JP2015203959A - 介護者支援システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】介護者が介護情報を共有したいと希望するケアマネージャー等の介護従事者等との間で、介護者が中心となった電子コミュニティをネットワーク上に形成し、個人情報の保護など介護の現場に求められるニーズに応える機能を搭載したツールを提供する。【解決手段】介護者が使用するユーザ端末20と、介護者が被介護者への介護を行うにあたって介護に関連する情報を共有することを介護者が希望する複数のメンバーがそれぞれ使用するメンバー端末30と、サーバ装置400とを通信ネットワークを介して相互に通信可能に接続して電子コミュニティを形成し、電子コミュニティ内で介護に関連する情報を共有する。【選択図】図2

Description

この発明は、被介護者を介護する介護者を支援する介護者支援システム及びプログラムに関する。
今後さらに進展する高齢化社会にあって、後期高齢者が2000万人を超えるにも関わらずその介護に十分な体制が整備されていないことは、「2025年問題」などと称されているとおり喫緊の課題であり、厚労省の指針は「介護は在宅で」を合言葉に、家庭内での家族による介護に軸足を移している。また少子化や晩婚化のために1人息子(娘)が親の介護をせざるを得ない状況になり、仕事を継続できず介護離職に追い込まれ、果ては生活保護に陥ることも大きな社会問題になっている。しかるに「介護」はそのイメージの悪さ故に、「対岸の火事」として介護に対する知識や情報を積極的に習得しないままに、ある日突然介護を強いられることとなるため、被介護者を介護する介護者には心身ともに大きな負担となっているのが現状である。さらに現状の介護保険は被介護者の介護を主眼に実施されており、介護者の大きな負担は蔑ろになっているのが実態である。一方、仮に被介護者、介護者が、人間としての尊厳をまもりながら介護することを希望したとしても、本来であれば、質の高い医療・介護の提供の観点から、介護情報(被介護者の既往歴や健康状態、介護者やその家族構成等に関する情報等)を介護者と介護に従事するケアマネージャー等の介護従事者等との間で共有することが望ましいにもかかわらず、共有されるべき前記介護情報には個人情報が含まれているので、セキュリティ上積極的に開示できない状況となっている。それ故、未だに電話やFAXといったアナログの手段がコミュニケーションの大半を占め、関係者間の情報の流通・共有は大きく制限されている。
昨今、一般の日常生活においては、LINE(登録商標)やメールなど、オンラインを活用して膨大な量の情報を共有しコミュニケーションが展開されているにもかかわらず、今日の介護の現場においては、下記の特許文献で開示されている情報共有システムや、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、グループウェア等を利用してコミュニティあるいはグループを形成し、介護に関する情報を、介護者と介護従事者等との間で共有することが行われていないのが現状である。それは、個人情報の保護など介護の現場に求められるニーズに応える機能を搭載したツールがないためである。そのため、前記介護従事者は、限られた情報や知識をベースに大きな不安や悩みを抱えながら介護にあたり、介護従事者等と連携することもできず問題も解決されない状況のなかで介護を遂行している。これが時には介護虐待・殺人の誘因となる。また介護従事者側も、多職種間で情報を連携する手段がなく情報が断片的であることから、質の高い介護を提供できない状況にある。
2025年問題が迫っている今日、在宅介護をしている介護者、つまり家庭内で介護をしている家族を支援する策を講じるべきとの声がにわかに高まっている。被介護者、介護者が何を思い、何を希望しているのか、心に寄り添うことから始まり、介護者と関係する介護従事者等、また地域ボランティアなどの担い手などが連携することで、「介護者を支援すること」。それが今介護の現場で求められている。
特開2001−318856号公報 特開2003−345748号公報
本来であれば、質の高い医療・介護の提供の観点から、介護情報(被介護者の既往歴や健康状態、介護者やその家族構成等に関する情報等)を介護者と介護に従事するケアマネージャー等の介護従事者等との間で共有することが望ましいにもかかわらず、共有されるべき前記介護情報には個人情報が含まれているので、セキュリティ上積極的に開示できない状況となっており、関係者間の情報の流通・共有は大きく制限されている。
そこで、介護者が介護情報(介護者が介護している被介護者の既往歴や健康状態、介護者の介護に対する考え方・要望、被介護者及び介護者やその家族構成等に関する情報等)を、共有したいと希望するケアマネージャー等の介護従事者等との間で、介護者が中心となった電子コミュニティをインターネット上やオンライン上で形成し、個人情報の保護など介護の現場に求められるニーズに応える機能を搭載したツールを活用することで、介護者と多職種連携を実現し、質の高い介護のために必要な十分な量の介護および関連情報を電子コミュニティのメンバー内で共有し、介護者支援をすること。これによって、被介護者、介護者ともに後悔のない充実した質の高い介護を実現することを目的とする。さらに介護者支援をすることで、働きながら介護をしている介護者を支え、介護と仕事の両立を支援し、社会に貢献することをも目指す。
上記課題を解決するため、以下の発明を提案する。
請求項1の発明は、
介護者が使用するユーザ端末と、
当該介護者が被介護者への介護を行うにあたって当該介護に関連する情報を共有することを当該介護者が希望する複数のメンバーがそれぞれ使用するメンバー端末と、
サーバ装置とが
通信ネットワークを介して相互に通信可能に接続されてなり、
前記介護者と前記複数のメンバーとで電子コミュニティを形成し、当該電子コミュニティ内で前記介護に関連する情報を共有する介護者支援システムであって、
前記サーバ装置はコミュニティ管理手段を備えており、
当該コミュニティ管理手段は、
前記ユーザ端末から取得した、前記電子コミュニティを構成する少なくとも一つのチーム情報に基づき、前記介護者を中心として、前記介護者と前記複数のメンバーとからなるチームを形成するチーム形成手段と、
前記ユーザ端末から取得した、新たに前記チームに加える前記メンバーに関する情報に基づいて、当該新たに加える前記メンバーが使用する前記メンバー端末に、メンバー登録に必要な情報の入力を促す前記チームへの招待状を送信する招待状作成手段と、
前記メンバー端末から取得した前記メンバーの登録情報に基づいて、前記チームに前記新たに加える前記メンバーを登録するメンバー登録手段と、
前記ユーザ端末または前記メンバー端末から取得した前記介護に関連する情報を、前記ユーザ端末を使用する前記介護者または前記メンバー端末を使用する前記メンバーが所属する前記チームに関連付けて登録する介護関連情報登録手段と、
前記介護に関連する情報の登録を行う際に、前記介護に関連する情報の登録が行われる前記チームに所属する前記介護者及び、前記メンバーであって、登録する前記介護に関連する情報を提供してきた前記介護者あるいは前記メンバー以外の前記ユーザ及び前記メンバーが使用する前記ユーザ端末あるいは前記メンバー端末に対して、新規介護関連情報の提供があったことを通知する介護関連情報着信通知手段と、
前記ユーザ端末または前記メンバー端末から前記介護関連情報の閲覧要求を取得した際に、当該閲覧要求を行ってきた前記ユーザ端末を使用している前記介護者または当該閲覧要求を行ってきた前記メンバー端末を使用している前記メンバーが所属している前記チームの登録済介護関連情報の閲覧を許可する登録済介護関連情報閲覧許可手段
とを備えていることを特徴とする介護者支援システムである。
請求項2の発明は、
前記サーバ装置が、
前記ユーザ端末又は前記メンバー端末から取得したスケジュール情報に基づいて、前記被介護者又は前記介護者のスケジュールを生成するスケジュール生成手段を更に備えている
ことを特徴とする請求項1記載の介護者支援システムである。
請求項3の発明は、
前記サーバ装置が、
前記ユーザ端末から取得した介護情報に基づいて、前記介護者の介護レポートを生成する介護レポート生成手段を更に備えている
ことを特徴とする請求項2記載の介護者支援システムである。
請求項4の発明は、
前記サーバ装置が、
前記ユーザ端末又は前記メンバー端末から取得したメッセージ情報に基づいて、前記介護者の介護に対する考え方や、前記メンバーの前記介護に対する考え方への回答に関するメッセージを生成するメッセージ生成手段を更に備えている
ことを特徴とする請求項3記載の介護者支援システムである。
請求項5の発明は、
前記サーバ装置が、
前記ユーザ端末又は前記メンバー端末から取得した前記被介護者のケアプランに関する情報に基づいて、前記被介護者のケアプランを生成するケアプラン生成手段を更に備えている
ことを特徴とする請求項4記載の介護者支援システムである。
請求項6の発明は、
前記サーバ装置が、
前記メンバー端末から取得した薬剤情報に基づいて、前記介護の現場で共有するための薬剤情報を生成する薬剤情報生成手段を更に備えている
ことを特徴とする請求項5記載の介護者支援システムである。
請求項7の発明は、
前記サーバ装置が、
前記ユーザ端末から取得した前記被介護者の健康状態に関する情報に基づいて、前記被介護者の健康状態を把握するための情報を生成するコンディションチェック表生成手段を更に備えている
ことを特徴とする請求項6記載の介護者支援システムである。
請求項8の発明は、
前記サーバ装置が、
前記ユーザ端末から取得した前記被介護者の精神状態に基づいて、前記被介護者に認知症が発症しているかどうかを把握するための情報を生成する認知症チェック表生成手段を更に備えている
ことを特徴とする請求項7記載の介護者支援システムである。
請求項9の発明は、
前記サーバ装置が、
前記介護者が被介護者への介護を行うにあたって適切な介護を行うための各種情報を、前記サーバ装置が備える記憶手段に記憶されている前記介護に関連する情報の中から検索する検索手段を更に備えている
ことを特徴とする請求項8記載の介護者支援システムである。
請求項10の発明は、
前記ユーザ端末及び前記メンバー端末が、
動画像撮像手段と、
当該動画像撮像手段で撮像した動画像を送信すると同時に送信先と音声通話を行うことが可能なテレビ電話手段を更に備えている
ことを特徴とする請求項9記載の介護者支援システムである。
請求項11の発明は、
請求項1乃至10何れか一項記載の介護者支援システムが備える各手段としてコンピュータを機能させる介護者支援プログラムである。
この発明によれば、介護者が介護情報(介護者が介護している被介護者の既往歴や健康状態、介護者の介護に対する考え方・要望、被介護者及び介護者やその家族構成等に関する情報等)を、共有したいと希望するケアマネージャー等の介護従事者等との間で、介護者が中心となった電子コミュニティをインターネット上やオンライン上で形成することが可能になり、個人情報の保護など介護の現場に求められるニーズに応える機能を搭載したツールを提供することで、介護者と多職種連携を実現し、質の高い介護のために必要な十分な量の介護および関連情報を電子コミュニティのメンバー内で共有し、介護者支援をすること、これによって、被介護者、介護者ともに後悔のない充実した質の高い介護を実現することができる。さらに介護者支援をすることで、働きながら介護をしている介護者を支え、介護と仕事の両立を支援し社会に貢献することができる。
本発明の介護者支援システムの概念図である。 本発明の介護者支援システムのハードウェア構成の一例を表す図である。 (a)ユーザ端末の構成の一例を表す図である。(b)メンバー端末の構成の一例を表す図である。 サーバ装置の構成の一例を表す図である。 サーバ装置の記憶手段に記憶される介護に関連する情報である。 (a)ユーザ端末又はメンバー端末に表示されるメニュー選択部の一例を表す図である。(b)チームを作成するメニューを選択した状態の一例を表す図である。 チーム作成画面の一例を表す図である。 作成するチームの情報を入力する画面の一例を表す図である。 (a)、(b)共に招待状を作成する招待状作成画面の一例を表す図である。 (a)、(b)共に図9から続いて招待状を作成する画面を表す図である。 (a)、(b)共にメンバー端末に送信される招待状の一例を表す図である。 チームにメンバーを加えるためのメンバー登録情報の入力画面の一例を表す図である。 形成されたチーム内で利用できる介護者支援システムの機能の一例を表す図である。 スケジュール管理機能の一例を表す図である。 介護レポート管理機能で選択される介護レポート入力フォームの一例を表す図である。 介護レポート管理機能で選択される介護レポート入力フォームの他の例を表す図である。 被介護者情報管理機能で選択されるコンディションチェック項目の一例を表す図である。 図17図示のコンディションチェック項目で選択されるコンディションチェック入力フォームの一例を表す図である。 被介護者情報管理機能で選択される認知症チェック入力フォームの一例を表す図である。 検索機能の一例を表す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
(発明の構成)
図1は、本発明の介護者支援システムの概念図であり、図2はそのハードウェア構成図である。本発明は、介護者が使用するユーザ端末と、当該介護者が被介護者への介護を行うにあたって当該介護に関連する情報を共有することを当該介護者が希望する複数のメンバーがそれぞれ使用するメンバー端末と、サーバ装置とが、通信ネットワークを介して相互に通信可能に接続されてなり、前記介護者と前記複数のメンバーとで電子コミュニティを形成し、当該電子コミュニティ内で前記介護に関連する情報を共有する介護者支援システム及び介護者支援プログラムである。
本明細書において「介護者」を図1図示の「私」である介護者本人とする。
本明細書において「メンバー」を図1図示の親戚、医師、看護師、ケアマネージャー、デイサービス、ヘルパーの他、前記介護者の家族、薬剤師、訪問看護ステーション、介護施設、ボランティア、等を含めた総称とする。
本明細書において、「介護に関連する情報」を図5図示のスケジュール、共有・非共有メッセージ、チーム情報、メンバー情報、被介護者情報、ケアプラン、薬剤情報、介護レポート、コンディションチェック表、認知症チェック表、地域でのNPO等の活動等を含む情報の総称とする。また、「介護関連情報」ということがある。
介護者支援システム10は、図2図示のように、介護者が使用するユーザ端末20と、当該介護者が被介護者への介護を行うにあたって当該介護に関連する情報を共有することを当該介護者が希望する複数のメンバーがそれぞれ使用するメンバー端末30(30a、30b、・・・30h)と、サーバ装置400とが、インターネット通信網、無線通信規格で定められている無線通信網、携帯電話網などの通信ネットワーク50を介して相互に通信可能に接続されてなる。
前記介護者は、介護者支援システム10を利用して、前記介護に関連する情報を共有するための電子コミュニティ60を形成することができる。電子コミュニティ60は、前記介護者が前記介護に関連する情報を当該介護者が希望する前記メンバーと連携できるチームで構成され、当該チーム内でコミュニケーションを展開することができる。図示の例では、電子コミュニティ60は、前記介護者が使用するユーザ端末20と看護師、ケアマネージャー、前記介護者の親戚がそれぞれ使用するメンバー端末30a、30b、30cとで形成される一のチームで構成されている。
(ユーザ端末の構成)
ユーザ端末20は、前記介護者が使用する端末であって、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話等の端末である。図3(a)にユーザ端末20の構成の一例を表した。
ユーザ端末20は、通信ネットワーク50を介してメンバー端末30及びサーバ装置400との間で相互に情報通信を行う情報送受信手段21を備えている。
ユーザ端末20は、液晶ディスプレイ等、情報の表示装置である表示手段23と、キーボードやマウス、タッチパネル等、情報の入力装置である入力手段24とを備えている。
これらの各手段によって行われる情報処理が、CPU、RAM、ROM等を含む制御手段22によって制御される。
(メンバー端末の構成)
メンバー端末30は、前記介護者が被介護者への介護を行うにあたって前記介護に関連する情報を共有することを当該介護者が希望する医師、看護師、ケアマネージャー、等のメンバーが使用する端末であって、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話等の端末である。図3(b)にユーザ端末30の構成の一例を表した。
メンバー端末30は、通信ネットワーク50を介してユーザ端末20及びサーバ装置400との間で相互に情報通信を行う情報送受信手段31を備えている。
メンバー端末30は、液晶ディスプレイ等、情報の表示装置である表示手段33と、キーボードやマウス、タッチパネル等、情報の入力装置である入力手段34とを備えている。
これらの各手段によって行われる情報処理が、CPU、RAM、ROM等を含む制御手段32によって制御される。
(サーバ装置の構成)
サーバ装置400は、電子コミュニティ60を構成するチーム内で前記介護に関連する情報を前記介護者と前記メンバーとの間で共有する介護者支援プログラムが実装されている装置である。また、ユーザ端末20及びメンバー端末30の要求に応じて前記介護者支援プログラムを供給する装置である。図4にサーバ装置40の構成の一例を表した。
サーバ装置400は、通信ネットワーク50を介してユーザ端末20、メンバー端末30との間で相互に情報通信を行う情報送受信手段401を備えている。
サーバ装置400は、ユーザ端末20及びメンバー端末30から取得した前記介護に関連する情報を記憶する記憶手段403を備えている。
サーバ装置400は、以下の各手段によって実行される情報処理を管理するコミュニティ管理手段404を備えている。
コミュニティ管理手段404は、ユーザ端末20から取得した、電子コミュニティ60を構成する少なくとも一つのチーム情報に基づき、前記介護者を中心として、前記介護者と前記複数のメンバーとからなるチームを形成する処理を行うチーム形成手段405を備えている。
コミュニティ管理手段404は、ユーザ端末20から取得した、新たに前記チームに加える前記メンバーに関する情報に基づいて、当該新たに加える前記メンバーが使用するメンバー端末30に、メンバー登録に必要な情報の入力を促す前記チームへの招待状を送信する処理を行う招待状作成手段406を備えている。
コミュニティ管理手段404は、前記招待状を受け取ったメンバー端末30から取得した前記メンバーの登録情報に基づいて、前記チームに前記新たに加える前記メンバーを登録する処理を行うメンバー登録手段407を備えている。
コミュニティ管理手段404は、ユーザ端末20またはメンバー端末30から取得した前記介護に関連する情報を、ユーザ端末20を使用する前記介護者またはメンバー端末30を使用する前記メンバーが所属する前記チームに関連付けて登録する処理を行う介護関連情報登録手段408を備えている。
コミュニティ管理手段404は、前記介護に関連する情報の登録を行う際に、前記介護に関連する情報の登録が行われる前記チームに所属する前記介護者及び、前記メンバーであって、登録する前記介護に関連する情報を提供してきた前記介護者あるいは前記メンバー以外の前記介護者及び前記メンバーが使用するユーザ端末20あるいはメンバー端末30に対して、前記介護に関連する情報の提供が新規にあったことを通知する処理を行う介護関連情報着信通知手段409を備えている。
例えば、前記チームに所属する前記介護者が前記介護に関連する情報を提供した場合、当該情報が新規にあったことを新着通知として電子メールなどの通知手段により、前記メンバーが使用するメンバー端末30に通知される。
コミュニティ管理手段404は、ユーザ端末20またはメンバー端末30から前記介護関連情報の閲覧要求を取得した際に、当該閲覧要求を行ってきたユーザ端末20を使用している前記介護者または当該閲覧要求を行ってきたメンバー端末30を使用している前記メンバーが所属している前記チームの登録済の介護関連情報の閲覧を許可する登録済介護関連情報閲覧許可手段410を備えている。
例えば、前記チームに所属する前記介護者がユーザ端末20を使用してサーバ装置400に対して、記憶手段403に登録されている薬剤情報を閲覧する要求を行った場合、所定のユーザID、パスワードの入力を促す処理を行う。また、ユーザ端末20から取得したユーザID、パスワードを認証する処理を行う。
サーバ装置400は、前記被介護者又は前記介護者のスケジュールを生成するスケジュール生成手段411を備えている。生成された前記スケジュールは、介護関連情報登録手段408によって記憶手段403に登録される(図5)。
前記被介護者のスケジュールとしては、例えば、デイサービスや通院、介護者の出張予定、等の予定が組み込まれたものを生成することができる。
前記介護者のスケジュールとしては、例えば、前記介護者が複数のチームに所属している場合、当該複数のチームでの前記介護者の介護に関する予定を統合したものを生成することができる。
サーバ装置400は、前記被介護者の情報を生成する被介護者情報生成手段412を備えている。生成された前記被介護者情報は、介護関連情報登録手段408によって記憶手段403に登録される(図5)。
前記被介護者情報としては、当該被介護者の氏名、年齢、病名、健康状態、どのような介護を希望しているのかという当該被介護者の介護への考え方、等を含めることができる。ただし、前記被介護者の介護への考え方は、前記介護者及び前記メンバーが前記電子コミュニティを形成する上で前提となる情報である。つまり、前記介護者は、前記被介護者情報を理解あるいは共有できるメンバーにのみ介護者支援システム10を利用して電子コミュニティ60を形成することになる。
サーバ装置400は、前記介護者の介護レポートを生成する介護レポート生成手段413を備えている。生成された前記介護レポートは、介護関連情報登録手段408によって記憶手段403に登録される(図5)。
前記介護レポートは、被介護者の体調の傾向をゆるやかに把握するものであって、簡易なチェック項目で日々の介護の状況をレポートできるものであれば特に限定はない。
また、介護レポート生成手段413は、前記チーム内で前記日々の介護の状況を把握しながら前記介護者からの質問や相談、前記メンバーからの回答、提案を行える掲示板機能を備えている。
サーバ装置400は、前記介護者又はその家族の介護に対する考え方や、前記メンバーの前記介護に対する考え方、等のメッセージを生成するメッセージ生成手段414を備えている。生成された前記メッセージは、介護関連情報登録手段408によって記憶手段403に登録される(図5)。
前記介護者又はその家族の介護に対する考え方は、主に、これらの者の感情に関するものであり、前記メンバーと共有するためのメッセージある。例えば、前記被介護者の「人生の出来事」や、「人とのつきあい」、「性格や価値観」、「趣味」、前記介護者の「被介護者への思い」等、従来の介護の現場で前記介護従事者等と共有されていなかった情報である。
前記メンバーの前記介護に対する考え方は、前記介護者又はその家族の介護に対する考え方への回答、提案等、前記メンバーが有する知識、経験に関する情報である。従来は、前記介護従事者等が前記介護者又はその家族の介護に対する考え方を把握することができず、適切な回答や提案を行うことができなかった。
そこで、上述の情報を、メッセージ生成手段414が備える掲示板機能によって前記介護者と前記メンバーとで共有することで、前記メンバーは適切な回答、提案を行うことができる。
サーバ装置400は、前記被介護者の介護のプランを生成するケアプラン生成手段415を備えている。生成された前記ケアプランは、介護関連情報登録手段408によって記憶手段403に登録される(図5)。
前記ケアプランは、スキャンされた所定のケアプランフォームがユーザ端末20又はメンバー端末30からアップロードされることにより作成される。
サーバ装置400は、前記介護の現場で共有するための薬剤情報を生成する薬剤情報生成手段416を備えている。生成された前記薬剤情報は、介護関連情報登録手段408によって記憶手段403に登録される(図5)。
前記薬剤情報は、前記メンバーがメンバー端末30を用いて入力される情報であり、当該情報には薬剤の成分や効能だけでなく、処方箋や他の薬を識別するための画像データ、等を含めることができる。
また、薬剤情報生成手段416には、掲示板機能を備える構成にしてもよい。前記掲示板機能により、前記介護者が有する前記薬剤に関する疑問等に、前記メンバーが適切に回答を行うことができる。
サーバ装置400は、前記被介護者の健康状態を把握するための情報を生成するコンディションチェック表生成手段417を備えている。生成された前記コンディションチェック表は、介護関連情報登録手段408によって記憶手段403に登録される(図5)。
前記コンディションチェック表は、前記介護レポートとは別に生成される。前記被介護者の健康状態を把握するための情報とは、例えば、前記被介護者の日常の基本動作や運動・歩行等の健康状態に関する情報である。その他種々の情報を含めることができる。
サーバ装置400は、前記被介護者に認知症が発症しているかどうかを把握するための情報を生成する認知症チェック表生成手段418を備えている。生成された前記認知症チェック表は、介護関連情報登録手段408によって記憶手段403に登録される(図5)。
前記認知症チェック表は、前記介護レポートとは別に生成される。当該チェック表には、認知症であるかを把握するための診断項目が設けられている。
サーバ装置400は、前記介護者が被介護者への介護を行うにあたって適切な介護を行うための各種情報を、記憶手段403に記憶されている前記介護に関連する情報の中から検索する検索手段419を備えている。
検索手段419は、ユーザ端末20で検索キーワードを入力し、サーバ装置400の記憶手段403に記憶されている前記介護に関連する情報の中から、前記キーワードを含む前記介護者又は前記メンバーのメッセージ等を検索する処理を行う。
また、前記介護者が所属するチームとは別のチームから発信される、各種イベント情報等を検索することもできる。
サーバ装置400は、公知のテレビ電話機能を備えている構成とすることもできる。当該テレビ電話機能によって、前記介護者と前記メンバーである介護従事者等とが遠距離の状態であってもお互いにコミュニケーションをとることができる。
(チームの形成)
図6乃至図8を参照して、電子コミュニティ60を構成するチームの形成処理の一例について説明する。
介護者は、ユーザ端末20を用いてサーバ400にアクセスし、本発明の介護者支援システム10が備える上述の各手段としてコンピュータを機能させる介護者支援プログラムのダウンロードを要求する。
サーバ装置400は前記要求を取得し、ユーザ端末20に前記プログラムを送信する処理を行う。
ユーザ端末20は前記プログラムを取得し、当該プログラムを実行すると共に、介護者支援システム10へのアクセスに必要なユーザID及びユーザパスワードを入力する処理を行う。
サーバ装置400は前記ユーザID及びユーザパスワードを取得し、記憶手段403に記憶する処理を行う。
以後、介護者支援システム10へアクセスする際、サーバ装置400はユーザ端末20で入力されたユーザID及びユーザパスワードを認証する処理を行う。
前記認証処理が完了したユーザ端末20の表示手段23には、所定のホーム画面が表示される。前記ホーム画面には、図6(a)図示のようなメニュー選択部61が表示される。図6(b)は、メニュー選択部61からチームを形成するメニューが選択され、チーム表示画面62が表示された状態を表している。
チーム表示画面62には、チーム一覧情報62aが表示されている。チーム一覧情報62aには、前記介護者が所属するチーム63、地域でのボランティア、NPO団体等のチームであって、当該チームの情報を公開している他のチーム64a、・・・64gが含まれている。
前記チームを新規に形成する場合、新規チーム作成選択部62bを選択する。ユーザ端末20の表示手段23には、図7図示のチーム作成画面が表示される。前記チーム作成画面には、チーム形成手段405が送信した作成するチームの種類を選択することを促す作成チーム選択部62cが表示されている。この実施形態では「介護用のチーム」を選択している。
前記作成するチームの種類を選択後、前記チーム作成画面には図8図示のように、チーム名入力部62d、機能選択部62e、チーム画像選択部62f、入力確認部62g等が表示される。これらはいずれもチーム形成手段405によって送信される。
前記介護者は、入力手段24を用いてチーム名をチーム名入力部62dし、チーム内で利用できる各機能を機能選択部62eで選択し、チームを識別するアイコン等の画像をチーム画像選択部62fで選択し、入力確認部62gを選択して入力処理を完了する。
作成するチームの情報入力処理が完了すると、チーム形成手段405は前記入力処理を受け付けると共に、受け付けた前記作成するチームの入力情報に基づいてチームを形成する処理を行う。そして、チーム表示画面62に前記選択された前記チームを識別する画像を送信する処理を行う。また、チーム形成手段405は、上記で入力、選択された情報をサーバ装置400の記憶手段403にチーム情報として記憶する処理を行う(図5)。
(招待状の作成)
図9、図10を参照して、前記介護者が前記被介護者への介護を行うにあたって前記介護に関連する情報を共有することを当該介護者が希望する前記メンバーを前記形成したチームに招待する招待状を作成する処理の一例を説明する。
図6図示の前記介護者が所属するチーム63を選択すると、ユーザ端末20の表示手段23には、図9(a)図示の前記招待状を作成する招待状作成画面65が表示される。招待状作成画面65には、招待状作成手段406が送信した新たに招待状の作成を促す招待状作成選択部65aが表示されている。
図9(a)図示の招待状作成画面65において、前記介護者(図示の例では、「管理人」として登録されている)は招待状作成選択部65aを選択する。
続いて、図9(b)図示のように、前記チームに招待したい前記メンバーのメールアドレスの入力を促すメールアドレス入力部65bが表示される。メールアドレス入力部65bは、招待状作成手段406によって送信される。前記介護者は、入力手段24を使用してメールアドレス入力部65bに前記メンバーのメールアドレスを入力し、入力確認部65cを選択する。
前記メールアドレスの入力が終了すると、招待状作成画面65には図10(a)図示のように、前記メールアドレスに係る前記メンバーのメンバー端末30に送信する招待状の入力を促す招待状入力部65dが表示される。招待状入力部65dは、招待状作成手段406によって送信される。前記介護者は、入力手段24を使用して招待状入力部65dにタイトル、本文を含む招待状を作成し、入力確認部65eを選択する。
続いて、図10(b)図示のように、招待状作成画面65には、作成された前記招待状を前記メールアドレスへ送信する処理を促す招待状送信部65fが表示される。招待状送信部65fは、招待状作成手段406によって送信される。前記ユーザは、前記メールアドレス、作成された前記招待状の内容を確認し、招待状送信部65fを選択する。
招待状送信部65fが選択されると、情報送受信手段401は、作成された前記招待状の電子情報を前記メールアドレス宛に送信する処理を行う。
(メンバーの介護者が所属するチームへの登録)
図11、図12を参照して、作成された前記招待状を受け取った前記メンバーを前記チームに加える処理の一例を説明する。
前記招待状の電子情報が前記メールアドレス宛に送信されると、前記メンバーのメンバー端末30の表示手段33には、電子メール66の受領が通知される(図11(a))。
前記メンバーは、電子メール66に係る招待状の電子データ67の内容を確認し、メンバー登録用URL67aを選択する(図11(b))。
メンバー登録用URL67aが選択されると、表示手段33には、図12図示のメンバー登録画面68が表示される。メンバー登録画面68には、メンバー登録手段407から送信された、前記メンバーの登録情報の入力を促すメンバー登録情報入力部68aが表示されている。
前記メンバーは、入力手段34を使用して、メンバー登録情報入力部68aに前記メンバーの登録情報を入力し、入力確認部68bを選択する。
前記登録情報の入力が完了すると、メンバー登録手段407は前記入力処理を受け付けると共に、前記登録情報をサーバ装置400の記憶手段403にメンバー情報として記憶する処理を行う(図5)。
このように、介護者が前記介護に関する情報を共有したいと希望するケアマネージャー等の介護従事者等のメンバーとの間で、当該介護者を中心とする電子コミュニティをインターネット上やオンライン上で形成することで、介護者が主体的にメンバーと前記介護に関する情報や地域の情報を共有でき、主体的にメンバーと「つながり」を創ることができ、他職種と連携することができる介護者のためのチームを形成することができる。また、前記介護に関する情報を共有した介護のプロから適格なサポートを介護者が受けられる介護者のためのチームを形成することができる。
前記介護者がIT(Information Technology)を日常で使用している者であれば、介護の分野でも日常と同様にITを活用して前記メンバーとのコミュニケーションを実現することができる。
(チーム内の各機能)
図13乃至図21を参照して、前記チーム内で利用できる介護者支援システム10の機能について説明する。図13は前記機能の一覧を表した図であるが、本発明の介護者支援システム10の機能は図示の例に限られない。
ユーザ端末20の表示手段23又はメンバー端末30の表示手段33に、図6(b)図示のチーム表示画面62が表示された状態で、前記介護者又は前記メンバーがそれぞれ所属する前記チームの画像を選択すると、図13図示の前記機能の一覧が表示される。
(メンバー情報管理機能)
メンバー情報管理機能は、チーム形成手段405によって形成されたチームの前記チーム情報及びメンバー登録手段407によって登録された前記メンバー情報を管理する機能である。
図13図示の前記機能の一覧において、「メンバー情報管理(基本情報)」を選択すると、記憶手段403に記憶されている前記チーム情報、前記メンバー情報が表示手段23又は表示手段33に表示される。例えば、前記介護者の住所、家族構成、前記メンバーである前記介護従事者の連絡先、等である。
(メンバー管理機能)
メンバー管理機能は、上述した招待状の作成の他、登録されている前記メンバー情報の変更、追加、削除、等を管理する機能である。前記メンバー情報を変更、追加、削除する処理はチーム形成手段405で行わせる構成とすることができる。
前記メンバー情報の変更、追加、削除する処理は、図13図示の前記機能の一覧において、「メンバー管理」を選択することで行うことができる。
(チーム設定機能)
チーム設定機能は、上述したチームの作成の他、作成したチームの各種項目を設定する機能である。前記作成したチームの各種項目を設定する処理は、チーム形成手段405で行わせる構成とすることができる。例えば、図8図示のチーム名、使用する前記機能、チームを識別する画像を変更することができる。
前記作成したチームの各種項目を設定する処理は、図13図示の前記機能の一覧において、「チーム設定」を選択することで行うことができる。
(スケジュール管理機能)
スケジュール管理機能は、前記被介護者の介護スケジュール、前記介護者のスケジュール、前記介護者と前記メンバーの打合せ、前記チーム内で行われる各種イベント、等の予定を作成し、招待・調整・確定・管理する機能である。
図13図示の前記機能の一覧において、「スケジュール管理(カレンダー)」を選択すると、スケジュール生成手段411は、図14図示のスケジュール表69を作成し、これをユーザ端末20又はメンバー端末30送信する処理を行う。
前記介護者又は前記メンバーは、入力手段24又は34を使用して、スケジュール表69に前記予定を入力する。
前記予定が入力されると、スケジュール生成手段411は当該入力処理を受け付けると共に、介護関連情報登録手段408は、前記予定を前記介護者又は前記メンバーが所属する前記チームの前記チーム情報に関連付けて、記憶手段403にスケジュールとして登録する処理を行う。
また、前記予定を記憶手段403に登録する際に、介護関連情報着信通知手段409は、前記予定を入力した前記介護者又は前記メンバー以外の前記チームに所属する前記介護者のユーザ端末20又は前記メンバーのメンバー端末30に、前記予定が入力され、スケジュール表69が更新されたことを通知する処理を行う。
例えば、前記予定を入力した者が前記介護者であった場合、介護関連情報着信通知手段409は、前記チームに所属する前記メンバーのメンバー端末30に、前記予定が入力され、スケジュール表69が更新されたことを通知する処理を行う。
このようなスケジュール管理機能を利用することにより、前記介護者と前記メンバーは、前記被介護者の介護スケジュール、前記介護者のスケジュール、前記介護者と前記メンバーの打合せ、前記チーム内で行われる各種イベント、等の予定を共有することができる。
(介護レポート管理機能)
介護レポート管理機能は、前記介護者の日々の介護の状況をレポートとして管理する機能である。
図13図示の前記機能の一覧において、「介護レポート管理(まいにちレポート)」を選択すると、介護レポート生成手段413は、図15図示の介護レポートの作成を促す介護レポート入力フォーム70を生成し、これをユーザ端末20又はメンバー端末30送信する処理を行う。
介護レポート入力フォーム70は、図15図示のカレンダー70aと前記被介護者の日々の健康状態を色彩でチェックする介護関連項目70bが含まれるものや、図16図示のカレンダー70dと前記被介護者の日々の健康状態を点数でチェックする介護関連項目70eが含まれる等、種々の入力フォームを生成することができる。
また、介護レポート入力フォーム70には、前記介護者からの介護に関する質問や相談、前記メンバーからの回答、提案の入力を促す共有メッセージ入力部70cが含まれていることが好ましい。
前記介護者は、入力手段24を使用して、介護関連項目70b又は70eに前記被介護者の日々の健康状態を入力する。また、共有メッセージ入力部70cに介護に関する質問や相談等を入力して介護レポートを作成する。
前記介護レポートが作成されると、介護レポート生成手段413は当該作成処理を受け付けると共に、介護関連情報登録手段408は、前記前記介護レポートを前記介護者又は前記メンバーが所属する前記チームの前記チーム情報に関連付けて、記憶手段403に介護レポートとして登録する処理を行う。
また、前記介護レポートを記憶手段403に登録する際に、介護関連情報着信通知手段409は、前記介護レポートを入力した前記介護者以外の前記チームに所属する前記メンバーのメンバー端末30に、前記介護レポートが作成されたことを通知する処理を行う。
メンバー端末30の表示手段33には前記介護レポートが表示される。前記メンバーは、前記介護レポートから前記被介護者の健康状態を毎日把握することが可能である。また、共有メッセージ入力部70cに介護に関する質問や相談等が入力されている場合には、当該共有メッセージ入力部70cに回答、提案を入力する。入力された前記回答、提案は、上述と同じ処理(介護レポート生成手段413、介護関連情報登録手段408、介護関連情報着信通知手段409による情報処理)を経て、ユーザ端末20に通知される。
このような介護レポート管理機能を利用することにより、前記介護者と前記メンバーは、前記被介護者の日々の健康状態の傾向を緩やかに把握することができる。また、前記介護者は、今後の介護方針等について適格な回答、提案を受けることができるので、日々の介護に関する不安等に対する癒し・安心を得ることができる。
(メッセージ管理機能)
メッセージ管理機能は、前記介護者又はその家族の介護に対する考え方や、前記メンバーの前記介護に対する考え方、等のメッセージを管理する機能である。
図13図示の前記機能の一覧において、「メッセージ管理(私の思い)」又は「メッセージ管理(ホンネと〜く)」を選択すると、メッセージ生成手段414は、メッセージの入力を促す所定のメッセージ入力フォーム(図示していない)を生成し、これをユーザ端末20に送信する処理を行う。
当該メッセージ入力フォームには、上述した前記被介護者の「人生の出来事」や、「人とのつきあい」、「性格や価値観」、「趣味」、前記介護者の「被介護者への思い」等、従来の介護の現場で前記介護従事者等と共有されていなかった前記介護者の感情を伝えるメッセージが入力される。
前記介護者は、入力手段24を使用して、前記メッセージ入力フォームに前記メッセージを入力する。
前記メッセージが入力されると、メッセージ生成手段414は当該入力処理を受け付けると共に、介護関連情報登録手段408は、前記メッセージを前記介護者が所属する前記チームの前記チーム情報に関連付けて、記憶手段403に共有メッセージとして登録する処理を行う。
また、前記メッセージを記憶手段403に登録する際に、介護関連情報着信通知手段409は、前記メッセージを入力した前記介護者以外の前記チームに所属する前記メンバーのメンバー端末30に、前記メッセージが入力されたことを通知する処理を行う。
メンバー端末30の表示手段33には前記メッセージが表示される。前記メンバーは、前記メッセージから前記介護者の考え方や要望を把握することが可能となる。前記メンバーは、前記メッセージに対して、回答、提案等、前記メンバーが有する知識、経験に関するメッセージを入力する。入力された前記メッセージは、上述と同じ処理(メッセージ生成手段414、介護関連情報登録手段408、介護関連情報着信通知手段409による情報処理)を経て、ユーザ端末20に通知される。
このようなメッセージ管理機能を利用することにより、前記介護者と前記メンバーは前記介護者又はその家族の介護に対する考え方(例えば、前記介護者の日々の疑問、不安、悩みなど)を共有し、適切な回答や共感を得ることができる。
なお、メッセージ生成手段414は、前記介護者が入力する前記メッセージを前記メンバーに伝えず、前記介護者本人のみにとどめておくための非共有メッセージ入力フォーム(図示していない)を生成することとしてもよい。
図6(a)において、メニュー選択部61から「メッセージ管理機能(マイノート)」を選択すると、メッセージ生成手段414は前記非共有メッセージ入力フォームを生成し、これをユーザ端末20に送信する処理を行う。
前記介護者は、入力手段24を使用して、前記非メッセージ入力フォームに前記介護者本人のみにとどめておくためのメッセージを入力する。
前記メッセージが入力されると、メッセージ生成手段414は当該入力処理を受け付けると共に、介護関連情報登録手段408は、前記メッセージを前記介護者が所属する前記チームの前記チーム情報に関連付けて、記憶手段403に非共有メッセージとして登録する処理を行う。
(ケアプラン管理機能)
ケアプラン管理機能は、前記被介護者の介護プランを管理する機能である。
図13図示の前記機能の一覧において、「ケアプラン管理(ケアプラン)」を選択すると、ケアプラン生成手段415は、ユーザ端末20又はメンバー端末30にケアプランに関する情報の送信を促す処理を行う。
前記介護者又は前記メンバーは、スキャナー等の情報読取手段を用いて、紙媒体で作成された前記ケアプランに関する情報を読取る。読み取られた前記ケアプランに関する情報はユーザ端末20又はメンバー端末30の記憶手段に記憶される共に、表示手段23又は24には、サーバ装置400に前記読み取られた前記ケアプランに関する情報が表示される。
前記介護者又は前記メンバーは、入力手段24又34を使用して、前記ケアプランに関する情報をサーバ装置400に送信する。
前記ケアプランに関する情報が送信されると、ケアプラン生成手段415は当該送信処理を受け付けると共に、介護関連情報登録手段408は、前記ケアプランに関する情報を前記介護者が所属する前記チームの前記チーム情報に関連付けて、記憶手段403にケアプランとして登録する処理を行う。
また、前記ケアプランを記憶手段403に登録する際に、介護関連情報着信通知手段409は、前記ケアプランに関する情報を送信した前記介護者又は前記メンバー以外の前記チームに所属する前記介護者のユーザ端末20又は前記メンバーのメンバー端末30に、前記ケアプランに関する情報がサーバ400に送信されたことを通知する処理を行う。
例えば、前記ケアプランに関する情報を送信した者が前記メンバーであった場合、介護関連情報着信通知手段409は、前記チームに所属する前記介護者のユーザ端末20に、前記情報が送信され、ケアプランが更新されたことを通知する処理を行う。
このようなケアプラン管理機能を利用することにより、前記介護者と前記メンバーは、前記被介護者のケアプランを共有することができる。
(薬剤情報管理機能)
薬剤情報管理機能は、前記被介護者の介護に用いられる薬剤を管理する機能である。
図13図示の前記機能の一覧において、前記メンバーが「薬剤情報管理(薬について)」を選択すると、薬剤情報生成手段416は、薬剤情報の入力を促す所定の薬剤情報入力フォーム(図示していない)を生成し、これをメンバー端末30に送信する処理を行う。
前記薬剤情報入力フォームには、上述した薬剤の成分や効能だけでなく、処方箋や他の薬を識別するための画像データ、等を入力できる入力部や、前記介護者からの前記薬剤に対する質問や相談、前記メンバーからの回答、提案の入力を促す共有メッセージ入力部が含まれていることが好ましい。
前記メンバーは、入力手段34を使用して、前記薬剤情報入力フォームに前記薬剤情報を入力する。また、前記共有メッセージ入力部に前記介護者からの前記薬剤に対する質問や相談が入力されていた場合、当該共有メッセージ入力部に回答、提案を入力する。
前記薬剤情報、前記回答、提案が入力されると、薬剤情報生成手段416は当該入力処理を受け付けると共に、介護関連情報登録手段408は、前記薬剤情報、前記回答、提案を前記メンバーが所属する前記チームの前記チーム情報に関連付けて、記憶手段403に薬剤情報として登録する処理を行う。
また、前記薬剤情報を記憶手段403に登録する際に、介護関連情報着信通知手段409は、前記薬剤情報を入力した前記メンバー以外の前記チームに所属する前記介護者のユーザ端末20又は前記メンバーのメンバー端末30に、前記薬剤情報が入力されたことを通知する処理を行う。
このような薬剤情報管理機能を利用することにより、前記介護者と前記メンバーは、前記被介護者の介護に用いられる薬剤情報や、薬剤に関する不安や問題を共有し、適切な回答や共感を得ることができる。
(被介護者情報管理機能)
被介護者情報管理機能は、前記被介護者の健康状態や精神状態を管理する機能である。
図13図示の前記機能の一覧において、「被介護者情報管理(コンディションチェック)」を選択すると、コンディションチェック表生成手段417は、図17図示のコンディションチェック項目71及び図18図示の各コンディションチェック項目の下階層に表示されるコンディションチェックの入力を促すコンディションチェック入力フォーム72を生成し、これをユーザ端末20に送信する処理を行う。
前記介護者は、入力手段24を使用して、コンディションチェック入力フォーム72に前記被介護者の健康状態を入力する。
前記健康状態が入力されると、コンディションチェック表生成手段417は当該入力処理を受け付けて所定のコンディションチェック表(図示していない)を生成すると共に、介護関連情報登録手段408は、前記コンディションチェック表を前記介護者が所属する前記チームの前記チーム情報に関連付けて、記憶手段403にコンディションチェック表として登録する処理を行う。
また、前記コンディションチェック表を記憶手段403に登録する際に、介護関連情報着信通知手段409は、前記健康状態を入力した前記介護者以外の前記チームに所属する前記メンバーのメンバー端末30に、前記コンディションチェック表が作成されたことを通知する処理を行う。
次に、図13図示の前記機能の一覧において、「被介護者情報管理(認知症チェックシート)」を選択すると、認知症チェック表生成手段418は、図19図示の認知症チェックの入力を促す認知症チェック入力フォーム73を生成し、これをユーザ端末20に送信する処理を行う。
前記介護者は、入力手段24を使用して、認知症チェック入力フォーム73に前記被介護者の精神状態を入力する。
前記精神状態が入力されると、認知症チェック表生成手段418は当該入力処理を受け付けて所定の認知症チェック表(図示していない)を生成すると共に、介護関連情報登録手段408は、前記認知症チェック表を前記介護者が所属する前記チームの前記チーム情報に関連付けて、記憶手段403に認知症チェック表として登録する処理を行う。
また、前記認知症チェック表を記憶手段403に登録する際に、介護関連情報着信通知手段409は、前記精神状態を入力した前記介護者以外の前記チームに所属する前記メンバーのメンバー端末30に、前記認知症チェック表が作成されたことを通知する処理を行う。
このような被介護者情報管理機能を利用することにより、前記介護者と前記メンバーは、前記被介護者の健康状態及び精神状態を把握することができる。また、前記介護者は、前記被介護者情報管理機能と前記前記メッセージ管理機能を組み合わせて用いることで、前記被介護者の健康状態及び精神状態について適格なアドバイスを前記メンバーから受けることができる。
(検索機能)
検索機能は、前記介護者が被介護者への介護を行うにあたって適切な介護を行うための各種情報を、記憶手段403に記憶されている前記介護に関連する情報の中から検索する機能である。
図13図示の前記機能の一覧において、「検索」を選択すると、検索手段419は、図20図示の検索条件の入力を促す検索条件入力フォーム74を生成し、これをユーザ端末20に送信する処理を行う。
前記介護者は、入力手段24を使用して、検索条件入力フォーム74の検索項目74aに検索キーワードを入力する。
前記検索キーワードが入力されると、検索手段419は当該入力処理を受け付けて、記憶手段403に記憶されている前記介護に関連する情報の中から、前記検索キーワードを含む前記介護者又は前記メンバーのメッセージ等の回答を検索する処理を行う。
前記回答が検索された場合、検索手段419は当該検索結果をユーザ端末20に送信する処理を行う。ユーザ端末20の表示手段23に表示されている検索結果表示部75には、前記回答が表示される。図示の例では、過去の前記介護レポートの前記介護者の相談の中から、「転倒」に関する情報が検索されている。
次に、図6(a)図示のメニュー選択部61において、「チーム検索」を選択すると、検索手段419は、チーム検索条件の入力を促すチーム検索条件入力フォーム(図示していない)を生成し、これをユーザ端末20に送信する処理を行う。
前記介護者は、入力手段24を使用して、カテゴリー(例えば家族の会、老人会、町内会等)や属性(地域等)等を選択する。
前記選択がなされると、検索手段419は当該入力処理を受け付けて、記憶手段403に記憶されている前記介護に関連する情報の中から、前記選択されたカテゴリーや属性でフィルタリングして前記チームを検索する処理を行う。
前記チームが検索された場合、検索手段419は当該検索結果をユーザ端末20に送信する処理を行う。ユーザ端末20の表示手段23には、前記検索されたチームが表示される。
このような検索機能を利用することで、前記介護者は、前記被介護者を介護するにあたって、介護の現場で過去に起こった事、課題等の情報を適切な介護を行うための必要な情報として収集することができる。
また、前記介護者は、この結果、当該介護者が所属するチーム以外のチームや、他の電子コミュニティを構成するチームから発信される、各種イベント情報等を収集することもできる。
(テレビ電話機能)
テレビ電話機能は、公知のテレビ電話機能である。図6(a)図示のメニュー選択部61において、「TV電話」を選択すると、前記介護者のユーザ端末20が通話可能及び動画像送受信状態となる。そこで、前記介護者と前記介護従事者等とが遠距離の状態であってもコミュニケーションをとることができる。
以上のような構成を備える本発明に係る介護者支援システム及び当該介護者支援システムが備える各機能をコンピュータに実現させるための介護者支援プログラムによって、介護者と、被介護者及び介護者の介護に対する考え方を理解した者達で電子コミュニティをインターネット上やオンライン上で形成し、この電子コミュニティ内で介護者が中心となって介護に対する感情、介護に関する情報、知識、解決方法を他職種と共有することができる。
10 介護者支援システム
20 ユーザ端末
21 ユーザ端末の情報送受信手段
22 ユーザ端末の制御手段
23 ユーザ端末の表示手段
24 ユーザ端末の入力手段
30、30a、・・・30h メンバー端末
31 メンバー端末の情報送受信手段
32 メンバー端末の制御手段
33 メンバー端末の表示手段
34 メンバー端末の入力手段
400 サーバ装置
401 サーバ装置の情報送受信手段
402 サーバ装置の制御手段
403 サーバ装置の記憶手段
404 コミュニティ管理手段
405 チーム形成手段
406 招待状作成手段
407 メンバー登録手段
408 介護関連情報登録手段
409 介護関連情報着信通知手段
410 登録済介護関連情報閲覧許可手段
411 スケジュール生成手段
412 被介護者情報生成手段
413 介護レポート生成手段
414 メッセージ生成手段
415 ケアプラン生成手段
416 薬剤情報生成手段
417 コンディションチェック表生成手段
418 認知症チェック表生成手段
419 検索手段
50 通信ネットワーク
60 電子コミュニティ
61 メニュー選択部
62 チーム表示画面
62a チーム一覧情報
62b 新規チーム作成選択部
62c 作成チーム選択部
62d チーム名入力部
62e 機能選択部
62f チーム画像選択部
62g 入力確認部
63 介護者が所属するチーム
64a、・・・64g 他の電子コミュニティを構成するチーム
65 招待状作成画面
65a 招待状作成選択部
65b メールアドレス入力部
65c、65e 入力確認部
65d 招待状入力部
65f 招待状送信部
66 電子メール
67 招待状の電子データ
67a メンバー登録用URL
68 メンバー登録画面
68a メンバー登録情報入力部
68b 入力確認部
69 スケジュール表
70 介護レポート入力フォーム
70a、70d カレンダー
70b、70e 介護関連項目
70c 共有メッセージ入力部
71 コンディションチェック項目
72 コンディションチェック入力フォーム
73 認知症チェック入力フォーム
74 検索条件入力フォーム
74a 検索項目
75 検索結果表示部

Claims (11)

  1. 介護者が使用するユーザ端末と、
    当該介護者が被介護者への介護を行うにあたって当該介護に関連する情報を共有することを当該介護者が希望する複数のメンバーがそれぞれ使用するメンバー端末と、
    サーバ装置とが
    通信ネットワークを介して相互に通信可能に接続されてなり、
    前記介護者と前記複数のメンバーとで電子コミュニティを形成し、当該電子コミュニティ内で前記介護に関連する情報を共有する介護者支援システムであって、
    前記サーバ装置はコミュニティ管理手段を備えており、
    当該コミュニティ管理手段は、
    前記ユーザ端末から取得した、前記電子コミュニティを構成する少なくとも一つのチーム情報に基づき、前記介護者を中心として、前記介護者と前記複数のメンバーとからなるチームを形成するチーム形成手段と、
    前記ユーザ端末から取得した、新たに前記チームに加える前記メンバーに関する情報に基づいて、当該新たに加える前記メンバーが使用する前記メンバー端末に、メンバー登録に必要な情報の入力を促す前記チームへの招待状を送信する招待状作成手段と、
    前記メンバー端末から取得した前記メンバーの登録情報に基づいて、前記チームに前記新たに加える前記メンバーを登録するメンバー登録手段と、
    前記ユーザ端末または前記メンバー端末から取得した前記介護に関連する情報を、前記ユーザ端末を使用する前記介護者または前記メンバー端末を使用する前記メンバーが所属する前記チームに関連付けて登録する介護関連情報登録手段と、
    前記介護に関連する情報の登録を行う際に、前記介護に関連する情報の登録が行われる前記チームに所属する前記介護者及び、前記メンバーであって、登録する前記介護に関連する情報を提供してきた前記介護者あるいは前記メンバー以外の前記ユーザ及び前記メンバーが使用する前記ユーザ端末あるいは前記メンバー端末に対して、新規介護関連情報の提供があったことを通知する介護関連情報着信通知手段と、
    前記ユーザ端末または前記メンバー端末から前記介護関連情報の閲覧要求を取得した際に、当該閲覧要求を行ってきた前記ユーザ端末を使用している前記介護者または当該閲覧要求を行ってきた前記メンバー端末を使用している前記メンバーが所属している前記チームの登録済介護関連情報の閲覧を許可する登録済介護関連情報閲覧許可手段
    とを備えていることを特徴とする介護者支援システム。
  2. 前記サーバ装置は、
    前記ユーザ端末又は前記メンバー端末から取得したスケジュール情報に基づいて、前記被介護者又は前記介護者のスケジュールを生成するスケジュール生成手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の介護者支援システム。
  3. 前記サーバ装置は、
    前記ユーザ端末から取得した介護情報に基づいて、前記介護者の介護レポートを生成する介護レポート生成手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項2記載の介護者支援システム。
  4. 前記サーバ装置は、
    前記ユーザ端末又は前記メンバー端末から取得したメッセージ情報に基づいて、前記介護者の介護に対する考え方や、前記メンバーの前記介護に対する考え方への回答に関するメッセージを生成するメッセージ生成手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項3記載の介護者支援システム。
  5. 前記サーバ装置は、
    前記ユーザ端末又は前記メンバー端末から取得した前記被介護者のケアプランに関する情報に基づいて、前記被介護者のケアプランを生成するケアプラン生成手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項4記載の介護者支援システム。
  6. 前記サーバ装置は、
    前記メンバー端末から取得した薬剤情報に基づいて、前記介護の現場で共有するための薬剤情報を生成する薬剤情報生成手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項5記載の介護者支援システム。
  7. 前記サーバ装置は、
    前記ユーザ端末から取得した前記被介護者の健康状態に関する情報に基づいて、前記被介護者の健康状態を把握するための情報を生成するコンディションチェック表生成手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項6記載の介護者支援システム。
  8. 前記サーバ装置は、
    前記ユーザ端末から取得した前記被介護者の精神状態に基づいて、前記被介護者に認知症が発症しているかどうかを把握するための情報を生成する認知症チェック表生成手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項7記載の介護者支援システム。
  9. 前記サーバ装置は、
    前記介護者が被介護者への介護を行うにあたって適切な介護を行うための各種情報を、前記サーバ装置が備える記憶手段に記憶されている前記介護に関連する情報の中から検索する検索手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項8記載の介護者支援システム。
  10. 前記ユーザ端末及び前記メンバー端末は、
    動画像撮像手段と、
    当該動画像撮像手段で撮像した動画像を送信すると同時に送信先と音声通話を行うことが可能なテレビ電話手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項9記載の介護者支援システム。
  11. 請求項1乃至10何れか一項記載の介護者支援システムが備える各手段としてコンピュータを機能させる介護者支援プログラム。
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