JP2021027617A - 電子モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】端子を安定、かつ確実に固定することができる電子モジュールを提供する。【解決手段】挿通孔21が形成された筐体を備え、挿通孔21を介して端子が前記筐体の内側から外側に突出している車両用の電子モジュールであって、挿通孔21に係る二つの対向面22a,22bに、第1凸部23及び第2凸部24が夫々設けられている。【選択図】図5

Description

本開示は、筐体を備える電子モジュールに関する。
従来から、車両には、リレーのような電子部品が装着された電子モジュールが搭載されている。
特許文献1には、開閉可能な接点と、該接点の開閉を切り替える励磁コイルとを有するリレーを備え、該リレーの接点をバスバーと電気的に接続し、該バスバーに放熱機構を備えることで、バスバーを電流経路と放熱経路に兼用でき、リレーの放熱性を向上できる電源装置が開示されている。
特開2014−79093号公報
前記電源装置においては、バスバーの端部がいわゆるオス端子として挿通孔を介して筐体の外側に露出され、外部のヒューズ、電子部品等と電気的接続を行うように構成されている。
しかし、前記電源装置が振動する場合、前記オス端子と前記ヒューズ等とが接触面にて摺動し合うことによって摩擦熱が発生し、前記バスバーと前記ヒューズ等との間の電気抵抗が高くなる恐れがある。
このような問題を防ぐためには、前記オス端子を前記筐体の挿通孔にしっかり固定しておく必要がある。しかし、設計上の誤差、製造上の誤差等により、前記オス端子を確実に固定することは困難である。
しかしながら、特許文献1の電源装置ではこのような問題に対して考慮しておらず、このような問題を解決できない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、筐体の外側に露出される端子を安定、かつ確実に固定することができる電子モジュールを提供することにある。
本開示の実施形態に係る電子モジュールは、挿通孔が形成された筐体を備え、前記挿通孔を介して端子が前記筐体の内側から外側に突出している車両用の電子モジュールであって、前記挿通孔に係る二つの対向面に、第1凸部及び第2凸部が夫々設けられている。
本開示によれば、筐体の外側に露出される端子を安定、かつ確実に固定することができる。
実施形態1に係る電子モジュールの平面図である。 実施形態1に係る電子モジュールの側面図である。 実施形態1に係る電子モジュールに取り付けられたバスバーの一例を示す例示図である。 実施形態1に係る電子モジュールの一の接続部を拡大して示す拡大図である。 図4のV−V線による断面図である。 実施形態2に係る電子モジュールの一の接続部を拡大して示す拡大図である。 図6のVII−VII線による断面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本開示の実施形態に係る電子モジュールは、挿通孔が形成された筐体を備え、前記挿通孔を介して端子が前記筐体の内側から外側に突出している車両用の電子モジュールであって、前記挿通孔に係る二つの対向面に、第1凸部及び第2凸部が夫々設けられている。
本実施形態にあっては、前記挿通孔に係る二つの対向面に、前記第1凸部及び前記第2凸部が夫々設けられている。従って、前記挿通孔を挿通する前記端子が前記第1凸部及び前記第2凸部によって挟持される。
(2)本開示の実施形態に係る電子モジュールは、前記挿通孔を取り囲んで前記筐体の内側面に突設され、前記端子を前記挿通孔に案内する案内筒を備え、前記案内筒は、突出端部に、前記案内筒への前記端子の挿入を案内する第1テーパ部が形成されている。
本実施形態にあっては、前記案内筒への前記端子の挿入を案内する前記第1テーパ部が前記案内筒の突出端部に形成されている。従って、前記電子モジュールの組み立ての際、前記第1テーパ部によって前記案内筒への前記端子の挿入が案内され、前記案内筒内に挿入された端子は前記案内筒によって前記挿通孔まで導かれ、作業性が高まる。
(3)本開示の実施形態に係る電子モジュールは、前記二つの対向面における前記筐体の内側の端部には、前記挿通孔への前記端子の挿通を案内する第2テーパ部が形成されている。
本実施形態にあっては、前記挿通孔への前記端子の挿通を案内する第2テーパ部が前記二つの対向面における前記筐体の内側の端部に形成されている。従って、前記電子モジュールの組み立ての際、前記挿通孔への前記端子の挿通が前記第2テーパ部によって案内され、作業性が高まる。
(4)本開示の実施形態に係る電子モジュールは、前記二つの対向面のうち一方の対向面に、少なくとも一つの前記第1凸部が部分的に設けられ、他方の対向面には複数の第2凸部が部分的に設けられている。
本実施形態にあっては、前記一方の対向面に少なくとも一つの前記第1凸部が部分的に設けられ、前記他方の対向面に複数の第2凸部が部分的に設けられており、これら前記第1凸部及び前記第2凸部によって前記端子が挟持される。従って、より簡単な構成にて同様の効果を得ることができる。
(5)本開示の実施形態に係る電子モジュールは、前記第1凸部及び前記第2凸部は、前記複数の第2凸部の並設方向において、交互に設けられている。
本実施形態にあっては、前記一方の対向面に前記第1凸部が部分的に設けられ、前記他方の対向面に前記第2凸部が部分的に設けられており、前記第1凸部及び前記第2凸部は、前記複数の第2凸部の並設方向において、交互に設けられている。従って、前記第1凸部と前記他方の対向面との間隔、及び、前記第2凸部と前記一方の対向面との間隔を広く確保することができ、前記挿通孔の型取りが容易になる。
[本発明の実施形態の詳細]
本開示の実施形態に係る電子モジュールを、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(実施形態1)
以下においては、例えばリレー等の電子部品が装着される車両用の電子モジュールを例として本実施形態を説明する。
図1は、実施形態1に係る電子モジュール100の平面図であり、図2は、実施形態1に係る電子モジュール100の側面図である。
電子モジュール100は、例えば、EV(Electric Vehicle)の電池パックの外側に取り付けられる。電子モジュール100は、例えば、リレー等の電気部品が装着される筐体50を備える。
筐体50は、例えば樹脂からなり、ロウアーケース52と、ロウアーケース52を覆うアッパーケース51とからなる。筐体50は、ロウアーケース52の底板521がEVの電池パックに面するよう、電池パックに取り付けられる。より詳しくは、アッパーケース51には、有底筒状の脚部511が四ヶ所に設けられており、各脚部511の底には貫通孔512が形成されている。例えば、脚部511の貫通孔512にネジを挿通させてEVの電池パックに螺合させることによって、筐体50(電子モジュール100)を電池パックに取り付けることができる。
この際、電子モジュール100は、ロウアーケース52の底板521が電池パックの外側面と対向する。以下、説明の便宜上、電子モジュール100と電池パックとの対向方向において、電子モジュール100側を上側とし、電池パック側を下側とする。
アッパーケース51は一面が開放された筐体の形状をなしており、アッパーケース51の内側には、バスバー、回路素子等が取り付けられている。
また、アッパーケース51は、ロウアーケース52の底板521と対向する天井板30を有している。天井板30は略矩形であり、天井板30の隅又は隅の付近に脚部511が天井板30と直交する方向にそれぞれ突設されている。
天井板30の外側面には、リレー等の電気部品を装着するための装着部11が複数設けられている。即ち、装着部11は天井板30に形成された凹部であり、斯かる凹部の周縁には、四角筒状のガードが周設されている。
天井板30には、外部のヒューズ、コネクタ等と接続を行う接続部20が複数設けられている。接続部20は、後述する接続端子Tが含まれ、接続端子Tは天井板30(筐体50)を内側から外側に貫通する。即ち、接続端子Tはいわゆるオス端子である。
天井板30の内側面には、複数箇所にリーブが形成されており、バスバー、回路素子等を取り付けるための台座が複数形成されている。バスバー、回路素子等は対応する台座に取り付けられている。
図3は、実施形態1に係る電子モジュール100に取り付けられるバスバーの一例を示す例示図である。バスバーBは導電性金属の薄板材からなり、比較的に大量の電流が流れる。バスバーBの端部は他の部分と直交するように屈曲している。バスバーBは天井板30の台座に取り付けられ、この際、屈曲しているバスバーBの端部は後述する挿通孔21を介して筐体50の外側に突出される。即ち、バスバーBの端部が接続端子Tであり、接続端子Tは長方形の板状である。接続端子Tの端部には面取り処理が施されている。
図4は、実施形態1に係る電子モジュール100の一の接続部20を拡大して示す拡大図であり、図5は、図4のV−V線による断面図である。詳しくは、図4は、図1の破線の円部分を拡大した拡大図である。
接続部20は、細長い長方形の挿通孔21を有している。
天井板30には、天井板30を厚み方向に貫通する貫通孔が形成されており、斯かる貫通孔の外側の縁に沿ってガイド26が周設されている。即ち、ガイド26は、四角筒状であり、天井板30の外側面に突設されている。ガイド26の内側面が前記貫通孔を形成する天井板30の側面と面一となるように、ガイド26は前記貫通孔の縁に延設されている。ガイド26は、天井板30側の基部261を除く部分において、内側面にテーパ部が形成されており、突出端に向かって厚みが縮小する。
上述したように、ガイド26において基部261の内側面は、天井板30の前記貫通孔に係る側面に延設されており、天井板30の外側面に沿う方向において、基部261の内側の寸法は、天井板30の前記貫通孔の寸法と等しい。基部261の内側空間及び天井板30の前記貫通孔が挿通孔21を構成する。換言すれば、接続部20の挿通孔21は、ガイド26の基部261から天井板30に亘って形成されている。挿通孔21は筐体50を内外に貫通する。
挿通孔21を形成する4つの側面22のうち、二つの対向面22a,22bには、第1凸部23及び第2凸部24が夫々設けられている。即ち、挿通孔21の長辺側に係る対向面22aには第1凸部23が設けられ、挿通孔21の長辺側に係る対向面22bには第2凸部24が設けられている。
第1凸部23及び第2凸部24は、天井板30の厚み方向において対向面22a,22bの両端部を除く所定の範囲に亘って設けられている。第1凸部23及び第2凸部24は、対向面22a及び対向面22bの対向方向に突出しており、縦断面視で略半円の形状を有する(図5参照)。
対向面22a,22b間の間隔は、接続端子Tの厚みよりも少し広く、第1凸部23及び第2凸部24の間の間隔は、接続端子Tの厚みよりも少し狭い。実施形態1に係る電子モジュール100の組み立てを行う作業者は、バスバーBを筐体50に取り付ける際、接続端子Tを挿通孔21、即ち第1凸部23及び第2凸部24の間に圧入させる。これによって、接続端子Tは、挿通孔21を介して筐体50を外側に突出される。この際、接続端子Tの両主面が第1凸部23及び第2凸部24と当接して接続端子Tが挟持される。
実施形態1に係る電子モジュール100においては、このように、挿通孔21に第1凸部23及び第2凸部24を設けることによって、接続端子Tに多少の寸法変更が必要である場合に設計を変更せず対応でき、接続端子Tの設計上の誤差及び接続部20の設計上の誤差によって、接続端子Tと挿通孔21との間に隙間が生じ、接続端子Tが適切に固定できなくなることを未然に防止出来る。
接続端子Tと挿通孔21との間に隙間が生じた場合、外部から与えられる振動によって接続端子Tが揺れるので、接続端子Tとヒューズ、コネクタ等とが接触面にて摺動し合うことによって摩擦熱が発生し、バスバーBとヒューズ、コネクタ等との間の電気抵抗が高くなる。
なお、以上においては、第1凸部23及び第2凸部24が共に形成されている場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、第1凸部23及び第2凸部24の何れか一方のみが設けられても良い。
対向面22a,22bにおいて、筐体50の内側の端部には、接続端子Tの挿通を案内する天井板テーパ部231,241(第2テーパ部)が形成されている。即ち、対向面22aの内側端部には天井板テーパ部231が形成され、対向面22bの内側端部には天井板テーパ部241が形成されている。
このように、挿通孔21に係る対向面22a,22bの内側端部に天井板テーパ部231,241が形成されているので、実施形態1に係る電子モジュール100においては、電子モジュール100の組み立ての際、接続端子Tを挿通孔21に挿通し易く、組み立ての作業性が高まる。
天井板30の内側面には、接続端子Tを挿通孔21に案内する案内筒25が突設されている。案内筒25は、四角筒状であり、挿通孔21を取り囲んで設けられている。即ち、挿通孔21は案内筒25の内側に位置する。従って、電子モジュール100の組み立ての際、作業者が案内筒25の先端側の開口に接続端子Tを挿入すれば、挿通孔21に導かれる。このように、案内筒25は接続端子Tを挿通孔21まで案内し、作業者が接続端子Tを挿通孔21に挿通し易くなり、組み立ての作業性が高まる。
案内筒25は横断面視長方形であり、長辺側の壁に案内筒テーパ部251(第1テーパ部)が形成されている。案内筒テーパ部251は、案内筒25の突出端部において内側面に形成されている。即ち、案内筒テーパ部251は、少なくとも長辺側の壁の端部において突出端に向かって厚みが縮小する。
このように、案内筒25の突出端部において内側面に案内筒テーパ部251が形成されているので、実施形態1に係る電子モジュール100においては、電子モジュール100の組み立ての際、案内筒25内への接続端子Tの挿入が案内され、組み立ての作業性が高まる。
作業者が電子モジュール100を組み立てる際、案内筒テーパ部251によって、案内筒25内への接続端子Tの挿入が案内され、案内筒25によって接続端子Tが挿通孔21まで案内され、天井板テーパ部231,241によって接続端子Tの挿通孔21への挿通が案内される。
挿通孔21を挿通して筐体50の外側に露出された接続端子Tに、ヒューズ、コネクタ等が外嵌されることによって、ヒューズ、コネクタ等の端子が接続端子Tと電気的に接続する。
(実施形態2)
図6は、実施形態2に係る電子モジュール100の一の接続部20を拡大して示す拡大図であり、図7は、図6のVII−VII線による断面図である。
接続部20は、細長い長方形の挿通孔21を有している。挿通孔21の周囲であって、天井板30の外側面には、ガイド26が突設されており、ガイド26の内側面にはテーパ部が形成されている。
天井板30には、天井板30を厚み方向に貫通する貫通孔が形成されており、実施形態1と同様、ガイド26の基部261の内側空間及び天井板30の前記貫通孔が挿通孔21を構成する。挿通孔21についての詳細は実施形態1にて既に説明しており、省略する。
実施形態2においては、挿通孔21を形成する4つの側面22のうち、二つの対向面22a,22bには、第1凸部23A及び第2凸部24Aが夫々設けられている。挿通孔21の長辺側に係る対向面22aには少なくとも一つの第1凸部23Aが設けられ、挿通孔21の長辺側に係る対向面22bには複数の第2凸部24Aが設けられている。以下においては、対向面22aには一つの第1凸部23Aが設けられ、対向面22bには二つの第2凸部24Aが設けられている場合について説明する。
しかし、本実施形態に係る電子モジュール100はこれに限定されるものではなく、第1凸部23Aが二つ以上であっても良く、第2凸部24Aが三つ以上であっても良い。
第1凸部23Aは、挿通孔21の長手方向において対向面22aの中央部に部分的に設けられている。二つの第2凸部24Aは対向面22bに所定の間隔を隔てて部分的に設けられている。第1凸部23A及び各第2凸部24Aは、対向面22a及び対向面22bの対向方向に突出している(図7参照)。
対向面22a,22b間の間隔は、接続端子Tの厚みよりも少し広く、対向面22a及び対向面22bの対向方向における第1凸部23A及び第2凸部24Aの間の距離Gは、接続端子Tの厚みよりも少し狭い。
実施形態2に係る電子モジュール100の組み立てを行う作業者は、バスバーBを筐体50に取り付ける際、接続端子Tを挿通孔21の一つの第1凸部23A及び二つの第2凸部24Aの間に圧入させる。これによって、接続端子Tは、挿通孔21を介して筐体50を外側に突出され、一つの第1凸部23A及び二つの第2凸部24Aによって接続端子Tが挟持される。
従って、実施形態2に係る電子モジュール100においては、接続端子Tに多少の寸法変更が必要である場合に設計を変更せず対応でき、接続端子Tの設計上の誤差及び接続部20の設計上の誤差によって、接続端子Tと挿通孔21との間に隙間が生じ、接続端子Tが適切に固定できなくなることを未然に防止できる。
第1凸部23A及び二つの第2凸部24Aは、二つの第2凸部24Aの並設方向、即ち挿通孔21の長手方向において、交互に設けられている。
上述したように、第1凸部23Aは、挿通孔21の長手方向において対向面22aの中央部に設けられている。これに対して二つの第2凸部24Aは、挿通孔21の長手方向における対向面22bの中央部に対して両側に、互いに隔てて設けられている。即ち、対向面22bの中央部には第2凸部24Aが設けられていない。
このような構成を有することから、実施形態2に係る電子モジュール100においては、対向面22aの第1凸部23Aの突出端から対向面22bまでの間隔と、対向面22bの各第2凸部24Aの突出端から対向面22aまでの間隔とを広く確保することができる。従って、実施形態2に係る電子モジュール100の製造工程において、挿通孔21(筐体50)の型取りが容易になる。
なお、以上においては、第1凸部23A及び第2凸部24Aが共に形成されている場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、第1凸部23A及び第2凸部24Aの何れか一方のみが設けられても良い。
対向面22a,22bにおいて、筐体50の内側の端部には、接続端子Tの挿通を案内する天井板テーパ部231,241が形成されている。天井板テーパ部231,241についての詳細は実施形態1にて既に説明しており、省略する。
また、天井板30の内側面には、接続端子Tを挿通孔21に案内する案内筒25が突設されている。案内筒25は、四角筒状であり、挿通孔21を取り囲んで設けられている。また、案内筒25は少なくとも長辺側の壁に案内筒テーパ部251が形成されている。案内筒25及び案内筒テーパ部251についての詳細は実施形態1にて既に説明しており、省略する。
実施の形態1と同様の部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
なお、以上においては、対向面22a,22bにのみ第1凸部23及び第2凸部24、若しくは、第1凸部23A及び第2凸部24Aが設けられた場合について説明したが、本実施形態に係る電子モジュール100はこれに限定されるものではない。例えば、対向面22a,22bと隣り合う側面に、第1凸部23及び第2凸部24、若しくは、第1凸部23A及び第2凸部24Aが設けられても良い。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
11 装着部
20 接続部
21 挿通孔
22 側面
22a,22b 対向面
23,23A 第1凸部
24,24A 第2凸部
25 案内筒
26 ガイド
30 天井板
50 筐体
51 アッパーケース
52 ロウアーケース
100 電子モジュール
231,241 天井板テーパ部(第2テーパ部)
251 案内筒テーパ部(第1テーパ部)
261 基部
511 脚部
B バスバー
T 接続端子

Claims (5)

  1. 挿通孔が形成された筐体を備え、前記挿通孔を介して端子が前記筐体の内側から外側に突出している車両用の電子モジュールであって、
    前記挿通孔に係る二つの対向面に、第1凸部及び第2凸部が夫々設けられている電子モジュール。
  2. 前記挿通孔を取り囲んで前記筐体の内側面に突設され、前記端子を前記挿通孔に案内する案内筒を備え、
    前記案内筒は、突出端部に、前記案内筒への前記端子の挿入を案内する第1テーパ部が形成されている請求項1に記載の電子モジュール。
  3. 前記二つの対向面における前記筐体の内側の端部には、前記挿通孔への前記端子の挿通を案内する第2テーパ部が形成されている請求項2に記載の電子モジュール。
  4. 前記二つの対向面のうち一方の対向面に、少なくとも一つの前記第1凸部が部分的に設けられ、
    他方の対向面には複数の第2凸部が部分的に設けられている請求項1から3の何れか一つに記載の電子モジュール。
  5. 前記第1凸部及び前記第2凸部は、前記複数の第2凸部の並設方向において、交互に設けられている請求項4に記載の電子モジュール。
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