JPH10127552A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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JPH10127552A
JPH10127552A JP28791496A JP28791496A JPH10127552A JP H10127552 A JPH10127552 A JP H10127552A JP 28791496 A JP28791496 A JP 28791496A JP 28791496 A JP28791496 A JP 28791496A JP H10127552 A JPH10127552 A JP H10127552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
dishwasher
washing tank
arm nozzle
washing
Prior art date
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Pending
Application number
JP28791496A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Miyataka
智 宮高
Masaharu Kawai
正治 川井
Kaoru Okano
薫 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗浄水を噴射するアームノズルが回転するの
で、噴射された洗浄水の方向が変化するため、同一の場
所に常時散水されないといった欠点があった。 【解決手段】前面に開口を有し内部に洗浄すべき食器を
収納する洗浄槽,前記洗浄槽の開口を覆い開閉自在なド
ア,洗浄槽内の下方に設けられた斜め上方に開口する散
水口を備えた回転可能なアームノズル,前記アームノズ
ルに洗浄槽内の洗浄水を加圧して供給する洗浄ポンプを
有し、洗浄槽内の水をアームノズルから噴出し、食器の
洗浄,すすぎを行う食器洗い機において、前記アームノ
ズルの略中央に、洗浄槽天板に向けて垂直に噴射する噴
射口を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗い機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗い機においては、洗浄槽下
方に設けられたアームノズルから、斜め上方に散水され
た水を外側方向に反射する形状を洗浄槽天板に有するも
のや、洗浄槽天板の略中央に回転可能に設けられた凹球
面状の反射板を有するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の方法では、 洗浄槽下方に設けられたアームノズルから、斜め上方
に散水された水を外側方向に反射する形状を洗浄槽天板
に有する場合は、 ・食器を洗浄するためノズルから噴射された水が食器間
を通り抜けたり、又は、食器間を乱反射して、洗浄槽天
板に当たる噴射水を有効に利用するものであるため、天
板に上ノズルを設け、散水する場合より水量も少なく、
充分な散水速度も得られない。
【0004】・アームノズルの回転により、噴射水の方
向が変化するため、同一の場所に常時散水されない。
【0005】洗浄槽天板の略中央に回転可能な反射板
を設けた場合は、 ・回転軸部や、反射板などの部品点数が多くなる。
【0006】・回転軸部を有し、回転可能な反射板とす
るためには、高さ方向の寸法を小さくするのに限界があ
り、食器収納容積が少なくなる。
【0007】・食器をセットする時、反射板がじゃまに
なる。
【0008】等の問題があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、これら従来の欠
点を解決し、食器収納容積を減少させることなく、又、
上ノズルと同等レベルの水量により、食器上方から効率
的に散水し、洗浄効率のUP,運転時間の短縮を図った
食器洗い機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、前面に開口を有し内部
に洗浄すべき食器を収納する洗浄槽,前記洗浄槽の開口
を覆い開閉自在なドア,洗浄槽内の下方に設けられた斜
め上方に開口する散水口を備えた回転可能なアームノズ
ル,前記アームノズルに洗浄槽内の洗浄水を加圧して供
給する洗浄ポンプを有し、洗浄槽内の水をアームノズル
から噴出し、食器の洗浄,すすぎを行う食器洗い機にお
いて、前記アームノズルの略中央に、洗浄槽天板に向け
て垂直に噴射する噴射口を設けた食器洗い機にある。
【0011】本発明によれば、下アームノズルの略中央
に設けた噴射口より、食器に当たることなく、垂直に水
を噴射し、この噴射水を洗浄槽天板の略中央に設けた略
円形皿状の反射板により、槽内に均一に、又、食器上方
から効率的に散水することにより、食器収納容積を減少
させることなく、洗浄効率をUPし、運転時間を短縮す
ることが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0013】食器洗い乾燥機1は箱形の外枠2を有して
いる。この外枠2内に洗浄槽3が配置され、その前面開
口を開閉するドア4が設けられている洗浄槽3の側壁下
部に段部3aが設けられ、この段部3aを案内レールと
して、車輪を有する食器収納かご5が引き出し自在に配
置されている。洗浄槽3の底部下側に洗浄ポンプ6が配
置されている。このポンプ6はモータ7で駆動されてい
る。
【0014】食器収納かご5の直下に中央を支点として
水平面内で回動する下アームノズル8が配置されてい
る。下アームノズル8の上面には複数個の小さな孔が設
けられている。洗浄槽3の底部には、ヒータが配置され
ているが、その図示は省略した。ドア4の外面上部にコ
ントロールパネル10が配置されている。
【0015】次に、かかる食器洗い機1の洗浄,すす
ぎ,乾燥動作を説明する。
【0016】まず洗浄動作は、給水電磁弁11に通電
し、給水が所定の水位に達すると給水電磁弁11が閉
じ、洗浄槽3に洗浄水を供給し、ヒータ及びポンプモー
タ7に通電が開始される。ポンプモータ7の動作によ
り、ポンプ6が動作し洗浄槽3底部に配置されている水
留め部12より水を吸い込みポンプ吐き出し口13よ
り、下アームノズル8及び案内管14へ圧力水を供給
し、案内管14から反射板9に噴射される。下アームノ
ズル8の孔から圧力水を上方の食器収納かご5に直接噴
射することにより、食器に付着した汚れを剥離・分散さ
せて行うものである。尚、この時下アームノズル8は自
転して、圧力水を全周にわたって噴射する。一定時間洗
浄を行った後、ポンプモータ7及びヒータの通電を停止
し洗浄を終了させ、排水ポンプ16に通電し洗浄槽3内
の洗浄水を機外に排出する。
【0017】次にすすぎ動作は、上記洗浄動作と同動作
で数回行われる。この時、ヒータへの通電は終了すすぎ
動作には行われない。次に乾燥動作は、送風ユニットに
通電し送風ファンを回転させ洗浄槽3外底部に配置され
ている送風ダクト,ヒータを通り洗浄槽3内へ風を供給
する。この時、ヒータは、一定通電時間をON/OFFさ
せ冷風を温風にしている。この温風により、洗浄槽3に
付着している水滴及び残水、さらには食器収納かご5内
に収納された食器に付着している水滴を蒸気に変え、排
気ダクト,排気口を介して機外へ排出される。一定時間
後、乾燥動作が終了し食器洗い機1の運転が終了する。
【0018】次に本発明に係る実施の形態の詳細を説明
する。
【0019】図1に示すように、下アームノズル8の中
央に、垂直に洗浄槽天板に向けて噴射する噴射口15が
設けられており、この噴射水を、洗浄槽天板の略中央に
一体成形にて設けられた略円形皿状の固定反射板9によ
り、食器の上方から散水する構成となっている。
【0020】固定反射板9の詳細構造と噴射水の流れ
を、図2,図3,図4に示す。図2の固定反射板9は略
円形皿状であり、中央部は下アームノズル8の中央の、
垂直に洗浄槽天板に向けて噴射する噴射口15より送水
された水を、略円形皿状の周上へ均一に噴射水が流れる
ように、滑らかな突部を設けている。又、略円形皿状の
周上には、ある間隔をあけて散水リブ17を設けること
により、洗浄槽内中央部にある食器と、洗浄槽内の外側
部にある食器ともに、均一に散水されるように、水の流
れを分割している。
【0021】図3は、図2の固定反射板において、さら
に固定反射板の内側に突部を設け、固定反射板の内側下
方の食器にも散水出来る構成となっている。
【0022】図4は、図2,図3の固定反射板におい
て、固定反射板の外側に突部を設け、下アームノズルで
は洗浄しにくい食器,コーナ部の食器に、効率よく散水
出来る構成となっている。又、この時、洗浄槽天板も略
皿状のRをとることにより、コーナ部への水の流れの効
率を上げることが出来る。
【0023】これらの固定反射板により、上アームノズ
ルや回転可能な反射板の様に部品点数を増やすことな
く、さらに、洗浄槽天板と一体成形する際に、洗浄槽天
板からのでっぱりをなくす様な形状にて、固定反射板を
形成することにより、食器収納容積を減少することな
く、槽内に均一に、食器の上方から効率的に散水を行
い、洗浄効率をUPし、洗浄時間を短縮することが出来
る。
【0024】又、下アームノズル8の噴射口15からの
送水経路は、案内管14を設けたり、又は、食器かご中
央部に、食器が噴射口の送水経路を妨げない様に、囲い
を形成することにより、安定した送水経路を確保するこ
とが出来る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
アームノズルの略中央に設けた噴射口より、食器に当た
ることなく、垂直に水を噴射し、この噴射水を洗浄槽天
板の略中央に設けた略円形皿状の反射板により、槽内に
均一に、又、食器上方から効率的に散水することによ
り、上アームノズルや、回転可能な反射板を設けた場合
の様に、食器収納容積を減少させたり、部品点数を増や
すことなく洗浄効率をUPし、運転時間を短縮すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る実施の形態を示す食器洗い
機の縦断面図である。
【図2】図2は本発明に係る実施の形態を示す反射板の
説明図である。
【図3】図3は本発明に係る実施の形態を示す反射板の
説明図である。
【図4】図4は本発明に係る実施の形態を示す反射板の
説明図である。
【符号の説明】
3…洗浄槽、5…食器収納カゴ、8…下アームノズル、
9…固定反射板、15…噴射口、17,18,20…散
水リブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 薫 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に開口を有し内部に洗浄すべき食器を
    収納する洗浄槽,前記洗浄槽の開口を覆い開閉自在なド
    ア,洗浄槽内の下方に設けられた斜め上方に開口する散
    水口を備えた回転可能なアームノズル,前記アームノズ
    ルに洗浄槽内の洗浄水を加圧して供給する洗浄ポンプを
    有し、洗浄槽内の水をアームノズルから噴出し、食器の
    洗浄,すすぎを行う食器洗い機において、 前記アームノズルの略中央に、洗浄槽天板に向けて垂直
    に噴射する噴射口を設けたことを特徴とする食器洗い
    機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記洗浄槽の天板の略中央部に、略円形皿状の固定反射
    板を設けたことを特徴とする食器洗い機。
  3. 【請求項3】請求項2において、 略円形皿状の固定反射板の外円周上にある間隔をあけて
    突部を設けたことを特徴とする食器洗い機。
  4. 【請求項4】請求項2において、 略円形皿状の固定反射板内側に突部を設け、その突部を
    形成していない範囲で反射板外円周上に突部を設けたこ
    とを特徴とする食器洗い機。
  5. 【請求項5】請求項3において、 反射板外円周上の突部を形成していない範囲で略円形皿
    状の固定反射板外側の洗浄槽天板に、反射板の中心をほ
    ぼ合わせた略円形状の突部を設けたことを特徴とする食
    器洗い機。
JP28791496A 1996-10-30 1996-10-30 食器洗い機 Pending JPH10127552A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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