JP2019164691A - 電子チケット処理装置、電子チケット処理システム、電子チケット処理プログラムおよび電子チケット処理方法 - Google Patents

電子チケット処理装置、電子チケット処理システム、電子チケット処理プログラムおよび電子チケット処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子チケットを容易に検査できると共に、電子チケットを検査する場所に電源が不要である電子チケット処理装置および電子チケット処理プログラム並びに電子チケット処理方法を提供する。【解決手段】電子チケット処理装置として機能するスマートフォン20により、展示会の入場ゲートGに設置されたQRコード(登録商標)を画像データにより取り込む。この画像データが、電子チケットの利用を示すものであれば、購入済電子チケットを利用済状態とする。そうすることにより、電子チケットを検査する入場ゲートGには、電子チケットの利用を示すQRコードを配置していればよいので、特別な読取装置を配置しなくてもよい。【選択図】図1

Description

本発明は、電子チケットを処理する電子チケット処理装置、電子チケット処理システム、電子チケット処理プログラムおよび電子チケット処理方法に関するものである。
施設に入場するときや、イベントに参加する際に、入場を許可されたことを示す入場チケットが必要である。入場チケットは紙媒体に印刷されたものが使用されているが、スマートフォンの普及により電子チケットも普及し始めている。
このような電子チケットを用いて施設やイベントに入場する技術に関し、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載の「電子チケットの販売、利用及び入場管理の方法」は、光学的な手段で情報の読み取りが可能な識別子となる画像データ(以下、識別子画像)と、ハイパーテキストデータとで構成された電子チケットを、多機能携帯情報端末(以下スマートフォン)にインストールした専用アプリケーションを用いて画面上に表示し、販売者が専用のスマートフォン用アプリケーション、または専用の入場管理用機器を用いて当該電子チケットの識別子画像を読み取ることで、入場管理を行う、というものである。
特開2013−20599号公報
しかし、特許文献1に記載の「電子チケットの販売、利用及び入場管理の方法」では、入場管理を、販売者が専用のスマートフォン用アプリケーション、または専用の入場管理用機器を用いて当該電子チケットの識別子画像を読み取ることで行っているため、電子チケットを検査する場所には、スマートフォンや、入場管理用機器が必要である。
従って、大規模な施設では、数多くの入場ゲートごとに、専用のアプリケーションをインストールしたスマートフォンを準備したり、入場管理用機器を設置したりする必要がある。
また、山奥で開催される野外のコンサートなどでは、電源の確保が簡単にはできない。音響機器や照明機器への電源供給は確保できても、入場ゲートまで電源ケーブルを延ばすとなると、会場の設営が煩雑となり、設営費用も増大する。
そこで本発明は、購入済電子チケットを容易に検査できると共に、購入済電子チケットを検査する場所に電源が不要である電子チケット処理装置、電子チケット処理システム、電子チケット処理プログラムおよび電子チケット処理方法を提供することを目的とする。
本発明の電子チケット処理装置は、購入済電子チケットを検査する場所に配置された光学的読取情報を画像データとして取り込む撮影手段と、前記光学的読取情報に含まれた識別情報を、前記画像データに基づいて生成する解析手段と、前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものである場合に、購入済電子チケットを利用済状態とするチケット処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の電子チケット処理プログラムは、コンピュータを、購入済電子チケットを検査する場所に配置された光学的読取情報を画像データとして取り込む撮影手段、前記光学的読取情報に含まれた識別情報を、前記画像データに基づいて生成する解析手段、前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものである場合に、購入済電子チケットを利用済状態とするチケット処理手段として機能させることを特徴とする。
また、本発明の電子チケット処理方法は、購入済電子チケットを検査する場所に配置された光学的読取情報を撮影手段が画像データとして取り込むステップと、前記光学的読取情報に含まれた識別情報を、前記画像データに基づいて解析手段が生成するステップと、前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものである場合に、チケット処理手段が前記購入済電子チケットを利用済状態とするステップとを備えたことを特徴とする。
本発明は、撮影手段が購入済電子チケットを検査する場所に配置された光学的読取情報を取り込んだ画像データに基づいて、解析手段が購入済電子チケットの利用を示す識別情報を生成すると、チケット処理手段が購入済電子チケットを利用済状態とする。そのため、購入済電子チケットを検査する場所には、光学的読取情報を配置していればよい。
前記チケット処理手段が、前記購入済電子チケットにおける利用済状態から消去までの計時を表示手段に表示する機能を備えることができる。そうすることにより、利用者に、消去までを計時する間のうちに入場しなければならないことを、容易に認識させることができる。
前記チケット処理手段が、前記購入済電子チケットが利用済状態のときに、表示色を変化させる機能を備えることができる。利用状態の購入済電子チケットを、悪意ある者が他の装置で写真に撮り、静止画として他の装置に表示した状態で入場しようした場合でも、入場ゲートの担当者が表示色の変化が無いことに気が付くため、購入済電子チケットの偽造を防止することができる。
前記チケット処理手段が、前記表示色を時間的に選択された組み合わせにより変化させる機能を備えることができる。利用するときによって表示色が異なるので、偽造しようとしても、どの表示色で発色させればよいか分かり難くすることができる。
前記チケット処理手段は、前記購入済電子チケットを表示手段に表示するときに、現時刻を表示する機能を備えることができる。チケット処理手段が現時刻を表示手段に表示することにより、購入済電子チケットTが動画によりキャプチャされたものであっても、この動画と現時刻とを比較すれば、購入済電子チケットがキャプチャされたものか否かを判断することができる。
前記チケット処理手段は、前記購入済電子チケットに関連付けられた利用期間が過ぎたときに、前記購入済電子チケットを消去する機能を備えることができる。購入済電子チケットを利用期間内であれば何度も利用できるチケットとすることができる。
前記チケット処理手段が、前記購入済電子チケットに関連付けられた利用回数が過ぎたときに、前記購入済電子チケットを消去する機能を備えることができる。購入済電子チケットを利用回数内であれば利用できるチケットとすることができる。
本発明の電子チケット処理システムは、本発明の電子チケット処理装置と、前記電子チケット処理装置が購入済電子チケットを利用して利用済状態とするときに利用の可否を検査する運用支援装置とを備えたことを特徴とする。
前記チケット処理手段は、前記画像データから生成した前記識別情報が前記電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、前記画像データの取り込んだ位置を示す第1位置情報と前記購入済電子チケットを示す商品役務等識別情報とを利用通知として前記運用支援装置へ送信し、前記運用支援装置は、前記第1位置情報と前記電子チケットの利用場所を示す第2位置情報とを比較して、異なる場所であると判定したときに、前記電子チケット処理装置に利用不可の通知を送信することができる。
チケット処理手段が、画像データの取り込む位置を示す第1位置情報と識別情報とを利用通知として運用支援装置に送信する。運用支援装置では受信した第1位置情報と、購入済電子チケットの利用場所を示す第2位置情報と比較することで、画像データを取り込んだ位置が電子チケットの利用場所であるか否かを判断することができる。
前記チケット処理手段は、前記画像データから生成した前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、現時刻を前記運用支援装置へ送信し、前記運用支援装置は、前記購入済電子チケットが利用許可された利用許可開始時間または利用許可終了時間のいずれか一方または両方を満足しているか否かを判定し、利用時間外と判定したときに、前記電子チケット処理装置に利用不可の通知を送信することができる。
前記チケット処理手段は、前記画像データから生成した前記識別情報が前記電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、前記運用支援装置へ利用通知を送信し、前記運用支援装置は、前記識別情報に関連付けて登録された担当者端末装置に購入済電子チケットの利用を通知するものとすることができる。
チケット処理手段が、識別情報を利用通知として運用支援装置へ送信する。運用支援装置では、受信した識別情報に基づいて、この識別情報に関連付けて登録された担当者端末装置に購入済電子チケットの利用を通知する。そのため、担当者端末装置を操作する担当者は、購入済電子チケットを利用としている利用者がいることを認識することができる。
前記チケット処理手段は、前記画像データから生成した前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、前記識別情報を前記運用支援装置へ送信し、前記運用支援装置は、前記チケット処理手段からの前記識別情報が、前記購入済電子チケットに関連付けられた複数の識別情報に含まれていると判定した場合には、前記電子チケット処理装置に利用許可を送信すると共に、前記チケット処理手段からの識別情報について利用済状態とすることができる。
前記チケット処理手段は、前記画像データから生成した前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、前記識別情報と、利用者に関する情報とを前記運用支援装置へ送信し、前記運用支援装置は、前記チケット処理手段からの前記識別情報が、前記購入済電子チケットに関連付けられた複数の識別情報に含まれていると判定した場合には、前記電子チケット処理装置に利用許可を送信すると共に、前記購入済電子チケットを利用済状態とし、前記利用者に関する情報を統計情報として蓄積することもできる。
チケット処理手段は、画像データから生成した識別情報が購入済電子チケットの利用を示すものであれば、利用者に関する情報を運用支援装置へ送信し、運用支援装置が、利用者に関する情報を統計情報として蓄積することにより、購入済電子チケットを利用した利用者について統計的に把握することができる。
本発明の電子チケット処理装置によれば、購入済電子チケットを検査する場所に光学的読取情報を配置していればよいので、購入済電子チケットを読み取るための特別な読取装置が不要である。従って、本発明の電子チケット処理装置は、購入済電子チケットを容易に検査できると共に、購入済電子チケットを検査する場所に電源が不要である。
本発明の実施の形態に係る電子商取引支援システムの全体構成を示す図である。 図1に示す電子商取引支援システムにおける電子チケット処理装置として機能するスマートフォンの構成図である。 図1に示す電子商取引支援システムにおける電子商取引支援装置の構成図である。 図3に示すスマートフォンの表示手段に表示された設定画面の一例の図であり、(A)は利用者情報を登録するための設定画面、(B)は決済情報を登録するための設定画面である。 図4に示す設定画面により入力された情報を登録する際の情報の流れを説明するための図である。 購入済電子チケットを購入するための情報の流れを説明するための図である。 スマートフォンに表示された注文画面の一例を示す図である。 スマートフォンに表示された購入済電子チケットの一例を示す図である。 スマートフォンに表示された利用状態の購入済電子チケットの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電子チケット処理システムを説明するための図であり、2次元バーコードの撮影位置を示す位置情報により利用の不正を防止することを説明するための図である。 図10に示す電子チケット処理システムにて、複数の入場ゲートのそれぞれに設置された2次元バーコードを使用して、利用者が、順次、入場する状態を説明するための図である。 図10に示す電子チケット処理システムにて、複数の入場ゲートのそれぞれに設置された2次元バーコードを使用して、利用者が1回入場する状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態3に係る購入済電子チケットの利用を担当者端末装置に通知することにより利用の不正を防止することを説明するための図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る電子チケット処理装置を、電子商取引支援システムに用いられるスマートフォンを例に、図面に基づいて説明する。
本発明の実施の形態1に係る電子商取引支援システムについて、図面に基づいて説明する。本実施の形態1に係る電子商取引支援システム10は、広告媒体に表示された光学式読取情報から物品や役務を、簡単に、安全に注文することができるものである。
電子商取引支援システム10は、注文者が操作する注文者端末装置であり、電子チケット処理装置として機能するスマートフォン20と、電子商取事業者に設置された電子商取引支援装置30と、クレジットカード会社などの決済会社に設置された決済装置40と、商品または役務を提供する販売会社に設置された販売支援装置50とが、ネットワークの一例であるインターネットWを介して接続されている。
スマートフォン20は、電話機能、インターネットアクセス機能、光学式読取情報の一例である2次元バーコードを読み取る機能などを備えた携帯電話装置である。本実施の形態1では、コンピュータの一例であるこのスマートフォンに商品役務等購入プログラムをインストールすることで、注文者端末装置として機能させている。なお、図2では、注文者端末装置として機能するスマートフォン20を図示しているが、主要構成のみを図示しており、電話機能等は図示していない。
図2に示すように、スマートフォン20は、無線手段201と、情報設定手段202と、撮影手段203と、解析手段204と、画面表示手段205と、要求通知手段206と、購入履歴処理手段207と、チケット処理手段208と、表示手段209と、入力手段210と、測位手段211と、記憶手段212とを備えている。
無線手段201は、インターネットWにアクセス可能な中継局や基地局と無線通信して、インターネットWへ送信データを出力したり、インターネットWから受信データを入力したりする。
情報設定手段202は、設定画面に応じて入力された注文者に関する情報(注文者情報,決済情報,注文者識別情報)を記憶手段212に格納する。また、情報設定手段202は、注文者識別情報を、電子商取引支援装置30へ送信して、注文者に関する情報がスマートフォン20に設定されたことを通知する機能を備えている。
撮影手段203は、光学式読取情報の一例であるバーコード情報を画像データにより取り込むカメラである。
光学式読取情報は、1次元バーコードや2次元バーコード、白黒だけでなく、色を加えたカラー化により情報量を増加させた1次元バーコードや2次元バーコード、極小ドットによりコード化したドットパターンなどとすることができる。本実施の形態1では、バーコード情報として白黒の2次元バーコードの一例であるQRコード(登録商標)を採用している。
解析手段204は、画像データからバーコード情報を抽出し、バーコード情報をエンコードして、バーコード情報に格納された情報を生成する機能を備えている。
画面表示手段205は、処理に応じた画面情報を表示手段209に表示する。
要求通知手段206は、注文者が画面表示手段205により画面情報に基づいて表示された表示画面のボタンを押下したときに、ボタンに応じた通知を、要求通知として、電子商取引支援装置30へ送信する。
購入履歴処理手段207は、購入した商品または役務を電子商取引支援装置30から読み込む機能を備えている。
チケット処理手段208は、購入済電子チケットを使用した際に、購入済電子チケットを利用済状態とする機能を備えている。
表示手段209は、表示データを表示するLCDや有機ELとすることができる。入力手段210は、表示手段209の前面に設けられたタッチパネルである。
測位手段211は、スマートフォン20の位置を、経度および緯度を示す位置情報として出力するものである。測位手段211は、GPSとすることができるが、スマートフォン20の位置が特定できれば、例えば、複数の携帯電話の基地局の受信電波状況から携帯電話の位置を測位するものでもよいし、他の手段としてもよい。位置情報は2次元的な経度および緯度だけでなく、高さを示す情報を含めるようにしてもよい。
記憶手段212は、各種の情報を格納することができる。記憶手段212は、フラッシュメモリであるが、バッテリバックアップメモリとしたり、ハードディスクドライブ装置としたりするなど、不揮発性メモリとすることができる。
図3に示すように、電子商取引支援装置30は、注文者が操作するスマートフォン20と、決済装置40、販売支援装置50との間に介在して、購入の決済、商品や役務の販売を支援するサーバ(コンピュータ)である。本実施の形態1では、このコンピュータに電子商取引支援プログラムをインストールし、動作させることで、電子商取引支援装置30として機能させている。
電子商取引支援装置30は、通信手段301と、登録手段302と、商品役務情報提供手段303と、注文処理手段304と、表示手段305と、入力手段306と、記憶手段307とを備えている。
通信手段301は、インターネットWへ送信データを出力したり、インターネットWから受信データを入力したりする。
登録手段302は、注文者に関する情報(注文者情報,決済情報)、販売業者についての情報を、記憶手段307に登録する機能を有する。
商品役務情報提供手段303は、スマートフォン20からの商品役務等表示要求に応じて、記憶手段307に格納された販売商品や販売役務などの商品役務等に関する情報を読み出し、スマートフォン20へ送信する機能を備えている。
注文処理手段304は、スマートフォン20からの注文要求通知に応じて決済装置40へ決済情報および購入金額を送信し、決済装置40からの与信照会結果をスマートフォン20へ送信する機能を備えている。また、注文処理手段304は、与信照会結果が決済可能であった場合に、スマートフォン20からの購入情報および注文者情報を、販売支援装置50へ送信する機能を備えている。
表示手段305は、表示データを表示するLCDや有機EL、CRTとすることができる。入力手段306は、キーボード、マウスなどとすることができる。
記憶手段307は、登録手段302により格納される注文者に関する情報、販売業者についての情報、購入可能な物品または役務に関する情報、および注文履歴情報などを記憶する機能を有する。
決済装置40は、決済情報を受信すると、与信情報に基づいて与信照会を行い、決済可能か否かを判定して、電子商取引支援装置30へ通知すると共に、決済可能であれば、注文者が登録した金融機関に引き落としを依頼する。
販売支援装置50は、電子商取引支援装置30からの注文を受け付ける機能を備えている。
以上のように構成された本発明の実施の形態1に係る電子商取引支援システムの動作および使用状態について、図面に基づいて説明する。
まず、注文者は、スマートフォン20の商品役務等購入プログラムを起動して、表示手段209に表示された情報設定手段202による設定画面P1,P2(図4参照)に、入力手段210を操作して、注文者に関する情報(注文者情報,決済情報)を入力する。
図4(A)に示す設定画面P1により、注文者情報(利用者情報)となる、注文者の氏名(お名前、ふりがな)、性別、生年月日、住所(都道府県、市区町村、番地)、電話番号の各情報が入力される。図4(B)に示す設定画面P2により、決済情報となる、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードの各情報が入力される。
注文者情報、決済情報の入力が終わると、情報設定手段202は、図5に示すように、記憶手段212に格納する(ステップS10)。また、情報設定手段202は、スマートフォン20の電話番号に基づいて注文者識別情報を生成する。そして、情報設定手段202は、注文者識別情報と、注文者情報のうち都道府県情報および市区町村情報と、性別情報および生年月日情報とを、無線手段201を介して電子商取引支援装置30へ送信する(ステップS20)。
電子商取引支援装置30では、登録手段302が、通信手段301を介してスマートフォン20からの情報を受信すると、記憶手段307に、これらの情報を統計情報として格納する。これにより、注文者の事前設定は完了する(ステップS30)。
注文者は、図1に示す収得したチラシCを見て、チラシCに掲載された展示会に興味を持ち、注文を決めると、スマートフォン20を2次元バーコード読み取りモードにする。次に、注文者は、スマートフォン20をチラシCに表示された2次元バーコードQ1に向け、表示手段209に表示されたシャッターボタンを押下する。入力手段210がシャッターボタンの押下を検知することで、撮影手段203が2次元バーコードQ1を撮影する。
スマートフォン20では、撮影手段203が画像データを取り込み、記憶手段212に格納する。解析手段204が記憶手段212に格納された画像データから2次元バーコードQ1を読み取り分析する。
2次元バーコードQ1は、展示会の入場チケットを示す商品役務等識別情報がバーコード情報として、図形化されたものがチラシCに印刷されている。
解析手段204が、この2次元バーコードQ1に基づいて分析する。その結果、2次元バーコードQ1が商品や役務を示す商品役務等識別情報を含むものであれば、要求通知手段206は、商品役務等識別情報に、スマートフォン20を操作する注文者を識別するための注文者識別情報を付加した注文情報を、図6に示す電子商取引支援装置30のネットワーク上のアドレスに、注文画面要求通知として、無線手段201を介して送信する(ステップS110)。
電子商取引支援装置30では、2次元バーコードQ1を読み込むことで送信されるスマートフォン20からの注文画面要求通知を受信すると、まず、注文処理手段304が有効期間情報をチェックする。この有効期間情報は、記憶手段307に、物品役務識別情報に関連付けられて格納されている。注文処理手段304は、スマートフォン20から送信された物品役務識別情報に基づいて記憶手段307を検索して有効期間情報を得る。注文処理手段304は、スマートフォン20からの要求が、有効期間情報の有効開始日時情報が示す有効となる日時より過ぎているか、かつ有効期限日時情報が示す無効となる日時を過ぎていないかなどをチェックする。
電子商取引支援装置30が注文画面要求通知を受信した日時が有効期間内であれば、商品役務情報提供手段303が、スマートフォン20からの物品役務識別情報に基づいて、記憶手段307から注文画面情報を読み出し、スマートフォン20へ送信する(ステップS120)。
スマートフォン20では、画面表示手段205が、電子商取引支援装置30からの物品役務識別情報に対応する物品または役務の注文画面情報を受信して表示手段209に表示する。
注文画面情報には、商品や役務を示す写真や絵などの画像と、商品や役務の説明、価格などが含まれる。表示手段209に表示された注文画面情報に基づく注文画面P3を図7に示す。本実施の形態1では、商品が展示会の入場チケットとしているため、展示会のイメージ画像、展示会の開催期間、一般の入場料、大学生、高校生の入場料が表示されている。
注文者は、表示手段209に表示された注文画面P3の商品写真や商品説明、価格を見て、注文を決定する。注文者は、注文操作として、数量(一般の数、高校生または大学生の数)を指定して、注文画面P3に表示された注文ボタンである「電子チケットを購入」ボタンB1をタップすることで押下する。この注文操作により、要求通知手段206が、注文要求通知を電子商取引支援装置30へ送信する(ステップS130)。このとき、要求通知手段206は、スマートフォン20から電子商取引支援装置30へ、合計金額(購入金額)と、クレジットカード番号、有効期限およびセキュリティコードによる決済情報を送信する。
電子商取引支援装置30では、注文処理手段304が、スマートフォン20からの注文要求通知に応じて決済装置40へ決済情報および購入金額を、与信照会要求通知として送信する(ステップS140)。
決済会社に設置された決済装置40では、決済情報に基づいて与信照会を行い、結果を、与信照会結果通知として、電子商取引支援装置30へ通知する(ステップS150)。このとき、決済装置40は、決済可能と判断した場合には、決済処理番号を通知する。
電子商取引支援装置30では、注文処理手段304が、決済装置40からの与信照会結果をスマートフォン20へ送信すると共に、決済可能との判定であれば決済処理番号を記憶手段307に格納する。
更に、注文処理手段304は、決済装置40からの与信照会結果通知(決済の可否、決済可能であれば決済処理番号)をスマートフォン20へ送信する(ステップS160)。
スマートフォン20では、要求通知手段206が、電子商取引支援装置30からの与信照会結果を受け、決済可能との通知であれば、次の情報を、注文確定要求として、電子商取引支援装置30へ送信する(ステップS170)。
電子商取引支援装置30へ送信する情報は、注文者情報(注文者の氏名、性別、生年月日、住所、電話番号)と購入情報(商品役務等識別情報、数量、合計金額、決済処理番号、注文者識別情報)と、測位手段211から入力したスマートフォン20が所在する経度、緯度などの位置情報である。
電子商取引支援装置30では、注文処理手段304が、スマートフォン20からの決済処理番号を決済装置40へ送信することで、決済要求通知を送信する(ステップS180)。決済装置40では、この決済要求通知に基づいて決済が行われる。
また、電子商取引支援装置30では、注文処理手段304が、注文者情報と、購入情報、位置情報に、新たに生成した注文番号を関連付けて、記憶手段307に格納する。
更に、注文処理手段304は、注文番号と、注文番号に関連付けられた注文者情報と、購入情報とを、販売会社に設置された販売支援装置50へ送信する(ステップS190)。
このようにして、購入された電子チケットは、注文処理手段304により、利用前状態の購入済電子チケットとして記憶手段212に格納され、表示手段209に表示される。
表示手段209に表示された購入済電子チケットの例を、図8に示す。図8に示す例では、注文履歴画面P4を表示させることで、購入済電子チケットを表示手段209に表示させている。
次に、注文者がこの購入済電子チケットを持って、利用者として、展示会に入場するときには、入場ゲートに設置された2次元バーコードを、チラシCから読み込んだときと同じようにして、2次元バーコード読み取りモードにより読み取る。例えば、図8に示す購入済電子チケットの表示画面(注文履歴画面P4)の「読み取り」ボタンB2を押下することで、2次元バーコード読み取りモードとなり、撮影手段203による撮影モードとなる。
図1に示す、入場ゲートGに設置された2次元バーコードQ2は、展示会の購入済電子チケットの利用を示す物品役務識別情報(購入済電子チケットの利用を示す識別情報)が、バーコード情報として図形化されたものである。
撮影手段203により、2次元バーコードQ2を撮影することで、チラシCの2次元バーコードQ1を読み込んだときと同様に、撮影手段203が2次元バーコードQ2の画像データを取り込み、解析手段204が画像データから2次元バーコードQ2を分析する。
解析手段204により、2次元バーコードQ2が、記憶手段212に格納された購入済電子チケットの利用を示す物品役務識別情報であることが分析されると、チケット処理手段208は、購入済電子チケットを表示手段209に表示する。
そして、チケット処理手段208は、購入済電子チケットを利用済状態とする。図9に示すように、利用済状態となった購入済電子チケットTは、利用済状態から消去までの計時が残時間表示領域A1に表示される。本実施の形態1では、購入済電子チケットTの消去時間として10分が設定されており、残時間表示領域A1への表示を1秒ごとにカウントダウンする。また、購入済電子チケットTには、現在の日時(現時刻)が現時刻表示領域A2に表示される。
この購入済電子チケットTが利用済状態のときに、チケット処理手段208は、表示色を変化させる。例えば、何秒かごとに2色の表示色を交互に表示させることができる。
この購入済電子チケットTを表示するときの表示色の変化は、時間的に選択された組み合わせとすることができる。例えば、1週間の曜日ごとに複数色の組み合わせを変えたり、午前と午後とで複数色の組み合わせを変えたり、更に、これらの組み合わせとしたりすることができる。これらの組み合わせは主催者や運営者は認知しているため、異なる組み合わせであれば偽造であることを容易に検出することができる。
購入済電子チケットTを利用済状態としてからの計時が進み、時間が消去時間まで経過すると、チケット処理手段208は、購入済電子チケットTを記憶手段212から消去すると共に、表示手段209への表示も消去する。
そうすることで、利用者が、スマートフォン20により、再度、入場ゲートGに設置された2次元バーコードQ2を撮影しても、購入済電子チケットは既に消去されているため、チケット処理手段208は、表示手段209に、購入済電子チケットは無い旨のメッセージを表示する。従って、利用者は時間内に入場しなければ、再度の入場はできない状態となる。
本実施の形態1では、入場1回切りで消去される入場チケットを例に説明したが、期間中は購入済電子チケットが何度も利用できるようにしてもよい。そうすることで、入場チケットだけでなく、交通機関などの定期券、テーマパークのパスポート券としても使用することができる。
この場合、利用が許可された期間(利用期間)が購入済電子チケットと関連付けられて記憶手段212に格納されており、購入済電子チケットを検査する場所に配置された2次元バーコードQ2を読み込んだときに、チケット処理手段208が、利用日と、利用期間とを比較することで、利用可能か否かを判定する。そして、利用期間が過ぎれば、チケット処理手段208が購入済電子チケットを消去する。そうすることで、利用期間に何度も利用可能な電子チケットとすることができる。
更に、購入済電子チケットを利用回数で制限するようにとしてもよい。利用回数に制限を付けることにより、購入済電子チケットを、テーマパーク内のアトラクションの利用券としたり、交通機関の回数券としたりすることができる。
この場合、利用が許可された回数が購入済電子チケットと関連付けられて記憶手段212に格納されており、購入済電子チケットを検査する場所に配置された2次元バーコードQ2を読み込んだときに、チケット処理手段208が、利用回数が残っていることを判定することで、利用可能か否かを判定する。そして、利用回数を過ぎれば、チケット処理手段208が購入済電子チケットを消去する。そうすることで、利用が許可された回数分、利用可能な電子チケットとすることができる。
以上、本発明の実施の形態1に係る電子チケット処理装置として機能するスマートフォン20は、撮影手段203が電子チケットを検査する場所に配置された2次元バーコードQ2を取り込んだ画像データに基づいて、解析手段204が購入済電子チケットの利用を示す物品役務識別情報を生成すると、チケット処理手段208が購入済電子チケットを利用済状態とする。そのため、購入済電子チケットを検査する入場ゲートGには、2次元バーコードQ2を配置していればよい。従って、購入済電子チケットを読み取るための特別な読取装置が不要であるため、購入済電子チケットを容易に検査できると共に、購入済電子チケットを検査する場所に電源が不要である。
チケット処理手段208が、購入済電子チケットを利用済状態から消去までの計時、例えば10分を表示手段209に表示するため、利用者に、10分間のうちに入場しなければならないことを、容易に認識させることができる。
チケット処理手段208が、購入済電子チケットが利用済状態のときに、表示色を変化させるため、スマートフォン20の表示手段209に表示された利用状態の購入済電子チケットを、悪意ある者が他のスマートフォンで写真に撮り、静止画として他のスマートフォンに表示した状態で入場しようした場合でも、入場ゲートの担当者が表示色の変化が無いことに気が付くため、購入済電子チケットの偽造を防止することができる。
このとき、チケット処理手段208が、表示色を時間的に選択された組み合わせにより変化させるため、利用するときによって表示色が異なるので、偽造しようとしても、どの表示色で発色させればよいか分かり難くすることができる。
チケット処理手段208が、購入済電子チケットに関連付けられた利用期間を過ぎたときに、購入済電子チケットを消去することにより、購入済電子チケットを利用期間内であれば何度も使用できるチケットとすることができる。
また、チケット処理手段208が、購入済電子チケットに関連付けられた利用回数が過ぎたときに、購入済電子チケットを消去することのより、購入済電子チケットを利用回数内であれば使用できる電子チケットとすることができる。
更に、悪意ある者が購入済電子チケットTを動画によりキャプチャして、この動画により入場ゲートGを通過してしようとしても、現時刻表示領域A2に現時刻が表示されているため、入場ゲートGの担当者が現時刻と比較することで、購入済電子チケットTがキャプチャされたものか否かを判断することができる。
なお、現時刻は、スマートフォン20が有する時計を使用してもよいが、スマートフォン20の現時刻がずれている場合があるため、電子商取引支援装置30の時刻や、インターネットW上のNTPサーバの時刻を使用することが望ましい。
本実施の形態1では、購入済電子チケットTを利用する際に、スマートフォン20により2次元バーコードQ2を撮影することで、入場のための手続が完了したが、スマートフォン20の測位手段211からの位置情報に基づいて、入場のためのチェックを行うようにしてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る電子チケット処理システムについて、図面に基づいて説明する。
図10に示す電子チケット処理システムは、電子チケット処理装置として機能するスマートフォン20と、スマートフォン20が購入済電子チケットを利用して利用済状態とするときに利用の可否を検査する運用支援装置60とを備えている。
例えば、図10に示すように、スマートフォン20により2次元バーコードQ2を撮影したときに、スマートフォン20のチケット処理手段208(図2参照)から、図9に示す購入済電子チケットTを示す商品役務等識別情報と、スマートフォン20の位置(画像データの取り込み位置)を示す位置情報(第1位置情報)とが、展示会の運営会社に設置された運用支援装置60に、利用通知として送信される。
運用支援装置60では、商品役務等識別情報と、第1位置情報に基づいて、運用支援装置60に設定された購入済電子チケットの利用場所を示す位置情報(第2位置情報)と比較して、入場ゲートGにて、2次元バーコードQ2が撮影されたものであるか否かが判定される。
第1および第2位置情報に基づいて判定した結果、2次元バーコードQ2の撮影が正規の場所であるとの判定が得られれば、運用支援装置60からスマートフォン20へ利用許可の通知を送信する。
スマートフォン20では、利用許可の通知により、利用者は、図9に示す利用済状態となった購入済電子チケットTを持って、入場ゲートGを通過することができる。
位置情報に基づいて判定した結果、2次元バーコードQ2の撮影が不正な場所(入場ゲートGとは異なる場所)であるとの判定であれば、運用支援装置60からスマートフォン20へ利用不可の通知を送信する。スマートフォン20では、利用不可の通知を受信することで、購入済電子チケットTは利用済状態とならないため、入場ゲートGを通過することができない。このようにして、位置情報に基づいて不正使用を防止することができる。
図10に示す例では、購入済電子チケットの使用について、位置情報により不正か否かを判定していたが、当日の時刻によって利用可能か否かを判定するようにしてもよい。
例えば、展示会では利用期間内だけでなく、開始時間から終了時間(例えば、開館時間から閉館時間まえ30分)までしか入場することができない。
そこで、スマートフォン20のチケット処理手段208(図2参照)は、2次元バーコードQ2の画像データが示す物品役務識別情報が購入済電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、現時刻を運用支援装置60へ送信する。
運用支援装置60は、購入済電子チケットが利用許可された時間帯であるか否かを判定する。そして、運用支援装置60は、利用時間外である判定したときに、スマートフォン20に利用不可の通知を送信する。
利用可能な時間帯は、運用支援装置60に設定された利用許可開始時間と、利用許可終了時間との両方により決定することができる。
そうすることで、1日の間で利用可能な時間帯を設定することができる。
この利用許可開始時間と利用許可終了時間とのいずれか一方を用いれば、購入済電子チケットの利用について他の制限も掛けることができる。
例えば、購入済電子チケットの利用許可開始時間を利用者ごとに設定することで、時間による入場制限を掛けることができる。例えば、コンサートの入場に利用許可開始時間による時間差をつければ、入場時の混雑を緩和することができる。
また、購入済電子チケットの利用許可終了時間を利用者ごとに設定して、利用者に関する情報として年齢を示す年齢情報をスマートフォン20から送信させることで、未成年の夜間の入場に制限を掛けることができる。
展示会では常設展と企画展(特別展)とが同時に入場できるチケットが販売されている。そこで、図11に示すように、入場ゲートG11から入場ゲートG13のそれぞれに、購入済電子チケットの利用を示す物品役務識別情報が含まれる2次元バーコードQ31〜Q33を設置する。
そして、利用者が、スマートフォン20を操作して入場する入場ゲートG11〜G13の2次元バーコードQ31〜Q33を読み取る。
2次元バーコードQ31〜Q33のうち、一つの2次元バーコードを読み取ることで、スマートフォン20のチケット処理手段208は、2次元バーコードの画像データが示す物品役務識別情報が購入済電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、この物品役務識別情報を運用支援装置60へ送信する。
例えば、図11に示す入場ゲートG1に設置された特別展の2次元バーコードQ31を読み取り、2次元バーコードQ31が示す物品役務識別情報を運用支援装置60へ送信する。
運用支援装置60では、チケット処理手段208からの物品役務識別情報が、購入済電子チケットに関連付けられた複数の物品役務識別情報(2次元バーコードQ31〜Q33が示す物品役務識別情報)に含まれていると判定した場合には、スマートフォン20に利用許可を送信すると共に、チケット処理手段208からの物品役務識別情報(2次元バーコードQ31が示す物品役務識別情報)について利用済状態とする。
そうすることで、1つの購入済電子チケットで異なる複数の入場ゲートG11〜G13へ順次、入場することができる。
野球やサッカーの試合、コンサートなどが開催されるスタジアムでは、複数の入場ゲートが設けられる。主催者は、どの入場ゲートが多く利用されているか情報を得たいときがある。
そうしたときに、図12に示すように、入場ゲートG21から入場ゲートG23のそれぞれに、購入済電子チケットの利用を示す物品役務識別情報が含まれる2次元バーコードQ41〜Q43を設置する。
そして、利用者が、スマートフォン20を操作して入場する入場ゲートG11〜G13の2次元バーコードQ41〜Q43を読み取る。
2次元バーコードQ41〜Q43のうち、一つの2次元バーコードを読み取ることで、スマートフォン20のチケット処理手段208は、2次元バーコードの画像データが示す物品役務識別情報が購入済電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、この物品役務識別情報を運用支援装置60へ送信する。
例えば、図12に示す入場ゲートG22に設置された2次元バーコードQ42を読み取り、2次元バーコードQ42が示す物品役務識別情報と、利用者に関する情報(例えば、性別、年齢など)を運用支援装置60へ送信する。
運用支援装置60では、チケット処理手段208からの物品役務識別情報が、購入済電子チケットに関連付けられた複数の物品役務識別情報(2次元バーコードQ41〜Q43が示す識別情報)に含まれていると判定した場合には、スマートフォン20に利用許可を送信すると共に、チケット処理手段208からの物品役務識別情報(2次元バーコードQ41〜Q44が示す物品役務識別情報)について利用済状態とする。従って、購入済チケットは利用済状態となるため1回のみの利用とすることができる。
そして、運用支援装置60では、チケット処理手段208からの利用者に関する情報を統計情報として蓄積する。
そうすることで、1つの購入済電子チケットで異なる複数の入場ゲートG21〜G23のいずれかから入場することができ、主催者は利用者について統計情報を蓄積することができる。
このとき、運用支援装置60では、年齢により制限を掛けたり、性別により制限を掛けたり、時間により制限を掛けたり、その組み合わせとしたりすることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る電子チケット処理システムについて、図面に基づいて説明する。
図13に示す本実施の形態3に係る電子チケット処理システムは、電子チケット処理装置として機能するスマートフォン20と、スマートフォン20が購入済電子チケットを利用して利用済状態とするときに利用の可否を検査する運用支援装置60と、入場ゲートGに配置され、担当者が操作する担当者端末装置として機能するスマートフォン70とを備えている。
担当者が操作するスマートフォン70を備えることで、例えば、購入済電子チケットの利用を担当者端末装置に通知するようにしてもよい。
スマートフォン20により2次元バーコードQ2を撮影したときに、スマートフォン20のチケット処理手段208から運用支援装置60に、購入済電子チケットを示す商品役務等識別情報が利用通知として送信される。
運用支援装置60では、商品役務等識別情報を受信すると、購入済電子チケットを利用済状態とすると共に、2次元バーコードQ2を撮影して購入済電子チケットを使用して入場しようとしている利用者がいることを示すチェック要求通知(利用通知)を、商品役務等識別情報に対応付けて登録されたスマートフォン70に送信する。
そうすることで、入場ゲートGに待機する担当者は、スマートフォン70に表示された利用通知を見て、目の前を通過しようとしている利用者が正規の購入者であることが認識できる。
本発明は、テーマパーク、博物館、美術館など施設への入場や、コンサート、ライブなどのイベントへの入場、交通機関のチケットなどのチケット、食券、バウチャー、クーポン券など、チケットを取り扱うところであれば、あらゆるところに適用することが可能である。
10 電子商取引支援システム
20 スマートフォン
201 無線手段
202 情報設定手段
203 撮影手段
204 解析手段
205 画面表示手段
206 要求通知手段
207 購入履歴処理手段
208 チケット処理手段
209 表示手段
210 入力手段
211 測位手段
212 記憶手段
30 電子商取引支援装置
301 通信手段
302 登録手段
303 商品役務情報提供手段
304 注文処理手段
305 表示手段
306 入力手段
307 記憶手段
40 決済装置
50 販売支援装置
60 運用支援装置
70 スマートフォン
C チラシ
W インターネット
Q1,Q2,Q31〜Q33,Q41〜Q43 2次元バーコード
P1〜P3 設定画面
P4 注文画面
B1 「電子チケットを購入」ボタン
B2 「読み取り」ボタン
T 購入済電子チケット
G,G11〜G13,G21〜G23 入場ゲート
A1 残時間表示領域
A2 現時刻表示領域

Claims (15)

  1. 購入済電子チケットを検査する場所に配置された光学的読取情報を画像データとして取り込む撮影手段と、
    前記光学的読取情報に含まれた識別情報を、前記画像データに基づいて生成する解析手段と、
    前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものである場合に、前記購入済電子チケットを利用済状態とするチケット処理手段とを備えた電子チケット処理装置。
  2. 前記チケット処理手段は、前記購入済電子チケットにおける利用済状態から消去までの計時を表示手段に表示する機能を備えた請求項1記載の電子チケット処理装置。
  3. 前記チケット処理手段は、前記購入済電子チケットが利用済状態のときに、表示色を変化させる機能を備えた請求項1または2記載の電子チケット処理装置。
  4. 前記チケット処理手段は、前記表示色を時間的に選択された組み合わせにより変化させる機能を備えた請求項3記載の電子チケット処理装置。
  5. 前記チケット処理手段は、前記購入済電子チケットを表示手段に表示するときに、現時刻を表示する機能を備えた請求項1から4のいずれかの項に記載の電子チケット処理装置。
  6. 前記チケット処理手段は、前記購入済電子チケットに関連付けられた利用期間が過ぎたときに、前記購入済電子チケットを消去する機能を備えた請求項1から5のいずれかの項に記載の電子チケット処理装置。
  7. 前記チケット処理手段は、前記購入済電子チケットに関連付けられた利用回数が過ぎたときに、前記購入済電子チケットを消去する機能を備えた請求項1から6のいずれかの項に記載の電子チケット処理装置。
  8. 請求項1から7のいずれかの項に記載の電子チケット処理装置と、
    前記電子チケット処理装置が購入済電子チケットを利用して利用済状態とするときに利用の可否を検査する運用支援装置とを備えた電子チケット処理システム。
  9. 前記チケット処理手段は、前記画像データから生成した前記識別情報が前記電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、前記画像データの取り込んだ位置を示す第1位置情報と前記購入済電子チケットを示す識別情報とを利用通知として前記運用支援装置へ送信し、
    前記運用支援装置は、前記第1位置情報と前記購入済電子チケットの利用場所を示す第2位置情報とを比較して、異なる場所であると判定したときに、前記電子チケット処理装置に利用不可の通知を送信する請求項8記載の電子チケット処理システム。
  10. 前記チケット処理手段は、前記画像データから生成した前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、現時刻を前記運用支援装置へ送信し、
    前記運用支援装置は、前記購入済電子チケットが利用許可された利用許可開始時間または利用許可終了時間のいずれか一方または両方を満足しているか否かを判定し、利用時間外と判定したときに、前記電子チケット処理装置に利用不可の通知を送信する請求項8または9記載の電子チケット処理システム。
  11. 前記チケット処理手段は、前記画像データから生成した前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、前記運用支援装置へ利用通知を送信し、
    前記運用支援装置は、前記識別情報に関連付けて登録された担当者端末装置に購入済電子チケットの利用を通知する請求項8から10のいずれかの項に記載の電子チケット処理システム。
  12. 前記チケット処理手段は、前記画像データから生成した前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、前記識別情報を前記運用支援装置へ送信し、
    前記運用支援装置は、前記チケット処理手段からの前記識別情報が、前記購入済電子チケットに関連付けられた複数の識別情報に含まれていると判定した場合には、前記電子チケット処理装置に利用許可を送信すると共に、前記チケット処理手段からの識別情報について利用済とする請求項8から11のいずれかの項に記載の電子チケット処理システム。
  13. 前記チケット処理手段は、前記画像データから生成した前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものであると判定した場合に、前記識別情報と、利用者に関する情報とを前記運用支援装置へ送信し、
    前記運用支援装置は、前記チケット処理手段からの前記識別情報が、前記購入済電子チケットに関連付けられた複数の識別情報に含まれていると判定した場合には、前記電子チケット処理装置に利用許可を送信すると共に、前記購入済電子チケットを利用済とし、前記利用者に関する情報を統計情報として蓄積する請求項8から12のいずれかの項に記載の電子チケット処理システム。
  14. コンピュータを、
    購入済電子チケットを検査する場所に配置された光学的読取情報を画像データとして取り込む撮影手段、
    前記光学的読取情報に含まれた識別情報を、前記画像データに基づいて生成する解析手段、
    前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものである場合に、前記購入済電子チケットを利用済状態とするチケット処理手段として機能させる電子チケット処理プログラム。
  15. 購入済電子チケットを検査する場所に配置された光学的読取情報を撮影手段が画像データとして取り込むステップと、
    前記光学的読取情報に含まれた識別情報を、前記画像データに基づいて解析手段が生成するステップと、
    前記識別情報が前記購入済電子チケットの利用を示すものである場合に、チケット処理手段が前記購入済電子チケットを利用済状態とするステップとを備えた電子チケット処理方法。
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