JP6425844B2 - 移動体 - Google Patents

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Description

この発明は、クローラベルト等の無限軌道を用いた無限軌道走行装置を備えた点検用ロボット等の移動体に関するものである。
周知のように、点検用ロボット等の移動体をモータ等の駆動装置の回転トルクを用いて走行させる走行装置としては、車輪を路面等に接触させて移動体を走行させる車輪走行方式や、クローラベルト若しくはキャタピラーにより構成された無限軌道を路面や被点検機器等に接触させて移動体を走行させる無限軌道走行方式が存在する。
車輪を路面等に接触させて走行する車輪走行方式の場合には、ロボット等の移動体を走路面上の段差等を安定して走行させるために例えば移動体の前後に設けられた4個の全ての車輪を独立した動力源により駆動する四輪独立駆動方式や、移動体の前後の車輪にそれぞれタイミングプーリを設け、前後のタイミングプーリに跨がってタイミングベルトを装着することで、前後の車輪を同期させて駆動する前後輪同期駆動方式等が存在する(例えば、特許文献1参照)。
又、狭隙間を走行するための移動体に車輪走行方式を用い、移動体の前後に複数の車輪を1個ずつ直列的に配置すると共に、移動体の幅を1個の車輪の幅程度の寸法とし、前後の車輪の間に存在するスペースに制御基板を備えた制御ボックス等の機器を搭載した走行装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
更に、無限軌道走行方式に於いて、移動体の減圧室内に負圧を発生させることで、前後のプーリの間に巻き掛けた柔軟部材からなるクローラベルトを壁面に押圧して走行するようにした走行装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。又、無限軌道走行方式に於いて、クローラベルトの外周に並べたクローラシューの踏面同士が谷折れしないようにした機構が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2004−232702号公報 特許第5992893号公報 特開2016−084118号公報 特開2002−46667号公報
特許文献1に開示された従来の走行装置の場合、狭隙間を走行するために前後の車輪の間に制御ボックス等の機器を配置して薄型化を実現しているが、走行中に走行面に存在する穴等の凹部や凸により、走行装置の本体の底面が走行面と接触して走行不能となったり走行装置に大きな振動が発生することがある。これらの不具合をなくするためには、車輪の径を大きくすることが望まれるが、車輪の径を大きくすると走行装置も全体として大型になり、薄型化が困難となる。
又、クローラベルトによる無限軌道走行方式の場合、安定して走行するためには、走行面に接触させるべきクローラベルトの部位を少なくとも3つのプーリにより走行面に押し付ける必要があり、プーリ等の部品が増大し、必然的に走行装置が大型化することになる。
この発明は、小型化が可能で且つ安定して移動可能な点検用ロボット等の移動体を提供することを目的とする。
この発明による移動体は、
発電機の固定子と回転子との間の空間に挿入され、磁性体により構成された走行対象の上を走行して前記発電機の点検を行うように構成された発電機点検用ロボットに用いられる無限軌道走行装置であって、
進行方向に対して直角方向に並置された第1の無限軌道走行装置と第2の無限軌道走行装置、
前記第1の無限軌道走行装置及び前記第2の無限軌道走行装置の内部にそれぞれ設けられ、前記走行対象を吸引する永久磁石、
前記第1の無限軌道走行装置と前記第2の無限軌道走行装置の間に配置され、点検用の機器を搭載した機器搭載部、
前記第1の無限軌道走行装置と前記機器搭載部との間に配置され、前記第1の無限軌道走行装置と前記機器搭載部とを機械的に連結する第1の連結部材、
前記第2の無限軌道走行装置と前記機器搭載部との間に配置され、前記第2の無限軌道走行装置と前記機器搭載部とを機械的に連結する第2の連結部材、
を備え、
前記第1の連結部材と前記第2の連結部材は、その長さ方向の中央部で屈曲することができ、且つ前記機器搭載部の底面を前記走行面に対して間隔を介して対向させるように構成されている、
ことを特徴とする。
この発明の移動体によれば、小型化且つ薄型化が可能となり、しかも走行対象に存在する溝等による障害物があっても振動を抑制してスムースに走行することができる。
この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置を備えた移動体の全体構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置の分解斜視図である。 この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置を備えた移動体の使用状態を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置の走行状態に於ける断面図である。 この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置の説明図である。 この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置の走行状態に於ける部分断面図である。 この発明の実施の形態2による無限軌道走行装置の走行状態に於ける断面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置を備えた移動体の全体構成を示す斜視図である。図1に示す実施の形態1による無限軌道走行装置を備えた移動体100は、大型の発電機の点検用ロボットとして構成されている。図1に於いて、発電機の点検用ロボットとして構成された移動体100は、点検用のセンサ及びカメラ等を搭載した機器搭載部としてのセンサ搭載部1と、無限軌道としてのクローラベルト21を搭載した第1の無限軌道走行装置2と、クローラベルト31を搭載した第2の無限軌道走行装置3を備えている。
第1の無限軌道走行装置2と第2の無限軌道走行装置3とセンサ搭載部1は、図1に示されるように移動体100の前進方向F、及び後進方向Bに対して実質的に直交する方向に並置されている。第1の連結部材411、421、431は、第1の無限軌道走行装置2の基部39の側壁部とセンサ搭載部1の筐体の一方の側壁部との間に配置され、第1の無限軌道走行装置2とセンサ搭載部1とを機械的に連結している。
第2の連結部材412、422、432は、第2の無限軌道走行装置3の基部39の側壁部とセンサ搭載部1の筐体の他方の側壁部との間に配置され、第2の無限軌道走行装置3とセンサ搭載部1とを機械的に連結している。
第1の連結部材411、421、431、及び第2の連結部材412、422、432は、それぞれ、その長さ方向のほぼ中央部で屈曲することができるように構成されている。
センサ搭載部1は、第1の連結部材411、421、431を介して第1の無限軌道走行装置2に支持されると共に、第2の連結部材412、422、432を介して第2の無限軌道走行装置3に支持されており、センサ搭載部1の底面は、走行面Rに対して間隔を介して対向するように構成されている。第1の無限軌道走行装置2と第2の無限軌道走行装置3は、前進方向F、及び後進方向Bに対して線対称に構成されており、それぞれが単独で、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置を構成する。
以上のように構成された移動体100は、第1の無限軌道走行装置2に於ける無限軌道としてのクローラベルト21と、第2の無限軌道走行装置3に於ける無限軌道としてのクローラベルト31とを、同一の回転速度で且つ同一の方向に回転させることで、前進方向F、又は後進方向Bに直進する。
又、第1の無限軌道走行装置2のクローラベルト21と、第2の無限軌道走行装置3のクローラベルト31との、回転方向を逆にすることで旋回動作を行い、同一回転方向で回転速度を異ならせることで右回り若しくは左曲がりに進行することができる。例えば、前進方向Fに進行しているとき、第1の無限軌道走行装置2のクローラベルト21の回転速度を第2の無限軌道走行装置3のクローラベルト31の回転速度よりも遅くすることで、右曲がりに進行し、第2の無限軌道走行装置3のクローラベルト31の回転速度を第1の無限軌道走行装置2のクローラベルト21の回転速度よりも遅くすることで、左曲がりに進行することができる。
次に、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置について詳細に説明する。図2は、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置の分解斜視図であって、図1に於ける第2の無限軌道走行装置3に相当する。尚、前述のように、図1に於ける第1の無限軌道走行装置2と第2の無限軌道走行装置3は、前進方向F及び後進方向Bに対して線対称に構成されているが、両者を実質的に同様の構成であるので、ここでは第2の無限軌道走行装置3を取り上げて説明する。
図2に於いて、第2の無限軌道走行装置3は、基部39と、蓋部35を備えている。基部39は、長方形に形成された頂部395と、頂部395の四方の端縁から図の下方にそれぞれ延びる側部391、392、393、及び394とを備えている。蓋部35は、基部39のそれぞれの側部391、392、393、及び394の端面に当接して基部39の底部を覆うように構成されている。
基部39の頂部395には、クローラベルト31の相対向する部位のうちの一方(図2の上側の部位)を、基部39から外部に露出させるための長方形の貫通穴396が形成されている。蓋部35には、クローラベルト31の相対向する部位のうちの他方(図2の下側の部位)を、蓋部35から露出させるための長方形の貫通穴351と、後述する永久磁石37aを露出させるための貫通穴352と、後述する永久磁石37cを露出させるための貫通穴353が形成されている。
駆動側プーリ軸ユニット34aは、第1のプーリとしての駆動側プーリ33aを支持する駆動側プーリ軸34a1と、駆動側プーリ軸34a1を回動自在に保持する駆動側プーリ軸保持体34a2と、駆動側プーリ軸34a1に固定された傘歯車34a3とを備えている。駆動側プーリ33aは、その中央貫通穴に駆動側プーリ軸ユニット34aの駆動側プーリ軸34a1が挿入され、駆動側プーリ軸34a1と一体に回転するように駆動側プーリ軸34a1に固定される。
被駆動側プーリ軸ユニット34bは、第2のプーリとしての被駆動側プーリ33bを支持する被駆動側プーリ軸34b1と、被駆動側プーリ軸34b1を保持する被駆動側プーリ軸保持体34b2とを備えている。被駆動側プーリ33bは、その中央貫通穴に被駆動側プーリ軸ユニット34bの被駆動側プーリ軸34b1が挿入され、被駆動側プーリ軸34b1を介して被駆動側プーリ軸保持体34b2に回動自在に保持される。
基部39に固定されたモータ36は、減速機構361を介して傘歯車34a4を駆動する。傘歯車34a4は、前述の傘歯車34a3に噛み合わされており、傘歯車34a3及び駆動側プーリ軸34a1を介して駆動側プーリ33aを駆動して回転させる。モータ36を制御する制御回路等を搭載した制御基板38は、基部39の内部に固定されている。
無限軌道を構成するゴム製のクローラベルト31は、駆動側プーリ33aの外周面部33a1と被駆動側プーリ33bの外周面部33b1とに巻き掛けられており、駆動側プーリ33aの回転により被駆動側プーリ33bを回転させながら駆動側プーリ33aと被駆動側プーリ33bを巡って移動する。
図5は、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置の説明図である。図2及び図5に於いて、無限軌道としてのクローラベルト31により囲まれた空間内には板状部材32が配置されている。板状部材32は、駆動側プーリ33aと被駆動側プーリ33bとの間に存在するクローラベルト31の相対向する二つの部位のうちの一方の部位(図2及び図5の下側の部位)のクローラベルト31の内周面部に接触する平面部32aを備えている。
板状部材32の平面部32aは、駆動側プーリ33aの外周面部33a1に於ける走行面等の走行対象5側の頂点A1と、被駆動側プーリ33bの外周面部33b1に於ける走行対象5側の頂点B1とを結ぶ仮想直線X1に対して、走行対象5側の位置で、クローラベルト31の内周面部に接触するように構成されている。従って、クローラベルト31は、板状部材32により内側から外側に押し出され、蓋部35に設けられた貫通穴351を介して外部に露出して走行対象5に接触する。
クローラベルト31の内側に配置された板状部材32は、駆動側プーリ33aの内周面部に接触する平面部32aと、平面部32aの一方の端部につながる第1の傾斜部32b1と、平面部32aの他方の端部に繋がる第2の傾斜部32b2を備えている。第1の傾斜部32b1は、駆動側プーリ33aに近い部位ほどクローラベルト31の内周面部からの距離が大きくなるように形成されている。第2の傾斜部32b2は、被駆動側プーリ33bに近い部位ほどクローラベルト31の内周面部からの距離が大きくなるように形成されている。
図2に於いて、永久磁石37aは、基部39の内部に固定されており、蓋部35に設けられた貫通穴352を介して蓋部35の外部に臨むように配置されている。同様に、永久磁石37cは、基部39の内部に固定されており、蓋部35に設けられた貫通穴353を介して蓋部35の外部に臨むように配置されている。永久磁石37bは、板状部材32の平面部32aに固定され、クローラベルト31の内側に配置されている。
次に、以上のように構成された第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3を備えた移動体100が、発電機の点検用ロボットとして構成されている場合の動作について説明する。移動体100は、発電機の回転子と固定子コアとの間の隙間の中を走行して発電機の点検を実施する。図3は、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置を備えた移動体の使用状態を示す説明図である。
図2及び図3に於いて、発電機の回転子6と固定子コア5との間の空間に挿入された移動体100は、第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3により発電機の軸方向に走行し、センサ搭載部1に搭載された各種センサやカメラにより発電機の内部を点検する。磁性体で構成された走行対象としての固定子コア5に、第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3の内部に設けられた永久磁石37a、37b、37cが吸引され、これにより、第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3は、発電機の周方向のどの位置に対しても落下することなく走行対象としての固定子コア5に吸着して走行することができる。
このとき、第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3に設けられた永久磁石37a、37b、37cは、固定子コア5に接触することなく固定子コア5に吸引されている。第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3にそれぞれ設けられたクローラベルト21、31は、永久磁石37bが固定子コア5に吸引されることにより、板状部材32を介して固定子コア5に押圧されながら接触している。この状態でモータ36を駆動することにより、クローラベルト21、31は駆動側プーリ33aと被駆動側プーリ33bの外周面で折り返されながら移動し、発電機の軸方向への侵入および走行が可能となる。
発電機の固定子は、周知のように磁性鋼板で構成された固定子コア5と、固定子コア5に等間隔に形成された複数のスロットに挿入されたコイル51と、コイル51を押さえるための樹脂部材52を備えている。
第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3は、それぞれのクローラベルト21、31が固定子コア5に吸引される永久磁石37a、37b、37cの吸引力により固定子コア5に押圧されて接触しながら駆動されることにより、発電機の固定子コア5の内周面上を走行する。発電機の点検用ロボットとしての移動体100は、磁性鋼板で構成された固定子コア5の内周面から外れないように移動し、センサ搭載部1に搭載されたセンサ等を用いて発電機の異常の有無を判定しながら移動する。このとき、移動体100は、第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3のクローラベルト21、31の速度差によっての進行方向が調整され、直進補正をかけながら走行する。
移動体100の第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3は、固定子コア5のスロットに挿入されている樹脂部材52の上では永久磁石37a、37b、37cによる吸引力は発生しないため、磁性鋼板により構成された固定子コア5の上を走行することで、固定子から脱落することなく移動することが可能となる。尚、第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3の走行を容易にするために、発電機の固定子コア5の凸部にガイド部材などを装着し、移動体100が固定子コア5から脱落防止機構を設けるようにしてもよい。
前述のようにして移動体100を発電機の軸方向に走行させて発電機の点検を実施するが、発電機の軸方向の走行が終了すれば移動体100を発電機から引き抜き、発電機の周方向の位置を変更して移動体100を発電機の軸方向に走行させる。このようにして発電機の全周にわたり移動体100による点検を実施する。
図4は、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置の走行状態に於ける断面図であって、第2の無限軌道走行装置3の進行方向の断面を示している。図6は、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置の走行状態に於ける部分断面図である。図4及び図6に示すように、発電機の磁性鋼板で構成された固定子コア5は、詳細には固定子コア5の軸方向に等間隔に複数の磁性体突部5a、5b、5c、5d、5e、5f、5gが存在し、これらの磁性体突部5a、5b、5c、5d、5e、5f、5gの間に冷却用の空間が形成されている。それぞれの磁性体突部5a、5b、5c、5d、5e、5f、5gは、固定子コアの軸方向に所定間隔で連続して配置されており、固定子コア5の径方向の高さは同じであるが軸方向の幅が異なっている箇所も存在する。
このように構成された発電機の中で移動体100が走行するためには、磁性体突部5a、5b、5c、5d、5e、5f、5gの間に存在する空間に第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3が入り込まないようにして走行する必要がある。従って、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置では、前述のように、クローラベルト31を走行面側に板状部材32の平面部32aによりクローラベルト31をその内側から外側に向けて押し付けるように構成されている。この構成により、クローラベルト31の内周面部は、板状部材32の平面部32aの長さ寸法の範囲で板状部材32の平面部32aに接触することとなる。
ここで、板状部材32の平面部32aの長さ寸法は、固定子コア5の内周面に軸方向に並んで存在する磁性体突部5a、5b、5c、5d、5e、5f、5gのうちの少なくとも隣接する3個の磁性体突部に跨がる大きさを備えている。これにより、クローラベルト31が少なくとも3点で固定子コア5の表面に平行に接することとなり、小型で安定した走行が可能となる。
尚、駆動側プーリ33aと被駆動側プーリ33bとの間に、別の3個以上のプーリをクローラベルト31の内側に配置し、これらの3個以上のプーリでクローラベルト31の内側を保持することもできるが、この場合には、磁性体突部5a、5b、5c、5d、5e、5f、5gの間に存在する冷却用の空間の大きさが1個のプーリの大きさより大きい場合を考慮して、プーリの直径を大きくするか数多くのプーリを設ける必要がある。その結果、制御基板38の配置が困難となり、或いは無限軌道走行装置の厚みが増大したり全長が増大し、大型となる。
第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3の厚みが増大すると、発電機の回転子6と固定子コア5との間の空間の中に移動体100を挿入できなくなることがあり、又、第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3の長さが増大すると、移動体100を発電機への挿入する箇所で発電機のリテーニングリングと干渉することがあり、移動体100を発電機に挿入できなくなるため発電機の点検が不可能となる。
この発明の実施の形態1による移動体によれば、前述したように第1の無限軌道走行装置2、及び第2の無限軌道走行装置3の小型化、且つ薄型化が可能となり、しかも、走行面の空間にはまりこんで走行不能になることなく、安定した走行が可能となることで、センサによる異常等の検出が不能になることがない。
ところで、クローラベルト31と板状部材32との間の摩擦や引っ掛かりによる走行が困難となることを防止するためには、モータ36の出力トルクを増大させることが考えられるが、モータ36の出力トルクを増大させるためにはモータ36を大型化せざるを得ず、その結果、無限軌道走行装置が大型化することになる。
そこでこの発明の実施の形態1による無限軌道走行装置では、クローラベルト31と板状部材32との間の摩擦によりクローラベルト31の移動が困難となることを防止するために、板状部材32の平面部32aのクローラベルト31に接する表面に摩擦係数を小さくするコーティング処理が施こされている。これにより、クローラベルト31と板状部材32の平面部32aとの間の摩擦抵抗が抑制され、クローラベルト31の移動が容易となり、モータのサイズを大きくすることなく無限軌道走行装置の小型化が可能となる。尚、平面部32aにコーティング処理を施す代わりに、低摩擦材により形成されたシートを平面部32aのクローラベルト31に接する表面に貼り付けるようにしてもよい。
更に、駆動側プーリ33aと被駆動側プーリ33bの外周面部33a1、33b1には、それぞれトルク伝達用の複数の歯が設けられており、クローラベルト31にはこれらの歯に係合するための凹部31a1が設けられているが、クローラベルト31の凹部31a1が板状部材32の端部に引っかかることでクローラベルト31の移動が困難となることがある。
そこで、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置では、板状部材32の両端部に、クローラベルト31から徐々に離れる第1の傾斜部32b1、及び第2の傾斜部32b2が形成されている。この構成により、クローラベルト31の凹部31a1が板状部材32の端部に引っかかることがなくなり、クローラベルト31の移動が容易となり、モータのサイズを大きくすることなく無限軌道走行装置の小型化が可能となる。尚、第1の傾斜部32b1、及び第2の傾斜部32b2の少なくともクローラベルト31に対向する表面に、前述のコーティング処理若しくは低摩擦材により形成されたシートを貼り付けるようにしてもよい。
又、走行面に接触するクロ−ラベルト31の表面は、すべり防止のために摩擦係数を大きくする必要がある。一方、駆動側プーリ33aと被駆動側プーリ33bにそれぞれ設けられた歯に係合する側のクローラベルト31の表面は、それらの歯との安定した係合が行なわれるように高い強度が要求される。そこで、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置は、クローラベルト31の走行面に接触する側のゴムの硬度を低くして摩擦係数を大きくし、クローラベルト31の駆動側プーリ33aと被駆動側プーリ33bの歯に係合する側のゴムの硬度を高くして前述の安定した係合が行えるように構成されている。
尚、以上の説明では、図1に示す第2の無限軌道走行装置3を主体に説明したが、第1の無限軌道走行装置2も同様に形成されている。
以上述べたように、この発明の実施の形態1による無限軌道走行装置によれば、モータのサイズを大きくすることなく薄型で小型とすることができる。従って、この無限軌道走行装置を搭載した移動体としての点検用ロボットは、発電機の冷却用の固定子コアの溝に対しても安定した走行が可能であり、モータサイズも大きくなることもなく、薄型で小型なロボットとなる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2による無限軌道走行装置の走行状態に於ける断面図である。図7では、発電機の固定子コア5は図の上側に位置し、回転子6は図の下側に位置している。この発明の実施の形態2による無限軌道走行装置は、前述の実施の形態1による無限軌道走行装置に於ける板状部材と同様に構成された第1の板状部材321と、第2の板状部材322が設けられている。
図7に於いて、第2の無限軌道走行装置3は、発電機の回転子6の表面にクローラベルト31を接触させて発電機の軸方向に走行している。第1の板状部材321は、実施の形態1による第2の無限軌道走行装置3に於ける板状部材32に相当し、発電機の固定子コア5に対向する側のクローラベルト31の内側に設けられている。第2の板状部材322は、発電機の回転子6に対向する側のクローラベルト31の内側に設けられている。
図7及び前述の図5に於いて、第1の板状部材321は、駆動側プーリ33aと被駆動側プーリ33bとの間に存在するクローラベルト31の相対向する二つの部位のうちの一方の部位(図7の上側の部位)のクローラベルト31の内周面部に接触する平面部321aを備えている。
第1の板状部材321の平面部321aは、駆動側プーリ33aの外周面部33a1に於ける走行面等の走行対象5側の頂点A1と、被駆動側プーリ33bの外周面部33b1に於ける走行対象5側の頂点B1とを結ぶ仮想直線X1に対して、走行対象5側の位置で、クローラベルト31の内周面部に接触するように構成されている。従って、クローラベルト31は、第1の板状部材321により内側から外側に押し出され、蓋部35に設けられた貫通穴351を介して外部に露出して走行対象5に接触する。
クローラベルト31の内側に配置された第1の板状部材321は、駆動側プーリ33aの内周面部に接触する平面部321aと、平面部321aの一方の端部につながる第1の傾斜部321b1と、平面部321aの他方の端部に繋がる第2の傾斜部321b2を備えている。第1の傾斜部321b1は、駆動側プーリ33aに近い部位ほどクローラベルト31の内周面部からの距離が大きくなるように形成されている。第2の傾斜部321b2は、被駆動側プーリ33bに近い部位ほどクローラベルト31の内周面部からの距離が大きくなるように形成されている。
第2の板状部材322は、駆動側プーリ33aと被駆動側プーリ33bとの間に存在するクローラベルト31の相対向する二つの部位のうちの他方の部位(図7の下側の部位、図5の上側の部位)のクローラベルト31の内周面部に接触する平面部322aを備えている。
第2の板状部材322の平面部322aは、駆動側プーリ33aの外周面部33a1に於ける走行面等の走行対象6側の頂点A2と、被駆動側プーリ33bの外周面部33b1に於ける走行対象6側の頂点B2とを結ぶ仮想直線X2に対して、走行対象6側の位置で、クローラベルト31の内周面部に接触するように構成されている。従って、クローラベルト31は第2の板状部材322により内側から外側に押し出され、基部39に設けられた貫通穴396を介して外部に露出して走行対象5に接触する。
クローラベルト31の内側に配置された第2の板状部材322は、駆動側プーリ33aの内周面部に接触する平面部322aと、平面部322aの一方の端部につながる第1の傾斜部322b1と、平面部322aの他方の端部に繋がる第2の傾斜部322b2を備えている。第1の傾斜部322b1は、駆動側プーリ33aに近い部位ほどクローラベルト31の内周面部からの距離が大きくなるように形成されている。第2の傾斜部322b2は、被駆動側プーリ33bに近い部位ほどクローラベルト31の内周面部からの距離が大きくなるように形成されている。
以上のように構成されたこの発明の実施の形態2による無限軌道走行装置は、例えば、前述の図1に示すように、発電機の点検用ロボットとして構成された移動体100の一対の無限軌道走行装置として用いられる。
この発明の実施の形態2による移動体によれば、実施の形態1の場合のように発電機の固定子コア5の内周面を走行していたとき、何らかの原因で固定子コア5の内周面から回転子6の外周面の上に落下したとしても、クローラベルト31の回転子6に対向する側にも第2の板状部材322が設けられているのでクローラベルト31が基部39の貫通穴396から回転子6の方向に突出しており、クローラベルト31が回転子6の表面を走行することができる。
従って、実施の形態2による無限軌道走行装置を発電機点検用ロボットとして構成された移動体の走行装置として用いることにより、固定子コアからの脱落などの不具合に対しても回転子の表面で走行することが可能となり、しかも薄型とかつ小型の移動体を得ることができる。
又、この発明の実施の形態2による無限軌道走行装置は、互いに表裏の関係を成す一方の面と他方の面の何れの側にもクローラベルトが突出しているので、発電機の点検用のロボットとしての移動体のみならず、狭小場所に於いて無限軌道走行装置の表面と裏面を適宜切り替えて走行することができる移動体を得ることができる。
尚、図7に示すこの発明の実施の形態2による第2の無限軌道走行装置3は、互いに表裏の関係を成す一方の面と他方の面の何れの側にもクローラベルトが突出するように構成されているが、第1の板状部材321と第2の板状部材322を一体に固定し、必要に応じてクローラベルト31が一方の面側にのみ突出するように、第1の板状部材321と第2の板状部材322の設置位置を切り替える切り替え装置を設けるようにしてもよい。或いは、第1の板状部材321と第2の板状部材322の設置位置を個別に切り替える切り替え装置を設けるようにしてもよい


この発明の実施の形態2による無限軌道走行装置に於いて、第1の板状部材321及び第2の板状部材322は、実施の形態1による無限軌道走行装置に於ける板状部材32と同様に構成され、クローラベルト31も実施の形態1による無限軌道走行装置に於けるクローラベルト31と同様に構成されている。
尚、この発明は前述の実施の形態1及び2による無限軌道走行装置に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、実施の形態1及び2の構成を適宜組み合わせたり、その構成に一部変形を加えたり、構成を一部省略することが可能である。
この発明は、移動体としての各種ロボットの分野、例えば発電機の点検用ロボットの分野、狭小部を走行する移動体等に利用することができる。
100 移動体、1 センサ搭載部、2 第1の無限軌道走行装置、3 第2の無限軌道走行装置、21、31 クローラベルト、411、421、431 第1の連結部材、412、422、432 第2の連結部材、39 基部、391、392、393、394 側部、395 頂部、33a 駆動側プーリ、33b 被駆動側プーリ、32 板状部材、321 第1の板状部材、322 第2の板状部材、32a、321a、322a 平面部、32b1、321b1,322b1 第1の傾斜部、32b2、321b2、322b2 第2の傾斜部、37a、37b、37c 永久磁石、34a 駆動側プーリ軸ユニット、34a1 駆動側プーリ軸、34a2 駆動側プーリ軸保持体、34a3、34a4 傘歯車、34b 被駆動側プーリ軸ユニット、34b1 被駆動側プーリ軸、34b2 被駆動側プーリ軸保持体、35 蓋部、396、351、352、353 貫通穴。

Claims (7)

  1. 発電機の固定子と回転子との間の空間に挿入され、磁性体により構成された走行対象の上を走行して前記発電機の点検を行うように構成された発電機点検用ロボットに用いられる無限軌道走行装置であって、
    進行方向に対して直角方向に並置された第1の無限軌道走行装置と第2の無限軌道走行装置、
    前記第1の無限軌道走行装置及び前記第2の無限軌道走行装置の内部にそれぞれ設けられ、前記走行対象を吸引する永久磁石、
    前記第1の無限軌道走行装置と前記第2の無限軌道走行装置の間に配置され、点検用の機器を搭載した機器搭載部、
    前記第1の無限軌道走行装置と前記機器搭載部との間に配置され、前記第1の無限軌道走行装置と前記機器搭載部とを機械的に連結する第1の連結部材、
    前記第2の無限軌道走行装置と前記機器搭載部との間に配置され、前記第2の無限軌道走行装置と前記機器搭載部とを機械的に連結する第2の連結部材、
    を備え、
    前記第1の連結部材と前記第2の連結部材は、その長さ方向の中央部で屈曲することができ、且つ前記機器搭載部の底面を前記走行対象に対して間隔を介して対向させるように構成されている、
    ことを特徴とする移動体。
  2. 前記第1の無限軌道走行装置と前記第2の無限軌道走行装置は、
    それぞれの軸心が平行となるように配置された第1のプーリと第2のプーリ、
    前記第1のプーリと前記第2のプーリのうちの少なくとも一方のプーリを駆動するモータ、
    前記第1のプーリの外周面部と前記第2のプーリの外周面部に巻き掛けられ、前記モータにより駆動されて回転する前記少なくとも一方のプーリにより駆動され、前記第1のプーリと前記第2のプーリの間を移動する無限軌道、
    を備え、
    前記無限軌道の外周面部が走行対象に接触することにより、前記無限軌道の前記移動に基づいて前記走行対象の上を走行するように構成された無限軌道走行装置であって、
    前記無限軌道により囲まれた空間内に配置され、前記第1のプーリと前記第2のプーリとの間に存在する前記無限軌道の相対向する二つの部位のうちの少なくとも一方の部位の前記無限軌道の内周面部に接触する平面部を有する板状部材を備え、
    前記板状部材の平面部は、
    前記第1のプーリの前記外周面部に於ける前記走行対象側の頂点と前記第2のプーリの前記外周面部に於ける前記走行対象側の頂点とを結ぶ仮想直線に対して前記走行対象側の位置で、前記無限軌道の内周面部に接触するように構成され、
    前記無限軌道は、
    前記板状部材の前記平面部に接触している前記内周面部に対向する外周面部の少なくとも一部が前記走行対象に接触するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動体。
  3. 前記無限軌道の内周面部と前記板状部材の前記平面部との間の摩擦係数は、前記モータにより駆動される前記少なくとも一方のプーリの外周面部と前記無限軌道との間の摩擦係数よりも小さく設定されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の移動体。
  4. 前記板状部材の前記平面部の端部につながる傾斜部を備え、
    前記傾斜部は、前記プーリに近い部位ほど前記無限軌道の内周面部からの距離が大きくなるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の移動体。
  5. 前記第1の無限軌道走行装置と前記第2の無限軌道走行装置は、
    それぞれの軸心が平行となるように配置された第1のプーリと第2のプーリ、
    前記第1のプーリと前記第2のプーリのうちの少なくとも一方のプーリを駆動するモータ、
    前記第1のプーリの外周面部と前記第2のプーリの外周面部に巻き掛けられ、前記モータにより駆動されて回転する前記少なくとも一方のプーリにより駆動され、前記第1のプーリと前記第2のプーリの間を移動する無限軌道、
    を備え、
    前記無限軌道の外周面部が走行対象に接触することにより、前記無限軌道の前記移動に基づいて前記走行対象の上を走行するように構成された無限軌道走行装置であって、
    前記無限軌道により囲まれた空間内に配置され、前記第1のプーリと前記第2のプーリとの間に存在する前記無限軌道の相対向する二つの部位のうちの一方の部位の前記無限軌道の内周面部に接触する平面部を有する第1の板状部材と、
    前記無限軌道により囲まれた空間内に配置され、前記第1のプーリと前記第2のプーリとの間に存在する前記無限軌道の相対向する二つの部位のうちの他方の部位の前記無限軌道の内周面部に接触する平面部を有する第2の板状部材と、
    を備え、
    前記第1の板状部材の平面部は、
    前記第1のプーリの前記外周面部に於ける前記無限軌道の前記一方の部位側の頂点と、前記第2のプーリの前記外周面部に於ける前記一方の部位側の頂点と、を結ぶ仮想直線に対して前記無限軌道に囲まれた空間部から外れる方向に離れた位置で、前記無限軌道の前記一方の部位に於ける内周面部に接触するように構成され、
    前記第2の板状部材の平面部は、
    前記第1のプーリの前記外周面部に於ける前記無限軌道の前記他方の部位側の頂点と、前記第2のプーリの前記外周面部に於ける前記他方の部位側の頂点と、を結ぶ仮想直線に対して前記無限軌道に囲まれた空間部から外れる方向に離れた位置で、前記無限軌道の前記他方の部位に於ける内周面部に接触するように構成され、
    前記無限軌道は、
    前記第1の板状部材の前記平面部に接触している前記無限軌道の前記一方の部位に於ける前記内周面部に対向する外周面部の少なくとも一部と、前記第2の板状部材の前記平面部に接触している前記無限軌道の前記他方の部位に於ける前記内周面部に対向する外周面部の少なくとも一部と、のうちの少なくとも一方が前記走行対象に接触するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動体。
  6. 少なくとも前記モータを制御する制御回路を搭載した制御基板を備え、
    前記制御基板は、前記第1の板状部材と前記第2の板状部材との間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の移動体。
  7. 前記無限軌道は、前記外周面部の硬度よりも前記内周面部の硬度が高くなるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項2から6のうちの何れか一項に記載の移動体。
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