JP2021031564A - ポリウレタンフォームおよび靴底部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、高い反発弾性を有し、かつ衝撃吸収性にも優れるポリウレタンフォームおよび当該ポリウレタンフォームを用いた靴底部材を提供することを目的とする。【解決手段】ポリオール成分から形成されるソフトセグメントとウレタン結合部を有する構造部から形成されるハードセグメントとを有するポリウレタンフォームであって、 ポリウレタンフォームの平均気泡径が30μm以上100μm以下で、かつ31μm未満の気泡径を有する気泡の個数が21%以上のものであり、 JIS K 6255に準拠して測定されたポリウレタンフォームの反発弾性率が75%以上であることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、靴底部材を形成するために利用可能なポリウレタンフォームおよび靴底部材に関する。
ポリウレタンフォームは、衝撃吸収性に優れることから、靴底部材として汎用されている。汎用される靴底部材の例としては、インソール、ミッドソール及びアウトソールを例示することができる。
一方、反発弾性に優れる素材を靴底部材に用いたシューズは、蹴り出しをサポートしてくれ、足運びが容易となるので疲労がたまりにくいため、長時間のランニング、ウォーキングに適している。そこで、優れた衝撃吸収性と高い反発弾性を同時に有するポリウレタンフォームが開発されている(特許文献1)。
特に、体重の軽い子どもや女性では、靴底に十分な荷重が掛からないため、さらに反発弾性の高いものが要求されている。
反発弾性をさらに高めたポリウレタンフォームとして、例えば特許文献2のポリウレタンフォームが知られている。
特開2016−069658号公報 特開2015−74735号公報
しかしながら、一般的にポリウレタンフォームは、反発弾性が高くなるほど衝撃吸収性などの物性に劣るものとなり、高い反発弾性を有しながら衝撃吸収性を維持することを実現するのは困難であった。
そこで、本発明は、高い反発弾性を有し、かつ衝撃吸収性にも優れるポリウレタンフォームおよび当該ポリウレタンフォームを用いた靴底部材を提供することを目的とする。
本発明は、ポリオール成分から形成されるソフトセグメントとウレタン結合部を有する構造部から形成されるハードセグメントとを有するポリウレタンフォームであって、ポリウレタンフォームの平均気泡径が30μm以上100μm以下で、かつ31μm未満の気泡径を有する気泡の個数が21%以上のものであり、JIS K 6255に準拠して測定されたポリウレタンフォームの反発弾性率が75%以上である、ことを特徴とする。
また、本発明のポリウレタンフォームは、高い反発弾性を有しながら、衝撃吸収性、耐久性にも優れるものである。
具体的には、厚みが12.5mmとなるように形成されたポリウレタンフォームからなる試験片を準備し、該試験片に5.1kgの錘を50mmの高さから衝突させた場合に、前記試験片への最大衝撃荷重が0.9kN以下であり、衝撃吸収性に優れるものである。
また、JIS K 6262に準拠して測定されたポリウレタンフォームの圧縮永久歪率が20%以下であり、耐久性に優れるものである。
本発明によれば、ポリウレタンフォームの平均気泡径を特定範囲とし、さらに径の小さい気泡の占める割合を高めることで、高い反発弾性率を有し、かつ衝撃吸収性にも優れるポリウレタンフォームを提供することができる。
また、本発明のポリウレタンフォームは、高い反発弾性及び優れた衝撃吸収性及び耐久性を必要とする靴底部材に好適である。
実施例1および比較例1の気泡径分布を示す図である。 落下衝撃試験で用いられた錘の形状を説明するための図である。
本発明は、ポリオール成分、イソシアネート成分、発泡剤、触媒、整泡剤を含むポリウレタン原料組成物を反応させることで形成することができるポリウレタンフォームであり、ポリオール成分から形成されるソフトセグメントとウレタン結合部を有する構造部から形成されるハードセグメントとを有する。
ソフトセグメントは、ポリウレタンを形成する高分子構造のうちポリオール成分による構造部から形成され、柔軟性の高い分子鎖部位である。ハードセグメントは、ポリウレタンを形成する高分子構造のうちイソシアネート基とヒドロキシル基との反応により形成されたウレタン結合部を有する構造部から形成された分子鎖部位である。上記ハードセグメントは、ウレタン結合部での水素結合により結晶化あるいは凝集しやすい剛直性の分子鎖部位である。上記ハードセグメントは、ポリオール成分による構造部を除いた部分で形成される。
ポリオール成分は、ポリウレタンフォームのソフトセグメントの構造部を形成するための材料となる。この構造部を形成するための材料となるポリオール成分の例としては、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオールが挙げられる。これらを単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することもできる。
ポリエーテルポリオールとしては、例えば、アルキレンオキシドの開環重合により得られるポリエーテルポリオールが好適である。該アルキレンオキシドとしては、プロピレンオキシド(PO)、エチレンオキシド(EO)、ブチレンオキシド等が挙げられ、これらは1種を単独で、又は2種以上を併用してもよい。また、必要に応じて、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、テトラメチレンエーテルグリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、ソルビトール、シュークロース等の多価アルコールを付加したポリエーテルポリオールでもよい。
ポリエステルポリオールとしては、例えば、マロン酸、コハク酸、もしくはアジピン酸等の脂肪族カルボン酸またはフタル酸等の芳香族カルボン酸と、エチレングリコール、ジエチレングリコール、もしくはプロピレングリコール等の多価アルコールと、から重縮合して得られたものが使用できる。
なお、ポリオール成分の範囲には、イソシアネートに反応させるために用いられたポリオールも含まれ、例えば後述する(α)、(β)、(γ)に示す各化合物も含まれる。
ポリオール成分としては、数平均分子量が300以上3500以下、平均官能基数が2以上3以下、及び平均水酸基価が35mgKOH/g以上200mgKOH/g以下を満たすポリエーテルポリオールが好ましい。例えば、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(第1のPTMGとも言う)が用いられてもよい。
ポリオール成分の数平均分子量が300未満である場合、および/または、平均水酸基価が200mgKOH/gを超える場合には、得られるウレタンフォームの気泡径が不均一になりやすく、柔軟性が損なわれやすい。ポリオール成分の数平均分子量が3500を超える場合、および/または、平均水酸基価が35mgKOH/g未満の場合では、ハードセグメントに対するソフトセグメントの存在割合が多くなり、得られるポリウレタンフォームの衝撃吸収性は得られやすいが、目的とする反発弾性が得られない虞がある。
なお、ポリオール成分には、必要に応じて、架橋剤を添加してもよい。架橋剤としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、テトラメチレンエーテルグリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、イソプロパノールアミン、アミノエチルエタノールアミン、ショ糖、ソルビトール、グルコース等のアルコール類が使用できる。特に、これらのうち、3官能以上のものが好ましい。
ハードセグメントは、イソシアネート基とヒドロキシル基との反応により形成されたウレタン結合部を有する構造部により形成されるが、この構造部を形成するための材料は、イソシアネート成分が含まれる。具体的には、芳香族イソシアネート類、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシアネート、イソシアネート基末端プレポリマーなどが挙げられる。
より具体的に、ポリオールと反応させるためのイソシアネート成分としては、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート(4,4'−MDI)、ポリメリックMDI(クルードMDI)、2,4−トリレンジイソシアネート(2,4−TDI)、もしくは2,6−トリレンジイソシアネート(2,6−TDI)などの芳香族イソシアネート類、テトラメチレンジイソシアネート、もしくはヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)などの脂肪族ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水素添加TDI、もしくは水素添加MDIなどの脂環族ジイソシアネート、またはこれらをプレポリマー化したイソシアネート基末端プレポリマーなどが挙げられ、これらを単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することもできる。イソシアネート成分としては、上述した化合物の中でも、イソシアネート基末端プレポリマーが好ましい。
イソシアネート成分は、後述するイソシアネート基末端プレポリマー及び後述する変性MDIを含有するものを例示することができる。このとき、イソシアネート基末端プレポリマーと変性MDIの含有比率は、イソシアネート基末端プレポリマー及び後述する変性MDIの合計量を100質量部とした場合に、変性MDIに対するイソシアネート基末端プレポリマーの比率で97/3から80/20の範囲であることが好ましい。
イソシアネート基末端プレポリマーとしては、数平均分子量が500以上4000以下、平均官能基数が2以上3以下、イソシアネート基含有率が3質量%以上10質量%以下のものを用いることが好ましい。
イソシアネート基末端プレポリマーが、数平均分子量が4000を超えている、及び/又は、イソシアネート基含有率が3質量%未満である場合、得られるポリウレタンフォームは発泡しづらく硬くなりすぎてしまい、粘度が大きく、他の材料との混合が困難になりやすい。イソシアネート基末端プレポリマーが、数平均分子量が500未満である、及び/又は、イソシアネート基含有率が10質量%を超えている場合、得られるポリウレタンフォームは発泡しやすく柔らかくなりすぎてしまい、所望の衝撃吸収性や反発弾性が得られない虞がある。
上記イソシアネート基末端プレポリマーは、ポリオールとイソシアネートとを、イソシアネート基(NCO基)が過剰となるように反応させて得ることができる。
イソシアネートに反応させるポリオールの例としては、次の(α)、(β)、(γ)に示すもの等を挙げることができる。
(α):ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール。
(β):ポリマーポリオール(例えば、ポリエーテルポリオールに、ポリアクリロニトリル、アクリロニトリル−スチレン共重合体などをグラフト共重合させたもの)。
(γ):前記架橋剤の例として挙げたアルコール類のうち、2官能のもの。
イソシアネートに反応させるポリオールについて、上記(α)、(β)、(γ)に示すものは単独でまたは2種以上混合したものでもよい。イソシアネートに反応させるポリオールは、上記(α)、(β)、(γ)に示すものの中でも、ポリエーテルポリオールが好ましく、より好ましくはポリテトラメチレンエーテルグリコール(以下、これを第2のPTMGと言う)である。なお、第2のPTMGの範囲には、「第1のPTMG(数平均分子量が300以上3500以下、平均官能基数が2以上3以下、及び平均水酸基価が35mgKOH/g以上200mgKOH/g以下のポリテトラメチレンエーテルグリコール)」、及び、「数平均分子量と平均官能基数と平均水酸基価のうちの少なくとも一種が第1のPTMGに該当するための条件となる範囲から外れているようなポリテトラメチレンエーテルグリコール」が含まれる。
イソシアネート基末端プレポリマーを形成するためのイソシアネートは、上記のイソシアネート成分の例に挙げたように、芳香族イソシアネート類、脂肪族ジイソシアネート、または脂環族ジイソシアネートを好ましく利用できるが、上述した化合物の中でも、4,4’−MDIが好ましい。
したがって、イソシアネート成分を構成するイソシアネート基末端プレポリマーとしては、第2のPTMGに、4,4’−MDIを反応させて得られるものが好ましい。イソシアネート基末端プレポリマーが、第2のPTMGに4,4’−MDIを反応させてなるプレポリマーであれば、PTMGの部分の結晶性が高くなる。そのため、反発弾性の高いウレタンフォームが得られやすいうえ、イソシアネート成分として、変性MDIと併用する際の相溶性が良好である。さらに、第2のPTMGに、4,4’−MDIを反応させて得られるイソシアネート基末端プレポリマーは、ポリオール成分として用いられた第1のPTMGと反応する際の混合性も良好で、分子構造が均一になりやすい。そのため、得られるウレタンフォームの品質の安定化を図ることができる。
変性MDIとしては、イソシアネート基含有率が25質量%以上33質量%以下のものを好ましく用いられる。これは、このような変性MDIが常温で液体であることから、イソシアネート成分の粘度を下げることができるためである。
イソシアネート基含有率が25質量%未満の変性MDIは、イソシアネート基末端プレポリマーとの混合時にNCO基含有率を高める効果が小さい。そのため、イソシアネート基含有率が25質量%未満の変性MDIを用いつつ、発泡性を十分に上げてフォームの低密度化を図るためには、当該変性MDIを極めて高い割合で混合しなければならない。しかしこの場合、製造されたポリウレタンフォームは、所望の耐屈曲性が得られない虞がある。一方、イソシアネート基含有率が33質量%を超える変性MDIは、非常に少量でNCO基含有率を高めることができる。しかし、変性MDIの量が少量になるために、イソシアネート基末端プレポリマーの粘度を低下させることができず、ポリオール成分である第1のPTMGと反応する際の混合性が悪くなる。
このような常温で液体である変性MDIの具体例としては、ポリメリック体(クルードMDI)、ウレタン変性体、ウレア変性体、アロファネート変性体、ビウレット変性体、カルボジイミド変性体、ウレトンイミン変性体、ウレトジオン変性体、イソシアヌレート変性体などが挙げられる。前述のポリオール成分との反応後の分子(架橋)構造が優れる点からは、変性MDIとして、ポリメリック体(クルードMDI)あるいはカルボジイミド変性体が選択されることが好ましい。
ソフトセグメントを形成するポリオール成分による構造部は、ウレタン結合を有する構造部よりも柔軟性の高い分子鎖部位である。そのため、ソフトセグメントとハードセグメントの比率が、ポリウレタンフォームの性能に大きな影響を与える。
本発明のポリウレタンフォームにおいては、ソフトセグメントとハードセグメントの存在比率が、ソフトセグメントとハードセグメントの合計を100質量部とした場合におけるハードセグメントに対するソフトセグメントの質量比率で、70/30以上90/10以下の範囲であることが好ましい。ハードセグメントに対するソフトセグメントの質量比率が90/10を超えたポリウレタンフォームは、所定の反発弾性率が得られにくい。また、ハードセグメントに対するソフトセグメントの質量比率が70/30未満であるポリウレタンフォームは、硬くなり、衝撃吸収性に劣る傾向にある。
本明細書におけるソフトセグメントとハードセグメントの存在比率は、ポリオールとイソシアネートの配合比に応じて予め求められる値である。
例えば、ポリウレタンフォームが形成されるにあたり、ポリオール成分として後述の第1のPTMGを用い、イソシアネート成分として、イソシアネート基末端プレポリマーと変性MDIを用いる例について上記存在比率の特定方法を説明する。尚、本具体例では、上記イソシアネート基末端プレポリマーは第2のPTMGとMDIの反応生成物である。この場合、ソフトセグメントとハードセグメントの存在比率は次のように特定できる。まずソフトセグメントの存在比率(%)は、(第1のPTMGの配合量とイソシアネート基末端プレポリマーにおける第2のPTMGの成分の量の合計)/(第1のPTMGの配合量とイソシアネート基末端プレポリマーの配合量と変性MDIの配合量の合計)×100で特定される。ハードセグメントの存在比率(%)は、100−(ソフトセグメントの存在比率)で特定することができる。
ソフトセグメントとハードセグメントの存在比率は、次のようにして特定することもできる。すなわち、ポリウレタンフォーム中のソフトセグメントとハードセグメントの存在比率は、ポリウレタンフォームの熱分解GC/MS分析(熱分解ガスクロマトグラフィー質量分析法)およびポリウレタンフォームの加水分解物のH−NMR(核磁気共鳴)測定の結果より算出できる。より具体的には、ポリウレタンフォームの熱分解GC/MS分析により、熱分解生成物の定性を行う。また、ポリウレタンフォームを加水分解することによって加水分解物を得る。ポリウレタンフォームは、加水分解によってジアミンの塩(イソシアネート成分由来の化合物)とポリオールに分解する。得られた加水分解物のH−NMRスペクトルの積分値から、ポリウレタンフォーム中の組成分を同定することが出来る。これらの結果より、出発物質であるイソシアネート成分、ポリオール成分を質量部に換算し、その比率を求めることができる。
本発明のポリウレタンフォームを製造するためのポリウレタン原料組成物には、ポリール成分、ポリイソシアネート成分の他に、発泡剤、触媒、整泡剤が含まれる。
発泡剤としては、水(イオン交換水)を好ましく用いることができる。ポリウレタン原料組成物における発泡剤の添加量は、前述のポリオール成分100質量部に対し、0.3質量部以上3質量部以下が好ましい。添加量が0.3質量部未満であれば、発泡が不十分で、反発弾性は発揮するものの、衝撃吸収性に劣ってしまう傾向にある。添加量が3質量部を超えると、発泡しすぎて得られるポリウレタンフォームのセルが荒れ、その内部が割れやすいなどフォーム状態が劣るほか、反発弾性に劣る傾向にある。
触媒としては、ポリウレタンフォームを製造するために使用可能なものであればよく、特に限定されるものではない。触媒として、従来から使用されているものとしては、例えば、トリエチレンジアミン、もしくはジエタノールアミンなどのアミン系触媒、またはビスマス触媒などの金属触媒が挙げられる。ポリウレタン原料組成物における触媒の添加量は、前述のポリオール成分100質量部に対して、0.1質量部以上5質量部以下が好ましい。
整泡剤としては、ウレタンフォームで使用できるものであれば特に限定されない。スポーツシューズなどの激しい運動を行うための靴底部材としてウレタンフォームを使用する場合には、より高い反発弾性が必要となる。そのため、整泡剤として、粘度が300mPa・s(25℃)以上2000mPa・s(25℃)以下のシリコーン系化合物を用いることが好ましい。整泡剤として使用するシリコーン系化合物の粘度が300mPa・s(25℃)未満であると、整泡作用が弱く、セルが粗大化してしまい、高い反発弾性が得られにくい。一方、粘度が2000mPa・s(25℃)を超えると、ポリウレタン原料中に整泡剤を均一に分散しづらくなる。その結果、得られるフォームの気泡径が均一とならないばかりか、局所的に物性が変化してしまう(測定箇所によって物性値が変わってしまう)。これらの点を考慮して、整泡剤として使用するシリコーン系化合物の粘度は、600mPa・s(25℃)以上1000mPa・s(25℃)以下であることがより好ましい。なお、シリコーン系化合物の粘度は、B型回転粘度計で測定された値である。
整泡剤として添加するシリコーン系化合物の添加量は、前述のポリオール成分100質量部に対して、0.5質量部以上9質量部以下とされることが好ましい。シリコーン系化合物の添加量が0.5質量部未満であると、整泡作用が弱く、得られるポリウレタンフォームは、気泡径が大きく不均一化し、反発弾性が低く、所望の衝撃吸収性や耐久性が得られにくい。シリコーン系化合物の添加量が9質量部を超えると、得られるポリウレタンフォームが反発弾性に劣るものとなりやすくなってしまうだけでなく、フォーム表面から整泡剤が染み出すブリードアウトが生じ、他部材との接着を阻害するおそれもあるため、取扱い性に劣るものとなる虞がある。特に、シリコーン系化合物の添加量が5質量部を超えると、目的とする反発弾性、衝撃吸収性、耐久性は得られるものの、使用には問題ない程度にタック感(ベタベタ感)が生じる傾向がある。この点を考慮すれば、シリコーン系化合物の添加量は、0.5質量部以上5質量部以下であることがより好ましい。
本発明のポリウレタンフォームを製造するためのポリウレタン原料組成物には、ポリオール成分、イソシアネート成分、発泡剤、触媒、整泡剤の他に、必要に応じて、さらに他の添加剤が添加されてもよい。他の添加剤としては、可塑剤、充填剤、酸化防止剤、脱泡剤、相溶化剤、着色剤、安定剤、紫外線吸収剤などポリウレタンフォームの製造に際して一般的に使用可能な添加剤をあげることができる。他の添加剤の添加量は、本発明の効果を阻害しない範囲内において適宜選択されてよい。
本発明のポリウレタンフォームは、上述したポリウレタン原料組成物を反応させて得られる。例えば、モールド成形で反応させて製造されることが好ましい。ここに、モールド成形とは、上記ポリウレタン原料(原液)をモールド(成形型)内に注入し、モールド内で発泡硬化させ、その後に脱型してフォームを得る方法である。
ポリウレタンフォームが、ポリウレタン原料組成物をモールド成形することで製造されることで、発泡時の圧縮効果により、気泡径を均一に細かくすることができる。また、ポリウレタン原料組成物をモールド成形する場合には、モールド内の容積に対するポリウレタン原料組成物の注入量によって、得られるポリウレタンフォームの密度の調整を容易に行うことができる。
なお、ポリウレタンフォームをモールド成形で製造するにあたり、ポリオール成分、イソシアネート成分、発泡剤、触媒および整泡剤が、スクリューを用いて混合されることで、ポリウレタン原料組成物が形成される。更に気泡径のばらつきのない、均一なポリウレタンフォームを得るためには、ポリオール成分、イソシアネート成分、発泡剤、触媒、整泡剤を混合する際のスクリュー回転数は、2000rpm以上20000rpm以下であることが好ましく、10000rpm以上20000rpm以下がより好ましい。回転数が2000rpm未満だと、気泡径のばらつきが大きく、小さい径の気泡が得られにくいため、得られるポリウレタンフォームの衝撃吸収性に劣る傾向にあり、一方20000rpmを超えると、固化速度が早くなり金型への注入が不完全のまま、硬化してしまう。特に、10000rpm以上20000rpm以下の範囲であれば、小さい径の気泡の割合を高めるのが容易となり、後述する本発明のポリウレタンフォームの平均気泡径が30μm以上100μm以下で、かつ31μm未満の気泡径を有する気泡の個数が21%以上のものが得られやすくなる。
本発明のポリウレタンフォームは、平均気泡径が30μm以上100μm以下であり、 31μm未満の気泡径を有するセルの個数が21%以上のものである。
このように、本発明のポリウレタンフォームは、気泡径の大きさのばらつきが小さく、細かな気泡からフォームが形成されている。これは、径の小さい気泡が占める割合が高いポリウレタンフォームは高い反発弾性を発現する、といった本出願人の知見に基づくものである。
例えば、同じ密度のポリウレタンフォームで比較した場合に、気泡径が小さいほどセル壁を厚くし、気泡同士の接触面積を増やすことができる。すなわち、弾性を発現する樹脂骨格の強度が増し、気泡による空気の層の粘性が発現することで、衝撃吸収性を損なわずに、高い反発弾性を備えた本発明のポリウレタンフォームが得られると推測される。
平均気泡径は例えば次のように特定することができる。まず、ポリウレタンフォームから無作為に選択された位置で切断して切断面を露出させる。切断面において、所定の領域(例えば、縦2500μm、横1900μmの矩形状の領域)を無作為に選択して選択領域とする。選択領域内に存在するセルの個数(全セルの個数)、及び各気泡径(セルの直径)を、走査電子顕微鏡(SEM)画像を用いて計測する。平均気泡径は、各気泡径から算出された算術平均値として特定される。
ポリウレタンフォームの気泡径の分布は次のように特定することができる。なお、気泡径はセルの直径を示すものとする。
まず、ポリウレタンフォームを予め無作為に選択された位置で切断して切断面を露出させる。切断面において、所定の領域(例えば、縦2500μm、横1900μmの矩形状の領域、測定倍率50倍)を無作為に選択して選択領域とする。SEM画像を用いて、選択領域に存在する全ての気泡の数を計測する。次に、選択領域内の10μm以上30μm以下の気泡径を有するような気泡の数を計測する。計測された選択領域内の全ての気泡の個数をaとし、気泡径が31μm未満のセルの個数をbとし、気泡径が31μm未満のセルが全セルに対して占める割合は、b/a×100(%)の式で求められる。
本発明は、反発弾性率が75%以上と高いものであって、衝撃吸収性にも優れるものである。
ポリウレタンフォームの反発弾性率は、直径29mm、厚み12.5mmの円柱状に切り出して反発弾性率測定用試験片とし、JIS K 6255に準拠して測定することができる。ポリウレタンフォームの反発弾性率が75%以上であることで、スポーツシューズの靴底部材として好適な反発弾性を備えたものが得られる。また、体重の軽い子どもや女性でも、跳ね返りを感じることができる。
ポリウレタンフォームの衝撃吸収性は、最大衝撃荷重によって特定することができる。本発明のポリウレタンフォームにおいては、最大衝撃荷重が0.9kN以下であることが好適である。最大衝撃荷重は、次に示す落下衝撃試験によって特定することができる。最大衝撃荷重の値は小さいほど衝撃が吸収されていることを示す。ポリウレタンフォームへの最大衝撃荷重が0.9kN以下であることで、靴底部材として利用できる程度の衝撃吸収性を有するポリウレタンフォームが得られる。
(落下衝撃試験)
縦70mm、横60mm、厚みが12.5mmとなるように形成されたポリウレタンフォームを準備して、これを試験片とする。上記試験片に対し5.1kgの錘を50mmの高さから落下させ衝突させる。錘としては、図1に示すような砲弾状の錘Wが利用されてよい。そして、その際の最大衝撃荷重が特定される。最大衝撃荷重は、例えば、Instron社製、商品名 dynatup GRC8200 等を用いて測定することができる。
本発明のポリウレタンフォームは耐久性に優れ、圧縮永久歪率が20%以下のものが好ましい。圧縮永久歪は、直径29mm、厚み12.5mmの円柱状に切り出して圧縮永久歪測定用試験片とし、JIS K 6262に準拠して測定された値である。ただし、圧縮永久歪率を測定する際の測定条件は、圧縮率25%、40℃、24時間の条件である。ポリウレタンフォームの圧縮永久歪が20%を超える場合、該ポリウレタンフォームが靴底部材として使用された靴は、一般的に要請される耐久性能に劣る虞がある。
本発明のポリウレタンフォームの見かけ密度が0.40g/cm以上0.50g/cm以下が好ましい。なお、見かけ密度は、縦15mm、横15mm、厚み10mmの直方体を切り出して密度測定用試験片とし、JIS K 7222に準拠して測定した値である。
本発明においては、ポリウレタンフォームの見かけ密度が0.40g/cm以上0.50g/cm以下という比較的小さい値であっても優れた衝撃吸収性を有し、反発弾性、耐久性などの物性も保持するポリウレタンフォームが得られる。このような本発明のポリウレタンフォームは、軽量化が重要視される靴底部材などの用途として好ましく使用することができるものである。
本発明のポリウレタンフォームは、JIS K 7312に準拠し、アスカーゴム硬度計C型を用いて測定された硬度45以上65以下が好ましい。ポリウレタンフォームの硬度が45以上65以下であることで、そのポリウレタンフォームを靴底部材として用いた靴は着地時の安定性に優れる。
本発明のポリウレタンフォームは、高い反発弾性を有し、衝撃吸収性および耐久性をも兼ね備えた素材である。そのため本発明のポリウレタンフォームは、例えば、靴底部材として好適に利用することができる。靴底部材として使用される場合、ポリウレタンフォームは、アウトソール、ミッドソール、インソールのいずれについても利用することが可能である。ポリウレタンフォームを靴底部材に利用する場合、靴底全面に本発明のポリウレタンフォームを設けることはもちろんのこと、他の材料で形成したミッドソールに凹部を形成し、そこに本発明のポリウレタンフォームを挿入するなど、部分的に配置することも可能である。また、靴底としては、ミッドソールに本発明のポリウレタンフォームを使用し、その接地面側に防滑性を有するゴム素材からなるアウトソールを積層させてもよい。その場合、アウトソールは、ミッドソール接地面側の任意の箇所に配置してもよく、或いは、アウトソールの一部を切り欠くなどして接地面側のミッドソールを部分的に露出させてもよい。
本発明のポリウレタンフォームは、靴底部材の他にも、ヘルメット内部、プロテクター、車両用の緩衝材料、床材など、衝撃吸収性、反発弾性、耐久性などが必要な用途に好適に使用することができる。
実施例1,2、比較例1,2
所定形状のモールドを準備し、表1に示すように、ポリオール成分、イソシアネート成分、触媒、発泡剤、および整泡剤を、スクリューを用いて撹拌することでそれらを混合しながらモールド内に注入した。スクリューの回転数は、表1の通り設定された。モールド内に注入したポリウレタン原料組成物の量は、実施例1、比較例1は0.38g/cm、実施例2、比較例2は0.50g/cmの密度になるよう、調整した。モールド内にポリウレタン原料組成物が注入された後、モールド温度40℃の条件下でポリウレタン原料組成物を反応させた。反応後、脱型してポリウレタンフォームを得た。なお、表1中の材料の配合を示す数値の単位は、質量部である。
得られたポリウレタンフォームについて、見かけ密度、平均気泡径、気泡径が10μm以上30μm以下の範囲の気泡の割合、反発弾性率、最大衝撃荷重、圧縮永久歪、硬度を測定した。結果を表1に示す。
なお、表1中におけるポリオール成分、イソシアネート成分、触媒、発泡剤、および整泡剤については、以下に示すとおりである。
[ポリオール成分]
ポリオール1 PTMG(数平均分子量2000、平均水酸基価57.2mgKOH/g、平均官能基数2)
ポリオール2 PTMG(数平均分子量1000、平均水酸基価113mgKOH/g、平均官能基数2)
[触媒]
アミン系1:トリエチレンジアミン(東ソー(株)製、商品名「TEDA」)
アミン系2:トリエチレンジアミン(東ソー(株)製、商品名「TEDA−L33」)
アミン系3:トリエチレンジアミン(東ソー(株)製、商品名「TEDA−L25 B」)
アミン系4:N,N,N’,N“,N”−ペンタメチルジエチレントリアミン(東ソー(株)製、商品名「Toyocat−DT」)
ビスマス系触媒:ビスマス触媒(日本化学産業(株)製、商品名プキャット25)
[整泡剤]
整泡剤A:シリコーン系化合物(粘度900mPa・s(25℃))
[発泡剤]
イオン交換水
[イソシアネート成分]
イソシアネート基末端プレポリマー:PTMGと4,4’−MDIを反応させたプレポリマー(数平均分子量1000、平均官能基数2、イソシアネート基含有率7.99%)
変性MDI:カルボジイミド変性体(平均官能基数2、イソシアネート基含有率29.0%)
(ソフトセグメントとハードセグメントの存在比率)
ソフトセグメントとハードセグメントの存在比率(ソフトセグメント/ハードセグメント)は、上述したポリオール成分とイソシアネート成分の配合比に応じて特定された。
(見かけ密度)
ポリウレタンフォームから縦15mm、横15mm、厚み10mmの直方体を切り出して密度測定用試験片とし、この密度測定用試験片を用いてJIS K 7222に準拠して見かけ密度(g/cm)が測定された。
(平均気泡径)
ポリウレタンフォームを無作為選択された位置で切断して切断面を露出させた。切断面のうち、縦2500μm、横1900μmの矩形範囲を無作為に選択して選択領域とした。選択領域内に存在するセルの個数(全セルの個数)、及び各気泡径(セルの直径)を、SEM画像を用いて計測した。平均気泡径(μm)は、各気泡径から算出された算術平均値とした。
(気泡径が31μm未満の範囲のセルの割合)
全セルの個数をa、気泡径が31μm未満のセルの個数をbとした場合において、気泡径が31μm未満の範囲のセルの割合(気泡径が31μm未満のセルが全セルに対して占める個数割合)は、b/a×100(%)の式で求められる。ここでは、上記した平均気泡径を測定する際に特定される全セルの個数、および、気泡径が31μm未満のセルの個数に基づき、気泡径が31μm未満の範囲のセルの割合(%)が特定された。図1には、実施例1及び比較例1の気泡径分布を示す。
(反発弾性率)
ポリウレタンフォームから直径29mm、厚み12.5mmの円柱状に切り出して反発弾性率測定用試験片とした。上記反発弾性率測定試験片を用いてJIS K 6255に準拠して反発弾性率(%)が測定された。
(最大衝撃荷重)
ポリウレタンフォームから縦70mm、横60mm、厚み12.5mmの直方体状に切り出して衝撃荷重測定用試験片とした。上記衝撃荷重測定用試験片を用いて落下衝撃試験により最大衝撃荷重が測定された。落下衝撃試験は、「dynatup GRC8200(Instron社製)」を用いて、図1に示すような砲弾状の錘w(鉄製、5.1kg)を50mmの高さから衝撃荷重測定用試験片に対し落下させ衝突させた際の最大衝撃荷重(kN)を特定することで実施された。
(圧縮永久歪)
ポリウレタンフォームから直径29mm、厚み12.5mmの円柱状に切り出して圧縮永久歪測定用試験片とした。上記圧縮永久歪測定試験片を用いて、圧縮率25%、40℃、24時間の条件下で、JIS K 6262に準拠して、圧縮永久歪(%)が測定された。
(硬度)
JIS K 7312に準拠しアスカーゴム硬度計C型を用いてポリウレタンフォームの硬度(°)を測定した。
実施例のいずれについても、反発弾性率が75%以上と高いものであり、従来よりも蹴り出しを強くすることにより、蹴り出しのサポートを不十分に感じ取ることがなく、なおかつ、蹴り出しの際に足の動きを効果的に補助することができる。
また、高反発弾性でありながら、耐久性(靴の性能や強度が長持ちする)、衝撃吸収性(足への負担軽減)にも優れる。
さらに、ポリウレタンフォームは、0.5g/cm以下という低い見かけ密度でも、硬度が50以上65以下の範囲に保たれ、軽量性と硬度をも維持できることが明らかにされた。
Figure 2021031564
W・・・錘

Claims (4)

  1. ポリオール成分から形成されるソフトセグメントとウレタン結合部を有する構造部から形成されるハードセグメントとを有するポリウレタンフォームであって、
    ポリウレタンフォームの平均気泡径が30μm以上100μm以下で、かつ31μm未満の気泡径を有する気泡の個数が21%以上のものであり、
    JIS K 6255に準拠して測定されたポリウレタンフォームの反発弾性率が75%以上である、ことを特徴とするポリウレタンフォーム。
  2. 厚みが12.5mmとなるように形成されたポリウレタンフォームからなる試験片を準備し、該試験片に5.1kgの錘を50mmの高さから衝突させた場合に、前記試験片への最大衝撃荷重が0.9kN以下である、請求項1に記載のポリウレタンフォーム。
  3. JIS K 6262に準拠して測定されたポリウレタンフォームの圧縮永久歪率が20%以下である、請求項1または2のいずれか一項に記載のポリウレタンフォーム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のポリウレタンフォームを用いたことを特徴とする靴底部材。

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