JPH1045229A - スラットコンベヤ用駆動装置 - Google Patents

スラットコンベヤ用駆動装置

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JPH1045229A
JPH1045229A JP20047196A JP20047196A JPH1045229A JP H1045229 A JPH1045229 A JP H1045229A JP 20047196 A JP20047196 A JP 20047196A JP 20047196 A JP20047196 A JP 20047196A JP H1045229 A JPH1045229 A JP H1045229A
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JP
Japan
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reaction plate
magnetic flux
pair
driving device
slat conveyor
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JP20047196A
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Katsumi Ishihara
克己 石原
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Toyo Kanetsu KK
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Toyo Kanetsu KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】騒音や振動が少なく、かつメンテナンスが容易
であるとともに、部品点数が減少されて組立作業能率が
良好で信頼性、耐久性に優れ、かつ小型化が可能で省ス
ペース化が行えるスラットコンベヤ用駆動装置を提供す
る。 【解決手段】回転軸7の長手方向両端部位置に取り付け
られた一対のチェーン用スプロケット5と同軸に回転可
能となる状態とされて、その回転軸7に取り付けられる
リニアモータのロータであって、円盤状の磁性部材9A
を非磁性部材9Bで被覆して形成されたリアションディ
スク9が備えられるとともに、このリアクションプレー
ト9の厚さ方向両側面に対向する姿勢で配置され、磁性
部材9Aに対して、N極側磁束とS極側磁束とを交互に
入射させる駆動コイル13がリニアモータを構成する一
次側固定子10の基体11に備えられて、リアクション
プレート9を回転軸7の軸周りに回転させることによ
り、一対のチェーン用スプロケット5が回転駆動され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品押し出し用の
シューが備えられ、このシューが移動されることによ
り、物品が各々仕分けされるスラットコンベヤが駆動さ
れる際に好適なスラットコンベヤ用駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数の物品が搬送されるととも
に、各々所定の位置に仕分けされる際には、近年、スラ
ットコンベヤの使用が頻繁に行われており、そのスラッ
トコンベヤには、シューと呼ばれる可動部材が複数備え
られ、それらのシューが物品搬送方向と直行する方向へ
移動されることにより、物品が仕分けされるように構成
されている。
【0003】図4には、そのような従来のスラットコン
ベヤ100の構成が示されており、このスラットコンベ
ヤ100では、物品110を載置させるための板状のス
ラット120が、物品搬送方向に沿って複数並設される
とともに、スラット120の長手方向一方端部位置に
は、物品110の搬送方向に沿って複数のシュー130
が設けられている。
【0004】この場合、各々のシュー130は、スラッ
ト120の長手方向(物品110の搬送方向と直行する
方向)に沿って移動可能に取り付けられているととも
に、スラット120の下側(図4中、紙面の裏側)に
は、シュー130をガイドしつつスラット120の長手
方向へ移動させるためのガイドレール(図示せず)が設
けられており、そのガイドレールによって移動されたシ
ュー130に物品110が当接されることにより、物品
110は所定の位置で、スラット120から押し出され
るように構成されている。
【0005】一方、各々のスラット120の長手方向両
端部位置は、略平行姿勢で配設された一対の無端チェー
ン140に連結され、それら一対の無端チェーン140
はそれぞれ一対のスプロケット150に懸架されてお
り、それら一対のスプロケット150は共通の回転軸1
60の長手方向両端部位置に回転可能に取り付けられて
いる。
【0006】そして、回転軸160の長手方向一方端部
位置には、減速機170を介して、駆動モータ180が
連繋されており、駆動モータ180の回転数が減速機1
70で減速されて、駆動モータ180の回転力が回転軸
160の回転力(自身の軸周りに回転)として伝達され
るので、スプロケット150が回転軸160の軸周りに
回転されるとともに、無端チェーン140が回転される
結果、スラット120が無端チェーン140の長さ方向
に沿って移動され、これにより、スラット120上に載
置された物品110が搬送される。
【0007】従って、減速機170には、駆動モータ1
80の回転方向を回転軸160の回転方向に変換するギ
アなどを装備する必要があるため、そのギア等から騒音
や振動が発生するという不都合がある。また、減速機1
70内部のオイル交換を定期的に行う必要があるるの
で、手間が掛かってメンテナンスが容易ではないことに
加え、オイル漏れなどのトラブルが発生しやすく、信頼
性、耐久性の点でも問題がある。
【0008】そこで、特開平7−61570号公報に記
載されたリニアモータを用いた仕分装置では、シューの
ガイドレールの入り口部分岐点位置にリニアモータが配
設され、そのリニアモータのロータとなるリアクション
プレートがシューの下部に設けられ、このリアクション
プレートにリニアモータの一次側固定子から電磁気力を
与えることにより、シューの下部に設けられたガイドロ
ーラをガイドレールに沿って移動させて物品を仕分けす
る構成が採用され、減速機170と駆動モータ180と
を使用する際に生じる上記不都合や問題を回避するよう
にしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記リ
ニアモータを用いた仕分装置では、物品搬送領域全域に
一次側固定子を設けるので、構造が複雑となるため、部
品点数が多く、組み立て作業能率が悪く、かつ耐久性の
点でも問題がある。しかも、装置が大型化されるので使
用可能な場所が限定されて省スペース化が困難で、汎用
性も低いという問題がある。
【0010】本発明の目的は、騒音や振動が少なく、か
つメンテナンスが容易であるとともに、部品点数が減少
されて組立作業能率が良好で信頼性、耐久性に優れ、か
つ小型化が可能で省スペース化が行えるスラットコンベ
ヤ用駆動装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上記目的
は、各々チェーンが懸架される一対のチェーン用スプロ
ケットと、前記一対のチェーン用スプロケットが、各々
自身の中心軸周りに回転可能とされて長手方向両端部位
置にそれぞれ取り付けられる適宜長の回転軸と、前記一
対のチェーン用スプロケットと同軸に回転可能となる状
態とされて前記回転軸に取り付けられるとともに、厚さ
方向両側面側に、磁性部材が自身の軸周りに周回させて
備えられたリアクションプレートと、前記リアクション
プレートの前記厚さ方向両側面に対向する姿勢で配置さ
れ、前記磁性部材に対して、N極側磁束とS極側磁束と
を交互に入射させる駆動コイルが備えられて、前記リア
クションプレートを前記回転軸の軸周りに回転させると
ともに、該リアクションプレートの回転に伴って、前記
一対のチェーン用スプロケットを前記回転軸の軸周りに
回転させる一次側固定子とを有することを特徴とするス
ラットコンベヤ用駆動装置によって達成される。
【0012】そして、本発明に係るスラットコンベヤ用
駆動装置の実施の形態としては、上記一次側固定子は、
上記リアクションプレートの軸周りを周回するドーナツ
状領域を複数分割した領域に位置決めされた状態で、上
記駆動コイルが複数配設され、該複数の駆動コイルで発
生された上記N極側磁束とS極側磁束とが交互に上記磁
性部材方向へ出射される構成が好適である。
【0013】また、本発明に係るスラットコンベヤ用駆
動装置の他の実施の形態としては、上記一次側固定子
は、上記リアクションプレートの厚さ方向両側面と平行
する姿勢で延在する所望形状とされ基体が、前記リアク
ションプレートの厚さ方向両面側に一対備えられ、該基
体が前記リアクションプレートと対向する位置に上記駆
動コイルが各々配設されて、該駆動コイルで発生された
上記N極側磁束とS極側磁束とが交互に上記磁性部材方
向へ出射される構成とされるとともに、前記一次側固定
子が適宜数配設された構成が好適である。
【0014】
【作用】本発明に係るスラットコンベヤ用駆動装置で
は、前記リアクションプレートの磁性部材に対して、N
極側磁束とS極側磁束とを交互に入射させる駆動コイル
が備えられた一次側固定子により、前記リアクションプ
レートが前記回転軸の軸周りに回転されるとともに、該
リアクションプレートの回転に伴って、前記一対のチェ
ーン用スプロケットを前記回転軸の軸周りに回転され
る。
【0015】なお、実開昭62−31945号公報に
は、円筒体の周囲にリニアモータのロータ円板を軸方向
に1個または複数個取り付け、そのロータ円板の片側ま
たはそれを挟むようにして両側に駆動コイルを複数個配
設した「円筒体駆動装置」が示されている。そして、そ
の円筒体駆動装置においては、単に円筒体を回転させる
ために、円筒体にロータ円板を取り付け、そのロータ円
板を駆動コイルによって回転させる構成である。
【0016】これに対して、本願発明では、スラットコ
ンベヤを駆動するために、リアクションプレートの回転
に伴って、チェーン用スプロケットを回転させ構成を採
用しており、実開昭62−31945号公報に記載の円
筒体駆動装置とは構成が明らかに異なる。また、特開平
3−31056号公報には、回転支持軸に取り付けられ
たワイヤーロープ駆動滑車の端面周辺部に回転支持軸と
同心にリング状の二次側リアクションプレートを固定
し、この二次側リアクションプレートに対向するように
その周方向に所定の間隔をもってリニア誘導モータの一
次側固定子を所定のギャップを介して配置した「索道用
駆動装置」が開示されている。しかし、この装置は一本
のワイヤーにより駆動されるロープウエイ等を対象とし
たものであり、本願発明のように一対のチェーンにより
駆動されるスラットコンベヤを対象としたものではな
い。すなわち、特開平3−31056号公報は、本発明
における一対のチェーンを駆動する構成については何ら
示唆していない。このように、実開昭62−31945
号公報及び特開平3−31056号公報には、本願発明
の一部が開示されているに過ぎず、従って、これらに記
載の発明は目的および効果においても、本願発明とは全
く相違していることは明白である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスラットコン
ベヤ用駆動装置の好適な実施の形態を、図面に基づいて
説明する。 図1から理解されるように、この実施の形
態におけるスラットコンベヤ1には、各々チェーン3が
懸架される一対の円盤状チェーン用スプロケット5が備
えられ、それらチェーン用スプロケット5は、各々自身
の中心軸周りに回転可能とされて、回転軸7の長手方向
両端部位置にそれぞれ取り付けられ、回転軸7の長さ
は、適宜選択して設定される。
【0018】なお、チェーン3を噛合させるため、各々
のチェーン用スプロケット5の外周縁部には、歯5Aが
形成されており、また、チェーン3は、チェーン用スプ
ロケット5と対向する位置に設けられた一対のチェーン
用スプロケット(図示せず;チェーン用スプロケット5
と略同様の大きさ、形状に形成されている)にも懸架さ
れるとともに、長手方向両端部位置が、それぞれチェー
ン3に固定された板状スラット(図4参照)が、チェー
ン3の長さ方向に沿う並列姿勢で複数取り付けられると
ともに、シュー(図4参照)がそれらスラットに取り付
けられる。
【0019】ここで、スラットコンベヤ1の駆動装置2
0は、円盤状のリアクションプレート9と一次側固定子
10とを主体として構成されたリニアモータとされてお
り、リアクションプレート9は、対向した一対のチェー
ン用スプロケット5における略中間位置に、チェーン用
スプロケットと5と同軸かつ一体的に回転可能となる状
態とされて回転軸7に取り付けられている。
【0020】そして、そのリアクションプレート9は、
図2にその断面を示すように、円盤状の磁性部材9Aの
厚さ方向両側面側に非磁性部材9Bを一体化させて形成
されている。また、リアクションプレート9は、スラッ
トコンベヤ1の駆動装置20となるリニアモータを構成
するロータとして機能するように設定されている。磁性
部材9Aは、必ずしも円盤状である必要はない。すなわ
ち、リアクションプレート9の径方向全体にわたって延
在させる必要はなく、リアクションディスク9の軸周り
に周回させて配置される構成(例えば、ドーナツ状)を
採用することも可能である。
【0021】一方、一次側固定子10には、リアクショ
ンプレート9の軸周りを周回するドーナツ状領域を4分
割した形状の基体11が備えられている。各々の基体1
1に、それぞれ1つ、または複数の駆動コイル13が設
けられており、この場合、分割数は適宜選択することが
可能である。
【0022】また、各々の基体11は、リアクションプ
レート9の厚さ方向両側面に対して、平行姿勢でかつ所
定間隔を介する位置となるように設定されているととも
に、リアクションプレート9を間に挟むように、図1
中、リアクションディス9の両チェーン用スプロケット
5と対向する両面側に一対ずつ設けられている。
【0023】そして、図1中、手前側の基体11に設け
られた駆動コイル13には、各々送電線A,B,C,D
を介して、電流供給源15から、正逆両方向の電流が交
互に供給され、これにより、駆動コイル13からは、N
極側磁束とS極側磁束とが交互に出射される。
【0024】なお、図1中、奥方の基体(図示せず)に
設けられた駆動コイル(図示せず)にも、同様にして電
流供給源15から正逆両方向の電流が交互に供給され、
駆動コイルからN極側磁束とS極側磁束とが交互に出射
されように設定されている。
【0025】以上の構成により、一次側固定子10とリ
アクションプレート9とを主体として構成されたリニア
モータとして機能する駆動装置20が作動する場合、一
次側固定子10に電流供給源15から、駆動コイル13
に電流が供給されるのに対応して、リアクションプレー
ト9が回転軸7の軸周りに回転され、それに伴ってチェ
ーン用スプロケット5が回転されて、その回転力がチェ
ーン3に伝達される。
【0026】以上説明したように、この実施の形態で
は、リアクションプレート9の磁性部材9Aに対して、
駆動コイル13から、N極側磁束とS極側磁束とを交互
に入射されることにより、リアクションプレート9が回
転軸7の軸周りに回転される。
【0027】すなわち、従来の駆動モータ180と減速
機170とを主体として構成される駆動装置に代えて、
リアクションプレート9と一次側固定子10とが主体と
して構成されたリニアモータが駆動装置20として採用
されているので、騒音や振動が少なく、かつメンテナン
スが容易であるとともに、部品点数が減少されて組立作
業能率が良好で信頼性、耐久性に優れ、かつ小型化が可
能で省スペース化が行える。
【0028】基体11の形状はドーナツ形状以外にも適
宜選択可能である。また、この実施の形態においては、
基体11に、基体11と一体的、あるいは別体に形成さ
れて一体化された適宜形状のヨーク(図示せず)が備え
られ、そのヨークを介して、駆動コイル13から出た磁
束が磁性部材9A方向へ出射される構成とされている
が、ヨークは必ずしも必要ではない。
【0029】次に、本発明に係るスラットコンベヤ用駆
動装置の好適な他の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。図3から理解されるように、この実施の形態では、
一次側固定子10には、リアクションプレート9の厚さ
方向両側面に対して各々平行となる姿勢とされて配置さ
れた矩形形状からなる一対の基体11が備えられてい
る。各々の基体11には、リアクションプレート9の磁
性部材9Aに対して、リアクションプレート9の厚さ方
向両側面方向から、N極側磁束とS極側磁束とを交互に
入射させる駆動コイル13が設けられているとともに、
一次側固定子10は、互いに平行姿勢(必ずしも平行姿
勢である必要はない)で、かつ所定間隔を介して回転軸
7の径方向両側位置に一対備えられている。
【0030】なお、この実施の形態では、駆動コイル1
3が1個ずつ配設されている場合について説明している
が、基体11の長手方向、あるいは幅方向に沿って、複
数個配設する構成も可能であり、また、一次側固定子1
0をさらに増設する構成も可能であり、これらの構成を
採用することにより、スラットコンベヤ1の使用状況に
対応させて、駆動装置20の駆動力を適宜選択すること
がでる。
【0031】そして、各々の駆動コイル13には、送電
線E,F,G,Hを介して、電流供給源15から正逆両
方向の電流を交互に供給されており、その電流供給に伴
って、磁性部材9Aに対して駆動コイル13から、N極
側磁束とS極側磁束とを交互に入射されるので、リアク
ションプレート9は回転軸7の軸周りに回転されるとと
もに、リアクションプレート9の回転に伴ってチェーン
用スプロケット5が回転され、その回転力がチェーン3
に伝達される。
【0032】なお、図3において、図1に示された部材
と同一の部材には、同一符号を付して、その説明は省略
した。
【0033】以上説明したように、この実施の形態で
は、リアクションプレート9の磁性部材9Aに対して、
駆動コイル13から、N極側磁束とS極側磁束とを交互
に入射されることにより、リアクションプレート9が回
転軸7の軸周りに回転される。
【0034】すなわち、従来の駆動モータ180と減速
機170とを主体として構成される駆動装置に代えて、
リアクションプレート9と一次側固定子10とを主体と
するリニアモータが駆動装置20として採用されている
ので、騒音や振動が少なく、かつメンテナンスが容易で
あるとともに、部品点数が減少されて組立作業能率が良
好で信頼性、耐久性に優れ、かつ小型化が可能で省スペ
ース化が行える。
【0035】また、上記2つの実施の形態において、リ
アクションプレート9を設けず、チェーン用スプロケッ
ト5に磁性部材を備え、それらチェーン用スプロケット
5をリアクションプレート9として機能させる構成も好
適であり、この場合には、さらに構成が簡素化されて部
品点数が減少され、組立作業能率が一層良好となり、信
頼性、耐久性がさらに向上されるとともに、一層の小型
化が可能で省スペース化がさらに容易に行えるという利
点がある。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で理解されるように、本発明
に係るスラットコンベヤ用駆動装置では、リアクション
プレートの磁性部材に対して、N極側磁束とS極側磁束
とを交互に入射させる駆動コイルが備えられた一次側固
定子により、リアクションプレートが回転軸の軸周りに
回転されるとともに、そのリアクションプレートの回転
に伴って、一対のチェーン用スプロケットをその回転軸
の軸周りに回転される。
【0037】すなわち、従来使用されていた駆動モータ
180と減速機170とを主体として構成される駆動装
置に代えて、リアクションプレートと一次側固定子とを
主体とするリニアモータが駆動装置として採用されてい
るので、騒音や振動が少なく、かつメンテナンスが容易
であるとともに、部品点数が減少されて組立作業能率が
良好で信頼性、耐久性に優れ、かつ小型化が可能で省ス
ペース化が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスラットコンベヤ用駆動装置の好
適な実施の形態における駆動装置の構成、およびスラッ
トコンベヤの概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係るリアクションプレートの断面図で
ある。
【図3】本発明に係るスラットコンベヤ用駆動装置の他
の好適な実施の形態における駆動装置の構成、およびス
ラットコンベヤの概略構成を示す説明図である。
【図4】従来のスラットコンベヤの概略構成を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 スラットコンベヤ 3 チェーン 5 チェーン用スプロケット 5A 歯 7 回転軸 9 リアクションプレート 9A 磁性部材 9B 非磁性部材 10 一次側固定子 11 基体 13 駆動コイル 15 電流供給源 20 駆動装置(リニアモータ) 100 スラットコンベヤ 120 スラット 140 チェーン 170 減速機 180 駆動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々チェーン(3)が懸架される一対の
    チェーン用スプロケット(5)と、 前記一対のチェーン用スプロケット(5)が、各々自身
    の中心軸周りに回転可能とされて長手方向両端部位置に
    それぞれ取り付けられる適宜長の回転軸(7)と、 前記一対のチェーン用スプロケット(5)と同軸に回転
    可能となる状態とされて前記回転軸(7)に取り付けら
    れるとともに、厚さ方向両側面側に、磁性部材(9A)
    が自身の軸周りに周回させて備えられたリアクションプ
    レート(9)と、 前記リアクションプレート(9)の前記厚さ方向両側面
    に対向する姿勢で配置され、前記磁性部材(9A)に対
    して、N極側磁束とS極側磁束とを交互に入射させる駆
    動コイル(13)が備えられて、前記リアクションプレ
    ート(9)を前記回転軸(7)の軸周りに回転させると
    ともに、該リアクションプレート(9)の回転に伴っ
    て、前記一対のチェーン用スプロケット(5)を前記回
    転軸(7)の軸周りに回転させる一次側固定子(10)
    と、 を有することを特徴とするスラットコンベヤ用駆動装置
    (20)。
JP20047196A 1996-07-30 1996-07-30 スラットコンベヤ用駆動装置 Pending JPH1045229A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014525882A (ja) * 2011-07-29 2014-10-02 ベー・エル・ハー・バルター・ライスト・ホウルディング・アクチェンゲゼルシャフト 広範囲に延ばされた運搬部材を伴う運搬装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932366A (ja) * 1982-08-16 1984-02-21 Hitachi Ltd 電力変換装置

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