JP2017062606A - 消防用設備の点検システム - Google Patents

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精一 宮崎
Seiichi Miyazaki
精一 宮崎
利明 宇田川
Toshiaki Udagawa
利明 宇田川
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Abstract

【課題】点検者が事前に点検対象となる消防用設備が施設内のどこに設置されているかを知らない場合でも点検を実施でき、且つ、点検者が虚偽の報告を行うことを防止できる消防用設備の点検システムを提供する。【解決手段】端末と、データベースを含むサーバと、端末から受信したデータを印刷するプリンタとを有する消防用設備の点検システムであって、端末は、画面と、読み取る読み取り手段と、入力手段と、判定手段と、送信手段とを有し、画面は、判定手段により、各属性情報及び各固有番号情報が一致すると判断した場合に、点検結果入力フォームを表示するとともに、入力手段により、点検結果入力フォームへの点検結果の入力が完了した際に消防用設備の点検が完了したことを表示し、送信手段は、消防用設備の点検が完了したことが画面上に表示された場合に、点検結果入力フォームに入力された点検結果を基に作成された報告書データを、プリンタに送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、消防用設備の点検システムに関する。
消火器、消火栓、火災報知機、誘導灯に代表される消防用設備は、火災が実際に発生した際に、確実に使用できるように又は作動するように、点検業者によって点検される。点検業者は、設備を保有する顧客から依頼を受けると、点検者を顧客の施設に送って、点検対象の消防用設備の点検を行わせる。
特許文献1には、現場点検管理装置と携帯端末とを有する現場点検システムが記載されている。このシステムでは、現場点検管理装置から点検計画を携帯端末にダウンロードし、携帯端末の画面上に機器設備の設置場所を表示する。
特開2011−113161号公報
点検者は、顧客の施設内に複数設置されている点検対象の消防用設備の設置場所を巡り、実際に消防用設備を確認しながら点検を行う。そのため、点検者が、施設のどこに点検対象の消防用設備が設置されているか事前に把握していないと、その場で点検対象の消防用設備を探すことになり、膨大な時間がかかるため、点検の実施が困難になる。また、点検者が、点検のわずらわしさから、実際には、点検をしていないにも関わらず、点検をした旨虚偽の報告を行う場合があった。
この点、特許文献1に記載の現場点検システムでは、携帯端末の画面上に機器設備の設置場所が表示されるため、作業者がこれを見ながら点検を行える点で便利である。しかしながら、特許文献1に記載の現場点検システムは、点検者が、点検をせずに虚偽の報告を行うという事態を防止する機能を有しておらず、なお改善の余地があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、点検者が、事前に点検対象となる消防用設備が施設内のどこに設置されているかを知らない場合でも点検を実施することができ、且つ、点検者が、点検をせずに虚偽の報告を行うという事態を防止することのできる消防用設備の点検システムを提供することを目的とする。
本発明の消防用設備の点検システムは、端末と、前記端末と接続する、データベースを含むサーバと、前記端末と接続し、前記端末から受信したデータを印刷するプリンタとを有し、前記データベースは、点検対象となる消防用設備を保有する顧客ごとの、施設内での前記消防用設備の設置場所情報と、前記消防用設備の分類及び機種を示す属性情報と前記消防用設備の固有番号情報とからなる識別情報と、前記消防用設備の分類及び機種に応じた点検項目及び点検結果の入力欄を有する点検結果入力フォームとを蓄積する消防用設備の点検システムであって、前記端末は、前記サーバから送信された前記設置場所情報及び前記点検結果入力フォームと、前記消防用設備の点検が完了したか否かの情報とを表示する機能を有する画面と、前記消防用設備に添付された記録媒体から、前記消防用設備の分類及び機種を示す属性情報と前記消防用設備の固有番号情報とを読み取る読み取り手段と、前記点検結果入力フォームに前記消防用設備の点検結果を入力する入力手段と、前記サーバから送信された前記識別情報を構成する属性情報及び固有番号情報と、前記記録媒体から読み取られた属性情報及び固有番号情報とが一致するか否かを判定する判定手段と、送信手段とを有し、前記画面は、前記判定手段により、各属性情報及び各固有番号情報が一致すると判断した場合に、前記点検結果入力フォームを表示するとともに、前記入力手段により、前記点検結果入力フォームへの点検結果の入力が完了した際に、前記消防用設備の点検が完了したことを表示し、前記送信手段は、前記消防用設備の点検が完了したことが前記画面上に表示された場合に、前記点検結果入力フォームに入力された点検結果を基に作成された報告書データを、前記プリンタに送信することを特徴とする。
また、前記データベースは、前記消防用設備が分類及び機種に応じて有する価格の情報である価格情報を更に蓄積し、前記画面は、前記報告書データを前記プリンタに送信した後で、見積書を印刷するか否かを選択する選択欄を表示し、前記送信手段は、前記画面上で見積書の印刷が選択された場合には、前記点検結果入力フォームに入力された点検結果及び前記価格情報を基に作成された見積書データを、前記プリンタに送信するように構成しても良い。
これにより、点検者が、事前に点検対象となる消防用設備が施設内のどこに設置されているかを知らない場合でも点検を実施することができ、且つ、点検者が、点検をせずに虚偽の報告を行うという事態を防止することができる。
本発明の消防用設備の点検システム100の概要を示すブロック図。 本発明の消防用設備の点検システム100のデータベース30の顧客データベース40を構成する顧客情報41、42、43、〜nにそれぞれ含まれる点検に関する情報の内容を示す概念図。 本発明の消防用設備の点検システム100の端末10の構成を示す概念図。 本発明の消防用設備の点検システム100を用いて行う点検の手順の概要を示すフロー図。 図4に示す点検の手順の一部をより詳細に示したフロー図。 図4に示す点検の手順の一部をより詳細に示したフロー図。 図4に示す点検の手順の一部をより詳細に示したフロー図。 本発明の消防用設備の点検システム100の端末10の画面11に表示されるログイン画面。 本発明の消防用設備の点検システム100の端末10の画面11に表示される顧客一覧画面。 本発明の消防用設備の点検システム100の端末10の画面11に表示される顧客詳細情報画面。 本発明の消防用設備の点検システム100の端末10の画面11に表示される点検対象となる消防用設備の設置場所画面。 本発明の消防用設備の点検システム100の端末10の画面11に表示されるバーコードBC読み取り画面。 本発明の消防用設備の点検システム100の端末10の画面11に表示される点検画面。 本発明の消防用設備の点検システム100を用いて行う点検において、報告書又は見積書を印刷する際の様子を示す図である。
本発明の一実施例である消防用設備の点検システム(スマート点検システム)100を図1〜図14を用いて説明する。
図1を参照すると、本発明の消防用設備Oの点検システム100(スマート点検システム)は、端末10と、端末10とインターネットIを介して接続されたサーバ20と、端末10と無線にて接続し、端末10から送信されたデータを受信して印刷を行うプリンタ60とを有する。
このうち、サーバ20は、データベース30を含んで構成されている。また、サーバ20は、端末10から送信される、ユーザIDとパスワードの認証を行う機能と、データベース30に登録された点検結果のデータを基に、表計算ソフトを起動して、報告書データ及び見積書データを作成する機能を有している。
ここで、図2を参照すると、データベース30は、顧客についての情報が管理される顧客データベース40を有する。顧客データベース40は、個々の顧客情報41、42、43、〜nから構成される。顧客データベース40を構成する個々の顧客情報41、42、43、〜nは、顧客のID、名称、住所、電話番号、防火管理者の電話番号、点検業者の担当者名及び点検に関する情報を含んでいる。このうち、点検に関する情報は、設置場所情報51、識別情報52、点検結果入力フォーム53、価格情報54及び登録データ55を含んでいる。
設置場所情報51は、点検対象となる消防用設備Oの、顧客の施設内での設置場所を示す情報である。また、識別情報52は、属性情報52a及び固有番号情報52bから構成される。属性情報52aは、消防用設備Oの分類(消火器、消火栓、火災報知機、誘導灯などの消防用設備の種類)及び機種を示す情報である。固有番号情報52bは、各消防用設備Oが有する固有番号についての情報である。また、点検結果入力フォーム53は、点検対象となる消防用設備Oの分類及び機種に応じた点検項目及び点検結果の入力欄を有する入力フォームである。さらに、価格情報54は、点検対象となる消防用設備Oが、分類及び機種に応じて有する価格の情報である。また、登録データ55は、消防用設備Oの点検結果のデータである。
また、図3を参照すると、端末10は、画面11と、読み取り手段12と、入力手段13と、判定手段14と、送受信手段15とを有する。端末10は、例えば、アプリケーションソフトウェアがインストールされたスマートフォンにより構成することができる。
このうち、画面11は、液晶ディスプレイにより構成される。そして、点検者がスマート点検システム100にログインするためのログイン画面(図8)、顧客データベース40に蓄積されている顧客の名称を示す顧客一覧画面(図9)、顧客一覧画面により選択された顧客のID、名称、住所等を示す顧客詳細情報画面(図10)、消防用設備Oの設置場所情報画面(図11)、バーコード読み取り画面(図12)、点検画面(図13)、消防用設備Oの異常箇所を撮影するための写真撮影画面(図示しない)、プリンタ60への報告書印刷実行画面(図示しない)、見積書印刷選択画面(図示しない)及びプリンタ60への見積書印刷実行画面(図示しない)を表示する。
ログイン画面(図8)には、ユーザIDとパスワードの入力欄が表示される。また、顧客詳細情報画面(図10)には、顧客に関する情報(顧客のID、名称、住所等)の他、設置場所情報画面(図11)へ移動するための点検開始ボタンTが表示される。
また、(消防用設備Oの)設置場所情報画面(図11)には、点検対象となる消防用設備Oの施設内での設置場所情報51、消防用設備Oの機種情報、消防用設備Oの点検が完了したか否かについての情報(状態欄)及び消防用設備Oの写真の有無についての情報が表示される。加えて、設置場所情報画面(図11)には、バーコード読み取り画面(図12)に移動するためのBARボタンbar及びサーバ20に報告書の印刷指示を出すための報告書印刷ボタンPが表示される。
さらに、点検画面(図13)には、点検結果入力フォーム53が表示される。図13の点検画面では、一例として、設置場所、設置間隔、適応性、保持措置及び備考欄が設けられた点検結果入力フォームが表示されている。加えて、点検画面(図13)には、データベース30に、点検結果入力フォームに入力した点検結果のデータを登録するための登録ボタンR、写真撮影画面に移るための写真ボタンphが表示される。
さらに、(プリンタ60への)報告書印刷実行画面には、プリンタ60へ報告書を印刷する指示を出す印刷実行ボタンが表示される。また、見積書印刷選択画面には、見積書の印刷処理を実行するか否かを選択する選択欄(見積書の印刷処理を実行しますか?「はい」「いいえ」)が表示される。さらに、プリンタ60への見積書印刷実行画面には、プリンタ60へ見積書を印刷する指示を出す印刷実行ボタンが表示される。
読み取り手段12は、点検対象となる消防用設備Oごとに添付されているバーコードBCから、情報を読み取るものである。すなわち、読み取り手段12は、バーコードBCから、消防用設備Oの分類(消火器、消火栓、火災報知機、誘導灯などの消防用設備の種類)及び機種を示す情報である属性情報と、各消防用設備Oに個別に割り振られる固有の番号についての情報である固有番号情報とを読み取る。
読み取り手段12は、カメラを含んで構成されており、カメラでバーコードBCを撮影することにより、バーコードBCに記録された各情報を読み取る。カメラでバーコードBCを撮影する際、画面11には、バーコード読み取り画面(図12)が表示される。このバーコード読み取り画面(図12)は、カメラで撮影した画像を表示するものであり、点検者はこれを見ながらバーコードBCを撮影する。
この読み取り手段12に含まれるカメラは、消防用設備Oの異常箇所を記録する撮影手段としての役割も有している。
入力手段13は、画面11上に設けられたタッチパネルにより構成される。入力手段13は、画面11に表示される、ログイン画面(図8)でのパスワード及びユーザIDの入力、点検画面(図13)での点検結果入力フォームへの入力に利用される。また、その他の画面に表示されるボタンの操作など端末10の操作全般に利用される。
判定手段14は、バーコードBCから読み取られた属性情報及び固有番号情報と、サーバ20から送信された属性情報52a及び固有番号情報52bが一致するか否かを判定する。ここで、判定手段14により、各情報が一致すると判断された場合には、画面11に点検画面(図13)が表示される。そして、点検画面(図13)において、点検者が点検結果入力フォーム53に点検結果を入力し、点検結果のデータをデータベース30に登録すると、再度消防用設備Oの設置場所情報画面(図11)が表示される。再度表示される設置場所情報画面(図11)では、消防用設備Oの点検が完了した旨が表示される(状態欄の「未」が「済」に変更される)。
送受信手段15は、送受信アンテナにより構成されている。そして、サーバ20とデータの送受信を行うとともに、プリンタ50へデータを送信する。すなわち、送受信手段12は、ログイン画面(図8)でユーザID及びパスワードが入力されると、これをサーバ20へ送信する。また、サーバ20でパスワード認証が行われると、複数の顧客情報41、42、43、〜n(名称情報のみ)を受信する。さらに、点検者が、顧客一覧画面(図9)で特定の顧客を選択すると、特定の顧客情報42(名称情報のみ)が選択されたことを示す信号をサーバ20へ送信する。また、サーバ20から名称情報以外の情報を含む特定の顧客情報42を受信する。さらに、点検画面(図13)にて登録ボタンRが押されると、点検結果のデータ(写真データ含む)をサーバ20へ送信する。また、消防用設備Oの設置場所情報画面(図11)で、報告書印刷ボタンPが押されると、サーバ20へ報告書データ作成指示を送信する。また、サーバ20により作成された報告書データを受信する。さらに、プリンタ60への報告書印刷実行画面にて、印刷実行ボタンが押されると、プリンタ60へ印刷指示及び報告書データを送信する。
また、送受信手段15は、見積書印刷選択画面に表示される選択欄のうち「はい」を選択すると、サーバ20へ見積書データ作成指示を送信する。さらに、サーバ20により作成された見積書データを受信する。また、プリンタ60への見積書印刷実行画面で印刷実行ボタンがおされると、見積書の印刷指示及び見積書データをプリンタ60へ送信する。
次に、本発明の一実施例であるスマート点検システム100を用いた点検の手順を説明する。
まず、図4を用いて、点検の手順の概要を説明する。
点検者は、まず、端末10のアプリケーションソフトを起動する(ステップS1)。すると、端末10の画面11にログイン画面(図8)が表示される(ステップS2)。そこで、点検者は、タッチパネルにより構成される入力手段13を用いて、ユーザIDとパスワードの入力を行う(ステップS3)。入力されたユーザIDとパスワードは、送受信手段15によりサーバ20へ送信される。すると、サーバ20は、ユーザIDとパスワードの認証を行う(ステップS4)。ここで、ユーザIDとパスワードが正しければ、サーバ20は、データベース30から顧客データベース40を構成する全ての顧客情報41、42、43、〜n(名称情報のみ)を読み出し、端末10に送信する。次いで、端末10の送受信手段15により、全ての顧客情報41、42、43、〜n(名称情報のみ)が受信されると、画面11には、顧客一覧画面(図9)が表示される(ステップS6)。一方、サーバ20でユーザID及びパスワードが正しくないと判断した場合は、端末10に信号を送信し、パスワードの再入力を求める(ステップS5)。
ステップS6において、顧客一覧画面(図9)が表示されると、点検者は、全ての顧客情報41、42、43、〜n(名称情報のみ)の中から、点検する顧客の顧客情報を選択する(一例として、顧客情報42を選択)。すると、送受信手段15が、サーバ20へ顧客情報42(名称情報)が選択されたことを示す信号を送信する。サーバ20は、信号を受信すると、データベース30の顧客データベース40から、顧客情報42(名称情報以外も含む)を読み出し、端末10に送信する。そして、端末10の送受信手段15により、顧客情報42(名称情報以外も含む)を受信すると、画面11には、顧客詳細情報画面(図10)が表示される(ステップS7)。ここで、点検者が点検開始ボタンTを押すと(ステップS8)、画面11に設置場所情報画面(図11)が表示される。
次いで、点検者は、端末10を用いて、消防用設備Oの点検を行う(ステップS9)。そして、顧客の施設内の全ての消防用設備Oの点検が終わると(ステップS10のYES)、点検者は端末10を操作して、プリンタ60に報告書を印刷させる(ステップS11)。一方、全ての消防用設備Oの点検が終わっていない場合(ステップS10のNO)は、点検者は、消防用設備Oの点検を続ける。その後、点検者は端末10を操作し、見積書を印刷するかを選択する(ステップS12)。見積書を印刷することを選択した場合は、プリンタ60に見積書を印刷させ(ステップS13)、点検を終了する。一方、見積書を印刷しない場合には、そのまま点検を終了する。
ここで、図4のステップS8以降の手順をより詳細に説明する。
図5を参照すると、点検者が点検開始ボタンTを押すと、端末10は画面11に設置場所情報画面(図11)を表示する。そして、点検者は、設置場所情報画面(図11)に表示される消防用設備Oの設置場所情報51を見て、点検しようとする消防用設備Oの設置場所へと向かう。
次いで、点検者は、設置場所情報画面(図11)が表示された状態で、入力手段13を利用して、BARボタンbarを押す。すると、端末10は、読み取り手段12に含まれるカメラを起動するとともに、画面11にバーコード読み取り画面(図12)を表示させる。ここで、点検者は、バーコード読み取り画面(図12)を見ながら、カメラで消防用設備OのバーコードBCを撮影する。これにより、読み取り手段12により、バーコードBCから、当該消防用設備Oの属性情報及び固有番号情報が読み取られる。
すると、判定手段14により、バーコードBCから読み取られた属性情報及び固有番号情報と、サーバ20から送信された消防用設備Oの属性情報52a及び固有番号情報52bとが比較され、両者が一致するか否かが判定される。この判定の結果、両者が一致すると判定されて初めて、画面11に点検画面(図13)(点検結果入力フォーム53)が表示される。この点検結果入力フォーム53には、点検者が点検しようとしている消防用設備Oの分類及び機種に応じた点検項目及び結果入力欄が設けられている。
そして、点検者は、消防用設備Oを実際に点検し、入力手段13を用いて、点検画面(図13)の点検結果入力フォーム53に、点検結果を入力する。この際、写真ボタンphを押し、読み取り手段12に含まれるカメラを起動して、消防用設備Oの異常箇所を撮影することもできる。
点検結果を入力した後、点検者は、点検画面(図13)の登録ボタンRを押す。これにより、点検結果入力フォーム53に入力された点検結果のデータが送受信手段15によりサーバ20に送信され(写真を撮影した場合はそのデータも送信される)る。そして、データベース30の顧客データベース40に(顧客情報42に)、登録データ55として保存される。同時に、端末10では、画面11に再度設置場所情報画面(図11)を表示するが、この際、点検を行った消防用設備Oの状態欄を「未」から「済」に変更する。これにより、点検者は、複数の消防用設備Oのうち、どの消防用設備の点検が完了しているのかを確認することが出来る。
そして、点検者は、同様の手順で、点検の済んでいない消防用設備Oの点検を行う。全ての消防用設備Oの点検が終わると、報告書の印刷手順に移る。
図6(及び図14)を参照すると、まず、点検者は、設置場所情報画面(図11)の報告書印刷ボタンPを押す。すると、端末10は、送受信手段15から報告書データ作成指示をサーバ20に送信する。ここで、サーバ20は、表計算ソフトを起動するとともに、データベース30の顧客データベース40に含まれる登録データ55を読み出しこれを挿入して、報告書データの元データを作成する。そして、この元データをPDF形式に変換して、報告書データ(PDF形式)を作成する。そして、サーバ20は、この報告書データを端末10に送信する。
端末10は、送受信手段15によりこの報告書データを受信すると、画面11に、報告書印刷実行画面を表示させる。ここで、点検者が報告書印刷実行画面に表示される印刷実行ボタンを押すと、端末10は、報告書印刷指示及び報告書データをプリンタ60へ送信する。これにより、プリンタ60から報告書が印刷される。
報告書が印刷されると、見積書の印刷手順に移る。
図7(及び図14)を参照すると、まず、端末10が、画面11に見積書印刷選択画面を表示する。この見積書印刷選択画面には、見積書の印刷処理を実行するか否かを選択する選択欄(見積書の印刷処理を実行しますか?「はい」「いいえ」)が表示される。ここで点検者は、見積書の印刷が必要になる場合(消防用設備Oに異常があり、交換が必要な場合)には「はい」を、見積書の印刷が必要ない場合(消防用設備Oに異常が無い場合)には「いいえ」を選択する。
ここで、「いいえ」を選択すれば、見積書の印刷処理は行われず、スマート点検システム100を用いた点検は終了する。
一方、点検者が「はい」を選択した場合、端末10は、送受信手段15から見積書データ作成指示をサーバ20に送信する。すると、サーバ20は、表計算ソフトを起動するとともに、データベース30の顧客データベース40に含まれる登録データ55及び価格情報54を読み出しこれを挿入して、見積書データの元データを作成する。そして、この元データをPDF形式に変換して、見積書データ(PDF形式)を作成する。そして、サーバ20は、この見積書データを端末10に送信する。
端末10は、送受信手段15によりこの見積書データを受信すると、画面11に、見積書印刷実行画面を表示させる。ここで、点検者が見積書印刷実行画面に表示される印刷実行ボタンを押すと、端末10は、見積書印刷指示及び見積書データをプリンタ60へ送信する。これにより、プリンタ60から見積書が印刷される。そして、スマート点検システム100を用いた点検が終了する。
このように、本実施例のスマート点検システム100では、端末10の画面11に、顧客の施設内での消防用設備Oの設置場所情報51が表示される。そのため、点検者が事前に点検対象となる消防用設備が施設内のどこに設置されているかを知らない場合でも、点検者は端末10の画面11に表示される設置場所情報51を参照して、消防用設備Oの設置場所に行くことができる。それゆえ、消防用設備Oの捜索に膨大な時間がかかることはなく、支障なく点検を実施することが出来る。
また、本実施例のスマート点検システム100では、点検者が、実際に消防用設備Oの設置場所に行き、消防用設備Oに添付されたバーコードBCを読み取らなければ、点検画面(図13)(点検結果入力フォーム53)が表示されず、点検結果の入力ができないようになっている。そのため、点検者が消防用設備Oの点検をせずに虚偽の報告を行う(虚偽の報告書を作成する)という事態を防止することができる。
さらに、本実施例のスマート点検システム100では、点検者が、端末10を操作して携帯するプリンタ60で印刷を行うことで、顧客先で報告書を印刷し、その場で直ぐに顧客に渡すことが出来るため、点検者及び顧客の双方にとっての利便性が向上する。
また、消防用設備Oに異常箇所が有った場合には、点検者が、顧客先で見積書を印刷し、その場で直ぐに顧客に渡すことが出来るため、点検者及び顧客の双方にとっての利便性が向上する。
なお、本発明の一実施例であるスマート点検システム100では、消防用設備OにバーコードBCを添付し、バーコードBCに記録された属性情報と固有番号情報を読み取り手段12で読み取っているが、バーコードBCの代わりにICタグを消防用設備に添付し、ICタグに記憶された属性情報と固有番号情報を読み取り手段により読み取るようにしても良い。
以上に本発明の一実施例であるスマート点検システム100を説明したが、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で、多様に変形して実施することが出来る。
100 消防用設備の点検システム(スマート点検システム)
10 端末
11 画面
12 読み取り手段
13 入力手段
14 判定手段
15 送受信手段
20 サーバ
30 データベース
40 顧客データベース
41、42、43、〜n 顧客情報
51 設置場所情報
52 識別情報
52a 属性情報
52b 固有番号情報
53 点検結果入力フォーム
54 価格情報
55 登録データ
60 プリンタ
I インターネット
O 消防用設備
BC バーコード

Claims (2)

  1. 端末と、前記端末と接続する、データベースを含むサーバと、前記端末と接続し、前記端末から受信したデータを印刷するプリンタとを有し、前記データベースは、点検対象となる消防用設備を保有する顧客ごとの、施設内での前記消防用設備の設置場所情報と、前記消防用設備の分類及び機種を示す属性情報と前記消防用設備の固有番号情報とからなる識別情報と、前記消防用設備の分類及び機種に応じた点検項目及び点検結果の入力欄を有する点検結果入力フォームとを蓄積する消防用設備の点検システムであって、
    前記端末は、
    前記サーバから送信された前記設置場所情報及び前記点検結果入力フォームと、前記消防用設備の点検が完了したか否かの情報とを表示する機能を有する画面と、
    前記消防用設備に添付された記録媒体から、前記消防用設備の分類及び機種を示す属性情報と前記消防用設備の固有番号情報とを読み取る読み取り手段と、
    前記点検結果入力フォームに前記消防用設備の点検結果を入力する入力手段と、
    前記サーバから送信された前記識別情報を構成する属性情報及び固有番号情報と、前記記録媒体から読み取られた属性情報及び固有番号情報とが一致するか否かを判定する判定手段と、
    送信手段とを有し、
    前記画面は、前記判定手段により、各属性情報及び各固有番号情報が一致すると判断した場合に、前記点検結果入力フォームを表示するとともに、前記入力手段により、前記点検結果入力フォームへの点検結果の入力が完了した際に、前記消防用設備の点検が完了したことを表示し、
    前記送信手段は、前記消防用設備の点検が完了したことが前記画面上に表示された場合に、前記点検結果入力フォームに入力された点検結果を基に作成された報告書データを、前記プリンタに送信することを特徴とする消防用設備の点検システム。
  2. 前記データベースは、前記消防用設備が分類及び機種に応じて有する価格の情報である価格情報を更に蓄積し、
    前記画面は、前記報告書データを前記プリンタに送信した後で、見積書を印刷するか否かを選択する選択欄を表示し、
    前記送信手段は、前記画面上で見積書の印刷が選択された場合には、前記点検結果入力フォームに入力された点検結果及び前記価格情報を基に作成された見積書データを、前記プリンタに送信することを特徴とする請求項1に記載の消防用設備の点検システム。
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