JP2021056274A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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賢二 玉木
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Abstract

【課題】2本の電源コード部に接続されたヒーターの制御において、装置構成を簡単にし、コストダウンを行うことである。【解決手段】定着装置は、定着部30と、ヒーター361〜364を有するヒーター群36Aと、ヒーター365〜368を有するヒーター群36Bと、第1の商用電源及びヒーター群36Aに接続された電源コード部40Aと、第2の商用電源及びヒーター群36Bに接続された電源コード部40Bと、第1の商用電源の電圧波形からゼロクロス信号を生成するゼロクロス検出部44と、電源コード部40Aを介して、生成されたゼロクロス信号を用いてヒーター群36Aのヒーターの電力制御を行い、電源コード部40Bを介して、ヒーター群36Bのヒーターの電力制御以外の制御を行う制御部10と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
従来、複合機、プリンターなどの画像形成装置の定着制御において、ハロゲンランプヒーターを定着ヒーターとして用い、オン/オフ制御により定着ヒーターの温度を制御している。一方、より細分化した温度制御を行うために、交流波形の半波を適宜選択した駆動電圧をハロゲンランプヒーターに供給するデューティー制御がある。
デューティー制御では、必要とする熱量に応じて、所定の周期において交流波形の半波の数(デューティー比)を適宜選択するので、選択される交流波形の半波の数に応じてハロゲンランプヒーターに供給される駆動電圧の実効値が変化する。
デューティー制御において、半波のオン/オフ制御の基準となるゼロクロス信号を生成するゼロクロス検出部を画像形成装置に設ける構成が知られている。ゼロクロス検出部は、商用電源の交流波形がゼロになる部分を検出し、ゼロのタイミングでオン又はオフされるゼロクロス信号を生成する。
また、2本の電源コードを設け、各電源コードにハロゲンランプヒーター群を接続し、第1のハロゲンランプヒーター群と第2のハロゲンランプヒーター群とを独立してデューティー制御する画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2018−146712号公報
しかし、特許文献1の画像形成装置では、2本の電源コードのそれぞれが定着ヒーターに電力供給するにはゼロクロス検出部が各電源コードに必要となり、装置が複雑となり、大きなコストアップとなっていた。
本発明の課題は、2本の電源コード部に接続されたヒーターの制御において、装置構成を簡単にし、コストダウンを行うことである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の定着装置は、
用紙を加熱及び加圧して定着する定着手段と、
複数のヒーターを有する第1のヒーター群と、
複数のヒーターを有する第2のヒーター群と、
第1の商用電源に接続され前記第1のヒーター群に電源電力を供給する第1の電源コード部と、
第2の商用電源に接続され前記第2のヒーター群に電源電力を供給する第2の電源コード部と、
前記第1の商用電源から出力される商用電源の電圧波形からゼロクロスを検出してゼロクロス信号を生成するゼロクロス検出部と、
前記第1の電源コード部を介して、前記生成されたゼロクロス信号を用いて前記第1のヒーター群のヒーターの電力制御を行い、前記第2の電源コード部を介して、前記第2のヒーター群のヒーターの電力制御以外の制御を行う制御部と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の定着装置において、
前記第1の電源コード部及び前記第1のヒーター群のヒーターに接続される複数の第1のスイッチ部と、
前記第2の電源コード部及び前記第2のヒーター群のヒーターに接続される複数の第2のスイッチ部と、を備え、
前記制御部は、前記第1のスイッチ部のオンオフにより、前記第1のヒーター群のヒーターの電力制御を行い、前記第2のスイッチ部のオンオフにより、前記第2のヒーター群のヒーターの電力制御以外の制御を行う。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の定着装置において、
前記定着手段の温度を検知して温度情報を生成する温度検知部を備え、
前記制御部は、前記生成された温度情報を用いて、前記第1のヒーター群のヒーターの電力制御を行う。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の定着装置において、
前記第2の電源コード部は、定格電流が16A以下であり、
前記第2のヒーター群のヒーターは、定格電力が600W以下である。
請求項5に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の定着装置において、
前記第2の電源コード部は、定格電流が16Aより大きく75A以下であり、
前記第2のヒーター群のヒーターは、定格電力が750W以下である。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の定着装置において、
前記第1の電源コード部と前記第2の電源コード部との定格電流が異なる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の定着装置において、
前記制御部は、前記第2のヒーター群のヒーターを、前記第1のヒーター群の補助ヒーターとしてオンオフ制御する。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の定着装置において、
前記定着手段は、
前記第1のヒーター群の複数のヒーターが配置された第1のローラーと、
前記第2のヒーター群の複数のヒーターが配置された第2のローラーと、を備える。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の定着装置において、
前記第1のヒーター群は、複数のヒーターが固定された少なくとも一つの第1のヒーターユニットを有し、
前記第2のヒーター群は、複数のヒーターが固定された少なくとも一つの第2のヒーターユニットを有する。
請求項10に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載の定着装置において、
画像形成装置本体と前記定着手段との間に配置され、前記第1のヒーター群、前記第1の電源コード部に接続された第1のドロワーコネクター、及び前記第2のヒーター群、前記第2の電源コード部に接続された第2のドロワーコネクターを備える。
請求項11に記載の発明の画像形成装置は、
用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記用紙に画像を定着させる請求項1から10のいずれか一項に記載の定着装置と、を備える。
本発明によれば、2本の電源コード部に接続されたヒーターの制御において、装置構成を簡単にでき、コストダウンを行うことができる。
本発明の実施の形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 定着部の断面図である。 定着部と電源コード部とを示す配線図である。 (a)は、商用電源の電圧波形を示す図である。(b)は、(a)の商用電源の電圧波形に対応するゼロクロス信号を示す図である。 (a)は、第1、第2のヒーターユニットを示す図である。(b)は、第3のヒーターユニットを示す図である。 ドロワーコネクターを示す斜視図である。 (a)は、デューティー制御の電圧波形を示す図である。(b)は、通常の位相制御の電圧波形を示す図である。 (a)は、点灯時の突入電流抑制の位相制御の電圧波形を示す図である。(b)は、消灯時の突入電流抑制の位相制御の電圧波形を示す図である。 第1のヒーター制御処理を示すフローチャートである。 第1のヒーター制御処理の総電力算出処理を示すフローチャートである。 第2のヒーター制御処理を示すフローチャートである。 第3のヒーター制御処理を示すフローチャートである。 変形例の画像形成装置の概略構成を示す図である。
添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
まず、図1、図2を参照して、本実施の形態の画像形成装置100の全体の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態の画像形成装置100の概略構成を示す図である。図2は、画像形成装置100の機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、MFP(Multifunction Peripheral:複合機)であり、画像形成装置本体1と、給紙ユニット2と、排紙ユニット3と、を備える。画像形成装置本体1には、画像形成装置100に電源供給する2本の電源コード部40A,40Bが接続されている。給紙ユニット2は、大容量の用紙を格納し画像形成装置本体1に供給する装置である。排紙ユニット3は、排紙トレイ(図示略)などを有し、画像形成装置本体1から排出された用紙を排紙トレイに排紙する装置である。
電源コード部40A,40Bは、画像形成装置本体1の少なくとも後述する定着部30に商用電源の電源電力を供給する電源コードである。電源コード部40A,40Bは、画像形成装置本体1の定着部30以外の部分、給紙ユニット2、排紙ユニット3にも電源供給する構成とするが、これらの各部に他の電源コードが接続される構成としてもよい。
図1、図2に示すように、画像形成装置100(画像形成装置本体1)は、制御部10と、記憶部11と、操作部12と、表示部13と、インターフェース14と、スキャナー部15と、画像処理部16と、画像形成部17と、定着部30と、搬送部19と、電源コード部40A,40Bと、を備える。特に、制御部10、定着部30及び電源コード部40A,40Bを、定着装置Fとする。また、電源コード部40Aは、ゼロクロス検出部44を有する。ゼロクロス検出部44は、定着部30が有する構成としてもよい。
制御部10は、バス21を介して、記憶部11、操作部12、表示部13、インターフェース14、スキャナー部15、画像処理部16、画像形成部17、定着部30、搬送部19と接続されている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を有する。制御部10において、CPUがROM又は記憶部11に記憶されている各種プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムとの協働で、各種処理を行う。RAMは、CPUに作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。ROMは、CPUにより実行される各種制御用のプログラムや設定データなどを記憶する。なお、ROMに代えてEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリーなどの書き換え可能な不揮発性メモリーが用いられてもよい。
制御部10は、上述の各種プログラムに従って画像形成装置100の各部を統括制御する。例えば、制御部10は、画像処理部16に画像データに対する所定の画像処理を行わせて記憶部11に記憶させる。また、制御部10は、搬送部19に用紙を搬送させ、記憶部11に記憶された画像データに基づいて画像形成部17により用紙に画像を形成させ、定着部30により用紙に画像を定着させる。特に、ROMには、後述する第1のヒーター制御処理を行うための第1のヒーター制御プログラム、第2のヒーター制御処理を行うための第2のヒーター制御プログラム、第3のヒーター制御処理を行うための第3のヒーター制御プログラムが記憶されている。
記憶部11は、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶手段により構成され、スキャナー部15により取得された画像データや、インターフェース14を介して外部から入力された画像データなどが記憶される。なお、これらの画像データなどはRAMに記憶されてもよい。
操作部12は、各種操作キーや表示部13の画面に重ねられて配置されたタッチパネルなどの入力デバイスを備え、これらの入力デバイスに対するユーザーからの入力操作を受け付けて操作信号に変換して制御部10に出力する。
表示部13は、LCD(Liquid crystal display)などの表示装置を備え、制御部10の制御に従い、画像形成装置100の状態や、タッチパネルへの入力操作の内容を示す操作画面などの表示情報を表示する。
インターフェース14は、外部のコンピューター、他の画像形成装置などの外部機器との間でデータの送受信を行う手段であり、例えば、各種シリアルインターフェースのいずれかにより構成される。制御部10は、インターフェース14を介して、外部機器と情報を送受信できる。
スキャナー部15は、制御部10の制御に従い、セットされた原稿上の画像を読み取り、R(赤)、G(緑)及びB(青)の色成分毎の単色画像データを含む画像データを生成して記憶部11に記憶させる。
画像処理部16は、例えば、ラスタライズ処理部、色変換部、階調補正部、ハーフトーン処理部を備え、制御部10の制御に従い、記憶部11に記憶された画像データに各種画像処理を施して記憶部11に記憶させる。
画像形成部17は、制御部10の制御に従い、記憶部11に記憶された画像データに基づき、用紙に画像を形成する。画像形成部17は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色成分に各々対応する4組の帯電部170、露光部171、感光体(ドラム)172、現像部173、クリーニング部174を備える。また、画像形成部17は、転写体175及び2次転写ローラー176を備えている。
帯電部170は、感光体172を帯電させる。露光部171は、発光素子としてのLD(Laser Diode)を備える。露光部171は、画像データに基づいてLDを駆動し、帯電された感光体172上にレーザー光を照射、露光して感光体172上に静電潜像を形成する。現像部173は、露光された感光体172上に帯電する現像ローラーにより所定の色(C、M、Y及びKのいずれか)のトナー(色材)を供給して、感光体172上に形成された静電潜像を現像する。
C、M、Y及びKに対応する4つの感光体172上に各々C、M、Y及びKのトナーで形成された画像(単色画像)は、各感光体172から転写体175上に順次重ねられて転写される。これにより、転写体175上にC、M、Y及びKを色成分とするカラー画像が形成される。転写体175は、複数の転写体搬送ローラーに巻き回された無端ベルトであり、各転写体搬送ローラーの回転に従って回転する。
2次転写ローラー176は、転写体175上のカラー画像を、給紙トレイ22又は給紙ユニット2から給紙された用紙上に転写する。詳しくは、用紙及び転写体175を挟持する2次転写ローラー176に所定の転写電圧が印加されることにより、転写体175上においてカラー画像を形成しているトナーが用紙側に引き寄せられて用紙に転写される。
定着部30は、制御部10の制御に従い、トナーが転写された用紙を加熱及び加圧してトナーを用紙に定着させる定着処理を行う。
搬送部19は、用紙を挟持した状態で回転することで用紙を搬送する搬送ローラーを複数備え、制御部10の制御に従い、所定の搬送経路で用紙を搬送する。搬送部19は、定着部30により定着処理が行われた用紙の表裏を反転させて2次転写ローラー176へ搬送する反転機構191を備える。画像形成装置100では、用紙の両面に画像を形成する場合に反転機構191による用紙の表裏の反転が行われて両面に画像が形成された後に用紙が排紙ユニット3に排出される。用紙の片面にのみ画像を形成する場合には、反転機構191による用紙の表裏の反転が行われることなく片面に画像が形成された用紙が排紙ユニット3に排出される。
ゼロクロス検出部44は、商用電源に接続された電源コード部40Aを介して入力される商用電源の電源電力からゼロクロス信号を生成して制御部10に出力する回路である。
ついで、図3〜図7を参照して、定着部30及び電源コード部40A,40Bの構成を説明する。図3は、定着部30の断面図である。図4は、定着部30と電源コード部40A,40Bとを示す配線図である。図5(a)は、商用電源の電圧波形を示す図である。図5(b)は、図5(a)の商用電源の電圧波形に対応するゼロクロス信号を示す図である。図6(a)は、ヒーターユニット50a,50bを示す図である。図6(b)は、ヒーターユニット50cを示す図である。図7は、ドロワーコネクター60a,60bを示す斜視図である。
図3に示すように、定着部30は、定着手段として、上加圧ローラーとしての定着ローラー31と、加熱ローラー32と、定着ベルト33と、下加圧ローラーとしての加圧ローラー34と、を備える。定着ローラー31及び加熱ローラー32には、無端状の定着ベルト33が架け渡される。定着ローラー31、加熱ローラー32及び加圧ローラー34は、軸を有する円柱状の回転体である。
定着ローラー31は、定着ベルト33を介して加圧ローラー34に圧着され、図示しないモーターの回転による加圧ローラー34の回転に伴って軸中心に従動回転する。なお、加圧ローラー34ではなく、定着ベルト33の張架により連動する加熱ローラー32が、制御部10による制御下で図示しないモーターなどにより駆動されて回転し、定着ローラー31は、定着ベルト33とともに従動回転するものとしてもよい。
加圧ローラー34は移動可能に構成されており、図示しない圧着駆動機構の駆動により、定着ローラー31と加圧ローラー34との圧着及び離間が可能になっている。定着ベルト33と加圧ローラー34とが圧着することにより、定着ベルト33と加圧ローラー34との間に用紙を挟持して搬送する定着ニップが形成される。用紙は、加熱された状態の定着ベルト33と加圧ローラー34による定着ニップを通過する際に加熱及び加圧され、トナー画像が定着される。
加熱ローラー32には、加熱するための複数の定着ヒーターとしてヒーター361,362,363,364からなるヒーター群36Aが軸付近に配置されている。ヒーター361〜364は、それぞれ略円柱状のハロゲンランプヒーターであり、加熱ローラー32の軸方向(長手方向)に平行に密集して配置されている。また、加圧ローラー34には、加熱するための複数の定着ヒーターとしてヒーター365,366,367,368からなるヒーター群36Bが軸付近に配置されている。ヒーター365〜368は、それぞれ円柱状のハロゲンランプヒーターであり、加圧ローラー34の軸方向(長手方向)に平行に密集して配置されている。このように、ヒーター群36Aと、ヒーター群36Bとは、沿面距離や空間距離が離れた位置に配置されている。なお、ヒーター群36A,36Bのヒーターの本数は、4に限定されるものではない。
ついで、図4〜図7を参照して、定着部30と、定着部30に接続される電源コード部40A,40Bと、を説明する。
図4に示すように、定着部30は、加熱に関する部品として、温度検知部351,352と、ヒーター群36A,36Bと、SW(SWitch)部371〜378と、を有する。温度検知部351は、ヒーター群36A,36Bのヒーターの長手方向の中央近傍に設けられ、当該ヒーターの長手方向の中央の温度を検知し、中央の温度情報を制御部10に出力する。温度検知部352は、ヒーター群36A,36Bのヒーターの長手方向の端部近傍に設けられ、当該ヒーターの長手方向の端部の温度を検知し、端部の温度情報を制御部10に出力する。
SW部371〜378は、それぞれ、ヒーター361〜368に接続され、制御部10の制御に従い、ヒーター361〜368に印加される駆動電圧のオン/オフを切り替えるサイリスター、トライアックなどのスイッチング部品である。特に、SW部371〜374は、ヒーター361〜364の後述する電力制御のためのオン/オフの切り替え制御を行う。SW部375〜378は、ヒーター365〜368の後述するオン/オフ制御のためのオン/オフの切り替え制御を行う。
電源コード部40Aは、プラグ41Aと、ブレーカー42Aと、電源分配部43Aと、電源線451A,452Aと、を有する。電源コード部40Bは、プラグ41Bと、ブレーカー42Bと、電源分配部43Bと、電源線451B,452Bと、を有する。
プラグ41A,41Bは、それぞれ、互いに異なる又は同じ商用電源に接続されるプラグである。ブレーカー42A,42Bは、それぞれ、プラグ41A,41Bに接続され、異常な過電流が流れたときに電路を開放し、商用電源からの電源供給を遮断することにより画像形成装置100を損傷から保護する回路である。電源分配部43Aは、ブレーカー42Aに接続され、商用電源からの電源電力を、定着部30(ヒーター群36A)、ゼロクロス検出部44、画像形成装置100の他の部分に分配して供給する回路である。電源分配部43Bは、ブレーカー42Bに接続され、商用電源からの電源電力を、定着部30(ヒーター群36B)、画像形成装置100の他の部分に分配して供給する回路である。
ゼロクロス検出部44は、電源分配部43Aに接続され、図5(a)に示す商用電源からの電源電力の電圧波形から、電圧が0になるゼロクロスを検出して図5(b)に示すゼロクロス信号を生成して制御部10に出力する。ゼロクロス信号は、通常H(High)レベルの電圧で、電圧がゼロとなるタイミングを中心として前後の所定時間t1にL(Low)レベルの電圧となる信号である。所定時間t1は、例えば4ms程度である。なお、ゼロクロス信号において、HレベルとLレベルとを逆にする構成としてもよい。
電源線451Aは、接地側であるニュートラルの電源線である。電源線452Aは、非接地側であるライブの電源線である。図4、図6において、ライブの電源線を実線で示し、ニュートラルの電源線を破線で示す。電源線451Aは、プラグ41A、ブレーカー42A、電源分配部43Aを介して、SW部371〜374をそれぞれ介するヒーター361〜364の一端と、ゼロクロス検出部44と、に接続されている。電源線452Aは、プラグ41A、ブレーカー42A、電源分配部43Aを介して、ヒーター361〜364の他端と、ゼロクロス検出部44と、に接続されている。
電源線451Bは、ニュートラルの電源線である。電源線452Bは、ライブの電源線である。電源線451Bは、プラグ41B、ブレーカー42B、電源分配部43Bを介して、SW部375〜378を介するヒーター365〜368の一端に接続されている。電源線452Bは、プラグ41B、ブレーカー42B、電源分配部43Bを介して、ヒーター365〜368の他端に接続されている。
ヒーター群36A,36Bは、それぞれ、複数ヒーターのヒーターユニットを有する。図6(a)に示すように、シングルヒーターのヒーターユニット50a,50bを説明する。ヒーターユニット50aは、シングルヒーターH1と、固定部51a,52aと、コネクター53a,54aと、を有する。ヒーターユニット50bは、シングルヒーターH2と、固定部51b,52bと、コネクター53b,54bと、を有する。
シングルヒーターH1,H2は、それぞれ、1本のハロゲンランプヒーターである。固定部51b,52bは、それぞれ、シングルヒーターH1,H2のガラス管に固定接続され、定着部30の固定板金と嵌合、固定される部品である。コネクター53a,53bは、それぞれ、固定部51a,51bに接続され、ライブの電源線用のコネクターである。コネクター54a,54bは、それぞれ、固定部52a,52bに接続され、ニュートラルの電源線用のコネクターである。
図6(b)に示すように、デュアルヒーターのヒーターユニット50cを説明する。ヒーターユニット50cは、シングルヒーターH1,H2と、固定部51c,52cと、コネクター53c,54a,54bと、を有する。固定部51cは、シングルヒーターH1,H2のガラス管に固定接続され、定着部30の固定板金と嵌合、固定される部品である。コネクター53cは、固定部51cに接続され、ライブの電源線用のコネクターである。コネクター54a,54bは、固定部52cに接続される。ヒーターユニット50cは、2つのシングルヒーターH1,H2の一端を1つの固定部51cにより固定するので、ヒーターユニット50a,50bに比べて、ライブ用の電源線を1つにまとめることでコネクターの数の削減が可能となる。
デュアルヒーターのヒーターユニット50cと同様に、3本のシングルヒーターを有するトリプルヒーターのヒーターユニットもある。ヒーター群36A,36Bをそれぞれ、デュアルヒーターのヒーターユニット又はトリプルヒーターのヒーターユニットを有するように構成することで、ヒーターの片側の電源線を共通にすることで装置構成を簡単にし、コストダウンが図れ、組立時作業が一回で済むことによるハンドリング改善にも効果がある。1つのデュアルヒーターのヒーターユニット又はトリプルヒーターのヒーターユニットには同じ電源コード部の電源電力を供給する。また、4本以上のシングルヒーターを有するヒーターユニットを用いてもよい。
また、電源コード部40A,40Bは、画像形成装置本体1側から定着部30への電源供給を行う電源線451A,452A,451B,452Bに例えば、複数対のドロワーコネクター60a,60bを用いる。図7を参照して、ドロワーコネクター60a,60bを説明する。ドロワーコネクター60aは、画像形成装置本体1側に固定接続されているドロワーコネクターである。ドロワーコネクター60bは、定着部30側に固定接続されているドロワーコネクターである。ドロワーコネクター60aとドロワーコネクター60bとは、電気的に接続される。ドロワーコネクター60aは、信号線用のハーネス61aと、電源コード部40A又は40Bの電源線用のハーネス62aと、を有する。ドロワーコネクター60bは、信号線用のハーネス61bと、電源コード部40A又は40Bの電源線用のハーネス62bと、を有する。
定着部30は、ジャム処理などに対応して、画像形成装置本体1から引き出しが可能である。引き出した場合、感電防止のため、電力を供給している電源(電源線)は遮断する構成になっている。この遮断は、ドロワーコネクター60a,60bにより行い、ドロワーコネクター60bとドロワーコネクター60aとが、定着部30の引き出し時に離間され、装着時に嵌合するようになっている。ドロワーコネクター60a,60bは大電流が流せる代わりにピン数が少ないので、定着部30のヒーター本数が増えるとそれに応じて複数使用する必要がある。このとき、一対のドロワーコネクター60a,60bは、供給される商用電源別に、同じ電源コード部(電源コード部40A又は40B)の電源線が接続される。このため、画像形成装置100は、電源コード部40A側に接続されるドロワーコネクター60a、定着部30(ヒーター群36A)側に接続されるドロワーコネクター60bと、電源コード部40B側に接続されるドロワーコネクター60a、定着部30(ヒーター群36B)側に接続されるドロワーコネクター60bと、を有する。
定着部30において、例えば、電源コード部40Aが刺さった状態で、電源コード部40Bが抜けていて人が触れる状態で、かつ定着部30内でヒーターに供給する電源線が混在かつ密集していた状態では、ユーザーの感電のおそれがある。感電の危険を避けるために、異なる電源コード部の電源線は、沿面距離や空間距離を十分に取る必要がある。本実施の形態では、電源コード部40Aの電源線451A,452Aを加熱ローラー32内のヒーター361〜364に接続し、電源コード部40Bの電源線451B,452Bを加圧ローラー34内のヒーター365〜368に接続され、複数のヒーターが同じ電源コード部40A又は40Bの電源線に接続されたデュアルヒーターユニット、トリプルヒーターユニットなどで構成され、ドロワーコネクター60a,60bが同じ電源コード部40A又は40Bの電源線に接続される。このため、電源コード部40A,40Bの電源線を混在させないようにし、ユーザーの感電を防止する。
つぎに、図8〜図13を参照して、画像形成装置100の動作を説明する。図8(a)は、デューティー制御の電圧波形を示す図である。図8(b)は、通常の位相制御の電圧波形を示す図である。図9(a)は、点灯時の突入電流抑制の位相制御の電圧波形を示す図である。図9(b)は、消灯時の突入電流抑制の位相制御の電圧波形を示す図である。図10は、第1のヒーター制御処理を示すフローチャートである。図11は、第1のヒーター制御処理の総電力算出処理を示すフローチャートである。図12は、第2のヒーター制御処理を示すフローチャートである。図13は、第3のヒーター制御処理を示すフローチャートである。
本実施の形態において、定着部30のヒーター及びその制御は、一例として、下記の表Iを満たすものとする。
Figure 2021056274
ヒーター361,362は、加熱ローラー32の長手方向に対して中央部を加熱するための配光を持ったヒーターである。ヒーター365は、加圧ローラー34の長手方向に対して中央部を加熱するための配光を持ったヒーターである。表Iでは、ヒーター361,362,365は、異なる定格電力を有するが、同じ定格電力を有する構成としてもよい。
ヒーター363は、加熱ローラー32の長手方向に対して両端部を加熱するための配光を持ったヒーターである。ヒーター366,367は、加圧ローラー34の長手方向に対して両端部を加熱するための配光を持ったヒーターである。表Iでは、ヒーター363,366,367は、異なる定格電力を有するが、同じ定格電力を有する構成としてもよい。
ヒーター364は、加熱ローラー32の長手方向の全域に対して配光を持ったヒーターである。ヒーター368は、加圧ローラー34の長手方向の全域に対して配光を持ったヒーターである。表Iでは、ヒーター364,368は、異なる定格電力を有するが、同じ定格電力を有する構成としてもよい。
表Iのヒーターの電源制御について、デューティー制御及び位相制御を電力制御とし、オン/オフ制御は、電力制御でないものとし、「〇」を制御の許可、「×」を制御の不可とする。電力制御は、ゼロクロス信号を用いた電源制御とする。
ここで、図8(a)を参照して、デューティー制御を説明する。図8(a)のデューティー制御の電圧波形において、波形内の斜線部分をオフとし、波形内の空白部分をオンとし、図8(b)〜図9(b)でも同様とする。図8(a)に示すように、デューティー制御において、制御部10は、ゼロクロス信号がLレベル→Hレベルとなったら、SW部にオン指示を行うことにより、ヒーターに入力する商用電源電力の制御を行う。この図8(a)では、商用電源の電圧波形に4半波あり、4半波を一制御単位としたとき、このうち2半波がオフされているので、デューティー比は50%の制御となる。商用電源の電圧波形の全ての半波の数に対する、オンする半波の数の比により、デューティー比(%)が決まる。
図8(b)を参照して、通常の位相制御を説明する。位相制御は、商用電源の電圧波形の半波内位相角(=面積)を制御する。図8(b)に示すように、通常の位相制御において、制御部10は、ゼロクロス信号のLレベル→Hレベルを検知して一定時間経過後に、SW部にオン指示を行い、かつゼロクロス信号の毎周期のHレベル→Lレベルを検知したらSW部にオフ指示を行う。この図8(b)ではオンの半波面積がほぼ50%となっているので、デューティー比は50%の制御となる。商用電源の電圧波形の全ての半波の面積に対する、オンする半波の面積の比により、デューティー比(%)が決まる。
位相制御としては、ヒーターへの突入電流抑制を目的にした位相制御もある。図9(a)を参照して、ヒーター点灯時の突入電流抑制の位相制御を説明する。図9(a)に示すように、突入電流抑制の位相制御において、制御部10は、商用電源の電圧波形において、ヒーターの点灯時に、ゼロクロス信号のLレベル→Hレベルを検知して所定時間経過後に、SW部にオン指示を行い、かつゼロクロス信号の毎周期のHレベル→Lレベルを検知したらSW部にオフ指示を行う。オン面積を半波毎に大きくするように、この所定時間を短くしていく。
図9(b)を参照して、ヒーター消灯時の突入電流抑制の位相制御を説明する。図9(b)に示すように、突入電流抑制の位相制御において、制御部10は、商用電源の電圧波形において、ヒーターの消灯時に、ゼロクロス信号のLレベル→Hレベルを検知して所定時間経過後に、SW部にオン指示を行い、かつゼロクロス信号の毎周期のHレベル→Lレベルを検知したらSW部にオフ指示を行う。オン面積を半波毎に小さくするように、この所定時間を長くしていく。
オン/オフ制御は、制御部10が、例えば、取得温度が目標温度未満であればSW部をオン(商用電源のヒーターへの電力入力)し、目標温度以上になればSW部をオフする制御とし、ゼロクロス信号を用いなく電力制御ではない。
表Iに示すように、ヒーター群36Aには、電源コード部40Aが接続され、電力制御が行われるため、電源コード部40Aのゼロクロス検出部44のゼロクロス信号が電力制御に用いられる。ヒーター群36Bには、電源コード部40Bが接続され、電力制御が行われないため、電源コード部40Bにゼロクロス検出部が設けられていない。メインの電源コード部40Aは、画像形成装置100が必要とする多くの電力を供給するため、例えば日本国内では200Vの商用電源に接続される。サブの電源コード部40Bは、補助的に電力を補うため、例えば日本国内では100Vに接続される。200Vの商用電源は単相3線式であり、200Vと100Vでのゼロクロスも微妙にずれが生じる。このため、電源コード部40Bが接続されるヒーター群36Bには、電源コード部40Aのゼロクロス検出部44のゼロクロス信号を用いた電力制御を行わない。
また、ヒーター群36Bのヒーター365〜368にオン/オフ制御が行われるため、電源コード部40Bは、フリッカーが発生しないものが好ましい。フリッカーとは、商用電源ラインの電流が大きく変化することにより、画像形成装置100を設置している建物の屋内の配線のインピーダンスの影響で屋内照明への供給電圧が変動し、屋内照明がちらつく現象である。電源コード部40Bは、例えばIEC61000−3−3のような、電源コード1相当たり16A以下の定格電流を持ち、かつ条件付き接続に左右されない装置に適用される条件となり、測定器側インピーダンスが0.4Ωであり、このインピーダンスを介した電圧変動を判断して、フリッカーを抑制する基準のフリッカー値(例えば短期フリッカー指数Pst(short time))が決定されることとする。測定器側インピーダンス0.4Ωを考慮したヒーター365〜368の定格電力は、これまでの測定結果から、表Iにあるように、600W以下としている。定格電力が600W以下であれば、オン/オフを繰り返してもフリッカー値の規格クリアとなる。
また、電源コード部40Bは、例えばIEC61000−3−11のような、電源コード1相当たり16Aより大きく75A以下の定格電流を持ち、かつ条件付き接続される装置に適用される条件となり、測定器側インピーダンスが0.25Ωであり、このインピーダンスを介して電圧変動を判断して、フリッカー値(例えば短期フリッカー指数Pst)が決定されることとしてもよい。測定器側インピーダンス0.25Ωを考慮したヒーター365〜368の定格電力は、これまでの測定結果から750W以下であれば、オン/オフを繰り返してもフリッカー値の規格クリアとなる。
また、電源コード部40Aと、電源コード部40Bとは、互いに異なる定格電流を持つものとする。この場合、おのずと、電源コード部40Aの定格電流>電源コード部40Bの定格電流とされる。この定格電流を満たすには、例えば、この定格電流を満たすようにヒーターが選ばれるか、あるいはヒーター365〜368のうち何本から点灯され、その電力上限が設定されることにより、ヒーター群36Bの使用するヒーターの合計電力も小さくなり、フリッカーの発生を抑制できる。
ついで、図10〜図13を参照して、画像形成装置100で実行されるヒーター制御処理を説明する。まず、図10及び図11を参照して、画像形成装置100で実行される第1のヒーター制御処理を説明する。第1のヒーター制御処理は、印刷時の定着処理にヒーター群36Aのヒーター361〜364を制御する処理である。
あらかじめ、記憶部11には、第1のヒーター制御処理で用いるテーブルが記憶されているものとする。テーブルには、機能(中央、端部)毎の総電力、点灯(電力制御)するヒーター(使用ヒーターとする)(中央、端部、フラット)の組合せ、使用ヒーターの電力制御の種類、電力制御のデューティー比の項目とそれらの内容のレコードとを有する。
画像形成装置100において、インターフェース14を介する外部機器からの少なくとも印刷を含むジョブデータの受信、又は操作部12を介するユーザーからの少なくとも印刷を含むコピーなどの指示操作によるジョブデータ投入をトリガーとして、制御部10は、ROMに記憶された第1のヒーター制御プログラムに従い、第1のヒーター制御処理を行う。
まず、制御部10は、投入されたジョブデータの印刷条件(印刷する用紙の紙種、大きさ、搬送方向(縦送り、横送り)、坪量など)に応じて、定着部30のローラーの長手方向の中央、端部、又は中央+端部の加熱範囲を設定する(ステップS1)。そして、制御部10は、加熱の対象位置が定着部30のローラーの長手方向の中央である中央の総電力算出処理を実行する(ステップS2)。
ここで、図11を参照して、ステップS2の(中央の)総電力算出処理を説明する。まず、制御部10は、ステップS1で対象位置(中央)が加熱範囲内であるか否かを判別する(ステップS11)。そして、制御部10は、対象位置に対応する位置の温度検知部351又は352(中央の温度検知部351)から温度情報を取得温度として取得し、予め設定された目標温度‐取得温度の温度差を算出する(ステップS12)。そして、制御部10は、ステップS12で算出した温度差が−20℃以下であるか否かを判別する(ステップS13)。
温度差≦−20℃である場合(ステップS13;YES)、制御部10は、ヒーター群36Aの機能が対象位置(中央)の全定格電力の加算値を最大電力として、対象位置(中央)の総電力を最大電力×100%に設定し(ステップS14)、(中央の)総電力算出処理を終了する。温度差>−20℃である場合(ステップS13;NO)、制御部10は、ステップS12で算出した温度差が−20℃より大きく−7℃以下であるか否かを判別する(ステップS15)。−20℃<温度差≦−7℃である場合(ステップS15;YES)、制御部10は、ヒーター群36Aの機能が対象位置(中央)の総電力を最大電力×80%に設定し(ステップS16)、(中央の)総電力算出処理を終了する。
温度差>−7℃である場合(ステップS15;NO)、制御部10は、ステップS12で算出した温度差が−7℃より大きく−2℃以下であるか否かを判別する(ステップS17)。−7℃<温度差≦−2℃である場合(ステップS17;YES)、制御部10は、ヒーター群36Aの機能が対象位置(中央)の総電力を最大電力×66.7%に設定し(ステップS18)、(中央の)総電力算出処理を終了する。
温度差>−2℃である場合(ステップS17;NO)、制御部10は、ステップS12で算出した温度差が−2℃より大きく0℃以下であるか否かを判別する(ステップS19)。−2℃<温度差≦0℃である場合(ステップS19;YES)、制御部10は、ヒーター群36Aの機能が対象位置(中央)の総電力を最大電力×40%に設定し(ステップS20)、(中央の)総電力算出処理を終了する。温度差>0℃である場合(ステップS19;NO)、制御部10は、ステップS12で算出した温度差が+2℃以下であるか否かを判別する(ステップS21)。温度差≦+2℃である場合(ステップS21;YES)、制御部10は、ヒーター群36Aの機能が対象位置(中央)の総電力を最大電力×20%に設定し(ステップS22)、(中央の)総電力算出処理を終了する。
温度差>+2℃である場合(ステップS21;NO)、制御部10は、ヒーター群36Aの機能が対象位置(中央)の総電力を最大電力×0%(消灯)に設定し(ステップS23)、(中央の)総電力算出処理を終了する。
図10に戻り、制御部10は、対象位置が定着部30のローラーの長手方向の端部である端部の総電力算出処理を実行する(ステップS3)。ステップS3の端部の総電力算出処理は、ステップS2の中央の総電力算出処理で対象位置を端部とした処理となる。そして、制御部10は、記憶部11に記憶されたテーブルを参照し、ステップS2,3で設定された各対象位置(中央、端部)の総電力に対応するヒーター群36Aの使用ヒーターの組合せと、各使用ヒーターの電力制御の種類及びデューティー比を取得して設定する(ステップS4)。
そして、制御部10は、ステップS5で設定されたヒーター群36Aの使用ヒーターの組合せと、各使用ヒーターの電力制御の種類及びデューティー比とに応じて、SW部371〜374を制御して、各使用ヒーターの電力制御を行う(ステップS5)。そして、制御部10は、ジョブデータの印刷が終了したか否かを判別する(ステップS6)。ジョブデータの印刷が終了していない場合(ステップS6;NO)、ステップS2に移行される。ジョブデータの印刷が終了した場合(ステップS6;YES)、第1のヒーター制御処理を終了する。
ついで、図12及び図13を参照して、ヒーター群36Bのヒーターの電源制御を説明する。ヒーター群36Bのヒーターの電源制御は、ヒーター群36Bのヒーターをヒーター群36Aのヒーターの補助ヒーターとして使うか否かにより制御が異なるものとする。ここで、補助ヒーターとは、ジョブ中はオンのままに制御されているか、オフのままに制御されているヒーターを意味する。補助ヒーターでは、取得温度が目標温度以上となっても、1つのジョブ中であれば、ずっとオン又はオフに制御される。例えば、用紙の坪量が大きい場合、定着部30が奪われる熱量は大きく、補助ヒーターを使って電力量を下駄上げする場合がある。
ここで、図12を参照して、ヒーター群36Bのヒーターを補助ヒーターとして使う場合の一例としての第2のヒーター制御処理を説明する。ここで、ジョブが投入されて、第1のヒーター制御処理により、機能が端部のヒーター363が電力制御されることを前提とする。
画像形成装置100において、第1のヒーター制御処理と同じジョブが投入されたことをトリガーとして、制御部10は、ROMに記憶された第2のヒーター制御プログラムに従い、第2のヒーター制御処理を行う。
まず、制御部10は、印刷する用紙の坪量が≧300g/mであるか否かを判別する(ステップS31)。用紙の坪量<300g/mである場合(ステップS31;NO)、制御部10は、SW部376をオン制御して、機能が端部のヒーター366を点灯(オン)制御する(ステップS32)。そして、制御部10は、ジョブデータの印刷が終了したか否かを判別する(ステップS33)。ジョブデータの印刷が終了していない場合(ステップS33;NO)、ステップS32に移行される。
ジョブデータの印刷が終了した場合(ステップS33;YES)、制御部10は、SW部376をオフ制御して、ヒーター366を消灯(オフ)制御し(ステップS34)、第2のヒーター制御処理を終了する。
用紙の坪量≧300g/mである場合(ステップS31;YES)、制御部10は、SW部376,377をオン制御して、機能が端部のヒーター366,367を点灯(オン)制御する(ステップS35)。そして、制御部10は、ジョブデータの印刷が終了したか否かを判別する(ステップS36)。ジョブデータの印刷が終了していない場合(ステップS36;NO)、ステップS35に移行される。
ジョブデータの印刷が終了した場合(ステップS36;YES)、制御部10は、SW部376,377をオフ制御して、ヒーター366,367を消灯(オフ)制御し(ステップS37)、第2のヒーター制御処理を終了する。
第2のヒーター制御処理では、ヒーターのオン/オフを繰り返すことがないので、フリッカー発生の懸念がない。このため、第2のヒーター制御処理を行う構成では、上記フリッカーを抑制できる定格電力(600W以下又は750W以下)以上の定格電力のヒーターをヒーター群36Bに配置することを許可してもよい。
例えば、定着部30のローラーの長手方向の中央部を加熱する場合に、ヒーター群36Bのヒーター365を補助ヒーターとして使用する構成とする。ヒーター365の定格電力は500Wであるが、画像形成装置100の装置仕様となる線速がUPしたり、坪量上限がUPしたりして、電力量不足になる場合に、ヒーター365として定格電力を500W→例えば1000WにUPさせたヒーターを配置することが可能になる。
ついで、図13を参照して、ヒーター群36Bのヒーターを補助ヒーターとして使わない場合の一例としての第3のヒーター制御処理を説明する。ここで、ジョブが投入されて、第1のヒーター制御処理により、機能が中央のヒーター361,362が電力制御されることを前提とする。
画像形成装置100において、第1のヒーター制御処理と同じジョブが投入されたことをトリガーとして、制御部10は、ROMに記憶された第3のヒーター制御プログラムに従い、第3のヒーター制御処理を行う。
まず、制御部10は、温度検知部351により、定着部30のローラーの長手方向の中央部の温度情報を取得温度として取得する(ステップS41)。そして、制御部10は、予め設定された目標温度がステップS41の取得温度より大きいか否かを判別する(ステップS42)。目標温度>取得温度である場合(ステップS42;YES)、制御部10は、SW部375をオン制御して、機能が中央のヒーター365を点灯(オン)制御する(ステップS43)。
目標温度≦取得温度である場合(ステップS42;NO)、制御部10は、SW部375をオフ制御して、機能が中央のヒーター365を消灯(オフ)制御する(ステップS44)。そして、制御部10は、ジョブデータの印刷が終了したか否かを判別する(ステップS45)。ジョブデータの印刷が終了していない場合(ステップS45;NO)、ステップS41に移行される。ジョブデータの印刷が終了した場合(ステップS45;YES)、第2のヒーター制御処理が終了する。
以上、本実施の形態によれば、画像形成装置100(定着装置F)は、用紙を加熱及び加圧して定着する定着手段(定着ローラー31、加熱ローラー32、定着ベルト33、加圧ローラー34)と、ヒーター361〜364を有するヒーター群36Aと、ヒーター365〜368を有するヒーター群36Bと、(第1の)商用電源に接続されヒーター群36Aに電源電力を供給する電源コード部40Aと、(第2の)商用電源に接続されヒーター群36Aに電源電力を供給する電源コード部40Bと、第1の商用電源の電圧波形からゼロクロス信号を生成するゼロクロス検出部44と、電源コード部40Aを介して、生成されたゼロクロス信号を用いてヒーター群36Aのヒーターの電力制御を行い、電源コード部40Bを介して、ヒーター群36Bのヒーターの電力制御以外のオン/オフ制御を行う制御部10と、を備える。このため、2本の電源コード部40A,40Bに接続されたヒーター361〜368の制御において、ゼロクロス検出部44を電源コード部40A側のみに1つ有するので、用紙に画像を定着できるとともに、ゼロクロス検出部を2つ設ける構成に比べて、装置構成を簡単にでき、コストダウンを行うことができる。
また、画像形成装置100(定着装置F)は、電源コード部40A及びヒーター群36Aのヒーター361〜364に接続されるSW部371〜374と、電源コード部40B及びヒーター群36Bのヒーター365〜368に接続されるSW部375〜378と、を備える。制御部10は、SW部371〜374のオンオフにより、ヒーター群36Aのヒーター361〜364の電力制御を行い、SW部375〜378のオンオフにより、ヒーター群36Bのヒーター365〜368のオン/オフ制御を行う。このため、ヒーター361〜364の電力制御、ヒーター365〜368のオン/オフ制御を容易に行うことができる。
また、画像形成装置100(定着装置F)は、定着手段の温度を検知して温度情報を生成する温度検知部351,352を備える。制御部10は、生成された温度情報を用いて、ヒーター群36Aのヒーター361〜364の電力制御を行う。このため、ヒーター361〜364の電力制御により、定着手段を容易に目標温度にすることができる。
また、電源コード部40Bは、定格電流が16A以下である。ヒーター群36Bのヒーター365〜368は、定格電力が600W以下である。このため、フリッカー値を適切にでき、フリッカーの発生を抑制できる。
また、電源コード部40Bは、定格電流が16Aより大きく75A以下であり、ヒーター群36Bのヒーター365〜368が、定格電力が750W以下であることとしてもよい。この構成によっても、フリッカー値を適切にでき、フリッカーの発生を抑制できる。
また、電源コード部40Aと電源コード部40Bとの定格電流が異なる。このため、ヒーター群36Bの使用するヒーターの合計電力も小さくすることができ、フリッカーの発生を抑制できる。
また、制御部10は、ヒーター群36Bのヒーター365〜368を、ヒーター群36Aの補助ヒーターとしてオン/オフ制御する。このため、ジョブ中に電源電力のオン/オフの切り替えを行わず、オン/オフの切り替えを低減するので、フリッカーの発生を抑制できる。
また、定着手段は、ヒーター群36Aのヒーター361〜364が配置された加熱ローラー32と、ヒーター群36Aのヒーター361〜364が配置された加圧ローラー34と、を有する。このため、加熱ローラー32と加圧ローラー34とが別部品であり、電源コード部40A,40Bの電源線を混在させないようにでき、ユーザーの感電を防止できる。
また、ヒーター群36Aは、少なくとも一つのデュアルヒーター又はトリプルヒーターのヒーターユニットを有する。ヒーター群36Bは、少なくとも一つのデュアルヒーター又はトリプルヒーターのヒーターユニットを有する。このため、ヒーターの片側の電源線を共通にすることで装置構成を簡単にでき、コストダウンを実現でき、組立時作業が一回で済むことによるハンドリング改善をすることができるとともに、電源コード部40A,40Bの電源線を混在させないようにでき、ユーザーの感電を防止できる。
また、画像形成装置100(定着装置F)は、画像形成装置本体1と定着手段(定着部30)との間に配置され、ヒーター群36A、電源コード部40Aのみに接続された第1のドロワーコネクター、及びヒーター群36B、電源コード部40Bのみに接続された第2のドロワーコネクターを備える。このため、電源コード部40A,40Bの電源線を混在させないようにでき、ユーザーの感電を防止できる。
また、画像形成装置100は、用紙に画像を形成する画像形成部17と、用紙に画像を定着させる定着装置F(定着部30)と、を備える。このため、用紙に画像を形成して定着できるとともに、ゼロクロス検出部を2つ設ける構成に比べて、装置構成を簡単にでき、コストダウンを行うことができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る好適な定着装置及び画像形成装置の一例であり、これに限定されるものではない。
上記実施の形態では、画像形成装置100の画像形成装置本体1に電源コード部40A,40Bが接続されている構成としたが、これに限定されるものではない。図14は、変形例の画像形成装置100aの概略構成を示す図である。図14に示すように、変形例としての画像形成装置100aとしてもよい。画像形成装置100aは、画像形成装置本体1aと、給紙ユニット2と、排紙ユニット3aと、を備える。画像形成装置本体1aは、画像形成装置本体1と同様であるが、電源コード部40Aのみが接続されている。排紙ユニット3aは、排紙ユニット3と同様であるが、電源コード部40Baのみが接続されている。電源コード部40Baは、電源コード部40Bと同様であり、排紙ユニット3a、画像形成装置本体1の定着部30(ヒーター群36B)などに電源電力を供給する。
また、以上の実施の形態における画像形成装置100を構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100,100a 画像形成装置
1,1a 画像形成装置本体
F 定着装置
10 制御部
11 記憶部
12 操作部
13 表示部
14 インターフェース
15 スキャナー部
16 画像処理部
17 画像形成部
170 帯電部
171 露光部
172 感光体
173 現像部
174 クリーニング部
175 転写体
176 2次転写ローラー
30 定着部
31 定着ローラー
32 加熱ローラー
33 定着ベルト
34 加圧ローラー
351,352 温度検知部
36A,36B ヒーター群
361,362,363,364,365,366,367,368 ヒーター
371,372,373,374,375,376,377,378 SW部
19 搬送部
191 反転機構
40A,40B,40Ba 電源コード部
41A,41B プラグ
42A,42B ブレーカー
43A,43B 電源分配部
44 ゼロクロス検出部
451A,452A,451B,452B 電源線
50a,50b,50c ヒーターユニット
H1,H2 シングルヒーター
51a,52a,51b,52b,51c,52c 固定部
53a,53b,53c,54a,54b コネクター
60a,60b ドロワーコネクター
61a,62a,61b,62b ハーネス
2 給紙ユニット
3,3a 排紙ユニット

Claims (11)

  1. 用紙を加熱及び加圧して定着する定着手段と、
    複数のヒーターを有する第1のヒーター群と、
    複数のヒーターを有する第2のヒーター群と、
    第1の商用電源に接続され前記第1のヒーター群に電源電力を供給する第1の電源コード部と、
    第2の商用電源に接続され前記第2のヒーター群に電源電力を供給する第2の電源コード部と、
    前記第1の商用電源から出力される商用電源の電圧波形からゼロクロスを検出してゼロクロス信号を生成するゼロクロス検出部と、
    前記第1の電源コード部を介して、前記生成されたゼロクロス信号を用いて前記第1のヒーター群のヒーターの電力制御を行い、前記第2の電源コード部を介して、前記第2のヒーター群のヒーターの電力制御以外の制御を行う制御部と、を備える定着装置。
  2. 前記第1の電源コード部及び前記第1のヒーター群のヒーターに接続される複数の第1のスイッチ部と、
    前記第2の電源コード部及び前記第2のヒーター群のヒーターに接続される複数の第2のスイッチ部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1のスイッチ部のオンオフにより、前記第1のヒーター群のヒーターの電力制御を行い、前記第2のスイッチ部のオンオフにより、前記第2のヒーター群のヒーターの電力制御以外の制御を行う請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記定着手段の温度を検知して温度情報を生成する温度検知部を備え、
    前記制御部は、前記生成された温度情報を用いて、前記第1のヒーター群のヒーターの電力制御を行う請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記第2の電源コード部は、定格電流が16A以下であり、
    前記第2のヒーター群のヒーターは、定格電力が600W以下である請求項1から3のいずれか一項に記載の定着装置。
  5. 前記第2の電源コード部は、定格電流が16Aより大きく75A以下であり、
    前記第2のヒーター群のヒーターは、定格電力が750W以下である請求項1から3のいずれか一項に記載の定着装置。
  6. 前記第1の電源コード部と前記第2の電源コード部との定格電流が異なる請求項1から5のいずれか一項に記載の定着装置。
  7. 前記制御部は、前記第2のヒーター群のヒーターを、前記第1のヒーター群の補助ヒーターとしてオンオフ制御する請求項1から6のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 前記定着手段は、
    前記第1のヒーター群の複数のヒーターが配置された第1のローラーと、
    前記第2のヒーター群の複数のヒーターが配置された第2のローラーと、を備える請求項1から7のいずれか一項に記載の定着装置。
  9. 前記第1のヒーター群は、複数のヒーターが固定された少なくとも一つの第1のヒーターユニットを有し、
    前記第2のヒーター群は、複数のヒーターが固定された少なくとも一つの第2のヒーターユニットを有する請求項1から8のいずれか一項に記載の定着装置。
  10. 画像形成装置本体と前記定着手段との間に配置され、前記第1のヒーター群、前記第1の電源コード部に接続された第1のドロワーコネクター、及び前記第2のヒーター群、前記第2の電源コード部に接続された第2のドロワーコネクターを備える請求項1から9のいずれか一項に記載の定着装置。
  11. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記用紙に画像を定着させる請求項1から10のいずれか一項に記載の定着装置と、を備える画像形成装置。
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