本体の回転を停止すると共に洗剤水の噴射をOFFとする(図9の(g)参照)。次に、S17に進み、待機時間が1分間経過したか否かを判定する(図9の(g)参照)。S17においてYESの場合には、洗剤水による浴槽の洗浄を終了する。
この第1例の場合には、ノズル本体14は、3回回転するが、このとき、ノズル本体の回転速度は20s/周であり、同一速度で時計回りに回転している。
一方、ノズル本体14から噴出される洗剤水の流量(内側壁面への単位面積あたりの付着量)は、肩用吐水装置60が設けられた内側壁面4a(0度〜135度及び225度から360度の領域)における洗剤水の付着回数は2回であるが(図9の(e)、(g)参照)、肩用吐水装置60が設けられた内側壁面4aに対応する内側壁面4b(135度から225度の領域)における洗剤水の付着回数は3回であり(図9の(b)、(e)、(g)参照)、内側壁面4bの洗剤水の単位面積あたりの付着量が、内側壁面4aの洗剤水の単位面積あたりの付着量よりも多くなっている。これにより、汚れ易い内側壁面4bを確実に洗浄することができる。
次に、図11及び図12により、内側壁面4bへの洗剤水の流量を多くした第2例について説明する。図11は本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第2例における各洗浄工程を示す浴槽の平面図であり、図12は本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第2例における制御内容を示すフローチャートである。図12において、Sは各ステップを示している。
先ず、図12に示すように、S21において、洗浄スイッチ(図示せず)をONとする。次に、S22に進み、ノズル本体による噴射・ノズル回転を開始する。このとき、噴射流量は450ml/minであり、ノズル本体の回転速度は20s/周である(図11の(a)参照)。ノズル本体は、時計回りに回転する。次に、S23に進み、ノズル本体の積算回転角度が135度以上であるか否かを判定する(図11の(b)参照)。S23においてYESであれば、S24に進み、ノズル本体の噴射流量は600ml/minであり、ノズル本体の回転速度は20s/周である(図11の(c)参照)。次に、S25に進み、ノズル本体の積算回転角度が225度以上であるか否かを判定する(図11の(c)参照)。次に、S27に進み、ノズル本体の積算回転角度が360度か否かを判定する(図11の(d)参照)。S27においてYESであれば、S28に進み、ノズル本体の回転を停止する(図11の(d)参照)。
この第2例の場合には、ノズル本体14は、1回転するが、このとき、ノズル本体の回転速度は20s/周であり、同一速度で時計回りに回転している。
一方、ノズル本体14から噴出される洗剤水の流量(ml/min)は、肩用吐水装置60が設けられた内側壁面4a(0度〜135度及び225度から360度の領域)においては450ml/minであるが、肩用吐水装置60が設けられた内側壁面4aに対応する内側壁面4b(135度から225度の領域)においては600ml/minであり、内側壁面4bの洗剤水の流量が、内側壁面4aの洗剤水の流量よりも多くなっている。これにより、汚れ易い内側壁面4bを確実に洗浄することができる。
次に、図13及び図14により、ノズル本体をゆっくり回した第3例について説明する。図13は本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第3例における各洗浄工程を示す浴槽の平面図であり、図14は本実施形態による浴槽洗浄装置による内側壁面の洗浄の第2例における制御内容を示すフローチャートである。図14において、Sは各ステップを示している。
先ず、図14に示すように、S31において、洗浄スイッチ(図示せず)をONとする。次に、S32に進み、ノズル本体による噴射・ノズル回転を開始する。このとき、噴射流量は450ml/minであり、ノズル本体の回転速度は20s/周である(図13の(a)参照)。ノズル本体は、時計回りに回転する。次に、S33に進み、ノズル本体の積算回転角度が135度以上であるか否かを判定する(図13の(b)参照)。S33においてYESであれば、S34に進み、ノズル本体の噴射流量は450ml/minであり、ノズル本体の回転速度は40s/周である(図13の(c)参照)。次に、S35に進み、ノズル本体の積算回転角度が225度以上であるか否かを判定する(図13の(c)参照)。次に、S37に進み、ノズル本体の積算回転角度が360度か否かを判定する(図13の(d)参照)。S37においてYESであれば、S38に進み、ノズル本体の回転を停止する(図13の(d)参照)。
この第3例の場合には、ノズル本体14は、1回転するが、このとき、ノズル本体から噴射される洗剤水の流量は450ml/minであり、同じ流量の洗剤水を噴出し、時計回りに回転している。
一方、ノズル本体14の回転速度は、肩用吐水装置60が設けられた内側壁面4a(0度〜135度及び225度から360度の領域)においては20s/周であるが、肩用吐水装置60が設けられた内側壁面4aに対応する内側壁面4b(135度から225度の領域)においては40s/周であり、内側壁面4bを洗浄するときの方がノズル本体をゆっくり回すようにしている。これにより、汚れ易い内側壁面4bを確実に洗浄することができる。
次に、図15及び図16により、本実施形態による浴槽洗浄装置により浴槽が洗浄された後に実行される「すすぎモード」について説明する。
本実施形態による浴槽洗浄装置10においては、ノズル本体14の噴射口62から浴槽1の内側壁面4に洗剤水を噴射して内側壁面4を洗浄する「第1モード」(後述するS41〜S45)が実行された後に、ノズル本体14の噴射口62から浴槽1の内側壁面4に水を噴射してすすぎ動作を行う「すすぎモード」(S46〜S55)が実行されるようになっている。本実施形態においては、第1モードにおいて肩用吐水装置80が設けられた内側壁面4aと対向する内側壁面4bに対して最初に洗剤水を噴射してからすすぎモードにおいて内側壁面4aに対向する内側壁面4bに水を噴射するすすぎ動作を開始するまでの第1待機時間を、第1モードにおいて内側壁面4aに最初に洗剤水を噴出してからすすぎモードにおいて内側壁面4aに水を噴射するすすぎ動作を開始するまでの第2待機時間よりよりも、長くするようにしている。以下、すすぎ動作を具体的に説明する。
以下、図15及び図16により、本実施形態により実行されるすすぎモードについて説明する。図15は本実施形態による浴槽洗浄装置により実行されるすすぎモードにおける各洗浄・すすぎ工程を示す浴槽の平面図であり、図16は本実施形態による浴槽洗浄装置により実行されるすすぎモードにおける制御内容を示すフローチャートである。図16において、Sは各ステップを示している。
先ず、図16に示すように、S41において、洗浄スイッチ(図示せず)をONとする。次に、S42に進み、ノズル本体による洗剤水の噴射・ノズル回転を開始する(図15の(a)参照)。ノズル本体は、時計回りに回転する。次に、S43に進み、時計回りにおけるノズル本体の積算回転角度が360度であるか否かを判定する(図15の(b)参照)。S43にてYESであれば、S44に進み、ノズル本体の洗剤水の噴射及び回転を停止する(図15の(b)参照)。
次に、S45に進み、待機時間が1min(1分)経過したか否かを判定する。S45においてYESであれば、S46に進み、ノズル本体の時計回りの回転を開始する(図15の(c)参照)。次に、S47に進み、ノズル本体の積算回転角度(時計回り)が135度か否かを判定する(図15の(c)参照)。S47においてYESであれば、S48に進み、ノズル本体の回転を停止する。
次に、S49に進み、ノズル本体による水の噴射(すすぎ動作)及びノズル本体の回転を開始する(図15の(d)参照)。このとき、ノズル本体は、反時計回りに回転する。次に、S50に進み、ノズル本体の積算回転角度(反時計回り)が270度か否かを判定する(図15の(d)参照)。S50にてYESであれば、S51に進み、ノズル本体による水の噴射(すすぎ動作)及びノズル本体の回転を停止する。
次に、S52に進み、待機時間が1min(1分)経過したか否かを判定する。S52においてYESであれば、S53に進み、ノズル本体による水の噴射(すすぎ動作)及びノズル本体の回転を開始する(図15の(e)参照)。このとき、ノズル本体は、反時計回りに回転する。次に、S54に進み、ノズル本体の積算回転角度(反時計回り)が360度か否かを判定する(図15の(e)参照)。S54においてYESであれば、S55に進み、ノズル本体による水の噴射(すすぎ動作)及びノズル本体の回転を停止する。
本実施形態による浴槽洗浄装置においては、上述したように、第1モードにおいて肩用吐水装置80が設けられた内側壁面4aと対向する内側壁面4bに対して最初に洗剤水を噴射してからすすぎモードにおいて内側壁面4aに対向する内側壁面4bに水を噴射するすすぎ動作を開始するまでの第1待機時間を、第1モードにおいて内側壁面4aに最初に洗剤水を噴出してからすすぎモードにおいて内側壁面4aに水を噴射するすすぎ動作を開始するまでの第2待機時間(1分以上)よりも、長くしたので、肩用吐水装置が設けられた内側壁面4aと対向する内側壁面4bに洗剤水が付着している時間を長くすることができ、その汚れ易い内側壁面4bの洗浄力を向上することができる。
上述した図16のS41〜S45において、洗剤水を噴射して内側壁面を洗浄する「第1モード」が実行されるが、図10のS1〜S17において実行される洗剤水による洗浄動作も同様に「第1モード」である。この図10において実行される「第1モード」においては、複数回(3回)の洗浄動作が実行されているが、S2〜SSにおいて実行される1回目の洗浄動作が最初の洗浄動作となる。そのため、この図10に示された洗浄動作(第1モード)が実行された後に、図16のS46〜S55に示されたすすぎ動作(すすぎモード)を実行するようにしてもよい。この場合も、図16に示された場合と同様に、第1待機時間(例えば、S4からS53まで)が第2待機時間(例えば、S10からS50まで)よりも長くなるように、電気モータ16及び洗浄ポンプ44等が制御される。この結果、肩用吐水装置が設けられた内側壁面4aと対向する内側壁面4bに洗剤水が付着している時間を長くすることができ、その汚れ易い内側壁面4bの洗浄力を向上することが
できる。
次に、図17及び図18により、浴槽の肩回りに近い内側壁面の洗浄について説明する。肩用吐水装置80を使用した場合、肩用吐水装置80から吐水された湯が使用者の肩に当たり、この肩回りに近い水面が波立ちやすくなり、これにより、肩回りに近い内側壁面が汚れ易くなる。本実施形態においては、この肩周りに近い汚れ易い内側壁面については、洗剤水の単位面積あたりの付着量を多くして、浴槽の内側壁面全体を効果的に洗浄することができるようにしている。
図17は本実施形態による浴槽洗浄装置による肩回りに近い内側壁面を洗浄するときの各洗浄工程を示す浴槽の平面図であり、図18は本実施形態による浴槽洗浄装置による肩周りに近い内側壁面を洗浄するときの制御内容を示すフローチャートである。図18において、Sは各ステップを示す。また、浴槽1の内側壁面4の30度〜70度の範囲、及び、290度〜330度の範囲が、使用者の肩回りに相当する範囲である。この実施形態においては、汚れ易い肩用吐水装置の内側壁面に対向した内側壁面4bの領域(135度〜225度)、及び、使用者の肩回りの内側壁面4の領域(30度〜70度、290度〜330度)に対して、比較的多くの洗剤水を噴射して洗剤の単位面積あたりの付着量を多くしたものである。
ここで、ノズル本体14が浴槽1の底面の中心に設けられた場合には、上述したように、浴槽1の内側壁面4の30度〜70度の範囲、及び、290度〜330度の範囲が、使用者の肩回りに相当する範囲となる。なお、ノズル本体14が浴槽1の底面の中心からずれた位置に設けられた場合には、上述した角度範囲とは異なるが、ノズルが浴槽の中心に設けられた場合における角度30度〜70度及び290度〜330度の範囲に相当する角度範囲が、肩回りに相当する範囲となる。
先ず、図18に示すように、S61において、洗浄スイッチ(図示せず)をONとする。次に、S62に進み、ノズル本体を回転速度20秒/周で回転を開始する(図17の(a)参照)。ノズル本体は、時計回りに回転する。次に、S63に進み、ノズル本体の積算回転角度が30度であるか否かを判定する(図17の(b)参照)。S63においてYESであれば、S64に進み、ノズル本体の噴射をONとし、噴射流量450cc/minの洗剤水を噴射する(図9の(c)参照)。
次に、S65に進み、ノズル本体の積算回転角度が70度であるか否かを判定する。S65においてYESであれば、S66に進み、ノズル本体の洗剤水の噴射をOFFとする。次に、S67に進み、ノズル本体の積算回転角度が135度であるか否かを判定する(図17の(d)参照)。S67においてYESであれば、S68に進み、ノズル本体の噴射をONとし、噴射流量450cc/minの洗剤水を噴射する(図17の(e)参照)。次に、S69に進み、ノズル本体の積算回転角度が225度であるか否かを判定する。S69においてYESであれば、S70に進み、ノズル本体の洗剤水の噴射をOFFとする(図17の(f)参照)。
次に、S71に進み、ノズル本体の積算回転角度が290度であるか否かを判定する。S71においてYESであれば、S72に進み、ノズル本体の噴射をONとし、噴射流量450cc/minの洗剤水を噴射する(図9の(g)参照)。次に、S73に進み、ノズル本体の積算回転角度が330度であるか否かを判定する。S73においてYESであれば、S74に進み、ノズル本体の洗剤水の噴射をOFFとする(図17の(h)参照)。
次に、S75に進み、ノズル本体の積算回転角度が360度であるか否かを判定する。S75においてYESであれば、S76に進み、ノズル本体の回転を停止する。次に、S77に進み、待機時間が1分間経過したか否かを判定する(図17の(i)参照)。S77において、YESであれば、S78に進み、2回目となるが、ノズル本体による噴射・ノズル回転を開始する。このとき、噴射流量は450ml/minであり、ノズル本体の回転速度は20s/周である(図17の(j)参照)。
次に、S79に進み、ノズル本体の積算回転角度が360度であるか否かを判定する(図9の(g)参照)。S79においてYESの場合には、S80に進み、ノズル本体の回転を停止すると共に洗剤水の噴射をOFFとする。次に、S81に進み、待機時間が1分間経過したか否かを判定する。S81においてYESの場合には、S82に進み、3回目となるが、ノズル本体による噴射・ノズル回転を開始する。このとき、噴射流量は450ml/minであり、ノズル本体の回転速度は20s/周である(図17の(j)参照)。
次に、S83に進み、ノズル本体の積算回転角度が360度であるか否かを判定する(図9の(g)参照)。S83においてYESの場合には、S84に進み、ノズル本体の回転を停止すると共に洗剤水の噴射をOFFとする(図9の(g)参照)。
この図17及び図18に示された本実施形態による浴槽洗浄装置により実行された洗浄モードにおいては、肩用吐水装置を使用することにより、汚れ易くなる肩回りに近い内側壁面に比較的多くの洗剤水を噴出するようにしたので、使用者の肩回りに吐水を行う肩用吐水装置を備えた浴槽においても、洗剤の消費量を抑えつつ、浴槽の内壁面全体を洗浄することができる。
次に、図19及び図20により、本実施形態による浴槽洗浄装置によるすすぎモードの他の例である前すすぎモードについて説明する。この実施形態における前すすぎモードは、上述した第1モードの前に実行される。
肩用吐水装置80が浴槽1内に貯留された湯を吸込口82から吸い込み、この吸い込んだ湯を循環させて浴槽1内に吐水する場合、浴槽1内に貯留された水を吸い込む際に髪の毛も吸い込んでしまい、その髪の毛が吸込口82にはりつくおそれがある。本実施形態では、この吸込口82が設けられている内側壁面に対して他の内側壁面よりも多くの水を噴射させて着水させて、吸込口に張り付いた髪の毛を洗い流すようにしている。
図19は本実施形態による浴槽洗浄装置により実行される前すすぎモードにおける各工程を示す浴槽の平面図であり、図20は本実施形態による浴槽洗浄装置により実行される前すすぎモードにおける制御内容を示すフローチャートである。図20において、Sは各ステップを示す。ここで、図19に示すように、吸込口82は、ノズル本体の回転角度70度と160度の位置に設けられている。
先ず、図20に示すように、S91において、前すすぎモードを開始する。次に、S92に進み、ノズル本体による洗剤水の噴射・ノズル回転を開始する(図19の(a)参照)。ノズル本体は、時計回りに回転する。次に、S93に進み、時計回りにおけるノズル本体の積算回転角度が70度であるか否かを判定する(図19の(b)参照)。S93にてYESであれば、S94に進み、ノズル本体の回転を停止する(図19の(b)参照)。
次に、S95に進み、待機時間が30s(30秒)経過したか否かを判定する。即ち、70度の位置にある吸込口82に対して、30秒間、ノズル本体から水を噴射し続ける。S95においてYESであれば、S96に進み、ノズル本体の時計回りの回転を開始する(図19の(c)参照)。次に、S97に進み、ノズル本体の積算回転角度(時計回り)が160度か否かを判定する(図19の(c)参照)。S97においてYESであれば、S98に進み、ノズル本体の回転を停止する。
次に、S99に進み、待機時間が30s(30秒)経過したか否かを判定する。即ち、160度の位置にある吸込口82に対して、30秒間、ノズル本体から水を噴射し続ける。S99においてYESであれば、S100に進み、ノズル本体の時計回りの回転を開始する(図19の(d)参照)。次に、S101に進み、ノズル本体の積算回転角度(時計回り)が360度か否かを判定する(図15の(d)参照)。S101においてYESであれば、S102に進み、ノズル本体の回転を停止する。
本実施形態による浴槽洗浄装置においては、上述したように、前すすぎモードにおいて、吸込口82に付着する水が吸込口82が設けられていない浴槽の内側壁面4に付着する水よりも多くなるようにノズル本体から水を噴射するようにしているので、吸込口82に比較的多くの水を付着させることができ、吸込口82に張り付いた髪の毛を洗い流すことができる。
上述した図9乃至図20に示した第1モード、すすぎモード、前すすぎモードにおいては、吐水装置として肩用吐水装置を用いた場合を説明したが、吐水装置として腰用吐水装置86を使用した場合であっても、同様な第1モード、すすぎモード、前すすぎモードを採用することができ、同様な、作用効果が奏される。
1 浴槽
2 底面
4, 4a,4b 内側壁面
10 浴槽洗浄装置
12 ノズルユニット
14 ノズル本体
16 ケーシング
18 電気モータ
20 第1の流路
29 切換弁
32 第2の流路
34 洗剤タンク
40 洗剤ポンプ
42 第3の流路
44 洗浄ポンプ
47 バイパス流路
48 制御部
50 外筒
52 中間筒
54 内筒
62 噴射口
64 カバー
80 肩用吐水装置
82 吸込口
84 循環ポンプ
86 肩用吐水装置

Claims (8)

  1. 浴槽の内側壁面に設けられ浴槽内に湯を吐水する吐水装置を備えた上記浴槽を洗剤で自動的に洗浄する浴槽洗浄装置であって、
    洗剤を貯留する洗剤タンクと、
    この洗剤タンクから供給される洗剤と給水源から供給される湯又は水とを混合して洗剤水を生成する洗剤混合部と、
    浴槽の底面に設けられ、洗剤水を浴槽の内側壁面に向けて噴射する噴射口を備えたノズル本体と、
    このノズル本体を水平方向に回転させる回転駆動部と、
    この噴射口からの洗剤水の噴出を制御する噴射制御部と、これらの回転駆動部及び噴射制御部を制御する制御部と、を有し、
    上記吐水装置は、湯を吐水して上記吐水装置が設けられた内側壁面に対向する内側壁面に向かう流れを形成し、
    上記制御部は、上記ノズル本体の噴射口から浴槽の内側壁面に洗剤水を噴射して内側壁面を洗浄するとき、上記吐水装置が設けられた内側壁面における単位面積あたりの洗剤水の付着量よりも上記吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面における単位面積あたりの洗剤水の付着量の方が多くなるように、上記回転駆動部及び上記噴射制御部を制御する第1モードを有することを特徴とする浴槽洗浄装置。
  2. 上記制御部は、上記吐水装置から湯の吐水がなされなかったとき且つ上記ノズル本体の噴射口から浴槽の内側壁面に洗剤水を噴射して内側壁面を洗浄するとき、上記第1モードとは洗剤水の内側壁面における単位面積あたりの付着量が異なる第2モードを有する、請求項1に記載の浴槽洗浄装置。
  3. 上記制御部は、使用者が上記浴槽に入浴して上記吐水装置から吐水が行われた場合に、その入浴後に行う最初の上記浴槽の内側壁面の洗浄において自動的に上記第1モードを実行する、請求項2に記載の浴槽洗浄装置。
  4. 上記制御部は、更に、上記第1モードの後に実行され、ノズル本体の噴射口から上記浴槽の内側壁面に水を噴射するすすぎモードを有し、
    上記制御部は、上記第1モードにおいて上記吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面に向けて最初に洗剤水を噴射してから上記すすぎモードにおいて上記吐水装置が設けられた内側壁面と対向する内側壁面に向けて水を噴射するまでの間の時間である第1待機時間が、上記第1モードにおいて上記吐水装置が設けられた内側壁面に向けて最初に上記洗剤水を噴射してから上記すすぎモードにおいて上記吐水装置が設けられた内側壁面に向けて水を噴射するまでの間の時間である第2待機時間よりも長くなるように、上記回転駆動部及び上記噴射制御部を制御する、請求項1乃至3の何れか1項に記載の浴槽洗浄装置。
  5. 上記制御部は、使用者が上記吐水装置を使用するとき使用者の肩回り又は腰回りに近い上記内側壁面における洗剤水の単位面積あたりの付着量を上記吐水装置が設けられた内側壁面における洗剤水の単位面積あたりの付着量よりも多くなるように、上記回転駆動部及び上記噴射制御部を制御する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の浴槽洗浄装置。
  6. 上記吐水装置は、浴槽内に貯留された湯を吸込口から吸い込み、この吸い込んだ湯を循環させて浴槽内に吐水し、
    上記制御部は、更に、上記第1モードよりも前に実行され、上記浴槽の内側壁面に上記ノズル本体の噴射口から水を噴出する前すすぎモードを有し、
    上記制御部は、この前すすぎモードにおいて、上記吸込口が設けられた内側壁面に付着する単位面積あたりの水が、上記吸込口が設けられていない浴槽の内側壁面に付着する単位面積あたりの水よりも多くなるように、上記回転部及び上記噴射制御部を制御する、請求項1乃至5の何れか1項に記載の浴槽洗浄装置。
  7. 上記吐水装置は、上記浴槽内に入浴している使用者の肩に向けて湯を吐水する、請求項1乃至6の何れか1項に記載の浴槽洗浄装置。
  8. 上記吐水装置は、上記浴槽内に入浴している使用者の腰に向けて湯を吐水する、請求項1乃至7の何れか1項に記載の浴槽洗浄装置。
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