JP2021055614A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021055614A
JP2021055614A JP2019179509A JP2019179509A JP2021055614A JP 2021055614 A JP2021055614 A JP 2021055614A JP 2019179509 A JP2019179509 A JP 2019179509A JP 2019179509 A JP2019179509 A JP 2019179509A JP 2021055614 A JP2021055614 A JP 2021055614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
oil
engine
cooling device
vehicle speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019179509A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7234890B2 (ja
Inventor
和樹 加藤
Kazuki Kato
和樹 加藤
高木 登
Noboru Takagi
登 高木
今村 健
Takeshi Imamura
健 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2019179509A priority Critical patent/JP7234890B2/ja
Publication of JP2021055614A publication Critical patent/JP2021055614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7234890B2 publication Critical patent/JP7234890B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

【課題】エネルギ効率の低下を抑制しつつ、ATFの劣化を抑制する。【解決手段】システムが起動して車両が走行を開始してから現在に至るまでの第1期間のうち停車が所定時間以上継続している第2期間を除く第3期間における車速の平均値であるなまし平均車速が所定車速以下である第1条件と、第1期間におけるトランスミッションオイルの温度の平均値であるなまし油温が所定温度以上である第2条件と、が共に成立しているときには、第1,第2条件のうちの少なくとも1つの条件が成立していないときに比して、冷却水の流量が増加するようにエンジン冷却装置を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、冷却装置に関し、詳しくは、エンジンと、変速装置と、を備える車両に搭載され、エンジン冷却装置と、潤滑冷却装置と、オイル温度調整装置と、を備える冷却装置に関する。
従来、この種の冷却装置としては、エンジンと、変速装置(自動変速機)と、を備える車両に搭載され、エンジン冷却装置と、潤滑冷却装置と、オイル温度調整装置と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。エンジン冷却装置は、冷却水を用いてエンジンを冷却する。潤滑冷却装置は、トランスミッションオイルを用いて変速装置の潤滑および冷却を行なう。オイル温度調整装置は、冷却水とトランスミッションオイルとを熱交換させてトランスミッションオイルの温度を調整する。この冷却装置では、トランスミッションオイルの温度が冷却開始温度に達したときに、トランスミッションオイルをオイル温度調整装置へ供給する。トランスミッションオイルの供給を受けたオイル温度調整装置は、冷却水とトランスミッションオイルとを熱交換させてトランスミッションオイルを冷却する。そして、トランスミッションオイルの劣化度が所定の閾値を超えたとき、即ち、トランスミッションオイルの温度が高い状態が続いてトランスミッションオイルの劣化が進んだときには、冷却開始温度を低くする。これにより、トランスミッションオイルの過加熱を抑制し、トランスミッションオイルの更なる劣化を抑制している。
2008−303918号公報
上述の冷却装置では、トランスミッションオイルの劣化度が所定の閾値を超えることを許容していることから、トランスミッションオイルの劣化がある程度進むことは避けられない。トランスミッションオイルは、高温になる頻度が高いほど劣化が進むことから、トランスミッションオイルの劣化を更に抑制する手法として、冷却水の流量を増加させて冷却水の温度を低下させてトランスミッションオイルの温度上昇を抑制する手法が考えられる。しかしながら、例えば、冷却水の流量を増加させると、冷却水の水量を増加させるための電力消費やエンジン冷却装置の損失(冷却損失)が増加して、車両全体ではエネルギ効率が低下してしまう。
本発明の冷却装置は、エネルギ効率の低下を抑制しつつ、トランスミッションオイルの劣化を抑制することを主目的とする。
本発明の冷却装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の冷却装置は、
エンジンと、前記エンジンの出力軸に接続されたトルクコンバータと前記トルクコンバータおよび車軸に接続された駆動軸に接続された変速機とを有し前記エンジンからの動力を変速して前記駆動軸に出力する変速装置と、を備える車両に搭載され、
冷却水を用いて前記エンジンを冷却するエンジン冷却装置と、
トランスミッションオイルを用いて前記変速装置の潤滑および冷却を行なう潤滑冷却装置と、
前記冷却水と前記トランスミッションオイルとを熱交換させて前記トランスミッションオイルの温度を調整するオイル温度調整装置と、
前記エンジン冷却装置と前記潤滑冷却装置とを制御する制御装置と、
を備える冷却装置であって、
前記制御装置は、
システムが起動して前記車両が走行を開始してから現在に至るまでの第1期間のうち停車が所定時間以上継続している第2期間を除く第3期間における車速の平均値であるなまし平均車速が所定車速以下である第1条件と、前記第1期間における前記トランスミッションオイルの温度の平均値であるなまし油温が所定温度以上である第2条件と、が共に成立しているときには、前記第1,第2条件のうちの少なくとも1つの条件が成立していない場合に比して、前記冷却水の流量が増加するように前記エンジン冷却装置を制御する、
ことを要旨とする。
この本発明の冷却装置では、システムが起動して車両が走行を開始してから現在に至るまでの第1期間のうち停車が所定時間以上継続している第2期間を除く第3期間における車速の平均値であるなまし平均車速が所定車速以下である第1条件と、第1期間におけるトランスミッションオイルの温度の平均値であるなまし油温が所定温度以上である第2条件と、が共に成立しているときには、第1,第2条件のうちの少なくとも1つの条件が成立していない場合に比して、冷却水の流量が増加するようにエンジン冷却装置を制御する。第1条件が成立しているときは、車両が変速段の変更回数が多くトランスミッションオイルが高温になりやすいと考えられる。第2条件が成立しているときには、トランスミッションオイルが高温な状態が長く継続していると考えられる。したがって、第1条件と第2条件とが共に成立しているときには、第1,第2条件のうちの少なくとも1つの条件が成立していないときに比して、冷却水の流量が増加するようにエンジン冷却装置を制御することにより、トランスミッションオイルの温度上昇を抑制でき、トランスミッションオイルの劣化を抑制できる。こうした冷却水の流量の増加は、第1条件と第2条件とが共に成立しているときのみ行なう(第1,第2条件のうちの少なくとも1つの条件が成立していないときには行なわない)から、第1、第2条件の成立の如何に関わらず冷却水の流量を増加させるものに比して、エネルギ効率の低下を抑制することができる。この結果、エネルギ効率の低下を抑制しつつ、トランスミッションオイルの劣化を抑制できる。
こうした本発明の冷却装置において、前記車速を検出する車速センサと、前記トランスミッションオイルの温度を検出するオイル温度センサと、を備え、前記なまし平均車速は、前記第3期間において前記車速センサにより検出された前記車速の平均値であり、前記なまし油温は、前記第1期間において前記オイル温度センサにより検出された前記トランスミッションオイルの温度の平均値としてもよい。
本発明の一実施例としての冷却装置を搭載した自動車20の構成の概略を示す構成図である。 エンジン冷却装置28と潤滑冷却装置32との構成の概略を示す構成図である。 ECU60により実行される電動WP制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 低車速で長時間走行したときに冷却水温Twと油温Toとの関係の一例を説明するための説明図である。 比較例の冷却装置を搭載する自動車におけるなまし平均車速Vaveと冷却水温Twと油温Toとの時間変化の一例を示す説明図である。 実施例の冷却装置を搭載する自動車20におけるなまし平均車速Vaveと冷却水温Twと油温Toとの時間変化の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての冷却装置を搭載した自動車20の構成の概略を示す構成図である。図2は、エンジン冷却装置28と潤滑冷却装置32との構成の概略を示す構成図である。自動車20は、図1,図2に示すように、エンジン22と、エンジン冷却装置28と、変速装置30と、潤滑冷却装置32と、オイルクーラ34と、電子制御ユニット(以下、「ECU」という)60と、を備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されており、クランクシャフト23が変速装置30に接続されている。エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24により運転制御されている。
エンジン冷却装置28は、冷却水を用いてエンジン22を冷却する装置として構成されている。エンジン冷却装置28は、図2に示すように、循環流路280と、ラジエータ282と、電動ウォーターポンプ(以下、「電動WP」という)284と、を備える。
循環流路280は、エンジン22のシリンダブロックやシリンダヘッドに形成された図示しない熱交換部を有し、冷却水を循環させる流路を形成している。
ラジエータ282は、車両の前方に取り付けられている。ラジエータ282は、走行風として取り入れた外気と循環流路280の冷却水とを熱交換させて、外気により冷却水を冷却する。
電動WP284は、循環流路280に冷却水を圧送すると共に冷却水の流量を変更可能な電動の可変流量ポンプとして構成されている。電動WP284は、エンジンECU24により駆動制御されている。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。
エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。エンジンECU24に入力される信号としては、例えば、エンジン22のクランクシャフト23の回転位置を検出するクランクポジションセンサからのクランク角θcrを挙げることができる。エンジン冷却装置28の循環流路280の電動WP284とオイルクーラ34との間に取り付けられ循環流路280内を循環する冷却水の温度(冷却水温)Twを検出する温度センサ28aからの冷却水温Twも挙げることができる。カムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサからのカム角やスロットルバルブのポジションを検出するスロットルポジションセンサからのスロットル開度THや、吸気管に取り付けられたエアフローメータからの吸入空気量Qa、吸気管に取り付けられた温度センサからの吸気温も挙げることができる。排気管に取り付けられた空燃比センサからの空燃比AFや、排気管に取り付けられた酸素センサからの酸素信号O2も挙げることができる。
エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24から出力される信号としては、スロットルバルブのポジションを調節するスロットルモータへの制御信号や、燃料噴射弁への制御信号、点火プラグへの制御信号を挙げることができる。エンジン冷却装置28の電動WP284への制御信号も挙げることができる。
エンジンECU24は、ECU60と通信ポートを介して接続されている。
エンジンECU24は、クランクポジションセンサからのクランク角θcrに基づいてエンジン22の回転数を演算している。エンジンECU24は、温度センサ28aからの冷却水温Twに基づいて電動WP284を制御している。
変速装置30は、トルクコンバータ300と、自動変速機304と、を備える。
トルクコンバータ300は、一般的な流体式の伝導装置として構成されており、エンジン22のクランクシャフト23の動力を中間回転軸302にトルクを増幅して伝達したり、トルクを増幅することなくそのまま伝達したりする。トルクコンバータ300は、エンジン22のクランクシャフト23に接続されたポンプインペラと、中間回転軸302に接続されたタービンランナと、タービンランナからポンプインペラへの作動油の流れを整流するステータと、ステータの回転方向を一方向に制限するワンウェイクラッチと、ポンプインペラとタービンランナとを連結する油圧駆動のロックアップクラッチ300aと、を備える。ロックアップクラッチ300aは、オートマチックトランスミッション用電子制御ユニット(以下、「ATECU」という。)40により駆動制御されている。
自動変速機304は、中間回転軸302に接続されると共に、駆動輪36a,36bに連結された車軸にデファレンシャルギヤを介して接続された駆動軸37に接続されている。自動変速機304は、複数の遊星歯車と、油圧駆動の複数の摩擦係合要素(クラッチ,ブレーキ)と、を備える。自動変速機304は、複数の摩擦係合要素の係脱により第1速から第6速までの前進段や後進段を形成して中間回転軸302と駆動軸37との間で動力を伝達する。自動変速機304は、ATECU40により駆動制御されている。
潤滑冷却装置32は、トランスミッションオイル(ATF、Automatic Transmission Fluid)を用いて、変速装置30の潤滑および冷却を行なう装置として構成されている。潤滑冷却装置32は、図2に示すように、第1流路320と、第2流路322と、オイルパン324と、オイルポンプ326と、戻り流路332と、保護流路334と、リリーフバルブ336と、を備えている。
第1流路320は、オイルパン324と変速装置30との間でATFを流通させる流路を形成している。
第2流路322は、オイルポンプ326より上流側で第1流路320から分岐すると共に、変速装置30の手前で第1流路320に合流する。
オイルパン324は、変速装置30の下方に配置され、ATFを貯留している。
オイルポンプ326は、中間回転軸302と連結されエンジン22からの動力で駆動する内歯噛み合い式(内接式)のギヤポンプとして構成されている。オイルポンプ326は、オイルパン324に貯留されているATFを吸い上げて第1流路320に圧送する。オイルポンプ326は、ATECU40により駆動制御されている。
戻り流路332は、変速装置30に供給されたATFがオイルパン324へ戻るための流路である。実施例では、変速装置30を構成する遊星歯車や摩擦係合要素(クラッチやブレーキなど)間の隙間やこれらの遊星歯車や摩擦係合要素と変速装置30を収容するケースの内壁との間の隙間が、戻り流路332を形成している。
保護流路334は、第1流路320のオイルポンプ326と第2流路322が第1流路320から分岐する分岐箇所Brとの間と、オイルパン324と、の間でATFを流通させる流路を形成している。
リリーフバルブ336は、保護流路334に取り付けられている。リリーフバルブ336は、リリーフバルブ336より上流側のATFの圧力、即ち、第1流路320のオイルポンプ326と分岐箇所Brとの間におけるATFの圧力が所定の圧力以下であるときには閉弁する。リリーフバルブ336は、第1流路320のオイルポンプ326と分岐箇所Brとの間におけるATFの圧力が所定の圧力を超えるときには開弁して、第1流路320のATFを保護流路334を介してオイルパン324へ供給する。これにより、第1流路320のATFの圧力が過度に上昇することを抑止している。
こうして構成された潤滑冷却装置32は、オイルパン324に貯留されているATFをオイルポンプ326を用いて吸い上げると共に第1流路320に供給して、変速装置30に供給する。変速装置30へ供給されたATFは、変速装置30の自動変速機304の遊星歯車や摩擦係合要素を潤滑、冷却した後に、戻り流路332を通り、オイルパン324へ戻る。つまり、ATFは、オイルパン324と変速装置30との間を循環する。
オイルクーラ34は、潤滑冷却装置32の第2流路322と、エンジン冷却装置28の循環流路280の電動WP284とエンジン22との間と、に取り付けられている。オイルクーラ34は、循環流路280を流通する冷却水と第2流路322を流通するATFとを熱交換させて、ATFの温度を調整する。
なお、ATFは、変速装置30の潤滑および冷却以外にも、油圧により自動変速機304の複数の摩擦係合要素を制御するための作動油やトルクコンバータ300内の作動油としても用いられている。したがって、自動車20は、第1,第2流路320,322、戻り流路332、保護流路334の他に、作動油としてのATFを自動変速機304の複数の摩擦係合要素やトルクコンバータ300内へ供給する図示しない流路や油圧回路も有している。
ATECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。
ATECU40には、変速装置30や潤滑冷却装置32を制御するのに必要な信号が入力されている。ATECU40に入力される信号としては、たとえは、潤滑冷却装置32の第1流路320のオイルポンプ326と分岐箇所Brとの間でATFの温度を検出する温度センサ320aからの油温Toを挙げることができる。
ATECU40からは、変速装置30や潤滑冷却装置32を制御するための各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。ATECU40から出力される信号としては、トルクコンバータ300のロックアップクラッチ300aへの制御信号や、自動変速機304への変速制御信号などを挙げることができる。
ATECU40は、ECU60と通信ポートを介して接続されている。
ATECU40は、ECU60からの変速制御信号によって自動変速機304を変速制御する。また、ATECU40は、必要に応じて自動変速機304の状態に関するデータをECU60に出力する。
ECU60は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMや、データを一時的に記憶するRAM、入出力ポート、通信ポートを備える。
ECU60には、イグニッションスイッチ70からのイグニッション信号,シフトレバー71の操作位置を検出するシフトポジションセンサ72からのシフトポジションSP,アクセルペダル73の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ74からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル75の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ76からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ78からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。なお、シフトポジションSPとしては、駐車ポジション(Pポジション)や中立ポジション(Nポジション),ドライブポジション(Dポジション、前進段),リバースポジション(Rポジション、後進段)などがある。
ECU60は、エンジンECU24やATECU40と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やATECU40と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
ECU60は、イグニッションスイッチ70がオンされてから所定時間(例えば、数msec)毎に車速センサ78から車速Vを入力し、入力した車速Vを車速履歴としてRAMに記憶する。そして、イグニッションスイッチ70がオフされときにはRAMに記憶している車速履歴を消去する。
こうして構成された実施例の自動車20は、運転者のアクセルペダル73の操作に応じて、エンジン22からの動力を駆動輪36a,36bに出力して走行する。
また、実施例の自動車20では、シフトポジションSPに応じて自動変速機304を制御する。シフトポジションSPがDポジションやRポジションのときには、基本的には、自動変速機304が第1速〜第6速のいずれかの状態やリバースの状態となるよう自動変速機304の複数の摩擦係合要素を制御する。シフトポジションSPがNポジションやPポジションのときには、複数の摩擦係合要素(クラッチ,ブレーキ)は全て開放する。
次に、こうして構成された実施例の冷却装置を搭載する自動車20の動作、特に、エンジン冷却装置28の電動WP284の動作について説明する。図3は、ECU60により実行される電動WP制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、ECU60により、所定時間(例えば、数msec)毎に繰り返して実行される。
本ルーチンが実行されると、ECU60のCPUは、車速Vと油温Toとを入力する処理を実行する(ステップS100)。車速Vは、車速センサ78により検出された値を入力している。油温Toは、温度センサ320aにより検出された値をATECU40を介して通信により入力している。
続いて、なまし油温Toaveを算出する(ステップS110)。なまし油温Toaveは、システムが起動してから現在に至るまでの第1期間P1において温度センサ320aにより検出された値、即ち、油温Toの平均値として、例えば、次式(1)により算出される。式(1)中、前回Toaveは、前回本ルーチンを実行したときに算出したなまし油温Toaveである。一般に、ATFが高温の状態が長時間経過すると、なまし油温Toaveは大きな値となる。したがって、なまし油温Toaveは、ATFが高温の状態が長時間継続していることを検知する指標となる。
Toave=(前回Toave+To)/2 ・・・(1)
次に、車両の停車が長時間継続しているか否かを判定する(ステップS120)。この判定は、車速Vが値0以下である状態が時間VTstop(例えば、2分、3分、4分など)以上継続しているときに車両の停車が長時間継続していると判定する。
ステップS120で車両の停車が長時間継続していないときには、なまし平均車速Vaveを算出する(ステップS130)。ここでは、なまし平均車速Vaveは、第1期間P1において車速センサ78により検出された値、即ち、車速Vの平均値として、例えば、次式(2)により算出される。式(2)中、前回Vaveは、前回本ルーチンを実行したときに算出したなまし平均車速Vaveである。一般に、低車速での走行が継続しているときには、発進や停止の頻度が高くなったり、変速段の変更の頻度が高くなったりする。こうした走行状態では、トルクコンバータ300のスリップや自動変速機304を構成する複数の摩擦係合要素(クラッチやブレーキ)の切り替えの頻度が高くなり、ATFが高温になりやすいと考えられる。したがって、なまし平均車速Vaveは、車両の走行状態がATFが高温になりやすい状態であることを検知する指標となる。
Vave=(前回Vave+V)/2 ・・・(2)
ステップS120で車両の停車が長時間継続しているときには、第1期間P1から停車が長時間継続している第2期間P2(車速Vが値0以下である状態が時間VTstop以上継続している期間)を除く第3期間P3におけるなまし平均車速Vaveを算出する(ステップS140)。ここでは、なまし平均車速Vaveは、RAMに記憶されている車速履歴から、第3期間P3において車速センサ78により検出された車速Vの平均値として、上述の式(2)を適用して、算出される。ここで、第1期間P1から第2期間P2を除く第3期間P3における車速Vの平均値をなまし平均車速Vaveとするのは、停車時は変速装置30(トルクコンバータ300、自動変速機304)の変速段の変更がなくATFが高温とならないためである。このように、第1期間P1から第2期間P2を除く第3期間P3における車速Vの平均値をなまし平均車速Vaveとすることにより、なまし平均車速Vaveを、車両の走行状態がATFが高温になりやすい状態であることを検知する指標として適正なものとしている。
こうしてなまし油温Toaveとなまし平均車速Vaveとを算出すると、なまし平均車速Vaveが閾値Vmin以下である第1条件と、なまし油温Toaveが閾値Toh以上である第2条件と、が共に成立しているか否かを判定する(ステップS150)。閾値Vminは、トルクコンバータ300のスリップや自動変速機304を構成する複数の摩擦係合要素(クラッチやブレーキ)の切り替えの頻度が高くなり、ATFが高温になりやすい走行状態であるか否かを判定するための閾値である。閾値Vminは、例えば、15km/h、20km/h、25km/hなどに設定される。閾値Vohは、ATFの温度が更に上昇するとATFに劣化が発生する可能性が高いか否かを判定するための閾値である。閾値Vohは、ATFに高温による劣化が発生する温度より若干低い温度に設定されており、例えば、98℃、100℃、102℃などに設定される。
ステップS150で第1条件が成立していないときや第2条件が成立していないときには、ATFが高温になりやすい走行状態ではないときや、ATFが高温の状態が長時間継続していないときであると判断して、エンジン冷却装置28の循環流路280を循環する冷却水の温度の目標値である目標冷却水温Ttrglを値T1に設定する(ステップS160)。値T1は、例えば、96℃、97℃、98℃などに設定される。
こうして目標冷却水温Ttrglを設定すると、目標冷却水温TtrglをエンジンECU24へ送信して(ステップS180)、本ルーチンを終了する。目標冷却水温Ttrglを受信したエンジンECU24は、温度センサ28aに検出される冷却水温Twが目標冷却水温Ttrglとなるように電動WP284を制御する。こうした制御により冷却水温Twを値T1とすることができる。
図4は、低車速で長時間走行したときに冷却水温Twと油温Toとの関係の一例を説明するための説明図である。図中、低車速で長時間走行したときに冷却水温Twと油温Toとの関係は、ハッチングにより示している。低車速で長時間走行しているときには、自動変速機304の変速段の変更の頻度が高くなり、トルクコンバータ300のスリップや自動変速機304を構成する複数の摩擦係合要素(クラッチやブレーキ)の切り替えの頻度が高くなって、ATFが高温になりやすい。しかしながら、エンジン冷却装置28の循環流路280の冷却水と潤滑冷却装置32の第2流路322のATFとはオイルクーラ34にて熱交換することから、図示するように、油温Toは、冷却水温Twへ収束する。したがって、温度センサ28aに検出される冷却水温Twが目標冷却水温Ttrgl(値T1)となるように電動WP284を制御することにより、油温Toを値T1とすることができる。
ステップS150で第1条件と第2条件とが共に成立しているときには、ATFが高温になりやすい走行状態であると共にATFが高温の状態が長時間継続していると判断して、目標冷却水温Ttrglを値T2に設定する(ステップS170)。値T2は、値T1より低い温度であって、例えば、86℃、88℃、90℃などに設定される。なお、第1条件と第2条件とが共に成立しているときとしては、比較的長く渋滞している道路を走行しているときや、エンジン22が冷間始動されていないときであり、例えば、近場の買い物等のショートトリップ(短い時間での走行)での走行やユーザや渋滞のない高速道路での走行では、第1条件と第2条件とが共に成立する頻度はさほど高くない。
こうして目標冷却水温Ttrglを設定すると、目標冷却水温TtrglをエンジンECU24へ送信して(ステップS180)、本ルーチンを終了する。目標冷却水温Ttrglを受信したエンジンECU24は、温度センサ28aに検出される冷却水温Twが目標冷却水温Ttrgl(値T2)となるように電動WP284を制御する。つまり、温度センサ28aに検出される冷却水温Twを値T1とするように電動WP284を制御するときに比して、冷却水の流量が増加するように電動WP284を制御する。
図5は、比較例の冷却装置を搭載する自動車におけるなまし平均車速Vaveと冷却水温Twと油温Toとの時間変化の一例を示す説明図である。図6は、実施例の冷却装置を搭載する自動車20におけるなまし平均車速Vaveと冷却水温Twと油温Toとの時間変化の一例を示す説明図である。比較例では、図3の電動WP制御ルーチンにおいて、ステップS140を実行した後にステップS150,S170を実行せずにステップS160を実行する。なお、図5,6において、破線は、車速センサ78により検出された車速Vの一例(一部期間のみ記載)を示している。図6において、一点鎖線は、なまし油温Toaveを示している。
車速Vが低い状態が継続すると、なまし平均車速Vaveが下降して閾値Vmin以下となる(時刻t1)。こうした低車速では、ATFが高温になりやすい走行状態であることから、油温Toが時間の経過と共に上昇する。比較例では、図5に示すように、目標冷却水温Ttrglを値T1に設定して、温度センサ28aに検出される冷却水温Twが目標冷却水温Ttrglとなるように電動WP284を制御する。これにより、冷却水温Twは値T1に収束し(時刻t2)、油温Toは冷却水温Twと同一の値T1に収束し、ATFが高温の状態が継続する。実施例では、図6に示すように、なまし平均車速Vaveが閾値Vmin以下となって油温Toが時間の経過と共に上昇すると、なまし油温Toaveが上昇する。なまし油温Toaveが閾値Toh以上になると、目標冷却水温Ttrglを値T1より低い値T2に設定して、温度センサ28aに検出される冷却水温Twが目標冷却水温Ttrglとなるように電動WP284を制御する(時刻t3)。冷却水温Twは値T2に収束し、油温Toは冷却水温Twと同一の値T2に収束する。これにより、ATFの温度を低下させることができ、ATFの劣化を抑制できる。
こうした冷却水の流量の増加は、ステップS150で第1条件と第2条件とが共に成立しているときのみ行なう(第1,第2条件のうちの少なくとも1つの条件が成立していないときには行なわない)から、第1,第2条件の成立如何に関わらず冷却水の流量の増加させるものに比して、電動WP284の電力消費を抑制でき、エネルギ効率の低下を抑制することができる。したがって、エネルギ効率の低下を抑制しつつ、ATFの劣化を抑制できる。
以上説明した実施例の冷却装置を搭載した自動車20によれば、システムが起動してから現在に至るまでの第1期間P1のうち停車が長時間以上継続している第2期間P2を除く第3期間P3における車速Vの平均値であるなまし平均車速Vaveが閾値Vmin以下である第1条件と、第1期間P1におけるATFの温度の平均値であるなまし油温Toが所定温度以上である第2条件と、が共に成立しているときには、第1,第2条件のうちの少なくとも1つの条件が成立していないときに比して、冷却水の流量が増加するように電動WP284を制御することにより、エネルギ効率の低下を抑制しつつ、ATFの劣化を抑制できる。
実施例の冷却装置を搭載した自動車20では、ステップS110において、例えば、なまし油温Toaveを、システムが起動してから現在に至るまでの第1期間P1において温度センサ320aにより検出された油温Toに上述の式(2)を適用して算出している。しかしながら、なまし油温Toaveを、システムが起動してから現在に至るまでの第1期間P1において温度センサ320aにより検出された油温Toに油温用ローパスフィルタを適用して得られる油温Toの所定の周波数(ローパスフィルタでパスする周波数の上限)以下の成分としてもよい。
実施例の冷却装置を搭載した自動車20では、ステップS130,S140において、なまし平均車速Vaveを、第1期間P1また第3期間P3において車速センサ78により検出された値に上述の式(2)を適用して算出している。しかしながら、なまし平均車速Vaveを、第1期間P1また第3期間P3において車速センサ78により検出された値に車速用ローパスフィルタを適用して得られる車速Vの所定の周波数(ローパスフィルタでパスする周波数の上限)以下の成分としてもよい。
実施例の冷却装置を搭載した自動車20では、ステップS160、S170において、目標冷却水温Ttrglを設定している。しかしながら、ステップS160、S170において、目標冷却水温Ttrglに代えて循環流路280の冷却水の流量の目標値である目標流量Vtrgを設定してもよい。この場合、ステップS170では、ステップS160より目標流量Vtrgを大きくする。ステップS180では、循環流路280の冷却水の流量が目標流量Vtrgとなるように電動WP284を制御すればよい。
実施例の冷却装置を搭載した自動車20では、オイルクーラ34により、循環流路280を流通する冷却水と第2流路322を流通するATFとを熱交換させて、ATFの温度を調整している。しかしながら、オイルクーラ34は、ATFの温度を調整可能な装置であれば如何なるものとしてもよく、例えば、第2流路322をラジエータ282に取り付けて、ATFを外気と熱交換させてもよい。
実施例の冷却装置を搭載した自動車20では、循環流路280の冷却水の流量を電動WP284で調整している。しかしながら、電動WP284に代えて、例えば循環流路280の冷却水の流量を制御可能な流量制御バルブや機械式の流量可変ポンプなど、循環流路280の冷却水の流量を可変制御できる装置であれば如何なるものを用いてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「エンジン」に相当し、変速装置30が「変速装置」に相当し、エンジン冷却装置28が「エンジン冷却装置」に相当し、潤滑冷却装置32が「潤滑冷却装置」に相当し、オイルクーラ34が「オイル温度調整装置」に相当し、ECU60とエンジンECU24とが「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、冷却装置の製造産業などに利用可能である。
20 自動車、22 エンジン、23 クランクシャフト、24 エンジンECU、26 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、28 エンジン冷却装置、28a,320a 温度センサ、30 変速装置、32 潤滑冷却装置、34 オイルクーラ、36a,36b 駆動輪、37 駆動軸、40 オートマチックトランスミッション用電子制御ユニット(ATECU)、60 電子制御用ユニット(ECU)、70 イグニッションスイッチ、71 シフトレバー、72 シフトポジションセンサ、73 アクセルペダル、74 アクセルペダルポジションセンサ、75 ブレーキペダル、76 ブレーキペダルポジションセンサ、78 車速センサ、280 循環流路、282 ラジエータ、284 電動ウォーターポンプ(電動WP)、300 トルクコンバータ、300a ロックアップクラッチ、302 中間回転軸、304 自動変速機、320 第1流路、322 第2流路、324 オイルパン、326 オイルポンプ、332 戻り流路、334 保護流路、336 リリーフバルブ、Br 分岐箇所。

Claims (1)

  1. エンジンと、前記エンジンの出力軸に接続されたトルクコンバータと前記トルクコンバータおよび車軸に接続された駆動軸に接続された変速機とを有し前記エンジンからの動力を変速して前記駆動軸に出力する変速装置と、を備える車両に搭載され、
    冷却水を用いて前記エンジンを冷却するエンジン冷却装置と、
    トランスミッションオイルを用いて前記変速装置の潤滑および冷却を行なう潤滑冷却装置と、
    前記冷却水と前記トランスミッションオイルとを熱交換させて前記トランスミッションオイルの温度を調整するオイル温度調整装置と、
    前記エンジン冷却装置と前記潤滑冷却装置とを制御する制御装置と、
    を備える冷却装置であって、
    前記制御装置は、
    システムが起動して現在に至るまでの第1期間のうち停車が所定時間以上継続している第2期間を除く第3期間における車速の平均値であるなまし平均車速が所定車速以下である第1条件と、前記第1期間における前記トランスミッションオイルの温度の平均値であるなまし油温が所定温度以上である第2条件と、が共に成立しているときには、前記第1,第2条件のうちの少なくとも1つの条件が成立していないときに比して、前記冷却水の流量が増加するように前記エンジン冷却装置を制御する、
    冷却装置。
JP2019179509A 2019-09-30 2019-09-30 冷却装置 Active JP7234890B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019179509A JP7234890B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019179509A JP7234890B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021055614A true JP2021055614A (ja) 2021-04-08
JP7234890B2 JP7234890B2 (ja) 2023-03-08

Family

ID=75270204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019179509A Active JP7234890B2 (ja) 2019-09-30 2019-09-30 冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7234890B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04109027A (ja) * 1990-08-29 1992-04-10 Calsonic Corp 自動車用自動変速機の油温制御装置
JPH08159245A (ja) * 1994-12-05 1996-06-21 Toyota Motor Corp 車両用自動変速機の制御装置
JPH09291837A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Honda Motor Co Ltd 車両の制御装置
JP2008303918A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Toyota Motor Corp 自動変速機の作動油冷却装置
JP2013241857A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Calsonic Kansei Corp 排熱回収システム
US20160138878A1 (en) * 2014-11-19 2016-05-19 Ford Global Technologies, Llc Method and system for a dual loop coolant system

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04109027A (ja) * 1990-08-29 1992-04-10 Calsonic Corp 自動車用自動変速機の油温制御装置
JPH08159245A (ja) * 1994-12-05 1996-06-21 Toyota Motor Corp 車両用自動変速機の制御装置
JPH09291837A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Honda Motor Co Ltd 車両の制御装置
JP2008303918A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Toyota Motor Corp 自動変速機の作動油冷却装置
JP2013241857A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Calsonic Kansei Corp 排熱回収システム
US20160138878A1 (en) * 2014-11-19 2016-05-19 Ford Global Technologies, Llc Method and system for a dual loop coolant system

Also Published As

Publication number Publication date
JP7234890B2 (ja) 2023-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010125874A (ja) 車両の制御装置
BR102016013886B1 (pt) Sistema de controle de veículo
JP2013204625A (ja) 車両の制御装置
CN103925313A (zh) 车辆的控制装置
JP4983498B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP5981221B2 (ja) 自動変速機油供給装置
JP2011247285A (ja) 車両用ロックアップクラッチの制御装置
JP3743347B2 (ja) 自動車の制御装置
JP2009287676A (ja) 作動油温制御装置
US20130261906A1 (en) Output control apparatus of engine
JP5169920B2 (ja) 動力伝達装置およびその制御方法
JP7234890B2 (ja) 冷却装置
JP2012062921A (ja) 車両の制御装置
US7926464B2 (en) Power source braking system to prevent engine stalls
JP2005315106A (ja) エンジンの冷却装置
JP4107251B2 (ja) 車両の制御装置
JP6856033B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP4151195B2 (ja) 車両用無段変速機の制御装置
JP2012002312A (ja) 車両の制御装置
JP2014080932A (ja) エンジン制御装置
JP2013177947A (ja) 制御装置
JP2017044069A (ja) 車両用制御装置
JP5692036B2 (ja) 車両の制御装置
JP2017032074A (ja) ベルト式無段変速機の制御装置
JP2017166509A (ja) パワートレーン制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230206

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7234890

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151