JP2021015505A - 情報管理システム、および制御プログラム - Google Patents

情報管理システム、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】施設で行われるイベントを容易に家族に通知する【解決手段】情報管理システム10は、ネットワークを介したアクセスを受け付ける受付部121と、受付部121により、ケア対象者が居る施設で使用する第1種の識別情報によるアクセスにより受け付けた情報を登録する記憶部13と、制御部11と、送信部122と、を備え、受付部121は、施設で開催するイベントに関するイベント情報を受け付け、制御部11は、受付部121が受け付けたイベント情報を記憶部13に登録し、イベント情報を公開し、かつ、送信部122により施設に居るケア対象者の第2種の識別情報に関連付けられた3種の識別情報のユーザーに向けて、イベント情報を通知する。【選択図】図5

Description

本発明は情報管理システム、および制御プログラムに関する。特に、本発明は、ケア対象者へのケアを行う施設で行われるイベントを取り扱う情報管理システム、および制御プログラムに関する。
被介護者へのケアを行う施設(以下、介護施設という)では、スタッフは、被介護者のケアを行うだけでなく、様々な雑務に追われる。この雑務としては、被介護者の家族からの電話による、被介護者の状況に関する問い合わせがある。このような問い合わせに対しては、本来の業務を中断して、回答に必要な情報を調べたり、本来の業務が中断できない場合には、業務が一時的に終了したところで、再度、電話を掛けたりしなければならない。このようなことから、スタッフは問い合わせへの対応により負担増が問題となる。その一方で、被介護者の家族側は、スタッフへの妨げとなることを避けるため、問い合わせの電話を掛けるのをためらい、必要な情報を得られないという問題が生じる。
近年、スマートフォン等の携帯端末を用いたチャットサービスが普及している。また、このチャットサービスでは、AIを用いた自動対話プログラムにより、自動応答するチャットボットシステムがある(例えば特許文献1)。
特許文献1に開示されたようなチャットボットシステムを、適用することで、被介護者の家族からの問い合わせに関する問題を解決することができる。
特開2009−3533号公報
ここで、介護施設等の施設では、施設の入居者同士の交流を図ったり、運動、身体能力の向上を図ったりするためにイベントが頻繁に開催される。スタッフは、これらのイベントの準備として、家族にイベントの開催や、イベントまでに準備するものを準備してもらうために、家族に連絡する必要がある。従来は、多くの場合、この連絡を郵送により書類を送付することにより行っていた。そのための郵送の準備が必要である。また、郵送された書類を受け取った家族はその書類を紛失する場合もあり、その場合は、家族からの問い合わせに、スタッフは対応しなくてはならず、手間が掛かるという問題があった。本願は、このような状況を鑑み、施設で行われるイベントを容易に家族に通知できるようにする情報管理システム、および制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)ネットワークを介したアクセスを受け付ける受付部と、
前記受付部により、ケア対象者が居る施設で使用する第1種の識別情報によるアクセスにより受け付けた情報を登録する記憶部と、
制御部と、
送信部と、を備え、
前記受付部は、前記施設で開催するイベントに関するイベント情報を受け付け、
前記制御部は、前記受付部が受け付けた前記イベント情報を前記記憶部に登録し、前記イベント情報を公開し、かつ、前記送信部により前記施設に居るケア対象者の第2種の識別情報に関連付けられた第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知する、
情報管理システム。
(2)前記受付部は、前記イベントに対する公開要求を受け付け、
前記制御部は、前記公開要求を受け付けることに応じて、前記イベント情報を公開するとともに、前記通知を行う、上記(1)に記載の情報管理システム。
(3)前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
前記制御部は、前記イベントの前記開催期間の経過により、前記イベント情報を非公開にする、上記(2)に記載の情報管理システム。
(4)前記施設では、複数の前記ケア対象者が所属する複数のユニットがあり、
前記イベントには、前記施設の全体で行う全体イベントと、前記ユニット単位で行う個別イベントが含まれ、
前記制御部は、前記受付部により、前記個別イベントに関する前記イベント情報の登録を受け付けた場合に、前記送信部により、前記個別イベントの前記ユニットに所属する前記ケア対象者の前記第2種の識別情報に関連付けられた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知する、上記(1)から上記(3)のいずれかに記載の情報管理システム。
(5)前記ケア対象者は被介護者であり、
前記イベントには、前記被介護者の要支援度・要介護度のレベルに応じて参加対象者が異なるレベル別イベントが含まれ、
前記制御部は、前記受付部により、前記レベル別イベントに関する前記イベント情報の登録を受け付けた場合に、前記送信部により、前記レベルに応じた前記参加対象者の前記第2種の識別情報に関連付けられた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知する、上記(1)から上記(4)のいずれかに記載の情報管理システム。
(6)前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
前記制御部は、前記送信部により、前記開催期間から所定期間前に、前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、リマインドの通知を行う、上記(1)から上記(5)のいずれかに記載の情報管理システム。
(7)前記第3種の識別情報のユーザーは、前記ケア対象者の家族であり、
前記通知は、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
前記制御部は、前記通知メッセージに対する応答により、前記第3種の識別情報のユーザーの前記イベントへの参加予約、および該参加予約の取り消しを受け付ける、上記(1)から上記(6)のいずれかに記載の情報管理システム。
(8)前記通知は、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
前記制御部は、前記通知メッセージに対する応答により、前記第3種の識別情報のユーザーによる、関連付けられた前記第2種の識別情報の前記ケア対象者の前記イベントへの参加予約、および該参加予約の取り消しを受け付ける、上記(7)に記載の情報管理システム。
(9)前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
前記制御部は、前記送信部により、前記開催期間から所定期間前に、前記参加予約を受け付けた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、リマインドの通知を行う、上記(7)、または上記(8)に記載の情報管理システム。
(10)前記通知は、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
前記送信部は、予め設定した通知時刻に前記通知メッセージを送信する、上記(1)から上記(9)のいずれかに記載の情報管理システム。
(11)ネットワークを介したアクセスを受け付ける受付部と、
送信部と、を備える情報管理システムを制御する制御プログラムであって、
前記受付部により、ケア対象者が居る施設で使用する第1種の識別情報によるアクセスにより、前記施設で開催するイベントに関するイベント情報を受け付けるステップ(a)と、
前記ステップ(a)で受け付けた前記イベント情報を記憶部に登録するステップ(b)と、
前記ステップ(b)で登録した前記イベント情報を公開するとともに、前記送信部により前記施設に居るケア対象者の第2種の識別情報に関連付けられた第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知するステップ(c)と、を含む処理を、コンピューターに実行させるための制御プログラム。
(12)前記処理は、さらに、前記受付部により前記イベントに対する公開要求を受け付けるステップ(d)を含み、
前記ステップ(c)では、前記ステップ(d)で前記公開要求を受け付けることに応じて、前記イベント情報の公開、および通知を行う、上記(11)に記載の制御プログラム。
(13)前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
前記処理は、さらに、前記イベントの前記開催期間の経過により、前記イベント情報を非公開にするステップ(e)を含む、上記(12)に記載の制御プログラム。
(14)前記施設では、複数の前記ケア対象者が所属する複数のユニットがあり、
前記イベントには、前記施設の全体で行う全体イベントと、前記ユニット単位で行う個別イベントが含まれ、
前記ステップ(c)では、前記受付部により、前記個別イベントに関する前記イベント情報の登録を受け付けた場合に、前記送信部により、前記個別イベントの前記ユニットに所属する前記ケア対象者の前記第2種の識別情報に関連付けられた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知する、上記(11)から上記(13)のいずれかに記載の制御プログラム。
(15)前記ケア対象者は被介護者であり、
前記イベントには、前記被介護者の要支援度・要介護度のレベルに応じて参加対象者が異なるレベル別イベントが含まれ、
前記ステップ(c)では、前記受付部により、前記レベル別イベントに関する前記イベント情報の登録を受け付けた場合に、前記送信部により、前記レベルに応じた前記参加対象者の前記第2種の識別情報に関連付けられた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知する、上記(11)から上記(14)のいずれかに記載の制御プログラム。
(16)前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
前記処理は、さらに、前記送信部により、前記開催期間から所定期間前に、前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、リマインドの通知を行うステップ(f)を含む、上記(11)から上記(15)のいずれかに記載の制御プログラム。
(17)前記第3種の識別情報のユーザーは、前記ケア対象者の家族であり、
前記ステップ(c)では、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
前記処理は、さらに、前記通知メッセージに対する応答により、前記第3種の識別情報のユーザーの前記イベントへの参加予約、および該参加予約の取り消しを受け付けるステップ(g)を含む、上記(11)から上記(16)のいずれかに記載の制御プログラム。
(18)前記通知は、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
前記ステップ(g)では、前記通知メッセージに対する応答により、前記第3種の識別情報のユーザーによる、関連付けられた前記第2種の識別情報の前記ケア対象者の前記イベントへの参加予約、および該参加予約の取り消しを受け付ける、上記(17)に記載の制御プログラム。
(19)前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
前記処理は、さらに、前記送信部により、前記開催期間から所定期間前に、前記参加予約を受け付けた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、リマインドの通知を行うステップ(h)を含む、上記(17)、または上記(18)に記載の制御プログラム。
(20)前記通知は、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
前記ステップ(c)では、予め設定した通知時刻に前記通知メッセージを送信する、上記(11)から上記(19)のいずれかに記載の制御プログラム。
本発明に係る情報管理システムは、ネットワークを介したアクセスを受け付ける受付部と、受付部により、ケア対象者が居る施設で使用する第1種の識別情報によるアクセスにより受け付けた情報を登録する記憶部と、制御部と、送信部と、を備え、受付部は、施設で開催するイベントに関するイベント情報を受け付け、制御部は、受付部が受け付けたイベント情報を記憶部に登録し、イベント情報を公開し、かつ、送信部により施設に居るケア対象者の第2種の識別情報に関連付けられた第3種の識別情報のユーザーに向けて、イベント情報を通知する。これにより、施設で行われるイベントを容易に家族に通知できる。
本発明の実施形態に係る情報管理システムの概要を示す図である。 情報管理システムの概略構成を示すブロック図である。 IDリストの例を示す図である。 IDリストの例を示す図である。 第1の実施形態におけるイベント情報送信処理を示す図である。 端末装置に表示される、イベント情報登録用の操作画面の例である。 端末装置に表示される、イベント情報入力用の入力画面の例である。 携帯端末に表示される、メッセージの例である。 第2の実施形態で用いる、イベント情報入力用の入力画面の例である。 第2の実施形態における、イベント情報送信処理示す図である。 変形例におけるイベント情報送信処理示す図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(全体構成)
図1は本実施形態に係る情報管理システム10の概要を示す図であり、図2は情報管理システム10の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る情報管理システム10は、ケア施設として、介護施設の被介護者のコンテンツを管理し、被介護者の家族に対する応答を行う場合を例にして説明する。しかしながら本実施形態の適用範囲は、介護施設に限られない。ケア施設には、介護施設以外にも、病院、および幼稚園もしくは保育園等の預かりサービスを行う施設が含まれる。また、ケア対象者には、被介護者、入院患者、および幼稚園児もしくは保育園児が含まれ、ケアには、介護ケア、看護ケア、乳幼児への世話が含まれる。また、コンテンツとしてのケア記録には、これらのケアを記録した対応記録(ケア記録シート)として、介護記録シート、看護記録シート(カルテ、生活記録)、および保育スタッフが記録した乳幼児の家族への連絡帳が含まれる。
また、施設に居るケア対象者とは、介護施設では介護施設に入所している介護者であり、病院に入院している患者であり、幼稚園、または保育園に入所している児童または乳幼児である。また、施設で開催されるイベントには、節分、ひな祭り、誕生日会、運動会、クリスマス、遠足、散歩、等が含まれる。また、イベントには、ケア対象者、および/または、その家族が参加するイベントが含まれる。
図1に示すように、情報管理システム10、および複数の端末装置30、40は、ネットワークを通じて相互に通信接続する。ネットワークは、公衆電話網またはデータ通信網等の通信回線である。一部のネットワークでは、有線LANや、無線LAN等(例えばIEEE802.11規格に従ったLAN)を用いてもよい。
以下において、施設(介護施設)には第1種の識別ID(第1種の識別情報)が、この施設の入居者(被介護者)には第2種の識別ID(第2種の識別情報)が、この入居者の家族には第3種の識別ID(第3種の識別情報)が付与され、これらの第1種から第3種の識別IDは、情報管理システム10により管理される。また、第1種〜第3種の識別IDは、以下のおいては単に、第1種ID〜第3種IDといい、また、第1種ID〜第3種IDは、それぞれ施設ID、被介護者ID、家族IDともいう。さらに、端末装置30は第1種ID(施設ID)を用い、端末装置40は第3種ID(家族ID)を用いて、情報管理システム10のサービスにアクセスする。
端末装置301、302、…30n(以下、これらを総称して単に端末装置30ともいう。端末装置40も同様。)は、それぞれの介護施設用の端末装置であり、例えばPC(パーソナルコンピューター)であり、通常は介護施設の内部に設置されるが、これに限られず施設外部に設置された端末を施設が管理するIDを用いるようにしてもよい。また、端末装置30には、端末装置302のように、ネットワークに接続する複合機(MFP)であってもよい。この場合、端末装置30の機能は、複合機に組み込まれる。ここで被介護者とは、介護施設に入所している者であり、ケアスタッフ(以下、単にスタッフという)により日常的にケアが行われるものである。端末装置401、402は、この被介護者の家族が用いる端末であり、PC、またはスマートフォン等の携帯型の端末装置である。家族は、基本的には、被介護者、またはその家族からの申請により介護施設の管理業者により登録される。家族には、被介護者等によって事前に登録された親族またはその他の非血縁を含む関係者等が含まれてもよい。
情報管理システム10は、介護施設のコンテンツの管理、およびメッセージを管理するサービス提供するロボットサーバー(以下、「BOTサーバー」ともいう)である。情報管理システム10の詳細、および情報管理システム10が管理する第1〜第3種IDについての詳細は後述する。
図2に示すように、情報管理システム10は、制御部11、通信部12、第1記憶部13、および第2記憶部14を備える。第1記憶部13、および第2記憶部14は、いわゆるデータベースである。第1記憶部13、および第2記憶部14は、図2に示すように情報管理システム10に組み込まれてもよく、あるいは、CPU、メモリ、通信部、等を備え、情報管理システム10とは独立した構成としてもよい。また、情報管理システム10全体がインターネット等のネットワーク上に配置された複数のサーバーによって仮想的に構築されるクラウドサーバーであってもよい。
(第1記憶部13)
第1記憶部13では、介護施設に関するコンテンツの管理を行う。この関連情報としてのコンテンツには、IDリスト、介護情報(ケア情報)、イベント情報、予約リストが含まれてもよい。
「IDリスト」には、第1〜第3種ID、およびこれらの相互の対応関係の情報が含まれる。図3、図4は、第1記憶部13に記憶しているIDリストの例である。図3を参照すると、テーブル61には、第1種ID(施設ID)と、施設名、および所在地との対応関係が記述されている。テーブル62には、第2種ID(被介護者ID)と、氏名、および部屋番号との対応関係が記述されている。テーブル63には、第3種ID(家族ID)と、氏名、連絡先、属性が記述されている。図4を参照すると、テーブル64には、第1種IDと第2種IDとの対応関係が記述されている。また、テーブル64にはユニット名(「1F東」)が記述されている。ここでユニットとは、施設内の同じフロア等、共通するエリアに居る複数の被介護者が所属する被介護者ユニット、およびこれらの被介護者ユニットを担当する複数のスタッフが所属するスタッフユニットである。また、テーブル65には、第2種IDと第3種IDとの対応関係が記述されている。すなわち、第1記憶部13には、第1種ID〜第3種IDの相互の対応関係が記憶されている。さらに、テーブル66には、第2種IDと、それぞれの要支援度・要介護度の認定レベルが記述されている。なお、これらのテーブルの項目は、あくまでも例示であり、いずれかの項目を省略してもよく、他の項目を追加してもよい。
第1記憶部13には、関連情報が記憶されている。この関連情報には、施設で開催するイベントに関するイベント情報、およびこのイベントに参加する予約者リストが含まれる。また関連情報として、介護記録シートを読み取って得られた画像データ(以下、「読取画像データ」という)、および介護情報(ケア情報)が含まれていてもよい。関連情報は、第1種ID(施設ID)によるアクセスにより受け付けた情報であり、第1種ID、および/または第2種IDと関連付けて記憶されている。介護情報には、介護記録シートの読取画像データを文字認識処理により得られたテキストデータから検出した介護に関する情報を含ませてもよい。さらに、介護施設の被介護者へのケアを行うスタッフ、スタッフのリーダー、または施設管理者(以下、これらを単に「スタッフ等」という)により、端末装置30によりキー入力(手入力)された介護に関する情報を含んでもよい。
(第2記憶部14)
第2記憶部14では、第3種ID(家族ID)等によるアクセスに関連するメッセージの管理を行う。この管理の対象には、メッセージ履歴が含まれる。メッセージ履歴は第3種ID毎に管理される。これらについては後述する。
(制御部11)
制御部11は、各種の演算処理を実行するプロセッサー(CPU(Central Processing Unit)、およびGPU(Graphics Processing Unit))、およびメモリにより構成される。制御部11は、メモリに記憶されている制御プログラムに基づいて情報管理システム10全体を制御する。
制御部11は、メッセージ応答機能(チャット機能)を有し、端末装置40による第3種ID(家族ID)を用いたアクセスにおける対話型メッセージの送受信を行う。制御部11は、第3種IDの家族からの端末装置40によりキー入力されたメッセージ、または音声入力された音声データをテキスト変換したメッセージ内容を解析する。そして、制御部11は、そのメッセージ内容に対する回答、またはメッセージ内容に対応する、イベント情報、介護記録情報、介護記録シートの読取画像データ、等の第2種IDに関連するファイルデータ等の電子データ(関連情報)を、発信元の端末装置40に送信(提供)する。このファイルデータは、第1記憶部13に記憶されている介護記録シートの読取画像データ等のデータから生成され得る。
このメッセージ応答機能は、予め質問文とそれに対する回答を準備したルールベースにより、実現してもよい。この場合、さらに、複数のメニューを表示する画面を提示し、その中から選択した項目により、応答を行うようにしてもよい。また、メッセージ履歴を第3種ID毎に管理し、応答に反映させるようにしてもよい。あるいは、この応答機能の一部、または全部を、ニューラルネットワーク等の学習済みモデルを用いたAIにより実現してもよい。これらの機能の一部、または全部を、商用事業者が提供するBOTプラットフォームを利用することにより実現してもよい。
(通信部12)
通信部12は、ネットワークを介して、他の装置と通信する機能を有する。通信部12は、受付部121、および送信部122として機能する。受付部121は、ネットワークを介して、他の装置からのアクセスを受け付ける。制御部11は、受付部121と協働することで認証処理を行う。認証処理では、ユーザーが提供する、ID(第1種ID、および第3種ID、またはその他のユーザーID)、およびパスワード等のクレデンシャル情報を用いて、情報管理システム10の提供サービスへのログイン(アクセス)を許可する。また送信部122は、アクセスへの応答として、後述する関連情報の送信、提供を行う。
(イベント情報送信処理)
(第1の実施形態)
次に、図5から図7を参照し、第1の実施形態に係る情報管理システム10により行われるイベント情報送信処理について説明する。図5は、情報管理システム10のBOT機能によるイベント情報送信処理を示す図である。
(ステップS1)
イベント情報は、介護施設の端末装置30の第1種ID(施設ID)を用いたアクセスにより、情報管理システム10に送信される。この送信されたイベント情報は、以下に説明するように、端末装置30を操作するスタッフ等により入力されたものである。
図6Aは、図6Bは、端末装置30に表示されるイベント情報登録用の操作画面の例であり、情報管理システム10が提供するweb APIや、端末装置30上で動作する入力用アプリケーションにより表示される。
図6Aの操作画面d31には、2つのイベントe1、e2が表示されている。これらのイベントは、第1記憶部13に登録済みである。これらのイベントは、イベント情報で構成される。イベント情報には、項目として、開催期間(日付、曜日、時間)、開催場所、タイトル、イベントを説明する説明文(内容)、およびイベントに関連する画像ファイルが含まれる。さらにイベント情報には、イベントの属性情報(種類等)、および第1種ID(施設ID、または施設名(介護施設x))が含まれる。開催期間(イベント期間)は、複数日に渡って行われる場合もある。
イベントは、施設全体で行われる「全体イベント」と、施設全体の一部、例えば1つ、または複数のユニット単位で行う「個別イベント」が含まれる。個別イベントの例としては、例えば、大規模な施設においては、誕生日会を1または複数のユニット単位で行う場合がある。また、さらにイベントとして、被介護者の家族も参加するイベントや、介護者の要支援度・要介護度のレベルに応じて参加対象者が異なる「レベル別のイベント」が含まれていてもよい。例えば、施設の外に徒歩で出かけるイベントや、リハビリ講習のイベント等である。前者であれば、要支援度・要介護度のレベルが高い者は参加が制限され、後者であれば、要支援度・要介護度のレベルが一定レベル以上の者だけに参加が制限させる。さらに、参加予約が必要なイベントが含まれていてもよい。例えば、交通費、入場料等の参加費用が必要なイベントの場合には、参加予約を受け付ける。
図6Aでは、イベントの種類(属性情報)として、プルダウンボタンb11により、「施設全体」が選択されているため全体イベントが表示されている。新たなイベントを追加する場合には、スタッフ等は、追加ボタンb12を操作する。これにより端末装置30には、図6Bに示すイベント情報登録用の入力画面d311がポップアップ表示される。スタッフ等は、入力画面d311を通じて、イベント情報の上述の各項目の設定、入力を行える。また、プルダウンボタンb21によりイベントの属性情報として、「全体イベント」、「個別イベント」、「レベル別イベント」のいずれかを設定できる。入力が終了したところで、登録ボタンb20を操作することで、入力内容が確定し、入力したイベント情報が端末装置30から情報管理システム10に送信されるとともに、操作画面d31に戻る。なお、図6Aにあるように、公開状態にするイベント数の上限を設定するようにしてもよい。これは後述するように、公開状態にある複数のイベントのイベント情報を同時に、送信するため、送信量が過剰になることを防止するためである(図7)。
(ステップS2)
情報管理システム10の制御部11は、受付部121が受け付けたイベント情報を第1記憶部13に登録する。
(ステップS3)
スタッフ等は、新たに追加したイベントを公開するため図6Aの操作画面d31の公開用のボタンb13、b14を操作することで、イベントの公開要求を行える。操作画面d31では、イベントe1は、既に公開中の状態であり、イベントe2は非公開状態である。スタッフ等によりボタンb14が操作されることで、端末装置30は、イベントe2の公開要求を、情報管理システム10に送信する。
(ステップS4)
情報管理システム10は、ステップS3で受付部121が受けた公開要求に応じて、イベントのイベント情報を公開状態にする。具体的には、イベント情報に含まれる属性情報に対応する被介護者(第2種ID)に関連付けられた第3種IDのユーザー(家族)を公開対象として、イベントを公開する。すなわち、閲覧権限を付与して公開する。例えば、属性情報が「全体イベント」であれば、施設に居る全被介護者に関連付けられた第3種のユーザーに対して、閲覧権限を付与して公開する。そしてこの公開処理にともない公開通知、すなわち第3種IDのユーザーに対して公開した旨の通知を行う。
なお、公開通知の処理は、端末装置30からの公開要求を受けた場合に直ちに行うが、予め設定した時刻に行うようにしてもよい。例えば、図6Aのプルダウンボタンb15により、第1種IDによるアクセスを行うスタッフ等は、送信時刻(通知時刻)を設定できる。情報管理システム10は、その公開要求を受けた後に、その設定時刻になった時点で、公開通知を行うようにする。介護の現場では、スタッフ等は、24時間の交代制で業務を行うため公開要求を夜中に行うような場合があり、その場合に、即時の公開通知の処理を行った場合には、家族に迷惑になる虞があるからである。また、昼間の一定の時刻(定時)に公開通知を行うことで、家族側では、公開されたコンテンツデータを見る機会が増えるからである。
図7は、携帯端末(端末装置402)に表示されるメッセージの例である。端末装置402では、チャットアプリ(メッセージアプリ)が動作する。左側の操作画面d41は、ステップS4の公開通知に対応して、制御部11のBOT機能により自動送信された通知メッセージの例である。この端末装置402は、ある被介護者の家族が用いるものであり、表示されるメッセージには、「新しいイベントを公開しました。」とある。この通知メッセージは、ある1つのイベントが非公開から公開状態に設定されることにより、送信される。例えばスタッフ等が、図6Aの操作画面d31のボタンb14を操作することに応じた公開要求に応じて通知される。
(ステップS5)
ここでは、被介護者の家族は、閲覧要求を行う。例えば図7の右側の操作画面d42のように、メッセージm1を送ることにより、被介護者の家族は、第3種IDによるアクセスにより、情報管理システム10に対する閲覧要求を行う。この閲覧要求のメッセージm1は、例えば、操作画面d41に閲覧要求ボタンを配置して、そのボタンを操作することで、閲覧要求のメッセージm1を送信できるようにしてもよい。
(ステップS6)
制御部11は、送信部122によりコンテンツデータとしてイベント情報を、送信元の第3種IDのユーザー(家族)に通知(送信)して、提供する。操作画面d42では、メッセージm2にイベント情報が表示されている。なお、操作画面d42の例では、メッセージm2を送信した時点で送信先のユーザーに閲覧権限が付与されている、公開状態にある全てのイベント(図6Aのイベントe1、e2に対応)のイベント情報をまとめて送信している。すなわち、既に公開状態にあった他のイベント(イベントe1)も同時に公開している。ユーザーは操作画面d42で、左右にスクロール操作することで、他のイベント情報を閲覧できる。
このように第1の実施形態に係るケア情報送信システムは、ネットワークを介したアクセスを受け付ける受付部と、受付部により、ケア対象者が居る施設で使用する第1種の識別情報によるアクセスにより受け付けた情報を登録する記憶部と、制御部と、送信部と、を備え、受付部は、施設で開催するイベントに関するイベント情報を受け付け、制御部は、受付部が受け付けたイベント情報を記憶部に登録し、イベント情報を公開し、かつ、送信部により施設に居るケア対象者の第2種の識別情報に関連付けられた第3種の識別情報のユーザーに向けて、イベント情報を通知する。このようにすることで、施設で行われるイベントを容易に家族に公開し、通知でき、ひいては、スタッフの負荷を軽減できる。
特に本実施形態では、イベント情報を、そのファイルの登録を行った第1種IDによる公開要求に応じて、公開状態にするとともに、公開した旨の通知を行っている。すなわち、登録、公開の2段階で、公開を行う。これにより、イベント情報の誤配信を防止できる。
また、携帯端末(端末装置402)上で動作するいわゆる、チャットアプリによる通知メッセージを通じてファイルを公開した旨の通知、およびそのファイルの送信要求の受け付けを行うことにより、通知を受けた第3種IDを用いるユーザー(家族)は、容易にそのイベント情報にアクセスできる。
(第2の実施形態)
次に図8、図9を参照し、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態においては、イベント情報の属性が「全体イベント」のイベントを例にして、施設の全被介護者の家族に対してイベント情報の通知を行う処理について説明した。以下に説明する第2の実施形態においては、種種の属性に応じた通知処理を行う。
図8では、第2の実施形態で用いるイベント情報入力用の入力画面d312の例である。同図は、図6Bの入力画面d311に対応するが、イベントの属性情報入力用として、のプルダウンボタンb21に加えて、さらにプルダウンボタンb22、b23が配置されている。
上述のようにプルダウンボタンb21では、スタッフ等は、イベントの属性情報としてイベント種類について「全体イベント」、「個別イベント」、「レベル別イベント」のいずれかを設定できる。追加されたプルダウンボタンb22では、属性情報として予約の有無について、「参加予約必要」、「参加予約不要」のいずれかを設定できる。また、プルダウンボタンd23では、属性情報として参加対象者について「被介護者」、「被介護者と家族」、「家族」のいずれかを設定できる。なおイベント種類で、個別イベントを選択した場合には、さらに、(図示しないボタンにより)対象の1つ以上のユニットを設定できる。例えばユニットとして「1F東」(図4のテーブル64参照)を設定できる。同様に、レベル別イベントを選択した場合には、さらに、(図示しないボタンにより)参加対象者として、要支援度・要介護度の対象レベルを設定できる。これらの属性情報、および各項目について入力が終了したところで、登録ボタンb20を操作することで、入力内容が確定し、入力したイベント情報が端末装置30から情報管理システム10に送信されるとともに、操作画面d31に戻る。
図9は、第2の実施形態に係る情報管理システム10により行われるイベント情報送信処理を示す図である。同図に示す処理は、図5のステップS3に続く処理であり、図8に示すような操作画面d31により入力されたイベント情報が登録された後の公開要求に続いて行われる。図9において破線枠内のステップS40(ステップS41〜S46)は、図5のステップS4の公開通知の処理に対応する。
(ステップS41)
制御部11は、公開要求を受信することに応じて、公開状態にある1または複数のイベントに対して、ステップS41以下の処理を順に行う。ステップS41では、制御部11は、判定対象のイベント(以下、「対象イベント」という)についてイベントの属性情報(種類)を判定する。属性情報が「全体イベント」であれば処理をステップS42へ、「個別イベント」であれば処理をステップS43へ、「レベル別イベント」であれば処理をステップS44へ進める。
(ステップS42)
制御部11は、施設に居る全被介護者の家族を公開対象として、対象イベントを公開する。すなわち、これらの家族に対象イベントへの閲覧権限を付与する。
(ステップS43)
制御部11は、対象ユニットに属する被介護者の家族を公開対象として、対象イベントを公開する。すなわち、これらの家族に対象イベントへの閲覧権限を付与する。
(ステップS44)
制御部11は、第1記憶部13に記憶しているテーブル66から、施設の被介護者の要支援度・要介護度のレベルを取得する。
(ステップS45)
制御部11は、イベントの属性情報の対象レベルに合致する、被介護者を抽出する。例えば、要介護度1以上のレベルが対象レベルであればそのレベルに合致する、被介護者を抽出する。制御部11は、抽出した被介護の家族を公開対象として、対象イベントを公開する。すなわち、これらの家族に対象イベントへの閲覧権限を付与する。
(ステップS46)
制御部11は、公開対象の家族に対象イベントを公開した旨の通知を行う。
(ステップS50、S60)
ここでは、情報管理システム10は、上述の図5のステップS5、S6と同様の処理を行う。すなわち、公開対象の家族からの閲覧要求を受信することに応じて、要求元に、コンテンツデータとしてイベント情報を、送信元の第3種IDのユーザー(家族)に送信し、提供する。なお、このときに、属性情報が「参加予約必要」のイベントであれば、予約用のフォームも提供する。
(ステップS70)
また、家族は、ステップS60で送られたイベントが、参加予約が必要であり、参加を希望する場合には、参加予約を行う。具体的には、家族は、端末装置40を通じて、参加予約要求を情報管理システム10に送信する。この予約には、家族の参加予約だけでなく、被介護者の参加予約も含まれる。例えば、被介護者のみが参加するイベントで、費用が発生する場合に、被介護者の家族が、被介護者の参加予約を行うことで、その家族による費用処理を承認するという目的もある。また、一度、参加予約したイベントに対しても、予約を取り消したい場合があり、家族は、この取り消し要求も情報管理システム10に送信できる。これらの参加予約、または参加取り消しは、イベント情報の公開の通知メッセージへの応答により行える。例えば、図7に示すような通知メッセージを通じて、予約フォームを表示し、参加予約、および取り消しを受け付けることが好ましい。
情報管理システム10は、家族から第3種IDによるアクセスにより、参加予約、または予約した参加の取り消し要求を受信した場合には(YES)、処理をステップS80に進める。受信しない場合には、処理を終了する(エンド)。
(ステップS80)
情報管理システム10は、受信した予約内容に応じて、対応するイベントの予約リストを更新する。
このように第2の実施形態に係る情報管理システム10では、イベントの種類(全体イベント、個別イベント、レベル別イベント)に応じて、参加対象となる被介護者の家族に容易に公開し、通知でき、ひいては、スタッフの負荷を軽減できる。
また、情報管理システム10では、イベントへの参加予約、またはその取り消しを、公開の旨の通知に対する応答により行える。これにより、従来ではスタッフ等が、電話や用紙を通じで受け付けていた状況に比べて、よりスタッフの負荷を軽減できる。
(変形例)
次に図10を参照し、変形例について説明する。変形例に係る情報管理システム10では、登録されたイベントを、その開催期間の情報に基づいて管理する。以下の処理は、1日毎等の所定周期で行われる。
(ステップS91)
制御部11は、第1記憶部13に記憶し、登録されているイベントの開催期間の情報を取得する。なお、ここの処理では、公開対象のイベントのみを対象としてもよい。
(ステップS92)
制御部11は、開催期間まで、所定期間内(所定期間前)のイベントがあるか否かを判定する。例えば、所定期間が1日であれば、開催期間から1日以内(前日)のイベントがあれば(YES)、処理をステップS93に進める。所定期間内のイベントがなければ(NO)、処理をステップS94に進める。なお、開催期間が複数日に渡るイベントの場合には、最初の日(開始時刻)に基づいてここでの判定を行う。
(ステップS93)
制御部11は、公開対象の家族に、リマインドを通知する。具体的には、第3種IDのユーザー(家族)に向けて、開催日が近いことを知らせるリマインドのメッセージを送信する。なお、参加予約が必要なイベントであれば、参加予約を行った家族にのみリマインドを通知するようにしてもよい。なお、これには、家族本人が参加する予定のイベントのみならず、被介護者のみが参加する、その家族が予約したイベントへのリマインド通知が含まれる。
(ステップS94)
制御部11は、開催期間(最後の日)を、経過したイベントがあれば(YES)、処理をステップS95に進め、なければ(NO)、処理を終了する(エンド)。
(ステップS95)
制御部11は、イベントを非公開にする。なお、さらに一定の期間が経過することで、この非公開にしたイベントを第1記憶部13から削除するようにしてもよい。
このように、変形例においては、情報管理システム10は、イベントの開催期間に基づいてリマインドの通知を行うことで、通知を受けた家族のイベント認知率を高めることができる。また予約した家族に対して、リマインドを通知することで、予約したイベントの参加忘れを防止できる。さらに、開催期間が経過したイベントを非公開にすることで、家族は必要なイベントのみが表示されるので、必要なイベントの確認が容易になる。特に、新たなイベントが登録され、公開されることに応じて、公開状態にある他のイベントも同時にイベント情報を送信するような処理を行う場合には、有用である(例えば図7の操作画面d42)。
以上に説明した情報管理システム10の構成は、上述の実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上述の構成に限られず、特許請求の範囲内において、種種改変することができる。また、一般的な情報管理システム10が備える構成を排除するものではない。
(他の変形例)
例えば、図10に示した変形例を第1、第2の実施形態に適用してもよい。なお、図7等で説明した様に、新たなイベントが公開されることで、他のイベントのイベント情報も送信していたが、これに限られず、新たに公開された対象のイベントのイベント情報のみを送信するようにしてもよい。また、第1の実施形態等では、家族からの閲覧要求(図5のステップS5、図7のメッセージm1等)を受けることで、イベント情報を通知する例について説明したが、この閲覧要求のステップS5を省略し、閲覧要求を待たずに、公開状態にすることで、単にイベント情報を通知するようにしてもよい。すなわち、公開した旨の通知に、イベント情報が含まれるようにしてもよい。さらにこの場合、新たに公開状態になったイベントのイベント情報のみを送信することが好ましい。同様に、スタッフ等からの公開要求のステップS3を省略し、登録と同時に公開するようにしてもよい。
また、上述した実施形態に係る情報管理システム10における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウエア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、例えば、USBメモリやDVD(Digital Versatile Disc)−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、一機能として装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
10 情報管理システム
11 制御部
12 通信部
121 受付部
122 送信部
13 第1記憶部(コンテンツ管理用)
14 第2記憶部(メッセージ管理用)
30、301、302、30n 端末装置(施設用)
40、401、402 端末装置(家族用)

Claims (20)

  1. ネットワークを介したアクセスを受け付ける受付部と、
    前記受付部により、ケア対象者が居る施設で使用する第1種の識別情報によるアクセスにより受け付けた情報を登録する記憶部と、
    制御部と、
    送信部と、を備え、
    前記受付部は、前記施設で開催するイベントに関するイベント情報を受け付け、
    前記制御部は、前記受付部が受け付けた前記イベント情報を前記記憶部に登録し、前記イベント情報を公開し、かつ、前記送信部により前記施設に居るケア対象者の第2種の識別情報に関連付けられた第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知する、
    情報管理システム。
  2. 前記受付部は、前記イベントに対する公開要求を受け付け、
    前記制御部は、前記公開要求を受け付けることに応じて、前記イベント情報を公開するとともに、前記通知を行う、請求項1に記載の情報管理システム。
  3. 前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
    前記制御部は、前記イベントの前記開催期間の経過により、前記イベント情報を非公開にする、請求項2に記載の情報管理システム。
  4. 前記施設では、複数の前記ケア対象者が所属する複数のユニットがあり、
    前記イベントには、前記施設の全体で行う全体イベントと、前記ユニット単位で行う個別イベントが含まれ、
    前記制御部は、前記受付部により、前記個別イベントに関する前記イベント情報の登録を受け付けた場合に、前記送信部により、前記個別イベントの前記ユニットに所属する前記ケア対象者の前記第2種の識別情報に関連付けられた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報管理システム。
  5. 前記ケア対象者は被介護者であり、
    前記イベントには、前記被介護者の要支援度・要介護度のレベルに応じて参加対象者が異なるレベル別イベントが含まれ、
    前記制御部は、前記受付部により、前記レベル別イベントに関する前記イベント情報の登録を受け付けた場合に、前記送信部により、前記レベルに応じた前記参加対象者の前記第2種の識別情報に関連付けられた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知する、請求項1から請求項4のいずれかに記載の情報管理システム。
  6. 前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
    前記制御部は、前記送信部により、前記開催期間から所定期間前に、前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、リマインドの通知を行う、請求項1から請求項5のいずれかに記載の情報管理システム。
  7. 前記第3種の識別情報のユーザーは、前記ケア対象者の家族であり、
    前記通知は、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
    前記制御部は、前記通知メッセージに対する応答により、前記第3種の識別情報のユーザーの前記イベントへの参加予約、および該参加予約の取り消しを受け付ける、請求項1から請求項6のいずれかに記載の情報管理システム。
  8. 前記通知は、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
    前記制御部は、前記通知メッセージに対する応答により、前記第3種の識別情報のユーザーによる、関連付けられた前記第2種の識別情報の前記ケア対象者の前記イベントへの参加予約、および該参加予約の取り消しを受け付ける、請求項7に記載の情報管理システム。
  9. 前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
    前記制御部は、前記送信部により、前記開催期間から所定期間前に、前記参加予約を受け付けた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、リマインドの通知を行う、請求項7、または請求項8に記載の情報管理システム。
  10. 前記通知は、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
    前記送信部は、予め設定した通知時刻に前記通知メッセージを送信する、請求項1から請求項9のいずれかに記載の情報管理システム。
  11. ネットワークを介したアクセスを受け付ける受付部と、
    送信部と、を備える情報管理システムを制御する制御プログラムであって、
    前記受付部により、ケア対象者が居る施設で使用する第1種の識別情報によるアクセスにより、前記施設で開催するイベントに関するイベント情報を受け付けるステップ(a)と、
    前記ステップ(a)で受け付けた前記イベント情報を記憶部に登録するステップ(b)と、
    前記ステップ(b)で登録した前記イベント情報を公開するとともに、前記送信部により前記施設に居るケア対象者の第2種の識別情報に関連付けられた第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知するステップ(c)と、を含む処理を、コンピューターに実行させるための制御プログラム。
  12. 前記処理は、さらに、前記受付部により前記イベントに対する公開要求を受け付けるステップ(d)を含み、
    前記ステップ(c)では、前記ステップ(d)で前記公開要求を受け付けることに応じて、前記イベント情報の公開、および通知を行う、請求項11に記載の制御プログラム。
  13. 前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
    前記処理は、さらに、前記イベントの前記開催期間の経過により、前記イベント情報を非公開にするステップ(e)を含む、請求項12に記載の制御プログラム。
  14. 前記施設では、複数の前記ケア対象者が所属する複数のユニットがあり、
    前記イベントには、前記施設の全体で行う全体イベントと、前記ユニット単位で行う個別イベントが含まれ、
    前記ステップ(c)では、前記受付部により、前記個別イベントに関する前記イベント情報の登録を受け付けた場合に、前記送信部により、前記個別イベントの前記ユニットに所属する前記ケア対象者の前記第2種の識別情報に関連付けられた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知する、請求項11から請求項13のいずれかに記載の制御プログラム。
  15. 前記ケア対象者は被介護者であり、
    前記イベントには、前記被介護者の要支援度・要介護度のレベルに応じて参加対象者が異なるレベル別イベントが含まれ、
    前記ステップ(c)では、前記受付部により、前記レベル別イベントに関する前記イベント情報の登録を受け付けた場合に、前記送信部により、前記レベルに応じた前記参加対象者の前記第2種の識別情報に関連付けられた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、前記イベント情報を通知する、請求項11から請求項14のいずれかに記載の制御プログラム。
  16. 前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
    前記処理は、さらに、前記送信部により、前記開催期間から所定期間前に、前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、リマインドの通知を行うステップ(f)を含む、請求項11から請求項15のいずれかに記載の制御プログラム。
  17. 前記第3種の識別情報のユーザーは、前記ケア対象者の家族であり、
    前記ステップ(c)では、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
    前記処理は、さらに、前記通知メッセージに対する応答により、前記第3種の識別情報のユーザーの前記イベントへの参加予約、および該参加予約の取り消しを受け付けるステップ(g)を含む、請求項11から請求項16のいずれかに記載の制御プログラム。
  18. 前記通知は、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
    前記ステップ(g)では、前記通知メッセージに対する応答により、前記第3種の識別情報のユーザーによる、関連付けられた前記第2種の識別情報の前記ケア対象者の前記イベントへの参加予約、および該参加予約の取り消しを受け付ける、請求項17に記載の制御プログラム。
  19. 前記イベント情報には、前記イベントの開催期間の情報が含まれ、
    前記処理は、さらに、前記送信部により、前記開催期間から所定期間前に、前記参加予約を受け付けた前記第3種の識別情報のユーザーに向けて、リマインドの通知を行うステップ(h)を含む、請求項17、または請求項18に記載の制御プログラム。
  20. 前記通知は、前記第3種の識別情報のユーザーに対する通知メッセージにより行い、
    前記ステップ(c)では、予め設定した通知時刻に前記通知メッセージを送信する、請求項11から請求項19のいずれかに記載の制御プログラム。
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