JP2021025253A - 移送装置および移送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】移送物を水上構造物の下方に搬入または下方から搬出する際に軽労化を図りつつ、より安定的に移送物を移送できる移送装置および移送方法を提供する。【解決手段】連結部5を介して連結されている下方ガイド部3と上方固定部4とを有するフレーム体2を、上方固定部4が水上構造物40の上部に設置され、下方ガイド部3が水上構造物40の下面の下に下面に沿って延在し、連結部5が水上構造物40の前端40aの前方に位置した状態にして据え付ける。そして、移動機構8によって保持した状態の移送物30を下方ガイド部3に沿って移動させることで、移送物30を水上構造物40の下方に搬入または下方から搬出する。【選択図】図1

Description

本発明は、移送装置および移送方法に関し、さらに詳しくは、移送物を水上構造物の下方に搬入または下方から搬出する際に軽労化を図りつつ、より安定的に移送物を移送できる移送装置および移送方法に関するものである。
桟橋などの水上構造物を支持している支柱の補強工事を行う場合には、補強に要する資材を、水上構造物の下方の所望の位置に搬入する必要がある。従来、これらの資材は曳航することで搬入している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この従来の搬入方法では、波、風、潮流、潮位などの環境条件に大きく影響を受ける。また、資材が支柱などに接触することを防ぐために、潜水士などの作業者は資材搬入時の誘導に多大な注意を払う必要がある。水上構造物の下方から移送物を搬出する際にも、搬入する際と同様に上述した問題がある。
特開2008−223384号公報
本発明の目的は、移送物を水上構造物の下方に搬入または下方から搬出する際に軽労化を図りつつ、より安定的に移送物を移送できる移送装置および移送方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の移送装置は、移送物を水上構造物の下方に搬入または下方から搬出する移送装置であって、前記水上構造物の下面の下に配置されて前記下面に沿って延在する下方ガイド部と、前記水上構造物の上部に設置される上方固定部と、前記水上構造物の前端前方の位置で前記下方ガイド部と前記上方固定部とを連結する連結部と、前記移送物を保持した状態で前記移送物を前記下方ガイド部に沿って移動させる移動機構とを備えたことを特徴とする。
本発明の移送方法は、移送物を水上構造物の下方に搬入または下方から搬出する移送方法であって、連結部を介して連結される下方ガイド部と上方固定部とを有するフレーム体を、前記上方固定部が前記水上構造物の上部に設置され、前記下方ガイド部が前記水上構造物の下面の下に前記下面に沿って延在し、前記連結部が前記水上構造物の前端前方に位置した状態にして据え付け、移動機構によって保持した状態の前記移送物を前記下方ガイド部に沿って移動させることを特徴する。
本発明によれば、上方固定部を利用することで、下方ガイド部を水上構造物の下面に沿って安定的に延在させることができる。この下方ガイド部に沿って、移動機構によって保持した状態の移送物を移動させることで、移送物を水上構造物の下方に搬入または下方から搬出する作業を容易に行うことができる。それ故、波、風、潮流、潮位などの環境条件によらず、移送物を下方ガイド部に沿った一定の経路で安定的に移送できる。これに伴い、移送物が水上構造物を支持する支柱などに接触するリスクが低くなり、潜水士などの作業者の監視負担軽減や重労働削減に寄与する。
本発明の実施形態の移送装置を使用して移送物の移送を行っている状況を側面視で例示する説明図である。 図1のA矢視図である。 図1のB―B断面矢視図である。 図1の移送装置を水上構造物に設置する状況を側面視で例示する説明図である。 本発明の別の実施形態の移送装置を使用して移送物の移送を行っている状況を側面視で例示する説明図である。 本発明のさらに別の実施形態の移送装置を使用して移送物の移送を行っている状況を側面視で例示する説明図である。 本発明のさらに別の実施形態の移送装置を使用して移送物の移送を行っている状況を側面視で例示する説明図である。
以下、本発明の移送装置および移送方法を図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1〜図3に例示する本発明の移送装置1は、移送物30を水上構造物40の下方に搬入または下方から搬出する際に使用する。水上構造物40としては、海洋や河川、湖などの水域に立設されている複数の支柱50に支持されている桟橋などを例示できる。搬入する移送物30としては、水上構造物40や支柱50の補強、補修などに要する資材や、その際の作業に使用する仮設足場などを例示できる。搬出する移送物30としては、水上構造物40や支柱50の補修、解体などで生じるコンクリートがらなどを例示できる。
移送装置1は、連結部5を介して連結されている下方ガイド部3および上方固定部4を有するフレーム体2と、移送物30を保持した状態で移送物30を下方ガイド部3に沿って移動させる移動機構8とを備えている。この実施形態では、さらに、上方固定部4の下方に突出するスペーサ14と、上方固定部4に載置される錘7と、水上構造物の下方を撮影する撮影機器15と、撮影機器15に通信可能に接続されたモニタ16と、フレーム体2に設置される灯火機器18と、が設けられている。フレーム体2には適宜必要な部材が設置される。
以下では、移送装置1を水上構造物40に設置した状態を基準にして説明する。図中のX方向は水上構造物40の前後方向、Y方向は左右方向、Z方向は上下方向を示している。図中の左側を水上構造物40の前側、図中の右側を水上構造物40の後側とし、図1の紙面手前側(図2の下側)を手前側、図1の紙面奥側(図2の上側)を奥側とする。
図1に例示するように、フレーム体2は、例えば、H形鋼や山形鋼等の鋼材で形成される。フレーム体2は、容易に変形しない剛体で形成すればよく、例えば、繊維強化プラスチック(FRP)などで形成することもできる。下方ガイド部3は、水上構造物40の下面の下に配置されて水上構造物40の下面に沿って延在する。下方ガイド部3は、X方向に略水平に延在している。下方ガイド部3は水上構造物40の前端40aよりも前方に張り出している。下方ガイド部3は、水上構造物40を支持している支柱50を避けた位置に配置される。この実施形態では、下方ガイド部3を水面位置WLよりも高い位置に配置しているが、下方ガイド部3を水面位置WLよりも低い位置に配置することもできる。
図3に例示するように、この実施形態の下方ガイド部3は、X方向に延在する2本の主桁3aと、その2本の主桁3aどうしを連結するY方向に延在する横桁3bとを有している。2本の主桁3aはY方向に離間して平行に配置されており、2本の主桁3aの前端部と後端部がそれぞれ横桁3bで連結されている。
図2に例示するように、上方固定部4は水上構造物40の上部に設置される。上方固定部4は、下方ガイド部3と平行にX方向に延在している。上方固定部4の前端部は、水上構造物40の前端40aよりも前方に位置し、下方ガイド部3の前端部よりも後方に位置している。この実施形態の上方固定部4は、X方向に延在する2本の主桁4aと、その2本の主桁4aどうしを連結するY方向に延在する横桁4bとを有して構成されている。2本の主桁4aはY方向に離間して平行に配置されており、2本の主桁4aの前端部と後端部がそれぞれ横桁4bで連結されている。
図1に例示するように、連結部5は、水上構造物40の前端40aの前方の位置で下方ガイド部3および上方固定部4を連結する。連結部5はZ方向に延在し、連結部5の上端部は上方固定部4に接合され、連結部5の下端部は下方ガイド部3に接合されている。この実施形態の連結部5は、Y方向に離間して配置されたZ方向に延在する2本の柱部材5aで構成されている。手前側の主桁4aおよび主桁3aと、奥側の主桁4aおよび主桁3aが、それぞれ柱部材5aで連結されている。フレーム体2にはさらに、下方ガイド部3と連結部5との連結部分や、上方固定部4と連結部5との連結部分を補強する補強材6が設けられている。
この実施形態では、下方ガイド部3と上方固定部4と連結部5とは、それぞれ別部材であるが、例えば、下方ガイド部3と連結部5とを一体部材、上方固定部4と連結部5とを一体部材にすることもできる。即ち、フレーム体2が下方ガイド部3、上方固定部4、および連結部5として機能する部位を有していればよい。
この実施形態の移動機構8は、移送物30を保持する保持部9と、保持部9に接続される紐状体10と、紐状体10の巻取りおよび繰り出しを行うことで保持部9を下方ガイド部3に沿って移動させる駆動部11とを有している。この移動機構8は、さらに、フレーム体2に設置された複数のシーブ12を有している。紐状体10は例えば、ワイヤロープや樹脂製のロープなどで構成される。
この実施形態の保持部9は、下方ガイド部3に当接して転動する従動輪9aを有しており、下方ガイド部3に支持された状態で下方ガイド部3に沿ってX方向に移動可能な構成になっている。保持部9は、移送物30を吊持ちする吊持手段9bを有している。この実施形態では、下方ガイド部3の手前側の主桁3aと奥側の主桁3aにそれぞれ保持部9が設けられている。
駆動部11としては、例えば、ウインチドラムが用いられる。上方固定部4の上にY方向に離間して2台の駆動部11が設置されている。手前側の駆動部11から繰り出されている紐状体10の先端部は、上方固定部4の前端前方の手前側に配置されたシーブ12と、下方ガイド部3の前端前方の手前側に配置されたシーブ12とを経由して手前側の保持部9の前端部に連結されている。奥側の駆動部11から繰り出されている紐状体10の先端部は、上方固定部4の前端前方の奥側に配置されたシーブ12と、下方ガイド部3の前端前方の奥側に配置されたシーブ12とを経由して奥側の保持部9の前端部に連結されている。さらに、手前側の保持部9の後端部と奥側の保持部9の後端部とが、下方ガイド部3の後端部に配置された手前側のシーブ12と奥側のシーブ12とを経由する紐状体10によって連結されている。
手前側の駆動部11が紐状体10を繰り出し、奥側の駆動部11が紐状体10を巻き取ることで、手前側の保持部9が後方に向かって移動し、奥側の保持部9が前方に向かって移動する。手前側の駆動部11が紐状体10を巻取り、奥側の駆動部11が紐状体10を繰り出すと、手前側の保持部9が前方に向かって移動し、奥側の保持部9が後方に向かって移動する構成になっている。手前側の駆動部11と奥側の駆動部11は連動して駆動する構成になっている。
スペーサ14は、水上構造物40の上部と上方固定部4の下端部との間に配置される。スペーサ14は、水上構造物40の上部に上方固定部4を安定して設置するための土台を形成する部材である。スペーサ14は、水上構造物40の上部の起伏や凹凸、水上構造物40の上部に存在する付帯物41などに応じて適宜設置される。錘7は、上方固定部4を水上構造物40に安定して固定するために用いられる。錘7は上方固定部4の後部に配置するとよい。上方固定部4の自重が十分に大きい場合は錘7を省略することもできる。
撮影機器15は、下方ガイド部3に沿って移動する保持部9および移送物30を撮影可能な位置に設置される。撮影機器15は照明機材を有しており、暗所でも撮影可能な構成になっている。撮影機器15で撮影した映像は、水上構造物40の上に配置されたモニタ16に表示される。撮影機器15で撮影した映像は、インターネット回線を介して施工現場から離れた事務所に配置されたモニタにも表示される構成になっている。
灯火機器18は、フレーム体2(下方ガイド部3)の前端部に設置されている。灯火機器18は夜間に点灯することで、船舶などに移送装置1の存在を認識させる。スペーサ14、撮影機器15、モニタ16、および灯火機器18はそれぞれ任意に設けることができる。
次に、この移送装置1を用いた移送方法を説明する。
フレーム体2は、予め構築して施工現場に搬送してもよいし、分解した状態で施工現場に搬送して施工現場で組み立ててもよい。フレーム体2には、移動機構8、撮影機器15、および灯火機器18を設置する。水上構造物40の上面が平坦でない場合や、水上構造物40に付帯物41がある場合などには、水上構造物40の上部にスペーサ14を設置して、上方固定部4を安定して載置できる土台を形成しておく。
図4に例示するように、起重機船や水上構造物40上のクレーン60を用いて、移送装置1を、水上構造物40の前方に吊り上げた状態にする。次いで、上方固定部4が水上構造物40の上方に位置し、下方ガイド部3が水上構造物40の下方に位置する高さ位置で、フレーム体2を後方に移動させる。そして、図1に例示するように、フレーム体2を、上方固定部4が水上構造物40の上部に設置され、下方ガイド部3が水上構造物40の下面の下に下面に沿って延在し、連結部5が水上構造物40の前端40aの前方に位置した状態にして据え付ける。スペーサ14を設けている場合には、スペーサ14の上に上方固定部4が載置された状態となる。
次いで、水上構造物40に対してフレーム体2が動かないように固定する。この実施形態では、上方固定部4に錘7を載置することで水上構造物40に対してフレーム体2を固定している。以上により、水上構造物40に対する移送装置1の設置が完了する。
移送物30を水上構造物40の下方に搬入するときには、移動機構8により、移送物30を保持させる保持部9を水上構造物40の前端40aよりも前方に配置した状態にする。そして、クレーン60によって移送物30を吊り上げて、その吊り上げた移送物30を水上構造物40の前端40aよりも前方の位置から水中に降下させる。そして、潜水士Dが保持部9に移送物30を保持させた状態にし、クレーン60の吊ワイヤと移送物30との連結を外す。
次いで、移動機構8によって保持した状態の移送物30を下方ガイド部3に沿って後方に移動させて水上構造物40の下方の所望の位置まで移動させる。この実施形態では、地上作業者が2つの駆動部11を操作してそれぞれの紐状体10の巻取りおよび繰り出しを行うことで、移送物30を保持した状態の保持部9を下方ガイド部3に沿って前後に移動させることができる。
水上構造物40の下方で行われている作業状況は、撮影機器15によって逐次撮影され、撮影された映像はモニタ16に逐次表示される。施工管理を行う地上作業者は、通話手段を用いて潜水士Dと通話するとともに、モニタ16に写る移送物30や潜水士Dの状況を確認しながら、駆動部11を操作する地上作業者と潜水士Dに指示を出す。
移送物30を所望の位置まで移送し終えたら、潜水士Dが保持部9による移送物30の保持を解除する。以上により、移送物30を水上構造物40の下方に搬入する作業が完了する。移送物30を水上構造物40の下方から搬出する作業は、上述した移送物30を水上構造物40の下方に搬入する作業手順と逆の手順で行うことができる。
移送物30の搬入作業や搬出作業を完了した後には、錘7を上方固定部4から取り外して、水上構造物40に対するフレーム体2の固定を解除する。そして、クレーン60を用いて移送装置1を水上構造物40の前方に引き出すことで、移送装置1を水上構造物40から撤去する。同じ移送装置1を使用して、水上構造物40の別の位置で移送物30の搬入作業や搬出作業を行う場合には、撤去した移送装置1を水上構造物40の別の位置に同様の作業手順で設置して、移送物30の搬入作業や搬出作業を行う。
このように、本発明では、上方固定部4を利用することで、下方ガイド部3を水上構造物40の下面に沿って安定的に延在させることができる。この下方ガイド部3に沿って、移動機構8によって保持した状態の移送物30を移動させることで、移送物30を水上構造物40の下方に搬入または下方から搬出する作業を容易に行うことができる。それ故、波、風、潮流などの環境条件によらず、移送物30を下方ガイド部3に沿った一定の経路で安定的に移送できる。これに伴い、移送物30が水上構造物40を支持する支柱50などに接触するリスクが低くなり、潜水士Dや地上作業者などの監視負担軽減や重労働削減に寄与する。
さらに、移送装置1の水上構造物40に対する設置作業と撤去作業は大部分を地上の作業で行うことができる。それ故、潮位の影響による作業時間の制約が懸念される施工水域においても、移送物30の搬入、搬出作業を効率よく行うことができる。特に潜水士Dの労力を大幅に軽減させることができる。また、移送装置1は設置位置を変えて繰り返し使用することができるので、非常に利便性が高い。
この実施形態のように、保持部9がフレーム体2に支持されている構成にすると、移送物30の重量が大きい場合にも、移送物30を安定して移動させることができる。なお、移送装置1に設ける保持部9の数や配置は特に限定されず、例えば、下方ガイド部3に保持部9が1つだけ設けられている構成にすることもできる。
上方固定部4の下方に突出するスペーサ14を設けると、水上構造物40の上部が平坦でない場合や水上構造物40の上部に付帯物41等がある場合にも、水上構造物40の上部に上方固定部4を安定して設置できる。また、スペーサ14を設けることで、移送装置1が水上構造物40の上部にある付帯物41に干渉することを回避できる。それ故、移送装置1の汎用性が非常に高くなる。なお、スペーサ14は、移送装置1を水上構造物40に設置する前に、予め上方固定部4の下部に接合しておくこともできる。
水上構造物40の下方を撮影する撮影機器15と、その撮影機器15で撮影した映像が表示されるモニタ16を設けると、地上作業者がモニタ16に表示される映像を見て移動機構8(駆動部11)の操作を能動的に行うことが可能となる。さらに、地上作業者がモニタ16に表示される映像を見て、水上構造物40の下方における潜水士Dの作業状況や移送物30と潜水士Dとの位置関係を視認できるので、移送物30の搬入、搬出作業の作業性や潜水士Dの安全性を高めることができる。
図5に本発明の移送装置1の別の実施形態を示す。この実施形態の移送装置1は、図1〜図4に例示した実施形態の移送装置1と移動機構8の構成が異なっている。その他の構成は同じである。
この実施形態の移動機構8は、移送物30を保持した状態で移送物30を水上構造物40の上方から水上構造物40の下方まで移動させることが可能な構成になっている。この移動機構8は、移送物30を保持する保持部9と、保持部9に接続される環状の紐状体10と、環状の紐状体10を周回移動させることで保持部9を下方ガイド部3および上方固定部4に沿って移動させる駆動部11とを有している。
この実施形態では、上方固定部4の前端前方の手前側および奥側と、下方ガイド部3の前端前方の手前側および奥側と、下方ガイド部3の手前側と奥側の主桁3aの中途位置の下方とに、それぞれX方向に延在する紐状体10を支持するシーブ12が設けられている。さらに、下方ガイド部3の後端部の下方の手前側および奥側には、紐状体10を下方ガイド部3の手前側から奥側に誘導するシーブ12が設けられており、下方ガイド部3の後側の横桁3bにはY方向に延在する紐状体10を支持するシーブ12が設けられている。
この実施形態の駆動部11は回転軸をZ方向とする滑車を有している。上方固定部4の上にY方向に離間して2台の駆動部11が設置されている。2台の駆動部11の滑車と前述したそれぞれのシーブ12に、環状の紐状体10が、上方固定部4の手前側から、下方ガイド部3の手前側、下方ガイド部3の奥側、上方固定部4の奥側と周回するように張設されている。
この移動機構8では、2台の駆動部11の滑車を同じ方向に回転駆動させて環状の紐状体10を周回移動させることで、紐状体10に支持されている保持部9が上方固定部4の手前側、下方ガイド部3の手前側、下方ガイド部3の奥側、上方固定部4の奥側の順またはその逆順で周回移動する構成になっている。
なお、この実施形態では、駆動部11を2台設けているが、移動機構8を1台の駆動部11で構成することもできる。また、紐状体10を下方ガイド部3および上方固定部4に沿って張設できる構造であれば、フレーム体2に設けるシーブ12の数や配置などはこの実施形態に限定されず、他にも様々な構成にすることができる。
この移送装置1の水上構造物40に対する設置方法および撤去方法は先に例示した実施形態と同じである。この移送装置1で、移送物30を水上構造物40の下方に搬入する場合には、地上作業者が駆動部11を操作して、保持部9を上方固定部4の上方に位置した状態にする。そして、地上作業者が上方固定部4の上で移送物30を保持部9に保持させた状態にする。
次いで、地上作業者が駆動部11を操作することで、紐状体10とともに移送物30を保持した状態の保持部9を上方固定部4と下方ガイド部3に沿って移動させて、保持部9および移送物30を水上構造物40の下方の所望の位置まで移動させる。そして、潜水士Dが保持部9による移送物30の保持を解除する。以上により、移送物30の水上構造物40の下方への搬入が完了する。移送物30を水上構造物40の下方から水上構造物40の上方に搬出する作業は、前述した移送物30を水上構造物40の下方に搬入する作業手順と逆の手順で行うことができる。
この実施形態のように、移動機構8が、移送物30を保持した状態で移送物30を水上構造物40の上方から水上構造物40の下方まで移送可能な構成にすると、地上で移動機構8(保持部9)が移送物30を保持した状態にできるので、クレーン60によって移送物30を水上構造物40の前端40aの前方の水中まで移動させる必要がなくなる。また、潜水士Dが、クレーン60に吊られている移送物30を保持部9に保持させた状態にする玉掛け作業も不要になる。それ故、移送物30の搬入、搬出作業の作業効率を高めるにはより有利になり、潜水士Dの労力もより軽減させることができる。
図6に本発明の移送装置1のさらに別の実施形態を示す。この実施形態の移送装置1は、図1〜図4に例示した実施形態の移送装置1とフレーム体2および移動機構8の構成が異なっている。その他の構成は同じである。
この実施形態の移動機構8は、移送物30を保持する保持部9と、保持部9に接続されて下方ガイド部3に沿って自走する走行体13とを有している。保持部9は、移送物30を把持する把持手段9cを有している。保持部9は、走行体13に固定されていて、走行体13とともに移動する構成になっている。
この実施形態では、上方固定部4、連結部5、および下方ガイド部3が、走行体13が走行可能な一続きの連続したレールになっている。走行体13は、上方固定部4、連結部5、および下方ガイド部3に当接して回転駆動する駆動輪13aを有している。走行体13および保持部9は、フレーム体2に支持された状態で、上方固定部4、連結部5、および下方ガイド部3に沿って、水上構造物40の上方から水上構造物40の下方まで移動可能な構成になっている。走行体13の走行速度や走行方向は、水上構造物40上に配置されたコントローラ17によって遠隔操作できる構成になっている。
この移送装置1の水上構造物40に対する設置方法および撤去方法は先に例示した実施形態と同じである。この移送装置1で、移送物30を水上構造物40の下方に搬入する場合には、地上作業者がコントローラ17を操作して、走行体13および保持部9を上方固定部4に位置した状態にする。そして、地上作業者が移送物30を保持部9に保持させた状態にする。
次いで、地上作業者がコントローラ17を操作して、走行体13を上方固定部4から連結部5を経由して下方ガイド部3に自走させることで、移送物30を保持した状態の保持部9を水上構造物40の下方の所望の位置まで移動させる。そして、潜水士Dが保持部9による移送物30の保持を解除する。以上により、移送物30の水上構造物40の下方への搬入が完了する。移送物30を水上構造物40の下方から水上構造物40の上方に搬出する作業は、前述した移送物30を水上構造物40の下方に搬入する作業手順と逆の手順で行うことができる。
この実施形態のように、移動機構8を、移送物30を保持する保持部9と、保持部9に接続されて下方ガイド部3に沿って自走する走行体13とを有する構成にすると、移送装置1を簡素に構成できる。また、移送装置1が複数の走行体13および保持部9を有する構成にした場合にも、それぞれの走行体13および保持部9をそれぞれ個々に操作することが可能となるので、移送装置1の利便性を高くできる。
走行体13が上方固定部4、連結部5、下方ガイド部3を走行可能な構成にすると、クレーン60を用いずに、移送物30を水上構造物40の上方から水上構造物40の下方まで移送できるので、移送物30の搬入、搬出作業の作業効率を高めるには有利になる。
図7に本発明の移送装置1のさらに別の実施形態を示す。この実施形態の移送装置1は、図1〜図4に例示した実施形態の移送装置1と移動機構8の構成が異なっている。その他の構成は同じである。この移送装置1は、移送物30を水上構造物40の下方に搬入することに特化した構成になっている。
この実施形態の移動機構8は、保持部9と紐状体10と駆動部11とを有している。この移動機構8は、さらに、フレーム体2に設置されたシーブ12と、フレーム体2に設置された棒状部材19とを有している。棒状部材19にはシーブ12と同様に紐状体10が掛け回される。棒状部材19は例えば、単管パイプなどで構成される。
この実施形態では、上方固定部4の前部の手前側と奥側にそれぞれシーブ12が設けられている。これらのシーブ12は主桁4aに対してブルマンで固定されている。シーブ12の下方に位置する、下方ガイド部3と連結部5との接合部分の近傍には、Y方向に延在する棒状部材19が設けられている。また、下方ガイド部3の後部にZ方向に離間してY方向に延在する2本の棒状部材19が設けられている。
この実施形態では、下方ガイド部3の手前側の主桁3aと奥側の主桁3aにそれぞれ保持部9が設けられている。上方固定部4の上には、Y方向に離間して2台の駆動部11が設置されている。手前側の駆動部11から前方に向かって繰り出されている紐状体10は、上方固定部4の前部の手前側に配置されたシーブ12と、そのシーブ12の下方に位置する棒状部材19とを経由して向きが変わり、下方ガイド部3の上側で下方ガイド部3の前部から後部に向かって延在している。この紐状体10はさらに、下方ガイド部3の後部に配置された上下一対の棒状部材19を経由して向きが変わり、下方ガイド部3の下側で下方ガイド部3の後部から前部に向かって延在している。この紐状体10の先端部は手前側の保持部9の後端部に連結されている。奥側の駆動部11から繰り出されている紐状体10も同様の構造で、上方固定部4の前部の奥側に配置されたシーブ12と、3本の棒状部材19を経由して、先端部が奥側の保持部9の後端部に連結されている。
この移動機構8では、手前側の保持部9を下方ガイド部3の前部に配置した状態で、手前側の駆動部11により紐状体10を巻き取ると、手前側の保持部9が下方ガイド部3に沿って後方に向かって移動する。同様に、奥側の保持部9を下方ガイド部3の前部に配置した状態で、奥側の駆動部11により紐状体10を巻き取ると、奥側の保持部9が下方ガイド部3に沿って後方に向かって移動する構成になっている。
この移送装置1の水上構造物40に対する設置方法および撤去方法は先に例示した実施形態と同じである。移送物30を水上構造物40の下方に搬入するときには、移送物30を保持させる保持部9を水上構造物40の前端40aよりも前方に配置した状態にする。そして、クレーン60によって移送物30を吊り上げて、その吊り上げた移送物30を水上構造物40の前端40aよりも前方の位置から水中に降下させる。そして、潜水士Dが保持部9に移送物30を保持させた状態にし、クレーン60の吊ワイヤと移送物30との連結を外す。
次いで、移動機構8によって保持した状態の移送物30を下方ガイド部3に沿って後方に移動させて水上構造物40の下方の所望の位置まで移動させる。この実施形態では、地上作業者が駆動部11を操作して紐状体10の巻取りを行うことで、移送物30を保持した状態の保持部9を下方ガイド部3に沿って後方に移動させる。
移送物30を所望の位置まで移送し終えたら、潜水士Dが保持部9による移送物30の保持を解除する。以上により、移送物30を水上構造物40の下方に搬入する作業が完了する。別の移送物30の水上構造物40の下方への搬入を継続して行う場合には、地上作業者が、駆動部11を操作して、紐状体10が巻装されているドラムがフリーに回転可能な状態にする。そして、潜水士Dが保持部9を持って保持部9を水上構造物40の前端40aよりも前方の位置まで移動させる。この際、保持部9の移動に伴って駆動部11のドラムが回転して紐状体10が繰り出される。そして、潜水士Dが、保持部9を水上構造物40の前端40aよりも前方の位置まで移動させると、次の移送物30の搬入作業を行う準備が完了する。この後の作業手順は前述した搬入作業の作業手順と同じである。
この実施形態のように、移動機構8を、移送物30を水上構造物40の下方に搬入することに特化した構成にすると、移送装置1を非常に簡素な構造にできる。紐状体10の向きを変えるガイドとしてシーブ12を用いると、紐状体10に掛かる負荷を小さくするには有利であるが、紐状体10に大きな緩みが生じた場合に、稀に紐状体10がシーブ12から外れてしまうことがある。一方で、紐状体10の向きを変えるガイドをY方向に延在する棒状部材19で構成すると、紐状体10に大きな緩みが生じた場合にも棒状部材19から紐状体10が外れない。そのため、紐状体10の向きを変えるガイドを棒状部材19で構成すると、移動機構8に不具合が生じるリスクを低減するには有利になる。
なお、水上構造物40に対する移送装置1の設置方向は特に限定されず、例えば、下方ガイド部3が水上構造物40の長手方向に延在する向きで設置してもよいし、下方ガイド部3が水上構造物40の幅方向に延在する向きで設置してもよい。また、移動機構8は、移送物30を保持した状態で移送物30を下方ガイド部3に沿って移動させることができる構成であれば、上述した実施形態に限定されず他にも様々な構成にすることができる。
例えば、図1〜4に例示した移送装置1の移動機構8を、走行体13と保持部9とで構成された移動機構8に置き換えて、走行体13および保持部9が下方ガイド部3のみを自走する構成にすることもできる。走行体13に接続されている保持部9が吊持手段9bを有する構成にすることもできる。また、図6で例示した実施形態では、フレーム体2に支持された状態で自走する走行体13を例示したが、例えば、フレーム体2に沿って張設された紐状体10に支持された状態で、紐状体10に沿って自走する走行体13にすることもできる。
また、上記で例示した実施形態では、保持部9に保持された状態の移送物30を下方ガイド部3の手前側の主桁3aまたは奥側の主桁3aの下の位置で移動させる場合を例示したが、例えば、保持部9や走行体13を下方ガイド部3の手前側の主桁3aと奥側の主桁3aを跨いだ構造にして、保持部9に保持された状態の移送物30を手前側の主桁3aと奥側の主桁3aの間の位置で移動させる構成にすることもできる。
フレーム体2の構造や形状も上述した実施形態に限定されず他にも様々な構成にすることができる。例えば、下方ガイド部3や上方固定部4を1本や3本以上の主桁3a、4aで構成することもできる。また、例えば、下方ガイド部3をテレスコピック構造にして、移送装置1を水上構造物40に据付ける際には下方ガイド部3を縮めた状態にして、移送装置1を水上構造物40に据付けた後に下方ガイド部3を伸長させることもできる。移送装置1を水上構造物40に据付けた後に下方ガイド部3に鋼材を継ぎ足して下方ガイド部3を延長させることもできる。また、例えば、水上構造物40に移送装置1を据付けた後に、水上構造物40の下部と下方ガイド部3とを連結具などで連結することもできる。水上構造物40に複数の移送装置1を設置することもできる。
上述した説明では、移送物30を水上構造物40の下方に搬入および下方から搬出可能な移送装置1と、移送物30を水上構造物40の下方に搬入することに特化した移送装置1を例示したが、移送物30を水上構造物40の下方から搬出することに特化した移送装置1にすることもできる。即ち、本発明は、移送物30の搬入または搬出の少なくとも一方を行う場合に適用できる。
1 移送装置
2 フレーム体
3 下方ガイド部
3a 主桁
3b 横桁
4 上方固定部
4a 主桁
4b 横桁
5 連結部
5a 柱部材
6 補強材
7 錘
8 移動機構
9 保持部
9a 従動輪
9b 吊持手段
9c 把持手段
10 紐状体
11 駆動部
12 シーブ
13 走行体
13a 駆動輪
14 スペーサ
15 撮影機器
16 モニタ
17 コントローラ
18 灯火機器
19 棒状部材
30 移送物
40 水上構造物
40a 前端
41 付帯物
50 支柱
60 クレーン
WL 水面位置
D 潜水士

Claims (5)

  1. 移送物を水上構造物の下方に搬入または下方から搬出する移送装置であって、
    前記水上構造物の下面の下に配置されて前記下面に沿って延在する下方ガイド部と、前記水上構造物の上部に設置される上方固定部と、前記水上構造物の前端前方の位置で前記下方ガイド部と前記上方固定部とを連結する連結部と、前記移送物を保持した状態で前記移送物を前記下方ガイド部に沿って移動させる移動機構とを備えたことを特徴とする移送装置。
  2. 前記移動機構が、前記移送物を保持する保持部と、前記保持部に接続される紐状体と、前記紐状体の巻取りおよび/または繰り出しを行うことで前記保持部を前記下方ガイド部に沿って移動させる駆動部とを有する請求項1に記載の移送装置。
  3. 前記移動機構が、前記移送物を保持する保持部と、前記保持部に接続されて前記下方ガイド部に沿って自走する走行体とを有する請求項1に記載の移送装置。
  4. 前記上方固定部の下方に突出するスペーサを有している請求項1〜3のいずれかに記載の移送装置。
  5. 移送物を水上構造物の下方に搬入または下方から搬出する移送方法であって、
    連結部を介して連結される下方ガイド部と上方固定部とを有するフレーム体を、前記上方固定部が前記水上構造物の上部に設置され、前記下方ガイド部が前記水上構造物の下面の下に前記下面に沿って延在し、前記連結部が前記水上構造物の前端前方に位置した状態にして据え付け、移動機構によって保持した状態の前記移送物を前記下方ガイド部に沿って移動させることを特徴する移送方法。
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