JP2021025773A - 位置変更装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置全体を平面的に小型化することができる位置変更装置を提供する。【解決手段】位置変更装置30は、4つのプーリ機構40を備える。プーリ機構40では、歯付きベルト45が、駆動プーリ41及び従動プーリ43に巻き掛けられ、アイドラローラ42によって駆動プーリ41との間に挟持され、アイドラローラ44によって従動プーリ43との間に挟持されているとともに、駆動プーリ41が駆動機構46によって駆動されることにより、可動ベース板31の位置が変更される。【選択図】図11

Description

本発明は、作動機械の平面的な位置を変更する位置変更装置に関する。
従来、位置変更装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。この位置変更装置は、運転シミュレーション装置に適用されたものであり、床板、ベース板、及びプラットフォームなどを備えている。プラットフォームは、リンク機構を介してベース板に連結され、その上面に作業機械としての模擬車両が取り付けられている。
ベース板は、床板上に配置された平面視三角形のものであり、三角形の頂点に相当する部位がそれぞれ3つのシリンダ機構を介して床板に連結されている。この位置変更装置では、3つのシリンダ機構が直線的に伸縮することよって、ベース板が駆動され、それに伴い、ベース板の平面的な位置、すなわち模擬車両の平面的な位置が変更される。
特許第5916893号公報
上記従来の位置変更装置によれば、3つのシリンダ機構の伸縮動作によって、ベース板及び模擬車両の平面的な位置が変更される関係上、3つのシリンダ機構が伸縮可能なスペースが平面的に必要となり、その分、装置が平面的に大型化してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、装置全体を平面的に小型化することができる位置変更装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、作動機械(加振機10)の平面的な位置を変更するための位置変更装置30であって、平面状の上面部を有するベース(ベース板部8)と、ベースの上面部上に上面部の所定範囲内で移動可能に設けられ、作動機械(加振機10)が上部に配置された移動部材(可動ベース板31)と、移動部材を取り囲むように平面視四角形の位置関係でベース上に配置され、移動部材を所定範囲内で移動させる4つの移動機構(プーリ機構40)と、を備え、4つの移動機構の各々は、可撓性を有し、各々の両端部が移動部材に連結された長尺部材(歯付きベルト45)と、ベース上における移動部材の所定範囲よりも外側に配置され、長尺部材が巻き掛けられるとともに、上下方向に延びる軸線周りに回転可能な複数の第1回転部材(駆動プーリ41、従動プーリ43)と、上下方向に延びる軸線周りに回転可能に設けられ、複数の第1回転部材の各々との間に長尺部材を挟持する第2回転部材(アイドラローラ42,44)と、複数の第1回転部材の少なくとも1つを軸線周りに回転駆動することにより、長尺部材を介して移動部材を所定範囲内で移動させるとともに、回転駆動を停止することにより、移動部材を停止させる駆動機構46と、を有することを特徴とする。
この位置変更装置によれば、移動部材を所定範囲内で移動させる4つの移動機構が、移動部材を取り囲むように平面視四角形の位置関係でベース上に配置されている。4つの移動機構の各々は、長尺部材、複数の第1回転部材、第2回転部及び材駆動機構を有しており、この長尺部材は、可撓性を有し、各々の両端部が移動部材に連結されている。さらに、長尺部材は、複数の第1回転部材に巻き掛けられ、各第1回転部材と第2回転部材との間に挟持されている。そして、駆動機構によって、複数の第1回転部材の少なくとも1つが軸線周りに回転駆動されることにより、長尺部材を介して移動部材が所定範囲内で移動するとともに、回転駆動が停止されることにより、移動部材が停止する。
このように、移動部材を移動させる際、長尺部材の移動部材に連結された両端部と、複数の第1回転部材の各々は、平面視多角形の頂点に位置し、その多角形の2辺の長さが変化することで、移動部材が移動することになる。したがって、特許文献1のような、3つのシリンダが直線的に伸張する場合と比べて、位置変更に必要な構成の平面的なスペースを低減することができ、装置全体を平面的に小型化することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の位置変更装置30において、複数の第1回転部材は、互いに間隔を存し、移動部材に対向するように配置された3つの第1回転部材(駆動プーリ41、従動プーリ43,43)で構成され、3つの第1回転部材のうちの中央に位置する第1回転部材(駆動プーリ41)は、残りの2つの第1回転部材側にそれぞれ配置された2つの第2回転部材(アイドラローラ42,42)との間に長尺部材を挟持しており、駆動機構46によって回転駆動されることを特徴とする。
この位置変更装置によれば、3つの第1回転部材が、互いに間隔を存し、移動部材に対向するように配置されており、長尺部材は、3つの第1回転部材のうちの中央に位置する第1回転部材と、残りの2つの第1回転部材側にそれぞれ配置された2つの第2回転部材との間に挟持されている。それにより、駆動機構によって中央に位置する第1回転部材が回転駆動された際、これに巻き掛けられた長尺部材の緩み及び滑りの発生が抑制されることになる。その結果、移動部材を確実に移動させることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の位置変更装置30において、複数の第1回転部材の各々は、歯付きプーリ(駆動プーリ41、従動プーリ43)で構成され、長尺部材は、歯付きプーリと噛み合う歯付きベルト45で構成され、第2回転部材は、歯付きプーリとの間に歯付きベルトを挟持するローラ(アイドラローラ42,44)で構成されていることを特徴とする。
この位置変更装置によれば、歯付きベルトが歯付きプーリに噛み合った状態で歯付きプーリとローラの間に挟持されているので、駆動機構によって歯付きプーリが回転駆動された際、歯付きプーリに噛み合った状態で巻き掛けられている歯付きベルトの緩み及び滑りの発生を確実に抑制することができる。それにより、移動部材をより確実に移動させることができる。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の位置変更装置において、移動部材(可動ベース板31)は、磁性体で構成され、ベース(ベース板部8)に設けられ、磁力により所定範囲内の全ての位置において移動部材をベースに固定可能であるとともに、固定を解除可能な磁石機構(マグネットクランプ32)をさらに備えることを特徴とする。
この位置変更装置によれば、移動部材が、磁性体で構成され、磁石機構は、その磁力により、所定範囲内の全ての位置においてベースに固定可能であるとともに、この固定が解除可能になっている。したがって、移動部材を所定範囲内のいずれかの位置に移動した後、その位置で、移動部材を磁石機構の磁力によりベースに容易に固定することができる。また、この固定を解除することにより、移動部材のベースの固定位置を容易に変更することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の位置変更装置において、作動機械は、複数の車輪Wを有する車両Vにおける複数の車輪Wの各々を加振する加振機10であり、加振機10の位置は、複数の車輪Wの間隔に対応する位置に変更されることを特徴とする。
この位置変更装置によれば、複数の車輪の各々を加振する加振機を、複数の車輪の間隔に対応する位置に容易に変更することができる。
本発明の一実施形態に係る位置変更装置を適用した車両検査装置の外観を示す斜視図である。 4つの加振機間のトレッド対応間隔及びホイールベース対応間隔が最大値に設定された状態を示す平面図である。 4つの加振機間のトレッド対応間隔及びホイールベース対応間隔が最小値に設定された状態を示す平面図である。 油圧クランプ装置の構成を示す斜視図である。 前載置板部及び加振機の構成を示す斜視図である。 加振機の構成を示す斜視図である。 加振機の第2ローラが加振位置にある状態を示す平面図である。 図7のC−C線に沿った断面などを示す側面図である。 加振機の第2ローラが押出位置にある状態を示す平面図である。 図9のD−D線に沿った断面などを示す側面図である。 加振機が最大検査位置にあるときの位置変更装置を示す平面図である。 加振機が最小検査位置にあるときの位置変更装置を示す平面図である。 位置変更装置の構成を模式的に示す平面図である。 駆動プーリ及び駆動機構を示す斜視図である。 アイドラプーリを示す斜視図である。 歯付きベルトの一部を示す斜視図である。 従動プーリを示す斜視図である。 車両検査装置において車両が加振可能に載置された状態を示す図である。 加振時に車輪に作用する押圧力及びその分力成分を示す説明図である。 車両が加振機から抜け出す直前の状態を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る位置変更装置について説明する。本実施形態の位置変更装置は、車両V(図18参照)を検査するための車両検査装置1に適用されたものである。この車両検査装置1には、4つの加振機10及び4つの位置変更装置30(図参照)が設けられており、各加振機10は、後述するように、各位置変更装置30によって平面的な位置が変更される。
また、この車両検査装置1では、後述するように、4つの加振機10によって、検査対象の車両Vにおける4つの車輪W(図8,11参照)がそれぞれ加振され、それにより、車両Vにおける異音の発生の有無などが検査される。なお、以下の説明では、便宜上、図1の矢印Ax−AyのAx側を「前」、Ay側を「後」といい、矢印Bx−ByのBx側を「左」、By側を「右」といい、上側を「上」、下側を「下」という。
車両検査装置1は、検査時に車両Vを載置するための載置台2を備えている。この載置台2は、図示しない床面上に設置されており、検査時に車両Vの最低地上高の部位よりも下方に位置する。この載置台2は、図1〜3に示すように、左半部と右半部が面対称に構成されているので、以下、左半部を例にとって説明する。
この載置台2の左半部は、平面視矩形で前後方向に延びる載置部4と、この載置部4の前後に設けられた前後のスロープ部3,3とを備えている。前スロープ部3は、その表面が載置部4の前端に連続する平面部3aと、この平面部3aに連続して前方に斜め下がりに延びる傾斜面3bになっている。
この平面部3aには、長孔3cが形成されている。この長孔3cは、前後方向に所定幅を有し、天板部7の後述する開口7aの縁部との間に所定間隔を存する状態で、左右方向に所定長さで延びているとともに、その両端が平面視半円形に形成されている。
前スロープ部3の内部には、多数の支柱が設けられている(図示せず)。これらの支柱の上端部は、平面部3a及び傾斜面3bに固定され、その下端部は、スロープ部3の底面部3dに固定されている。それにより、前スロープ部3に上方から作用する力は、これらの支柱によって支持される。
また、後スロープ部3は、その表面が載置部4の後端に連続する平面部3aと、この平面部3aに連続して後方に斜め下がりに延びる傾斜面3bになっている。この平面部3aにも、長孔3cが形成されており、この長孔3cは、前スロープ部3の長孔3cと同様に構成されている。また、後スロープ部3の内部にも、前スロープ部3と同様の多数の支柱が設けられている(図示せず)。
車両Vは、検査を開始する際、床面から後スロープ部3を介して載置部4上に移動するとともに、検査の終了後、載置部4から前スロープ部3を介して床面に移動する。
一方、載置部4は、上方から下方に向かって順に、前後の載置板部5,6、天板部7及びベース板部8などを備えている。ベース板部8(ベース)は、平面視矩形の前後方向に延びる平板状のものであり、その前後端部が前後のスロープ部3,3に一体に固定されている。ベース板部8は、床面上に載置され、図示しない固定具(例えばアンカーボルト)を介して、床F(図8参照)に堅固に固定されている。
天板部7は、平面視矩形で前後方向に延びており、ベース板部8と平行に配置されている。天板部7には、開口7aが設けられている。この開口7aは、天板部7の中央部に配置され、平面視横長の矩形に形成されているとともに、天板部7を上下方向に貫通している。
また、前載置板部5は、平面視横長の矩形で前後方向に延びており、その表面には、4つのリブ5aが設けられている。これら4つのリブ5aは、前後方向に延びており、内側の2つのリブ5a,5aは、走行路を規定し、車両Vの車輪Wを案内するための機能を備えている。それにより、検査時、車両Vが載置台2に乗り上げて検査位置(図18参照)まで移動する際、車輪Wが前載置板部5によって案内される。
前載置板部5の前端部は、前スロープ部3の平面部3aに載置されており、その左右両端の2つのリブ5a,5aの間には、一対の長孔5b,5bが形成されている。これらの長孔5b,5bは、互いに平行に前後方向に延びている。前載置板部5の前端部は、この長孔5b,5bの縁部において、油圧クランプ装置9を介して前スロープ部3に固定されている。
図4に示すように、油圧クランプ装置9は、連結板9a及び2つの油圧シリンダ9b,9bを備えており、油圧シリンダ9b,9bは、連結板9aの上面にネジ止めされている。
各油圧シリンダ9bには、ピストンロッド9cが設けられており、ピストンロッド9cの上端部には、フランジ9dが一体に設けられている。この油圧クランプ装置9では、図示しない制御装置によって、後述する油圧回路(図示せず)からの油圧シリンダ9bへの供給油圧が制御され、それにより、ピストンロッド9cが油圧シリンダ9bから上下方向に伸縮する。
この油圧クランプ装置9の場合、各ピストンロッド9cが、前載置板部5の長孔5bと、前スロープ部3の前述した長孔3cに嵌合した状態で、フランジ9dの下面と油圧シリンダ9bの上端面との間に、前載置板部5及び前スロープ部3の平面部3aが挟持されている。それにより、前載置板部5は、前スロープ部3に固定されている。
また、その状態において、ピストンロッド9cが油圧シリンダ9bから相対的に上方に延びることにより、前載置板部5の前スロープ部3への固定が解除される。そのように前載置板部5の前スロープ部3への固定が解除された状態では、ピストンロッド9cが前スロープ部3の長孔3cに案内されながら左右方向に移動可能になることにより、前載置板部5は、長孔3cの長さ分、左右方向に移動可能になる。具体的には、前載置板部5は、図2に示す最大幅位置と、図3に示す最小幅位置との間で左右方向に移動可能に構成されている。
さらに、前載置板部5の後端部は、後載置板部6の前端部の上面に載置されており、その左右両端部には、一対の長孔5e,5eが形成されている。長孔5e,5eの各々は、長孔5b,5bの各々と前後方向に同じ長さを有し、その前後方向に延びる中心線が各長孔5bの中心線と同一の直線上に配置されている。
各長孔5eには、油圧クランプ装置9Aのピストンロッド(図示せず)が嵌合しており、このピストンロッドは、後述する後載置板部6の長孔6eにも嵌合している。この油圧クランプ装置9Aは、前述した油圧クランプ装置9と比べて、若干、サイズが小さい点以外は同様に構成されているので、その説明を省略する。
以上の構成により、油圧クランプ装置9,9Aによる固定が解除されている状態では、前載置板部5は、長孔5bの縁部が油圧クランプ装置9のピストンロッド9cに、長孔5eの縁部が油圧クランプ装置9Aのピストンロッドに沿ってそれぞれ移動可能になる。
それにより、前載置板部5は、長孔5b,5eの前後方向の長さ分だけ、前スロープ部3に対して相対的に前後方向に移動可能になっている。具体的には、前載置板部5は、図2に示す最大長さ位置と、図3に示す最小長さ位置との間で前後方向に移動可能に構成されている。
一方、前載置板部5の前端部の裏面には、一対の支柱5d,5dが設けられている(図5参照)。これらの支柱5d,5dは、互いに左右方向に間隔を存する状態で長孔5bの後端よりも若干、後ろ側の部位から下方に延びている。
各支柱5dは、前載置板部5が前スロープ部3に固定されている状態では、その下端部がベース板部8の上面に当接している。それにより、前載置板部5に上方から作用する力は、支柱5d,5dによって支持される。
また、前載置板部5の後端部は、油圧クランプ装置9Aによって、後載置板部6の前端部に押しつけられながら、後載置板部6に固定される。
前載置板部5の中央部の後ろ側には、開口5gが設けられている。この開口5gは、平面視矩形に形成され、前載置板部5を上下方向に貫通している。この開口5gの下方には、加振機10が配置されており、この加振機10の詳細については後述する。
この開口5gは、後述するように、車両Vの検査時、車両Vの車輪Wの下側が、この開口5gを介して加振機10の第1ローラ17及び第2ローラ16に挟持されるようにするためのものである。
そのため、この開口5gでは、左右方向の幅は、車輪Wの設置面の幅よりもかなり大きく設定され、前後方向の長さは、車輪Wの設置面の前後方向の長さよりもかなり大きく設定されている。それにより、車輪Wの下側が第1ローラ17及び第2ローラ16に挟持された状態で加振されているときに、車輪Wが開口5gの縁部に干渉しないように構成されている。
次に、後載置板部6について説明する。後載置板部6は、平面視横長の矩形で前後方向に延びており、その表面には、4つのリブ6aが設けられている。これら4つのリブ6aの各々は、前述した4つのリブ5aの各々と同じ機能を備えており、その前後方向に延びる中心線が前述した4つのリブ5aの各々の中心線と同一の直線上に配置されている。
これらのリブ6aは、リブ5aと同様に、走行路を規定し、車両Vの車輪Wを案内するための機能を備えている。それにより、検査時、車両Vが載置台2に乗り上げて検査位置まで移動する際、車輪Wが後載置板部6によって案内される。また、この載置台2では、リブ5a,6aの上端が、同じ高さに設定され、載置台2における最も高さの高い部位になっている。
後載置板部6の後端部は、その上面が前述した前載置板部5の前端部の上面と同じ高さに配置され、前載置板部5の前端部と面対称に構成されている。すなわち、後載置板部6の後端部は、後スロープ部3の平面部3aに載置されており、その左右両端の2つのリブ6a,6aの間には、一対の長孔6b,6bが形成されている。
各長孔6bには、油圧クランプ装置9のピストンロッド9cが嵌合しており、このピストンロッド9cは、後スロープ部3の長孔3cにも嵌合している。
また、後載置板部6の前端部の上面には、前載置板部5の後端部が載置されており、その左右両端部には、一対の長孔6e,6eが形成されている。長孔6e,6eの各々は、長孔6b,6bの各々と前後方向に同じ長さを有し、各長孔6bと前後方向に同心に配置されている。各長孔6eには、前述したように、油圧クランプ装置9Aのピストンロッドが嵌合している。
以上の構成により、油圧クランプ装置9,9Aによる固定が解除されている状態では、後載置板部6は、長孔6bの縁部が油圧クランプ装置9のピストンロッド9cに、長孔6eの縁部が油圧クランプ装置9Aのピストンロッドにそってそれぞれ移動可能になる。
それにより、後載置板部6は、長孔6b,6eの前後方向の長さ分だけ、後スロープ部3に対して相対的に前後方向に移動可能になっている。具体的には、後載置板部6は、図2に示す最大長さ位置と、図3に示す最小長さ位置との間で、前後方向に移動可能に構成されている。
さらに、後載置板部6は、油圧クランプ装置9による固定が解除されている状態では、ピストンロッド9cが後スロープ部3の長孔3cに案内されながら、長孔3cの長さ分、左右方向に移動可能になる。それにより、後載置板部6は、前載置板部5と一体の状態で、図2に示す最大幅位置と図3に示す最小幅位置との間で左右方向に移動可能に構成されている。
さらに、後載置板部6の後端部の裏面には、一対の支柱6d,6dが設けられている。これらの支柱6d,6dは、互いに左右方向に間隔を存する状態で長孔6bの後端よりも若干、後ろ側の部位から下方に延びている。
支柱6d,6dは、後載置板部6が後スロープ部3に固定されている状態では、その下端部がベース板部8の上面に当接している。それにより、後載置板部6に上方から作用する力は、支柱6d,6dによって支持される。
また、後載置板部6の前端部の裏面には、3つの支柱6h,6h,6hが設けられている。3つの支柱6h,6h,6hは、互いに左右方向に間隔を存する状態で、後載置板部6の2つの長孔6e,6e間の部位から下方に延びている。
後載置板部6の後端部が油圧クランプ装置9によって後スロープ部3に固定され、後載置板部6の前端部が前載置板部5に油圧クランプ装置9Aを介して固定されている状態では、支柱6h,6h,6hの各々は、その下端部がベース板部8の上面に当接している。それにより、後載置板部6に上方から作用する力は、支柱6h,6h,6hによって支持される。
さらに、後載置板部6の中央部には、開口6gが設けられている。この開口6gは、平面視矩形に形成され、後載置板部6を上下方向に貫通しているとともに、前載置板部5の前述した開口5gと同じサイズに構成されている。また、この開口6gの下方には、加振機10が配置されている。
次に、図5〜図10を参照しながら、加振機10について説明する。なお、図5は、理解の容易化のために、天板部7を省略した構成を示している。本実施形態の車両検査装置1では、前載置板部5の開口5gの下方に配置された加振機10と、後載置板部6の開口6gの下方に配置された加振機10は同様に構成されているので、以下、前載置板部5の開口5gの下方に配置された加振機10を例にとって説明する。
加振機10は、位置変更装置30の可動ベース板31上に設けられており、この位置変更装置30によって平面的な位置が変更される。この位置変更装置30の構成については後述する。なお、本実施形態では、加振機10が作動機械に相当し、可動ベース板31が移動部材に相当する。
加振機10は、図6〜10に示すように、油圧アクチュエータ12、加振アーム13、2つの加振シャフト14,14、2つの軸受部15,15、第2ローラ16、第1ローラ17、接地台18及び通路台19などを備えている。
なお、図8,10などでは、理解の容易化のために、第2ローラ16及び第1ローラ17の断面部分のハッチングが省略されている。
油圧アクチュエータ12は、油圧シリンダ12a、ピストンロッド12b及びブラケット12cなどを備えている。このブラケット12cは、油圧シリンダ12aを支持するためのものであり、その下端部が可動ベース板11にボルト止めされている。さらに、ブラケット12cは、その上端部が前載置板部5の下面に当接した状態で前載置板部5にボルト止めされている。この油圧シリンダ12aは、油圧回路(図示せず)に接続されており、この油圧回路からの油圧が供給される。
油圧アクチュエータ12のピストンロッド12bの先端部には、加振アーム13が連結されている。この油圧アクチュエータ12では、前述した制御装置によって、油圧回路から油圧シリンダ12aに供給される油圧が制御され、それにより、ピストンロッド12bが駆動される。それに伴い、ピストンロッド12bは、加振アーム13を前後方向に駆動したり、加振したりするように構成されている。
加振アーム13の左右両端部は、ボールジョイント14a,14aを介して、加振シャフト14,14の前端部にそれぞれ連結されている。これらの加振シャフト14,14は、左右方向に間隔を存して配置され、互いに平行に前後方向に延びているとともに、軸受部15,15によって前後方向に摺動自在に支持されている。
各軸受部15内には、2つの静圧軸受15a,15aが所定間隔で前後方向に並べて配置されており、これらの静圧軸受15a,15aによって、加振シャフト14が前後方向に振動する際、前後方向に直行する方向(例えば、左右前後方向)の振動が抑制されるように、加振シャフト14が支持されている。
図5に示すように、前載置板部5の開口5gの前側の縁部は、取付部5cになっている。この取付部5cは、前後方向に所定長さで延びており、その左右端部は、図示しないネジを介して、軸受部15,15の上面にそれぞれ固定されている。さらに、前載置板部5の取付部5cの左右方向に位置する開口5gの縁部5h,5hも、図示しないネジを介して、軸受部15,15の上面にそれぞれ固定されている。
さらに、前載置板部5の取付部5c,5cの左右方向に位置する部位5h,5hも、図示しないネジを介して、軸受部15,15の上面にそれぞれ固定されている。以上のように、軸受部15,15は、その上面が前載置板部5に、下面が可動ベース板31にそれぞれ固定されている。
また、加振シャフト14,14の後端部には、軸受16a,16aがそれぞれ設けられている。第2ローラ16は、可動ベース板31の上面から所定高さの位置で左右方向に延び、その両端部がこれらの軸受16a,16aによってそれぞれ支持されている。これらの軸受16a,16aには、図示しないワンウェイクラッチが内蔵されており、それにより、第2ローラ16は、図8の時計回り(矢印Y1方向)にのみ中心軸線周り回転可能に構成されている。
以上の構成により、第2ローラ16は、油圧アクチュエータ12によって、加振位置(例えば、図7,8に示す位置)と押出位置(例えば、図9,10に示す位置)との間で少なくも駆動されるようになっている。さらに、油圧アクチュエータ12が発生した前後方向の振動は、加振アーム13及び加振シャフト14,14を介して、第2ローラ16に入力される。
一方、第2ローラ16の後方には、第1ローラ17が、第2ローラ16に対向するとともに、互いに平行に設けられている。第1ローラ17の左右両端は、一対の軸受17a,17aによって支持されており、これらの軸受17a,17aは、可動ベース板11上に固定されている。これらの軸受17a,17aには、図示しないワンウェイクラッチが内蔵されており、それにより、第1ローラ17は、図8の反時計回り(矢印Y2方向)にのみ中心軸線周り回転可能に構成されている。この第1ローラ17は、その上端が第2ローラ16の上端よりも若干高い位置になるように配置されている。なお、第1ローラ17を、その上端が第2ローラ16の上端と同じ位置になるように配置してもよい。
車両Vの検査時、車両Vの車輪Wの下側が、以上の第1ローラ17及び第2ローラ16によって挟持される関係上、これらの第1ローラ17及び第2ローラ16の左右方向のサイズは、車輪Wの幅よりも十分に大きい値に設定されている。
さらに、前述した接地台18は、可動ベース板31上の第1ローラ17と第2ローラ16の間に固定されている。この接地台18は、左右方向に長い直方体状のものであり、第1ローラ17及び第2ローラ16に対して平行に配置され、その両端が一対の軸受17a、17aの端面と同じ位置まで延びている。
この接地台18の場合、その上面と前載置板部5のリブ5aの上端面との間隔が、車両Vの地上最低高よりも小さい値になるように設定されている。これは、加振時などにおいて、何らかの理由により第1ローラ17と第2ローラ16との間隔が広くなり、車輪Wが下方に移動した場合でも、車両Vの車体底面における最低地上高の部位が載置板部5のリブ5aの上端面に当接するのを回避するためである。
さらに、前述した通路台19は、可動ベース板31上の軸受部15,15の間に配置されている。通路台19は、前後方向に長い直方体状のものであり、油圧アクチュエータ(図示せず)が内蔵されている。通路台19は、この油圧アクチュエータによって、待避位置(例えば、図7,8に示す位置)と、押出位置にある状態の第2ローラ16に当接する当接位置(例えば、図9,10に示す位置)との間で少なくとも前後方向に駆動される。
通路台19が当接位置まで移動し、押出位置にある第2ローラ16に当接した場合、通路台19によって第2ローラ16が回転不能に保持される。これは、加振動作の終了後、車両Vの車輪Wが第2ローラ16を乗り越えながら前方に移動する際、第2ローラ16を回転停止状態に保持することで、車輪Wの駆動力が第2ローラ16に伝達され、車輪Wが前方に移動しやすくするためである。
また、通路台19の上面は、そのように車輪Wが前方に移動する際、車輪Wの通路として機能するものであり、そのため、通路台19の上面の高さは、第2ローラ16の上面と同じ高さに設定されている。
次に、本実施形態の位置変更装置30について説明する。この位置変更装置30は、前述した前載置板部5の加振機10の位置を、図11に示す最大検査位置と図12に示す最小検査位置との間の所定範囲内で平面的に変更するものである。すなわち、加振機10は、位置変更装置30によって、前後方向の位置が最大検査位置と最小検査位置との間の距離分変更されるとともに、左右方向の位置が最大検査位置と最小検査位置との間の距離分変更される。
この最大検査位置は、トレッド及びホイールベースが最大である車両Vを検査する際の加振機10の位置であり、前載置板部5が前述した最大長さ位置及び最大幅位置にあるときの加振機10の位置に相当する。
また、最小検査位置は、トレッド及びホイールベースが最小である車両Vを検査する際の加振機10の位置であり、前載置板部5が前述した最小長さ位置及び最小幅位置にあるときの加振機10の位置に相当する。
位置変更装置30は、ベース板部8、可動ベース板31、3つのマグネットクランプ32及び4つのプーリ機構40などを備えている。ベース板部8の上面には、多数のフリーベアリング(図示せず)が設けられている。また、可動ベース板31は、平面視矩形に形成され、磁性体の金属板で構成されている。
また、3つのマグネットクランプ32(磁石機構)は、ソレノイドと永久磁石を組み合わせたものであり、ベース板部8上の3箇所の所定位置に配置されている。これらのマグネットクランプ32は、固定動作時、ソレノイドに電流を流すことによって磁束を発生させ、この磁束によって可動ベース板31をベース板部8側に吸引し、ベース板部8に固定する。
一方、マグネットクランプ32は、固定解除時には、ソレノイドに電流を流すことによって、上記の磁束を消磁し、それにより、可動ベース板31のベース板部8への固定を解除する。
図11及び図12に示すように、3つのマグネットクランプ32は、可動ベース板31が最大検査位置及び最小検査位置のいずれにある場合でも、可動ベース板31と平面的にオーバーラップするように配置されている。それにより、可動ベース板31は、マグネットクランプ32によって、最大検査位置及び最小検査位置においてベース板部8に固定されるとともに、最大検査位置と最小検査位置との間の位置においても、ベース板部8に固定される。
4つのプーリ機構40(移動機構)は、可動ベース板31を中心として、これを取り囲むように平面視四角形の位置関係でベース板部8状に配置されている。各プーリ機構40は、図13に示すように、駆動プーリ41、2つのアイドラローラ42,42、2つの従動プーリ43,43、2つのアイドラローラ44,44及び歯付きベルト45などを備えている。
なお、この図13の場合、図12の左前側に位置するプーリ機構40を拡大し、その一部を破断した構成を示すものであり、理解の容易化のために断面部分のハッチングが省略されている。
図14に示すように、駆動プーリ41は、歯付きプーリタイプのものであり、その外周面には歯41aが周方向に沿って等間隔で設けられている。また、歯付きベルト45は、可撓性を有しており、その内周面には歯45a(図16参照)が周方向に沿って等間隔で設けられている。歯付きベルト45は、この歯45aが駆動プーリ41の歯41aに噛み合う状態で、駆動プーリ41の外周の左半部に巻き掛けられている。
また、駆動プーリ41には、駆動機構46が連結されている。この駆動機構46は、電動機とギヤ機構を組み合わせたものであり、この駆動機構46によって、駆動プーリ41は、上下方向に延びる軸線周りに正逆回転するように駆動される。
さらに、前述したアイドラローラ42,42は、駆動プーリ41の前後方向に近接して配置されており、各アイドラローラ42は、上下方向に延びる軸線周りに正逆回転自在に設けられている。アイドラローラ42は、歯付きベルト45を駆動プーリ41側に押圧しながら、駆動プーリ41との間に挟持している。
以上の構成により、駆動プーリ41の回転中、歯付きベルト45は、駆動プーリ41との間に緩みが生じない状態で駆動プーリ41によって駆動されるとともに、駆動プーリ41とアイドラローラ42との間に抜け止め状態で保持される。なお、本実施形態では、駆動プーリ41が第1回転部材及び歯付きプーリに相当し、アイドラローラ42が第2回転部材及びローラに相当し、歯付きベルト45が長尺部材に相当する。
一方、前述した2つの従動プーリ43,43は、駆動プーリ41の前後方向の所定位置に配置されている。図17に示すように、各従動プーリ43は、駆動プーリ41と同様の歯付きプーリタイプのものであり、歯付きベルト45は、その歯45aが従動プーリ43の歯43aに噛み合う状態で、従動プーリ43の外周に巻き掛けられている。
さらに、2つのアイドラローラ44,44においては、前側のアイドラローラ44は、前側の従動プーリ43の前方に近接して配置されており、後ろ側のアイドラローラ44は、後ろ側の従動プーリ43の後方に近接して配置されている。各アイドラローラ44は、上下方向に延びる軸線周りに正逆回転自在に設けられており、歯付きベルト45を従動プーリ43側に押圧しながら、従動プーリ43との間に挟持している。
以上の構成により、従動プーリ43は、駆動プーリ41の回転中、歯付きベルト45との間に緩みが生じない状態で、歯付きベルト45を案内する。その際、歯付きベルト45は、従動プーリ43とアイドラローラ44との間に抜け止め状態で保持される。なお、本実施形態では、従動プーリ43が第1回転部材及び歯付きプーリに相当し、アイドラローラ44が第2回転部材及びローラに相当する。
また、可動ベース板31の上面には、4つの連結ピン31aが平面視矩形の位置関係で配置されている。歯付きベルト45の両端部の連結具45a,45aは、1つの連結ピン31aに対して、その軸線周りに回転可能にかつ抜け止め状態で連結されている。
以上の構成により、この位置変更装置30では、可動ベース板31は、前述したマグネットクランプ32によるベース板部8への固定が解除されている場合、4つのプーリ機構40における駆動プーリ41の回転に伴い、図11に示す最大検査位置と図12に示す最小検査位置との間で、多数のフリーベアリングを転動させながら、ベース板部8上を移動する。
その際、右前側のプーリ機構40では、可動ベース板31が図11の最大検査位置にあるときには、歯付きベルト45は、後ろ側の従動プーリ43と連結ピン31aとの間の部分が緩んだ状態となる。一方、可動ベース板31が図12の最小検査位置にあるときには、歯付きベルト45は、前側の従動プーリ43と連結ピン31aとの間の部分が弛緩した状態となる。
また、右後ろ側のプーリ機構40では、可動ベース板31が図11の最大検査位置にあるときには、歯付きベルト45は、前側の従動プーリ43と連結ピン31aとの間の部分が弛緩した状態となる。一方、可動ベース板31が図12の最小検査位置にあるときには、歯付きベルト45は、後ろ側の従動プーリ43と連結ピン31aとの間の部分が弛緩した状態となる。以上のように、歯付きベルト45が部分的に弛緩した状態になるのは、歯付きベルト45が、可動ベース板31の移動距離を十分に確保できるような長さを有していることによる。
以上のように、載置台2の左半部は構成されており、載置台2の右半部も同様に構成されている。
次に、以上のように構成された車両検査装置1において、車両Vを検査する際の動作について説明する。まず、油圧クランプ装置9,9Aを緩め、2枚の前載置板部5及び2枚の後載置板部6が前後方向及び左右方向に移動可能な状態に設定する。これに加えて、マグネットクランプ32による4つの可動ベース板31のベース板部8への固定を解除し、4つの可動ベース板31をベース板部8に対して移動可能な状態に設定する。
その状態で、4つの可動ベース板31を、4つの位置変更装置30によって検査対象の車両Vのホイールベース及びトレッドに対応する位置にそれぞれ移動させた後、マグネットクランプ32によってベース板部8に固定する。可動ベース板31の移動に伴い、可動ベース板31と同時に、2枚の前載置板部5及び2枚の後載置板部6がホイールベース及びトレッドに対応する位置に移動する。そして、その位置で、これらの前載置板部5及び後載置板部6を、油圧クランプ装置9Aを介して互いに固定すると同時に、油圧クランプ装置9,9を介して前後のスロープ部3,3に固定する。
次いで、各加振機10における油圧アクチュエータ12を駆動し、第1ローラ17及び第2ローラ16の間隔を、検査対象の車両Vの車輪Wのサイズに合わせた値に設定する。以上により、検査のための準備動作が終了する。
次に、車両Vを後スロープ部3から載置台2に乗り上げるように移動させ、図18に示すように、4つの車輪Wが、前載置板部5の開口5g及び後載置板部6の開口6gに嵌まり込んで下方に移動し、第1ローラ17及び第2ローラ16によって前後方向から挟持された状態にする。
この状態で、油圧アクチュエータ12によって、第2ローラ16を前後方向に加振することで、車輪Wを加振する。この加振中、第2ローラ16の押圧力Fが車輪Wに作用した際、図19に示すように、押圧力Fの2つの分力成分Fx,Fyが車輪Wに作用することになる。すなわち、第2ローラ16を前後方向に加振することによって、車輪Wは、前後方向及び上下方向に同時に加振されることになる。
以上のように加振動作を所定時間、実行し、車両Vの検査が終了した場合、油圧アクチュエータ12によって、第2ローラ16を図18に示す検査位置から図20に示す押出位置まで移動させる。これと同時に、油圧アクチュエータによって、通路台19を図7,8に示す待避位置から図9,10に示す当接位置まで移動させる。それにより、通路台19の後端部が押出位置にある第2ローラ16に当接することで、第2ローラ16は回転停止状態に保持される。
その状態で、車両Vが前方に移動を開始することにより、車輪Wは、回転停止状態の第2ローラ16を乗り越えながら、2つのローラ16,17間から容易に抜け出すことができる。それにより、車両Vは、前方に移動し、前スロープ部3を介して載置台2から降りることができる。
以上のように、本実施形態の位置変更装置30によれば、4つのプーリ機構40が可動ベース板31を取り囲むように設けられている。各プーリ機構40では、歯付きベルト45は、その両端部45a,45aが可動ベース板31に連結され、可動ベース板31との連結部位(連結ピン31a)が平面視四角形の位置関係で配置されている。そして、4つの駆動機構46によって、4つの駆動プーリ41が軸線周りに回転駆動されることにより、4つの歯付きベルト45を介して、可動ベース板31が、図11に示す最大検査位置と図12に示す最小検査位置との間の所定範囲内で移動するように駆動される。
この場合、各プーリ機構40では、連結ピン31a、駆動プーリ41及び2つの従動プーリ43が、平面視四角形の頂点に位置しており、連結ピン31aと2つの従動プーリ43の間の距離が変更されることによって、可動ベース板31が駆動される。したがって、特許文献1のような、3つのシリンダが直線的に伸張する場合と比べて、位置変更に必要な構成の平面的なスペースを低減することができ、装置全体を平面的に小型化することができる。
また、歯付きベルト45は、歯付きプーリである駆動プーリ41に巻き掛けられ、駆動プーリ41と2つのアイドラローラ42との間に挟持されているとともに、歯付きプーリである2つの従動プーリ43に巻き掛けられ、各従動プーリ43とアイドラローラ44との間に挟持されている。それにより、駆動機構46によって駆動プーリ41が回転駆動された際、駆動プーリ41及び従動プーリ43に巻き掛けられた歯付きベルト45の緩み及び滑りの発生が抑制されることになる。その結果、可動ベース板31を確実に移動させることができる。
さらに、磁性体製の可動ベース板31は、マグネットクランプ32によって、最大検査位置と最小検査位置との間の所定範囲内でベース板部8に着脱可能に構成されているので、可動ベース板31を所望の位置に移動した後、マグネットクランプ32によって、可動ベース板31をベースに容易に固定することができる。また、可動ベース板31のベースへの固定を容易に解除することができる。以上のように、可動ベース板31の位置が変更できることにより、加振機10を、検査対象の車両Vの車輪Wの間隔に対応する位置に容易に変更することができる。
なお、実施形態は、移動部材として、可動ベース板31を用いた例であるが、本発明の移動部材は、これに限らず、ベースの上面部上に上面部の所定範囲内で移動可能に設けられ、作動機械が上側に配置されたものであればよい。例えば、移動部材として、円板部材、又は平面視多角形状の板状部材を用いてもよい。
また、実施形態は、作動機械として、加振機10を用いた例であるが、本発明の作動機は、これに限らず、移動部材の上側に配置されるものであればよい。例えば、作動機械として、回転作動式の作動機械などを用いてもよい。
さらに、実施形態は、移動機構として、プーリ機構40を用いた例であるが、本発明の移動機構は、これに限らず、長尺部材、複数の第1回転部材、第2回転部材及び駆動機構を有するものであればよい。例えば、移動機構として、チェーン、スプロケット及び電動機を組み合わせた機構を用いてもよい。
また、実施形態は、長尺部材として、歯付きベルト45を用いた例であるが、本発明の長尺部材は、これに限らず、可撓性を有し、各々の両端部が移動部材に連結されたものであればよい。例えば、長尺部材として、ワイヤ又はチェーンなどを用いてもよい。
一方、実施形態は、長尺部材である歯付きベルト45の両端部を、可動ベース板31の1つの連結ピン31aに連結した例であるが、歯付きベルト45の両端部を、可動ベース板31の互いに離間する2つの連結部位に連結するように構成してもよい。その場合、4組の2つの連結部位が平面視四角形の位置関係で配置されていればよい。
さらに、実施形態は、複数の第1回転部材として、駆動プーリ41及び2つの従動プーリ43,43を用いた例であるが、本発明の複数の第1回転部材は、これらに限らず、ベース上における移動部材の所定範囲よりも外側に配置され、長尺部材が巻き掛けられるとともに、上下方向に延びる軸線周りに回転可能なものであればよい。
例えば、複数の第1回転部材として、複数のスプロケット又は複数の歯車を用いてもよく、複数のスプロケットを用いる場合には、長尺部材として、チェーンを用いればよい。また、複数の第1回転部材の数は、3つに限らず、2つ又は4つ以上でもよい。例えば、複数の第1回転部材として、2つの歯付きプーリを用いるとともに、2つの歯付きプーリの少なくとも一方を、駆動機構46によって駆動するように構成してもよい。
さらに、実施形態は、第2回転部材として、アイドルローラを用いた例であるが、本発明の第2回転部材は、これに限らず、上下方向に延びる軸線周りに回転可能に設けられ、複数の第1回転部材の各々との間に長尺部材を挟持するものであればよい。例えば、第2回転部材として、スプロケット又は歯付きプーリを用いてもよい。
一方、実施形態は、駆動機構として、電動機とギヤ機構を組み合わせた駆動機構46を用いた例であるが、本発明の駆動機構は、これに限らず、複数の第1回転部材の少なくとも1つを軸線周りに回転駆動することにより、各長尺部材を介して移動部材を所定範囲内で移動させるとともに、回転駆動を停止することにより、移動部材を停止させるものであればよい。例えば、駆動機構として、電動機をそのまま用いてもよく、直動アクチュエータとギヤ機構を組み合わせた機構を用いてもよい。
また、実施形態は、磁石機構として、マグネットクランプ32を用いた例であるが、本発明の磁石機構は、これに限らず、磁性体の移動部材を所定範囲内の全ての位置においてベースに対して固定可能であるとともに、固定を解除可能なものであればよい。例えば、磁石機構として、ソレノイド機構を用いてもよい。
8 ベース板部(ベース)
10 加振機(作動機械)
30 位置変更装置
31 可動ベース板(移動部材)
32 マグネットクランプ(磁石機構)
40 プーリ機構(移動機構)
41 駆動プーリ(第1回転部材、歯付きプーリ)
42 アイドラローラ(第2回転部材、ローラ)
43 従動プーリ(第1回転部材、歯付きプーリ)
45 歯付きベルト(長尺部材)
46 駆動機構
V 車両
W 車輪
この状態で、油圧アクチュエータ12によって、第2ローラ16を前後方向に加振することで、車輪Wを加振する。この加振中、第2ローラ16の押圧力Foが車輪Wに作用した際、図12に示すように、押圧力Foの2つの分力成分Fx,Fyが車輪Wに作用することになる。すなわち、第2ローラ16を前後方向に加振することによって、車輪Wは、前後方向及び上下方向に同時に加振されることになる。

Claims (5)

  1. 作動機械の平面的な位置を変更するための位置変更装置であって、
    平面状の上面部を有するベースと、
    当該ベースの前記上面部上に当該上面部の所定範囲内で移動可能に設けられ、前記作動機械が上部に配置された移動部材と、
    当該移動部材を取り囲むように平面視四角形の位置関係で前記ベース上に配置され、前記移動部材を前記所定範囲内で移動させる4つの移動機構と、
    を備え、
    当該4つの移動機構の各々は、
    可撓性を有し、各々の両端部が前記移動部材に連結された長尺部材と、
    前記ベース上における前記移動部材の前記所定範囲よりも外側に配置され、前記長尺部材が巻き掛けられるとともに、上下方向に延びる軸線周りに回転可能な複数の第1回転部材と、
    上下方向に延びる軸線周りに回転可能に設けられ、前記複数の第1回転部材の各々との間に前記長尺部材を挟持する第2回転部材と、
    前記複数の第1回転部材の少なくとも1つを前記軸線周りに回転駆動することにより、前記長尺部材を介して前記移動部材を前記所定範囲内で移動させるとともに、当該回転駆動を停止することにより、前記移動部材を停止させる駆動機構と、
    を有することを特徴とする位置変更装置。
  2. 請求項1に記載の位置変更装置において、
    前記複数の第1回転部材は、互いに間隔を存し、前記移動部材に対向するように配置された3つの第1回転部材で構成され、
    当該3つの第1回転部材のうちの中央に位置する前記第1回転部材は、残りの2つの前記第1回転部材側にそれぞれ配置された2つの前記第2回転部材との間に前記長尺部材を挟持しており、前記駆動機構によって回転駆動されることを特徴とする位置変更装置。
  3. 請求項1又は2に記載の位置変更装置において、
    前記複数の第1回転部材の各々は、歯付きプーリで構成され、
    前記長尺部材は、前記歯付きプーリと噛み合う歯付きベルトで構成され、
    前記第2回転部材は、前記歯付きプーリとの間に前記歯付きベルトを挟持するローラで構成されていることを特徴とする位置変更装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の位置変更装置において、
    前記移動部材は、磁性体で構成され、
    前記ベースに設けられ、磁力により前記所定範囲内の全ての位置において前記移動部材を前記ベースに固定可能であるとともに、当該固定を解除可能な磁石機構をさらに備えることを特徴とする位置変更装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の位置変更装置において、
    前記作動機械は、複数の車輪を有する車両における当該複数の車輪の各々を加振する加振機であり、
    当該加振機は、前記複数の車輪の間隔に対応する位置に変更されることを特徴とする位置変更装置。
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