JP2015009893A - 真空包装機 - Google Patents

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溝口 岳博
Takehiro Mizoguchi
岳博 溝口
英記 榊原
Hideki Sakakibara
英記 榊原
直志 近藤
Naoshi Kondo
直志 近藤
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Abstract

【課題】真空包装機のチャンバ内を正常に負圧化させることができない状態であることを知ることができるようにする。
【解決手段】真空包装機は、真空計により検出したチャンバ内の圧力が所定値となるまで油回転真空ポンプを作動させるように制御し、チャンバ内に収容した包装袋を封止装置により密封することで包装袋を真空包装する真空包装プログラムを有し、真空包装プログラムの開始からの経過時間と真空計により検出したチャンバ内の圧力との関係に基づいて、チャンバ内を正常に負圧化させることができない状態であると検知する検知手段と、検知手段による検知結果を報知する報知手段とを備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、チャンバ内を油回転真空ポンプにより真空引きして、包装袋を封止装置により密封して真空包装する真空包装機に関する。
下記の特許文献1には食材を収納した包装袋を真空包装する真空包装機が開示されている。この真空包装機は、チャンバベースとチャンバカバーとにより構成されたチャンバと、チャンバ内に設けて包装袋の開口部周縁を加熱密封する加熱封止装置と、チャンバ内を脱気して負圧化させる油循環式の油回転真空ポンプと、チャンバ内の圧力を検出する真空計とを備えている。この真空包装機においては、真空計により検出したチャンバ内の圧力が所定値となるように油回転真空ポンプを作動させ、チャンバ内に収容した包装袋の開口部周縁を封止装置により密封させることで包装袋を真空包装している。
特開2000−142621号公報
上記のような真空包装機においては、油回転真空ポンプの不具合、油回転ポンプとチャンバとを接続する配管の破損、該配管に介装した各種弁の異常、または、チャンバベースとチャンバカバーとの間のパッキン部材の劣化等により、チャンバ内を所定の真空度まで脱気して負圧化させることができないことがあった。チャンバ内を所定の真空度まで負圧化させることができないと、包装袋は真空状態とならずに密封された不良品となるおそれがあった。また、チャンバ内を所定の真空度まで負圧化させることができないと、チャンバカバーがチャンバベースに対して開き、チャンバ内の加熱封止装置のヒータに接触するおそれがあった。本発明は、真空包装機のチャンバ内を正常に負圧化させることができない状態であることを知ることができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、被包装物を収納した包装袋を収容するチャンバと、チャンバ内に設けて包装袋の開口部周縁を密封する封止装置と、チャンバ内を脱気して負圧化させる油回転真空ポンプと、チャンバ内の圧力を検出する真空計とを備え、真空計により検出したチャンバ内の圧力が所定値となるまで油回転真空ポンプを作動させるように制御し、チャンバ内に収容した包装袋を封止装置により密封することで包装袋を真空包装する真空包装プログラムを有した真空包装機において、真空包装プログラムの開始からの経過時間と真空計により検出したチャンバ内の圧力との関係に基づいて、チャンバ内を正常に負圧化させることができない状態であると検知する検知手段と、検知手段による検知結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする真空包装機を提供するものである。
上記のように構成した真空包装機においては、真空包装プログラムの開始からの経過時間と真空計により検出したチャンバ内の圧力との関係に基づいて、チャンバ内を正常に負圧化させることができない状態であると検知する検知手段と、検知手段による検知結果を報知する報知手段とを備えたので、チャンバ、油回転真空ポンプ、またはチャンバと油回転真空ポンプとを接続する配管等が破損したことに起因して、チャンバ内を正常に負圧化させることのできない状態であることを油回転真空ポンプの作動時間と真空計により検出したチャンバ内の圧力との関係に基づいて検知でき、この検知結果を報知手段で知ることができるので、包装袋が真空状態とならずに密封された不良品の発生を防ぐことができた。
上記のように構成した真空包装機の一実施形態においては、検知手段は、真空包装プログラムの開始から所定時間経過したときの真空計により検出した圧力が所定値より高いとき、真空包装プログラムを開始した後で真空計により検出した圧力が所定の圧力範囲を通過する時間が所定時間以上であるとき、真空包装プログラムを開始した後にチャンバ内が所定の圧力となってから所定時間経過後に真空計により検出した圧力が所定値より高いとき、または、真空包装プログラムの開始から真空計により検出した圧力が所定値となるまでの時間が所定時間以上であるときに、チャンバ内を正常に負圧化させることができない状態であると検知するようにしてもよい。
本発明の真空包装機の一実施形態を示す一部破断した斜視図である。 真空包装機の主としてチャンバと油回転真空ポンプとを接続する配管を示す概略図である。 操作パネルを示す図である。 真空包装機の制御装置を示すブロック図である。 真空包装プログラムの開始からの経過時間と、チャンバ内の圧力との関係を示したグラフであり、チャンバ内を正常に負圧化させることができたときと正常に負圧化させることができないときのグラフである。
以下、本発明の真空包装機の一実施形態を添付図面を参照して説明する。図1及び図2に示したように、真空包装機10は、ハウジング11の上部に包装袋を収容するチャンバ12と、チャンバ12内にて包装袋の開口部周縁を密封する加熱封止装置(封止装置)20と、ハウジング11の下部にてチャンバ12内を脱気して負圧化させる油回転真空ポンプ30とを備えている。
図1及び図2に示したように、チャンバ12は上面が開口した浅い皿形をしたチャンバベース13と、チャンバベース13の上面開口を開閉自在に塞ぐ耐圧性のアクリル板よりなるチャンバカバー14とから構成される耐圧容器である。チャンバカバー14は、前端側が上下に移動可能となるように、後端部がハウジング11の後端部に水平軸線回りに回動可能に支持されている。チャンバカバー14の下面の周部にはシール部材としてゴム製のパッキン15が設けられており、パッキン15はチャンバカバー14をチャンバベース13に対して気密にシールしている。また、ハウジング11の後部にはチャンバカバー14の閉止状態を検知するカバー開閉検知器16が設けられている。
図1に示したように、チャンバ12の前部には加熱封止装置20が設けられている。加熱封止装置20はチャンバ12内に収容した熱溶着可能な包装袋の先端開口周縁部を密封するものである。なお、包装袋は内側に融点の低い材質を採用した二層構造の熱可塑性樹脂製フィルムを用いたものである。加熱封止装置20は包装袋の先端開口部周縁を狭圧して保持する下側及び上側狭圧ブロック21,22とを備えている。下側狭圧ブロック21はアルミニウム製の角パイプ部材よりなり、チャンバベース13の前部に着脱可能かつ上下に移動可能に設けられている。下側狭圧ブロック21の上面にはニクロム素材よりなる帯板状をしたヒータ23が設けられている。上側狭圧ブロック22は弾性変形可能なシリコン製のブロック体よりなり、下側狭圧ブロック21の上側に対向する位置にて、チャンバカバー14の下面前部に設けられている。
図1及び図2に示したように、チャンバベース13の前部には下側狭圧ブロック21を上下に昇降させる左右一対の昇降機構24(図では右側のみを示す)が設けられている。昇降機構24はチャンバベース13の前部の底壁を貫通する左右一対の支持軸25を備えている。これら支持軸25はチャンバベース13の前部にて下側狭圧ブロック21を上下動可能に支持するものである。これら支持軸25は先端部が下側狭圧ブロック21の下部に挿入されており、支持軸25は上下方向の中間部がチャンバベース13の下面前部に設けた左右一対の昇降シリンダ26により上下に移動可能に支持されている。支持軸25の中間部には昇降シリンダ26内にて鍔部26aが設けられており、鍔部26aは昇降シリンダ26内を上部空間26bと下部空間26cとに気密に区画している。昇降シリンダ26の上部空間26bには支持軸25の外周にばね(付勢手段)26dが介装されており、ばね26dは鍔部26aを介して支持軸25を下方に付勢している。
図1及び図2に示したように、ハウジング11内には油循環式の油回転真空ポンプ30が設けられており、油回転真空ポンプ30は油によりロータ、ステータ、翼板等の部品の間の気密及び無効空間の減少を図っている容積位相式真空ポンプである。具体的には、油を満たした円筒形のステータ中に電動モータにより回転するロータと、該ロータに放射状に設けられた各ロータ溝内でラジアル方向へ移動可能に組み込まれてステータの内周面に接する複数の翼板とを有し、円筒形のステータ内とロータと翼板とにより形成される各空間が油により気密にされた状態で、ロータの回転によってその容積を変化させ、空気を吸込口から吸入して吐出口から排出するものである。
図2に示したように、ハウジング11内には油回転真空ポンプ30とチャンバ12とを接続する吸気管31が設けられており、吸気管31にはこれを開閉する真空弁32が設けられている。吸気管31にはチャンバ12と真空弁32との間に大気を導入する大気導入管33が接続されている。大気導入管33は第1管部33aと、第1管部33aから分岐した第2管部33bとからなり、第1及び第2管部33a、33bにはこれらを開閉する第1及び第2大気導入弁34,35が設けられている。第1管部33aは第2管部33bより径が太く形成されており、第1大気導入弁34を開放したときにはチャンバ12内に速く大気が導入され、第2大気導入弁35を開放したときには、チャンバ12内にゆっくりと大気が導入される。
第2管部33bには真空検出管36が接続されており、真空検出管36にはチャンバ12の圧力を検出する真空計37が設けられている。チャンバ12内を油回転真空ポンプ30により脱気していないときには、真空計37により検出されるチャンバ12内の圧力は大気圧と同じ101kPa(abs)であり、このときの真空度は0%である。チャンバ12内を油回転真空ポンプ30により脱気して負圧化させ、真空計37により検出されるチャンバ内の圧力が0kPa(abs)であるときには、真空度は100%である。なお、以後の説明では、圧力の表示をするときには、(abs)の表記を省略して説明する。
吸気管31には油回転真空ポンプ30と真空弁32との間から分岐したシリンダ管38が昇降シリンダ26の上部空間26bに接続されており、シリンダ管38にはこれを開閉するシリンダ弁39が設けられている。
ハウジング11の前面には真空包装機10の操作をするための操作パネル40が設けられている。図3に示したように、操作パネル40には真空包装機10を作動させる各種スイッチ41が設けられており、また、チャンバ12内の真空度及び各種プログラムを表示する表示パネル42が設けられている。
真空包装機10は制御装置50を備えており、図4に示したように、この制御装置50はカバー開閉検知器16と、ヒータ23と、油回転真空ポンプ30と、真空弁32と、第1及び第2大気導入弁34,35と、真空計37と、シリンダ弁39と、操作パネル40とに接続されている。制御装置50はマイクロコンピュータ(図示省略)を有しており、マイクロコンピュータは、バスを介してそれぞれ接続されたCPU、RAM、ROM及びタイマ(いずれも図示省略)を備えている。制御装置50は、ROMにチャンバ12内の被包装物を真空包装をするための各種真空包装プログラムを備えており、操作パネル40により真空包装プログラムを実行させたときには、真空計37の検出に基づいてヒータ23と、油回転真空ポンプ30と、真空弁32と、第1及び第2導入弁34,35と、シリンダ弁39との作動を制御し、チャンバ12内の被包装物を真空包装する
また、制御装置50は、ROMにチャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であると検知する検知プログラム(検知手段)を有しており、検知プログラムによる検知結果を表示パネル(報知手段)42に表示(報知)させている。この検知プログラムは、真空包装プログラムの開始からの経過時間と真空計37により検出したチャンバ12内の圧力との関係に基づいて、チャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であると検知するものである。すなわち、チャンバ12内の容積と油回転真空ポンプ30の吸引能力との関係から、図5に示したように、真空計37により検出したチャンバ12内の圧力は真空包装プログラムの開始からの経過時間と一定の関係性を有している。検知プログラムは、図5のグラフに基づいて、チャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であることを検知するものである。
検知プログラムの一例は、真空包装プログラムの開始から所定時間として10秒経過したときの真空計37により検出した圧力が所定値として80kPaより高い(真空度が20%より低い)ときに(図5のAに示した)、チャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であることを検知するものである。検知プログラムの他の例は、真空包装プログラムを開始した後で真空計37により検出した圧力が所定の圧力範囲として60kPaから50kPaを通過する時間が所定時間として4秒以上であるときに(図5のBに示した)、チャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であることを検知するものである。また、検知プログラムの他の例は、真空包装プログラムを開始した後に真空計37により検出したチャンバ12内が所の圧力が所定の圧力として60kPa(真空度は40%)となってから、所定時間として5秒後に真空計37により検出した圧力が所定値として40kPa(真空度は60%)より高いときに(図5のCに示した)、チャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であることを検知するものである。また、検知プログラムの他の例は、真空包装プログラムの開始から真空計37により検出した圧力が所定値として40kPa(真空度は60%)となるまでの時間が所定時間として10秒以上であるときに(図5のDに示した)、チャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であることを検知するものである。なお、図5は真空包装プログラムを開始してからの経過時間と真空計37により検出した圧力とを模式的に示したグラフであるので、図5のA〜Dの各状態の経過時間は正確に記載されていない。
上記のように構成した真空包装機10においては、包装袋の先端開口部周縁が下側狭圧ブロック21の上側に載るように包装袋をチャンバベース13に載置し、チャンバカバー14によりチャンバベース13の上面開口を塞ぐ。操作パネル40を操作して真空包装プログラムを実行させると、制御装置50は、カバー開閉検知器16によってチャンバカバー14が閉止された状態であるとの検知に基づいて、全ての弁32,34,35及び39が閉止された状態から、真空弁32を開放するとともに油回転真空ポンプ30を作動させてチャンバ12内を脱気して負圧化させる。真空計37により検出されるチャンバ12内の圧力が所定の圧力として0.5kPa(真空度が99.5%)となると、制御装置50はシリンダ弁39を開放して左右の昇降シリンダ26の上部空間26b内を負圧化させることで左右の支持軸25を上昇させ、下側狭圧ブロック21を上昇位置まで上昇させて上側狭圧ブロック22に押圧させる。この状態にて、制御装置50は図示しない電源からヒータ23に通電させて発熱させると、下側及び上側狭圧ブロック21,22に狭圧されて保持された包装袋の先端開口部周縁は熱溶着されて密封される。その後、制御装置50は油回転真空ポンプ30の作動を停止させるとともに、第2導入弁35と第1導入弁34とを順に開放させることにより、チャンバ12内に大気を導入して、チャンバ12内を大気圧に戻すとともに、昇降シリンダ26の上部空間26bに大気を導入することによって、支持軸25をばね26dにより下降させ、下側狭圧ブロック21を下降位置に戻す。
この真空包装機10においては、チャンバ12を構成するチャンバベース13またはチャンバカバー14の破損、チャンバカバー14の下面に設けたパッキン15のシール性能の低下、吸気管31、大気導入管33、真空検出管36及びシリンダ管38よりなるチャンバ12と油回転真空ポンプ30とを接続する配管の破損、配管に介装された真空弁32、第1及び第2大気導入弁34,35、シリンダ弁39の破損、油回転真空ポンプ30の油に水が混入したことによる吸引能力の低下、油回転真空ポンプ30の故障等により、真空包装プログラムを実行させても、チャンバ12内の圧力が所定値となるまで、チャンバ12内を正常に負圧化させることができないことがある。
この実施形態の真空包装機10においては、真空包装プログラムの開始からの経過時間と真空計37により検出したチャンバ12内の圧力との関係に基づいて、チャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であると検知する検知プログラムを備え、検知プログラムによってチャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であるとの検知結果を表示パネル42に表示させている。また、検知プログラムによりチャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であると検知したときには、制御装置50は、表示パネル42による表示に加え、真空包装プログラムを中止させている。
この検知プログラムは、図5に示した真空包装プログラムの開始からの経過時間と真空計37により検出したチャンバ12内の圧力との関係を示したグラフから外れたことを検知することで、上述した諸要因により、チャンバ12内を正常に負圧化させることができないことを検知するものである。検知プログラムを具体的に説明すると、真空包装プログラムの開始から所定時間として10秒経過したときの真空計37により検出した圧力が所定値として80kPaより高い(真空度が20%より低い)とき(図5のAに示した)、真空包装プログラムを開始した後で真空計37により検出した圧力が所定の圧力範囲として60kPaから50kPaを通過する時間が所定時間として4秒以上であるとき(図5のBに示した)、真空包装プログラムを開始した後に真空計37により検出したチャンバ12内が所の圧力が所定の圧力として60kPa(真空度は40%)となってから、所定時間として5秒後に真空計37により検出した圧力が所定値として40kPa(真空度は60%)より高いとき(図5のCに示した)、真空包装プログラムの開始から真空計37により検出した圧力が所定値として40kPa(真空度は60%)となるまでの時間が所定時間として10秒以上であるとき(図5のDに示した)の少なくとも1つの状態となったときに、チャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であることを検知する。
このように、検知プログラムにより、チャンバ12内を正常に負圧化させることができない状態であることを検知し、検知結果を表示パネル42により知ることができるようになったので、包装袋が真空状態とならずに密封された不良品の発生を防ぐことができた。また、チャンバ12内が正常に負圧化されない状態を検知したことで、上述したように各部品に不具合があることを初期段階で知ることができ、初期段階の不具合で使用することに起因して各部品が重大な故障となるのを防ぐことができた。
上記のように構成した真空包装機10においては、チャンバ12内が正常に負圧化されない状態を検知した検知結果を報知する報知手段として操作パネル40の表示パネル42を用いたが、本発明はこれに限られるものでなく、操作パネル40にチャンバ12内が正常に負圧化されない状態であることを報知する警告ランプを設け、警告ランプを点灯または点滅させることによりチャンバ12内が正常に負圧化されない状態であることを報知するようにしてもよい。また、報知手段は表示パネル42による表示に限られるものでなく、警告音によりまたは表示パネル42による表示と警告音とによりチャンバ12内が正常に負圧化されない状態を報知するようにしてもよい。
上記のように構成した真空包装機10においては、真空計37は大気圧から真空域までの絶対圧の圧力を検出する圧力センサを用いた。真空計37はこれに限られるものでなく、ハウジング11内に大気圧を検出する絶対圧の圧力計(圧力センサ)と、チャンバ12内の圧力を検出するゲージ圧の圧力計(圧力センサ)とを組み合わせて、チャンバ12内の圧力(絶対圧)を検出するようにしてもよい。
上記のように構成した真空包装機10においては、制御装置50は一例として10種類の真空包装プログラムを有しており、操作パネル40には10種類の真空包装プログラムのうちの4種類の真空包装プログラムに対応した4つのワンタッチ式のスイッチ41(41a〜1d)が設けられている。他の真空包装プログラムは、スイッチ41eの∧及び∨を操作して、表示パネル42に真空包装プログラムのプログラムNo.を表示させ、表示させたプログラムを実行させるようにしてもよい。
10…真空包装機、12…チャンバ、20…封止装置(加熱封止装置)、30…油回転真空ポンプ、32…真空弁、35…大気導入弁(第2大気導入弁)、37…真空計、42…報知手段(表示パネル)。

Claims (2)

  1. 被包装物を収納した包装袋を収容するチャンバと、
    前記チャンバ内に設けて前記包装袋の開口部周縁を密封する封止装置と、
    前記チャンバ内を脱気して負圧化させる油回転真空ポンプと、
    前記チャンバ内の圧力を検出する真空計とを備え、
    前記真空計により検出した前記チャンバ内の圧力が所定値となるまで前記油回転真空ポンプを作動させるように制御し、前記チャンバ内に収容した包装袋を前記封止装置により密封することで前記包装袋を真空包装する真空包装プログラムを有した真空包装機において、
    前記真空包装プログラムの開始からの経過時間と前記真空計により検出した前記チャンバ内の圧力との関係に基づいて、前記チャンバ内を正常に負圧化させることができない状態であると検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする真空包装機。
  2. 請求項1に記載の真空包装機において、
    前記検知手段は、前記真空包装プログラムの開始から所定時間経過したときの前記真空計により検出した圧力が所定値より高いとき、前記真空包装プログラムを開始した後で前記真空計により検出した圧力が所定の圧力範囲を通過する時間が所定時間以上であるとき、前記真空包装プログラムを開始した後に前記チャンバ内が所定の圧力となってから所定時間経過後に前記真空計により検出した圧力が所定値より高いとき、または、前記真空包装プログラムの開始から前記真空計により検出した圧力が所定値となるまでの時間が所定時間以上であるときに、前記チャンバ内を正常に負圧化させることができない状態であると検知するようにしたことを特徴とする真空包装機。
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