JP2021025200A - 掘削装置及び掘削装置を用いたコラムの築造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】掘削した土を低減させることが可能な掘削装置及び掘削装置を用いたコラムの築造方法を提供する。【解決手段】掘削装置10は、ロッド11と、ロッド11に取り付けられる撹拌翼13と、備え、撹拌翼13は、ロッド11に対して、撹拌翼13のロッド11に対する取付位置と撹拌翼13の先端とを結んだ線Aと、ロッド11の回転により撹拌翼13の先端によって描かれる円Cの接線Tとが、垂直にならない位置に取り付けられている。【選択図】図1
Description
本発明は、掘削装置及び掘削装置を用いたコラムの築造方法に関する。
従来、地盤改良によって造成されたソイルセメント柱体(以下「コラム」という。)の中に、補強部材として鋼管等を挿入し、杭とするソイルセメント合成杭の造成方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。ソイルセメント合成杭は、まず、地盤とスラリーとを機械的に撹拌混合する掘削装置を用いて地盤中にコラムを築造した後、鋼管杭をコラムに挿入して形成されるものである。
コラムの築造に用いる掘削装置は、ロッドと、ロッドの先端に形成された掘削ビットと、掘削ビットよりも地表面側に設けられた撹拌翼とから構成される(例えば、特許文献2参照)。このような切削装置では、掘削ビットを地盤に貫入させてロッドを回転駆動させることで地盤を掘削することが可能であり、掘削した地盤にセメントまたはセメントを主成分とする固化材と水を混練したスラリーを注入して地盤とスラリーを機械的に撹拌混合してコラムを築造することができる。
ところで、コラムの築造時には、注入したセメントスラリーの体積と同程度の残土が発生する。残土が多い場合、運搬や処理に多額な費用を要するうえ、狭隘な敷地では、残土が敷地を圧迫し施工の支障となる場合がある。しかしながら、従来の掘削装置では掘削した土を低減させるような機能はなかった。
そこで、本発明は、掘削により排出される残土を低減させることが可能な掘削装置及び掘削装置を用いたコラムの築造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る掘削装置は、ロッドと、前記ロッドに取り付けられる撹拌翼と、掘削ビットとを備えている。前記撹拌翼は、前記ロッドに対して、前記撹拌翼の前記ロッドに対する取付位置と前記撹拌翼の先端とを結んだ線と、前記ロッドの回転により前記撹拌翼の先端によって描かれる円の前記撹拌翼の先端における接線とが、垂直にならない位置に取り付けられている。
また、本発明の一態様に係るコラムの築造方法は、掘削ビットと撹拌翼とを少なくとも備える掘削装置を用いたコラムの築造方法であって、掘削ビットを地盤に貫入させ、地盤を掘削しながら、掘削した地盤にスラリーを注入する工程と、掘削した地盤と、掘削した地盤に注入したスラリーを撹拌翼によって撹拌混合してコラムを形成する工程と、を含み、前記コラムを形成する工程は、撹拌翼の先端面が、前記コラム中に混入した掘削土を、地盤の孔壁に押付ける工程を含む。
この態様によれば、ロッドの回転により撹拌翼の先端によって描かれる円の位置は、地盤の孔壁の位置に相当するところ、撹拌翼を地盤の面に対して垂直ではなく、角度を持って取付けることができる。これにより、ロッドの回転により、撹拌翼の先端面が、コラム中に混入した掘削土を孔壁に押付けるように作用するので、発生残土を低減できる。そして、コラム中の掘削土が少なくなるため、セメントスラリーの濃度が高くなり、結果としてコラムの強度を高めることができる。
上記態様において、前記撹拌翼は、前記ロッドとの取付位置から先端まで直線状であり、前記ロッドに対して、前記ロッドの外周円の前記撹拌翼の取付位置における接線と垂直とはならない角度で取り付けられていてもよい。この態様では、従来のロッドの取り付け位置の変更によって、発生残土の低減を図ることが可能である。
上記態様において、前記撹拌翼は、前記ロッドとの取付位置から先端まで湾曲又は屈曲しており、前記ロッドに対して、前記ロッドとの取付位置と先端とを結んだ線が前記ロッドの外周円の前記撹拌翼の取付位置における接線と垂直とはならない角度で取り付けられていてもよい。この態様では、撹拌翼を湾曲又は屈曲させて構成することで、円の接線に対する線に対するロッドとの取付位置と先端とを結んだ線の角度が、より鋭角になるため、撹拌翼の先端面が掘削土を孔壁に押付けられる作用を高めることができる。
他の一態様に係る掘削装置は、ロッドと、前記ロッドに取り付けられる撹拌翼と、備え、前記撹拌翼は、前記ロッドとの取付位置と先端との間で湾曲又は屈曲し、前記ロッドに対して、前記湾曲点又は屈曲点と前記撹拌翼の先端とを結んだ線と、前記ロッドの回転により前記撹拌翼の先端によって描かれる円の前記撹拌翼の先端における接線とが、垂直にならない位置に取り付けられている。なお、湾曲点とは、ロッドとの取付位置と先端との間で、ロッドとの取付位置と先端とを結ぶ直線から最も離れた点をいい、屈曲点とは、ロッドとの取付位置と先端との間で折れ曲がった点をいう。
この態様によれば、ロッドの回転により撹拌翼の先端によって描かれる円は、地盤の孔壁であるところ、撹拌翼を地盤の面に対して垂直ではなく、角度を持って取付けることができる。これにより、ロッドの回転により、撹拌翼の先端面が、掘削土を孔壁に押付けるように作用するので、発生残土を低減できる。そして、コラム中の掘削土が少なくなるため、コンクリートミルクの濃度が高くなり、結果としてコラムの強度を高めることができる。
上記態様において、前記撹拌翼は、前記ロッドとの取付位置と先端とを結んだ線が、前記ロッドの外周円の前記撹拌翼の取付位置における接線と垂直とはならなくてもよい。この態様では、湾曲又は屈曲した撹拌翼を用い、さらにこの撹拌翼のロッドに対する取り付け位置を変更することによって、撹拌翼の先端面が掘削土を孔壁に押付ける作用が高めることができるので、より発生残土の低減を図ることが可能である。
上記態様において、前記撹拌翼は、前記ロッドとの取付位置と先端とを結んだ線が、前記ロッドの直径上にあってもよい。この態様では、湾曲又は屈曲した撹拌翼を用いることで、ロッドに対して撹拌翼を従来と同様の取り付け位置で構成することで、発生残土の低減を図ることが可能である。
本発明によれば、掘削した土を低減させることが可能な掘削装置及び掘削装置を用いたコラムの築造方法を提供することができる。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する(なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。)。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における掘削装置10の全体構成を示す模式図であり、(A)は斜視図であり、(B)は正面図であり、(C)は側面図である。図1に示すとおり、掘削装置10は、ロッド11と、ロッド11の先端に形成された掘削ビット12と、掘削ビット12よりも地表面S側に設けられた撹拌翼13とから構成される。また、掘削ビット12の直上には掘削ビット12の径よりも大きい径を有する供回り防止翼14が設けられている。
図1は、第1実施形態における掘削装置10の全体構成を示す模式図であり、(A)は斜視図であり、(B)は正面図であり、(C)は側面図である。図1に示すとおり、掘削装置10は、ロッド11と、ロッド11の先端に形成された掘削ビット12と、掘削ビット12よりも地表面S側に設けられた撹拌翼13とから構成される。また、掘削ビット12の直上には掘削ビット12の径よりも大きい径を有する供回り防止翼14が設けられている。
ロッド11は鋼材で形成された筒状の部材であり、このロッド11に対して、掘削ビット12、撹拌翼13及び供回り防止翼14は、溶接等によりロッド11の周囲に固定されている。
掘削装置10は、掘削ビット12を地盤Gに貫入させ、ロッド11を図示しない駆動装置により回転駆動させることで、掘削ビット12により地盤Gを掘削することが可能である。同時に、掘削した地盤Gにセメントまたはセメントを主成分とする固化材と水を混練したスラリーを注入されると、撹拌翼13が、地盤Gとスラリーを機械的に撹拌混合する。このような掘削装置10の作用により円筒状のコラムCを築造される。この供回り防止翼14は、従来と同様に装着することによって、大きな土塊を潰してコラムの品質を確保することができるものである。
図2は、撹拌翼13の平面形状を示す模式図である。図1及び図2に示すとおり、撹拌翼13は、ロッド11に対して、撹拌翼13のロッド11に対する取付位置と撹拌翼13の先端とを結んだ線Aと、ロッド11の回転により撹拌翼13の先端によって描かれる円Cの接線Tとが、垂直にならない位置に取り付けられている。ここで、図2における円Cは、撹拌翼13の先端が回転することで描かれる円であるから、図1に示すコラムCに相当するものである。
すなわち、従来の撹拌翼は、ロッド11に対してその直径方向に向かって取り付けられていたので、撹拌翼のロッドに対する取付位置と撹拌翼の先端とを結んだ線と、ロッドの回転により撹拌翼の先端によって描かれる円の撹拌翼13の先端における接線とは、垂直となっていた。これに対して、撹拌翼13は、上述のとおり、ロッド11に対して線Aが円の接線Tと垂直にならないように取付られているものである。
また、図2に示す例では、撹拌翼13は、ロッド11との取付位置から先端まで直線状であり、ロッド11に対して、ロッド11の外周円の撹拌翼13の取付位置における接線方向と平行に取り付けられて構成されている。
以上の構成からなる掘削装置10を用いて、コラムは次のとおり築造される。すなわち、まず掘削ビット12を地盤に貫入させ、地盤を掘削しながら、掘削した地盤にスラリーを注入する。そして、掘削した地盤と、掘削した地盤に注入したスラリーを撹拌翼13によって撹拌混合してコラムを形成する。そして、このコラムを形成する工程においては、撹拌翼13の先端面が、コラム中に混入した掘削土を、地盤の孔壁に押付ける。
以上の態様によれば、撹拌翼13を地盤Gにおける孔壁の面(円Cに相当する位置に形成される面)に対して垂直ではなく、角度を持って取付けることができる。これにより、ロッド11の回転により、撹拌翼13の先端面が、コラム中に混入した掘削土を孔壁に押付けるように作用することで、発生残土を低減できる。すなわち、撹拌翼13の先端面が、孔壁に対して掘削土を塗りつけるように作用するものである。そして、コラムC中の掘削土が少なくなるため、コラム中のセメントの濃度が高くなり、結果としてコラムCの強度を高めることができる。
また、図2の例では、撹拌翼13は、直線状に形成され、ロッド11に対して、ロッド11外周円の撹拌翼13の取付位置における接線方向と平行に取り付けられているところ、従来とロッド11への取り付け位置の変更によって、容易に発生残土の低減を図ることが可能である。
図3及び図4に撹拌翼13の他の構成例を示す。図3は撹拌翼の他の例を示す斜視図(A)、正面図(B)及び側面図(C)であり、図4(A)は図3に示す撹拌翼の平面形状を示す模式図であり、図4(B)は撹拌翼のさらに他の構成例を示す平面模式図である。すなわち、撹拌翼13の構成は、図2に示す直線状(棒状)の形状に限られず、例えば、図3及び図4に示す形状も採用し得る。すなわち、図3及び図4(A)に示すとおり、撹拌翼13Aは、湾曲して形成されており、ロッド11との取付位置と先端とを結んだ線Aがロッド11の外周円の撹拌翼13の取付位置における接線と垂直とはならない角度であって、ここでは平行になるように取り付けられているものである。また、図4(B)に示すとおり、撹拌翼13Bは、屈曲点Bにおいて屈曲して形成されており、ロッド11との取付位置と屈曲点Bとを結んだ線がロッド11の外周円の撹拌翼13の取付位置における接線と垂直とはならない角度であって、ここでは平行になるように取り付けられているものである。
これらの他の例では、撹拌翼13を湾曲又は屈曲させて構成したので、接線Tに対する線Aの角度が、より鋭角になる。このため、撹拌翼13A又は13Bの先端面が掘削土を孔壁に押付けられる作用をより高めることができる。なお、撹拌翼を湾曲又は屈曲させた構成について図面で示した形状は例示であり、湾曲又は屈曲させた形状であれば上記作用効果を奏する限り他の形状も採用し得る。
[第2実施形態]
第2実施形態では第1実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。図5及び図6は、第2実施形態における掘削装置20の全体構成を示す模式図である。図5に示すとおり、掘削装置20は、ロッド21と、ロッド21の先端に形成された掘削ビット22と、掘削ビット22よりも地表面S側に設けられた撹拌翼23とから構成される。また、掘削ビット22の直上には掘削ビット22の径よりも大きい径を有する供回り防止翼24が設けられている。
第2実施形態では第1実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。図5及び図6は、第2実施形態における掘削装置20の全体構成を示す模式図である。図5に示すとおり、掘削装置20は、ロッド21と、ロッド21の先端に形成された掘削ビット22と、掘削ビット22よりも地表面S側に設けられた撹拌翼23とから構成される。また、掘削ビット22の直上には掘削ビット22の径よりも大きい径を有する供回り防止翼24が設けられている。
図6は、撹拌翼23の平面形状を示す模式図である。図5及び図6に示すとおり、撹拌翼23を屈曲点Bにおいて屈曲させ、撹拌翼23の先端と屈曲点Bとを結んだ線Lが、円Cの接線Tと垂直にならないように構成したものである。
また、図5及び図6に示す例では、撹拌翼23は、ロッド21との取付位置から先端まで直線状であり、ロッド21に対して、ロッド21の直径上に取り付けられて構成されている。
以上の態様によれば、ロッド21の回転により撹拌翼23の先端によって描かれる円Cは、地盤の孔壁であるところ、撹拌翼23を地盤Gの孔壁の面に対して垂直ではなく、角度を持って取付けることができる。これにより、ロッド21の回転により、撹拌翼23の先端面が、コラム中に混入した掘削土を孔壁に押付けるように作用するので、発生残土を低減できる。そして、コラムC中の掘削土が少なくなるため、コラム中のセメントの濃度が高くなり、結果としてコラムCの強度を高めることができる。
また、撹拌翼23に屈曲させたものを用いることで、ロッド21に対して撹拌翼23を従来と同様の取り付け位置で構成することで、発生残土の減少を実現可能である。
図7に撹拌翼23の他の構成例を示す。撹拌翼23´は、図5及び図6に示す屈曲の形状に加え、図7に示すとおり、ロッド21との取付位置と先端との間で、ロッド21との取付位置と先端とを結ぶ直線から最も離れた点である湾曲点Fにおいて湾曲して構成される。そして、撹拌翼23´は、ロッド21に対して、撹拌翼23´の湾曲点Bと撹拌翼23の先端とを結んだ線L´と、ロッド21の回転により撹拌翼23´の先端によって描かれる円Cの接線Tとが、垂直にならない位置に取り付けられている。
この他の例においても、撹拌翼23´に湾曲させたものを用いることで、ロッド21に対して撹拌翼23を従来と同様の取り付け位置で構成することで、発生残土の減少を実現可能である。なお、撹拌翼を湾曲又は屈曲させた構成について図面で示した形状は例示であり、湾曲又は屈曲させた形状であれば上記作用効果を奏する限り他の形状も採用し得る。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
10,20…掘削装置、11,21…ロッド、12,22…掘削ビット、13,13A,13B,23,23´…撹拌翼、14,24…供回り防止翼、B…屈曲点、F…湾曲点C…コラム,円、G…地盤、S…地表面、T…接線
Claims (7)
- ロッドと、前記ロッドに取り付けられる撹拌翼と、を備え、
前記撹拌翼は、前記ロッドに対して、前記撹拌翼の前記ロッドに対する取付位置と前記撹拌翼の先端とを結んだ線と、前記ロッドの回転により前記撹拌翼の先端によって描かれる円の前記撹拌翼の先端における接線とが、垂直にならない位置に取り付けられた、掘削装置。 - ロッドと、前記ロッドに取り付けられる撹拌翼と、備え、
前記撹拌翼は、前記ロッドとの取付位置と先端との間で湾曲又は屈曲し、前記ロッドに対して、前記湾曲点又は屈曲点と前記撹拌翼の先端とを結んだ線と、前記ロッドの回転により前記撹拌翼の先端によって描かれる円の前記撹拌翼の先端における接線とが、垂直にならない位置に取り付けられた、掘削装置。 - 前記撹拌翼は、前記ロッドとの取付位置から先端まで直線状であり、前記ロッドに対して、前記ロッドの外周円の前記撹拌翼の取付位置における接線と垂直とはならない角度で取り付けられた、請求項1記載の掘削装置。
- 前記撹拌翼は、前記ロッドとの取付位置から先端まで湾曲又は屈曲しており、前記ロッドに対して、前記ロッドとの取付位置と先端とを結んだ線が前記ロッドの外周円の前記撹拌翼の取付位置における接線と垂直とはならない角度で取り付けられた、請求項1記載の掘削装置。
- 前記撹拌翼は、前記ロッドとの取付位置と先端とを結んだ線が、前記ロッドの外周円の前記撹拌翼の取付位置における接線と垂直とはならない、請求項2記載の掘削装置。
- 前記撹拌翼は、前記ロッドとの取付位置と先端とを結んだ線が、前記ロッドの直径上にある、請求項2記載の掘削装置。
- 掘削ビットと撹拌翼とを少なくとも備える掘削装置を用いたコラムの築造方法であって、
前記掘削ビットを地盤に貫入させ、地盤を掘削しながら、掘削した地盤にスラリーを注入する工程と、
掘削した地盤と、掘削した地盤に注入したスラリーを前記撹拌翼によって撹拌混合してコラムを形成する工程と、を含み、
前記コラムを形成する工程は、前記撹拌翼の先端面が、前記コラム中に混入した掘削土を、地盤の孔壁に押付ける工程を含む、コラムの築造方法。
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