JP2019151372A5 - 真空包装装置 - Google Patents

Description

本発明は、被包装物を真空包装する真空包装装置に関する。

本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、保存用密閉袋、或いは逆止弁付き包装袋を真空包装袋として使用可能な真空包装装置を提供するものである。

また、少なくとも下側閉成ブロック７０ａの袋挟持面（上面）には、耐熱性および粘着性を有するゲル状シート（例えばシリコンゴム製のシート）で構成された袋貼着部を備えてよい。袋貼着部により、下側閉成ブロック７０ａの上面に載置した包装袋のジッパー部や被包装物投入口がずれる不都合、ひいては挟持状態の包装袋が上側閉成ブロック７０ｂと下側閉成ブロック７０ａとの間から抜ける不都合を阻止できる。なお、袋貼着部は、シール用ヒーターからずれた位置（具体的には、シール用ヒーターよりも蓋部３０の回動中心側）に配置してよい。また、ゲル状シートに代えて、再粘着テープを下側閉成ブロック７０ａの上面に貼り付けて、包装袋のジッパー部や被包装物投入口がずれるのを防止するようにしても良い。

投入口閉成駆動流路１６０が形成されたことで、閉成用シリンダ１１０内の空気が真空ポンプ１００により脱気されて、閉成用シリンダ１１０に接続されている下側閉成ブロック７０ａを上方に持上げて、上側閉成ブロック７０ｂに下側閉成ブロック７０ａを押圧することにより、保存用密閉袋Ａのジッパー部を結合して閉じる（図４のＳ５０）。

Claims (6)

1. 保存用密閉袋が装填されるチャンバーと、
   前記チャンバー内を減圧する真空ポンプと、
   稼働可能な第１閉成ブロックと、前記第１閉成ブロックと対向する固定側の第２閉成ブロックと、により構成される閉成ブロックと、
   前記真空ポンプと前記閉成ブロックを少なくとも制御する制御装置と、
   を具備し、
   前記制御装置は、
   前記チャンバー内を減圧すると同時又は減圧後に、前記保存用密閉袋のジッパー部が載置されている前記閉成ブロックの前記第１閉成ブロックを稼働して前記ジッパー部を封止する
   真空包装装置。
2. 前記制御装置は、前記チャンバーに前記保存用密閉袋が装填されていることを示す信号を受けて、前記第１閉成ブロック及び又は前記第２閉成ブロックに形成されるシール用ヒーターの通電路を切断する、又は無通電にする、又は弱電流を流す、のいずれかを実行する請求項１に記載の真空包装装置。
3. 前記減圧の目標値、及び又は減圧時間の目標値を設定する操作パネルを更に具備し、
   前記操作パネルには、前記保存用密閉袋が装填されたことを選択するスイッチ手段が設けられる請求項１に記載の真空包装装置。
4. 逆止弁付き包装袋が装填されるチャンバーと、
   前記チャンバー内を減圧する真空ポンプと、
   前記真空ポンプを少なくとも制御する制御装置と、
   を具備し、
   前記制御装置は、
   前記真空ポンプを制御して前記チャンバー内を減圧し、
   前記減圧により、前記チャンバー内の空気が脱気され、前記逆止弁付き包装袋の内部の圧力と前記チャンバー内の圧力の差圧により、前記逆止弁付き包装袋が膨らみ、逆止弁から前記逆止弁付き包装袋内の空気を排出する
   真空包装装置。
5. 前記チャンバーの減圧目標値を設定する操作パネルを更に具備し、
   前記操作パネルには、前記逆止弁付き包装袋が装填されたことを選択するスイッチが設けられる請求項４に記載の真空包装装置。
6. 保存用密閉袋、或いは逆止弁付き包装袋が装填されるチャンバーと、
   前記チャンバー内を減圧する真空ポンプと、
   稼働可能な第１閉成ブロックと、前記第１閉成ブロックと対向する固定側の第２閉成ブロックと、により構成される閉成ブロックと、
   前記真空ポンプと前記閉成ブロックを少なくとも制御する制御装置と、
   を具備し、
   前記制御装置は、
   前記保存用密閉袋、或いは逆止弁付き包装袋が前記チェンバー内に装填されたことを示す信号を受けて、前記真空ポンプを制御して前記チャンバー内を減圧し、
   前記保存用密閉袋の場合は更に、前記減圧と同時又は減圧後に、前記保存用密閉袋のジッパー部が載置されている前記閉成ブロックの前記第１閉成ブロックを稼働して前記ジッパー部を封止する
   真空包装装置。