JP2021032170A - キャニスタの取付装置 - Google Patents

キャニスタの取付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021032170A
JP2021032170A JP2019154489A JP2019154489A JP2021032170A JP 2021032170 A JP2021032170 A JP 2021032170A JP 2019154489 A JP2019154489 A JP 2019154489A JP 2019154489 A JP2019154489 A JP 2019154489A JP 2021032170 A JP2021032170 A JP 2021032170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
canister
bolt
mounting device
case
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019154489A
Other languages
English (en)
Inventor
好宏 安田
Yoshihiro Yasuda
好宏 安田
記裕 近藤
Norihiro Kondo
記裕 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP2019154489A priority Critical patent/JP2021032170A/ja
Priority to CN202010851011.6A priority patent/CN112443426A/zh
Priority to US17/002,892 priority patent/US20210062769A1/en
Publication of JP2021032170A publication Critical patent/JP2021032170A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • F02M25/0854Details of the absorption canister
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

【課題】キャニスタの取付作業性を向上するとともに装置構成を簡素化する。【解決手段】フロア10に設けられた締結用ボルト12と、フロア10に締結用ボルト12と平行をなすように設けられた仮止め用ボルト16と、ケース21に設けられかつ締結用ボルト12を挿通可能な挿通孔を有する取付部26と、挿通孔に挿通された締結用ボルト12に締め付けられるナット14と、ケース21部材に設けられかつ仮止め用ボルト16を挿通により抜け止め可能な抜け止め部30と、を備える。【選択図】図1

Description

本明細書に開示の技術は、キャニスタの取付装置に関する。詳しくは、自動車等の車両の燃料タンクから発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタを車体側部材に取り付けるキャニスタの取付装置に関する。
従来、例えば特許文献1に記載されたキャニスタの取付装置がある。そのキャニスタの取付装置は、キャニスタのケースの上壁に複数の係止部材が突設されるとともにボルト穴が形成される。車体側部材に係止部材に対応する係止穴とボルト穴に対応するボルト穴が形成される。係止部材を係止穴に嵌合した後にケースを水平方向へ移動することにより、係止部材が車体側部材に仮止めされる。この状態において、ケースのボルト穴と車体側部材のボルト穴とが合致し、ケースと車体側部材とがボルト・ナットで締結される。
特開2005−146853号公報
従来のキャニスタの取付装置によると、ケースの複数の係止部材を車体側部材の各係止穴にそれぞれ嵌合した後、ケースを取付方向に交差する方向に横移動(水平移動)させなければならない。また、ケースのボルト穴と車体側部材のボルト穴とにボルトを挿通し、そのボルトにナットを締め付けなければならない。したがって、キャニスタの取付作業が煩雑になる。また、ケースを横移動させるため、装置構成が複雑化する。
本明細書に開示の技術が解決しようとする課題は、キャニスタの取付作業性を向上するとともに装置構成を簡素化することにある。
上記課題を解決するため、本明細書が開示する技術は次の手段をとる。
第1の手段は、車体側部材にキャニスタのケースを取り付けるキャニスタの取付装置であって、前記車体側部材に設けられたボルト部材と、前記車体側部材に前記ボルト部材と平行をなすように設けられた棒状部材と、前記ケースに設けられかつ前記ボルト部材を挿通可能な挿通孔を有する取付部と、前記挿通孔に挿通された前記ボルト部材に締め付けられるナット部材と、前記ケースに設けられかつ前記棒状部材を挿通により抜け止め可能な抜け止め部と、を備えている、キャニスタの取付装置である。
第1の手段によると、ボルト部材をケースの取付部の挿通孔に挿通させるとともに棒状部材にケースの抜け止め部を抜け止めすることにより、車体側部材にキャニスタが仮止めされる。また、挿通孔に挿通されたボルト部材にナット部材が締め付けられることにより、車体側部材にキャニスタが締結すなわち本止めされる。したがって、従来と異なり、ケースを取付方向に交差する方向に横移動させることなく、車体側部材にキャニスタを仮止めすることができる。また、キャニスタの仮止め状態において、ボルト部材にナット部材を締め付けるだけで、車体側部材にキャニスタを本止めすることができる。よって、キャニスタの取付作業性を向上することができる。また、ケースを横移動させる必要がないため、装置構成を簡素化することができる。
第2の手段は、第1の手段のキャニスタの取付装置であって、前記棒状部材はねじ軸部を有しており、前記抜け止め部は前記ねじ軸部に係止可能な係止爪を有する、キャニスタの取付装置である。
第2の手段によると、棒状部材のねじ軸部に抜け止め部の係止爪が係止されることにより、車体側部材にキャニスタを確実に仮止めすることができる。
第3の手段は、第2の手段のキャニスタの取付装置であって、前記係止爪の先端部には、前記棒状部材の前記ねじ軸部の軸方向と平行する方向において先方に向かって次第に薄肉化された爪部が形成されている、キャニスタの取付装置である。
第3の手段によると、棒状部材のねじ軸部に対して係止爪の爪部が食い込み状に係止されるため、抜け止め部に棒状部材を強固に抜け止めすることができる。
第4の手段は、第1〜3のいずれか1つの手段のキャニスタの取付装置であって、前記抜け止め部は、前記棒状部材に対する当接部を有しており、前記当接部は、前記ナット部材の締め付けの際に前記ケースの回り止めをなす位置に配置されている、キャニスタの取付装置である。
第4の手段によると、棒状部材に対して当接する抜け止め部の当接部において、ナット部材の締め付けの際に生じるキャニスタの連れ回りを規制することができる。
第5の手段は、第1〜4のいずれか1つの手段のキャニスタの取付装置であって、前記抜け止め部は、前記棒状部材の抜け止め可能な領域が前記ボルト部材と前記棒状部材との並び方向に延在するように形成されている、キャニスタの取付装置である。
第5の手段によると、ボルト部材と棒状部材との間の間隔にばらつきが生じた場合でも、抜け止め部に棒状部材を適正に抜け止めすることができる。
本明細書に開示の技術によると、キャニスタの取付作業性を向上するとともに装置構成を簡素化することができる。
実施形態1にかかるキャニスタの取付装置を示す側面図である。 キャニスタの取付装置を示す断面図である。 図2のIII−III線矢視断面図である。 図2のIV−IV線矢視断面図である。 キャニスタを示す斜視図である。 ケースのブラケット部を示す平面図である。 図6のVII−VII線矢視断面図である。 図7のVIII−VIII線矢視断面図である。 キャニスタを取付直前の状態で示す側面図である。 キャニスタを仮止め状態で示す側面図である。 実施形態2にかかる抜け止め部を示す平面図である。 実施形態3にかかる抜け止め部を示す平面図である。
以下、本明細書に開示の技術を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
本実施形態では、キャニスタを車両のフロアの下面に取り付けるキャニスタの取付装置について例示する。図1はキャニスタの取付装置を示す側面図、図2は同じく断面図、図3は図2のIII−III線矢視断面図、図4は図2のIV−IV線矢視断面図である。なお、各図において、X軸とY軸とZ軸とは互いに直交しており、X軸方向は車両の前方向を示し、Y軸方向は車両の右方向を示し、Z軸方向は車両の上方向を示している。また、キャニスタの取付方向は特定するものではない。
(車両のフロア)
図2に示すように、車両のフロア10の下面には締結用ボルト12が設けられている。締結用ボルト12は、フランジ状の頭部12aと、頭部12aから下方へ延在するねじ軸部12bとを有する金属製のスタッドボルトからなる。頭部12aは、フロア10の下面に溶着等により結合されている。ねじ軸部12bには、ナット14が締め付けられている。ナット14はフランジ付き六角ナットからなる。
フロア10の下面には、締結用ボルト12と平行をなす仮止め用ボルト16が設けられている。仮止め用ボルト16は、フランジ状の頭部16aと、頭部16aから下方へ延在するねじ軸部16bとを有する金属製のスタッドボルトからなる(図3参照)。頭部16aは、フロア10の下面に溶着等により結合されている。仮止め用ボルト16には、締結用ボルト12と同一部品が用いられている。締結用ボルト12と仮止め用ボルト16とは、相互の軸線12L,16Lが相互に平行をなすように所定の間隔K1を隔てて配置されている。仮止め用ボルト16は、締結用ボルト12の前方に配置されている。
フロア10は本明細書でいう「車体側部材」に相当する。締結用ボルト12は本明細書でいう「ボルト部材」に相当する。ナット14は本明細書でいう「ナット部材」に相当する。仮止め用ボルト16は本明細書でいう「棒状部材」に相当する。
(キャニスタ)
キャニスタ20(図1参照)は、車両の燃料タンクから発生する蒸発燃料を吸着するメインキャニスタに直列に接続されるサブキャニスタである。図5はキャニスタを示す斜視図、図6はケースのブラケット部を示す平面図、図7は図6のVII−VII線矢視断面図、図8は図7のVIII−VIII線矢視断面図である。
図5に示すように、キャニスタ20は、略円筒状のケース21を備えている。ケース21は、前後方向に延びる略円筒状の中空状容器からなる。ケース21内には、蒸発燃料を吸着及び脱離可能な活性炭等からなる吸着材が充填されている。ケース21の前面には大気ポート22が形成されている。ケース21の後面には接続ポート23が形成されている。接続ポート23には、メインキャニスタに接続される配管が接続される。
ケース21の左側上部にはブラケット部25が形成されている。ブラケット部25は取付部26と抜け止め部30とを有する。ブラケット部25は、ケース21に対して複数のリブ状の支持部25aを介して水平状に支持されている。ブラケット部25は、ケース21よりも高い位置に配置されている(図1参照)。
取付部26は、上下方向に貫通する円形状の貫通孔26aを有するボス状に形成されている(図6及び図7参照)。貫通孔26aには、C字環状の金属製のカラー27が圧入により装着されている。カラー27の中空部により挿通孔28が形成されている。挿通孔28は、締結用ボルト12のねじ軸部12b(図7参照)を挿通可能に形成されている。挿通孔28は、締結用ボルト12のねじ軸部12bのねじ山径よりも僅かに大きい内径を有する。
抜け止め部30は取付部26の前方に隣接して形成されている。抜け止め部30は、上下方向に貫通する四角形状の開口部を有する矩形枠状に形成されている。抜け止め部30は、前枠部30aと後枠部30bと左枠部30cと右枠部30dとを有する(図6参照)。
図8に示すように、抜け止め部30は左右一対の係止爪34L,34Rを有する(図6参照)。左側の係止爪34Lは、左枠部30cの内側面の下端部に沿って前後方向に延在するように形成されている。右側の係止爪34Rは、右枠部30dの内側面の下端部に沿って前後方向に延在するように形成されている。左側の係止爪34Lと右側の係止爪34Rとは左右対称状にかつ対向状に形成されている。
両係止爪34L,34Rの先端部には、仮止め用ボルト16のねじ軸部16bの軸方向と平行する方向(上下方向)において先方に向かって次第に薄肉化された爪部34aが形成されている。爪部34aは、上下方向の高さ(肉厚)を先方に向かって次第に低くすることにより薄肉化されている。すなわち、爪部34aは、両係止爪34L,34Rの延在方向(前後方向)に交差する断面において先細り状に形成されている。爪部34aは、仮止め用ボルト16のねじ軸部16bに対して塑性変形及び/又は弾性変形により係止可能に形成されている(図4参照)。また、両係止爪34L,34Rの爪部34aを除いた残りの部分は、仮止め用ボルト16の仮止めに際して折損しない程度の強度を有する。
図6に示すように、両係止爪34L,34Rは、前後方向に平行状に延在するように形成されている。両係止爪34L,34Rが延在する方向は、締結用ボルト12と仮止め用ボルト16との並び方向に相当する(図7参照)。両係止爪34L,34Rの相互間の空間部は、仮止め用ボルト16のねじ軸部16bを挿通可能な長溝状の挿通部35となっている(図4参照)。これにより、挿通部35が前後方向に延在するように形成されている。挿通部35において、仮止め用ボルト16のねじ軸部16bを挿通可能な最前端位置(図6中、二点鎖線16A参照)から最後端位置(図6中、二点鎖線16B参照)までの領域が、仮止め用ボルト16のねじ軸部16bの抜け止め可能な領域とされている。すなわち、抜け止め可能な領域が前後方向に延在するように形成されている。なお、両係止爪34L,34Rと前枠部30a及び後枠部30bとは隙間を隔てて離れている。
図8に示すように、両係止爪34L,34Rの爪部34aの相互間の間隔34Kは、仮止め用ボルト16のねじ軸部16bのねじ山径D1よりも小さい。また、間隔34Kは、仮止め用ボルト16のねじ軸部16bのねじ谷径D2と略等しい。また、図6に示すように、抜け止め部30の中心30Cと取付部26の中心26Cとの間の間隔K2は、締結用ボルト12の軸線12Lと仮止め用ボルト16の軸線16Lとの間の間隔K1(図2参照)と略等しい。
(キャニスタ20の取り付け工程)
キャニスタ20をフロア10に取り付ける工程を説明する。
<第1工程>
図9に示すように、フロア10の締結用ボルト12の下方にケース21のブラケット部25の取付部26が対応するとともに、仮止め用ボルト16の下方に抜け止め部30が対応するように、フロア10にキャニスタ20を臨ませる(図7及び図8参照)。
<第2工程>
続いて、キャニスタ20を上方へ移動させることにより、締結用ボルト12のねじ軸部12bを取付部26の挿通孔28に挿通させるとともに、仮止め用ボルト16のねじ軸部16bを抜け止め部30の両係止爪34L,34Rの相互間に挿通させる。そして、フロア10にブラケット部25を当接又は近接させる(図10参照)。これにともない、仮止め用ボルト16のねじ軸部16bが両係止爪34L,34Rの爪部34aを塑性変形及び/又は弾性変形させながら乗り越えていき、抜け止め部30の最終的な高さ位置において、両係止爪34L,34Rの爪部34aがねじ軸部16bに係止される(図3参照)。これにより、フロア10にキャニスタ20が仮止めされる。
<第3工程>
続いて、取付部26の挿通孔28に挿通された締結用ボルト12にナット14が締め付けられる(図2参照)。これにより、フロア10にキャニスタ20が締結すなわち本止めされる(図1参照)。
(実施形態1の利点)
本実施形態によると、締結用ボルト12をケース21の取付部26の挿通孔28に挿通させるとともに仮止め用ボルト16にケース21の抜け止め部30を抜け止めすることにより、フロア10にキャニスタ20が仮止めされる。また、挿通孔28に挿通された締結用ボルト12にナット14が締め付けられることにより、フロア10にキャニスタ20が締結すなわち本止めされる。したがって、従来と異なり、ケース21を取付方向に交差する方向に横移動させることなく、フロア10にキャニスタ20を仮止めすることができる。また、キャニスタ20の仮止め状態において、締結用ボルト12にナット14を締め付けるだけで、フロア10にキャニスタ20を本止めすることができる。よって、キャニスタ20の取付作業性を向上することができる。また、ケース21を横移動させる必要がないため、装置構成を簡素化することができる。
また、仮止め用ボルト16はねじ軸部16aを有しており、抜け止め部30はねじ軸部16aに係止可能な係止爪34L,34Rを有する。したがって、仮止め用ボルト16のねじ軸部16aに抜け止め部30の係止爪34L,34Rが係止されることにより、フロア10にキャニスタ20を確実に仮止めすることができる。
また、係止爪34L,34Rの先端部には、仮止め用ボルト16のねじ軸部16aの軸方向と平行する方向において先方に向かって次第に薄肉化された爪部34aが形成されている。したがって、仮止め用ボルト16のねじ軸部16aに対して係止爪34L,34Rの爪部34aが食い込み状に係止されるため、抜け止め部30に仮止め用ボルト16を強固に抜け止めすることができる。
また、抜け止め部30の両係止爪34L,34Rの爪部34aは、仮止め用ボルト16のねじ軸部16aに係止されると共に当接する。このため、例えば、平面視でナット14の締め付け方向を左回り方向(図4中、矢印参照)とした場合、右側の係止爪34Rの爪部34aは、ナット14の締め付けの際にケース21の回り止めをなす位置に配置されている。したがって、仮止め用ボルト16のねじ軸部16aに対して当接する抜け止め部30の右側の係止爪34Rの爪部34aにおいて、ナット14の締め付けの際に生じるキャニスタ20の連れ回りを規制することができる。爪部34aは本明細書でいう「当接部」に相当する。
また、抜け止め部30が、仮止め用ボルト16のねじ軸部16aの抜け止め可能な領域が締結用ボルト12と仮止め用ボルト16との並び方向に延在するように形成されている。したがって、締結用ボルト12と仮止め用ボルト16との間の間隔K1にばらつきが生じた場合でも、抜け止め部30に仮止め用ボルト16のねじ軸部16aを適正に抜け止めすることができる。
また、仮止め用ボルト16に締結用ボルト12と同一部品を用いたことにより、異なる部品を用いる場合と比べて、コストを低減することができる。
[実施形態2]
本実施形態は、実施形態1の抜け止め部30に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明を省略する。実施形態2の変更にかかる部位には100番台の符号を付す。図11は抜け止め部を示す平面図である。図11に示すように、本実施形態の抜け止め部130は、実施形態1における抜け止め部30の両係止爪34L,34R(図6参照)を前後方向に二分割することにより、左右二対の係止爪134L,134Rが形成されたものである。
[実施形態3]
本実施形態は、実施形態1の抜け止め部30に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明を省略する。実施形態2の変更にかかる部位には200番台の符号を付す。図12は抜け止め部を示す平面図である。図12に示すように、本実施形態の抜け止め部230は、実施形態1における抜け止め部30の両係止爪34L,34R(図6参照)を前後方向に三分割することにより、左右三対の係止爪234L,234Rが形成されたものである。
[他の実施形態]
本明細書に開示の技術は、前記した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の形態で実施可能である。例えば、車体側部材は、フロア10以外の部材でもよい。また、締結用ボルト12及び/又は抜け止め用ボルト16には、スタッドボルトに限らず、頭付き六角ボルト等のボルト部材を用いてもよい。また、ナット14に代えて、六角ナット、袋ナット等のナット部材を用いてもよい。また、棒状部材をピン状の圧入部材とし、その圧入部材を抜け止め部に圧入することにより、車体側部材にキャニスタを仮止めしてもよい。また、ボルト部材と取付部との組み合わせは、1組に限らず、複数組でもよい。また、棒状部材との組み合わせは、1組に限らず、複数組でもよい。また、係止爪34L,34Rは、円環状、C字環状、周方向に断続的な環状に形成してもよい。また、係止爪34L,34Rは、一対に限らず、片側のみでもよい。
10 フロア(車体側部材)
12 締結用ボルト(ボルト部材)
12b ねじ軸部
14 ナット(ナット部材)
16 仮止め用ボルト(棒状部材)
16b ねじ軸部
20 キャニスタ
21 ケース
26 取付部
28 挿通孔
30 抜け止め部
34L 左側の係止爪
34R 右側の係止爪
34a 爪部(当接部)
130 抜け止め部
134L 左側の係止爪
134R 右側の係止爪
230 抜け止め部
234L 左側の係止爪
234R 右側の係止爪

Claims (5)

  1. 車体側部材にキャニスタのケースを取り付けるキャニスタの取付装置であって、
    前記車体側部材に設けられたボルト部材と、
    前記車体側部材に前記ボルト部材と平行をなすように設けられた棒状部材と、
    前記ケースに設けられかつ前記ボルト部材を挿通可能な挿通孔を有する取付部と、
    前記挿通孔に挿通された前記ボルト部材に締め付けられるナット部材と、
    前記ケースに設けられかつ前記棒状部材を挿通により抜け止め可能な抜け止め部と、を備えている、キャニスタの取付装置。
  2. 請求項1に記載のキャニスタの取付装置であって、
    前記棒状部材はねじ軸部を有しており、
    前記抜け止め部は前記ねじ軸部に係止可能な係止爪を有する、キャニスタの取付装置。
  3. 請求項2に記載のキャニスタの取付装置であって、
    前記係止爪の先端部には、前記棒状部材の前記ねじ軸部の軸方向と平行する方向において先方に向かって次第に薄肉化された爪部が形成されている、キャニスタの取付装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のキャニスタの取付装置であって、
    前記抜け止め部は、前記棒状部材に対する当接部を有しており、
    前記当接部は、前記ナット部材の締め付けの際に前記ケースの回り止めをなす位置に配置されている、キャニスタの取付装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載のキャニスタの取付装置であって、
    前記抜け止め部は、前記棒状部材の抜け止め可能な領域が前記ボルト部材と前記棒状部材との並び方向に延在するように形成されている、キャニスタの取付装置。
JP2019154489A 2019-08-27 2019-08-27 キャニスタの取付装置 Pending JP2021032170A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019154489A JP2021032170A (ja) 2019-08-27 2019-08-27 キャニスタの取付装置
CN202010851011.6A CN112443426A (zh) 2019-08-27 2020-08-21 吸附罐的安装装置
US17/002,892 US20210062769A1 (en) 2019-08-27 2020-08-26 Device for Mounting a Canister

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019154489A JP2021032170A (ja) 2019-08-27 2019-08-27 キャニスタの取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021032170A true JP2021032170A (ja) 2021-03-01

Family

ID=74678021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019154489A Pending JP2021032170A (ja) 2019-08-27 2019-08-27 キャニスタの取付装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20210062769A1 (ja)
JP (1) JP2021032170A (ja)
CN (1) CN112443426A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022185618A1 (ja) 2021-03-01 2022-09-09 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022185618A1 (ja) 2021-03-01 2022-09-09 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
CN112443426A (zh) 2021-03-05
US20210062769A1 (en) 2021-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8100463B2 (en) Integrated brackets for vehicle instrument panels
JP2004132394A (ja) クランプ
JP5037887B2 (ja) エンジンブラケット
JP2021032170A (ja) キャニスタの取付装置
US11578769B2 (en) Brake hydraulic pressure controller
JPH0530679U (ja) 配管用クランプの取付け構造
JP2015085837A (ja) シート構成部品の位置決め構造
JP2018122704A (ja) エンジンマウントの仮止め構造
JPH0658224U (ja) ねじスタッド
JP2000016336A (ja) ペダルブラケット取付構造
JPH07285391A (ja) 制御機器用ボックスの取付構造
KR20090005953U (ko) 차량용 하이드로포밍 맴버에 설치되는 고정 너트
JP4753878B2 (ja) ボルト締めによる装備部品の中空物体への固定装置
KR102239704B1 (ko) 차량용 탱크의 조립장치
JP4538891B2 (ja) 配管支持装置
JPH04129825A (ja) 車両のエアコン用コンデンサ取付構造
KR0182497B1 (ko) 차량용 에어컨 파이프 고정구
JP2006035891A (ja) 天然ガス車両の燃料容器保持装置
JPH11257329A (ja) スタッド係止具
KR100334410B1 (ko) 티이 바아
JP4885047B2 (ja) 防振装置
JP3826738B2 (ja) コンプレッションロッド取付構造
JP3748921B2 (ja) 防振クリップ
KR100279775B1 (ko) 버스의 에어탱크 마운팅 구조
JPH09195765A (ja) コンデンサの取付け構造