JP2021012499A - 試験結果報告方法及び試験結果報告システム - Google Patents

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Abstract

【課題】試験場所とは離れた場所で試験結果を確実かつ迅速に確認、承認できるようにするようにする。【解決手段】試験実施者が実施した試験の試験結果を試験管理者に報告する試験結果報告方法であって、試験実施者の試験者端末が、データの入力を行う入力モードと、画像の撮像を行う撮像モードと、を有しており、試験者端末の入力モードの画面に、試験結果の測定データを入力するための入力欄と、入力欄に対応したアイコンを表示する表示ステップと、入力欄に測定データの入力を受け付ける入力ステップと、入力モードにおいてアイコンがタップ操作されることにより、撮像モードに切り替えを行なうモード切替ステップと、撮像モードにて試験結果を示す結果画像の画像データを生成する撮像ステップと、入力ステップで入力された測定データを、撮像ステップで生成された画像データとともに試験管理者用の管理者端末に送信する送信ステップと、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、試験結果報告方法及び試験結果報告システムに関する。
例えば、建物の建設時などにおいて、コンクリートの受け入れ検査(コンクリート試験)が試験実施者(以下、試験者ともいう)によって行われている。通常、コンクリート試験の試験場所は、コンクリートの打設現場とは離れており、打設現場の管理者(以下、係員ともいう)は、試験者から連絡を受けて、立ち会いのため打設現場から試験場所に移動する。そして、係員は試験の試験結果を確認して、合格であれば、写真を撮影し、コンクリートの荷卸しを開始する。また、立ち会いの後、係員は打設現場に戻り、現場管理業務を続ける。試験者は、コンクリート試験後の後片付けを行い、次の試験に備える。
このように、受け入れ検査時には係員が立ち会いのため打設現場と試験場所との間を移動する必要があり、身体的負担や時間のロスが発生していた。そこで、例えば特許文献1には、2つの端末装置の間で通信を行うことにより、立ち会いや確認の作業を効率的に遂行できるようにしたシステムが開示されている。
特開2005−100087号公報
上述したようなシステムを用いても、試験場所で行われた試験の試験結果を、離れた場所(打設現場等)で確実に確認できるようにすることは困難であった。例えば、端末に記憶された他の画像(試験結果とは異なる画像)や他の装置で撮像された画像を試験者が送信することも可能であった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、試験場所とは離れた場所(例えば打設場所)で試験結果を確実かつ迅速に確認、承認できるようにすることにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、試験実施者が実施した試験の試験結果を試験管理者に報告する試験結果報告方法であって、前記試験実施者の試験者端末が、データの入力を行う入力モードと、画像の撮像を行う撮像モードと、を有しており、前記試験者端末の前記入力モードの画面に、前記試験結果の測定データを入力するための入力欄と、前記入力欄に対応したアイコンを表示する表示ステップと、前記入力欄に前記測定データの入力を受け付ける入力ステップと、前記入力モードにおいて前記アイコンがタップ操作されることにより、前記撮像モードに切り替えを行なうモード切替ステップと、前記撮像モードにて前記試験結果を示す試験結果画像の画像データを生成する撮像ステップと、前記入力ステップで入力された前記測定データを、前記撮像ステップで生成された前記画像データとともに前記試験管理者の管理者端末に送信する送信ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、試験場所とは離れた場所で試験結果を確実かつ迅速に確認、承認することができる。
本実施形態の試験結果報告システムの構成を示す図である。 本実施形態の試験結果報告システムのブロック図である。 本実施形態の試験結果報告システムの動作を示すフロー図である。 受入試験情報入力処理を示すフロー図である。 端末装置10における試験結果入力画面15Aを示す図である。 計器写真撮影画面15Bを示す図である。 黒板確認画面15Cを示す図である。 受入試験状況写真撮影画面15Dを示す図である。 受入試験結果送信画面15Dを示す図である。 受入承認処理を示すフロー図である。 端末装置30における試験結果確認画面35Aを示す図である。 計器写真確認画面35Bを示す図である。 受入試験状況写真確認画面35Cを示す図である。 受入試験結果承認画面35Dを示す図である。 受入試験結果却下画面35Eを示す図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
試験実施者が実施した試験の試験結果を試験管理者に報告する試験結果報告方法であって、前記試験実施者の試験者端末が、データの入力を行う入力モードと、画像の撮像を行う撮像モードと、を有しており、前記試験者端末の前記入力モードの画面に、前記試験結果の測定データを入力するための入力欄と、前記入力欄に対応したアイコンを表示する表示ステップと、前記入力欄に前記測定データの入力を受け付ける入力ステップと、前記入力モードにおいて前記アイコンがタップ操作されることにより、前記撮像モードに切り替えを行なうモード切替ステップと、前記撮像モードにて前記試験結果を示す試験結果画像の画像データを生成する撮像ステップと、前記入力ステップで入力された前記測定データを、前記撮像ステップで生成された前記画像データとともに前記試験管理者の管理者端末に送信する送信ステップと、を有することを特徴とする試験結果報告方法が明らかとなる。
このような試験結果報告方法によれば、試験場所とは離れた場所で試験結果を確実かつ迅速に確認、承認することができる。
かかる試験結果報告方法であって、前記入力欄に前記測定データが入力されることによって、前記入力モードから前記撮像モードへの切り替えが可能になり、前記撮像ステップでは、前記入力ステップで入力された前記測定データを画面に表示しながら前記画像データの生成を行うことが望ましい。
このような試験結果報告方法によれば、先に入力した数値(測定データ)と計器写真とを見比べることができる。
かかる試験結果報告方法であって、前記表示ステップにおいて、前記入力モードの画面に、予め登録された前記試験の許容値をさらに表示することが望ましい。
このような試験結果報告方法によれば、試験結果が良好であるか否かがわかりやすくなる。
かかる試験結果報告方法であって、前記管理者端末が受信した前記測定データ及び前記画像データを前記管理者が確認することによって、前記試験管理者による前記試験結果の合否の判定を受け付ける承認ステップを有することが望ましい。
このような試験結果報告方法によれば、試験場所とは離れた場所で承認することができるので、立ち会いの代替手段として利用できる。
かかる試験結果報告方法であって、前記試験は複数の試験項目について行われ、前記表示ステップでは、前記試験項目ごとに前記入力欄及び前記アイコンを表示し、前記送信ステップでは、各試験項目の前記試験結果に対して、それぞれ、前記測定データと前記画像データをともに前記管理者端末に送信することが望ましい。
このような試験結果報告方法によれば、試験項目毎に試験結果を確認することができる。
かかる試験結果報告方法であって、前記試験は複数の試験項目について行われ、各試験項目の前記試験結果画像が、それぞれ、対応する前記アイコンに取り込まれることが望ましい。
このような試験結果報告方法によれば、試験項目ごとの試験結果が分かりやすくなる。
かかる試験結果報告方法であって、前記試験は複数の試験項目について行われ、複数の前記測定データを含む黒板画像を生成する黒板画像生成ステップと、前記撮像モードにて、前記黒板画像と複数の前記試験項目の試験結果を示す全景画像とを合成した合成画像データを生成する合成画像生成ステップと、をさらに有し、前記送信ステップでは、前記合成画像データも前記管理者端末に送信することが望ましい。
このような試験結果報告方法によれば、より確実に試験結果を確認することができる。
かかる試験結果報告方法であって、前記試験は複数の試験項目について行われ、前記管理者端末が受信した前記測定データ及び前記画像データを、前記管理者が確認することによって、前記試験管理者による前記試験結果の合否の判定を受け付ける承認ステップを有し、各試験項目の前記測定データと前記画像データのうちの少なくとも1つが不良である場合、合格の判定が行われないことが望ましい。
このような試験結果報告方法によれば、誤って承認することを防止できる。
かかる試験結果報告方法であって、前記測定データ及び前記画像データは、クラウドサーバーを介して前記試験者端末から前記管理者端末に送信されることが望ましい。
このような試験結果報告方法によれば、場所を問わずサービスを利用でき、また、初期導入コストを抑えることができる。
また、試験実施者が実施した試験の試験結果を試験管理者に報告する試験結果報告システムであって、前記試験実施者の試験者端末と、前記試験管理者の管理者端末と、を備え、前記試験者端末は、通信回線を介してデータの通信を行う通信部と、画面を表示する表示部と、画像を撮像する撮像部と、データの入力を行う入力モードと、前記撮像部により撮像を行う撮像モードとを切り替える制御部と、を有し、前記表示部は、前記入力モードの前記画面に、前記試験の測定データを入力するための入力欄と、前記入力欄に対応したアイコンを表示し、前記制御部は、前記入力モードにおいて前記アイコンがタップ操作されると、前記撮像モードに切り替えを行い、前記通信部は、前記入力モードにて入力された前記測定データを、前記撮像モードにて撮像された前記試験結果を示す試験結果画像の画像データとともに送信し、前記管理者端末は、前記通信回線を介して、前記測定データと前記画像データを受信する、ことを特徴とする試験結果報告システムが明らかになる。
このような試験結果報告システムによれば、試験場所とは離れた場所で試験結果を確実かつ迅速に確認、承認することができる。
===本実施形態===
≪試験結果報告システムの構成について≫
図1は、本実施形態の試験結果報告システムの構成を示す図である。また、図2は、本実施形態の試験結果報告システムのブロック図である。
本実施形態の試験結果報告システムは、端末装置10と、管理装置20と、端末装置30を有している。端末装置10と管理装置20と端末装置30は、それぞれ、通信ネットワーク100(通信回線に相当)に接続されており、互いに通信可能になっている。通信ネットワーク100は、例えば、イーサネット(登録商標)や公衆電話回線網、無線通信網、携帯電話回線網などにより構築される、インターネット、LAN(Local Area Network)、VAN(Value Added Network)などである。
<端末装置10>
端末装置10(試験者端末に相当)は、コンクリート試験の実施者(試験実施者に相当、以下、試験者ともいう)の端末であり、試験者によって操作される。なお、本実施形態の端末装置10は、携帯することが可能なスマート端末(例えば、スマートフォン、タブレット端末など)である。端末装置10は、図2に示すように、通信部11、制御部12、記憶部13、入力部14、表示部15、撮影部16、及び、通知部17を備えている。
通信部11は、通信ネットワーク100を介して、データの送受信などを行う。本実施形態の通信部11は無線による通信の機能を備えており、通信ネットワーク100との間の通信(データの送受信)は無線によって行う。但し、無線には限られず有線で通信してもよい。
制御部12は、記憶部13に記憶されたプログラムに基づいて、端末装置10の各部の動作を制御する。なお、本実施形態では端末装置10と、後述の端末装置30には同じ製品が用いられている。このため、制御部12に、受入試験制御部12Aと、受入承認制御部12Bが設けられている(端末装置30の制御部32も同様)。そして、ユーザーのログインアカウントに応じて受入試験制御部12Aと受入承認制御部12Bの少なくとも何れかが動作するようになっている。具体的には、試験者の権限であれば、受入試験制御部12Aのみ、係員の権限であれば、受入試験制御部12A及び受入承認制御部12Bが利用可能となる。例えば、本実施形態では、端末装置10には試験者又は係員のアカウントでログインが行われ、端末装置20には係員のアカウントでログインが行われる。これにより、試験者のアカウントでログインした際には、制御部12は、受入試験制御部12Aのみが動作し、受入承認制御部12Bは動作しない(承認できない)。
記憶部13は、データやプログラムを記憶する部位である。記憶部13には、端末装置10を動作させるためのプログラムなどが記憶される。外部の記憶装置(SDカード等)を着脱可能に構成されていてもよい。なお、本実施形態では、試験結果や写真などのデータは記憶部13に記憶されないが、記憶部13に記憶させるようにしてもよい。
入力部14は、データ等の入力を行う部位である。本実施形態の入力部14は、タッチパネルを有している。但し、これには限られず、例えば、マウス、キーボード、操作ボタンなどを有していてもよい。
表示部15は、制御部12の指示に基づいて画面を表示する部位である。本実施形態の表示部15は、タッチパネル(入力部14)と兼用のディスプレイを有している。ディスプレイに表示される各画面については後述する。
撮影部16(撮像部に相当)は、撮像対象物の映像や画像を撮影(撮像)する部位である。本実施形態の撮影部16は、カメラの機能を備えており、画面(ディスプレイ)に表示された撮像対象物の画像を撮影する。
通知部17は、音、振動、発光などによって通知を行う部位である。本実施形態の通知部17はスピーカーを有しており、音による通知を行うことができる。
<管理装置20>
管理装置20は、サーバー(例えばコンピュータサーバー)で実現することができる。なお、本実施形態の管理装置20は、WEB上に存在するクラウドサーバーであり、ユーザーが通信ネットワーク100を介して利用することができる。このようなクラウドサーバーを用いると、サーバー本体や周辺機器、棚、サーバールームなどを用意する必要が無いため初期導入コストを抑えることができる。また、場所を問わずにサービスを利用することができる(現場においても利用可)。管理装置20は、通信部21、情報送信部22、試験結果更新部23、及び、記録部24を備えて構成されおり、端末装置10や端末装置30からのリクエスト(要求)に対する各種処理など、システムの各種制御、情報処理を実行する。
通信部21は、通信ネットワーク100を介して、端末装置10や端末装置30と通信可能に接続されている。そして、通信部21は、通信ネットワーク100を介して、端末装置10や端末装置30とデータの送受信を行う。
情報送信部22は、受け入れ検査の処理の際に、端末装置10や端末装置30に必要なデータ(情報)を記録部24から読み出して送信する。
試験結果更新部23は、受け入れ試験の試験結果を受け取り、記録部24の打設箇所データDBの試験結果を更新する。
記録部24は、各種の情報を記録する部位である。本実施形態の記録部24は、図2に示すようにユーザーデータDB、プロジェクトデータDB、ユーザープロジェクトデータDB、打設箇所データDB等を備えている。
ユーザーデータDBは、ユーザーに関する情報を記録するデータベースであり、ユーザーID、プロジェクトIDが含まれている。ユーザーIDは、現場管理者(係員)や試験者などのユーザーを識別するためのデータであり、システム権限データは、ユーザーのシステム管理者機能の付与に対応した権限を示すデータであり、プロジェクトIDは、ユーザーが担当する仕事内容を識別するためのデータである。このユーザーID、プロジェクトIDは、それぞれ関連付けられている。
プロジェクトデータDBは、例えば建物の建設などのプロジェクトに関する情報を記録するデータベースであり、プロジェクトID、プロジェクト情報、プロジェクト管理データが含まれる。プロジェクト情報には、例えば工事名称、現場名称、施工者、試験所名(試験業者名)などの情報が含まれる。
ユーザープロジェクトデータDBには、ユーザーID、プロジェクトID、プロジェクト権限が含まれている。プロジェクト権限は、プロジェクト内でのユーザーの権限であり、ユーザーID、プロジェクトID、プロジェクト権限はそれぞれ関連付けられて格納されている。ユーザーのログインによりユーザーIDが指定され、ログインするプロジェクトが指定されると、そのユーザーIDとプロジェクトIDに応じたプロジェクト権限データが特定される。例えば、本実施形態の場合、試験者のアカウント(試験者のユーザーID)でログインすると、承認(試験結果の承認)の権限が得られない。一方、係員のアカウント(係員のユーザーID)でログインすると、プロジェクト権限データに基づいて、承認を行うことが可能になる。
打設箇所データDBは、打設箇所(例えば、建物における階、梁、柱など)に関するデータを記録するデータベースであり、打設箇所を示す打設箇所ID、プロジェクトID、打設箇所情報などが含まれている。
打設箇所情報には、打設箇所名や打設予定日、使用するコンクリートの種類などが含まれる。また、記録部24には、各試験項目に対応する基準値や基準範囲(許容値)などの情報がコンクリートの種類毎に別途記録されている(図2の試験基準データ)。そして、例えば、プロジェクト情報に登録された打設箇所のうち何れかが選択されると、打設箇所データDBの打設箇所情報からその打設箇所に使用するコンクリートの種類が特定される。そして、そのコンクリートの種類に対応した各試験項目の基準値などの情報が試験基準データから読み出される。
また、打設箇所データDBには、試験結果のデータや、試験写真IDが格納される。なお、試験写真は試験写真IDと関連付けられて記録部24に格納されている。
<端末装置30>
端末装置30(管理者端末に相当)は、例えばコンクリート打設現場の管理者(試験管理者に相当)の端末であり、管理者(以下、係員ともいう)によって操作される。本実施形態の端末装置30は、通信部31、制御部32、記憶部33、入力部34、表示部35、撮影部36、及び、通知部37を備えている。これらの各部の構成は、端末装置10の各部と同様であるので、説明を省略する。前述したように、本実施形態では端末装置30として、端末装置10と同じ製品を用いている。そして、係員が係員のアカウントで端末装置30にログインすることにより、制御部32の受入承認制御部32Bが動作し、試験者が行った試験結果について承認を行うことができるようになっている。但し、係員が係員のアカウントで端末装置30にログインした際に、受入試験制御部32Aが動作する(受入試験画面が表示される)ようにしてもよい。そして、その後、承認画面に移行できるようにしてもよい。
なお、本実施形態では端末装置10と端末装置30を同一構成としているが、これには限られない。例えば、端末装置30が、受入試験制御部32Aや撮影部36を有していなくても良い。同様に、端末装置10が、受入承認制御部12Bを有していなくても良い。また、端末装置30及び端末装置10がスマート端末でなくてもよい(例えば、パーソナルコンピュータでもよい)。また、管理装置20の機能を端末装置30が有していてもよい(管理装置20を介さずに、端末装置10と端末装置30が通信可能であってもよい)。
≪試験結果報告システムの動作について≫
図3は、本実施形態の試験結果報告システムの動作の一例を示すフロー図である。
まず、端末装置10の制御部12は、入力部14に入力される試験者のアカウントで、試験者のログインを検出し(S101)、試験者がアクセス可能なプロジェクト一覧を表示部15に表示させる(S102)。試験者がプロジェクトを選択すると、制御部12は、その選択動作を検出し(S103)、管理装置20に選択されたプロジェクトデータの送信をリクエスト(要求)する。管理装置20は、端末装置10からのリクエストに基づき、記録部24に格納されたプロジェクトデータの各情報(データ)を読み出し、端末装置10に送信する(S104)。端末装置10の制御部12は、管理装置20からプロジェクトデータを受信し(S105)、プロジェクトに登録された打設箇所の一覧を表示する。そして表示された打設箇所のうち何れかが選択されたことを検出すると(S106)、プロジェクトデータの情報に基づき受入試験制御部12Aを動作させる。受入試験制御部12Aは、受入試験情報入力処理を実行する(S107)。
<受入試験情報入力処理>
図4は、受入試験情報入力処理の一例を示すフロー図である。また、図5は、端末装置10における試験結果入力画面15Aの一例を示す図であり、図6は、計器写真撮影画面15Bの一例を示す図である。また、図7は、黒板確認画面15Cの一例を示す図であり、図8は、受入試験状況写真撮影画面15Dの一例を示す図であり、図9は、受入試験結果送信画面15Eの一例を示す図である。
端末装置10の受入試験制御部12Aは、選択された打設箇所の情報に基づき、図5に示すような試験結果入力画面15Aを表示部15に表示させる(図4のS1071:表示ステップに相当)。これにより端末装置10は、試験結果入力モード(入力モードに相当)となる。この試験結果入力画面15Aでは、スランプや空気量などの試験項目ごとに対して、試験結果の入力欄151と、カメラ等のアイコン152(カメラ以外(目盛等)が示されている項目は画像取り込済み)が対応して表示されている。さらに、許容値のある項目には許容値欄153も表示されている。
許容値は、管理装置20の記録部24に格納された基準範囲データ(図2の試験基準データ)と打設するコンクリート種類とを照合することにより、プロジェクトデータの打設箇所毎に適切な範囲が設定されている。すなわち、打設箇所データには建物における階、梁、柱などの場所に対して使用するコンクリート種類が関連付けられており、コンクリート種類に対して各試験の許容値が予め設定されている。端末装置10は、管理装置20の記録部24からプロジェクトデータを受信する際に、打設箇所に対して予め定められた許容値も受信する。なお、これには限らず、例えば、コンクリート種類と基準範囲データを受信して、端末装置10で許容値を算出してもよい。そして、表示部15は、試験結果入力画面にこの許容値も表示する。このように許容値を表示することで、試験結果が良好であるか否かがわかりやすくなる。
図5の試験結果入力画面15Aが表示されることで、受入試験制御部12Aは、試験者から測定データの入力を受け付ける(入力ステップに相当)。図5の入力欄151には試験体の試験結果(実測値)が試験者によって入力される。例えば、試験者が入力欄151をタップ操作すると入力可能な状態となり、試験にて得られた測定値が試験者によって入力される。例えば、図5のスランプ試験の入力欄151には試験結果が20cmであることが入力されている。なお、入力された値が許容値を外れていると、通知部17が許容値から外れていることを示す通知を行うようにしてもよい。例えば、入力欄151の枠及び入力した試験結果(実測値)の文字が赤く表示されるように、注意喚起を行うようにしてもよい。
また、入力欄151への入力が完了すると、対応する試験項目のアイコン152が選択可能となる。試験者がアイコン152をタップ操作すると、受入試験制御部12Aは、表示部15による表示画面を図5の試験結果入力画面15A(試験結果入力モード)から図6に示す計器写真撮影画面15Bに切り替える(S1072:モード切替ステップに相当)。この計器写真撮影画面15Bは、試験結果(計器のメータや目盛等)を示す画像を撮像するための画面であり、当該画面の表示されるモードは、撮像モードに相当する。図6では、空気量の測定値(ラジアルメータ)が画面に表示されている。また、本実施形態では、画像を撮像するための画面と共に入力欄151に入力した内容(数値)も画面に表示されている。これにより、入力した内容を確認しながら計器写真を撮影できる。
試験者が、撮影ボタン(図において灰色の丸印で示す部位)をタップ操作することにより、撮影部16は、計器の写真を撮影する(撮像ステップに相当)。換言すると、撮影部16は、試験結果を示す計器の画像(試験結果画像に相当)の画像データを生成する。撮影後には、受入試験制御部12Aは、表示部15による表示画面を試験結果入力画面15A(試験結果入力モード)に切り替える。この際、計器写真撮影画面15Bで撮影した画像が、試験結果入力画面15Aのアイコン152の部分に取り込まれて表示される(図5参照)。このようにして、試験結果入力画面15Aには試験項目ごとに試験の測定値と、試験結果(計器の値)を示す画像が入力される。これにより試験項目ごとの試験結果が分かりやすくなる。
また、備考欄には、ロットNoや、試験時刻などのデータが自動入力される。例えば、図5ではロットNoとして1−3が入力されている。これは1ロットの3回目の試験(受入試験)であることを示している。台数や車(車番号)は任意の入力欄となる。試験所名は事前にプロジェクトに登録されている試験所名がリスト上に表示されるようになっており、試験者が所属する試験所等の組織名をリストから選ぶことができる。立会者は本試験結果の送信先を指定する。送信先として指定できるのは当該プロジェクトの係員、社外監理者のいずれかの権限で登録されているユーザーとなる。このとき係員の権限のユーザーを最低1名選択しなければ、試験結果を返信することが出来ない。これにより打設現場の管理者が必ず試験結果を確認することができる。また備考欄にも写真を登録することができるようになっており、試験中の様子等を撮影し試験結果と同時に係員に送信することができる。
備考欄の入力後、試験者が図5の「受入試験状況写真を撮影」の欄をタップ操作すると、受入試験制御部12Aは、図7に示す黒板確認画面15C(黒板画像に相当)を生成し、表示部15に表示させる(S1073)。黒板確認画面15Cには、工事名や施工者、打設箇所、コンクリートの種類(呼び名)、各測定値(測定データ)、備考情報などの情報が転記される。また備考には自由入力欄が用意され、任意の文字を入力する事ができる。
これらの入力が終わると、試験者は、図7の「次へ」の欄をタップ操作する。これにより、受入試験制御部12Aは、図5の試験結果入力画面15A(試験結果入力モード)から、撮像モードへの切り替えを行い、図8に示すような受入試験状況写真の撮影画面15Dを表示させる(S1074)。この画面内の一部には、黒板確認画面15Cで設定した黒板(黒板画像)が表示されている。また、他の部位には試験に用いた各計測機器等の全景(全景画像に相当)が撮影対象として表示されている。そして、試験者が画面内の撮影ボタン(灰色の丸印で示す部位)をタップ操作することで、各計測機器等の全景(全景画像)に、黒板(黒板画像)を合成した受入試験状況写真の画像データ(合成画像データに相当)を生成する(合成画像生成ステップに相当)。なお、一般的なコンクリートの受入試験では、係員が試験に立ち会うとともに、試験の内容や測定値を記録した黒板と、試験結果(計器等)と一緒に写真を撮影している。本実施形態では、端末装置10で受入試験状況写真を生成することにより、係員が立ち会うことなく、これらのデータを記録することができ、より確実に試験結果を確認することができる。
その後、受入試験制御部12Aは、図9に示す受入試験結果送信画面15Eを表示部15に表示させる(S1075)。
試験者は、この受入試験結果送信画面15Eに必要な連絡事項を記載し、送信欄をタップ操作する。試験結果送信画面の送信欄がタップ操作されることにより、端末装置10の通信部11は、これらの試験結果(図5の各データ)を示す受入試験情報を、管理装置20を介して端末装置30に送信する(送信ステップに相当)。本実施形態では、まず端末装置10が管理装置20に受入試験情報を送信する(図3のS108)。管理装置20は、端末装置10から受入試験情報を受信すると、受入試験終了通知を端末装置30に送信する(S109)。
端末装置30の通信部31が受入試験終了通知を受信すると(S110)、端末装置30の制御部32は、通知部37によって通知を行わせる。例えばスピーカーから音(通知音)を発生させる。
現場の係員(管理者)が、この通知に気付き、端末装置30に係員のアカウントでログインすると、端末装置30の制御部32は、このログインを検出し(S111)、管理装置20にデータ(受入試験情報)の送信をリクエスト(要求)する。
このリクエストによって、管理装置20は、プロジェクトデータ及び試験結果(受入試験情報)を端末装置30に送信する(S112)。
端末装置30は、管理装置20からプロジェクトデータ及び試験結果を受信し(S113)、プロジェクトデータの情報に基づき制御部32の受入承認制御部32Bを動作させ受入承認処理を実行する(S114)。
<受入承認処理>
図10は、受入承認処理の一例を示すフロー図である。また、図11は、端末装置30における試験結果確認画面35Aの一例を示す図である。また、図12は、計器写真確認画面35Bの一例を示す図であり、図13は、受入試験状況写真確認画面35Cの一例を示す図である。また、図14は、受入試験結果承認画面35Dの一例を示す図であり、図15は受入試験結果却下画面35Eの一例を示す図である。
端末装置30の通信部31が管理装置20からプロジェクトデータ、及び、試験結果を受信すると、制御部32(具体的には受入承認制御部32B)は、受信したデータに基づき図10のような試験結果確認画面35Aを表示部35に表示させる(S1141)。この試験結果確認画面35Aは、図5(試験結果入力画面15A)と対応しており、試験項目ごとに測定データとアイコン(画像)と許容値が表示されている。その際、許容値を外れた測定データについては、例えば、文字を赤く表示し注意喚起を行うようにしてもよい。また、備考欄や受入試験状況写真が表示されている。
係員が、この画面のアイコン(例えば、空気量の項目のアイコン)をタップ操作することにより、受入承認制御部32Bは、図12に示す計器写真確認画面35Bを表示部35に表示させる(S1142)。計器写真確認画面35Bには試験項目のアイコンに対応する計器の値(メータや目盛など)を示す写真と、測定値(測定データ)と、許容値が表示されており、また、OK(良)とNG(不良)の判定欄が表示されている。
係員がこの画面で、計器の値(写真)と測定値の欄と許容値を確認し、問題なければOKの欄をタップ操作する。一方、問題があればNGの欄をタップ操作する。これにより図11の画面(試験結果確認画面35A)に戻る。次の試験項目についても同様に確認を行う。なお、測定値が許容値から外れていると自動的にNGとなるようにしてもよい。また、通知部37が、NGであることを通知するようにしてもよい。
そして、全ての試験項目について上記の作業が終わった後、受入試験状況写真が係員によってタップ操作されると、受入承認制御部32Bは、図13の受入試験状況写真確認画面35Cを表示部35に表示させる(S1143)。但し、受入試験時と異なり受入承認時は各試験項目と受入試験状況写真の承認順序は問わない。
係員は、受入試験状況写真確認画面35Cを確認して問題なければOKの欄をタップ操作する。一方、問題があればNGの欄をタップ操作する。これにより図11の画面(試験結果確認画面35A)に戻る。
上記の全ての項目の判定の終了後、承認するか否かの判定が行われる(S1144)。なお、本実施形態では全ての項目でOKであった場合のみ承認可能となる。換言すると、各試験項目の測定データと画像データと受入試験状況写真のうち少なくとも一つがNG(不良)の場合、承認することができない。これにより、誤って承認をすることを防止できる。
全ての項目でOKの場合、係員は、図11の試験結果確認画面35Aの画面で承認の欄をタップ操作する。制御部32(受入承認制御部32B)は、承認されたことを検出し(S1144でYES)、図14に示すような受入試験結果承認画面35Dを表示部35に表示させる(S1145)。係員が、この受入試験結果承認画面35Dに、送信者(ここでは試験者)と連絡事項を記入し、送信の欄をタップ操作すると、通信部31は受入試験承認通知を送信する(図2:S115)。受入試験承認通知は、まず管理装置20へと送られ、管理装置20は受入試験承認通知を端末装置10に送信する(S116)。そして、端末装置10の通信部11は受入試験承認通知を受信し(S117)、表示部15は受入試験承認通知の表示を行なう。また、例えば、通知部17が通知を行う。これにより、試験者は、試験結果が係員に承認されたことを把握できる。
また、図10のステップS1135で承認されなかった場合(S1144でNO)、例えば、図11の試験結果確認画面で却下の欄がタップ操作された場合、受入承認制御部32Bは、図15に示すような受入試験結果却下画面35Eを表示部35に表示させる(S1146)。
係員は、この受入試験結果却下画面35Eに、送信者と連絡事項を記入する。ここでは連絡事項が必須となっており、承認不可である理由(例えば、許容値から外れている、写真がピンボケである等)を記入する。記入後、係員が送信の欄をタップ操作すると、通信部31は受入試験却下通知を送信する(図3のS118)。受入試験却下通知は、まず管理装置20へと送られ、管理装置20は受入試験却下通知を端末装置10に送信する(S119)。そして、端末装置10の通信部11は受入試験却下通知を受信し、表示部15は、受入試験却下通知とともに、例えば再試験の実施あるいは写真の再撮影が必要であることを表示する(S120)。
以上説明したように、本実施形態では、係員がコンクリートの試験に立ち会わなくても試験場所から離れた所で確実に試験結果を確認、承認することができる(立ち会いの代替え手段として利用できる)。また、図5の試験結果入力画面15Aにおいてアイコンをタップ操作して撮影した写真しか取り込めないため、例えば端末(ここでは端末装置10)内に保存された写真(他のアプリなどで撮影された写真など)や他の機器で撮影した写真を送付するなどの不正を防止することできる。これにより試験の試験結果を試験場所とは離れた場所で確実に確認することができる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
前述の実施形態では、コンクリートの受入試験についての場合を例示したが、何等これに限られず、他の試験についても適用可能である。その場合においても試験場所で行われた試験の試験結果を、試験場所とは離れた場所で確実に確認できる。
前述の実施形態では、全ての試験項目において良好(OK)でないと承認できなかったが、これには限られない。例えば、写真がピンボケであった場合に写真の撮り直しのできない項目については、その項目のみを別途承認できるようにしてもよい。すなわち2段階承認可能にしてもよい。
10 端末装置(試験者端末)、11 通信部、12 制御部、
12A 受入試験制御部、12B 受入承認制御部、
13 記憶部、14 入力部、15 表示部、
15A 試験結果入力画面、15B 計器写真撮影画面、
15C 黒板確認画面、15D 受入試験状況写真撮影画面、
15E 受入試験結果送信画面、
16 撮影部(撮像部)、17 通知部、
20 管理装置(クラウドサーバー)、21 通信部、
22 情報送信部、23 試験結果更新部、
24 記録部、
30 端末装置(管理者端末)、31 通信部、32 制御部、
32A 受入試験制御部、32B 受入承認制御部、
33 記憶部、34 入力部、35 表示部、
35A 試験結果確認画面、35B 計器写真確認画面、
35C 受入試験状況写真確認画面、35D 受入試験結果承認画面、
35E 受入試験結果却下画面、
36 撮影部、37 通知部、
100 通信ネットワーク(通信回線)、
151 入力欄、152 アイコン、153 許容値欄

Claims (10)

  1. 試験実施者が実施した試験の試験結果を試験管理者に報告する試験結果報告方法であって、
    前記試験実施者の試験者端末が、データの入力を行う入力モードと、画像の撮像を行う撮像モードと、を有しており、
    前記試験者端末の前記入力モードの画面に、前記試験結果の測定データを入力するための入力欄と、前記入力欄に対応したアイコンを表示する表示ステップと、
    前記入力欄に前記測定データの入力を受け付ける入力ステップと、
    前記入力モードにおいて前記アイコンがタップ操作されることにより、前記撮像モードに切り替えを行なうモード切替ステップと、
    前記撮像モードにて前記試験結果を示す試験結果画像の画像データを生成する撮像ステップと、
    前記入力ステップで入力された前記測定データを、前記撮像ステップで生成された前記画像データとともに前記試験管理者の管理者端末に送信する送信ステップと、
    を有することを特徴とする試験結果報告方法。
  2. 請求項1に記載の試験結果報告方法であって、
    前記入力欄に前記測定データが入力されることによって、前記入力モードから前記撮像モードへの切り替えが可能になり、
    前記撮像ステップでは、前記入力ステップで入力された前記測定データを画面に表示しながら前記画像データの生成を行う、
    ことを特徴とする試験結果報告方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の試験結果報告方法であって、
    前記表示ステップにおいて、前記入力モードの画面に、予め登録された前記試験の許容値をさらに表示する、
    ことを特徴とする試験結果報告方法。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の試験結果報告方法であって、
    前記管理者端末が受信した前記測定データ及び前記画像データを前記管理者が確認することによって、前記試験管理者による前記試験結果の合否の判定を受け付ける承認ステップを有する、
    ことを特徴とする試験結果報告方法。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の試験結果報告方法であって、
    前記試験は複数の試験項目について行われ、
    前記表示ステップでは、前記試験項目ごとに前記入力欄及び前記アイコンを表示し、
    前記送信ステップでは、各試験項目の前記試験結果に対して、それぞれ、前記測定データと前記画像データをともに前記管理者端末に送信する、
    ことを特徴とする試験結果報告方法。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の試験結果報告方法であって、
    前記試験は複数の試験項目について行われ、
    各試験項目の前記試験結果画像が、それぞれ、対応する前記アイコンに取り込まれる、
    ことを特徴とする試験結果報告方法。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の試験結果報告方法であって、
    前記試験は複数の試験項目について行われ、
    複数の前記測定データを含む黒板画像を生成する黒板画像生成ステップと、
    前記撮像モードにて、前記黒板画像と複数の前記試験項目の試験結果を示す全景画像とを合成した合成画像データを生成する合成画像生成ステップと、
    をさらに有し、
    前記送信ステップでは、前記合成画像データも前記管理者端末に送信する、
    ことを特徴とする試験結果報告方法。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の試験結果報告方法であって、
    前記試験は複数の試験項目について行われ、
    前記管理者端末が受信した前記測定データ及び前記画像データを、前記管理者が確認することによって、前記試験管理者による前記試験結果の合否の判定を受け付ける承認ステップを有し、
    各試験項目の前記測定データと前記画像データのうちの少なくとも1つが不良である場合、合格の判定が行われない、
    ことを特徴とする試験結果報告方法。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の試験結果報告方法であって、
    前記測定データ及び前記画像データは、クラウドサーバーを介して前記試験者端末から前記管理者端末に送信される、
    ことを特徴とする試験結果報告方法。
  10. 試験実施者が実施した試験の試験結果を試験管理者に報告する試験結果報告システムであって、
    前記試験実施者の試験者端末と、
    前記試験管理者の管理者端末と、
    を備え、
    前記試験者端末は、
    通信回線を介してデータの通信を行う通信部と、
    画面を表示する表示部と、
    画像を撮像する撮像部と、
    データの入力を行う入力モードと、前記撮像部により撮像を行う撮像モードとを切り替える制御部と、
    を有し、
    前記表示部は、前記入力モードの前記画面に、前記試験の測定データを入力するための入力欄と、前記入力欄に対応したアイコンを表示し、
    前記制御部は、前記入力モードにおいて前記アイコンがタップ操作されると、前記撮像モードに切り替えを行い、
    前記通信部は、前記入力モードにて入力された前記測定データを、前記撮像モードにて撮像された前記試験結果を示す試験結果画像の画像データとともに送信し、
    前記管理者端末は、前記通信回線を介して、前記測定データと前記画像データを受信する、
    ことを特徴とする試験結果報告システム。
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