JPH07177724A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH07177724A
JPH07177724A JP29050093A JP29050093A JPH07177724A JP H07177724 A JPH07177724 A JP H07177724A JP 29050093 A JP29050093 A JP 29050093A JP 29050093 A JP29050093 A JP 29050093A JP H07177724 A JPH07177724 A JP H07177724A
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magnetic wheel
wheel
wheels
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Koji Yokoyama
晃次 横山
Tetsuo Miyasaka
哲男 宮坂
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KANETSU KOGYO
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的な摩耗や発塵、衝撃や大トルク等に
よる破損がなく、且つ多軸駆動を支障なく行なうことの
できる回転駆動機構を提供することにある。 【構成】 第1磁気車1と第2磁気車2とを備え、こ
の両磁気車1,2を直角もしくは斜めに交差せしめ互い
の周面を非接触状態にて近接させ、第1磁気車1の周面
に沿って永久磁石のN極帯1nとS極帯1sとを交互に
設けると共に、第2磁気車2の周面に永久磁石のN極帯
2nとS極帯2sとを螺旋状に設けてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転駆動力を伝達する
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械や産業機械等に使用され
る回転伝達手段としては、歯車やウォームギヤ等を用い
た駆動機構が広く用いられている。上記したように歯車
を用いた駆動機構は、当然のことながら歯車同士を歯合
させて駆動力を伝達するために、歯面の摩耗や発塵、騒
音を発生する他に、大トルクや衝撃力等により破損を生
じる可能性を有している。また、多軸を同時に回転駆動
させる駆動機構の場合には、一軸の故障により多軸を利
用した駆動系全体が停止してしまう不具合があった。
【0003】一方、上記したような歯車が具有する問題
を解決する為に非接触状態で回転駆動力を伝達する方法
として、磁気歯車が発明されている(特開平5−161
341号)。上記した磁気歯車は、略円柱形の歯車本体
の周囲に永久磁石のN極とS極とを交互に配置して構成
され、動力伝達を行なう磁気歯車同士の円周を非接触状
態にて近接させることにより、両磁気歯車外周部に沿っ
て交互に並ぶNS両極間に生じる吸引力を利用して両磁
気歯車間において回転動力の伝達を行なうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た磁気歯車においては、多数個並列させた磁気歯車を同
時に回転駆動させようとすると、隣合う歯車の磁力線が
干渉して多軸の同時駆動ができないという問題があっ
た。本発明の目的は、機械的な摩耗や発塵、衝撃や大ト
ルク等による破損がなく、且つ多軸駆動を支障なく行な
うことのできる回転駆動機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
為に本発明の駆動装置は、略軸形に構成される第1磁気
車と第2磁気車とを備え、この両磁気車の軸芯を直角も
しくは斜めに交差せしめ互いの周面を非接触状態にて近
接させ、上記第1磁気車の周面に沿って永久磁石のN極
帯とS極帯とを交互に設けると共に、第2磁気車の周面
に永久磁石のN極帯とS極帯とを螺旋状に設け、且つ第
1磁気車におけるNS両極帯の周方向のピッチと、第2
磁気車におけるNS両極帯の螺旋ピッチとを対応させて
なるものである。本発明の駆動装置は上記第2磁気車の
軸芯に沿って複数個の第1磁気車を所定の間隔を置いて
配置して構成してもよい。また、本発明の駆動装置は、
第2磁気車の軸芯に沿って複数個の第1磁気車を所定の
間隔を置いて配置し、これら第1磁気車の間に磁性体か
らなる干渉防止板を介在させてもよい。
【0006】上記第1磁気車は、多角柱形または円柱形
の柱状体周面に沿って単体の永久磁石をN極S極交互に
並列させて止着することにより構成するとよい。また、
第1磁気車は、多角柱形または円柱形の柱状体周面に沿
ってゴム磁石またはプラスチック磁石を巻き付けること
により構成してもよい。第2磁気車は、円柱形または多
角柱形の柱状体周面に沿って単体の永久磁石を多数個螺
旋状に並べて止着することにより構成するとよい。さら
に、第2歯車は、円柱形または多角柱形の柱状体円周に
沿って帯状のゴム磁石またはプラスチック磁石を螺旋状
に巻き付けることにより構成してもよい。尚、上記柱状
体は、磁性の材料からなるものであってもよいし、非磁
性の材料からなるものであってもよい。
【0007】
【作用】以上の手段によれば、第1磁気車の周面に沿っ
ては永久磁石のN極帯とS極帯とが交互に設けられ、ま
た、第2磁気車の周面には永久磁石のN極帯とS極帯と
が螺旋状に設けてある。上記した両磁気車は軸芯を直角
若しくは斜めに交差し、互いの周面を非接触状態にて近
接させた状態で軸支されている。第2磁気車のNS両極
帯は周面に沿って螺旋状に設けてあり、この極帯の螺旋
ピッチを上記第1磁気車のNS両極帯のピッチに対応さ
せてある。よって、第1、第2両磁気車間のN極帯とS
極帯は最接近した状態で吸引し合う状態を常に維持しよ
うとする。
【0008】よって、第1磁気車側に視点を置いた状態
で、第2磁気車を回転させると、第2磁気車のNS両極
帯の範囲は第2磁気車の回転に伴って軸方向へ順次移動
する。一方、第1磁気車はNS両極帯を周面に沿って交
互に設けてあるため、上記した第2磁気車のNS両極帯
の移動を追って周面のNS両極帯が連続的に移動し、こ
れにより第1磁気車が追動して回転する。反対に、第1
磁気車を回転させると、近接側の周面において第1磁気
車周面のNS両極帯が第2磁気車の軸方向に回転移動
し、この移動を第2磁気車NS両極帯の螺旋が追い、第
2磁気車が追動して回転する。また、第2磁気車の軸芯
に沿って複数個の第1磁気車を所定の間隔を置いて配置
して構成したものにおいては、第2磁気車を回転させる
ことにより複数個の第1磁気車が同期した状態で回転す
る。上記した各第1磁気車の間に磁性体からなる干渉防
止板を介在させたものにおいては、隣合う第1磁気車同
士から発生する磁界が両者の間に介在させた干渉板によ
り遮断され、隣合う第1磁気車同士の間で磁気の相互干
渉が生じるのを防止することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、永久磁石
の磁力を利用して回転駆動力の伝達を第1磁気車と第2
磁気車との間で非接触状態を保ったまま行なうものであ
るから、歯車を用いた駆動機構のように機械的な摩耗や
発塵、騒音を発生することなく、両磁気車間において回
転駆動力の伝達を極めてスムースに行なうことができ
る。
【0010】また、一定以上のトルクや衝撃力が伝達側
の磁気車に加わった場合には、磁界の変形により伝達側
の磁気車が滑べり回転するので、機械的な損傷が生じる
ことがない。
【0011】第2磁気車の軸方向へ沿って複数個の第1
磁気車を所定の間隔をおきながら配置することが可能で
あるから、第2磁気車を駆動軸とする第1磁気車の多軸
同時駆動が可能となる。この場合、第1磁気車の一個若
しくは複数個の回転が停止しても他の第1磁気車の駆動
には影響を与えず、所謂トルクフリー機能を具備するこ
とになる。
【0012】また、各第1磁気車の間に磁性体からなる
干渉防止板を介在させたものにおいては、隣合う第1磁
気車同士から発生する磁界を両者の間に介在させた干渉
板により遮断することができるので、隣合う第1磁気車
同士の間で磁気の相互干渉を効果的に防止し、第1磁気
車同士の間が接近する場合に生じる作動不良の不具合を
解消することができる。
【0013】第1磁気車は、柱状体の周面に沿って単体
の永久磁石を複数個並列させて止着することにより構成
しても、若しくは柱状体周面に沿ってゴム磁石またはプ
ラスチック磁石を巻き付けることにより構成してもよ
く、どちらも第1磁気車の周面に対してN極帯及びS極
帯を簡単に構成することができる。さらに、第2磁気車
は、柱状体の周面に沿って単体の永久磁石を多数個螺旋
状に並べて止着することにより構成しても、柱状体円周
に沿って帯状のゴム磁石またはプラスチック磁石を螺旋
状に巻き付けることにより構成してもよく、螺旋状のN
S両極帯を簡単に構成することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施を図面に基づいて説明
する。図1及び図2にて示す駆動装置a1は、略軸形の
第1磁気車1と第2磁気車2とを直交させた状態で回転
自在に支持することにより構成してある。
【0015】第1磁気車1は、例えばMn −Al 磁石等
の永久磁石から成り、短軸状に形成した柱状体の周面を
円周方向に等間隔をおいて4分割し、これら各帯状の区
間に永久磁石のN極帯1nとS極帯1sを交互に着磁す
るこにより構成してある。一方、第2磁気車2は、上記
第1磁気車1と同様な永久磁石にてなり、長軸形に形成
した柱状体の周面にN極帯2nとS極帯2sとを螺旋状
に着磁することにより構成し、そのNS両極帯2n,2
sの軸方向のピッチ、即ち螺旋ピッチを上記第1磁気車
1が備えるNS両極帯1n,1sの円周方向のピッチと
一致させてある。
【0016】上記した第1、第2両磁気車1,2相互
は、両者の軸芯10,20が直交する状態で回転自在に
軸支し、両者1,2の周面が比較的小さな間隙を介し、
非接触状態で近接する位置関係にある。上記したよう
に、駆動装置a1にあっては、第2磁気車2のNS両極
帯2n,2sは周面に沿って螺旋状に着磁してある。ま
た、上記両極帯2n,2sの螺旋ピッチは第1磁気車1
のNS両極帯1n,1sのピッチに対応させてあるた
め、第1、第2両磁気車1,2間のN極帯とS極帯1
n,2s/1s,2nとは磁界による吸引力により常時
最接近した状態を維持しようとする。(図2)。
【0017】例えば、上記状態から第2磁気車2を回転
させると、第2磁気車2のNS両極帯2n,2sの範囲
は第2磁気車2の回転に伴って軸方向に移動する。一
方、第1磁気車1は上記第2磁気車2と軸芯10を直交
させると共に、NS両極帯1n,1sを周面に沿って交
互に設けてあるため、上記した第2磁気車2のNS両極
帯2n,2sの移動を追って周面のNS両極帯1n,1
sが次々と移動して回転することになる。これにより、
第2磁気車2の回転駆動が第1磁気車1に対して伝達さ
れ、第1磁気車1が第2磁気車2の回転に伴って連続的
に追動回転することになる。
【0018】また反対に、第1磁気車を回転させると、
両磁気車1,2間における近接側の周面において第1磁
気車1周面のNS両極帯1n,1sが第2磁気車2の軸
方向に回転移動する。すると、上記したNS両極帯1
n,1sの移動を第2磁気車2のNS両極帯2n,2s
の螺旋条が追って回転移動し、第2磁気車2が追動回転
することになる。
【0019】よって、上記駆動装置a1によれば、第
1、第2両磁気車1,2間を非接触状態に保ったまま、
第1磁気車1から第2磁気車2、反対に第2磁気車2か
ら第1磁気車1への回転駆動の伝達を行なうことができ
る。これによれば、機械的な摩耗や発塵、接触騒音を一
切発生することなく、回転駆動力をスムースに伝達する
ことが可能となる。また、第2磁気車を駆動回転させて
いる状態において、伝達2次側の第1磁気車1に一定以
上のトルクや衝撃力が加わった場合には、両歯車1,2
間の磁界の変形により伝達一次側となる第2磁気車2が
滑べり回転するので、両磁気車1,2に機械的な損傷が
生じることもない。
【0020】第1磁気車1と第2磁気車2の周面に設け
るNS両極帯1n,1s/2n,2sは、図3にて示す
駆動装置a2のように比較的ピッチを小さくし構成して
もよく、この駆動装置a2の場合第1磁気車1の周面を
8個の区間に分割し、この各区間にNS両極帯1n,1
sを4個ずつ設けてある。また、第2磁気車2の周面に
もN極帯2nとS極帯2sを4本ずつ多条に設け、両磁
気車1,2間においてNS両極帯1n,1s/2n,2
s間のピッチを合わせてある。上記した駆動装置a2の
ようにNS両極帯1n,1s,/2n,2s間のピッチ
を細かくすることにより、両磁気車1,2間の回転駆動
をより円滑に行なうことができるようになる。
【0021】また本発明によれば、図4にて示す駆動装
置a3のように、第2磁気車2の軸方向へ沿って複数個
の第1磁気車1を所定の間隔をおきながら配置すること
ができ、第2磁気車2を駆動軸とする第1磁気車1の多
軸同時駆動が可能となる。上記した駆動装置a3の場
合、所謂トルクフリー機能を具備することになり、例え
ば、大トルクや衝撃力が加わって一個若しくは複数個の
第1磁気車1の回転が停止したとしても、残る第1磁気
車1の駆動には影響を与えることはない。
【0022】上記した駆動装置a3における各第1磁気
車1の磁界が相互干渉して回転不能になるのを防止する
為、第1磁気車1同士に間に所定以上の間隔を置く必要
があり、その間隔に応じて第2磁気車2におけるNS両
極帯2n,2sの螺旋ピッチを設定する必要がある。ま
た、第1磁気車1同士の間をどうしても小さくしなくて
はならない場合は、図4にて示すように、第1磁気車1
同士の間に磁性体からなる干渉防止板30を介在させ
る。上記したように各第1磁気車1同士の間に干渉防止
板30を介在させることにより、互いに接近した状態で
並列する第1磁気車1相互の磁界を遮断して干渉を防止
することができる。よって、第1磁気車1の間がやむな
く接近する場合においても上記干渉防止板30を介在さ
せることにより磁気干渉による作動不良を生じることな
く多軸同時駆動を行なうことができる。
【0023】上記した第1磁気車1は、円形の柱状体の
周面にNS両極帯1n,1sを着磁することにより構成
したが、第1磁気車は図5及び図6にて示すもののよう
に構成してもよい。図5にて示す第1磁気車1’は、外
形が10角形で中空状に形成した柱状体11周面の平面
部にフェライト磁石や希土類金属磁石からなる永久磁石
12を、N極,S極交互に外向面に現れるように止着す
ることにより、N極帯1nとS極帯1sを構成してな
る。尚、上記した柱状体11の形状は10角形に限定さ
れるものではなく、N極帯とS極帯を交互に配置できる
多角形であれば何角形であってもよい。
【0024】図6にて示す第1磁気車1’’は、中空で
円柱形の柱状体13の外周にN極とS極とを交互に配置
した帯状のゴム磁石14を巻き付けて接着することによ
り、周面に沿ってN極帯1nとS極帯1sとを交互に構
成したものである。尚、上記したゴム磁石14はプラス
チック磁石であってもよい。
【0025】また、第2磁気車は図7乃至図12にて示
すもののように構成してもよい。図7及び図8にて示す
第2磁気車2は、断面6角形の柱状体21周面の各平面
部に沿ってN極S極を一対に着磁させた多数の永久磁石
22を所定の間隔をおいて止着することにより、柱状体
21周面に沿って不連続に螺旋を描くN極帯2nとS極
帯2sを構成したものである。
【0026】図9及び図10にて示す第2磁気車2´´
は、断面6角形の柱状体23周面の各平面部に沿ってN
極(若しくはS極)だけが外向面に現われるように永久
磁石24を多数止着することにより構成したものであ
る。この場合、柱状体23周面で上記永久磁石24を止
着していない面には上記永久磁石24の外向面の極と反
対の極が現われ、柱状体23の周面において不連続の螺
旋を構成する各永久磁石24の外向面とそれ以外の柱状
体23周面とにより螺旋状のN極帯2nとS極帯2sを
構成する。
【0027】図11及び図12にて示す第2磁気車2´
´´ は、円柱状に形成した柱状体25の周面に帯状の
ゴム磁石若しくはプラスチック磁石からなる永久磁石2
6を螺旋状に巻き付けて接着することにより構成したも
のである。上記した永久磁石はN極(若しくはS極)だ
けが外向面に現われるようにしたので、柱状体25の周
面において螺旋状に巻回される永久磁石26とそれ以外
の部分に露出する柱状体25周面とにより螺旋状のN極
帯2nとS極帯2sを構成する。尚、上記柱状体11,
13,21,23,25は、磁性の材料からなるもので
あってもよいし、非磁性の材料からなるものであっても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した駆動装置を示す斜視図。
【図2】 同駆動装置の正面図。
【図3】 NS両極帯のピッチを細かくした駆動装置
を示す斜視図。
【図4】 第2磁気車に対して3個の第1磁気車を設
けた駆動装置を示す正面図。
【図5】 10角形た柱状体周面に単体の永久磁石を
止着してなる第1磁気車を示す側面図。
【図6】 円形の柱状体周面にゴム磁石を巻き付けて
構成した第1磁気車を示す側面図。
【図7】 N極S極一対の永久磁石を柱状体の周面に
多数止着してなる第2磁気車を示す正面図。
【図8】 同第2磁気車を示す側面図。
【図9】 柱状体の周面に永久磁石を止着してなる第
2磁気車を示す正面図。
【図10】 同第2磁気車を示す側面図。
【図11】 柱状体の外周に帯状のゴム磁石を巻き付
けて構成した第2磁気車を示す正面図。
【図12】 同第2磁気車を示す側面図。
【符号の説明】
a1〜a3・・・駆動装置 1,1´ ,1´´・・・第1磁気車 1n・・・N極帯 1s・・・S極帯 2,2’,2´´,2´´´ ・・・第2磁気車 2n・・・N極帯 2s・・・S極帯
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明 細 書
【発明の名称】 駆動装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転駆動力を伝達する
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械や産業機械等に使用され
る回転伝達手段としては、歯車やウォームギヤ等を用い
た駆動機構が広く用いられている。上記したように歯車
を用いた駆動機構は、当然のことながら歯車同士を噛み
合わせて駆動力を伝達するために、歯面の摩耗や発塵、
騒音を発生する他に、大トルクや衝撃力等により破損を
生じる可能性を有している。また、多軸を同時に回転駆
動させる駆動機構の場合には、一軸の故障により多軸を
利用した駆動系全体が停止してしまう不具合があった。
【0003】一方、上記したような歯車が具有する問題
を解決する為に非接触状態で回転駆動力を伝達する方法
として、磁気歯車が発明されている(特開平5−161
341号)。上記した磁気歯車は、略円柱形の歯車本体
の周囲に永久磁石のN極とS極とを交互に配置して構成
され、動力伝達を行なう磁気歯車同士の円周を非接触状
態にて近接させることにより、両磁気歯車外周部に沿っ
て交互に並ぶNS両極間に生じる吸引力を利用して両磁
気歯車間において回転動力の伝達を行なうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た磁気歯車においては、多数個並列させた磁気歯車を同
時に回転駆動させようとすると、隣合う歯車の磁力線が
干渉して多軸の同時駆動ができないという問題があっ
た。本発明の目的は、機械的な摩耗や発塵、衝撃や大ト
ルク等による破損がなく、且つ多軸駆動を支障なく行な
うことのできる回転駆動機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
為に本発明の駆動装置は、略軸形に構成される第1磁気
車と第2磁気車とを備え、この両磁気車の軸芯を直角も
しくは斜めに交差せしめ互いの周面を非接触状態にて近
接させ、上記第1磁気車の周面に沿って永久磁石のN極
帯とS極帯とを交互に設けると共に、第2磁気車の周面
に永久磁石のN極帯とS極帯とを螺旋状に設け、且つ第
1磁気車におけるNS両極帯の周方向のピッチと、第2
磁気車におけるNS両極帯の螺旋ピッチとを対応させて
なるものである。本発明の駆動装置は上記第2磁気車の
軸芯に沿って複数個の第1磁気車を所定の間隔を置いて
配置して構成してもよい。また、本発明の駆動装置は、
第2磁気車の軸芯に沿って複数個の第1磁気車を所定の
間隔を置いて配置し、これら第1磁気車の間に磁性体か
らなる干渉防止板を介在させてもよい。
【0006】上記第1磁気車は、多角柱形または円柱形
の柱状体周面に沿って単体の永久磁石をN極S極交互に
並列させて止着することにより構成するとよい。また、
第1磁気車は、多角柱形または円柱形の柱状体周面に沿
ってゴム磁石またはプラスチック磁石を巻き付けること
により構成してもよい。第2磁気車は、円柱形または多
角柱形の柱状体周面に沿って単体の永久磁石を多数個螺
旋状に並べて止着することにより構成するとよい。さら
に、第2歯車は、円柱形または多角柱形の柱状体周面
沿って帯状のゴム磁石またはプラスチック磁石を螺旋状
に巻き付けることにより構成してもよい。尚、上記柱状
体は、磁性の材料からなるものであってもよいし、非磁
性の材料からなるものであってもよい。
【0007】
【作用】以上の手段によれば、第1磁気車の周面に沿っ
ては永久磁石のN極帯とS極帯とが交互に設けられ、ま
た、第2磁気車の周面には永久磁石のN極帯とS極帯と
が螺旋状に設けてある。上記した両磁気車は軸芯を直角
若しくは斜めに交差し、互いの周面を非接触状態にて近
接させた状態で軸支されている。第2磁気車のNS両極
帯は周面に沿って螺旋状に設けてあり、この極帯の螺旋
ピッチを上記第1磁気車のNS両極帯のピッチに対応さ
せてある。よって、第1、第2両磁気車間のN極帯とS
極帯は最接近した状態で吸引し合う状態を常に維持しよ
うとする。
【0008】よって、第1磁気車側に視点を置いた状態
で、第2磁気車を回転させると、第2磁気車のNS両極
帯の範囲は第2磁気車の回転に伴って軸方向へ順次移動
する。一方、第1磁気車はNS両極帯を周面に沿って交
互に設けてあるため、上記した第2磁気車のNS両極帯
の移動を追って周面のNS両極帯が連続的に移動し、こ
れにより第1磁気車が追動して回転する。反対に、第1
磁気車を回転させると、近接側の周面において第1磁気
車周面のNS両極帯が第2磁気車の軸方向に回転移動
し、この移動を第2磁気車NS両極帯の螺旋が追い、第
2磁気車が追動して回転する。また、第2磁気車の軸芯
に沿って複数個の第1磁気車を所定の間隔を置いて配置
して構成したものにおいては、第2磁気車を回転させる
ことにより複数個の第1磁気車が同期した状態で回転す
る。上記した各第1磁気車の間に磁性体からなる干渉防
止板を介在させたものにおいては、隣合う第1磁気車同
士から発生する磁界が両者の間に介在させた干渉防止
により遮断され、隣合う第1磁気車同士の間で磁気の相
互干渉が生じるのを防止することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、永久磁石
の磁力を利用して回転駆動力の伝達を第1磁気車と第2
磁気車との間で非接触状態を保ったまま行なうものであ
るから、歯車を用いた駆動機構のように機械的な摩耗や
発塵、騒音を発生することなく、両磁気車間において回
転駆動力の伝達を極めてスムースに行なうことができ
る。
【0010】また、一定以上のトルクや衝撃力が伝達側
の磁気車に加わった場合には、磁界の変形により伝達側
の磁気車が滑べり回転するので、機械的な損傷が生じる
ことがない。
【0011】第2磁気車の軸方向へ沿って複数個の第1
磁気車を所定の間隔をおきながら配置することが可能で
あるから、第2磁気車を駆動軸とする第1磁気車の多軸
同時駆動が可能となる。この場合、第1磁気車の一個若
しくは複数個の回転が停止しても他の第1磁気車の駆動
には影響を与えず、所謂トルクフリー機能を具備するこ
とになる。
【0012】また、各第1磁気車の間に磁性体からなる
干渉防止板を介在させたものにおいては、隣合う第1磁
気車同士から発生する磁界を両者の間に介在させた干渉
防止板により遮断することができるので、隣合う第1磁
気車同士の間で磁気の相互干渉を効果的に防止し、第1
磁気車同士の間が接近する場合に生じる作動不良の不具
合を解消することができる。
【0013】第1磁気車は、柱状体の周面に沿って単体
の永久磁石を複数個並列させて止着することにより構成
しても、若しくは柱状体周面に沿ってゴム磁石またはプ
ラスチック磁石を巻き付けることにより構成してもよ
く、どちらも第1磁気車の周面に対してN極帯及びS極
帯を簡単に構成することができる。さらに、第2磁気車
は、柱状体の周面に沿って単体の永久磁石を多数個螺旋
状に並べて止着することにより構成しても、柱状体周面
に沿って帯状のゴム磁石またはプラスチック磁石を螺旋
状に巻き付けることにより構成してもよく、螺旋状のN
S両極帯を簡単に構成することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施を図面に基づいて説明
する。図1及び図2にて示す駆動装置a1は、略軸形の
第1磁気車1と第2磁気車2とを直交させた状態で回転
自在に支持することにより構成してある。
【0015】第1磁気車1は、例えばMn −Al 磁石等
の永久磁石から成り、短軸状に形成した柱状体の周面を
円周方向に等間隔をおいて4分割し、これら各帯状の区
間に永久磁石のN極帯1nとS極帯1sを交互に着磁す
るこにより構成してある。一方、第2磁気車2は、上
記第1磁気車1と同様な永久磁石にてなり、長軸形に形
成した柱状体の周面にN極帯2nとS極帯2sとを螺旋
状に着磁することにより構成し、そのNS両極帯2n,
2sの軸方向のピッチ、即ち螺旋ピッチを上記第1磁気
車1が備えるNS両極帯1n,1sの円周方向のピッチ
と一致させてある。
【0016】上記した第1、第2両磁気車1,2相互
は、両者の軸芯10,20が直交する状態で回転自在に
軸支し、両者1,2の周面が比較的小さな間隙を介し、
非接触状態で近接する位置関係にある。上記したよう
に、駆動装置a1にあっては、第2磁気車2のNS両極
帯2n,2sは周面に沿って螺旋状に着磁してある。ま
た、上記両極帯2n,2sの螺旋ピッチは第1磁気車1
のNS両極帯1n,1sのピッチに対応させてあるた
め、第1、第2両磁気車1,2間のN極帯とS極帯1
n,2s/1s,2nとは磁界による吸引力により常時
最接近した状態を維持しようとする。(図2)。
【0017】例えば、上記状態から第2磁気車2を回転
させると、第2磁気車2のNS両極帯2n,2sの範囲
は第2磁気車2の回転に伴って軸方向に移動する。一
方、第1磁気車1は上記第2磁気車2と軸芯10を直交
させると共に、NS両極帯1n,1sを周面に沿って交
互に設けてあるため、上記した第2磁気車2のNS両極
帯2n,2sの移動を追って周面のNS両極帯1n,1
sが次々と移動して回転することになる。これにより、
第2磁気車2の回転駆動が第1磁気車1に対して伝達さ
れ、第1磁気車1が第2磁気車2の回転に伴って連続的
に追動回転することになる。
【0018】また反対に、第1磁気車を回転させると、
両磁気車1,2間における近接側の周面において第1磁
気車1周面のNS両極帯1n,1sが第2磁気車2の軸
方向に回転移動する。すると、上記したNS両極帯1
n,1sの移動を第2磁気車2のNS両極帯2n,2s
の螺旋が追って回転移動し、第2磁気車2が追動回転す
ることになる。
【0019】よって、上記駆動装置a1によれば、第
1、第2両磁気車1,2間を非接触状態に保ったまま、
第1磁気車1から第2磁気車2、反対に第2磁気車2か
ら第1磁気車1への回転駆動の伝達を行なうことができ
る。これによれば、機械的な摩耗や発塵、接触騒音を一
切発生することなく、回転駆動力をスムースに伝達する
ことが可能となる。また、第2磁気車を駆動回転させて
いる状態において、伝達2次側の第1磁気車1に一定以
上のトルクや衝撃力が加わった場合には、両歯車1,2
間の磁界の変形により伝達一次側となる第2磁気車2が
滑べり回転するので、両磁気車1,2に機械的な損傷が
生じることもない。
【0020】第1磁気車1と第2磁気車2の周面に設け
るNS両極帯1n,1s/2n,2sは、図3にて示す
駆動装置a2のように比較的ピッチを小さくし構成して
もよく、この駆動装置a2の場合第1磁気車1の周面を
8個の区間に分割し、この各区間にNS両極帯1n,1
sを4個ずつ設けてある。また、第2磁気車2の周面に
もN極帯2nとS極帯2sを4本ずつ多条に設け、両磁
気車1,2間においてNS両極帯1n,1s/2n,2
s間のピッチを合わせてある。上記した駆動装置a2の
ようにNS両極帯1n,1s,/2n,2s間のピッチ
を細かくすることにより、両磁気車1,2間の回転駆動
をより円滑に行なうことができるようになる。
【0021】また本発明によれば、図4にて示す駆動装
置a3のように、第2磁気車2の軸方向へ沿って複数個
の第1磁気車1を所定の間隔をおきながら配置すること
ができ、第2磁気車2を駆動軸とする第1磁気車1の多
軸同時駆動が可能となる。上記した駆動装置a3の場
合、所謂トルクフリー機能を具備することになり、例え
ば、大トルクや衝撃力が加わって一個若しくは複数個の
第1磁気車1の回転が停止したとしても、残る第1磁気
車1の駆動には影響を与えることはない。
【0022】上記した駆動装置a3における各第1磁気
車1の磁界が相互干渉して回転不能になるのを防止する
為、第1磁気車1同士間に所定以上の間隔を置く必要
があり、その間隔に応じて第2磁気車2におけるNS両
極帯2n,2sの螺旋ピッチを設定する必要がある。ま
た、第1磁気車1同士の間をどうしても小さくしなくて
はならない場合は、図4にて示すように、第1磁気車1
同士の間に磁性体からなる干渉防止板30を介在させ
る。上記したように各第1磁気車1同士の間に干渉防止
板30を介在させることにより、互いに接近した状態で
並列する第1磁気車1相互の磁界を遮断して干渉を防止
することができる。よって、第1磁気車1の間がやむな
く接近する場合においても上記干渉防止板30を介在さ
せることにより磁気干渉による作動不良を生じることな
く多軸同時駆動を行なうことができる。
【0023】上記した第1磁気車1は、円形の柱状体の
周面にNS両極帯1n,1sを着磁することにより構成
したが、第1磁気車は図5及び図6にて示すもののよう
に構成してもよい。図5にて示す第1磁気車1’は、外
形が10角形で中空状に形成した柱状体11周面の平面
部にフェライト磁石や希土類金属磁石からなる永久磁石
12を、N極,S極交互に外向面に現れるように止着す
ることにより、N極帯1nとS極帯1sを構成してな
る。尚、上記した柱状体11の形状は10角形に限定さ
れるものではなく、N極帯とS極帯を交互に配置できる
多角形であれば何角形であってもよい。
【0024】図6にて示す第1磁気車1’’は、中空で
円柱形の柱状体13の外周にN極とS極とを交互に配置
した帯状のゴム磁石14を巻き付けて接着することによ
り、周面に沿ってN極帯1nとS極帯1sとを交互に構
成したものである。尚、上記したゴム磁石14はプラス
チック磁石であってもよい。
【0025】また、第2磁気車は図7乃至図12にて示
すもののように構成してもよい。図7及び図8にて示す
第2磁気車2は、断面6角形の柱状体21周面の各平面
部に沿ってN極S極を一対に着磁させた多数の永久磁石
22を所定の間隔をおいて止着することにより、柱状体
21周面に沿って不連続に螺旋を描くN極帯2nとS極
帯2sを構成したものである。
【0026】図9及び図10にて示す第2磁気車2´´
は、断面6角形の柱状体23周面の各平面部に沿ってN
極(若しくはS極)だけが外向面に現われるように永久
磁石24を多数止着することにより構成したものであ
る。この場合、柱状体23周面で上記永久磁石24を止
着していない面には上記永久磁石24の外向面の極と反
対の極が現われ、柱状体23の周面において不連続の螺
旋を構成する各永久磁石24の外向面とそれ以外の柱状
体23周面とにより螺旋状のN極帯2nとS極帯2sを
構成する。
【0027】図11及び図12にて示す第2磁気車2´
´´ は、円柱状に形成した柱状体25の周面に帯状の
ゴム磁石若しくはプラスチック磁石からなる永久磁石2
6を螺旋状に巻き付けて着することにより構成したも
のである。上記した永久磁石はN極(若しくはS極)だ
けが外向面に現われるようにしたので、柱状体25の周
面において螺旋状に巻回される永久磁石26とそれ以外
の部分に露出する柱状体25周面とにより螺旋状のN極
帯2nとS極帯2sを構成する。尚、上記柱状体11,
13,21,23,25は、磁性の材料からなるもので
あってもよいし、非磁性の材料からなるものであっても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した駆動装置を示す斜視図。
【図2】 同駆動装置の正面図。
【図3】 NS両極帯のピッチを細かくした駆動装置
を示す斜視図。
【図4】 第2磁気車に対して3個の第1磁気車を設
けた駆動装置を示す正面図。
【図5】 10角形柱状体周面に単体の永久磁石を
止着してなる第1磁気車を示す側面図。
【図6】 円形の柱状体周面にゴム磁石を巻き付けて
構成した第1磁気車を示す側面図。
【図7】 N極S極一対の永久磁石を柱状体の周面に
多数止着してなる第2磁気車を示す正面図。
【図8】 同第2磁気車を示す側面図。
【図9】 柱状体の周面に永久磁石を止着してなる第
2磁気車を示す正面図。
【図10】 同第2磁気車を示す側面図。
【図11】 柱状体の外周に帯状のゴム磁石を巻き付
けて構成した第2磁気車を示す正面図。
【図12】 同第2磁気車を示す側面図。
【符号の説明】 a1〜a3・・・駆動装置 1,1´ ,1´´・・・第1磁気車 1n・・・N極帯 1s・・・S極帯 2,2’,2´´,2´´´ ・・・第2磁気車 2n・・・N極帯 2s・・・S極帯

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略軸形に構成される第1磁気車と第2
    磁気車とを備え、この第1第2両磁気車の軸芯を直角も
    しくは斜めに交差せしめ互いの周面を非接触状態にて近
    接させ、上記第1磁気車の周面に沿って永久磁石のN極
    帯とS極帯とを交互に設けると共に、第2磁気車の周面
    に永久磁石のN極帯とS極帯とを螺旋状に設け、且つ第
    1磁気車におけるNS両極帯の周方向のピッチと、第2
    磁気車におけるNS両極帯の螺旋ピッチとを対応させて
    なる駆動装置。
  2. 【請求項2】 第2磁気車の軸芯に沿って複数個の第
    1磁気車を所定の間隔を置いて配置してなる請求項1記
    載の駆動装置。
  3. 【請求項3】 第2磁気車の軸芯に沿って複数個の第
    1磁気車を所定の間隔を置いて配置し、これら第1磁気
    車の間に磁性体からなる干渉防止板を介在させてなる請
    求項1記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 多角柱形または円柱形の柱状体周面に
    沿って単体の永久磁石を複数個並列させて止着すること
    により第1磁気車を構成したことを特徴とする請求項
    1,2または3記載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 多角柱形または円柱形の柱状体周面に
    沿ってゴム磁石またはプラスチック磁石を巻き付けるこ
    とにより第1磁気車を構成したことを特徴とする請求項
    1,2または3記載の駆動装置。
  6. 【請求項6】 円柱形または多角柱形の柱状体周面に
    沿って単体の永久磁石を多数個螺旋状に並べて止着する
    ことにより第2磁気車を構成したことを特徴とする請求
    項1,2または3記載の駆動装置。
  7. 【請求項7】 円柱形または多角柱形の柱状体円周に
    沿って帯状のゴム磁石またはプラスチック磁石を螺旋状
    に巻き付けることにより第2磁気車を構成したことを特
    徴とする請求項1,2または3記載の駆動装置。
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