JP2017101842A - 熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】必要な熱交換性能を確保しつつ、空気流れ下流側に供給される空気の風量を確保することが可能な熱交換器を提供する。【解決手段】内部に第1流体が流れる複数本積層されたチューブ10と、チューブ10に接合されてチューブ10周りを流れる第2流体との熱交換面積を増大させるフィン11とを備える熱交換器において、フィン11は、第2流体の流れ方向に沿って設けられた平面部110を有しており、平面部110には、平面部110に対して予め定めた切り起こし角度で切り起こされた複数のルーバ112が、第2流体の流れ方向に沿って設けられており、複数のルーバ112は、平面部110における第2流体の流れ方向の最上流部に設けられた上流側ルーバ112aを含んでいる。【選択図】図5
Description
本発明は、ルーバが形成されたフィンを備える熱交換器に関する。
近年、過給ダウンサイジング車やハイブリッド車の普及により、コンデンサおよびエンジン冷却水用ラジエータに加えて、過給気冷却やインバータ冷却を担う低水温ラジエータも必要となっており、エンジンクーリングモジュール(ECM)での熱交換器の枚数は増加している(特許文献1参照)。
しかしながら、熱交換器が増加すると、各々の熱交換器が空気流れの妨げとなる。このため、熱交換器を通過する風量が低下し、空気流れ下流側に配置される熱交換器の熱交換性能が悪化するおそれがある。
本発明は上記点に鑑み、必要な熱交換性能を確保しつつ、空気流れ下流側に供給される空気の風量を確保することが可能な熱交換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、内部に第1流体が流れる複数本積層されたチューブ(10)と、チューブに接合されてチューブ周りを流れる第2流体との熱交換面積を増大させるフィン(11)とを備え、フィンは、第2流体の流れ方向に沿って設けられた平面部(110)を有しており、平面部には、平面部に対して予め定めた切り起こし角度で切り起こされた複数のルーバ(112)が、第2流体の流れ方向に沿って設けられており、複数のルーバは、平面部における第2流体の流れ方向の最上流部に設けられた上流側ルーバ(112a)を含んでいる。
このように、平面部における第2流体の流れ方向の最上流部に設けられた上流側ルーバ(112a)を設けることで、第2流体が低速で供給される場合には、ルーバ間通路(113)を通過する風量を効果的に増加させることができ、第2流体が高速で供給される場合には、ルーバ間通路(113)を通過する風量の増加を抑制できる。これにより、第2流体が高速で供給される場合に、第2流体の流れ方向の下流側に供給される第2流体の風量を確保することができる。このため、第2流体の流れ方向に沿って配置された複数の熱交換器のうち、第2流体の流れ方向における最下流側を除く位置に配置される熱交換器に本発明の熱交換器を適用した場合には、第2流体の流れ方向の下流側の熱交換器に導入される第2流体の風量を確保することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の熱交換器を車両の前端部に搭載される冷媒放熱器に適用した第1実施形態について図面に基づいて説明する。
本発明の熱交換器を車両の前端部に搭載される冷媒放熱器に適用した第1実施形態について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、車両の前端部のエンジンルーム3a内には、冷媒放熱器1(すなわちコンデンサ)およびラジエータ2が配置されている。エンジンルーム3a内には、車両前方側から空気が導入され、車両後方側に向かって空気が流れる。このため、車両の前方側から後方側に向かう方向が空気流れ方向となっている。
冷媒放熱器1およびラジエータ2は、共通のフロントエンドパネル(図示せず)内に組み込まれて、送風機4とともに一体の組立構造体、すなわち、エンジンクーリングモジュールを構成している。なお、フロントエンドパネルは、冷媒放熱器1およびラジエータ2の周囲を支持するとともに冷媒放熱器1およびラジエータ2を通過する空気流をガイドするものである。以下、冷媒放熱器1およびラジエータ2をまとめて熱交換器1、2ともいう。
冷媒放熱器1は、図示しない冷凍サイクル内を循環する冷媒と空気とを熱交換して冷媒を冷却する熱交換器である。また、ラジエータ2は、エンジン3の冷却水と空気とを熱交換して冷却水を冷却する熱交換器である。冷媒放熱器1およびラジエータ2は、並列して配置されている。なお、冷凍サイクルの冷媒が本発明の第1流体に相当し、空気が本発明の第2流体に相当している。
冷媒放熱器1は、エンジン3のアイドリング時や低速時が最も熱負荷が高く、高速時には冷却性能に余裕がある。一方、ラジエータ2は、エンジン3のアイドリング時や低速時には冷却性能に余裕があり、高速時が最も熱負荷が高い。
冷媒放熱器1が空気流れ上流側(すなわち車両前方側)に配置され、ラジエータ2が空気流れ下流側(すなわち車両後方側)に配置されている。このため、冷媒放熱器2を通過した空気がラジエータ2に流れる。
ラジエータ2の車両後方側には、シュラウド5が設けられている。シュラウド5は、熱交換器1、2に空気を送風する送風機4とラジエータ2との隙間を閉塞して送風機4にて誘起された空気流が熱交換器1、2を迂回して流れることを防止する機能と、送風機4を支持する機能とを有している。
送風機4は、熱交換器1、2へ向けて空気(外気)を送風する。送風機4は、軸流ファンを電動モータにて駆動する電動送風機である。
また、熱交換器1、2は車両の前端部、換言すると、エンジン3あるいはトランスミッションが搭載されるエンジンルーム3aの前端部においてバンパーリーンフォース6の車両後方側に搭載されている。バンパーリーンフォース6とは、車両の前端部にて車両幅方向に延びて車両前面側からの衝突力を吸収する梁状のものである。
熱交換器1、2およびエンジン3等が搭載されるエンジンルーム3aの上方側開口部は、蓋部材をなすエンジンフード(ボンネット)7によって閉塞されている。エンジンルーム3aの下方側は、アンダーカバー8により概略覆われている。
次に、冷媒放熱器1の構成について図2〜図5を用いて説明する。図2、図4では紙面垂直方向が空気流れ方向であり、図3、図5では左右方向が空気流れ方向である。
図2に示すように、冷媒放熱器1は、内部流体としての冷媒が水平方向に流れるクロスフロー型の熱交換器である。冷媒放熱器は、冷媒が流れる管であるチューブ10を備えている。
チューブ10は、外部流体としての空気流れ方向が長径方向と一致するように、長手方向垂直断面の形状が扁平な長円形状(すなわち扁平形状)に形成されている。チューブ10は、その長手方向が鉛直方向に一致するように水平方向に複数本平行に配置されている。
また、チューブ10の両側の扁平面には、波状に成形された伝熱部材としてのフィン11が接合されている。このフィン11により空気との伝熱面積を増大させて冷媒と空気との熱交換を促進している。なお、以下、チューブ10およびフィン11からなる略矩形状の熱交換部をコア部12と呼ぶ。
ヘッダタンク13は、チューブ10の長手方向の端部(本実施形態では、上下端)にてチューブ長手方向と直交する方向(本実施形態では、水平方向)に延びて複数のチューブ10と連通するものである。ヘッダタンク13は、チューブ10が挿入接合されたコアプレート13aと、コアプレート13aとともにタンク内空間を構成するタンク本体部13bとを有して構成されている。本実施形態では、コアプレート13aおよびタンク本体部13bは、金属製(例えば、アルミニウム合金)である。また、コア部12の両端部には、チューブ長手方向と略平行に延びてコア部12を補強するインサート14が設けられている。
図3に示すように、チューブ10の内部には、二つの扁平面同士を接続するように形成され、チューブ10の耐圧強度を高める内柱部10aが設けられている。この内柱部10aにより、チューブ10内部の流体通路が複数に仕切られている。
図4に示すように、フィン11は波状に形成されたコルゲートフィンであり、板状の平面部110、および隣り合う平面部110を所定距離離して位置づける頂部111を有している。平面部110は、空気流れ方向に沿って広がる面を構成している。平面部110はチューブ長手方向に沿って複数形成されており、複数の平面部110が並列して配置されている。
頂部111は、狭い巾の平面を外側に面するように提供する平板状の頂板部を有する。頂部111は、チューブ10に接合され、フィン11とチューブ10とが熱伝達可能に接合される。
この波状のフィン11は、例えば薄板金属材料にローラ成形法を施すことにより成形することができる。フィン11の頂部111はチューブ10の扁平面にろう付けにより接合されている。
図4、図5に示すように、フィン11の平面部110には、平面部110を切り起こすことにより鎧窓状のルーバ112が一体形成されている。図5に示すように、ルーバ112は、チューブ10の積層方向から見たとき、平面部110に対して予め定められた角度で切り起こされており、空気流れ方向に沿って平面部110に複数設けられている。同一の平面部110に形成された隣り合うルーバ112間には、空気が流通可能なルーバ間通路113が形成されている。また、並列して配置された複数の平面部110には、ルーバ112が同じパターンで形成されている。
本実施形態では、図5に示すように、1つの平面部110に形成された複数のルーバ112は、空気流れ上流側に位置する複数のルーバ112を含む上流ルーバ群と、空気流れ下流側に位置する複数のルーバ112を含む下流ルーバ群に二分されている。上流側ルーバ群に属する複数のルーバ112は、それぞれ平行に設けられている。同様に、下流側ルーバ群に属する複数のルーバ112は、それぞれ平行に設けられている。
平面部110の空気流れ方向における略中央部、すなわち上流ルーバ群と下流ルーバ群との間は、ルーバ112が形成されておらず、空気流れ方向が反転する転向部114として構成されている。換言すると、上流ルーバ群と下流ルーバ群との間には、空気流れ方向と略平行に形成された転向部114が設けられている。
上流ルーバ群に属するルーバ112の切り起こし方向と、下流ルーバ群に属するルーバ112の切り起こし方向が異なっている。つまり、上流ルーバ群と下流ルーバ群とは、それぞれに属するルーバ112の切り起こし方向が逆に形成されている。具体的には、上流ルーバ群に属するルーバ112は、空気流れ方向に対して左上から右下に向かう方向に傾斜している。下流ルーバ群に属するルーバ112は、空気流れ方向に対して左下から右上に向かう方向に傾斜している。
平面部110の空気流れ上流側の端部は、上流側平面部110aとなっている。同様に、平面部110の空気流れ下流側の端部は、下流側平面部110bとなっている。
上流側平面部110aの空気流れ上流側には第1上流側ルーバ112aが形成され、上流側平面部110aの空気流れ下流側には第2上流側ルーバ112bが形成されている。第1上流側ルーバ112aは、フィン11における空気流れ上流の先端部(つまり最上流部)に位置している。
第1上流側ルーバ112aおよび第2上流側ルーバ112bは、上流側平面部110aに接続している。つまり、上流側平面部110aの空気流れ上流側を折り曲げ加工することで第1上流側ルーバ112aが形成され、上流側平面部110aの空気流れ下流側を折り曲げ加工することで第2上流側ルーバ112bが形成されている。第1上流側ルーバ112aおよび第2上流側ルーバ112bは、上流側平面部110aの板面に対して反対方向に傾斜している。
下流側平坦部110bの空気流れ上流側には下流側ルーバ112cが設けられている。下流側ルーバ112cは、下流側平面部110bに接続している。つまり、下流側平面部110bの空気流れ上流側を折り曲げ加工することで下流側ルーバ112cが形成されている。
次に、冷媒放熱器1のフィン11における空気流れについて図6を用いて説明する。フィン11の空気流れ最上流部に設けられた第1上流側ルーバ112aは、ルーバ間通路113への空気導入を促進するガイドの役割をする。このため、図6(a)、図6(b)に示すように、第1上流側ルーバ112aによってルーバ間通路113を通過する風量が増加する。
本実施形態では、第1上流側ルーバ112aによってルーバ間通路113に導入される風量は、車速によって変化する。図6の破線は、第1上流側ルーバ112aでの空気の剥離を示している。図6の斜線で示した部分は、第1上流側ルーバ112aによって導入される空気が流れない領域を示している。
図6(a)に示す低速時に比較して、図6(b)に示す高速時では、剥離が空気流れ下流側に延びており、第1上流側ルーバ112aによるガイド効果が弱まっている。このため、高速時には、低速時よりも、第1上流側ルーバ112aによってルーバ間通路113を通過する風量の増加が抑制される。つまり、高速時には、冷媒放熱器1における通風抵抗が抑えられる。
以上説明した本実施形態の冷媒放熱器1によれば、フィン11の空気流れ最上流部に第1上流側ルーバ112aを設けることで、低速時には、ルーバ間通路113を通過する風量を効果的に増加させ、高速時には、ルーバ間通路113を通過する風量の増加を抑制し、空気流れ下流側に供給される空気の風量を確保することができる。これにより、冷媒放熱器1にとって熱負荷が高い低速時には熱交換性能が向上させることができ、冷媒放熱器1にとって熱負荷が低い高速時には、空気流れ下流側のラジエータ2に導入される空気の風量を確保することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図7に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
次に、本発明の第2実施形態を図7に基づいて説明する。上記第1実施形態と同様の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図7に示すように、本第2実施形態の冷媒放熱器1のフィン11では、平面部110を中心として第1上流側ルーバ112aが設けられている側において、第1上流側ルーバ112aの先端部と平面部110との距離が、他のルーバ112の先端部と平面部110との距離よりも長くなっている。第1上流側ルーバ112aの先端部と平面部110との距離は、少なくとも第1上流側ルーバ112aの空気流れ方向における下流側に隣接する2番目のルーバ112dの先端部と平面部110との距離よりも長くなっていればよい。
本第2実施形態の構成によれば、高速時の第1上流側ルーバ112aでの空気の剥離が起こりやすくなる。したがって、高速時において、ルーバ間通路113における風量増加の抑制をより効果的に行うことができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図8、図9に基づいて説明する。上記各実施形態と同様の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
次に、本発明の第3実施形態を図8、図9に基づいて説明する。上記各実施形態と同様の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図8では、破線で上記第2実施形態のルーバ112を示し、実線で本第3実施形態のルーバ112を示している。図8に示すように、本第3実施形態では、上記第2実施形態に比較して、ルーバ112と平面部110との間の角度を小さくしている。
図9は、本第3実施形態、上記第2実施形態および比較例のフィン11の風速と通風抵抗との関係を示している。実線が本第3実施形態、一点破線が第2実施形態、破線が比較例を示している。比較例のフィン11は、第1上流側ルーバ112aが設けられておらず、上流平面部110aがフィン11における空気流れ方向の最上流部に位置している構成となっている。
図9に示すように、上記第2実施形態の構成では、第1上流側ルーバ112aを設けたことで、比較例に対し、低速域ではルーバ間通路113の風量増加に伴う通風抵抗の増加割合が大きく、高速域ではルーバ間通路113の風量増加に伴う通風抵抗の増加割合が小さくなっている。
本第3実施形態の構成では、ルーバ112と平面部110との間の角度を小さくしたことで、上記第2実施形態の構成よりも、ルーバ間通路113の風量が減少し、通風抵抗が低くなる。このため、本第3実施形態の構成によれば、低速域では比較例と同等のルーバ間通路113の風量を確保しつつ、高速域では比較例よりも通風抵抗が低下することで、空気流れ下流側のラジエータ2に導入される空気の風量を確保することができる。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。また、上記各実施形態に開示された手段は、実施可能な範囲で適宜組み合わせてもよい。
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。また、上記各実施形態に開示された手段は、実施可能な範囲で適宜組み合わせてもよい。
例えば、上記各実施形態では、本発明の熱交換器を冷媒放熱器1に適用した例について説明したが、これに限らず、必要な熱交換性能を確保しつつ、空気流れ下流側に供給される空気の風量を確保することが要求される熱交換器であれば本発明を適用することができる。
また、上記各実施形態では、冷媒放熱器1とラジエータ2とからなる2つの熱交換器を空気流れ方向に沿って配置した例について説明したが、これに限らず、例えば過給気冷却やインバータ冷却を行う低水温ラジエータ等の熱交換器を含めた3以上の熱交換器が配置されていてもよい。3以上の熱交換器が配置される場合には、本発明に係る熱交換器を空気流れ方向の最下流側に配置される熱交換器以外の熱交換器に適用すればよい。
また、上記各実施形態では、フィン11に並列して設けられれた複数の平面部110のすべてにおいて、空気流れの最上流部に第1上流側ルーバ112aを設けたが、これに限らず、少なくとも1つの平面部110において、空気流れの最上流部に第1上流側ルーバ112aが設けられていればよい。
また、上記各実施形態では、第1上流側ルーバ112aの空気流れ方向の下流側に接続する上流側平面部110aが設けられている例について説明したが、これに限らず、第1上流側ルーバ112aの空気流れ方向の下流側に上流側平面部110aが設けられていなくてもよい。
1 冷媒放熱器
10 チューブ
11 フィン
110 平面部
110a 上流側平面部
112 ルーバ
112a 第1上流側ルーバ
112b 第2上流側ルーバ
10 チューブ
11 フィン
110 平面部
110a 上流側平面部
112 ルーバ
112a 第1上流側ルーバ
112b 第2上流側ルーバ
Claims (5)
- 内部に第1流体が流れる複数本積層されたチューブ(10)と、
前記チューブに接合されて前記チューブ周りを流れる第2流体との熱交換面積を増大させるフィン(11)とを備え、
前記フィンは、前記第2流体の流れ方向に沿って設けられた平面部(110)を有しており、
前記平面部には、前記平面部に対して予め定めた切り起こし角度で切り起こされた複数のルーバ(112)が、前記第2流体の流れ方向に沿って設けられており、
前記複数のルーバは、前記平面部における前記第2流体の流れ方向の最上流部に設けられた上流側ルーバ(112a)を含んでいる熱交換器。 - 前記上流側ルーバを第1上流側ルーバとした場合に、前記平面部は、前記第1上流側ルーバにおける前記第2流体の流れ方向の下流側に接続された上流側平面部(110a)を含んでおり、
前記複数のルーバは、前記上流側平面部における前記第2流体の流れ方向の下流側に接続された第2上流側ルーバ(112b)を含んでおり、
前記第1上流側ルーバおよび前記第2上流側ルーバは、前記上流側平面部に対して反対方向に傾斜している請求項1に記載の熱交換器。 - 前記平面部を中心として前記上流側ルーバが設けられている側において、前記上流側ルーバの先端部と前記平面部との距離は、前記上流側ルーバの前記第2流体の流れ方向における下流側に隣接するルーバ(112d)の先端部と前記平面部との距離よりも長くなっている請求項1または2に記載に熱交換器。
- 前記第2流体の流れ方向に沿って配置される複数の熱交換器のうち、前記第2流体の流れ方向における最下流側を除く位置に配置される請求項1ないし3のいずれか1つに記載の熱交換器。
- 前記第1流体は冷凍サイクルの圧縮機から吐出された高温高圧の冷媒であり、前記第2流体は空気である請求項1ないし4のいずれか1つに記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015233262A JP2017101842A (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 熱交換器 |
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