JP2021020536A - 熱交換ユニット - Google Patents

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明宏 前田
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates

Abstract

【課題】車両の前後方向に沿った寸法を抑制することのできる熱交換ユニットを提供する。【解決手段】熱交換ユニット10は、ラジエータ100と、所定方向に沿ってラジエータ100と隣り合う位置に配置された凝縮器200と、ラジエータ100と凝縮器200との間となる位置において保持されるシャッター装置300と、を備える。ラジエータ100は、流体を一時的に貯えるための容器であって、水平方向に沿って並ぶように配置された一対のタンク110、120を有し、シャッター装置300は、ラジエータ100のうち、一対のタンク110、120の間の部分に対して接続されることで、ラジエータ100によって保持されている。【選択図】図1

Description

本開示は熱交換ユニットに関する。
車両には複数の熱交換器が備えられる。このような熱交換器としては、例えば空調用の凝縮器や、内燃機関等を冷却するためのラジエータ等が挙げられる。下記特許文献1に記載されているように、複数の熱交換器はモジュール化され、全体が一つの熱交換ユニットとして構成されることが多い。熱交換ユニットは、車両のフロントグリルから流入した空気が各熱交換器を通過するように、車両の前方側部分に配置されるのが一般的である。
近年では、車両内部の空間に配置される機器の増加に伴い、熱交換ユニットのうち特に前後方向に沿った寸法を可能な限り小さくすることが求められている。同寸法が大きい場合には、仮に熱交換ユニットを車両に搭載することができたとしても、車両の衝突時における周辺部材の変形等に起因して、熱交換ユニットが破損しやすくなるという問題も生じる。
特開2015−101333号公報
本発明者らは、上記のような熱交換ユニットの一態様として、例えばシャッター装置のような薄型の装置を、一対の熱交換器の間となる位置に配置した構成とすることを検討している。このような熱交換ユニットにおいて、シャッター装置等を保持するための構成としては、シャッター装置等のうち保持される部分を、それぞれの熱交換器が有するタンクの間に介在させて固定することが考えられる。
しかしながら、そのような構成においては、シャッター装置等のうち保持される部分の厚さの分、それぞれの熱交換器が有するタンク間の距離を確保しなければならない。その結果、車両の前後方向に沿った熱交換ユニットの寸法が大きくなってしまう。
本開示は、車両の前後方向に沿った寸法を抑制することのできる熱交換ユニットを提供することを目的とする。
本開示に係る熱交換ユニット(10)は、第1熱交換器(100)と、所定方向に沿って第1熱交換器と隣り合う位置に配置された第2熱交換器(200)と、第1熱交換器と第2熱交換器との間となる位置において保持される被保持部材(300)と、を備える。第1熱交換器は、流体を一時的に貯えるための容器であって、水平方向に沿って並ぶように配置された一対のタンク(110,120)を有し、被保持部材は、第1熱交換器のうち、一対のタンクの間の部分に対して接続されることで、第1熱交換器によって保持されている。
このような構成の熱交換ユニットでは、第1熱交換器と第2熱交換器との間となる位置に、例えばシャッター装置のような被保持部材が保持されている。第1熱交換器は、水平方向に沿って並ぶように配置された一対のタンクを有しており、被保持部材は、第1熱交換器のうち、一対のタンクの間の部分に対して接続されることによって保持されている。このような構成においては、被保持部材のうち保持されるための部分を、第1熱交換器及び第2熱交換器がそれぞれ有するタンクの間に介在させる必要が無い。このため、車両の前後方向に沿った寸法を抑制することができる。
本開示によれば、車両の前後方向に沿った寸法を抑制することのできる熱交換ユニットが提供される。
図1は、第1実施形態に係る熱交換ユニットが車両に搭載された状態を模式的に示す図である。 図2は、第1実施形態に係る熱交換ユニットが備えるラジエータの構成を示す図である。 図3は、第1実施形態に係る熱交換ユニットが備えるシャッター装置の構成を示す図である。 図4は、第1実施形態に係る熱交換ユニットの、シャッター装置を保持するための構成を模式的に示す図である。 図5は、第2実施形態に係る熱交換ユニットの、シャッター装置を保持するための構成を模式的に示す図である。 図6は、第2実施形態に係る熱交換ユニットの、シャッター装置を保持するための構成を模式的に示す図である。 図7は、第3実施形態に係る熱交換ユニットの、シャッター装置を保持するための構成を模式的に示す図である。 図8は、第3実施形態に係る熱交換ユニットの、シャッター装置を保持するための構成を模式的に示す図である。 図9は、第4実施形態に係る熱交換ユニットの、シャッター装置を保持するための構成を模式的に示す図である。 図10は、第4実施形態に係る熱交換ユニットの、シャッター装置を保持するための構成を模式的に示す図である。 図11は、第5実施形態に係る熱交換ユニットの、シャッター装置を保持するための構成を模式的に示す図である。 図12は、第5実施形態に係る熱交換ユニットの、シャッター装置を保持するための構成を説明するための図である。 図13は、比較例に係る熱交換ユニットの、シャッター装置を保持するための構成を模式的に示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る熱交換ユニット10は、車両MVに搭載される装置であって、後述のラジエータ100や凝縮器200等を組み合わせてモジュール化したものとして構成されている。図1に示されるように、熱交換ユニット10は、車両MVのうち前方側部分、具体的には、車両MVのフロントグリルに設けられた開口OPの後方側となる位置に搭載される。尚、車両MVは、不図示の内燃機関の駆動力によって走行する車両なのであるが、例えば電動車両のような、内燃機関以外の駆動力によって走行する車両であってもよい。
熱交換ユニット10は、ラジエータ100と、凝縮器200と、シャッター装置300を備えている。上記のようにこれらはモジュール化され、全体が一つの熱交換ユニット10として構成されている。
ラジエータ100は、空気と冷却水との間で熱交換を行うための熱交換器である。ラジエータ100と不図示の内燃機関との間では冷却水が循環している。内燃機関を通り高温となった冷却水は、ラジエータ100を通る際に空気との熱交換によって冷却され、その温度を低下させる。低温となった冷却水は、再び内燃機関に供給され、内燃機関の冷却に供される。尚、ラジエータ100を通る冷却水によって冷却されるのは、本実施形態のように内燃機関であってもよいが、例えばインバータのような、内燃機関以外の装置であってもよい。ラジエータ100は、本実施形態における「第1熱交換器」に該当する。
凝縮器200は、空気と空調用冷媒との間で熱交換を行うための熱交換器である。凝縮器200は、不図示の空調装置を構成する冷凍サイクルの一部として構成されている。凝縮器200では空調用冷媒から空気への放熱が行われる。凝縮器200は、車両MVの前後方向に沿ってラジエータ100と隣り合う位置に配置されている。具体的には、凝縮器200は、空気の流れる方向、すなわち開口OPから後方側へと向かう方向に沿って、ラジエータ100よりも上流側となる位置に配置されている。凝縮器200は、本実施形態における「第2熱交換器」に該当する。開口OPから車両MVの内部に流入した空気は、凝縮器200及びラジエータ100を順に通って、それぞれの熱交換器において熱交換に供される。
シャッター装置300は、凝縮器200及びラジエータ100を通過する空気の流量を調整するための装置である。シャッター装置300は、上記のように空気の流れる方向に沿って、ラジエータ100と凝縮器200との間となる位置において保持されている。シャッター装置300は、本実施形態における「被保持部材」に該当する。シャッター装置300を保持するための具体的な構成については後に説明する。
図2を参照しながら、ラジエータ100の構成について説明する。図2には、ラジエータ100を車両MVの前方側から見た状態が描かれている。
ラジエータ100は、タンク110と、タンク120と、を備えている。タンク110は、冷却水を一時的に貯えるための容器であって、ラジエータ100のうち車両MVの右側部分に配置されている。タンク110は、その長手方向を上下方向に沿わせた状態で配置されている。タンク120は、タンク110と同様に冷却水を一時的に貯えるための容器であって、ラジエータ100のうち車両MVの左側部分に配置されている。タンク120も、その長手方向を上下方向に沿わせた状態で配置されている。タンク110及びタンク120はいずれも樹脂により形成されている。このように、ラジエータ100が有する一対のタンク110、120は、水平方向に沿って並ぶように配置されている。
タンク110とタンク120との間は、左右方向に沿って伸びる複数のチューブ130によって接続されている。それぞれのチューブ130は上下方向に沿って並ぶように配置されている。また、上下方向に沿ってそれぞれのチューブと隣り合う位置には、フィン140が配置されている。フィン140は、板状の金属部材を折り曲げることによって形成された部材であって、所謂コルゲートフィンである。このように、ラジエータ100では、チューブ130及びフィン140が、上下方向に沿って交互に並ぶように積層されている。チューブ130とフィン140との間はろう材によって接合されている。
タンク110、120は、それぞれコアプレート112、122を有している。コアプレート112、122は、上下方向に沿って伸びる概ね平板状の金属部材である。コアプレート112、122には不図示の貫通穴が複数形成されており、それぞれのチューブ130は当該貫通穴に挿通されろう接されている。
タンク110は、コアプレート112を車両MVの右側から覆っており、コアプレート112に対して加締めにより固定されている。タンク110とコアプレート112との間の空間が、冷却水を貯えるための空間となっている。このため、コアプレート112は、冷却水を貯えるための容器の一部、すなわちタンク110の一部ということもできる。
同様に、タンク120は、コアプレート122を車両MVの左側から覆っており、コアプレート122に対して加締めにより固定されている。タンク120とコアプレート122との間の空間が、冷却水を貯えるための空間となっている。このため、コアプレート122は、冷却水を貯えるための容器の一部、すなわちタンク120の一部ということもできる。
チューブ130及びフィン140が上下方向に沿って積層されている部分のうち、最も上方側及び最も下方側には、これらを補強するための補強プレート150、160が配置されている。
補強プレート150は、最も上方側に配置されたチューブ130の、更に上方側となる位置に配置されている。補強プレート150とチューブ130との間にもフィン140が配置されており、補強プレート150とフィン140との間、及びチューブ130とフィン140との間が、いずれもろう材によって接合されている。
補強プレート160は、最も下方側に配置されたチューブ130の、更に下方側となる位置に配置されている。補強プレート160とチューブ130との間にもフィン140が配置されており、補強プレート160とフィン140との間、及びチューブ130とフィン140との間が、いずれもろう材によって接合されている。
一対の補強プレート150、160は、複数のチューブ130を上下から挟み込んでおり、これにより複数のチューブ130及びフィン140の全体が補強されている。
外部からラジエータ100へと供給された冷却水は、チューブ130を通ってタンク110とタンク120との間を移動する。その際、チューブ130の内側を通る冷却水と、チューブ130の外側を通る空気との間で熱交換が行われる。空気は、フロントグリルの開口OPから導入されたものであり、不図示のファンによって車両MVの前方側から後方側に向かって流れている。当該空気は、凝縮器200及びシャッター装置300を通過した後の空気である。冷却水は、空気によって冷却されその温度を低下させる。
凝縮器200の構成について説明する。車両MVに搭載された車両用空調装置の一部であって、空気との熱交換によって空調用冷媒を凝縮させるためのものである。具体的な図示は省略するが、凝縮器200の具体的な構成は、図2に示されるラジエータ100の構成と同様のものとなっている。すなわち、凝縮器200は、左右方向に沿って並ぶ一対のタンクと、一対のタンクの間に配置されたチューブ及びフィンを備えている。凝縮器200が備えるそれぞれのタンクの位置は、ラジエータ100が備えるタンク110、120に対し、車両MVの前方側において対向する位置となっている。凝縮器200のタンクは、ラジエータ100のタンク110、120に形成された不図示のフックに対し、直接又はブラケットを介して接続されている。
外部から凝縮器200へと供給された空調用冷媒は、凝縮器200が備えるチューブを通って、凝縮器が備える一対のタンクの間を移動する。その際、チューブの内側を通る空調用冷媒と、チューブの外側を通る空気との間で熱交換が行われる。空気は、フロントグリルの開口OPから導入されたものであり、不図示のファンによって車両MVの前方側から後方側に向かって流れている。空調用冷媒は、空気によって熱を奪われて凝縮し、気相から液相へと変化する。
図3を参照しながら、シャッター装置300の構成について説明する。図3には、シャッター装置300を車両MVの前方側から見た状態が描かれている。シャッター装置300は、フレーム310と、ブレード340とを備えている。
フレーム310は、樹脂により形成された矩形の枠体である。車両MVの前方側から見た場合におけるフレーム310の外形は、ラジエータ100のうち空気が通過する部分の外形と概ね等しい。フレーム310の内側には、複数のブレード340が保持されている。
ブレード340は、上下方向に沿って伸びる細長い板状の部材であって、シャッター装置300において複数設けられている。それぞれのブレード340は、車両MVの左右方向に沿って並ぶように配置されている。それぞれのブレード340は、上下方向に沿った回転軸の周りにおいて回転自在な状態で支持されている。ブレード340は上記のように回転することにより、それぞれのブレード340の間に隙間が形成されている開状態と、それぞれのブレード340の端部同士が当接し、間に隙間が形成されていない閉状態と、を切り替えることができる。
このようなブレード340の動作は、フレーム310の上部に設けられた駆動装置350と、不図示の動力伝達機構によって実現される。上記の開状態においては、熱交換ユニット10を空気が通過して流れる。これにより、ラジエータ100及び凝縮器200のそれぞれにおいて熱交換が行われる。一方、上記の閉状態においては、熱交換ユニット10を通過する空気の流れがシャッター装置300のブレード340によって遮断される。このため、ラジエータ100及び凝縮器200のそれぞれにおいて熱交換は殆ど行われなくなる。
シャッター装置300を保持するための構成について、図4を主に参照しながら説明する。同図に示されるように、ラジエータ100の上方側部分に設けられた補強プレート150は、板状の金属部材を折り曲げることによって形成されており、水平部151と、折り返し部152、153とを有している。
水平部151は、概ね水平面に沿うように配置された平板状の部分である。水平部151の下方側の面には、先に述べたようにフィン140がろう接されている。折り返し部152は、水平部151のうち車両MVの前方側の端部から、上方側に向けて突出するよう折り返すことにより形成された平板状の部分である。折り返し部153は、水平部151のうち車両MVの後方側の端部から、上方側に向けて突出するよう折り返すことにより形成された平板状の部分である。
図2及び図4に示されるように、折り返し部152には、これを車両MVの前後方向に沿って貫くように、2つの貫通穴155が形成されている。
シャッター装置300のフレーム310には、被固定板320が形成されている。被固定板320は、フレーム310のうち上端部であり且つ車両MVの後方側の端部から、上方に向けて伸びるように形成された平板状の部分である。
図3及び図4に示されるように、被固定板320には、これを車両MVの前後方向に沿って貫くように、2つの貫通穴321が形成されている。それぞれの貫通穴321が形成されている位置は、いずれも、折り返し部152に形成された貫通穴155と対向する位置となっている。
ラジエータ100に対するシャッター装置300の固定は、締結部材であるボルト400によって行われる。ボルト400は、貫通穴321及び貫通穴155に挿通される。折り返し部152の後方側には不図示のナットが配置される。当該ナットとボルト400との間を締結することで、折り返し部152と被固定板320とが互いに当接した状態となり、ラジエータ100に対してシャッター装置300が固定された状態となる。
尚、ラジエータ100に対するシャッター装置300の固定は、上方側部分においては上記の構成により行われているのであるが、下方側部分においても上記と同様の構成により行われている。
簡単に説明すると、下方側に配置された補強プレート160は、上方側に配置された補強プレート150と上下対称な形状となっている。図2に示されるように、補強プレート160のうち、補強プレート150の折り返し部152に対応する部分である折り返し部162には、貫通穴155と同様の貫通穴165が形成されている。また、図3に示されるように、フレーム310には被固定板330が形成されている。被固定板330は、フレーム310のうち下端部であり且つ車両MVの後方側の端部から、下方に向けて伸びるように形成された平板状の部分である。被固定板330には、貫通穴321と同様の貫通穴331が形成されている。下方側部分における、ラジエータ100に対するシャッター装置300の固定は、貫通穴331及び貫通穴165にボルト400を挿通させ、当該ボルト400とナットとの間を締結することにより行われる。
以上に説明したように、被保持部材であるシャッター装置300は、第1熱交換器であるラジエータ100のうち、一対のタンク110、120の間の部分に対して接続されることで、ラジエータ100によって保持されている。具体的には、シャッター装置300は、ラジエータ100が備える補強プレート150、160に対して、締結部材であるボルト400によって接続されている。
熱交換ユニット10を上記のような構成としたことの効果を説明するために、図13に示される比較例について説明する。
この比較例に係る熱交換ユニット10Aは、本実施形態と同様に、ラジエータ100と、凝縮器200と、シャッター装置300と、を備えている。この比較例では、これら3つの構造体を組み合わせて一体とするための構成において本実施形態と異なっている。
図13では、熱交換ユニット10Aのうちタンク120及びその近傍の構成が、上面視で模式的に示されている。
図13において符号220が付されているのは、凝縮器200が備えるタンクである。以下では、当該タンクのことを「タンク220」とも称する。また、符号230が付されているのは、凝縮器200が備えるチューブである。
この比較例においては、シャッター装置300のフレーム310に腕部311が設けられている。腕部311は、車両MVの左側に向かって伸びており、タンク120とタンク220との間となる位置に介在している。腕部311は、当該位置において、不図示の接続機構によってタンク120に対し接続され固定されている。
このような構成においては、シャッター装置300のうち保持されるための部分である腕部311と、他の部材との干渉を避けるため、タンク120とタンク220との間を広く空けておく必要がある。特に、タンク120においてはコアプレート122が前方側に突出しているので、コアプレート122のうち前方側端部と、タンク220の後方側端部との間隔を広く確保する必要がある。図13においては、このように広く確保すべき間隔が符号「L1」で示されている。この比較例では、L1の間隔を広く確保した結果として、車両MVの前後方向に沿った熱交換ユニット10Aの寸法が、比較的大きくなってしまっている。近年は、車両内部の空間に配置される機器の増加に伴って寸法の制約が厳しくなっていく傾向があるため、このような比較例の構成は好ましくない。
これに対し、本実施形態に係る熱交換ユニット10は先に述べたように、被保持部材であるシャッター装置300が、第1熱交換器であるラジエータ100のうち、一対のタンク110、120の間の部分に対して接続されている。このような構成においては、比較例の腕部311のように、シャッター装置300の一部を、タンク120とタンク220との間に介在させる必要が無い。このため、コアプレート122とタンク220とが接触しない範囲で、図13に示されるL1を可能な限り小さくすることができる。これにより、車両MVの前後方向に沿った熱交換ユニット10の寸法を抑制することができる。
第2実施形態について、図5及び図6を参照しながら説明する。本実施形態では、シャッター装置300を保持するための構成において第1実施形態と異なっている。以下では、第1実施形態と異なる点について主に説明し、第1実施形態と共通する点については適宜説明を省略する。
図5に示されるように、本実施形態では、補強プレート150の折り返し部152に貫通穴155が形成されておらず、代わりに、折り返し部152に突出板部156が形成されている。突出板部156は、折り返し部152の上端部から、更に上方側に向かって伸びるように形成された平板状の部分である。突出板部156は、第1実施形態の貫通穴155と同様に、折り返し部152において2つ形成されているのであるが、図5においてはそのうちの一つのみが図示されている。
突出板部156には、これを車両MVの前後方向に沿って貫くように、2つの貫通穴157が形成されている。貫通穴157はいずれも、車両MVの左右方向に沿って伸びるスリット状の穴であり、上下方向に沿って並ぶように形成されている。貫通穴157は、本実施形態における「受入部」の一つに該当する。
被固定板320には突出板部322が形成されている。突出板部322は、被固定板320の上端部から、更に上方側に向かって伸びるように形成された概ね平板状の部分である。突出板部322は2つ形成されており、それぞれが折り返し部152の突出板部156と対向する位置に形成されているのであるが、図5においてはそのうちの一つのみが図示されている。
突出板部322には、車両MVの後方側に向かって突出する突起323が形成されている。突起323は2つ形成されており、それぞれが、突出板部156の貫通穴157と対向する位置に形成されている。突起323は概ね平板状となっており、水平面に沿って伸びるように形成されている。突起323は、本実施形態における「突出部」の一つに該当する。
シャッター装置300をラジエータ100に接続する際には、図5に示される状態からシャッター装置300を後方側に移動させることで、それぞれの突起323を、突出板部156の貫通穴157に挿通させる。突起323には抜け止め用のフックが形成されているので、突起323は突出板部156に固定された状態となる。
このように、本実施形態では、シャッター装置300に形成された「突出部」である突起323が、上方側に配置されている方の補強プレート150に形成された「受入部」である貫通穴157に対して挿通されている。突起323が突出している方向は、車両MVの前後方向、すなわち、ラジエータ100、シャッター装置300、及び凝縮器200が並ぶ方向に沿った方向である。シャッター装置300の上方側部分は、以上のような構成によりラジエータ100に保持されている。
図6に示されるように、下方側に配置されている方の補強プレート160は、板状の金属部材を折り曲げることによって形成されており、水平部161と、折り返し部162、163とを有している。水平部161は、概ね水平面に沿うように配置された平板状の部分である。水平部161の上方側の面にはフィン140がろう接されている。折り返し部162は、水平部161のうち車両MVの前方側の端部から、下方側に向けて伸びるよう折り返すことにより形成された平板状の部分である。折り返し部163は、水平部161のうち車両MVの後方側の端部から、下方側に向けて伸びるよう折り返すことにより形成された平板状の部分である。尚、以上に述べたような補強プレート160の構成自体は、第1実施形態と同様である。
本実施形態では、補強プレート160の折り返し部162に突出板部166が形成されている。突出板部166は、折り返し部162の下端部から、更に下方側に向かって伸びるように形成された平板状の部分である。突出板部166は、折り返し部162において2つ形成されているのであるが、図6においてはそのうちの一つのみが図示されている。
突出板部166には、水平板部167が形成されている。水平板部167は、突出板部166の下端部から、車両MVの前方側に向かって伸びるように形成されている。突出板部166には、これを上下方向に沿って貫くように円形の貫通穴168が形成されている。貫通穴168は、本実施形態におけるもう一つの「受入部」に該当する。
シャッター装置300の下端面には、円柱形状の突起335が形成されている。突起335は、シャッター装置300の下端面、具体的にはフレーム310の下端面から、下方側に向かって伸びるように形成されている。突起335は、本実施形態におけるもう一つの「突出部」に該当する。
シャッター装置300をラジエータ100に接続する際には、図5において一点鎖線で示されるように、シャッター装置300の突起335を、水平板部167の貫通穴168に対して上方側から挿通させる。シャッター装置300のフレーム310は、水平板部167の上面に載置された状態となる。突起335が貫通穴168に挿通されているので、水平方向に沿ったシャッター装置300の位置ずれが防止される。
このように、本実施形態では、シャッター装置300に形成された「突出部」である突起335が、下方側に配置されている方の補強プレート160に形成された「受入部」である貫通穴168に対して挿通されている。突起335が突出している方向は下方側に向かう方向である。シャッター装置300の下方側部分は、以上のような構成によりラジエータ100に保持されている。シャッター装置300をラジエータ100に接続する際には、先ず、シャッター装置300の下方側部分を接続した後で、上方側部分を接続すればよい。以上に説明した構成の本実施形態においても、第1実施形態で説明したものと同様の効果を奏する。
尚、下方側に向けて突出する突出部の構成、及び、突出部を受け入れる受入部の構成としては、上記とは異なる様々な構成を採用することができる。例えば、突出部が円柱形状ではなく、平板形状あってもよい。この場合、受入部は、対向する2つの平面間において突出部を受け入れる構成としたり、スリット状の開口としたりすることができる。
第3実施形態について、図7及び図8を参照しながら説明する。本実施形態では、シャッター装置300を保持するための構成において第1実施形態と異なっている。以下では、第1実施形態と異なる点について主に説明し、第1実施形態と共通する点については適宜説明を省略する。
図7に示されるように、本実施形態では、補強プレート150の折り返し部152に貫通穴155が形成されておらず、代わりに、折り返し部152に突出板部158が形成されている。突出板部158は、折り返し部152の上端部から、更に上方側に向かって伸びるように形成された平板状の部分である。突出板部158は、第1実施形態の貫通穴155と同様に、折り返し部152において2つ形成されているのであるが、図7においてはそのうちの一つのみが図示されている。
突出板部158には、これを車両MVの前後方向に沿って貫くように、1つの貫通穴159が形成されている。貫通穴159は、車両MVの左右方向に沿って伸びるスリット状の穴である。
被固定板320には突出板部324が形成されている。突出板部324は、被固定板320の上端部から、更に上方側に向かって伸びるように形成された平板状の部分である。突出板部324は2つ形成されており、それぞれが折り返し部152の突出板部158と対向する位置に形成されているのであるが、図7においてはそのうちの一つのみが図示されている。
突出板部324には、これを車両MVの前後方向に沿って貫くように、1つの貫通穴325が形成されている。貫通穴325は、車両MVの左右方向に沿って伸びるスリット状の穴である。
シャッター装置300をラジエータ100に接続する際には、車両の前後方向に沿って突出板部158と突出板部324とを重ね合わせた状態とした上で、図7に示される挟持具500が両者を挟み込むように取り付けられる。
挟持具500は、水平部510と、一対の腕部511、512とを有している。水平部510は、水平面に沿って概ね平板状に形成された部分である。腕部511は、水平部510のうち車両MVの前方側の端部から、下方側に伸びるように形成されている。腕部512は、水平部510のうち車両MVの後方側の端部から、下方側に伸びるように形成されている。
図8には、互いに重ね合わせられた突出板部158及び突出板部324に、挟持具500が取り付けられた状態が示されている。同図に示されるように、突出板部158及び突出板部324は、挟持具500のうち、腕部511と512との間に挟み込まれた状態とされる。このとき、腕部511の先端に形成されたフックが、貫通穴325に入り込んだ状態となる。同様に、腕部511の先端に形成されたフックが、貫通穴159に入り込んだ状態となる。これにより、挟持具500が上方側に抜けてしまうことが防止されるので、突出板部158と突出板部324との間が強固に固定される。
このように、本実施形態では、被保持部材の一部である突出板部324と、補強プレート150の一部である突出板部158と、を間に挟み込んで固定する挟持具500を備えている。シャッター装置300の上方側部分は、以上のような構成によりラジエータ100に保持されている。
尚、本実施形態においては、シャッター装置300の下方側部分は、上記のような上方側部分と同様の構成によりラジエータ100に保持されている。このような態様に替えて、図4に示される第1実施形態と同様の構成、もしくは図6に示される第2実施形態と同様の構成により、シャッター装置300の下方側部分がラジエータ100に保持されている態様としてもよい。以上に説明した構成の本実施形態においても、第1実施形態で説明したものと同様の効果を奏する。
第4実施形態について、図9及び図10を参照しながら説明する。本実施形態では、シャッター装置300を保持するための構成において第1実施形態と異なっている。以下では、第1実施形態と異なる点について主に説明し、第1実施形態と共通する点については適宜説明を省略する。
図9に示されるように、本実施形態では、補強プレート150の折り返し部152に貫通穴155が形成されていない。
一方、被固定板320には、水平部326と垂下部327とが形成されている。水平部326は、被固定板320の上端部から、車両MVの後方側に向かって伸びるように形成された平板状の部分である。垂下部327は、水平部326の後方側端部から、下方側に向かって伸びるように形成された平板状の部分である。
シャッター装置300をラジエータ100に接続する際には、図9において一点鎖線で示されるように、折り返し部152の上端部近傍を、被固定板320と垂下部327との間の隙間に下方側から挿入し、図10に示された状態とする。つまり、被固定板320から垂下部327に至る部分、すなわち被保持部材であるシャッター装置300の一部を、折り返し部152に対して上方側から掛けられた状態とする。シャッター装置300の上方側部分は、以上のような構成によりラジエータ100に保持されている。
尚、本実施形態においては、シャッター装置300の下方側部分は、図6に示される第2実施形態と同様の構成によりラジエータ100に保持されている。このような態様に替えて、図4に示される第1実施形態と同様の構成、もしくは図7に示される第3実施形態と同様の構成により、シャッター装置300の下方側部分がラジエータ100に保持されている態様としてもよい。以上に説明した構成の本実施形態においても、第1実施形態で説明したものと同様の効果を奏する。
第5実施形態について、図11及び図12を参照しながら説明する。本実施形態では、シャッター装置300を保持するための構成において第1実施形態と異なっている。以下では、第1実施形態と異なる点について主に説明し、第1実施形態と共通する点については適宜説明を省略する。
図11に示されるように、本実施形態では、シャッター装置300に棒状部370が設けられている。棒状部370は、概ね円柱形状の部分であって、その中心軸が水平方向に沿うように形成されている。棒状部370は、シャッター装置300のフレーム310のうち、上下方向における中央よりも下方側の部分から、車両MVの後方側に向けて突出するように形成されている。図11においては、ラジエータ100の全体の外形が点線で模式的に示されている。棒状部370は、ラジエータ100のうちフィン140が配置されている部分を、車両MVの前後方向に沿って貫いた状態となっている。
図12では、フィン140が、車両MVの前方側から見て模式的に描かれている。同図に示される点Pは、フィン140の上下方向における中央となる位置であって、フィン140を形成する金属部材の隙間の位置となっている。図11に示される棒状部370は、このような点Pの位置において、フィン140を貫くように挿入されている。
棒状部370が挿入されることに伴い、点Pの周囲においては、フィン140を形成する金属部材が押し拡げられて変形する。棒状部370は、このように変形した金属部材の間に挟み込まれることにより保持される。図11に示されるように、棒状部370の先端部には、抜け止め用のフックが形成されているので、挿入された棒状部370がフィン140から抜けてしまうことが防止される。
このように、本実施形態では、被保持部材であるシャッター装置300から、所定方向に沿って突出する棒状部370が、フィン140を形成する金属部材によって挟み込まれており、これによりシャッター装置300の下方側部分がラジエータ100に保持されている。尚、上記における「所定方向」とは、ラジエータ100、シャッター装置300、及び凝縮器200が並ぶ方向に沿った方向である。
尚、本実施形態においては、シャッター装置300の上方側部分は、図4に示される第1実施形態と同様の構成によりラジエータ100に保持されている。このような態様に替えて、図5に示される第2実施形態と同様の構成、図7に示される第3実施形態と同様の構成、及び図9に示される第4実施形態と同様の構成のいずれかにより、シャッター装置300の上方側部分がラジエータ100に保持されている態様としてもよい。以上に説明した構成の本実施形態においても、第1実施形態で説明したものと同様の効果を奏する。
以上においては、被保持部材であるシャッター装置300が、その後方側にあるラジエータ100の補強プレート150等に対し接続されている例について説明したが、シャッター装置300が、その前方側にある凝縮器200の一部、具体的には、補強プレート150に相当する部分等に対し接続されているような態様であってもよい。つまり、前方側の凝縮器200が第1熱交換器に該当し、後方側のラジエータ100が第2熱交換器に該当するような態様であってもよい。
また、被保持部材を保持する第1熱交換器は、以上に説明した例のようにラジエータ100であってもよいが、他の種類の熱交換器であってもよい。例えば、第1熱交換器が、空気との熱交換によって空調用冷媒を凝縮させるための凝縮器、及び、空気との熱交換によって燃焼用空気を冷却するためのインタークーラー、のいずれかであってもよい。
同様に、第2熱交換器は、以上に説明した例のように凝縮器200であってもよいが、他の種類の熱交換器であってもよい。例えば、第2熱交換器が、空気との熱交換によって冷却水を冷却するためのラジエータ、及び、空気との熱交換によって燃焼用空気を冷却するためのインタークーラー、のいずれかであってもよい。
以上に説明した例では、第1熱交換器と第2熱交換器との間となる位置において保持される被保持部材が、空気の流れを調整するためのシャッター装置300となっている。このような態様に替えて、被保持部材はシャッター装置300以外の部材であってもよい。被保持部材は、第1熱交換器と第2熱交換器との間に保持される薄型の部材であればよい。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
10:熱交換ユニット
100:ラジエータ
110,120:タンク
200:凝縮器
300:シャッター装置

Claims (10)

  1. 熱交換ユニット(10)であって、
    第1熱交換器(100)と、
    所定方向に沿って前記第1熱交換器と隣り合う位置に配置された第2熱交換器(200)と、
    前記第1熱交換器と前記第2熱交換器との間となる位置において保持される被保持部材(300)と、を備え、
    前記第1熱交換器は、
    流体を一時的に貯えるための容器であって、水平方向に沿って並ぶように配置された一対のタンク(110,120)を有し、
    前記被保持部材は、
    前記第1熱交換器のうち、一対の前記タンクの間の部分に対して接続されることで、前記第1熱交換器によって保持されている熱交換ユニット。
  2. 前記第1熱交換器のうち一対の前記タンクの間には、
    上下方向に沿って並ぶ複数のチューブ(130)と、
    複数の前記チューブを上下から挟み込むことで、前記チューブを補強する一対の補強プレート(150,160)と、が配置されており、
    前記被保持部材は、前記補強プレートに対して接続されている、請求項1に記載の熱交換ユニット。
  3. 前記被保持部材は、締結部材(400)によって前記補強プレートに対して接続されている、請求項2に記載の熱交換ユニット。
  4. 前記被保持部材に形成された突出部(323,335)が、前記補強プレートに設けられた受入部(157,168)に対して挿通されている、請求項2に記載の熱交換ユニット。
  5. 前記突出部は、前記所定方向に沿って突出しており、
    前記受入部は、上方側に配置されている方の前記補強プレートに形成されている、請求項4に記載の熱交換ユニット。
  6. 前記突出部は、下方側に向けて突出しており、
    前記受入部は、下方側に配置されている方の前記補強プレートに形成されている、請求項4に記載の熱交換ユニット。
  7. 上方側に配置されている方の前記補強プレートには、上方側に向けて突出するように折り返し部(152)が形成されており、
    前記被保持部材の一部が、前記折り返し部に対して上方側から掛けられている、請求項2に記載の熱交換ユニット。
  8. 前記被保持部材の一部と、前記補強プレートの一部と、を間に挟み込んで固定する挟持具(500)を更に備える、請求項2に記載の熱交換ユニット。
  9. 前記第1熱交換器のうち一対の前記タンクの間には、
    上下方向に沿って並ぶ複数のチューブと、
    板状の金属部材を折り曲げることによって形成された部材であって、上下方向に沿って前記チューブと隣り合う位置に配置されているフィン(140)と、が配置されており、
    前記被保持部材から、前記所定方向に沿って突出する棒状部(370)が、前記フィンを形成する前記金属部材によって挟み込まれている、請求項1に記載の熱交換ユニット。
  10. 前記第1熱交換器及び前記第2熱交換器のうちの一方は、空気との熱交換によって冷却水を冷却するためのラジエータ、空気との熱交換によって空調用冷媒を凝縮させるための凝縮器、及び、空気との熱交換によって燃焼用空気を冷却するためのインタークーラー、のいずれかである、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の熱交換ユニット。
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