JP2021039292A - 振れ補正機能付き光学ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
対してZ軸方向に変位可能である。従って、可動体がX軸回り、Y軸回り、およびZ軸回りに回転する際に、可動体の回転が、フレキシブルプリント基板によって阻害されることを抑制できる。すなわち、フレキシブルプリント基板は、蛇行部と、第1延設部と、第1延設部からY軸方向に屈曲する第2延設部と、を備えるので、可動体がX軸回りに回転したときに撓みやすい。また、フレキシブルプリント基板は、蛇行部と、基板支持部に対してZ軸方向に変位可能な第2延設部と、を備えるので、可動体がY軸回りに回転したときに撓みやすい。さらに、フレキシブルプリント基板は、蛇行部および第1延設部を備えるので、可動体がZ軸回りに回転したときに撓みやすい。
することができる。このような引き出し部を備えれば、可動体がZ軸回りに回転したときに、蛇行部および第1延設部が、さらに撓みやすくなる。
に対して対称の形状を備えるものとすることができる。このようにすれば、可動体に第1フレキシブルプリント基板および第2フレキシブルプリント基板を接続できるので、可動体に接続される配線パターンを、第1フレキシブルプリント基板および第2フレキシブルプリント基板のそれぞれに分配できる。これにより、第1フレキシブルプリント基板および第2フレキシブルプリント基板の幅寸法を抑制できるので、フレキシブルプリント基板が可動体の回転を阻害することを抑制しやすい。
図1は、振れ補正機能付き光学ユニットの斜視図である。図2は、フレキシブルプリント基板を取り外した振れ補正機能付き光学ユニットを図1とは異なる方向から見た場合の斜視図である。図3は、カバーを取り除いた振れ補正機能付き光学ユニットを光軸方向から見た場合の平面図である。図4は、図3のA−A線断面図である。図5は、図3のB−B線断面図である。図6は、振れ補正機能付き光学ユニットの分解斜視図である。図7は、可動体、回転支持機構、およびジンバル機構の説明図である。図8は、可動体、回転支持機構、およびジンバルフレームの断面図である。図9は、可動体、回転支持機構、ジンバルフレーム、および第1接続機構の分解斜視図である。なお、図2から図9では、可動体から引き出されたフレキシブルプリント基板を省略して示す。
図4、図5、図8に示すように、可動体5は、カメラモジュール4と、カメラモジュール4を外周側から囲むホルダ16を備える。また、図4、5に示すように、可動体5は、可動体本体部17と、可動体本体部17から+Z方向に突出する可動体突出部18と、を備える。可動体突出部18は、カメラモジュール4の鏡筒である。可動体突出部18にはレンズ2が収容されている。可動体本体部17は、ホルダ16と、カメラモジュール4においてホルダ16の内周側に位置する部分と、からなる。可動体本体部17には、撮像素子3が収容されている。撮像素子3は、レンズ2の光軸L上においてレンズ2の−Z方向に配置されている。フレキシブルプリント基板9は、撮像素子3に接続される配線パターンを備える。
図10は、回転支持機構6の分解斜視図である。図10に示すように、回転支持機構6は、可動体5に固定されたプレートロール41とZ軸方向でプレートロール41に対向する対向部55を備えるプレートホルダ42と、プレートロール41および対向部に接触した状態で転動する複数の球体43を備える回転機構44と、プレートロール41およびプレートホルダ42を互いに接近する方向に付勢する与圧機構45と、を備える。
板58の+Z方向の端面には、周方向で離間する複数のプレートホルダ円弧溝60が設けられている。複数のプレートホルダ円弧溝60は、周方向に延びており、それぞれがプレートロール環状溝52に対向する。複数のプレートホルダ円弧溝60は、等角度間隔で設けられている。本例では、プレートホルダ環状板58は、6つのプレートホルダ円弧溝60を備える。
復帰力により、プレートホルダ42(プレートホルダ環状部56)をプレートロール41(プレートロール環状部47)の側に向かって付勢する。
図11は、ジンバルフレーム、補強部材、および第1支持部材の分解斜視図である。図4に示すように、ジンバル機構7は、ジンバルフレーム75と、ジンバルフレーム75とプレートホルダ42とを第1軸R1回りに回転可能に接続する第1接続機構76とを備える。また、図5に示すように、ジンバル機構7は、ジンバルフレーム75と固定体8とを第2軸R2回りに回転可能に接続する第2接続機構77、を備える。第1接続機構76は、ジンバルフレーム75から第1軸R1上をプレートホルダ42の側に突出する第1支持部材81と、プレートホルダ42に設けられて第1支持部材81の先端が回転可能に接触する第1凹曲面61を備える。第2接続機構77は、固定体8から第2軸R2上をジンバルフレーム75の側に突出する第2支持部材82と、ジンバルフレーム75に設けられて第2支持部材82の先端が接触する第2凹曲面83と、を備える。図11に示すように、ジンバルフレーム75には、第1軸R1が通過する部分を補強するための補強部材100が固定されている。
ジンバルフレーム75は、金属製の板バネからなる。図9に示すように、ジンバルフレーム75は、プレートホルダ42の+Z方向に位置するジンバルフレーム本体部85と、ジンバルフレーム本体部85から第1軸R1方向の両側に向かってに突出して−Z方向に延びる一対の第1ジンバルフレーム延設部86と、ジンバルフレーム本体部85から第2軸R2方向の両側に向かってに突出して−Z方向に延びる一対の第2ジンバルフレーム延設部87と、を備える。ジンバルフレーム本体部85は、第1軸R1方向に延びる略長方形形状の中央板部分85aと、中央板部分85aの第2軸R2方向の一方側(−Y方向の側)から+Z方向に傾斜する第1傾斜板部分85bと、中央板部分85aの第2軸R2方向の他方側(+Y方向の側)から+Z方向に傾斜する第2傾斜板部分85cと、を備える。また、ジンバルフレーム本体部85は、中央にZ軸方向に貫通する開口部90を備る。開口部90には、可動体突出部18が挿入されている。
部第1延設部分86aと、第1ジンバルフレーム延設部第1延設部分86aの先端から第1軸R1方向をジンバルフレーム本体部85から離間する方向に向かって−Z方向に傾斜する第1ジンバルフレーム延設部第2延設部分86bと、第1ジンバルフレーム延設部第2延設部分86bの−Z方向の端からプレートホルダ42の外周側をZ軸方向に延びる第1ジンバルフレーム延設部第3延設部分86cと、を備える。
図11に示すように、補強部材100は、第1ジンバルフレーム延設部第1延設部分86aの+Z方向に位置する第1補強部分100aと、第1補強部分100aの外周側の端から第1ジンバルフレーム延設部第2延設部分86bに沿って延びる第2補強部分100bと、第2延設部の−Z方向の端から第1ジンバルフレーム延設部第3延設部分86cに沿って延びる第3補強部分100cと、を備える。第3補強部分100cは、第1ジンバルフレーム延設部第3延設部分86cの径方向外側に位置する。第1ジンバルフレーム延設部86と補強部材100とが重ねられた積層方向における補強部材100の厚みは、第1ジンバルフレーム延設部86よりも厚い。補強部材100の剛性は、第1ジンバルフレーム延設部86の剛性よりも高い。補強部材100は、樹脂製である。
01と、第1ジンバルフレーム延設部86の側の面を、第1補強部分100a、第2補強部分100bおよび第3補強部分100cに沿って延びて接着剤注入孔101に連通する連通溝102を備える。さらに、第3補強部分100cは、第1軸R1方向に貫通してジンバルフレーム延設部貫通孔92に連通する補強部材貫通孔103を備える。補強部材貫通孔103は、第1ジンバルフレーム延設部86の支持部材固定用筒部93が挿入可能な内径寸法を備える。
ここで、一対の第1ジンバルフレーム延設部86は、可動体5の外周側に位置する。一対のプレートホルダ延設部57は、一対の第1ジンバルフレーム延設部86と可動体5との間に位置する。そして、第1支持部材81を保持する第1ジンバルフレーム延設部第3延設部分86cと、第1凹曲面61を備えるプレートホルダ第3延設部分57cとは、第1軸R1上において、対向する。第1接続機構76は、第1支持部材81において、第1ジンバルフレーム延設部86から可動体5の側に突出する先端が第1凹曲面61に接触することにより構成される。本例では、第1支持部材81と、第1凹曲面61とは、点接触する。これにより、回転支持機構6は、第1接続機構76を介して、ジンバルフレーム75に回転可能に支持される。従って、回転支持機構6に支持された可動体5は、ジンバル機構7により、第1軸R1回りに回転可能に支持される。
図12は、固定体8を構成するケースおよびジンバルフレーム受け部材の斜視図である。図13は、ケース、ベース20、およびジンバルフレーム受け部材の分解斜視図である
。図1に示すように、固定体8は、樹脂製のケース109を備える。また、固定体はケース109にZ軸方向から固定されたベース20を備える。ケース109は、可動体5、回転支持機構6、およびジンバルフレーム75を外周側から囲む枠部110を備える。枠部110は、矩形である。枠部110は、図12に示すように、X軸方向で対向する第1枠部部分111および第2枠部部分112と、Y軸方向で対向する第3枠部部分113および第4枠部部分114を備える。第1枠部部分111は第2枠部部分112の−X方向に位置する。第3枠部部分113は、第4枠部部分114の−Y方向に位置する。ベース20は、Z軸方向から見た場合の平面形状がX軸方向に長い長方形である。ベース20は、枠部110から+X方向に突出する。ベース20は、フレキシブルプリント基板15の−Z方向に位置している。
互いに離間する方向に屈曲している。第1板部131には第2支持部材固定孔131aが設けられている。第2支持部材固定孔131aはZ軸方向において、第2板部132と一対の第3板部133との間に位置する。第2支持部材82は、外周側の一部分が第2支持部材固定孔131aに部分的に嵌り込んだ状態で、溶接によって、第1板部131に固定される。第2支持部材82は、第1板部131から内周側に突出する。
ジンバル機構7によって可動体5を第2軸R2線回りに支持する際には、可動体5および回転支持機構6が支持されたジンバルフレーム75を枠部110の内側に配置する。また、図4に示すように、枠部110の対角部分に設けられた溝部120に、第1ジンバルフレーム延設部86および補強部材100を挿入する。さらに、図5に示すように、枠部110の対角部分に配置された第2支持部材82(球体)と、第2凹曲面83を備える第2ジンバルフレーム延設部第3延設部分87cとを対向させる。そして、第2支持部材82の先端部分を第2凹曲面83に挿入して、第2凹曲面83に接触させる。また、図7に示すように、スラスト受け部材126の一対の第3板部133と、第2板部132との間に、一対の第2ジンバルフレーム延設部突部95を挿入する。これにより第2接続機構77が構成されるので、回転支持機構6は、ジンバル機構7により、第2軸R2回りに回転可能に支持される。すなわち、回転支持機構6は、ジンバル機構7により、第1軸R1回りに回転可能に支持するとともに、第2軸R2回りに回転可能に支持される。よって、回転支持機構6に支持された可動体5も、ジンバル機構7により、第1軸R1回りに回転可能に支持するとともに、第2軸R2回りに回転可能に支持される。
可動体5および回転支持機構6がジンバル機構7により支持された状態では、可動体5の第1側壁21に固定された第1マグネット35と第1コイル115とがX軸方向で隙間を開けて対向する。第1マグネット35および第1コイル115は、第2振れ補正用磁気駆動機構12を構成する。また、可動体5の第3側壁23に固定された第2マグネット36と第2コイル116とがY軸方向で隙間を開けて対向する。第2マグネット36および第2コイル116は、第1振れ補正用磁気駆動機構11を構成する。従って、第1コイル115への給電により、可動体5は、Y軸回りに回転する。また、第2コイル116への給電により、可動体5はX軸回りに回転する。振れ補正用磁気駆動機構10は、第1振れ補正用磁気駆動機構11による可動体5のY軸回りの回転と、第2振れ補正用磁気駆動機
構12による可動体5のX軸回りの回転と、を剛性して、可動体5を第1軸R1回り、および第2軸R2回りに回転させる。
図14は、フレキシブルプリント基板9の説明図である。図14に示すように、フレキシブルプリント基板は、Y軸方向に配列された第1基板部分151および第2基板部分152と、第1基板部分151および第2基板部分152の+X方向で、第1基板部分151の+X方向の端部分および第2基板部分152の+X方向の端部分を接続する第3基板部分153と、を備える。第1基板部分151は、第2基板部分152の−Y方向に位置する。第1基板部分151と第2基板部分152とは、第1基板部分151と第2基板部分152との間でXZ平面と平行な仮想面に対して対称の形状を備えている。
行部157から+X方向に湾曲して当該+X方向に延びる。第2延設部159は、第1延設部158の+X方向の端部分のZ軸方向の端からY軸方向に湾曲して当該Y軸方向に延びる。
第2延設部159は、基板支持面150aに対してZ軸方向に変位可能である。すなわち、第1基板部分151の第2延設部159および第1基板部分151の第2延設部159は、基板支持面150aに対して−Z方向および+Z方向に撓むことができる。
図16は、可動体5がX軸回りに回転したときのフレキシブルプリント基板9の形状の説明図である。図16は、可動体5、ベース20およびフレキシブルプリント基板9を+X方向から見た場合である。図17は、可動体5がY軸回りに回転したときのフレキシブルプリント基板9の形状の説明図である。図17は、可動体5、ベース20およびフレキシブルプリント基板9を+YX方向から見た場合である。図18は、可動体5がZ軸回りに回転したときのフレキシブルプリント基板9の形状の説明図である。図18は、可動体5、ベース20およびフレキシブルプリント基板9を+ZX方向から見た場合である。
斜する方向に撓む。これにより、可動体5のX軸回りの回転が、フレキシブルプリント基板9によって阻害されることを抑制できる。
図19は、異なる形態のフレキシブルプリント基板を備える変形例の振れ補正機能付き光学ユニットの概略説明図である。本例の振れ補正機能付き光学ユニット1Aは、フレキシブルプリント基板9として、Y軸方向に配列された第1フレキシブルプリント基板181および第2フレキシブルプリント基板182を備える。なお、振れ補正機能付き光学ユニット1Aは、フレキシブルプリント基板9の形状を除く他の構成は、上記の振れ補正機能付き光学ユニット1と同一である。従って、図19を参照してフレキシブルプリント基板9を説明して、他の構成の説明は、省略する。また、第1フレキシブルプリント基板181および第2フレキシブルプリント基板182は、上記のフレキシブルプリント基板9の第1基板部分151、第2基板部分152、および第3基板部分153に対応する構成を備える。よって、対応する部分には、同一の符号を付して、その説明を省略する。
フレキシブルプリント基板182は、それぞれ、Y軸方向に蛇行しながら+X方向に延びる蛇行部157と、蛇行部157から+X方向に湾曲して当該+X方向に延びる第1延設部158と、第1延設部158の+X方向の端部分のZ軸方向の端からY軸方向に湾曲して当該Y軸方向に延びる第2延設部159と、第2延設部159のY軸方向の端部分の+X方向の端から当該+X方向に延びる第3延設部161と、を備える。また、第1フレキシブルプリント基板181の第3延設部161、および、第1フレキシブルプリント基板181の第3延設部161は、それぞれベース20の基板支持部150に固定されている。さらに、記第1フレキシブルプリント基板181と第2フレキシブルプリント基板182とは、第1フレキシブルプリント基板181と第2フレキシブルプリント基板182との間でXZ平面と平行な仮想面に対して対称の形状を備える。ここで、第1フレキシブルプリント基板181の第2延設部159、および、第2フレキシブルプリント基板182の第2延設部159は、それぞれ、基板支持部150の基板支持面150aに対してZ軸方向に変位可能である。
注入孔、102…連通溝、103…補強部材貫通孔、104…補強部材第1突部、105…補強部材第2突部、109…ケース、110…枠部、111…第1枠部部分、111a…第1コイル固定孔、112…第2枠部部分、112a…開口部、113…第3枠部部分、113a…第2コイル固定孔、114…第4枠部部分、114a…第3コイル固定孔、115…第1コイル、116…第2コイル、117…第3コイル、120…溝部、120a…底面、120b…側面、121…凹部、121a…底面、121b…背面、121c…側面、121d…第1溝、121e…第2溝、125…ジンバルフレーム受け部材、126…スラスト受け部材、131…第1板部、131a…第2支持部材固定孔、132…第2板部、133…第3板部、141…第1ホール素子、142…第2ホール素子、143…第3ホール素子、145…移動範囲規定部、146…回転範囲規定部、150…基板支持部、150a…基板支持面、150b…基板支持面の端縁、151…第1基板部分、152…第2基板部分、153…第3基板部分、155…引き回し部、155a…引き回し部第1基板部分、155b…引き回し部第2基板部分、155c…引き回し部第3基板部分、156…引き出し部、156a…引き出し部基板部分、156b…引き出し部湾曲基板分部、157…蛇行部、157a…蛇行部第1基板部分、157b…蛇行部第1湾曲基板部分、157c…蛇行部第2基板部分、157d…蛇行部第2湾曲基板部分、157e…蛇行部第3基板部分、158…第1延設部、158a…第1延設部湾曲基板部分、158b…第1延設部基板部分、159…第2延設部、159a…第2延設部湾曲基板部分、159b…第2延設部基板部分、161…第3延設部、161a…第1の第3延設部、161b…第2の第3延設部、162…接続部、165…固定部材、166…保持部材、166a…スリット、167…形状保持部材、171…直線状基板部分、172…一方側突出基板部分、173…他方側突出基板部分、174…接続基板部分、181…第1フレキシブルプリント基板、182…第2フレキシブルプリント基板、L…光軸、R1…第1軸、R2…第2軸
Claims (12)
- カメラモジュールを備え、互いに直交する3軸をX軸、Y軸、およびZ軸としたときに、前記X軸回り、前記Y軸回り、および前記Z軸回りに回転可能に支持された可動体と、前記可動体から引き出されたフレキシブルプリント基板と、前記可動体から前記X軸方向に離間する位置で前記フレキシブルプリント基板を支持する基板支持部と、を有し、
前記X軸方向で、前記カメラモジュールから前記基板支持部に向かう方向を第1方向とした場合に、
前記フレキシブルプリント基板は、前記Y軸方向に蛇行しながら前記第1方向に延びる蛇行部と、前記蛇行部から前記第1方向に湾曲して当該第1方向に延びる第1延設部と、前記第1延設部の前記第1方向の端部分の前記Z軸方向の端から前記Y軸方向に湾曲して当該Y軸方向に延びる第2延設部と、前記第2延設部の前記Y軸方向の端部分の前記第1方向の端から当該第1方向に延びる第3延設部と、を備え、
前記第3延設部は、前記基板支持部に固定されており、
前記第2延設部は、前記基板支持部に対して前記Z軸方向に変位可能であることを特徴とする振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記Z軸は、前記カメラモジュールの光軸と一致することを特徴とする請求項1に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
- 前記基板支持部は、前記第3延設部が固定される基板支持面を備え、
前記基板支持面は、前記X軸および前記Y軸を含むXY平面と平行であり、前記X軸方向で前記第1方向とは反対の第2方向の端縁が前記Y軸方向の延びていることを特徴とする請求項2に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記蛇行部は、前記Y軸および前記Z軸を含むYZ平面に沿って延びる蛇行部第1基板部分、前記蛇行部第1基板部分の前記Y軸方向の端から前記第1方向に湾曲する蛇行部第1湾曲基板部分、前記第1方向で前記蛇行部第1基板部分と隙間を介して対向し、前記蛇行部第1湾曲基板部分を介して前記蛇行部第1基板部分に接続された蛇行部第2基板部分、前記蛇行部第2基板部分の前記Y軸方向の端から前記第1方向に湾曲する蛇行部第2湾曲基板部分、並びに、前記第1方向で前記蛇行部第2基板部分と隙間を介して対向し前記蛇行部第2湾曲基板部分を介して前記蛇行部第2基板部分に接続された蛇行部第3基板部分、を備え、
前記第1延設部は、前記蛇行部第3基板部分から前記第1方向に湾曲する第1延設部湾曲基板部分と、前記第1延設部湾曲基板部分から前記YZ平面に沿って延びる第1延設部基板部分と、を備え、
前記第2延設部は、前記第1延設部基板部分から前記Y方向に湾曲する第2延設部湾曲基板部分と、前記第2延設部湾曲基板部分から前記XY平面に沿って延びる第2延設部基板部分と、を備え、
前記第3延設部は、前記第2延設部基板部分から前記XY平面に沿って前記第1方向に延びることを特徴とする請求項3に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記第1延設部基板部分のX軸方向の長さ寸法は、Z軸方向の幅寸法よりも長いことを特徴とする請求項4に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
- 前記蛇行部第1湾曲基板部分、前記蛇行部第2湾曲基板部分、前記第1延設部湾曲基板部分、および前記第2延設部湾曲基板部分のそれぞれには、湾曲した形状を保持するための形状保持部材が固定されていることを特徴とする請求項4または5に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
- 前記フレキシブルプリント基板は、前記蛇行部と前記可動体との間に位置する引き出し部を備え、
前記引き出し部は、前記X軸および前記Z軸を含むXZ平面に沿って前記第1方向に延びる引き出し部基板部分と、前記引き出し部基板部分から前記Y軸方向に湾曲して前記蛇行部に接続された引き出し部湾曲基板分部と、を備えることを特徴とする請求項2から6のうちのいずれか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記フレキシブルプリント基板は、前記可動体と前記引き出し部との間で当該可動体の外周面に沿って引き回されて当該外周面に貼り付けられている引き回し部を備え、
前記可動体は、外周面に、前記Z軸と垂直な第1外周面部分、前記第1外周面部分の前記Y軸方向の端縁から前記Z軸方向に立ち上がり前記XZ平面に沿って延びる一対の第2外周面部分、前記第1外周面部分の前記第1方向の端縁から前記Z軸方向に立ち上がり前記YZ平面に沿って延びる第3外周面部分を備え、
前記引き回し部は、前記第1外周面部分に沿ってY軸方向に延びる引き回し部第1基板部分と、一対の前記第2外周面部分の一方に沿って前記第1方向に延びる引き回し部第2基板部分と、前記第3外周面部分に沿ってY軸方向に延びる引き出し部第3基板部分と、を有し、
前記引き出し部基板部分は、引き出し部第3基板部分の前記Y軸方向の端から前記第1方向に屈曲して延びることを特徴とする請求項7に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記フレキシブルプリント基板は、前記Y軸方向に配列された第1基板部分および第2基板部分と、前記第1基板部分および前記第2基板部分の前記第1方向で当該第1基板部分の前記第1方向の端部分および当該第2基板部分の前記第1方向の端部分を接続する第3基板部分と、を備え、
前記第1基板部分と前記第2基板部分とは、前記第1基板部分と前記第2基板部分との間で前記XZ平面と平行な仮想面に対して対称の形状を備え、
前記第1基板部分および前記第2基板部分は、それぞれ、前記引き回し部、前記引き出し部、前記蛇行部、前記第1延設部、および前記第2延設部を備え、
前記第1基板部分の前記第2延設部と前記第2基板部分の前記第2延設部とは、前記Y軸方向で互いに接近する方向に延びており、
前記第1基板部分の前記第2延設部から前記第1方向に延びる前記第3延設部、および前記第2基板部分の前記第2延設部から前記第1方向に延びる前記第3延設部は、前記第3基板部分に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記フレキシブルプリント基板を展開した場合の平面形状は、直線状に平行に延びる一対の直線状基板部分と、各直線状基板部分の延設方向の一方の端部分から一対の前記直線状基板部分が対向する対向方向を内側に向かって突出する一対の一方側突出基板部分と、各直線状基板部分の前記延設方向の他方の端部分から前記対向方向を内側に向かって突出する一対の他方側突出基板部分と、一対の前記他方側突出基板部分の前記延設方向の他方側で一対の前記他方側突出基板部分を接続する接続基板部分と、を備えることを特徴とする請求項9に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
- 前記フレキシブルプリント基板として、前記Y軸方向に配列された第1フレキシブルプリント基板および第2フレキシブルプリント基板を備え、
前記第1フレキシブルプリント基板と前記第2フレキシブルプリント基板とは、前記第1フレキシブルプリント基板と前記第2フレキシブルプリント基板との間で前記X軸および前記Z軸を含むXZ平面と平行な仮想面に対して対称の形状を備えることを特徴とする請求項2に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。 - 前記可動体を前記X軸回りおよび前記Y軸回りに回転させる振れ補正用磁気駆動機構と、
前記可動体を前記Z軸回りに回転させるローリング補正用磁気駆動機構と、を有することを特徴とする請求項1から11のうちのいずれか一項に記載の振れ補正機能付き光学ユニット。
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