JP2021049922A - 作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】車輪で地面の藁や塵埃を巻き上げることがあってもラジエータが藁や塵埃を吸引し難い作業車を構成する。【解決手段】車体の前部の左右一対の前車輪2と、車体の後部の左右一対の後車輪と、車体の左右方向での一方の外端部の側壁20aと、側面視において前車輪2と後車輪との間で、かつ、平面視で側壁20aより内側に備えられたラジエータ15とを備え、ラジエータ15を、吸気面を側壁20aに向けた姿勢で配置することにより、吸気面と側壁20aの内面との間の空間の底部に吸気開口Saが形成され、吸気開口Saより前側で前車輪2より後側の位置と、吸気開口Saより後側で後車輪より前側の位置との少なくとも一方に、車体の下端より下側に突出する防塵体25を備えた。【選択図】図3

Description

本発明は、車体側部に配置したラジエータの防塵性能を向上させた作業車に関する。
上記構成の作業車として特許文献1には、運転部において車体左右方向に延びる運転座席載置台の下側で、車体の外側部にラジエータを備えた構成が記載されている。
この特許文献1では、運転座席載置台の右横側面の内側にラジエータを配置し、このラジエータの吸気面と、運転座席載置台の右横側面との間に所定の間隔を形成することにより、車体の下側から空気を吸引できるように構成されている。
特開2009−67072号公報
しかしながら、特許文献1のように前後車輪の中間にラジエータを配置した作業車では、例えば、圃場を走行する際に、前車輪で巻き上げた藁や土等を含む塵埃をラジエータが吸引し、吸気面に塵埃が付着し冷却性能を低下させることも想像できた。
このような理由から、車輪で地面の塵埃を巻き上げることがあってもラジエータが塵埃を吸引し難い作業車が求められる。
本発明に係る作業車の特徴構成は、エンジンを有する車体と、前記車体の前部に備えた左右一対の前車輪と、前記車体の後部に備えた左右一対の後車輪と、前記車体の左右方向での一方の外端部に備えた側壁と、側面視において前記前車輪と前記後車輪との間で、かつ、平面視において前記側壁より内側に備えられ前記エンジンの冷却水が供給されるラジエータとを備え、前記ラジエータを、吸気面を前記側壁に向けた姿勢で配置することにより、前記吸気面と前記側壁の内面との間の空間の底部に吸気開口が形成され、前記吸気開口より前側で前記前車輪より後側の位置と、前記吸気開口より後側で前記後車輪より前側の位置との少なくとも一方に、前記車体の下端より下側に突出する防塵体を備えている点にある。
この特徴構成によると、ラジエータは、吸気開口を介して車体の下側から吸引した空気が吸気面に供給される。例えば、吸気開口より前側で車体の下端より下側に突出する防塵体を備えたものでは、車体が前進する際に前車輪で巻き上げた塵埃が吸気開口に流入する現象を防塵体で阻止できる。また、吸気開口より後側で車体の下端より下側に突出する防塵体を備えたものでは、車体が後進する際に後車輪で巻き上げた塵埃が吸気開口に流入する現象を後側の防塵体で阻止できる。
従って、車輪で地面の塵埃を巻き上げることがあってもラジエータが塵埃を吸引し難い作業車が構成された。特に、この構成では防塵体を備えるだけの単純な部材の配置だけで済むためコストの低減を実現する。
上記構成に加えた構成として、前記防塵体が板状であり、前記車体の左右方向に沿う板幅が、前記吸気開口の前記車体の幅方向に沿う開口幅より大きくても良い。
これによると、車輪で巻き上げた塵埃の流れを、板状の防塵体で遮ることになり、例えば、一部の塵埃が防塵体の幅方向の外端を通過することがあっても、防塵体の板幅が吸気開口の開口幅より大きいため、塵埃が吸気開口の方向に流れる現象を抑制し、吸気開口に流れ込む現象を阻止できる。
上記構成に加えた構成として、前記防塵体が、前記車体の前後方向視において前記前車輪と前記後車輪とに重複する位置に配置されても良い。
これによると、例えば、吸気開口より前側に防塵体を配置した構成では、車体が前進する際に前車輪で巻き上げられた塵埃が直線的に後方に流れた場合でも、この流れを前側の防塵体で遮断できる。このように最も多くの塵埃が流れる位置に防塵体を配置することになりに塵埃の吸引を阻止できる。
上記構成の何れかに加えた構成として、前記防塵体が、可撓性材料で形成されても良い。
これによると、走行時に防塵体が地面の突出物に接触することがあっても、接触時に防塵体が柔軟に変形するだけで破損することはなく、接触の後には元の姿勢に戻り、塵埃の流れを抑制することも可能となる。
上記構成のいずれかに加えた構成として、前記吸気開口の前側と、前記吸気開口の後側とに前記防塵体が備えられ、夫々の前記防塵体が等しい形状であっても良い。
これによると、等しい形状の防塵体を、吸気開口の前側と後側とに配置できるので、兼用化が可能で、部品点数の増大を抑制し、コスト上昇を抑制する。
作業車の側面図である。 作業車の駆動構造を示す平面図である。 ラジエータと防塵ファンとの位置関係を示す縦断後面図である。 ラジエータと防塵ファンとの位置関係を示す縦断側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔全体構成〕
図1に示すように、車体1の前部に左右一対の前車輪2を備え、車体1の後部に左右一対の後車輪3を備え、車体1の中央部に運転部Aを備え、車体1の後部に荷台4を備え、この荷台4の下側に原動部Bを備えて作業車が構成されている。
この作業車は、モード切換レバーの操作により、原動部Bからの駆動力を後車輪3に伝える2輪駆動モードと、原動部Bからの駆動力を前車輪2と後車輪3とに伝える4輪駆動モードとに切換可能に構成され、農作業や運搬作業等の多目的の作業に使用されるユーティリティビークルとして構成されている。荷台4は、手動操作によって前上がりの斜め姿勢に切り換えることで積載物の自重による後方への排出を可能にしている。
運転部Aは、運転者が着座する運転座席5を備えると共に、この運転座席5の前側に前車輪2を操向操作するステアリングホイール6を備え、下部にフロアー7を備えている。運転部Aは、車体1が転倒した場合に運転者や乗員を保護するため、左右位置にロプスフレーム8を備えている。
尚、運転座席5は、車体左右方向の一方に配置され、図1、図3、図4に示すように運転座席5に横に隣接して乗員席5s(図4、図5では一部だけ示している)が配置され、運転座席5と乗員席5sとの後部に配置されるシートバック5aが車体1の左右方向の全幅に亘って備えられている。
〔原動部〕
図2に示すように、原動部Bは、エンジン10と、ミッションケース11とを備えると共に、ミッションケース11で変速された駆動力を左右の後車軸ケース12に収容された後車軸(図示せず)を介して左右の後車輪3に伝える伝動構成を備えている。また、原動部Bには、エンジン10の排気ガスを、排気管10aを介してマフラー13に送る排気系を備え、エンジン10の冷却水を、冷却水路管14を介してラジエータ15に給排する冷却系を備えている。ラジエータ15は前車輪2と後車輪3との間で、図1、図3、図4に示すように、車体左右方向でセンターカバー20の外端に形成される側壁20aより内側に配置されている。
図2に示すように、車体1にはミッションケース11で変速された駆動力を、プロペラシャフト16と、前部デファレンシャルケース17と、左右の前車軸2aとを介して前車輪2に伝える伝動構成を備えている。また、車体1には、ステアリングホイール6の回転操作力をステアリングシャフト18から前車輪2のステアリング作動機構(図示せず)に伝えることでステアリング作動を実現するステアリング操作機構を備えている。
〔ラジエータの防塵構造〕
図3、図4に示すように、センターカバー20は、運転座席5の下側において水平姿勢で車体左右方向に延びる上壁20tと、フロアー7のレベルから上方に立ち上がることで上壁20tに連なる前壁20fとを備えている。センターカバー20の右端には縦壁状となる側壁20aが上壁20tと前壁20fに対し隙間なく連なるように形成されている。
運転座席5が、センターカバー20の上壁20tの上面に支持されている。センターカバー20の内部のうち車体左右方向で右端部で、側壁20aより内側にラジエータ15を収容するラジエータ室Sが形成されている。
図4に示すように、ラジエータ室Sのうち車体前後方向で後側が、右側の後車輪3を収容する車輪収容空間に隣接する。このような位置関係から、車輪収容空間からの藁や土等を含む塵埃(以下、塵埃等と総称する)がラジエータ室Sに侵入する不都合を解消するため、ラジエータ室Sの後側位置に縦姿勢の隔壁21が備えられている。
これによりラジエータ室Sは、上側と前側とがセンターカバー20の上壁20tと前壁20fとで外部空間から分離され、右側が側壁20aにより外部空間から分離され、後側が隔壁21で車輪収容空間から分離されている。ラジエータ室Sは基本的に下方に開放する空間として形成されるものであるが、センターカバー20のうちラジエータ室Sを基準に車体左側に隣接する空間、及び、エンジン10が配置される空間と一部連通している。
図3、図4に示すように、ラジエータ室Sの底部において、フロアー7の高さと略均しい高さに前後方向に延びる支持フレーム22が備えられ、この支持フレーム22に載せ付ける状態でラジエータ15が支持されている。特に、ラジエータ室Sのうち側壁20aの内面から設定距離だけ離間した位置に、側壁20aに吸気面を向けた姿勢でラジエータ15が配置されている。これにより、ラジエータ室Sの底部で、側壁20aより内側に吸気開口Saが形成される。
ラジエータ15は、車体外側(図3では右側)に吸気面が形成され、この吸気面を覆う領域に防塵網23が配置され、この反対側に電動型のラジエータファン24が配置されている。これにより、ラジエータ室Sのうちラジエータ15の吸気面が配置された空間の下端が吸気開口Saとなる。
従って、ラジエータファン24を駆動した場合には、図3に示すように、矢印Fに示すように吸気開口Saを介して車体下側から吸引した空気が、ラジエータ15の吸気面に向けて流れる。また、ラジエータ15を通過した空気は、ラジエータ室Sのうちラジエータファン24の下側、あるいは、エンジン10の方向に送り出される。
この作業車では、ラジエータ15に供給される空気が車体1の下側からラジエータ室Sに供給されるため、地面Gの近くに浮遊する塵埃等を吸引しやすい。特に、図2、図3に示すように、吸気開口Saが前後方向視において前車輪2と後車輪3とに重複する位置に配置されている。このため、車体1の前進時に地面Gの塵埃等が前車輪2で巻き上げられ吸気開口Saを介してラジエータ室Sに吸引されることや、車体1の後進時に地面Gの塵埃等が後車輪3で巻き上げられ吸気開口Saを介してラジエータ室Sに吸引される不都合を招くものであった。
このような不都合を解消するため、吸気開口Saより前側で前車輪2より後側の位置と、吸気開口Saより後側で後車輪3より前側の位置に車体1の下端より鉛直下方に突出する板状の防塵体25を備えている。つまり、前後方向視において前車輪2と後車輪3とに対し、吸気開口Saが重複する位置に配置される。これら前後の防塵体25はゴム材や柔軟に変形し得る樹脂材のように可撓性材料で成る板材が用いられ、前後の防塵体25に等しい形状のものを用いることで部品の兼用化が図られている。
また、図3に示すように前後の防塵体25は、車体左右方向での板幅Wが、吸気開口Saの車体左右方向での開口幅Tより充分に大きく、板幅Wの領域内に開口幅Tが含まれるように、防塵体25と吸気開口Saの車体横方向での相対的な位置関係が設定されている。更に、前後の防塵体25の下端と、地面Gとの間に所定の間隔が形成されている。
特に、前側の防塵体25は、図4に示すように、その上端をフロアー7の底壁に連結することにより、フロアー7の底壁に吊り下げる形態で備えられている。更に、後側の防塵体25は、図4に示すように、その上端を隔壁21の下端に連結することにより、隔壁21の下端に吊り下げる形態で支持されている。
〔実施形態の作用効果〕
このように、ラジエータ室Sに対し吸気開口Saを介して車体1の下側から空気を吸引するように構成され、車体前後方向視において前車輪2および後車輪3とに重複する位置に吸気開口Saを配置した構成において、吸気開口Saの前後において、吸気開口Saより下側に突出する防塵体25を備えている。
このため、車体1の前進時に前車輪2で巻き上げた地面Gの塵埃等が吸気開口Saに流入する不都合を前側の防塵体25で阻止し、車体1の後進時に後車輪3で巻き上げた地面Gの塵埃等が吸気開口Saに流入する不都合を後側の防塵体25で阻止できる。その結果、ラジエータ15の吸気面の防塵網23に塵埃等が多く付着する不都合を抑制して冷却水の放熱を良好に行える。尚、防塵網23に付着する塵埃等の量が低減されることによりラジエータ15の吸気側のメンテナンスを長期間行わずに済む。
また、前後方向で防塵体25の板幅Wが、吸気開口Saの開口幅Tより充分に大きく、板幅Wの領域内に開口幅Tが含まれるように、防塵体25と吸気開口Saの車体横方向での相対的な位置関係が設定されることで吸気開口Saの方向に流れようとする塵埃等を防塵体25が阻止する。
また、前後の防塵体25が可撓性材料で形成されるため、例えば、地面Gの突出物を乗り越える際に突出物に防塵体25が接触しても、防塵体25が破損することがない。更に、前後の防塵体25が等しい形状であるため、防塵体25の兼用化を可能にし、形状が異な2種の防塵体25を用いるものと比較してコストの低減も可能となる。
この構成では、センターカバー20の内部に形成されたラジエータ室Sが、隔壁21により後車輪3が収容された空間と隔絶されるため、例えば、後車輪3に付着した塵埃等がラジエータ室Sに侵入する不都合も解消される。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
(a)防塵体25として、板状のもの以外に、例えば、ブロック状のものや断面形状が三角状や、非矩形状となるものを車体1の下側に突出する形態で備える。また、防塵体25は可撓性材料で構成されるものが望ましく、防塵体25が塵埃等の通過を阻止しつつ空気の流れを許す網状の材料で構成されても良い。
(b)ラジエータ室Sの底部に形成される吸気開口Saの前側だけに防塵体25を備える。作業車は前進方向に向けて比較的高速で走行するため、前車輪2で巻き上げられた塵埃等が吸気開口Saに向けて飛散する現象が多く発生する。このため、吸気開口Saの前側だけに防塵体25を備えても、ラジエータ室Sに塵埃等が吸引される不都合を抑制できる。尚、車体1を後進させる作業を多く行う作業車の場合、吸気開口Saの後側だけに防塵体25を備えても良い。
(c)吸気開口Saの前側と後側とに防塵体25を備える構成において、前側の防塵体25のサイズと、後側の防塵体25のサイズを異ならせる。例えば、吸気開口Saの位置が、前後方向で後車輪3より前車輪2に近い位置にある構成では、前側の防塵体25として、後側の防塵体25より大きいサイズのものを用いることにより塵埃等が吸気開口Saから侵入する確率を低減できる。また、板状の防塵体25のサイズを異ならせる場合、防塵体25の板幅Wだけでなく、上下方向の寸法も異ならせることが合理的である。
(d)吸気開口Saより前側に複数の防塵体25を備える、あるいは、吸気開口Saより後側に複数の防塵体25を備える。つまり、吸気開口Saの前側に2つの防塵体25を備える構成では、前車輪2に近い位置の防塵体25と、これより後側の防塵体25とで空気の流速を大きく低下させることが可能となり、吸気開口Saへの塵埃等の侵入を抑制できる。また、複数の防塵体25を用いて空気の流速を大きく低下させるように構成する場合、防塵体25のサイズを変更しても良い。
本発明は、車体側部にラジエータを配置した作業車に利用できる。
1 車体
2 前車輪
3 後車輪
10 エンジン
15 ラジエータ
20a 側壁
25 防塵体
Sa 吸気開口
T 開口幅
W 板幅

Claims (5)

  1. エンジンを有する車体と、
    前記車体の前部に備えた左右一対の前車輪と、
    前記車体の後部に備えた左右一対の後車輪と、
    前記車体の左右方向での一方の外端部に備えた側壁と、
    側面視において前記前車輪と前記後車輪との間で、かつ、平面視において前記側壁より内側に備えられ前記エンジンの冷却水が供給されるラジエータとを備え、
    前記ラジエータを、吸気面を前記側壁に向けた姿勢で配置することにより、前記吸気面と前記側壁の内面との間の空間の底部に吸気開口が形成され、
    前記吸気開口より前側で前記前車輪より後側の位置と、前記吸気開口より後側で前記後車輪より前側の位置との少なくとも一方に、前記車体の下端より下側に突出する防塵体を備えている作業車。
  2. 前記防塵体が板状であり、前記車体の左右方向に沿う板幅が、前記吸気開口の前記車体の幅方向に沿う開口幅より大きい請求項1に記載の作業車。
  3. 前記防塵体が、前記車体の前後方向視において前記前車輪と前記後車輪とに重複する位置に配置されている請求項1又は2に記載の作業車。
  4. 前記防塵体が、可撓性材料で形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業車。
  5. 前記吸気開口の前側と、前記吸気開口の後側とに前記防塵体が備えられ、夫々の前記防塵体が等しい形状である請求項1〜4のいずれか一項に記載の作業車。
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