JPH04129825A - 車両のエアコン用コンデンサ取付構造 - Google Patents

車両のエアコン用コンデンサ取付構造

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JPH04129825A
JPH04129825A JP25076990A JP25076990A JPH04129825A JP H04129825 A JPH04129825 A JP H04129825A JP 25076990 A JP25076990 A JP 25076990A JP 25076990 A JP25076990 A JP 25076990A JP H04129825 A JPH04129825 A JP H04129825A
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air conditioner
bolt
vibration
condenser
vertical hole
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Michinori Kagami
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Noboru Matsui
昇 松井
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等の車両に搭載されたエアコン用コン
デンサを車体に固定するための車両のエアコン用コンデ
ンサ取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車等の車両に搭載されるエアコン用コンデン
サは、以下のようにして車体に固定されている。
第4図に示される如く、コンデンサ50の上辺の端部5
0Aには、長尺状のブラケット52の一方の端部52A
がボルト54によって結合されている。このブラケット
52の他方の端部52Bには、ブラケット52の長手方
向に沿って切欠56が形成されている。この切欠56は
、底部56Δが略円形とされており、この部分に、円筒
状のグロメット58が嵌合されている。また、グロメッ
ト58内周部には、剛体からなる円筒状のブッンユ62
が挿入されており、このブツシュ62には、コンデンサ
50を車体に固定するためのボルト60の脚部60Aが
貫通しており、ボルト60の脚部60Aの先端部は、車
体のコンデンサ取付は部に設けられたナツトに螺合して
いる。
しかしながら、この車両のエアコン用コンデンサ取付構
造においては、第5図に示される如く、グロメット58
の中に剛体から成るブツシュ62があり、ボルト60の
脚部60Aがブツシュ62を貫通している。また、グロ
メット58を切欠56の底部56Aに係合するため、グ
ロメット58には、リング溝58Aが設けられており、
このリング溝58Aに切欠56の底部56Aがくい込ん
でいる。従って、コンデンサ50に作用する荷重のボル
ト60の軸線と直交する方向に作用する成分を吸収する
グロメット58の肉厚は、実質的に切欠56の底部56
Aとブツシュ62との間の距離となる。
このため、切欠56の底部56Aとブツシュ62との間
のグロメット58の肉厚Mを十分に確保することができ
ず、コンデンサ50の振動を十分に吸収できないという
不具合があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記事実を考慮し、エアコン用コンデンサの振
動を十分に吸収することができる車両のエアコン用コン
デンサ取付構造を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、エアコン用コンデンサに設けられた凹部と、
この凹部に圧入され外周面において凹部と当接する防振
部材と、前記凹部の開口側から前記防振部材の軸心に沿
って形成され開口部近傍に開口側に向けて内径が拡径さ
れたテーパー部を備えた縦穴と、ねじ部が車体のエアコ
ン用コンデンサ取付部に螺合されると共にねじ部の先端
側にねじ部より小径とされ前記縦穴に挿入されたガイド
部を備えガイド部とねじ部との間にねじ部に向かって軸
径が拡径され前記縦穴のテーパー部に圧入により嵌合す
るテーパー部を備えたボルトと、を有することを特徴と
している。
〔作用〕
本発明によれば、外周面においてエアコン用コンデンサ
に設けられた凹部に圧入された防振ゴムの縦穴に、ボル
トのガイド部とテーパー部とが挿入しており、テーパー
部が防振ゴムの縦穴のテーパー部に圧入により嵌合して
いる。
従って、エアコン用コンデンサからボルトに作用する振
動のボルトの軸線と直交する方向の成分を吸収する防振
ゴムの肉厚は、取付ボルトとエアコン用コンデンサとの
間の距離、即ち防振ゴムの肉厚となる。このため、防振
ゴムの肉厚を全て振動吸収のために活かすことができ、
エアコン用コンデンサの振動のボルトの軸線と直交する
方向の成分を十分に吸収することができる。
かつ、エアコン用コンデンサからボルトに作用する振動
のボルトの軸線方向ねじ部側への成分は、ボルトのテー
パー部と当接する防振ゴムのテーパー部のボルトの軸線
方向への弾性変形により吸収される。このため、エアコ
ン用コンデンサの振動の取付ボルトの軸線方向ねじ部側
への成分を十分に吸収することができる。
従って、エアコン用コンデンサの振動を十分に吸収する
ことができる。
〔実施例〕
以下に、本発明に係る車両のエアコン用コンデンサ取付
構造の一実施例を第1図〜第3図を用いて説明する。
なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印UPは車体
上方方向を示す。
第3図に示される如く、車体10のフロントボデー10
Aの前端部に設けられたラジェータ12の車体前後方向
前側には、エアコン用コンデンサ14が配置されている
第1図に示される如く、エアコン用コンデンサ14の上
部14Aには、車体上下方向上側から円柱状の凹部16
が穿設されている。この凹部16には、防振ゴム18が
圧入されており、防振ゴム18の外周面が凹部16と当
接している。この防振ゴム18は略円柱状とされており
、その外周部には、所定間隔でリング溝20が形成され
ている。
このリング溝20の凹部16の底部16A側の側壁2 
OAは略水平とされている。また、リング溝20の凹部
16の開口部16B側の側壁20Bは円弧状とされてお
り、リング溝20は外周部が凹部16の開口部16B側
へ向けて広がっている。
さらに、防振ゴム18の凹部16の底部16A側端部の
外周部も円弧状とされている。
従って、防振ゴム18は凹部16に挿入し易く、凹部1
6から引出し難い構造とされている。
第2図に示される如く、防振ゴム18には、凹部16の
開口部16B側から、軸心に沿ってボルト挿入用の縦穴
21が穿設されており、この縦穴21は凹部16の底部
16Aから開口部16Bへ向けて内径が徐々に拡径され
ている。また、縦穴21における凹部16の開口部16
B側近傍は、開口部側(第2図の上側)に向けて内径が
急激に拡径されテーパー部21Aとされている。
第1図に示される如く、車体のエアコン用コンデンサ取
付部としてのラジェータサポートアッパパネル22には
、エアコン用コンデンサ14の凹部16と対向する位置
に貫通穴24が穿設されている。ラジェータサポートア
ッパパネル22のエアコン用コンデンサ14側の面22
Aには、貫通穴24と同軸的にウェルドナツト26が溶
着されている。
ウェルドナツト26には、エアコン用コンデンサ14の
取付用のボルト28のねじ部28Aがラジェータサポー
トアッパパネル22側から螺合されている。このボルト
28のねじ部28Aの先端側は、ねじ部28Aより外径
が小さく、防振ゴム18の縦穴21に侵入したガイド部
28Bとされている。ボルト28のガイド部28Bとね
じ部28Aとの間は、ねじ部28Aに向かって外径が大
きくなったテーパー部28Cとされており、このテーパ
ー部28Cはボルト28をウェルドナツト26に締め込
むことによって、縦穴21のテーパー部21A部に圧入
により嵌合されるようになっている。
以下に、本実施例の作用を説明する。
本実施例によれば、防振ゴム18は外周面においてエア
コン用コンデンサ14の凹部16に当接しており、防振
ゴム18の縦穴21にエアコン用コンデンサ14の取付
用のボルト28のガイド部28Bとテーパー部28Cと
が挿入されている。
また、取付用のボルト28のテーパー部28Cが縦穴2
1のテーパー部2LAに圧入により嵌合されている。
従って、エアコン用コンデンサ14からボルト28に作
用する振動のボルト28の軸線と直交する方向の成分(
第1図の矢印六方向)を吸収する防振ゴム18の肉厚は
、ボルト28のガイド部28B又はテーパー部28Cと
凹部16の内周面との距離となる。このため、防振ゴム
18の肉厚を全て振動吸収のために活かすことができ、
エアコン用コンデンサ14の振動のボルト28の軸線と
直交する方向の成分を十分に吸収することができる。
また、エアコン用コンデンサ14からボルト28に作用
する振動のボルト14の軸線方向ねじ部側(第1図の矢
印B方向)への成分は、ボルト28のテーパー部28C
と当接する防振ゴム18の縦穴21のテーパー部21A
の矢印B方向への弾性変形により吸収される。このため
、エアコン用コンデンサ14の振動のボルト28の軸線
方向ねじ部28A側への成分を十分に吸収することがで
きる。
従って、エアコン用コンデンサ14の振動を十分に吸収
することができる。
また、本実施例においてはボルト28のテーパ28Cが
防振ゴム18の縦穴21のテーパー部21Aに圧入によ
り嵌合されるため、ボルト28の位置と防振ゴム18の
位置の、ボルト28の軸線方向のばらつき及びボルト2
8の軸線方向と直交する方向のばらつきを吸収すること
ができる。また、本実施例においては、第2図に示され
る如く、ボルト28のガイド部28Bを防振ゴム18の
テーパ部21A近傍に係合させることで、エアコン用コ
ンデンサ14をフロントボデー14A内に容易に仮置き
できる。このため、従来と比べ取付作業性を向上するこ
とができる。
また、本実施例においては、第4図に示す従来技術と比
べ、部品点数を少なくすることができると共に、防振ゴ
ム18をエアコン用コンデ2勺14の円穴18内に挿入
できるため、防振ゴム18とエアコン用コンデンサ14
とのオフセット申を小さくでき、取付構造の小型化が計
れる。
〔発明の効果〕
本発明は上記構成としたので、エアコン用コンデンサの
振動を十分に吸収することができるという優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の車両のエアコン用コンデン
サ取付構造を示す断面図、第2図は本発明の一実施例の
車両のエアコン用コンデンサ取付構造の取付途中を示す
断面図、第3図は本発明の一実施例の車両のエアコン用
コンデンサ取付構造が適用された車体前部を示す概略斜
視図、第4図は従来例に係る車両のエアコン用コンデン
サ取付構造を示す分解斜視図、第5図は第4図5−5線
に沿った断面図である。 14・・・エアコン用コンデンサ、 16・・・凹部、 18・・・防振ゴム、 21・・・縦穴、 21A・・・テーパー部、 22 ・ ・ 28 ・ ・ 28A ・ 28B・ 28C・ ・ラジェータサポートアッパパネル、 ・ボルト、 ・・ねじ部、 ・ ・ガイド部、 ・・テーパー部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エアコン用コンデンサに設けられた凹部と、この
    凹部に圧入され外周面において凹部と当接する防振部材
    と、前記凹部の開口側から前記防振部材の軸心に沿って
    形成され開口部近傍に開口側に向けて内径が拡径された
    テーパー部を備えた縦穴と、ねじ部が車体のエアコン用
    コンデンサ取付部に螺合されると共にねじ部の先端側に
    ねじ部より小径とされ前記縦穴に挿入されたガイド部を
    備えガイド部とねじ部との間にねじ部に向かって軸径が
    拡径され前記縦穴のテーパー部に圧入により嵌合するテ
    ーパー部を備えたボルトと、を有することを特徴とする
    車両のエアコン用コンデンサ取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6725905B2 (en) * 2000-08-30 2004-04-27 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Radiator unit for engine and method of combining the same with engine
JP2007131051A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Japan Climate Systems Corp 熱交換器
CN111038217A (zh) * 2019-12-31 2020-04-21 博耐尔汽车电气系统有限公司 一种汽车空调支架结构

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