JP7499298B2 - 追悼ページ提供装置及び追悼ページ提供方法 - Google Patents

追悼ページ提供装置及び追悼ページ提供方法 Download PDF

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Description

本発明は、追悼ページ提供装置及び追悼ページ提供方法に係り、特に、ネットワークを介した通信を利用して、ユーザの死亡後にユーザを追悼するためのWEBページを提供する追悼ページ提供装置及び追悼ページ提供方法に関する。
従来、ネットワークを介した通信を利用して、ユーザとの関わりを持つユーザ関係者(例えばユーザの友人)に対し、ユーザが死亡した後にユーザを追悼するための「追悼WEBページ」を提供するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の追悼WEBページの公開方法によれば、ユーザのプロフィールを記録した「WEBページ」をユーザの生存中にユーザの家族や知人に向けて公開すること、そしてユーザが死亡したとき、ユーザの死を追悼する「追悼用コンテンツ」を追加することが開示されている。
また、ユーザの死亡確認については、ユーザの家族が担当者に死亡連絡することとし、その後、「追悼用コンテンツ」が公開されることが開示されている。
そうすることで、ユーザは、自分の死亡後に公開される自分の追悼WEBページを生存中から準備することができる。
特開2010-207514号公報
ところで、特許文献1のような追悼ページ提供システムでは、「追悼WEBページ」を公開するにあたって、ユーザの家族あるいはユーザの親しい友人がわざわざシステム担当者にユーザの死亡連絡を行う必要があった。
そのため、ユーザにとっては、ユーザの死亡後にユーザの家族や友人に余計な負担をかけてしまうといった懸念があった。また、ユーザの死亡後に「追悼WEBページ」を公開してもらうためには、事前にユーザの家族や友人に対し「追悼WEBページ」の存在を知らせておく必要があった。
また、独居の人の場合には、本人の死亡連絡を行ってくれる家族や親友がいないため、本人が「追悼WEBページ」を残したいと考えた場合であっても、本人の死亡後に当該WEBページを公開する術がなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ユーザの親族や友人の手を極力煩わせることなく、ユーザの死亡後にユーザを追悼するWEBページを提供することが可能な追悼ページ提供装置及び追悼ページ提供方法を提供することにある。
また本発明の他の目的は、ユーザ本人との連携が途絶えたときにユーザを追悼するWEBページを提供することが可能な追悼ページ提供装置及び追悼ページ提供方法を提供することにある。
前記課題は、本発明の追悼ページ提供装置によれば、ネットワークを介した通信を利用して、ユーザとの関わりを持つユーザ関係者に対し、前記ユーザが死亡した後に前記ユーザを追悼するためのWEBページを提供する追悼ページ提供装置であって、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とを取得するユーザ情報取得部と、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とに基づいて、前記ユーザを追悼するための前記WEBページを作成する追悼ページ作成部と、前記ユーザ関係者の連絡先情報を取得する関係者情報取得部と、前記ユーザが利用するユーザ端末に向けて問合せ情報を送信し、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する返信情報を受信する通信部と、前記通信部による通信結果に基づいて前記ユーザの生死を判定する生死判定部と、前記生死判定部によって前記ユーザが死亡したと判定されたとき、前記ユーザ関係者の連絡先情報を参照し、前記ユーザ関係者が利用するユーザ関係者端末に向けて前記WEBページにアクセスするためのアクセス情報を送信するアクセス情報送信部と、前記アクセス情報を利用した前記ユーザ関係者端末に前記WEBページを公開する追悼ページ公開部と、を備え、前記生死判定部は、前記ユーザから前記ユーザ端末を通じて前記問合せ情報に対し一定期間、前記返信情報を受信しなかったと判定したとき、前記ユーザが死亡したものと判定し(但し、前記ユーザの親族が利用するユーザ親族端末、前記ユーザ関係者端末から前記返信情報を受信し、前記ユーザの生死を判定するものを除く。)前記通信部が、前記追悼ページ公開部によって前記WEBページが公開された後に、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する前記返信情報を受信した場合、前記生死判定部は、前記ユーザが生存しているものと判定し、前記追悼ページ公開部は、前記WEBページを公開状態から非公開状態に変更することで前記WEBページの公開を止めること、により解決される。
上記構成により、ユーザの親族や友人の手を極力煩わせることなく、ユーザの死亡後にユーザを追悼するWEBページを提供することが可能な追悼ページ提供装置を実現することができる。
詳しく述べると、追悼ページ提供装置は、ユーザが利用するユーザ端末に向けて問合せ情報を送信し、ユーザ端末から問合せ情報に対する返信情報を受信する通信部と、当該通信部による通信結果に基づいてユーザの生死を判定する生死判定部と、を備えている。そのため、ユーザ本人との連携が途絶えたときにユーザを追悼するWEBページを提供することが可能となる。すなわち、ユーザの追悼WEBページを公開するにあたって、従来のようにユーザの家族や友人がシステム担当者と頻繁に連絡を行う必要がなくなる。
また上記構成により、ユーザが気軽に自分の思い出(自分史)を残すことが可能となる。
また上記構成により、ユーザが生存しているにもかかわらず、追悼WEBページを公開してしまった場合には、ユーザからの返信をもって追悼WEBページを公開状態から非公開状態に変更することができる。
また前記課題は、本発明の追悼ページ提供装置によれば、ネットワークを介した通信を利用して、ユーザとの関わりを持つユーザ関係者に対し、前記ユーザが死亡した後に前記ユーザを追悼するためのWEBページを提供する追悼ページ提供装置であって、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とを取得するユーザ情報取得部と、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とに基づいて、前記ユーザを追悼するための前記WEBページを作成する追悼ページ作成部と、前記ユーザ関係者の連絡先情報を取得する関係者情報取得部と、前記ユーザが利用するユーザ端末に向けて問合せ情報を送信し、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する返信情報を受信する通信部と、前記通信部による通信結果に基づいて前記ユーザの生死を判定する生死判定部と、前記生死判定部によって前記ユーザが死亡したと判定されたとき、前記ユーザ関係者の連絡先情報を参照し、前記ユーザ関係者が利用するユーザ関係者端末に向けて前記WEBページにアクセスするためのアクセス情報を送信するアクセス情報送信部と、前記アクセス情報を利用した前記ユーザ関係者端末に前記WEBページを公開する追悼ページ公開部と、を備え、前記関係者情報取得部は、前記ユーザの親族の前記連絡先情報を取得し、前記通信部は、前記追悼ページ公開部によって前記WEBページが公開された後に、前記ユーザの親族が利用するユーザ親族端末に向けて前記ユーザの葬儀に関する情報を送信し、前記ユーザ親族端末から前記ユーザの葬儀に関する返信情報を受信し、前記ユーザの葬儀に関する返信情報を受信した後に、前記ユーザ親族端末を通じた指示を受け付けて、前記ユーザ関係者端末に向けて前記ユーザの訃報案内及び/又は法要案内に関する情報を送信し、前記追悼ページ提供装置は、前記ユーザを追悼する前記WEBページを提供し、かつ、前記ユーザの葬儀の請け負いサービスを提供すること、により解決される。
上記構成により、追悼WEBページの提供サービスから、葬儀の請け負いサービスに至るまで、一気通貫したサービスを提供することができる。
このとき、前記関係者情報取得部は、前記ユーザの親族及び/又は特定のユーザ関係者の前記連絡先情報を取得し、前記通信部は、複数回数、前記ユーザ端末に向けて前記問合せ情報を送信し、前記生死判定部が、複数回数の前記問合せ情報に対し一定期間、前記返信情報を受信しなかったと判定したとき、前記ユーザから予め所定の指示を受け付けた場合には、前記通信部は、前記連絡先情報を参照し、前記ユーザの親族が利用するユーザ親族端末及び/又は前記特定のユーザ関係者が利用する前記ユーザ関係者端末に向けて前記問合せ情報を送信し、前記生死判定部は、前記ユーザ親族端末及び/又は特定の前記ユーザ関係者端末から前記ユーザの死亡に関する前記返信情報を受信したと判定したときに、あるいは前記問合せ情報に対し一定期間、前記返信情報を受信しなかったと判定したときに、前記ユーザが死亡したものと判定すると良い。
上記構成により、ユーザから予め所定の指示を受け付けた場合には、ユーザの安否確認にあたってユーザとの連絡が途絶えた場合に限り、さらにユーザの親族又は親しい友人に連絡を取ることとし、ユーザの生死を判定する。
そうすることで、ユーザが生存しているにもかかわらず、ユーザの追悼WEBページを公開してしまうことを極力防止することができる。例えば、長期入院等の個人的な理由によってユーザ本人との連絡が取れないことを想定して対応することができる。
また、ユーザとの連絡が途絶えた場合に限り、ユーザの家族(親しい友人)に連絡を取ることで、ユーザの親族や友人の手を必要以上に煩わせることもない。
なお、ユーザから予め所定の指示を受け付けていない場合には、ユーザ本人との連絡が途絶えたことをもって、追悼WEBページを公開(自動公開)することができる。
このとき、前記WEBページを介して前記ユーザ関係者による追悼メッセージと、前記ユーザとの関係性に関する情報とを含む追悼メッセージデータを受け付ける追悼メッセージ受付部と、前記追悼メッセージデータに含まれる前記追悼メッセージの内容と、前記ユーザとの関係性に関する情報とに基づいて、前記WEBページに前記追悼メッセージを公開するか否かを決定するメッセージ公開決定部と、を備えていると良い。
上記構成により、ユーザの友人から追悼メッセージを受け付けて、追悼WEBページ内のアルバム内に追悼メッセージを掲載することができる。
また、追悼メッセージの投稿にあたっては、投稿者は、ユーザとの関係性(例えばユーザの小学校の友人など)についても登録する必要がある。そして、追悼ページ提供装置は、登録情報に基づいて追悼メッセージを公開するか否かを決定する。そうすることで、投稿者の属性情報を把握することができる。また、荒らし行為を防止することもできる。
なお、投稿にあたっては、投稿者の個人情報についても登録してもらうと良い。
このとき、前記ユーザ関係者端末のユーザアカウントに対し、前記WEBページの閲覧において複数の権限レベルの中から所定の権限レベルを設定する権限設定部を備え、前記追悼ページ公開部は、前記権限設定部によって設定された前記権限レベルに応じて、前記WEBページの公開内容を制限すると良い。
上記構成により、閲覧者の権限レベルに応じて追悼WEBページの閲覧内容を制限することができる。そうすることで、特定の友人(例えば大学の友人)に対してのみユーザからのメッセージ(大学時代のエピソード)をお伝えすることができる。あるいは、事前に登録された友人に対して追悼WEBページの全てを閲覧可能な設定とし、それ以外の不特定多数の人(例えば人伝てに追悼WEBページの存在を知った人)に対しては追悼WEBページの一部しか閲覧できない設定とすることができる。
また前記課題は、ネットワークを介した通信を利用して、ユーザとの関わりを持つユーザ関係者に対し、前記ユーザが死亡した後に前記ユーザを追悼するためのWEBページを提供する追悼ページ提供方法であって、コンピュータが、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とを取得することと、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とに基づいて、前記ユーザを追悼するための前記WEBページを作成することと、前記ユーザ関係者の連絡先情報を取得することと、前記ユーザが利用するユーザ端末に向けて問合せ情報を送信し、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する返信情報を受信することと、前記ユーザ端末との通信結果に基づいて前記ユーザの生死を判定することと、前記ユーザが死亡したと判定されたとき、前記ユーザ関係者の連絡先情報を参照し、前記ユーザ関係者が利用するユーザ関係者端末に向けて前記WEBページにアクセスするためのアクセス情報を送信することと、前記アクセス情報を利用した前記ユーザ関係者端末に前記WEBページを公開することと、を実行し、前記ユーザの生死を判定するにあたって、前記ユーザから前記ユーザ端末を通じて前記問合せ情報に対し一定期間、前記返信情報を受信しなかったと判定したとき、前記ユーザが死亡したものと判定し(但し、前記ユーザの親族が利用するユーザ親族端末、前記ユーザ関係者端末から前記返信情報を受信し、前記ユーザの生死を判定するものを除く。)、前記WEBページが公開された後に、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する前記返信情報を受信した場合、前記ユーザが生存しているものと判定し、前記WEBページを公開状態から非公開状態に変更することで前記WEBページの公開を止めること、によっても解決される。
また前記課題は、ネットワークを介した通信を利用して、ユーザとの関わりを持つユーザ関係者に対し、前記ユーザが死亡した後に前記ユーザを追悼するためのWEBページを提供する追悼ページ提供方法であって、コンピュータが、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とを取得することと、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とに基づいて、前記ユーザを追悼するための前記WEBページを作成することと、前記ユーザ関係者の連絡先情報を取得することと、前記ユーザが利用するユーザ端末に向けて問合せ情報を送信し、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する返信情報を受信することと、前記ユーザ端末との通信結果に基づいて前記ユーザの生死を判定することと、前記ユーザが死亡したと判定されたとき、前記ユーザ関係者の連絡先情報を参照し、前記ユーザ関係者が利用するユーザ関係者端末に向けて前記WEBページにアクセスするためのアクセス情報を送信することと、前記アクセス情報を利用した前記ユーザ関係者端末に前記WEBページを公開することと、を実行し、前記コンピュータが、前記ユーザの親族の前記連絡先情報を取得し、前記WEBページが公開された後に、前記ユーザの親族が利用するユーザ親族端末に向けて前記ユーザの葬儀に関する情報を送信し、前記ユーザ親族端末から前記ユーザの葬儀に関する返信情報を受信し、前記ユーザの葬儀に関する返信情報を受信した後に、前記ユーザ親族端末を通じた指示を受け付けて、前記ユーザ関係者端末に向けて前記ユーザの訃報案内及び/又は法要案内に関する情報を送信することを実行し、前記追悼ページ提供方法は、前記ユーザを追悼する前記WEBページを提供し、かつ、前記ユーザの葬儀の請け負いサービスを提供すること、によっても解決される。
本発明の追悼ページ提供装置及び追悼ページ提供方法によれば、ユーザの親族や友人の手を極力煩わせることなく、ユーザの死亡後にユーザの追悼WEBページを提供することが可能となる。
また、ユーザ本人との連携が途絶えたときに、ユーザの追悼WEBページを提供することが可能となる。
追悼ページ提供システム全体の構成図である。 追悼ページ提供システムのハードウェア構成図である。 追悼ページ提供システムの機能を説明する図である。 ユーザ属性データの一例を示す図である。 ユーザ思い出データの一例を示す図である。 問合せデータの一例を示す図である。 返信データの一例を示す図である。 2回目以降の問合せデータの一例を示す図である。 追悼WEBページ(自分史)の一例を説明する図である。 追悼WEBページ(寄せ書き)の一例を説明する図である。 追悼WEBページ(寄せ書き)の一例を説明する図である。 追悼ページ提供方法の一例を示す処理フロー図である。
以下、本発明の実施形態について図1~図12を参照して説明する。
本実施形態の追悼ページ提供システムSは、ネットワークを介した通信を利用して、ユーザとの関わりを持つユーザ関係者に対し、ユーザが死亡した後にユーザを追悼するためのWEBページを提供することを実現するシステムである。
本システムを利用することで、ユーザの親族や友人の手を極力煩わせることなく、ユーザの死亡後にユーザの追悼WEBページを提供することができる。つまりは、ユーザ本人との連携が途絶えたときにユーザの追悼WEBページを提供することができる。
追悼ページ提供システムSは、図1に示すように、追悼ページ提供装置1と、追悼ページ提供装置1とネットワークを通じてそれぞれ接続され、追悼WEBページの作成を希望するユーザが利用するユーザ端末100と、ユーザの親族(例えばユーザの家族)が利用するユーザ親族端末200と、ユーザとの関わりを持つユーザ関係者(例えばユーザの友人)が利用するユーザ関係者端末300と、から主に構成されている。
「ユーザ関係者」とは、ユーザの死亡後にユーザの追悼WEBページを閲覧してほしいとユーザが考えている友人(親しい友人)である。具体的には、ユーザ(ユーザ端末100)から追悼ページ提供装置1に送信された連絡先リストに挙げられた友人である。言い換えれば、ユーザの死亡後に、追悼ページ提供装置1から追悼WEBページにアクセスする情報をお知らせするユーザの友人である。
なお、ユーザ関係者は、ユーザによって指定された友人に限られなくても良い。例えば、ユーザとの交流があった者、ユーザのことを知っていた者、ユーザの死亡後に知った者を含むものであっても良い。
追悼ページ提供装置1は、図1、図2に示すように、ユーザ端末100、ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300とデータ通信を行うクラウドサーバーである。
追悼ページ提供装置1は、ユーザ(ユーザ端末100)から依頼を受け付けて追悼WEBページの作成を行い、ユーザ端末100を通じてユーザとの定期的な連絡を取り合い、ユーザとの連絡が途絶えたタイミングをもって、ユーザの親族(ユーザ親族端末200)、ユーザ関係者(ユーザ関係者端末300)にユーザの追悼WEBページを公開するソフトウェアサービスを提供する。
詳しく述べると、追悼ページ提供装置1は、まず、追悼WEBページの作成を希望するユーザ(ユーザ端末100)から「依頼(依頼データ)」を受け付けて、ユーザの属性情報(ユーザ属性データ)、ユーザに関する思い出情報(ユーザ思い出データ)を取得する。また、ユーザ端末100から、ユーザ関係者の連絡先情報(連絡先データ)を取得する。そして、ユーザの追悼WEBページの公開準備を行う。
その後、追悼ページ提供装置1は、定期又は不定期にユーザ端末100に向けて安否に関する問合せ情報(問合わせデータ)を送信し、ユーザ端末100から安否に関する返信情報(返信データ)を受信する。これらやり取りを繰り返し行う。
その後、追悼ページ提供装置1は、ユーザ端末100から一定期間、安否に関する返信情報を受信しなかったとき、ユーザが死亡したものと判定し、追悼WEBページの公開を行う。そして、ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300に向けて追悼WEBページにアクセスするためのアクセス情報(アクセス情報データ)を送信し、当該アクセス情報を利用したこれら端末200、300にWEBページを公開する。
その後、追悼ページ提供装置1は、ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300から追悼メッセージ(追悼メッセージデータ)を受け付けて、追悼WEBページ上に追悼メッセージを併せて公開する。
そのほか、追悼ページ提供装置1は、追悼WEBページが公開された後に、ユーザの親族(ユーザ親族端末200)にユーザの葬儀に関する情報(例えば葬儀手配のお知らせ)を送信することができる。また、ユーザの親族の指示を受け付けて、ユーザ関係者(ユーザ関係者端末300)に訃報案内や法要案内等を送信することができる。
なお、「ユーザの生存確認(生死判定)」にあたっては、ユーザ端末100に向けて複数回数、安否に関する問合せ情報を送信するほか、ユーザに対し電話連絡を行うこと、ユーザに対し内容証明郵便を送付すること等を組み合わせて行っても良い。
あるいは、ユーザから事前に指示を受けていれば、ユーザとの連絡が途絶えた場合に限り、ユーザの家族(ユーザ親族端末200)や親しい友人(ユーザ関係者端末300)に問合せ情報を送信し、ユーザの生存確認を行っても良い。
ユーザ端末100は、図1、図2に示すように、ユーザによって操作される情報端末であって、具体的には、PC、タブレット端末、スマートフォン等のコンピュータである。
ユーザ端末100は、追悼ページ提供装置1と接続され、追悼ページ提供装置1からソフトウェアサービスの提供を受ける。
詳しく述べると、ユーザ端末100は、自分の追悼WEBページの公開にあたって各種サービスの提供を受けるべく、追悼ページ提供装置1に向けて「依頼データ」を送信するとともに、図4に示す「ユーザ属性データ」、図5に示す「ユーザ思い出データ」を送信する。
また、ユーザ端末100は、追悼ページ提供装置1に向けてユーザ関係者の連絡先内容を示す「連絡先データ」を送信する。当該「連絡先データ」は、追悼ページ提供装置1が追悼WEBページへのアクセス情報(例えばURL)を配信するために利用される。
一方で、ユーザ端末100は、追悼ページ提供装置1からは、追悼WEBページにアクセスするための「URL」や、追悼WEBページを編集するための「専用アカウント」等を取得する。また、追悼ページ提供装置1から、定期又は不定期に図6に示す「問合わせデータ」を受信する。
ユーザは、ユーザ端末100を通じて追悼ページ提供装置1に図7に示す「返信データ」を送信する必要がある。追悼ページ提供装置1は、当該「返信データ」を受信することで、ユーザが生きているものと判定する。
ユーザ親族端末200は、図1、図2に示すように、ユーザの親族によって操作される情報端末であって、具体的には、PC、タブレット端末、スマートフォン等のコンピュータである。
ユーザ関係者端末300は、ユーザ関係者によって操作される情報端末であって、同様に、PC、タブレット端末、スマートフォン等のコンピュータである。
ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300は、追悼ページ提供装置1と接続され、追悼ページ提供装置1からソフトウェアサービスの提供を受ける。
具体的には、これら端末200、300は、追悼ページ提供装置1からユーザの追悼WEBページにアクセスするための図2に示す「アクセス情報データ」を受信し、当該アクセス情報を利用して追悼WEBページを表示画面に表示することができる。
また、これら端末200、300は、追悼ページ提供装置1に向けて、図10に示す「追悼メッセージデータ」を送信することができる。追悼ページ提供装置1は、「追悼メッセージデータ」を受け付けて、追悼WEBページに併せて掲載することができる。
そのほか、追悼WEBページが公開された後に、ユーザ又はユーザの親族から所定の指示があった場合には、ユーザ親族端末200は、追悼ページ提供装置1からユーザの葬儀に関する情報(例えば葬儀手配のお知らせ)を取得することができる。また、ユーザ関係者端末300は、追悼ページ提供装置1からユーザの訃報案内や法要案内の情報を取得することができる。
上記構成により、追悼ページ提供装置1は、ユーザの親族や友人の手を極力煩わせることなく、ユーザの死亡後にユーザの追悼WEBページを提供することができる。
また、追悼ページ提供装置1は、追悼WEBページの提供サービスから、葬儀の請け負いサービスに至るまで、一気通貫したサービスを提供することができる。
以下、より詳しく説明する。
<追悼ページ提供システムのハードウェア構成>
追悼ページ提供装置1は、図2に示すように、データの演算・制御処理装置としてのCPUと、記憶装置としてのROM、RAM、及びHDD(SSD)と、ホームネットワーク又はインターネットを通じて情報データの送受信を行う通信用インタフェースと、を有するコンピュータである。
追悼ページ提供装置1の記憶装置には、コンピュータとして必要な機能を果たすメインプログラムに加えて、追悼ページ提供プログラムが記憶されており、これらプログラムがCPU(プロセッサ)によって実行されることにより、追悼ページ提供装置1の機能が発揮されることになる。あるいは、CPU(プロセッサ)を実装した半導体集積回路又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)によって実行されても良い。
なお、ユーザ端末100、ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300についても同様のハードウェア構成を備えたコンピュータである。
<追悼ページ提供システムの機能>
追悼ページ提供装置1は、図3に示すように、機能面から説明すると、「ユーザ属性データ」、「ユーザ思い出データ」、「連絡先データ」、「問合せデータ」、「返信データ」、「アクセス情報データ」、「追悼メッセージデータ」のほか、各種プログラム及び各種データを記憶しておく記憶部10と、ユーザ情報取得部11と、関係者情報取得部12と、追悼ページ作成部13と、通信部14と、生死判定部15と、アクセス情報送信部16と、追悼ページ公開部17と、追悼メッセージ受付部18と、メッセージ公開決定部19と、権限設定部20と、を主な構成要素として備えている。
これらは、CPU(プロセッサ)、ROM、RAM、HDD、通信用インタフェース、及び各種プログラム等によって構成されている。
ユーザ端末100は、各種プログラム(各種データ)を記憶しておく記憶部110と、追悼ページ提供装置1との間で図2に示す各種データを送受信する通信部111と、追悼ページ提供装置1から提供される追悼WEBページ(公開前)を画面表示する表示部112と、ユーザ操作の入力を受け付けて操作処理を実行する操作実行部113と、を主な構成要素として備えている。
ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300は、各種プログラム(各種データ)を記憶しておく記憶部210、310と、追悼ページ提供装置1との間で図2に示す各種データを送受信する通信部211、311と、追悼ページ提供装置1から提供される追悼WEBページ(公開後)を画面表示する表示部212、312と、ユーザ操作の入力を受け付けて操作処理を実行する操作実行部213、313と、を主な構成要素として備えている。
<<記憶部に記憶されるデータ>>
記憶部10に記憶される「ユーザ属性データ」は、図2、図4に示すように、ユーザの属性を示すデータであって、ユーザ端末100から送信され、記憶部10に一元管理されて記憶されている。
ユーザ属性データは、ユーザの属性としてユーザの写真(映像)と、ユーザの名前と、ユーザの電話番号、メールアドレス及び住所と、ユーザのユーザアカウント(識別ID)及びパスワードとが少なくとも対応付けられたデータである。
ユーザの属性情報には、ユーザの生年月日、生まれた場所、学歴、趣味、好きな食べ物、嫌いな食べ物などの情報がさらに含まれていると良い。また、ユーザからのメッセージの情報がさらに含まれていると良い。これらの情報(属性情報)は、ユーザ(ユーザ端末100)からの操作指示を受け付けて更新されても良い。
なお、図4に示すユーザ属性データを見ると、ユーザの名前に「埼玉 一郎」が設定されていることが分かる。
当該ユーザ属性データを参照することで、追悼ページ提供装置1は、追悼WEBページの作成にあたって、追悼されるユーザのプロフィール情報、ユーザから閲覧者に向けたメッセージ情報を取得することができる。
「ユーザ思い出データ」は、図2、図5に示すように、ユーザに関する思い出情報を示すデータであって、ユーザ端末100から送信され、記憶部10に一元管理されて記憶されている。
ユーザ思い出データは、ユーザに関する思い出情報として「出生・幼少期」、「小学校」、「中学校」、「高校」、「大学」、「社会人(1)~(3)」のカテゴリごとにユーザの思い出内容と、ユーザの映像(写真)とが少なくとも対応付けられたデータである。
図5に示すユーザ思い出データを見ると、カテゴリ1「出生・幼少期」においてユーザが赤ん坊のときの写真が記録されていることが分かる。またユーザが赤ん坊のときの思い出が文章で記録されていることが分かる。
当該ユーザ思い出データを参照することで、追悼ページ提供装置1は、追悼WEBページの作成にあたって、追悼されるユーザの自分史の情報、つまりはユーザ自身の生涯あるいは半生の出来事を文章化、映像化した情報を取得することができる。
「連絡先データ」は、図2に示すように、ユーザの親族及びユーザ関係者の連絡先情報を示すデータであって、ユーザ端末100から送信され、記憶部10に一元管理されて記憶されている。
詳しく述べると、連絡先データは、ユーザの親族ごとに、ユーザ関係者ごとにユーザアカウント(識別ID)と、名前と、電話番号及びメールアドレスとが少なくとも対応付けられたデータである。
当該連絡先データを参照することで、追悼ページ提供装置1は、ユーザが死亡したと判定されたときに、ユーザ親族端末200及びユーザ関係者端末300に向けて追悼WEBページへのアクセス情報(例えばURL)を送信することができる。
なお、上記「ユーザ属性データ」、「ユーザ思い出データ」、「連絡先データ」については、ユーザ自身が作成し、ユーザ端末100を介して追悼ページ提供装置1に送信することになっているが、これらデータの一部又は全部をユーザ以外の者が作成しても良い。
例えばユーザの代理人が、ユーザから委託を受けて作成しても良い。ユーザの親族の一人がユーザの日記やアルバム等を手に入れて作成しても良い。ユーザの親しい友人が集まってユーザとの思い出に基づいて作成しても良い。あるいは、追悼ページ提供装置1の担当者が作成しても良い。
具体的なケースとして、ユーザの親族(ユーザ親族端末200)が「ユーザ属性データ」、「ユーザ思い出データ」、「連絡先データ」を作成し、追悼ページ提供装置1に送信しても良い。あるいは、ユーザの親しい友人(ユーザ関係者端末300)がこれらデータのうち一部のデータを作成しても良い。
「問合せデータ」は、図6、図8に示すように、ユーザへの問合せ内容を示すデータであって、定期又は不定期に追悼ページ提供装置1からユーザ端末100へ送信されるものである。
例えば、図6に示す問合せデータは「1回目の問合せデータ」であって、図8に示す問合せデータは、「2回目の問合せデータ」である。これら問合せデータは、記憶部10に一元管理されて記憶されている。
なお、ユーザ(ユーザ端末100)から1回目の問合せデータに対する返信(返信データ)を受け付けた場合には、追悼ページ提供装置1は、次回についても「1回目の問合せデータ」を送信する。一方で、一定期間に返信を受け付けなかった場合には、追悼ページ提供装置1は、次に「2回目の問合せデータ」を送信する。
詳しく述べると、「1回目の問合せデータ」は、専用アプリを通じて追悼ページ提供装置1からユーザ端末100に向けて送信される。
具体的な問合せ内容としては、図6に示すように、ユーザに住所の変更など、属性情報(個人情報)の変更があるか否かを問い合わせるものである。実際のところは、ユーザの安否確認(生存確認)を目的としているが、直接的な表現を避けて問い合わせを行っている。つまりは、ユーザから何らかの返信を受け付けることで、ユーザの生存を確認することができる。
なお、専用アプリを利用したやり取りを行う場合には、予めユーザ端末100に専用アプリ(追悼ページ提供アプリ)をインストールしてもらう必要がある。もちろん、専用アプリを必ず利用する必要はなく、電子メールを利用したやり取りが行われても良い。
「2回目の問合せデータ」よりも先に「返信データ」について説明する。
「返信データ」は、図7に示すように、ユーザからの返信内容を示すデータであって、ユーザ端末100から追悼ページ提供装置1へ送信され、記憶部10に一元管理されて記憶される。
詳しく述べると、「返信データ」は、専用アプリを通じてユーザ端末100から追悼ページ提供装置1に返信される。
具体的な返信内容としては、図7に示すように、ユーザの属性情報の変更があるか否かをユーザが回答するものである。ユーザによるタッチパネル操作を受け付けて、ユーザ端末100は、追悼ページ提供装置1に返信情報を送信する。
「2回目の問合せデータ」は、図8に示すように、「1回目の問合せデータ」よりも詳しい問合せ内容を示すデータとなっている。
具体的な問合せ内容としては、所定の返信期限が設定されており、当該返信期限を徒過した場合には、追悼WEBページを公開することを予告する内容となっている。
図8の具体例によると、追悼ページ提供装置1が、2022年12月20日付で2回目の問合せ情報を送信していることが分かる。また、2022年12月22日付で3回目の問合せ情報を送信していることが分かる。
2回目の問合せ情報では、ユーザに向けて早急に連絡を取るように催促する内容となっている。また、3回目の問合せ情報では、追悼WEBページの公開を予告する内容となっていることが分かる。
「アクセス情報データ」は、図2に示すように追悼WEBページにアクセスするためのアクセス情報を含むデータであって、追悼ページ提供装置1によって生成され、ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300に向けて送信されるものである。
アクセス情報データを参照することで、アクセス情報を利用したこれら端末200、300が表示画面上に追悼WEBページを表示することができる。
例えば、アクセス情報データには、「追悼される人の名前」、「追悼WEBページのアクセスコード」、「追悼WEBページのURL」の情報が含まれている。
「アクセスコード」とは、例えば2次元バーコードであって、インターネット上のアドレス(URL)の情報が組み込まれたコードである。なお、アクセスコード及びURLのうち、どちらか一方のアクセス情報が含まれていれば良い。
ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300は、当該URLにアクセスすることで(あるいは2次元バーコードを光学的に読み取ることで)、ユーザの追悼WEBページにアクセスし、ユーザの追悼内容を閲覧することができる。
「追悼メッセージデータ」は、図2、図10、図11に示すように、ユーザを追悼する追悼メッセージと、ユーザとの関係性に関する情報とを含むデータであって、ユーザ親族端末200又はユーザ関係者端末300から送信され、記憶部10に一元管理されて記憶されている。
詳しく述べると、追悼メッセージデータには、追悼する者のユーザアカウントと、名前と、追悼文章と、映像(写真又動画)と、故人との関係性と、故人の時代別のカテゴリとが少なくとも対応付けられたデータである。
追悼する者は、既にユーザアカウントを利用しているため(追悼WEBページにログインしているため)、新たに「ユーザアカウント」及び「名前」を入力又は選択する必要はない。
追悼メッセージデータに含まれる「映像」は、故人と一緒に写った映像であることが要求される。また、追悼メッセージデータに含まれる「故人との関係性」については、複数設定された故人との関係性の候補の中から選択される必要がある。
なお、故人との関係性については、例えば「幼馴染」、「小学校の友人」、「中学校の友人」、「大学の友人」等の項目がある。
上記追悼メッセージデータを受け付けることで、追悼ページ提供装置1は、図10に示すように、追悼WEBページの寄せ書きの表示領域において追悼者からの追悼メッセージを掲載することができる。
なお、追悼者から所定の操作指示を受け付けることで、追悼ページ提供装置1は、追悼メッセージを「全員公開」とするか、一部の閲覧者のみが閲覧可能とする「限定公開」とするかを設定することができる。
以下、追悼ページ提供装置1によって提供される(1)追悼WEBページの作成機能と、(2)ユーザの安否確認機能と、(3)追悼WEBページの公開機能と、(4)ユーザの葬儀に関する情報提供機能とについて詳しく説明する。
<<(1)追悼WEBページの作成>>
まず、ユーザ情報取得部11は、ユーザ端末100から、ユーザの属性情報を含む「ユーザ属性データ」(図4)と、ユーザに関する思い出情報を含む「ユーザ思い出データ」(図5)とを取得する。
また、関係者情報取得部12は、ユーザ端末100から、ユーザの親族の連絡先情報と、ユーザ関係者の連絡先情報とを含む「連絡先データ」を取得する。
詳しく述べると、ユーザが死亡する前に(ユーザ端末100とのデータ通信ができなくなる前に)、追悼ページ提供装置1は、これら「ユーザ属性データ」、「ユーザ思い出データ」及び「連絡先データ」を取得する必要がある。
なお、これらデータは、ユーザごとに分類、管理されて記憶部10に記憶される。
そして、追悼ページ作成部13が、ユーザの属性情報(ユーザ属性データ)と、ユーザに関する思い出情報(ユーザ思い出データ)とに基づいて、ユーザを追悼するための「追悼WEBページ」を作成する。
具体的には、追悼ページ作成部13は、図9に示すような「追悼WEBページ」を作成する。また、ユーザ端末100からユーザの属性の更新情報(変更情報)、ユーザに関する思い出の更新情報(変更情報)を受け付けて、適宜「追悼WEBページ」をアップデートする。
上記構成により、追悼ページ提供装置1は、ユーザの親族や友人の手を極力煩わせることなく、ユーザの生存中に「追悼WEBページ」を完成させることができる。
<<(2)ユーザの安否確認>>
まず、通信部14は、定期又は不定期にユーザ端末100に向けて図6に示す「問合せデータ」を送信し、ユーザ端末100から図7に示す「返信データ」を受信する。
そして、生死判定部15は、通信部14による通信結果に基づいてユーザの生死を判定する。
詳しく述べると、通信部14は、1カ月ごとに又は3カ月ごとにユーザ端末100に向けて「問合わせデータ」を送信する。
生死判定部15は、一定期間内にユーザ端末100から問合せ情報に対する上記「返信データ」を受信した場合には、ユーザが生存しているものと判定する。
一方で、生死判定部15は、一定期間経過しても、ユーザ端末100から問合せ情報に対する上記「返信データ」を受信しなかった場合には、ユーザが死亡したと判定する。
より詳しく述べると、通信部14は、複数回数(例えば1週間おきに3回)、ユーザ端末に向けて「問合せデータ」を送信する。
生死判定部15は、通信部14による通信結果から、複数回数の問合せ情報に対し一定期間しても、「返信データ」を受信しなかったものと判定する。
その後、ユーザ(ユーザ端末100)から予め「所定の指示」を受けていた場合(第1パターン)と、「所定の指示」を受けていない場合(第2パターン)とに分けて、生死判定部15はユーザの生死を判定する。
上記第1パターンの場合には、ユーザだけでなくユーザの親族に対してもユーザの安否確認がなされる。なお、ユーザの親族の代わりにユーザ関係者であっても良い。
具体的には、通信部14は、「連絡先データ」を参照し、ユーザ親族端末200に向けて「問合せデータ」をさらに送信する。
そして、生死判定部15は、一定期間内にユーザ親族端末200からユーザの生存に関する「返信データ」を受信した場合には、ユーザが生存しているものと判定する。
一方で、生死判定部15は、ユーザ親族端末200からユーザの死亡に関する「返信データ」を受信した場合、あるいは、問合せ情報に対し一定期間経過しても「返信データ」を受信しなかった場合には、ユーザが死亡したものと判定する。
上記第2パターンの場合には、ユーザに対してのみユーザの安否確認がなされる。
具体的には、通信部14は、ユーザ端末100に向けて最後の問合せ情報を送信する。
そして、生死判定部15は、最後の問合せ情報を送信してから一定期間経過しても「返信データ」を受信しなかった場合には、ユーザが死亡したものと判定する。
上記のようにして生死判定部15がユーザの生死を判定するところ、必ずしも100%の確率で生死判定部15がユーザの死亡を判定できるものではない。
そのため、通信部14が、追悼ページ公開部17によって追悼WEBページが公開された後に、ユーザ端末100から「返信データ」を受信した場合には、生死判定部15は、ユーザが生存しているものと判定する。つまりは、一度はユーザの死亡判定を行ったが、ユーザの死亡判定を覆してユーザの生存判定を行う。
なお、生死判定部15が、ユーザは生存しているものと判定した場合には、追悼ページ公開部17は、追悼WEBページの公開を停止する。そして、追悼ページ提供装置1(通信部14)は、再びユーザの安否確認を行う。
<<(3-1)追悼WEBページの公開>>
アクセス情報送信部16は、生死判定部15によってユーザが死亡したと判定されたとき、「連絡先データ」を参照して、ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300それぞれに向けて図2に示す「アクセス情報データ」を送信する。
そして、追悼ページ公開部17は、「アクセス情報データ」を利用したユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300に「追悼WEBページ」を公開する。
詳しく述べると、ユーザが死亡したと判定されたとき、追悼ページ公開部17は、ユーザの「追悼WEBページ」を非公開状態から公開状態に設定変更する。
なお、ユーザが一度死亡したと判定された後に、実は生存していると判定されたときは、追悼ページ公開部17は、「追悼WEBページ」を公開状態から再び非公開状態に設定変更する。
「公開状態」とは、ネットワーク通信を利用することで追悼WEBページにアクセス可能な状態を意味する。言い換えれば、追悼WEBページのアクセス情報(URL)を入手することで、各端末が追悼WEBページを表示することが可能な状態を意味する。
「非公開状態」とは、追悼WEBページにアクセス不可能な状態を意味する。
「追悼WEBページ」が公開状態に設定された後、アクセス情報送信部16は、「連絡先データ」からユーザの親族、ユーザ関係者それぞれのメールアドレスを参照して、ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300に「アクセス情報データ」を送信する。
「アクセス情報データ」には、追悼WEBページにアクセスするための二次元バーコード及びURLの情報が含まれている。
追悼ページ公開部17は、アクセス情報を用いてアクセスした各端末に「追悼WEBページ」を公開する。
そうすることで、ユーザ関係者(ユーザの親族)は、ユーザの死亡を認識し、ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300を通じて図9、図10に示す「追悼WEBページ」をウェブブラウザで閲覧することができる。
追悼WEBページは、ユーザ操作によるタブ切替によって図9に示す「自分史画面」と、図10に示す「寄せ書き画面」との間で切り替え可能となっている。
図9に示す「自分史画面」には、ユーザの属性情報と、ユーザに関する思い出情報とに基づいて作成、編集された内容が表示されている。
例えば、「自分史画面」の上側の表示領域には、ユーザの写真、ユーザの名前、ユーザの命日、ユーザからのメッセージ内容が表示されている。
また、「自分史画面」の下側の表示領域には、ユーザの「出生・幼少期」における写真、思い出内容が表示されている。
ユーザの時代別カテゴリは、「出生・幼少期」から「社会人(3)」まで複数に分けられている。
追悼ページ公開部17は、ユーザ操作の選択を受け付けて、カテゴリ「出生・幼少期」を別のカテゴリ「小学校」に切り替えて、「自分史画面」の下側の表示領域を変更することができる。
図10に示す「寄せ書き画面」には、ユーザの属性情報と、ユーザ関係者(ユーザの親族)による追悼メッセージの情報とに基づいて作成、編集された内容が表示されている。
例えば、「寄せ書き画面」の上側の表示領域には、図9と同様に、ユーザの写真、ユーザの名前、ユーザの命日、ユーザからのメッセージ内容が表示されている。
「寄せ書き画面」の下側の表示領域には、ユーザの「小学校」におけるユーザ関係者からの追悼メッセージが表示されている。
追悼ページ公開部17は、ユーザ操作の選択を受け付けて、カテゴリ「小学校」を別のカテゴリ「中学校」に切り替えて、「寄せ書き画面」の下側の表示領域を変更することができる。
<<(3-2)追悼WEBページへの投稿>>
追悼メッセージ受付部18は、追悼WEBページを介して、ユーザ関係者による追悼メッセージと、ユーザとの関係性に関する情報とを含む「追悼メッセージデータ」を受け付ける。
メッセージ公開決定部19は、「追悼メッセージデータ」に含まれる追悼メッセージの内容と、前記ユーザとの関係性に関する情報とに基づいて、追悼WEBページに前記追悼メッセージを公開するか否かを決定する。
具体的には、「追悼メッセージデータ」には、図10、図11に示すように、ユーザ関係者(追悼する者)のユーザアカウントと、名前と、追悼文章と、写真と、故人との関係性と、故人の時代別のカテゴリとが少なくとも含まれている。
追悼メッセージデータに含まれる「写真」は、故人と一緒に写った写真であることが要求される。また、追悼メッセージデータに含まれる「故人との関係性」について、複数の候補の中から適切な項目が選択される必要がある。
メッセージ公開決定部19は、追悼メッセージの内容として、「追悼文章」の中に誹謗・中傷、差別表現、公序良俗に反する表現がないこと、「写真」の中に故人が一緒に写っていることを確認する。また、選択されたカテゴリ(例えば小学校)と、「故人との関係性」について選択された項目(例えば小学校の友人)とが対応していることを確認する。
そして、メッセージ公開決定部19は、追悼メッセージの確認処理、故人との関係性の確認処理を経て、追悼WEBページに追悼メッセージを公開することを決定する。
なお、メッセージ公開決定部19による確認処理は、例えばAI(人工知能)を用いて自動で行われても良いし、追悼ページ提供装置1の運営担当者による確認処理によって行われても良い。あるいは、AIによる確認処理と、運営担当者による確認処理とを組み合わせても良い。
図10を見ると、追悼WEBページの「寄せ書き画面」の右下の表示領域には、投稿者「千葉 花子」によって追悼文章と、写真とが投稿され、公開されていることが分かる。また、写真には、故人が一緒に写っていることが分かる。
<<(3-3)追悼WEBページの閲覧制限>>
権限設定部20は、ユーザ関係者端末300のユーザアカウントに対し、追悼WEBページを閲覧する権限レベルを設定するものである。
詳しく述べると、権限設定部20は、上記ユーザアカウントに対し、複数の権限レベル(具体的には権限レベル1、2)の中から所定の権限レベルを設定する。
そして、追悼ページ公開部17は、権限設定部20によって設定された権限レベルに応じて、追悼WEBページの公開内容を制限する。
具体的には、追悼ページ公開部17は、権限レベル1(優先フラグ)のユーザ関係者端末300に対しては、追悼WEBページにおいて全てのコンテンツを表示画面に公開する(全て閲覧可能とする)。
一方で、追悼ページ公開部17は、権限レベル2(通常フラグ)のユーザ関係者端末300に対しては、追悼WEBページにおいて一部のコンテンツを公開しないことにする(閲覧不可とする)。
一部のコンテンツとは、例えば「全員公開」ではなく「限定公開」が設定された写真や文章である。
図10を見ると、追悼WEBページの「寄せ書き画面」の右下の表示領域には、投稿者「千葉 花子」によって追悼文章及び写真が投稿され、「限定公開」されていることが分かる。
なお、権限レベルに応じた閲覧制限の内容は、上記制限内容に限定されることなく、適宜変更することが可能である。例えば、権限レベルに寄らず、ユーザ関係者が「小学校の友人」であれば、カテゴリ「小学校」に投稿された全ての追悼文章や写真を閲覧可能としても良い。
<<(4)ユーザの葬儀に関する情報提供>>
通信部14は、ユーザ又はユーザの親族から所定の指示操作があった場合には、追悼ページ公開部17によって「追悼WEBページ」が提供された後に、ユーザ親族端末200にユーザの葬儀に関する情報(例えば葬儀手配のお知らせ)を送信する。
また、通信部14は、ユーザの親族による指示操作を受け付けて、ユーザ関係者端末300に訃報案内や法要案内等を送信する。
なお、ユーザ又はユーザの親族から所定の指示操作がない場合には、通信部14が、ユーザの葬儀に関する情報を送信することはない。
上記構成による追悼ページ提供装置1であれば、ユーザの親族や友人の手を極力煩わせることなく、ユーザの死亡後に(ユーザ本人との連携が途絶えたときに)ユーザの追悼WEBページを提供することができる。
<追悼ページ提供方法>
次に、追悼ページ提供装置1によって実行される追悼ページ提供プログラム(追悼ページ提供方法)の主な処理について、図12に基づいて説明する。
本実施形態に係る上記プログラムは、記憶部10を備えた追悼ページ提供装置1の機能的な構成要素として、上述した記憶部10と、ユーザ情報取得部11と、関係者情報取得部12と、追悼ページ作成部13と、通信部14と、生死判定部15と、アクセス情報送信部16と、追悼ページ公開部17と、追悼メッセージ受付部18と、メッセージ公開決定部19と、権限設定部20と、を実現させるためのプログラムであって、追悼ページ提供装置1のプロセッサ(CPU)がこの映像処理プログラムを実行する。
図12に示す「追悼ページ提供方法」の処理フローでは、まず、ユーザ情報取得部11が、ユーザ端末100から「ユーザ属性データ」及び「ユーザ思い出データ」を取得するステップS1から始まる。
なお、追悼ページ提供装置1は、事前にユーザ(ユーザ端末100)から追悼WEBページ作成の「依頼(依頼データ)」を受け付けている。
次に、ステップS2で、関係者情報取得部12が、ユーザ端末100から、ユーザ関係者の連絡先情報を示す「連絡先データ」を取得する。
「連絡先データ」には、ユーザの親族の連絡先情報と、ユーザ関係者の連絡先情報とが含まれている。
次に、ステップS3で、追悼ページ作成部13が、ユーザ属性データと、ユーザ思い出データとに基づいて、ユーザを追悼するための「追悼WEBページ」を作成する。
具体的には、追悼ページ作成部13は、図9に示す「追悼WEBページ」を作成する。
次に、ステップS4で、通信部14が、ユーザ端末100に向けて「問合せデータ」を送信する。
そして、通信部14が、一定期間内にユーザ端末100から問合せ情報に対する「返信データ」を受信した場合には(ステップS5:Yes)、ステップS4に戻る。つまりは、通信部14は、定期又は不定期に(例えば2カ月ごとに)ユーザ端末100に向けて「問合わせデータ」を送信する。
一方で、通信部14が、一定期間内にユーザ端末100から「返信データ」を受信しなかった場合には(ステップS5:Nо)、ステップS6に進む。
次に、ステップS6で、通信部14がユーザ(ユーザ端末100)から予め「所定の指示」を受け付けていた場合には(ステップS6:Yes)、ステップS7に進む。一方で、「所定の指示」を受け付けていない場合には(ステップS6:No)、そのままステップS9に進む。
上記「所定の指示」とは、ユーザによる指示を受けて指定されるフラグであって、ユーザとの連絡が途絶えた場合に限り、ユーザの家族に安否確認を要求する指示である。
ユーザから「所定の指示」を受け付けていない場合には、ユーザとの連絡が途絶えたことをもって、追悼WEBページが公開されることになる。
次に、ステップS7で、通信部14が、ユーザ親族端末200に向けて「問合せデータ」を送信する。
そして、通信部14が、一定期間内に、ユーザ親族端末200からユーザの生存に関する「返信データ」を受信した場合には(ステップS8:Yes)、ステップS5に戻る。
一方で、通信部14が、一定期間内に、ユーザ親族端末200からユーザの死亡に関する「返信データ」を受信した場合、あるいは、一定期間経過しても「返信データ」を受信しなかった場合には(ステップS8:Nо)、ステップS9に進む。
次に、ステップS9で、生死判定部15は、通信部14による通信結果から、ユーザが死亡したものと判定する。
そして、ステップS10で、アクセス情報送信部16が、「連絡先データ」を参照して、ユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300それぞれに向けて「アクセス情報データ」を送信する。
「アクセス情報データ」には、追悼WEBページのアクセスコード、URLの情報が含まれている。
そして、ステップS11で、追悼ページ公開部17は、「アクセス情報データ」を利用したユーザ親族端末200、ユーザ関係者端末300に「追悼WEBページ」を公開する。
上記ステップS1からステップS11を経て、図12のプロセスを終了する。なお、上記ステップS2については、上記ステップS3の後に実行されても良い。
上記の追悼ページ提供方法であれば、ユーザの親族や友人の手を極力煩わせることなく、ユーザの死亡後に(ユーザ本人との連携が途絶えたときに)ユーザの追悼WEBページを提供することができる。
<その他の実施形態>
上記実施形態では、図9に示すように、追悼ページ公開部17は、ユーザの死亡後に(ユーザが死亡したと判定されたあとに)、追悼WEBページを公開するが、公開タイミングについて変更されても良い。
例えば、ユーザから指示があれば、追悼ページ公開部17は、ユーザの生存中に、追悼WEBページを公開することとしても良い。
上記実施形態では、追悼ページ公開部17は、ユーザの親族及びユーザ関係者(ユーザの友人)を対象者として追悼WEBページを公開するが、特に限定されなくても良い。
例えば、ユーザの親族のみを対象者として追悼ページを公開しても良い。あるいは、ユーザの友人のみを対象者として追悼ページを公開しても良い。
上記実施形態では、生死判定部15が、ユーザとの通信結果あるいはユーザ及びユーザの親族との通信結果に基づいてユーザの生死を判定するが、その判定手段については、上記実施形態に限定されなくても良い。
例えば、ユーザが独居の人の場合には、生死判定部15は、ユーザとの通信結果だけでユーザの生死を判定する必要があるところ、ユーザとの連絡が途絶えた場合に限り、ユーザの住まいのオーナーに連絡を取っても良い。あるいは、ユーザの住まいの区役所に連絡を取っても良い。
上記実施形態では、追悼ページ提供装置1が読み取り可能な記録媒体に追悼ページ提供プログラムが記憶されており、追悼ページ提供装置1が当該プログラムを読み出して実行することによって処理が実行される。ここで追悼ページ提供装置1が読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。
そのほか、追悼ページ提供装置1となる情報端末を利用して専用ソフトウェアを起動させて、ウェブブラウザ上で追悼ページ提供プログラムが実行されることとしても良い。
上記実施形態では、主として本発明に係る追悼ページ提供装置及び追悼ページ提供方法に関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
S 追悼ページ提供システム
1 追悼ページ提供装置
10 記憶部
11 ユーザ情報取得部
12 関係者情報取得部
13 追悼ページ作成部
14 通信部
15 生死判定部
16 アクセス情報送信部
17 追悼ページ公開部
18 追悼メッセージ受付部
19 メッセージ公開決定部
20 権限設定部
100 ユーザ端末
110 記憶部
111 通信部
112 表示部
113 操作実行部
200 ユーザ親族端末
210 記憶部
211 通信部
212 表示部
213 操作実行部
300 ユーザ関係者端末
310 記憶部
311 通信部
312 表示部
313 操作実行部

Claims (7)

  1. ネットワークを介した通信を利用して、ユーザとの関わりを持つユーザ関係者に対し、前記ユーザが死亡した後に前記ユーザを追悼するためのWEBページを提供する追悼ページ提供装置であって、
    前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とを取得するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とに基づいて、前記ユーザを追悼するための前記WEBページを作成する追悼ページ作成部と、
    前記ユーザ関係者の連絡先情報を取得する関係者情報取得部と、
    前記ユーザが利用するユーザ端末に向けて問合せ情報を送信し、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する返信情報を受信する通信部と、
    前記通信部による通信結果に基づいて前記ユーザの生死を判定する生死判定部と、
    前記生死判定部によって前記ユーザが死亡したと判定されたとき、前記ユーザ関係者の連絡先情報を参照し、前記ユーザ関係者が利用するユーザ関係者端末に向けて前記WEBページにアクセスするためのアクセス情報を送信するアクセス情報送信部と、
    前記アクセス情報を利用した前記ユーザ関係者端末に前記WEBページを公開する追悼ページ公開部と、を備え
    前記生死判定部は、前記ユーザから前記ユーザ端末を通じて前記問合せ情報に対し一定期間、前記返信情報を受信しなかったと判定したとき、前記ユーザが死亡したものと判定し(但し、前記ユーザの親族が利用するユーザ親族端末、前記ユーザ関係者端末から前記返信情報を受信し、前記ユーザの生死を判定するものを除く。)
    前記通信部が、前記追悼ページ公開部によって前記WEBページが公開された後に、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する前記返信情報を受信した場合、
    前記生死判定部は、前記ユーザが生存しているものと判定し、
    前記追悼ページ公開部は、前記WEBページを公開状態から非公開状態に変更することで前記WEBページの公開を止めることを特徴とする追悼ページ提供装置。
  2. ネットワークを介した通信を利用して、ユーザとの関わりを持つユーザ関係者に対し、前記ユーザが死亡した後に前記ユーザを追悼するためのWEBページを提供する追悼ページ提供装置であって、
    前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とを取得するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とに基づいて、前記ユーザを追悼するための前記WEBページを作成する追悼ページ作成部と、
    前記ユーザ関係者の連絡先情報を取得する関係者情報取得部と、
    前記ユーザが利用するユーザ端末に向けて問合せ情報を送信し、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する返信情報を受信する通信部と、
    前記通信部による通信結果に基づいて前記ユーザの生死を判定する生死判定部と、
    前記生死判定部によって前記ユーザが死亡したと判定されたとき、前記ユーザ関係者の連絡先情報を参照し、前記ユーザ関係者が利用するユーザ関係者端末に向けて前記WEBページにアクセスするためのアクセス情報を送信するアクセス情報送信部と、
    前記アクセス情報を利用した前記ユーザ関係者端末に前記WEBページを公開する追悼ページ公開部と、を備え
    前記関係者情報取得部は、前記ユーザの親族の前記連絡先情報を取得し、
    前記通信部は、
    前記追悼ページ公開部によって前記WEBページが公開された後に、前記ユーザの親族が利用するユーザ親族端末に向けて前記ユーザの葬儀に関する情報を送信し、
    前記ユーザ親族端末から前記ユーザの葬儀に関する返信情報を受信し、
    前記ユーザの葬儀に関する返信情報を受信した後に、前記ユーザ親族端末を通じた指示を受け付けて、前記ユーザ関係者端末に向けて前記ユーザの訃報案内及び/又は法要案内に関する情報を送信し、
    前記追悼ページ提供装置は、前記ユーザを追悼する前記WEBページを提供し、かつ、前記ユーザの葬儀の請け負いサービスを提供することを特徴とする追悼ページ提供装置。
  3. 前記関係者情報取得部は、前記ユーザの親族及び/又は特定のユーザ関係者の前記連絡先情報を取得し、
    前記通信部は、複数回数、前記ユーザ端末に向けて前記問合せ情報を送信し、
    前記生死判定部が、複数回数の前記問合せ情報に対し一定期間、前記返信情報を受信しなかったと判定したとき、
    前記ユーザから予め所定の指示を受け付けた場合には、前記通信部は、前記連絡先情報を参照し、前記ユーザの親族が利用するユーザ親族端末及び/又は前記特定のユーザ関係者が利用する前記ユーザ関係者端末に向けて前記問合せ情報を送信し、
    前記生死判定部は、前記ユーザ親族端末及び/又は特定の前記ユーザ関係者端末から前記ユーザの死亡に関する前記返信情報を受信したと判定したときに、あるいは前記問合せ情報に対し一定期間、前記返信情報を受信しなかったと判定したときに、前記ユーザが死亡したものと判定することを特徴とする請求項に記載の追悼ページ提供装置。
  4. 前記WEBページを介して前記ユーザ関係者による追悼メッセージと、前記ユーザとの関係性に関する情報とを含む追悼メッセージデータを受け付ける追悼メッセージ受付部と、
    前記追悼メッセージデータに含まれる前記追悼メッセージの内容と、前記ユーザとの関係性に関する情報とに基づいて、前記WEBページに前記追悼メッセージを公開するか否かを決定するメッセージ公開決定部と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の追悼ページ提供装置。
  5. 前記ユーザ関係者端末のユーザアカウントに対し、前記WEBページの閲覧において複数の権限レベルの中から所定の権限レベルを設定する権限設定部を備え、
    前記追悼ページ公開部は、前記権限設定部によって設定された前記権限レベルに応じて、前記WEBページの公開内容を制限することを特徴とする請求項4に記載の追悼ページ提供装置。
  6. ネットワークを介した通信を利用して、ユーザとの関わりを持つユーザ関係者に対し、前記ユーザが死亡した後に前記ユーザを追悼するためのWEBページを提供する追悼ページ提供方法であって、
    コンピュータが、
    前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とを取得することと、
    前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とに基づいて、前記ユーザを追悼するための前記WEBページを作成することと、
    前記ユーザ関係者の連絡先情報を取得することと、
    前記ユーザが利用するユーザ端末に向けて問合せ情報を送信し、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する返信情報を受信することと、
    前記ユーザ端末との通信結果に基づいて前記ユーザの生死を判定することと、
    前記ユーザが死亡したと判定されたとき、前記ユーザ関係者の連絡先情報を参照し、前記ユーザ関係者が利用するユーザ関係者端末に向けて前記WEBページにアクセスするためのアクセス情報を送信することと、
    前記アクセス情報を利用した前記ユーザ関係者端末に前記WEBページを公開することと、を実行し、
    前記ユーザの生死を判定するにあたって、前記ユーザから前記ユーザ端末を通じて前記問合せ情報に対し一定期間、前記返信情報を受信しなかったと判定したとき、前記ユーザが死亡したものと判定し(但し、前記ユーザの親族が利用するユーザ親族端末、前記ユーザ関係者端末から前記返信情報を受信し、前記ユーザの生死を判定するものを除く。)
    前記WEBページが公開された後に、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する前記返信情報を受信した場合、
    前記ユーザが生存しているものと判定し、
    前記WEBページを公開状態から非公開状態に変更することで前記WEBページの公開を止めることを特徴とする追悼ページ提供方法。
  7. ネットワークを介した通信を利用して、ユーザとの関わりを持つユーザ関係者に対し、前記ユーザが死亡した後に前記ユーザを追悼するためのWEBページを提供する追悼ページ提供方法であって、
    コンピュータが、
    前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とを取得することと、
    前記ユーザの属性情報と、前記ユーザに関する思い出情報とに基づいて、前記ユーザを追悼するための前記WEBページを作成することと、
    前記ユーザ関係者の連絡先情報を取得することと、
    前記ユーザが利用するユーザ端末に向けて問合せ情報を送信し、前記ユーザ端末から前記問合せ情報に対する返信情報を受信することと、
    前記ユーザ端末との通信結果に基づいて前記ユーザの生死を判定することと、
    前記ユーザが死亡したと判定されたとき、前記ユーザ関係者の連絡先情報を参照し、前記ユーザ関係者が利用するユーザ関係者端末に向けて前記WEBページにアクセスするためのアクセス情報を送信することと、
    前記アクセス情報を利用した前記ユーザ関係者端末に前記WEBページを公開することと、を実行し、
    前記コンピュータが、
    前記ユーザの親族の前記連絡先情報を取得し、
    前記WEBページが公開された後に、前記ユーザの親族が利用するユーザ親族端末に向けて前記ユーザの葬儀に関する情報を送信し、
    前記ユーザ親族端末から前記ユーザの葬儀に関する返信情報を受信し、
    前記ユーザの葬儀に関する返信情報を受信した後に、前記ユーザ親族端末を通じた指示を受け付けて、前記ユーザ関係者端末に向けて前記ユーザの訃報案内及び/又は法要案内に関する情報を送信することを実行し、
    前記追悼ページ提供方法は、前記ユーザを追悼する前記WEBページを提供し、かつ、前記ユーザの葬儀の請け負いサービスを提供することを特徴とする追悼ページ提供方法。
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