JP2021017287A - 真空包装機 - Google Patents

真空包装機 Download PDF

Info

Publication number
JP2021017287A
JP2021017287A JP2019135775A JP2019135775A JP2021017287A JP 2021017287 A JP2021017287 A JP 2021017287A JP 2019135775 A JP2019135775 A JP 2019135775A JP 2019135775 A JP2019135775 A JP 2019135775A JP 2021017287 A JP2021017287 A JP 2021017287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
packaging bag
vacuum
packaging machine
peripheral edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019135775A
Other languages
English (en)
Inventor
直志 近藤
Naoshi Kondo
直志 近藤
千穂 横山
Chiho Yokoyama
千穂 横山
智久 森部
Tomohisa Moribe
智久 森部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Corp
Original Assignee
Hoshizaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Corp filed Critical Hoshizaki Corp
Priority to JP2019135775A priority Critical patent/JP2021017287A/ja
Publication of JP2021017287A publication Critical patent/JP2021017287A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vacuum Packaging (AREA)

Abstract

【課題】高さの高い被包装物を収納した包装袋をチャンバ内に収容できるようにしても、チャンバ内の容積が包装袋に対して過剰に大きくならないようにする。【解決手段】真空包装機10は、チャンバベース21の上側をチャンバカバー22により開閉自在に塞いで密閉空間が形成されるチャンバ20と、包装袋の開口周縁部を封止する封止装置と、チャンバ内を負圧化させる真空ポンプ40とを備え、封止装置はチャンバの水平方向の一方の側部に設けられて、一方の側部と水平方向の他方の側部とを結ぶ第1の方向と直交する第2の方向を長手方向として延びる下側及び上側ブロックによって包装袋の開口周縁部を上下で挟持した状態で包装袋の開口周縁部を封止するようにしたものであり、チャンバカバー22は、上側及び下側ブロックの長手方向となる第2の方向の中央部が上側に突出する突出部22bを備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、チャンバ内を真空ポンプにより脱気して負圧化させ、チャンバ内に収容した包装袋の開口周縁部を封止装置によって封止することにより、包装袋内を脱気した状態にて密封する真空包装機に関する。
下記の特許文献1には食材、調理物等の被包装物を入れた包装袋を真空包装する真空包装機が開示されている。この真空包装機は、ケーシングの上部に設けられて内部に包装袋を収容する密閉空間が形成されるチャンバと、チャンバ内に設けられて包装袋の開口周縁部を熱溶着によって封止する封止装置と、ケーシングの下部にチャンバ内を脱気して負圧化させる真空ポンプとを備えている。チャンバは、上面が開口した浅い箱形のチャンバベースと、チャンバベースの上側を開閉自在に塞ぐ板状のチャンバカバーとを備えている。封止装置はチャンバベースに上下に移動可能に設けられた下側ブロックと、チャンバカバーの下面に設けられた上側ブロックと、下側ブロックの上面に設けられたヒータと、下側ブロックを昇降させる昇降機構とを備えている。
この真空包装機で包装袋を真空包装するときには、包装袋の開口周縁部が下側ブロックの上側に載るように包装袋をチャンバベースに寝かせて置き、チャンバベースの上面開口をチャンバカバーによって閉じた後で真空包装プログラムを実行させる。真空包装プログラムを実行すると、チャンバ内は真空ポンプによって所定の真空度となるまで脱気され、チャンバ内の包装袋内も脱気される。脱気された包装袋は開口周縁部が下側及び上側ブロックにより挟持された状態でヒータの加熱によって溶着され、包装袋は脱気された状態で密封される。
特開2016−150757号公報
上記の真空包装機は、主として、カットした野菜等の食材、シチュー等の調理物のような高さの低い被包装物を入れた包装袋を真空包装するのに用いられている。この真空包装機を用いてブロック肉(塊肉)のような高さの高い被包装物を包装袋に入れて真空包装をするときには、チャンバベースの上側をチャンバカバーにより閉じることができないことがあった。これに対し、チャンバベースの深さを深くするか、チャンバカバーもチャンバベースと同様に箱形として互いの開口を向き合うように対向配置させて、チャンバの深さを深くすれば、ブロック肉(塊肉)のような高さの高い被包装物を収納した包装袋をチャンバ内に収容することができる。しかし、チャンバの深さを全体的に深くすると、チャンバ内の容積が包装袋に対して過剰に大きくなり、チャンバ内を真空ポンプによって脱気して負圧化させる時間が長くなるとともに、脱気して負圧化させるのにエネルギーを多く消費することになる。本発明は、高さの高い被包装物を収納した包装袋をチャンバ内に収容できるようにしても、チャンバ内の容積が包装袋に対して過剰に大きくならないようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、チャンバベースの上側をチャンバカバーにより開閉自在に塞ぐことで内部に包装袋を収容する密閉空間が形成されるチャンバと、チャンバ内に設けられて包装袋の開口周縁部を封止して包装袋を密封する封止装置と、チャンバ内の密閉空間を脱気して負圧化させる真空ポンプとを備え、封止装置はチャンバの水平方向の一方の側部に設けられて、一方の側部と水平方向の他方の側部とを結ぶ第1の方向と直交する第2の方向を長手方向として延びる上側及び下側ブロックを備え、これらの上側及び下側ブロックによって包装袋の開口周縁部を上下で挟持した状態で包装袋の開口周縁部を封止するようにした真空包装機であって、チャンバカバーは、第2の方向の中央部が上側に突出する突出部を備えたことを特徴とする真空包装機を提供するものである。
上記のように構成した真空包装機において、高さの高い被包装物を入れた包装袋は、高さ方向に引っ張られるため、高さの低い被包装物を入れた包装袋よりも第2の方向に短くなる。包装袋の開口周縁部を確実に封止するために、包装袋は下側ブロックの長手方向となる第2の方向の中央部に置かれ、包装袋内の高さの高い被包装物も第2の方向の中央部に置かれる。チャンバカバーは高さの高い被包装物が収納される包装袋が置かれる第2の方向の中央部が突出部によって上側に突出しているので、高さの高い被包装物を収納した包装袋がチャンバ内に収容できるようになるだけでなく、高さの高い被包装物を収納した包装袋をチャンバ内に収容できるようにしても、チャンバ内の容積を包装袋に対して過剰に大きくならないようにすることができた。これによって、チャンバ内を真空ポンプによって脱気して負圧化させる時間が長くなるのを抑制でき、脱気して負圧化させるのにエネルギーの消費も抑制できた。
上記のように構成した真空包装機においては、チャンバカバーは突出部の第2の方向の両側に平坦な形状を有する平坦部と、平坦部から突出部まで立ち上がる立ち上がり部とを備えるのが好ましい。チャンバカバーは包装袋が配置されにくい第2の方向の中央部の両側を平坦部として容積の増加を抑えるようにしているので、チャンバ内の容積を包装袋に対して過剰に大きくならないようにすることができた。また、チャンバカバーは突出部と平坦部と立ち上がり部とで面を分割して構成されるようにしたので、チャンバ内を脱気して負圧化させたときに、チャンバカバーは変形しにくくなり、チャンバカバーの各部に生じる応力の集中を抑えることができるようになった。また、この場合において、立ち上がり部を平坦部から突出部に近づきながら上昇して斜めに傾斜する傾斜面とするのが好ましい。このようにしたときには、チャンバベースの第2の方向の中央部からずれた位置に高さの高い被包装物を収納した包装袋を置いても、包装袋は傾斜面よりなる立ち上がり部によって押されて第2の方向の中央部に配置されるようになり、包装袋内の高さの高い被包装物がチャンバカバーに当たらない位置に配置されるようになった。
上記のように構成した真空包装機において、包装袋内に高さの高い被包装物を入れたときには、包装袋の開口周縁部に皺を発生させないようにするために、被包装物は包装袋の開口からできるだけ離すように包装袋の底側に入れられ、被包装物は下側ブロックが配置されるチャンバの一方の側部から離して他方の側部側に配置されることになる。また、高さの高い被包装物は包装袋の開口よりも底側に収納しても、包装袋は高さ方向に引っ張られるので、包装袋内の被包装物は第1の方向の他方の側部に配置されにくい。このため、高さの高い被包装物を入れた包装袋をチャンバ内に収容すると、被包装物はチャンバ内にて一方と他方の側部の中間部に配置されることになる。チャンバカバーの突出部は、一方の側部と他方の側部の中間部の高さが最も高くなるように形成して、包装袋内の高さの高い被包装物が配置される位置を最も高くしていることで、高さの高い被包装物を収納した包装袋をチャンバ内に収容できるようにしても、チャンバ内の容積を包装袋に対して過剰に大きくならないようにすることができた。
本実施形態の真空包装機の斜視図である。 図1のチャンバカバーを開放した状態の斜視図である。 A−A断面図である。 B−B断面図である。 真空包装機の概略図である。 制御装置のブロック図である。 包装プログラムのフローチャートである。
以下、本発明の真空包装機の一実施形態を添付図面を参照して説明する。図1〜図4に示したように、本発明の真空包装機10は、チャンバカバー22の左右方向の中央部が上側に膨らむように突出して、ブロック肉のような高さの高い被包装物が収納された包装袋をチャンバ20内に収容可能としたものである。真空包装機10は、ケーシング11の上部に設けられたチャンバ20と、チャンバ20内にて包装袋の開口周縁部を密封する封止装置30と、ケーシング11でチャンバ20の下側となる下部にチャンバ20内を脱気して負圧化させる真空ポンプ40とを備えている。以下の説明では、特許請求の範囲に記載のチャンバ20の一方の側部を前部(前側部)とし、他方の側部を後部(後側部)とし、第1の方向を前部と後部とを結ぶ前後方向とし、第1の方向と水平方向に直交する第2の方向を左右方向として説明する。
図1〜図4に示したように、ケーシング11は、略直方体形状をし、ケーシング11の上部にはチャンバ20が設けられている。チャンバ20は、ケーシング11の上部に設けたチャンバベース21とチャンバカバー22とを備え、チャンバベース21の上側をチャンバカバー22により開閉自在に塞ぐことで内部に包装袋を収容する密閉空間が形成されている。
図2に示したように、チャンバベース21は、上面が開口した略直方体形状をした浅い箱形をし、ステンレス等の板金部材をプレス加工によって形成したものである。図3に示したように、チャンバベース21の前部には他の部分より浅く形成された段部21aが形成されており、段部21aの上側には封止装置30を構成する下側ブロック31が上下に移動可能に設けられている。
図4に示したように、チャンバベース21の段部21aを除く部分は左右方向の中央部が最も低くなるように湾曲しており、チャンバ20内に収容する包装袋は最も低くなっている左右方向の中央部に置かれやすくなっている。包装袋はチャンバ20内で左右方向の中央に置かれることで、包装袋の開口周縁部は下側ブロック31の左右方向の中央部に載せられる。また、包装袋内にブロック肉等の高さの高い被包装物を入れているときには、包装袋の開口周縁部に皺を発生させないようにするために、包装袋内の被包装物はチャンバ20の前部に配置される下側ブロック31から後側に離した位置として前後方向の中間部に置かれる。
図1及び図2に示したように、チャンバカバー22は、チャンバベース21の上面開口を開閉自在に塞ぐ耐圧性のアクリル材を用いた蓋体であり、チャンバベース21との間に包装袋を収容する密閉空間を形成するものである。チャンバカバー22の後端部はケーシング11の後端部に水平軸線回りに回動可能に軸支されており、チャンバカバー22の前部は上下に回動可能となっている。図1に示したように、チャンバカバー22は水平位置にあるときにはチャンバベース21の上面開口を塞ぐ閉止位置となっている。図2に示したように、チャンバカバー22の前部を上側に回動させると、チャンバカバー22は傾斜位置になってチャンバベース21の上面を開放する開放位置となる。
図2及び図3に示したように、ケーシング11の後部にはガススプリング12が設けられており、ガススプリング12はチャンバカバー22の前部を上方に付勢しており、チャンバカバー22をチャンバベース21から開放する開放位置に付勢している。図2〜図4に示したように、チャンバカバー22の下面の周縁部にはシール部材としてゴム製のパッキン23が設けられており、パッキン23はチャンバカバー22を閉じて閉止位置としたときにチャンバベース21とチャンバカバー22との間を気密にシールする。
図1及び図3に示したように、チャンバカバー22は、左右方向の両側部に平坦な板状を呈した平坦部22aと、左右方向の中央部に上側に膨らむように突出する突出部22bを備えている。また、平坦部22aと突出部22bとの間には平坦部22aから突出部22bに立ち上がる立ち上がり部22cが形成されている。平坦部22aの下面はチャンバベース21の上縁部と当接する高さとなっており、チャンバベース21の左右両側部を覆っている。チャンバ20内に収容された包装袋はチャンバベース21の底壁の湾曲面によって左右方向の中央部に置かれやすくなっており、高さの高い被包装物を入れた包装袋をチャンバベース21の左右方向の中央部に置いたときに、チャンバカバー22の平坦部22aの上側には包装袋内の高さの高い被包装物が配置されにくくなっている。このように、平坦部22aは、包装袋内の高さの高い被包装物が配置されにくい位置にあり、チャンバ20の左右の両側部分に過剰な空間が形成されないようにする機能を有している。
図3に示したように、立ち上がり部22cは平坦部22aから突出部22bに近づきながら上昇する斜めに傾斜する傾斜面となっており、傾斜面よりなる立ち上がり部22cはチャンバベース21に置かれた高さの高い包装袋内の被包装物を左右方向の中央部に配置させる機能を有している。なお、立ち上がり部22cは平坦部22aから突出部22bに近づきながら上昇する傾斜面とするものに限られるものでなく、高さの高い被包装物を中央部に配置させにくくなるものの、立ち上がり部22cを鉛直に起立させるようにしたものであってもよい。
図1及び図4に示したように、チャンバカバー22の突出部22bは、高さの高い被包装物を入れた包装袋をチャンバベース21の左右方向の中央部に置いたときに、包装袋がチャンバカバー22に当たりにくくする機能を有している。チャンバカバー22の突出部22bの左右方向の長さはチャンバカバー22の幅(左右方向の長さ)のほぼ1/2となっている。チャンバ20内に収容された包装袋は左右方向の中央部に置かれやすくなっており、高さの高い被包装物を入れた包装袋をチャンバベース21の左右方向の中央部に置いたときに、チャンバカバー22の突出部22bは高さの高い被包装物を入れた包装袋を収容可能としている。
図1及び図3に示したように、突出部22bは、前端から前後方向の中央部より少し後側に近づきながら上昇し、前後方向の中央部より少し後側から後端に近づきながら下降して、前後方向の中間部(前後方向の中央部の少し後側)の高さが最も高くなるように形成されている。
高さの高い被包装物を入れた包装袋をチャンバ20内に収容するときには、包装袋の開口周縁部に皺を発生させないようにするために、被包装物は包装袋の開口からできるだけ離すように包装袋の底側に入れられ、高さの高い被包装物は下側ブロック31が配置されるチャンバ20の前部(一方の側部)から離して後側(他方の側部側)に配置されることになる。また、高さの高い被包装物は包装袋の開口よりも底側に収納しても、包装袋は高さ方向に引っ張られるので、包装袋内の被包装物はチャンバ20内の後部(第1の方向の他方の側部)に配置されない。このため、高さの高い被包装物を入れた包装袋をチャンバ20内に収容すると、被包装物はチャンバ20内にて前後方向の中間部(一方と他方の側部の中間部)に配置されることになる。
チャンバカバー22の突出部22bは、包装袋内の高さの高い被包装物が配置されやすいチャンバ20の前後方向の中間部が最も高くなるように形成されているので、高さの高い被包装物を収納した包装袋をチャンバ20内に収容できるようにしても、チャンバ20内の容積を包装袋に対して過剰に大きくならないようにすることができた。
図2及び図4に示したように、ケーシング11の後端部にはガススプリング12が設けられており、ガススプリング12はケーシングの11の後部に水平軸線回りに回動可能に支持されたチャンバカバー22の前部を上方に付勢している。ケーシング11の右側面の前端部にはストッパ13が水平軸線回りに回動可能に設けられており、ストッパ13はチャンバカバー22の前部上面に係止して、チャンバカバー22をチャンバベース21の上面開口を塞ぐ位置に保持する機能を有している。
図5に示したように、ケーシング11の後部にはチャンバカバー22の閉止状態を検知するカバー検知器14が設けられている。カバー検知器14はリードスイッチ等の近接スイッチを用いたものであり、チャンバカバー22の後部にはカバー検知器14によりチャンバカバー22の閉止状態を検知させる磁石15が設けられている。チャンバカバー22がチャンバベース21の上面開口を塞ぐ閉止位置にあるときには、磁石15はカバー検知器14に近接し、カバー検知器14はオン信号を出力する。チャンバカバー22がチャンバベース21の上面開口を開放する開放位置にあるときには、磁石15はカバー検知器14から離間し、カバー検知器14はオフ信号を出力する。
図3及び図5に示したように、チャンバ20の前部(水平方向の一方の側部)には封止装置30が設けられている。封止装置30はチャンバ20内に収容した包装袋の開口周縁部を熱溶着によって封止して包装袋を密封するものである。封止装置30は包装袋の開口周縁部を挟持する下側及び上側ブロック31,32とを備えている。下側ブロック31はアルミニウム製の角パイプ部材よりなり、チャンバベース21の段部21aの上側に着脱可能かつ上下に移動可能に支持されている。下側ブロック31の上面にはニクロム材よりなる帯板状のヒータ33が設けられている。上側ブロック32は弾性変形可能なシリコン製のブロック体よりなり、下側ブロック31の上側に対向する位置にて、チャンバカバー22の下面前部に取り付けられている。
図3及び図5に示したように、チャンバベース21の段部21aの下面には下側ブロック31を上下に昇降させる左右一対の昇降機構34が設けられている。各昇降機構34はチャンバベース21の段部21aの底壁を貫通する支持軸35と、支持軸35を上下動させる昇降シリンダ36とを備えている。図5に示したように、支持軸35の軸方向の中間部には鍔部37が設けられており、鍔部37は昇降シリンダ36内を上部空間36aと下部空間36bとに気密に仕切っている。昇降シリンダ36の上部空間36aには支持軸35の外周にばね部材38が介装されており、ばね部材38は鍔部37を介して支持軸35を下側に付勢している。
図5に示したように、ケーシング11内の下部には真空ポンプ40が設けられている。真空ポンプ40は主としてチャンバ20内を吸引し、チャンバ20内の密閉空間の空気を排気して、チャンバ20内を負圧吸引するものである。ケーシング11内には真空ポンプ40とチャンバ20とを接続する吸引管(吸引経路)41が設けられており、吸引管41には真空弁42が介装されている。チャンバ20内の空気は真空弁42の開放によって真空ポンプ40に吸引可能となる。
吸引管41にはチャンバ20と真空弁42との間に外気を導入する外気導入管43が接続されており、外気導入管43は第1管部43aと、第1管部43aから分岐した第2管部43bとを備えている。第1及び第2管部43a,43bにはこれらを開閉する第1及び第2外気導入弁44,45が介装されている。第1外気導入弁44は第2外気導入弁45より弁口径が大きく形成されており、第1外気導入弁44を開放したときにはチャンバ20内に速く外気が導入され、第2外気導入弁45を開放したときには、チャンバ20内にゆっくりと外気が導入される。
吸引管41には外気導入管43の第1管部43aを介して圧力検出管46が接続されており、圧力検出管46にはチャンバ20の圧力を検出する真空計47が設けられている。チャンバ20内を真空ポンプ40により脱気していないときには、真空計47により検出されるチャンバ20内の圧力は大気圧と同じ100kPa(abs)であり、このときの真空度は0%である。チャンバ20内を真空ポンプ40により脱気して負圧化させ、真空計47により検出されるチャンバ内の圧力が0kPa(abs)であるときには、真空度は100%である。なお、真空計47によって直接検出されるのはチャンバ20内の圧力であるが、以後の説明では、真空計47によって検出された圧力をチャンバ20内の真空度Pに置き換えて説明をする。
吸引管41には真空ポンプ40と真空弁42との間からシリンダ管48が分岐しており、シリンダ管48は昇降シリンダ36の上部空間36aに接続されている。シリンダ管48には三方弁49が介装されており、三方弁49の2つのポートはシリンダ管48の真空ポンプ40側と昇降シリンダ36側に接続され、三方弁49の残る1つのポートは外気側に開放されている。三方弁49の真空ポンプ40側と昇降シリンダ36側を連通状態で真空ポンプ40を作動させると、昇降シリンダ36の上部空間36aは負圧化され、支持軸35はばね部材38の付勢力に抗して上昇する。三方弁49の昇降シリンダ36側と外気側とを連通状態にすると、昇降シリンダ36の上部空間36aは負圧化されないようになり、支持軸35はばね部材38の付勢力によって下降する。
図3及び図5に示したように、チャンバ20内には収容した包装袋の膨らみを検知する膨らみ検知部50が設けられている。膨らみ検知部50はチャンバカバー22の下面前部に水平軸線回りに回動可能に支持された検知プレート51と、検知プレート51の後端に固定した磁石52と、検知プレート51の位置を検出するリードスイッチ等の近接スイッチよりなる膨らみ検知器53とを備えている。
検知プレート51は下側及び上側ブロック31,32と同様に第2の方向に延びる帯板形状をしている。検知プレート51は、チャンバカバー22の下面の上側ブロック32の直ぐ後側に配置され、後側が上下動するように水平軸線回りに回動可能に支持されている。検知プレート51の左端部の後端には磁石52が固定されており、磁石52は検知プレート51の回動によって上下動する。チャンバ20内に収容した包装袋が膨らんでいないときには、検知プレート51は斜め下方に傾斜しており、検知プレート51の後端の磁石52はチャンバ20内の下部に位置(下位置)する(図3及び図5の実線にて示した)。チャンバ20内に収容した包装袋が膨らんだときには、検知プレート51は膨らんだ包装袋によって持ち上げられて回動し、検知プレート51の後端の磁石52はチャンバ20内の上部に位置(上位置)する(図3及び図5の二点鎖線で示した)。
膨らみ検知器53は、包装袋が膨らんだときに上側に回動する検知プレート51の後端の磁石52の位置を検知することで包装袋の膨らみを検知するものである。膨らみ検知器53はチャンバベース21の外側にて上位置となった検知プレート51の磁石52に対向する位置に配置されている。包装袋が膨らんでなくて検知プレート51の磁石52が下位置にあるときには、膨らみ検知器53は下位置にある磁石52が離間していることでオフ信号を出力する。包装袋が膨らんで検知プレート51の磁石52が上位置にあるときには、膨らみ検知器53は上位置にある磁石52が近接することでオン信号を出力する。
真空包装機10は制御装置60を備えており、図6に示したように、この制御装置60はカバー検知器14と、ヒータ33と、真空ポンプ40と、真空弁42と、第1及び第2外気導入弁44,45と、真空計47と、三方弁49と、膨らみ検知器53と、ケーシング11の前面に設けた操作パネル61とに接続されている。制御装置60はマイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続されたCPU、RAM、ROM及びタイマ(いずれも図示省略)を備えている。
制御装置60は、包装袋を脱気した状態で密封する包装プログラムをROMに備えている。包装プログラムは、チャンバ20内を真空ポンプ40により所定圧力まで負圧化させ、チャンバ20内に収容した包装袋を脱気した後で包装袋の開口周縁部を封止装置30によって封止して、包装袋を脱気した状態で密封するためのプログラムである。
包装プログラムは包装袋に入れる調理物の温度等に応じてチャンバ20内の真空度及び第1及び第2外気導入弁44,45の開放の仕方等の異なる複数のプログラムが設定されている。包装プログラムの一例として、調理物が常温(温度が低い)であるときの包装プログラムを具体的に説明する。包装プログラムを実行する前は、真空弁42、第2外気導入弁45が閉止状態となっており、三方弁49の昇降シリンダ36側と外気側とが連通されている(真空ポンプ40側が閉止状態となっている)。食材や調理物等の被包装物を包装袋内に入れ、包装袋の開口周縁部が下側ブロック31の上側に載るように包装袋をチャンバ20内に収容する。操作パネル61を操作して調理物が常温であるときの包装プログラムを選択し、選択した包装プログラムの実行を待機させる。
図7に示したように、制御装置60は、ステップ101において、カバー検知器14からオン信号が入力されたか否かを判定して、チャンバカバー22が閉じられた否かを判定する。チャンバカバー22が閉じられていないときには、磁石15がカバー検知器14に近接してないため、カバー検知器14は制御装置60にオフ信号を出力し、制御装置60はステップ101にて「NO」の判断を繰り返し実行して待機する。チャンバカバー22を閉じて磁石15がカバー検知器14に接近すると、カバー検知器14は制御装置60にオン信号を出力し、制御装置60は、ステップ101にて「YES」と判断してステップ102に進める。制御装置60は、ステップ102において、真空弁42を開放させ、第1外気導入弁44を閉止させるとともに真空ポンプ40を作動させると、チャンバ20内は真空ポンプ40によって脱気されて負圧化していく。
制御装置60は、ステップ103において、真空計47によって検出されるチャンバ20内の真空度Pが予め設定された真空度Px以上(所定圧力以下)となったか否かを繰り返し判定する。チャンバ20内の圧力が徐々に低下し、真空計47によって検出されるチャンバ20内の真空度Pが予め設定された真空度Px以上(所定圧力以下)となると、制御装置60は、ステップ103において「YES」と判断してステップ104に進める。制御装置60は、ステップ104において、真空弁42を閉止させてチャンバ20内の脱気を中止してステップ105に進める。
チャンバ20内が所定圧力として設定された真空度Px以上(所定圧力以下)となって包装袋内も脱気されると、制御装置60は、ステップ105において、三方弁49の昇降シリンダ36側と真空ポンプ40側とを連通させる(外気側を閉止状態とする)。昇降シリンダ36の上部空間36aは真空ポンプ40によって負圧化され、支持軸35はばね部材38の付勢力に抗して上昇し、下側ブロック31は上昇する支持軸35によって上昇する。下側ブロック31は上昇する支持軸35によって上側ブロック32に押しつけられ、包装袋の開口周縁部は下側ブロック31と上側ブロック32とによって挟持される。制御装置60は、ステップ106において、ヒータ33に通電させて発熱させると、包装袋の開口周縁部は熱溶着によって閉じられて、包装袋が脱気された状態(真空状態)で密封される。
制御装置60は、ステップ107において、真空ポンプ40の作動を停止させるとともに第1外気導入弁44を開放し、ステップ108において、三方弁49の昇降シリンダ36側と外気側とを連通させる(真空ポンプ40側を閉止状態とする)。チャンバ20内は第1外気導入弁44から導入される外気によって大気圧に戻され、チャンバカバー22は負圧吸引されずにガススプリング12の付勢力によって開放される。また、三方弁49の昇降シリンダ36側と外気側とを開放させたことで、昇降シリンダ36の上部空間36aに外気が導入されて負圧状態が解除され、支持軸35はばね部材38の付勢力によって下降し、下側ブロック31は上側ブロック32から離間し、包装袋の開口周縁部は下側及び上側ブロック31,32から挟持された状態が解除される。このようにして、包装袋は脱気された状態(真空状態)で密封される。
上記のように構成した真空包装機10は、ブロック肉のような高さの高い被包装物を入れた包装袋を真空包装することができるようにしたもである。ブロック肉のような高さの高い被包装物を収納した包装袋は高さ方向に引っ張られるため、高さの低い被包装物を入れた包装袋よりも幅方向となる左右方向(第2の方向)に短くなる。包装袋の開口周縁部を確実に封止するために、包装袋は下側ブロック31の長手方向となる左右方向(第2の方向)の中央部に置かれ、包装袋内の高さの高い被包装物もチャンバ20内にて左右方向(第2の方向)の中央部に置かれる。
この真空包装機10においては、チャンバカバー22は高さの高い被包装物を入れた包装袋が置かれる左右方向(第2の方向)の中央部が突出部22bによって上側に突出している。この実施形態では、チャンバカバー22は突出部22bの左右方向(第2の方向)の両側に平坦な形状を有する平坦部22aと、平坦部22aから突出部22bまで立ち上がる立ち上がり部22cとを備えている。これによって、高さの高い被包装物を入れた包装袋をチャンバ20内に収容できるようにしても、チャンバ20内の容積を包装袋に対して過剰に大きくならないようにすることができ、チャンバ20内を真空ポンプ40によって脱気して負圧化させる時間が長くなるのを抑制でき、脱気して負圧化させるのにエネルギーの消費も抑制できた。
また、チャンバカバー22は、突出部22bと平坦部22aと立ち上がり部22cとで分かれて構成されているので、チャンバ20内を脱気して負圧化させたときに、チャンバカバー22は変形しにくくなり、チャンバカバー22の各部に生じる応力の集中を抑えることができるようになった。
また、立ち上がり部22cは、平坦部22aから突出部22bに近づきながら上昇して斜めに傾斜する傾斜面としている。これによって、チャンバベース21の左右方向(第2の方向)の中央部からずれた位置に高さの高い被包装物を収納した包装袋を置いても、包装袋は傾斜面よりなる立ち上がり部22cによって押されて左右方向(第2の方向)の中央部の突出部22bの下側に配置されるようになり、包装袋がチャンバカバー22に当たらない位置に配置されるようになった。
また、チャンバカバー22の突出部22bは前後の中間部(一方の側部と他方の側部との中間部)の高さが最も高くなるように形成されている。高さの高い被包装物は包装袋の開口よりも底側に収納されるので、包装袋の開口周縁部を下側ブロック31に載せた状態でチャンバ20内に収容したときには、包装袋内の高さの高い被包装物は包装袋の開口周縁部が載せられる下側ブロック31よりも前後の中間部(一方の側部と他方の側部との中間部)に配置されることになる。突出部22bは包装袋内の高さの高い被包装物が配置される位置を最も高くしていることで、高さの高い被包装物を収納した包装袋をチャンバ20内に収容できるようにしても、チャンバ20内の容積を包装袋に対して過剰に大きくならないようにすることができた。
上記のように構成した真空包装機10においては、封止装置30はチャンバ20の水平方向の一方の側部として前部に設けられて、前後方向(一方の側部と他方の側部とを結ぶ第1の方向)と水平方向に直交する左右方向(第2の方向)を長手方向として延びる下側及び上側ブロック31,32を備えたが、これに限られるものでなく、封止装置30はチャンバ20の水平方向の一方の側部として後部、前後方向(一方の側部と他方の側部とを結ぶ第1の方向)と水平方向に直交する左右方向(第2の方向)を長手方向として延びる下側及び上側ブロック31,32を備えるようにしてもよい。
同様に、封止装置30はチャンバ20の水平方向の一方の側部として左側部または右側部に設けられて、左右方向(一方の側部と他方の側部とを結ぶ第1の方向)と水平方向に直交する前後方向(第2の方向)を長手方向として延びる下側及び上側ブロック31,32を備えるようにしてもよい。この場合には、チャンバカバー22は前後方向(第2の方向)の中央部が上側に突出する突出部22bを備えるようにすればよい。
上記のように構成した真空包装機10においては、チャンバベース21は上面が開口した浅い箱形とし、チャンバカバー22はチャンバベース21の上面開口を塞ぐようにしているが、本発明はこれに限られるものでなく、チャンバベース21は平坦な板状とし、チャンバカバー22を下面が開口した浅い箱形とし、下面が開口した浅い箱形のチャンバカバー22の第2方向の中央部を上側に突出する突出部22bとしたものであってもよい。
10…真空包装機、11…ケーシング、20…チャンバ、21…チャンバベース、22チャンバカバー、22a…平坦部、22b…突出部、22c…立ち上がり部、30…封止装置、31…下側ブロック、32…上側ブロック、40…真空ポンプ。

Claims (4)

  1. チャンバベースの上側をチャンバカバーにより開閉自在に塞ぐことで内部に包装袋を収容する密閉空間が形成されるチャンバと、
    前記チャンバ内に設けられて前記包装袋の開口周縁部を封止して前記包装袋を密封する封止装置と、
    前記チャンバ内の密閉空間を脱気して負圧化させる真空ポンプとを備え、
    前記封止装置は前記チャンバの水平方向の一方の側部に設けられて、前記一方の側部と他方の側部とを結ぶ第1の方向と水平方向に直交する第2の方向を長手方向として延びる上側及び下側ブロックを備え、これらの上側及び下側ブロックによって前記包装袋の開口周縁部を上下で挟持した状態で前記包装袋の開口周縁部を封止するようにした真空包装機であって、
    前記チャンバカバーは前記第2の方向の中央部が上側に突出する突出部を備えたことを特徴とする真空包装機。
  2. 請求項1に記載の真空包装機において、
    前記チャンバカバーは前記突出部の前記第2の方向の両側に平坦な形状を有する平坦部と、前記平坦部から前記突出部まで立ち上がる立ち上がり部とを備えたことを特徴とする真空包装機。
  3. 請求項2に記載の真空包装機において、
    前記立ち上がり部は前記平坦部から前記突出部に近づきながら上昇して斜めに傾斜する傾斜面としたことを特徴とする真空包装機。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の真空包装機において、
    前記突出部は前記一方の側部と他方の側部の中間部分となる中間部の高さが最も高くなるように形成されたことを特徴とする真空包装機。
JP2019135775A 2019-07-24 2019-07-24 真空包装機 Pending JP2021017287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019135775A JP2021017287A (ja) 2019-07-24 2019-07-24 真空包装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019135775A JP2021017287A (ja) 2019-07-24 2019-07-24 真空包装機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021017287A true JP2021017287A (ja) 2021-02-15

Family

ID=74565807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019135775A Pending JP2021017287A (ja) 2019-07-24 2019-07-24 真空包装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021017287A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000142621A (ja) * 1998-11-16 2000-05-23 Hoshizaki Electric Co Ltd 真空包装装置並びに同装置における真空ポンプの暖機運転方法
JP2001146207A (ja) * 1999-11-18 2001-05-29 Tosei Denki Kk 真空包装装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000142621A (ja) * 1998-11-16 2000-05-23 Hoshizaki Electric Co Ltd 真空包装装置並びに同装置における真空ポンプの暖機運転方法
JP2001146207A (ja) * 1999-11-18 2001-05-29 Tosei Denki Kk 真空包装装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180155073A1 (en) Vacuum Packaging Machine With Removable Internal And Low-Temperature "Sous Vide" Cooking Chamber
JP4455437B2 (ja) 真空包装機
JP6121817B2 (ja) 真空包装機
JP6498955B2 (ja) 真空包装機
JP6339773B2 (ja) 真空包装機
JP6442319B2 (ja) 真空包装機
CN216834441U (zh) 真空密封器
JP2021017287A (ja) 真空包装機
JP2015009893A (ja) 真空包装機
JP2016150758A (ja) 真空包装機
JP2018184177A (ja) 包装袋の皺発生防止治具
JP7175089B2 (ja) 真空包装装置および真空包装機の運転方法
CN201128495Y (zh) 可真空抽气的包装封口机
JP7321918B2 (ja) 真空包装機
JP2015013666A (ja) 真空包装機
JP7356294B2 (ja) 真空包装機
JP7222877B2 (ja) 真空包装機
JP2022006387A (ja) 真空包装機
JP7237579B2 (ja) 真空包装機
JP6514907B2 (ja) 真空包装機
JP2023068699A (ja) 封止装置
JP7356290B2 (ja) 操作パネルの取付構造
JPH10236428A (ja) 真空包装装置
JP7441717B2 (ja) 真空包装機
JP2022069760A (ja) 包装機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230919

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20231205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240213

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20240220

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20240315