JP2017215878A - 工事情報管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
前記制御部は、表示板画像作成処理部と、工事写真作成処理部と、工事情報送信処理部とを備える。表示板画像作成処理部は、前記入力部で受け付けられた前記工事情報に含まれる施工情報が表示された仮想表示板画像を作成する。工事写真作成処理部は、前記撮影部によって撮影された写真画像に前記仮想表示板画像を組み込んだ工事写真を作成する。工事情報送信処理部は、前記施工情報および前記工事写真を前記工事情報管理装置に送信する。
各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。なお、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
<システムの全体構成>
図1を参照して、実施形態に係る工事情報管理システム1の構成について説明する。
工事情報管理システム1は、工事に関する様々な情報(以下、「工事情報」と称する)を管理するシステムである。ここでの管理には、例えば、ユーザの操作によって工事情報を蓄積すると共に、蓄積している工事情報をユーザの要求に応じて提供することが含まれる。つまり、工事情報管理システム1は、工事情報を蓄積する機能と、工事情報を提供する機能とを有する。ユーザは、例えば、工事の担当者や発注者などの工事関係者である。
工事担当者用端末2および関係者用端末4は、例えば、PC(Personal Computer)であってよく、工事担当者用端末2は、特に持ち運び可能なタブレット型のPCやノート型のPCなどである。工事情報管理装置3は、工事情報を管理するサービスを工事担当者や発注者等に対して提供するアプリケーションサーバである。工事情報管理装置3は、工事担当者用端末2,・・にLAN(Local Area Network)を介して接続されており、また、関係者用端末4にインターネットを介して接続されている。
工事情報管理システム1で管理される工事情報は、例えば、(1)施工に関する施工情報、(2)工事に関連する書類に関する書類情報、(3)現場運営に関する現場情報を含む情報である。本実施形態では、工事としてトンネル工事を想定することにし、工事情報もトンネル工事に関連した情報として説明を行う。なお、ここで説明する工事情報は、あくまでも一例であって、工事情報の内容は説明するものに限定されない。また、ここでの区分は例示であって、ある区分に属する情報が他の区分に属する場合もある。
(1-1A)吹付工情報は、吹付工に関する情報あって、例えば、吹付厚を含んだ情報である。
(1-1B)ロックボルト工情報は、ロックボルト工に関する情報であって、例えば、位置間隔、角度、削孔深さ、孔径、突出量を含んだ情報である。
(1-1C)覆工コンクリート工情報は、覆工コンクリート工に関する情報であって、例えば、基準高、全幅、高さ(内法)、コンクリート厚さ、巻立空間、延長を含んだ情報である。
(1-1D)インバート本体工情報は、インバート本体工に関する情報であって、例えば、基準高、全幅、厚さ、巻立空間、延長を含んだ情報である。
(1-2A)吹付コンクリート情報は、吹付コンクリートに関する情報であって、例えば、細骨材の表面水率試験、粗骨材の表面水率試験、塩化物総量規制、圧縮強度(コア抜き)、スランプ試験、空気量測定などに関する情報を含んだものである。
(1-2B)ロックボルト情報は、ロックボルトに関する情報であって、例えば、モルタルの圧縮強度、モルタルのフロー値試験、ロックボルトの引抜試験などに関する情報を含んだものである。
(1-2C)覆工コンクリート情報は、覆工コンクリートに関する情報であって、例えば、スランプ試験、単位水量、圧縮強度、塩化物総量規制、空気量測定などに関する情報を含んだものである。
(1-4)歩掛情報は、歩掛に関する情報であって、例えば、爆薬量、雷管、吹付コンクリート、砂(吹付用)、砂利(吹付用)、セメント(吹付用)、急結材、ドライモルタル、インバートコンクリート、覆工コンクリートなどに関する情報を含んだものである。
(1-6)設計情報は、工事の設計に関する情報であって、例えば、トンネル線形・断面、地形データ、地層データ、支保パターン及び支保数量(吹付け量,ロックボルト本数,鋼製支保工規格)、設置位置・形状などに関する情報を含んだものである。また、設計情報は、出来形・品質管理測点、覆工コンクリート打設割り、コンクリート配合一覧、工事担当者(職員・監督員・技術員を含む)一覧、使用材料の仕様、トンネルの3D構造モデルなどに関する情報を含んだものであってよい。
(3)現場情報は、現場運営に関する情報であり、例えば、(3-1)トンネル工事の施工状況に関する施工状況情報や、(3-2)工事担当者間のコミュニケーションに関するコミュニケーション情報などである。施工状況情報は、例えば、トンネル坑口から切羽までの距離、日時などの進捗に関する進捗情報である。また、コミュニケーション情報は、例えば、会話情報などである。
次に、図2を参照して、工事担当者用端末2の構成について説明する。工事担当者用端末2は、主として、工事担当者の入力操作によって工事情報を取得し、取得した工事情報を工事情報管理装置3に送信する。工事担当者用端末2は、入出力部11と、撮影部12と、通信部13と、記憶部14と、制御部15とを備えて構成されている。
入出力部11は、例えば、タッチディスプレイであり、工事情報の入力操作が行われる。また、入出力部11は、工事担当者用端末2内の処理結果や工事情報管理装置3からの応答結果が表示される。撮影部12は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラであり、工事現場の撮影に使用される。通信部13は、例えば、無線通信用の送受信機であり、工事情報管理装置3や他の工事担当者用端末2との通信に使用される。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。制御部15がプログラム実行処理により実現する場合、記憶部14には、制御部15の機能を実現するためのプログラム(工事情報管理アプリ14a)が格納される。
施工情報処理部21は、工事担当者用端末2内での施工情報に関する処理を行う。施工情報処理部21は、例えば、入出力部11や撮影部12を介して施工情報を取得する。施工情報処理部21は、出来形情報取得部21aと、品質情報取得部21bと、歩掛情報取得部21cと、切羽情報取得部21dとからなる。書類情報処理部22は、工事担当者用端末2内での書類情報に関する処理を行う。現場情報処理部23は、工事担当者用端末2内での現場情報に関する処理を行う。工事情報送受信部24は、通信部13を介して、工事情報管理装置3との間で工事情報を送受信する。
最初に、出来形情報取得部21aは、取得する情報の種別(例えば、吹付工情報、ロックボルト工情報、覆工コンクリート工情報など)の選択を受け付ける(ステップS11)。これにより、出来形情報取得部21aは、例えば、種別に対応した入力画面を入出力部11に表示させる。そして、出来形情報取得部21aは、工事担当者による計測値の入力を受け付ける(ステップS12)。
また、出来形情報取得部21aの機能の内、ステップS15の機能(黒板画像を組み込んだ工事写真の撮影を行う機能)を特に「工事写真作成処理部」と呼ぶ場合がある。
次に、図6を参照して、工事情報管理装置3の構成について説明する。工事情報管理装置3は、主として、工事担当者用端末2から受信した工事情報を閲覧可能に蓄積すると共に、蓄積した工事情報に基づいた様々な機能(サービス)を工事担当者端末2や関係者用端末4に提供する。
工事情報管理装置3は、入力部31と、出力部32と、通信部33と、記憶部34と、制御部35とを備えて構成されている。入力部31は、例えば、キーボードやマウスであり、工事情報の管理操作が行われる。出力部32は、例えば、ディスプレイであり、工事情報管理装置3内の処理結果や、工事担当者用端末2および関係者用端末4からの応答結果が表示される。通信部33は、例えば、無線通信用や有線通信用の送受信機であり、工事担当者用端末2および関係者用端末4との通信に使用される。
制御部35は、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。制御部35がプログラム実行処理により実現する場合、記憶部34には、制御部35の機能を実現するためのプログラム(工事情報管理アプリ34a)が格納される。
工事情報収集部41は、工事担当者用端末2から工事情報(施工情報を含む)を受信し、受信した工事情報を記憶部34に格納する。これにより、工事情報管理装置3には、すべての工事担当者用端末2で入力された工事情報が蓄積される。
例えば、通知部43は、コンクリート強度試験日、箱抜き掘削日、測定毎の出来形・品質管理を行うタイミングなどの予定を通知し、また、異常変位、異常品質・異常出来形、異常材料消費、地山の悪化などの警告を通知する。
異常品質は、例えば、品質に関する計測値が閾値を超えたか否かにより判定される。閾値は、発注者基準であってもよいし、社内基準であってもよい。通知部43は、例えば、品質に関する計測値が事前に定めた閾値を超えた場合に異常値として警告を通知する。
異常出来形は、例えば、出来形に関する計測値が閾値を超えたか否かにより判定される。閾値は、発注者基準であってもよいし、社内基準であってもよい。通知部43は、例えば、出来形に関する計測値が事前に定めた閾値を超えた場合に異常値として警告を通知する。
地山の悪化は、例えば、単位掘削数量当たりに消費する爆薬量が閾値を下回ったか否かにより判定される。通知部43は、例えば、単位掘削数量当たりに消費する爆薬量が事前に定めた閾値よりも低下した場合に地山の悪化として警告を通知する。
次に、図7を参照して、関係者用端末4の構成について説明する。関係者用端末4は、主として、工事情報管理装置3に蓄積された工事情報を取得し、取得した工事情報を発注者等が閲覧できるように表示する。
関係者用端末4は、入力部51と、出力部52と、通信部53と、記憶部54と、制御部55とを備えて構成されている。入力部51は、例えば、キーボードやマウスであり、工事情報の閲覧操作が行われる。出力部52は、例えば、ディスプレイであり、関係者用端末4内の処理結果や工事情報管理装置3からの応答結果が表示される。通信部53は、例えば、有線通信用の送受信機であり、工事情報管理装置3との通信に使用される。
制御部55は、CPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。制御部55がプログラム実行処理により実現する場合、記憶部54には、制御部55の機能を実現するためのプログラム(工事情報管理アプリ54a)が格納される。
図8ないし図14を参照(適宜、図2を参照)して、工事情報管理システム1の主な動作について説明する。工事担当者用端末2で工事担当者によって工事情報管理アプリ14aが起動されることによって、制御部15は、ログイン画面100を入出力部11に表示させる。ログイン画面100を図8に例示する。ログイン画面100は、ユーザ名選択欄101と、パスワード入力欄102と、ログインボタン103と、閉じるボタン104とを備える。
施工情報処理領域210は、出来形情報処理ボタン211と、品質情報処理ボタン212と、材料情報処理ボタン213と、切羽観察情報処理ボタン214とからなる。
出来形情報処理ボタン211が選択されると、出来形情報の取得処理が開始される。品質情報処理ボタン212が選択されると、品質情報の取得処理が開始される。材料情報処理ボタン213が選択されると、材料情報の取得処理が開始される。切羽観察情報処理ボタン214が選択されると、切羽観察情報の取得処理が開始される。以下、各処理について説明する。
出来形情報処理ボタン211が選択されると、出来形情報取得部21aは、出来形情報入力画面310(図10参照)を入出力部11に表示させる。出来形情報入力画面310は、入力項目欄311〜316と、値入力ボタン317を含んで構成されている。
入力項目欄311では、出来形の種別が選択される。図では「吹付コンクリート」が選択されている。
入力項目欄312では、測定項目が選択される。図では「吹付け厚さ」が選択されている。
入力項目欄313では、検測部位が選択される。図では「坑壁」が選択されている。
入力項目欄314では、路線(例えば、上り線や下り線)が選択される。図では「上り線」が選択されている。
入力項目欄315では、測定を行った場所(測点)が選択される。図では「Cycle815」が選択されている。
入力項目欄316では、測定を行った者(検測者)が選択される。図では「工事担当者A」が選択されている。
値入力ボタン317は、入力項目欄311〜316に入力された情報を確定するボタンである。値入力ボタン317が選択されると、出来形情報取得部21aは、出来形情報入力画面320(図11参照)を入出力部11に表示させる。
入力項目領域321は、種別画像表示領域321aと、複数の入力項目欄321bとで構成されている。種別画像表示領域321aには、出来形の種別に対応した画像が表示される。入力項目欄321bには、測定した実際の値が工事担当者によって入力される。
戻るボタン322は、出来形情報入力画面310に処理を戻すためのボタンである。
終了ボタン323は、出来形情報の入力処理を終了するためのボタンである。
結果へ移動ボタン324は、入力された結果を画面として表示するためのボタンである。結果へ移動ボタン324が選択されると、出来形情報取得部21aは、出来形情報入力結果画面330(図12参照)を入出力部11に表示させる。
第1の入力結果表示領域331には、出来形情報入力画面310を介して入力された情報が表示される。
第2の入力結果表示領域332には、出来形情報入力画面320を介して入力された情報が表示される。
戻るボタン333は、出来形情報入力画面320に処理を戻すためのボタンである。
終了ボタン334は、出来形情報の入力処理を終了するためのボタンである。
保存ボタン335は、入力結果表示領域331,332に表示される情報を記憶部14(図2参照)内に保存するためのボタンである。
電子黒板ボタン336は、入力された結果から電子黒板(黒板画像)の作成を開始するためのボタンである。電子黒板ボタン336が選択されると、出来形情報取得部21aは、電子黒板確認画面340(図13参照)を入出力部11に表示させる。
電子黒板表示領域341には、図10ないし図12の画面から入力された情報に基づいて作成された電子黒板(黒板画像)が表示される。
入力項目欄342では、工事写真の撮影日が選択される。
入力項目欄343では、工事写真の撮影の立合者が選択される。
入力項目欄344では、測定を行った箇所が選択される。
戻るボタン345は、出来形情報入力結果画面330に処理を戻すためのボタンである。
撮影画面ボタン346は、工事写真の撮影を開始するためのボタンである。撮影画面ボタン346が選択されると、出来形情報取得部21aは、黒板付撮影画面350(図14参照)を入出力部11に表示させる。黒板付撮影画面350は、撮影部12(図2参照)によって撮影された写真画像が表示される表示画面の一部に黒板画像を組み込んで表示させたものである。なお、黒板画像を表示させる位置や黒板画像の大きさは特に限定されず、工事担当者によって任意に設定できるようにするのがよい。
撮影画像表示領域351には、撮影部12(図2参照)によって撮影された写真画像が表示される。
電子黒板表示領域352には、入力項目欄342〜344で入力された情報が反映された電子黒板が写真画像に重ねて表示される。
OKボタン353は、電子黒板を重畳した工事写真の撮影を行うためのボタンである。OKボタン353が選択されると、撮影画像表示領域351に表示される写真画像を工事写真として記憶部14(図2参照)内に保存する。
戻るボタン354は、電子黒板確認画面340に処理を戻すためのボタンである。
メインメニュー画面200(図9参照)の品質情報処理ボタン212が選択されると、品質情報取得部21bは、品質情報の取得処理を開始する。品質情報の取得処理は、出来形情報の取得処理と同様の処理であってよい。例えば、品質情報処理ボタン212が選択されると、品質情報取得部21bは、品質情報入力画面(図示せず)を入出力部11に表示させて、品質情報の入力を受け付ける。また、品質情報取得部21bは、入力された品質情報に基づいて電子黒板(黒板画像)を作成し、撮影部12(図2参照)によって撮影された写真画像の一部に電子黒板を表示させた黒板付撮影画面(図示せず)を入出力部11に表示させる。そして、品質情報取得部21bは、品質情報や黒板付写真画像を記憶部14(図2参照)内に保存する。
メインメニュー画面200(図9参照)の材料情報処理ボタン213が選択されると、歩掛情報取得部21cは、歩掛情報の取得処理を開始する。材料情報の取得処理は、出来形情報や品質情報の取得処理から電子黒板(黒板画像)の作成および工事写真の撮影に関する処理を除いたものであってよい。例えば、材料情報処理ボタン213が選択されると、歩掛情報取得部21cは、材料情報入力画面(図示せず)を入出力部11に表示させて、材料情報の入力を受け付ける。そして、歩掛情報取得部21cは、入力された材料情報を記憶部14(図2参照)内に保存する。
メインメニュー画面200(図9参照)の切羽観察情報処理ボタン214が選択されると、切羽情報取得部21dは、切羽情報の取得処理を開始する。例えば、切羽観察情報処理ボタン214が選択されると、切羽情報取得部21dは、撮影部12による切羽の撮影を工事担当者に促す。また、切羽情報取得部21dは、切羽評価の入力画面(図示せず)を入出力部11に表示させて、切羽評価の入力を受け付ける。そして、切羽情報取得部21dは、撮影された切羽の工事写真や切羽評価を記憶部14(図2参照)内に保存する。
メインメニュー画面200(図9参照)の図面情報処理ボタン221が選択されると、書類情報処理部22は、定期的に工事情報管理装置3より取得し、記憶部14に蓄積した設計図の一覧表を入出力部11に表示する。工事担当者によって、一覧表から特定の設計図が選択された場合に、書類情報処理部22は、選択された設計図のファイルを定期的に工事情報管理装置3より取得し、記憶部14に蓄積した中より取得し、入出力部11に表示する。また、情報の取得は工事情報管理装置3より直接取得する方法であってもよい。
メインメニュー画面200(図9参照)の通知情報表示欄231には、工事情報管理装置3から通知される情報(施工に関する予定や警告を含む)が表示される。例えば、現場情報処理部23(図2参照)は、コンクリート強度試験日、箱抜き掘削日などの通知を工事情報管理装置3の通知部43(図6参照)から受信し、受信した通知を入出力部11に表示する。
メインメニュー画面200(図9参照)のダウンロードボタン241が選択されると、工事情報送受信部24は、他の工事担当者が操作する工事担当者用端末2で入力された情報を工事情報管理装置3を介して取得し、取得した情報を自身の工事担当者用端末2に反映する。
メインメニュー画面200(図9参照)のアップロードボタン242が選択されると、工事情報送受信部24は、自身の処理によって取得し、記憶部14に格納された工事情報を工事情報管理装置3に対して送信する。
メインメニュー画面200(図9参照)のオプションボタン243が選択されると、工事情報送受信部24は、工事情報以外の情報(例えば、黒板画像のテンプレート)を自身の工事担当者用端末2に反映する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を変えない範囲で実施することができる。実施形態の変形例を以下に示す。
2 工事担当者用端末
3 工事情報管理装置
4 関係者用端末
11 入出力部
12 撮影部
13 通信部
21 施工情報処理部
21a 出来形情報取得部
21b 品質情報取得部
21c 歩掛情報取得部
21d 切羽情報取得部
Claims (2)
- 工事に関する工事情報を管理する工事情報管理システムであって、
工事を担当する工事担当者によって操作される工事担当者用端末と、
前記工事担当者用端末を介して入力された工事情報を収集すると共に蓄積する工事情報管理装置と、を備え、
前記工事担当者用端末は、
工事現場を撮影する撮影部と、
前記工事情報の入力を受け付ける入力部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記入力部で受け付けられた前記工事情報に含まれる施工情報が表示された仮想表示板画像を作成する表示板画像作成処理部と、
前記撮影部によって撮影された写真画像に前記仮想表示板画像を組み込んだ工事写真を作成する工事写真作成処理部と、
前記施工情報および前記工事写真を前記工事情報管理装置に送信する工事情報送信処理部と、を備えており、
前記工事情報管理装置は、
前記施工情報および前記工事写真を蓄積する記憶部を備える、
ことを特徴とする工事情報管理システム。 - 前記工事情報管理装置は、他の制御部を備え、
前記他の制御部は、
前記工事担当者用端末から収集した前記施工情報から前記工事の施工状況を判定し、判定した施工状況に基づいて前記工事担当者用端末に対して予定または警告を通知する通知部を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の工事情報管理システム。
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