JPH10168880A - 地中埋設障害物の除去装置および同障害物の除去方法 - Google Patents

地中埋設障害物の除去装置および同障害物の除去方法

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JPH10168880A
JPH10168880A JP33354896A JP33354896A JPH10168880A JP H10168880 A JPH10168880 A JP H10168880A JP 33354896 A JP33354896 A JP 33354896A JP 33354896 A JP33354896 A JP 33354896A JP H10168880 A JPH10168880 A JP H10168880A
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obstacle
ground
tip
underground
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Minoru Kanazawa
稔 金澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 深度の如何にかかわらず施工の障害物を確実
に排除すること。 【解決手段】 除去装置は、中空筒状のケーシング12
と、ケーシング12の先端側に設けられた先端キャップ
14と、ケーシング12の内部に設けられた埋め戻し土
砂の搬送,排出機構18とを有している。キャップ14
は、先端が尖った円錐状に形成されていて、中心から放
射状に伸びる刃部142を有し、刃部142間が土砂1
6の排出口145となっている。機構18は、先端キャ
ップ14の近傍に配置された搬送用スクリュー18a
と、スクリュー18aの上部側に配置された駆動装置1
8bと、スクリュー18aの下方に設置された排出シュ
ート18cとを有している。機構18では、供給口12
bを介して、ケーシング12内に土砂16を供給し、ス
クリュー18aにより土砂を排出シュート18c側に移
送した後に、シュート18cと排出口145とを介し
て、ケーシング12を引抜く際に外部に放出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中埋設障害物の
除去装置および同障害物の除去方法に関し、特に、これ
らの障害物が存在する地盤の掘削ないしは杭を打設する
前に、埋設障害物を除去する装置および方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】埋立て造成地や廃棄物処分場跡地などの
地盤中には、鉄筋コンクリート構造物を解体した時の副
産物である、製鋼スラグや建設残土などの大塊が埋立て
られている。また、通常の地盤においても、地盤中に大
礫が存在している場合もある。
【0003】このような大塊や大礫は、基礎杭を地盤中
に打設する際や、地中連続壁構築用の溝孔を掘削する際
の障害物となり、このような地中埋設障害物が地盤中に
存在すると工事に支障を来す。
【0004】そこで、従来は、地盤の掘削または杭の打
設前に、探り掘りやアースオーガによりプレボーリング
を行うことで、この種の地中埋設障害物の除去を行って
いた。しかしながら、このような障害物の除去手段に
は、以下に説明する技術的な課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、探り掘りに
よる除去手段では、埋設障害物が地表面より浅い位置に
ある場合は、有効な除去手段となるものの、埋設障害物
が、例えば、地表面から数十mといった深い位置にある
場合には、有効な除去手段とはいえない。
【0006】一方、プレボーリングによる除去手段で
は、埋設障害物をオーガーにより削孔したり、あるい
は、側方に移動させて除去することになるが、このよう
な除去手段では、側方移動させた障害物がアースオーガ
を引抜く際に元の位置に戻るなどの問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、深
度の如何にかかわらず地中埋設障害物を確実に除去する
ことができる装置および方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、地中に埋設されている製鋼スラグや建設
残土の大塊,大礫などの障害物を地盤の掘削または杭の
打設前に除去するために地盤中に貫入される地中埋設障
害物の除去装置において、上端側から振動および衝撃が
加えられ、前記地盤の掘削幅または杭径とほぼ同径の中
空筒状のケーシングと、このケーシングの先端に設けら
れた先端キャップと、前記ケーシング内に設けられた埋
め戻し土砂の搬送,排出機構とを備え、前記先端キャッ
プに、中心から外方に向かって放射状に延びる刃部と、
前記刃部間に前記土砂の排出口を設けた。また、本発明
は、地中に埋設されている製鋼スラグ,建設残土の大
塊,大礫などの障害物を、地盤の掘削または杭の打設前
に除去するために地盤中に貫入する地中埋設障害物の除
去方法において、中心から外方に向かって放射状に延び
る刃部が設けられた先端キャップを、前記地盤の掘削幅
または杭径とほぼ同径の中空筒状のケーシングの先端に
装着し、前記ケーシングの上端側から振動および打撃を
加えながら前記地盤中に貫入し、前記ケーシングを引抜
く際に、前記ケーシング内から埋め戻し土砂をその先端
側から排出するようにした。このように構成された地中
埋設障害物の除去装置および同障害物の除去方法によれ
ば、中空筒状のケーシングを地盤中に貫入するときに、
先端キャップの刃部が障害物に当接すると、障害物は、
ケーシングの上端から加えられる衝撃および振動によ
り、割裂ないしは破砕することができる。障害物を割裂
ないしは破砕した状態で、さらにケーシングを地盤中に
貫入すると、割裂ないしは破砕した障害物は、ケーシン
グの外面に押されて、外方に移動させられる。このとき
の外方移動距離は、ケーシングの径が前記地盤の掘削幅
または杭径とほぼ同径なので、これに対応した大きさに
なる。そして、所定の深度まで、ケーシングを貫入した
後に、これを引抜くことになるが、この際に埋め戻し土
砂をケーシングの先端側から排出するので、割裂ないし
は破砕後に移動させた障害物が元の位置に戻ることがな
くなる。前記埋め戻し土砂の搬送,排出機構は、前記先
端キャップの近傍に配置された埋め戻し土砂の搬送用ス
クリューと、この搬送用スクリューの上部側に配置され
た駆動装置と、前記搬送用スクリューの下部側に配置さ
れた漏斗状排出シュートとで構成することができる。こ
の構成によれば、埋め戻し土砂を円滑に排出することが
できる。前記先端キャップは、先端が尖った円錐状に形
成することができる。このような構造の先端キャップ
は、杭を打設する際の障害物の除去手段として、好適に
使用される。また、前記先端キャップは、先端側の前記
刃部を一直線状にすることができる。このような構造の
先端キャップは、溝状の掘削孔を掘削する際の障害物の
除去手段として、好適に使用され、このような掘削孔の
場合には、孔の長手方向に沿って刃部を配置すればよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面を参照にして詳細に説明する。図1
から図3は、本発明にかかる地中埋設障害物の除去装置
の一実施例を示している。
【0010】同図に示す除去装置は、地中に埋設されて
いる製鋼スラグ,建設残土の大塊,大礫などの障害物
を、地盤の掘削または杭の打設前に除去するために地盤
中に貫入するものであり、中空筒状のケーシング12
と、このケーシング12の先端側に設けられた先端キャ
ップ14と、ケーシング12の内部に設けられた埋め戻
し土砂16の搬送,排出機構18とを有している。
【0011】ケーシング12は、下端が開口された円形
断面に形成され、上端側には、これを地盤中に貫入する
際に、バイブロハンマー20を連結接続するためのフラ
ンジ12aが設けられているとともに、上端側には、後
述する埋め戻し土砂の供給口12bが設けられている。
【0012】ケーシング12の直径は、この後に打設さ
れる杭の直径とほぼ同じか、あるいは、杭の直径よりも
若干大径になっている。なお、このケーシング12は、
地盤中に貫入する深度に応じて、順次継足すようになっ
ていて、所定長さのユニットに分割されている。
【0013】先端キャップ14は、この実施例では、図
2(A),(B)に示すように、先端が尖った円錐状に
形成されていて、外周側に配置されたケーシング12と
同径のリング140と、中心に配置された円錐板141
と、リング140と円錐板141間に渡設固定され、中
心から放射状に伸びる4本の刃部142と、刃部142
の合流した中心から背面側に伸びる支持ロッド143
と、支持ロッド143と円錐板141との間に固設され
た逆円錐状の補強ステー144とから構成されていて、
刃部142間が土砂16の排出口145となっている。
【0014】各刃部142は、リング140および円錐
板141よりも下方に突出しており、その傾斜角θは、
障害物を割裂ないしは粉砕するのに効率的な角度、例え
ば、45〜60°に設定されている。また、排出口14
5の形状は、ケーシング12の貫入時に土砂が入り込ま
ないような、例えば、45〜60°となっている。
【0015】このように構成された先端キャップ14
は、支持ロッド143をケーシング12の下端側に取付
けることにより取替え可能に取付けられる。なお、前記
刃部142は、4本に限ることはなく、例えば、120
度の等角度間隔で3本を放射状に配置してもよい。
【0016】埋め戻し土砂16の搬送,排出機構18
は、先端キャップ14の近傍に配置された搬送用スクリ
ュー18aと、この搬送用スクリュー18aの上部側に
配置された駆動装置18bと、搬送スクリュー18aの
下方に設置された排出シュート18cとから構成されて
いる。
【0017】排出シュート18cは、図3にも示すよう
に、両端が開口した漏斗状に形成されていて、上端側の
開口がケーシング12の内面に固設されていて、下端側
の開口が先端キャップ14の背面側に近接配置されてい
る。
【0018】このように構成された搬送,排出機構18
では、供給口12bを介して、ケーシング12内に土砂
16を供給し、搬送用スクリュー18aを駆動すると、
ケーシング12内の土砂16を排出シュート18c側に
移送することができ、排出シュート18cに供給された
土砂16は、シュート18cの斜面を滑り落ちて、先端
キャップ14の排出口145から外部に放出される。
【0019】次ぎに、上記構成の除去装置を使用して、
地盤中の障害物26を除去する方法の一例について、図
4,5に基づいて説明する。この場合の障害物26は、
地中に埋設されている製鋼スラグや建設残土などの大
塊,大礫などであり、同図には、障害物26を除去して
同じ場所に杭を打設する場合が示されている。
【0020】このような障害物26を除去する際には、
まず、図4(A)に示すように、ケーシング12の建込
み治具30が地上に設置される。このとき使用する建込
み治具30の一例を図4示している。
【0021】同図に示した治具30は、図5に示すよう
に、正方形状の枠体30aと、枠体30aの対向する2
辺に取付けられたガイド板30bとを有していて、ガイ
ド板30b間に、ケーシング12の外周面に固設された
突起12cを嵌合させて、ケーシング12を位置決めガ
イドする。なお、この場合、ケーシング12の先端に
は、先端キャップ14が予め取付られている。
【0022】このケーシング12の位置決めガイド位置
は、この後に打設される杭の打設位置と一致している。
ケーシング12の治具30への取付が終了すると、図4
(B)に示すように、フランジ12aを介して、ケーシ
ング12の上端側にバイブロハンマー20が連結接続さ
れる。
【0023】バイブロハンマー20は、クレーン32に
より吊り下げ支持されていて、これを駆動すると、ケー
シング12には、衝撃と振動とが加えられ、これにより
ケーシング12は、徐々に地盤中に貫入させられる。
【0024】この貫入の過程で、ケーシング12の貫入
軸線上に障害物26が存在していると、ケーシング12
の先端に取付られている先端キャップ14の刃部14c
が障害物26に当接することになる。
【0025】この状態で、ケーシング12をさらに地盤
中に貫入すると、図4(C)に示すように、障害物26
は、ケーシング12の上端から加えられるバイブロハン
マー20の衝撃および振動により、割裂ないしは破砕さ
れる。
【0026】障害物26を割裂ないしは破砕した状態
で、さらにケーシング12を地盤中に貫入すると、割裂
ないしは破砕した障害物26は、ケーシング12の外面
に押されて、外方に移動させられる。このときの外方移
動距離は、ケーシング12の径が杭径とほぼ同径なの
で、これに対応した大きさになる。
【0027】ケーシング12が杭の打設深度と同じ深度
まで貫入させられると、ケーシング12は、図4(D)
に示すように、クレーン32により引抜かれる。ケーシ
ング12を引抜く際には、除去装置10の搬送,排出機
構18を駆動して、先端キャップ14の排出口145か
ら埋め戻し土砂16が排出される。
【0028】このようにして埋め戻し土砂16を排出し
ながらケーシング12を引抜くと、割裂ないしは破砕後
に移動させた障害物26が元の位置に戻ることがなくな
る。ケーシング12の引抜きが終了すると、その貫入が
行われた同じ場所に杭が打設される。
【0029】なお、搬送,排出機構18による土砂排出
の際には、数回に分けて土砂を排出後、バイブロハンマ
ーで下向きに衝撃を加え、排出土砂を拡散させ、原地盤
を締め固めるようにしてもよい。このようにすれば、サ
ンドコンパクション工法と同様に、地盤を改良すること
も可能になる。
【0030】さて、以上のように構成された除去装置お
よび除去方法によれば、側方移動させた障害物26が元
の位置に戻らないので、深度の如何にかかわらず地中埋
設障害物26を確実に除去することができる。
【0031】図6,7は、本発明にかかる地中埋設障害
物の除去装置の他の実施例を示しており、上記実施例と
同一若しくは相当する部分に同符号を付してその説明を
省略するとともに、以下にその特徴点についてのみ説明
する。
【0032】同図に示した実施例では、除去装置のケー
シング12に装着される先端キャップ14aに特徴があ
る。すなわち、図6,7に示した先端キャップ14a
は、ケーシング12の開口端に装着される円筒部140
aと、一直線状の刃部141aと、円筒部140aと刃
部141aとの間に固設された複数の支持ステー142
aと、支持ステー142a間に固設された楕円状の補強
板143aとを有している。
【0033】円筒部140aは、上下端が開口してい
て、その内部が支持ステー142aにより仕切られてい
て、この部分が土砂16の排出口144aとなってい
る。補強板143aは、上方に円錐状に突出していて、
補強板143aの外周縁と刃部141aとの間には、湾
曲した曲面板145aがそれぞれ固設されている。
【0034】このように構成された先端キャップ14a
は、例えば、地中連続壁を構築する際に、溝状の掘削孔
34を掘削する場合の障害物26の除去手段として、好
適に用いられる。
【0035】図8には、この場合の障害物26の除去方
法が示されている。障害物26を除去する際には、上記
実施例と同様に、ケーシング12が治具30にセットさ
れ、ケーシング12の上端側から、バイブロハンマー2
0を介して衝撃と振動とが加えられ、これによりケーシ
ング12が地盤中に貫入される。
【0036】このとき、本実施例の場合には、先端キャ
ップ14aの刃部141aが、形成される溝状の掘削孔
34の中心軸上にあって、かつ、掘削孔34の長手方向
を指向するように位置決めガイドされる。
【0037】このような状態でケーシング12を地盤中
に貫入させる過程で、図6(A)に示すように、先端キ
ャップ14aが障害物26に接触すると、バイブロハン
マー20の衝撃と振動とにより、割裂ないしは粉砕され
ることになるが、特に、障害物20を割裂した場合に
は、刃部141aが一直線状になっているので、その方
向に沿って割れる。
【0038】つまり、図8(B)に示すように、掘削し
ようとする溝状の掘削孔34の長手方向に沿って割裂す
ることになる。そして、障害物26を割裂ないしは破砕
した状態で、さらにケーシング12を地盤中に貫入する
と、割裂ないしは破砕した障害物26は、ケーシング1
2の外面に押されて、外方に移動させられる。
【0039】このときの外方移動距離は、ケーシング1
2の径が杭径とほぼ同径なので、これに対応した大きさ
になるので、ケーシング12の直径を溝状の掘削孔34
の幅と同等ないしはこれよりも若干大きくしておけば、
ケーシング12を引抜く際に排出される埋め戻し土砂1
6で、障害物26を移動させた状態に保つことができ、
溝状の掘削孔34を掘削する際の障害にならない(図8
(C)参照)。
【0040】なお、本発明は、上記した実施例に限定さ
れることはなく、サンドコンパクションパイル工法や深
層混合工法などの地盤改良工事にも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかる地中埋設障害物の除去装置および同障害
物の除去方法によれば、深度の如何にかかわらず障害物
を確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる地中埋設障害物の除去装置の一
実施例を示す縦断面説明図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図と断面図である。
【図3】図1のケーシングの下面図である。
【図4】本発明にかかる地中埋設障害物の除去方法の工
程を順に示す説明図である。
【図5】図4の要部拡大平面図である。
【図6】本発明にかかる地中埋設障害物の除去装置の他
の実施例を示す説明図である。
【図7】図6の断面図である。
【図8】本発明にかかる地中埋設障害物の除去方法の他
の実施例の工程を順に示す説明図である。
【符号の説明】
12 ケーシング 14,14a 先端キャップ 142 刃部 145 排出口 141a 刃部 144a 排出口 16 埋め戻し土砂 18 搬送,排出機構 20 バイブロハンマー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設されている製鋼スラグや建設
    残土の大塊,大礫などの障害物を地盤の掘削または杭の
    打設前に除去するために地盤中に貫入される地中埋設障
    害物の除去装置において、 上端側から振動および衝撃が加えられ、前記地盤の掘削
    幅または杭径とほぼ同径の中空筒状のケーシングと、 このケーシングの先端に設けられた先端キャップと、 前記ケーシング内に設けられた埋め戻し土砂の搬送,排
    出機構とを備え、 前記先端キャップに、中心から外方に向かって放射状に
    延びる刃部と、前記刃部間に前記土砂の排出口を設けた
    ことを特徴とする地中埋設障害物の除去装置。
  2. 【請求項2】 前記埋め戻し土砂の搬送,排出機構は、
    前記先端キャップの近傍に配置された埋め戻し土砂の搬
    送用スクリューと、この搬送用スクリューの上部側に配
    置された駆動装置と、前記搬送用スクリューの下部側に
    配置された漏斗状排出シュートとを有することを特徴と
    する請求項1記載の地中埋設障害物の除去装置。
  3. 【請求項3】 前記先端キャップは、先端が尖った円錐
    状に形成されたことを特徴とする請求項2記載の地中埋
    設障害物の除去装置。
  4. 【請求項4】 前記先端キャップは、先端側の前記刃部
    を一直線状にしたことを特徴とする請求項2記載の地中
    埋設障害物の除去装置。
  5. 【請求項5】 地中に埋設されている製鋼スラグ,建設
    残土の大塊,大礫などの障害物を、地盤の掘削または杭
    の打設前に除去するために地盤中に貫入する地中埋設障
    害物の除去方法において、 中心から外方に向かって放射状に延びる刃部が設けられ
    た先端キャップを、前記地盤の掘削幅または杭径とほぼ
    同径の中空筒状のケーシングの先端に装着し、前記ケー
    シングの上端側から振動および打撃を加えながら前記地
    盤中に貫入し、前記ケーシングを引抜く際に、前記ケー
    シング内から埋め戻し土砂をその先端側から排出するこ
    とを特徴とする地中埋設障害物の除去方法。
JP33354896A 1996-12-13 1996-12-13 地中埋設障害物の除去装置および同障害物の除去方法 Pending JPH10168880A (ja)

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